JP5274202B2 - 像振れ補正装置および撮像装置、像振れ補正装置の制御方法 - Google Patents

像振れ補正装置および撮像装置、像振れ補正装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像の振れを補正する像振れ補正装置および撮像装置、像振れ補正装置の制御方法に関するものである。
デジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置では、手振れや振動により被写体像が振れてしまい、見づらい映像となってしまうことがよくある。最近では高倍率のレンズが採用されており、特にテレ(望遠)側の時は像振れが大きく目立つ。このような手振れ等による像振れを補正をするための像振れ補正機構を有する撮像装置が数多く提案され、製品化されている。像振れの補正方法としては、角速度センサや角加速度センサを備え、これらのセンサによって振れ量を検出して、光学的に画角を移動可能な補正手段であるシフトレンズを振れ量をキャンセルする方向に動かすことで像振れ補正が行われる。
上記のシフトレンズの駆動時には、シフトレンズ位置信号をフィードバックさせるフィードバック制御が行われる。一般にフィードバック制御ではPID制御と呼ばれる制御方法が用いられている。D補償(微分補償)はP補償(比例補償)のゲイン余裕及び位相余裕の低下を改善し、フィードバック制御の安定性を向上させるために用いられる。I補償(積分補償)は、フィードバック制御のオフセット特性を改善するために用いられる。これらP補償、I補償及びD補償を、必要に応じて選択して組み合わせて用いたフィードバック制御をPID制御と呼ぶ。
上記角速度センサや角加速度センサは一般に圧電ジャイロで構成され、その出力信号は通電開始後やリセット後にドリフトし、安定するまでにある程度の時間を要する。したがって、センサに通電を開始した直後やセンサをリセットした直後は、像振れを補正するための信号が正確な値とならず、像振れを適切に補正することはできない。補正が過剰になって、像振れ補正を行うことが逆効果になる虞もある。
センサの出力信号の不安定さが像振れを補正するための信号に現れる度合いは、センサの出力を積分するフィルタや、これにセンサの出力信号を導くフィルタのカットオフ周波数に依存する。カットオフ周波数を低くすれば、遅い振れによる像振れも補正することが可能になり、像振れ補正性能は向上するものの、センサの出力信号のドリフトが演算結果に現れ易い。一方、カットオフ周波数を高くすれば、センサの出力信号のドリフトの影響を受け難くなるものの、像振れ補正性能は低下する。
上述したセンサから算出される振れ量に基づいて像振れを補正する方法や装置などは数多く提案されている。像振れを補正するための補正信号生成用のフィルタを複数用意し、これらフィルタを並行して動作させることで、例えば、ライブビューとして表示する画像の撮影と記録用の画像の撮影とで、像振れ補正信号を使い分けることが可能となる。よって、ライブビューの表示開始直後でも像振れの補正を適切に行うことができる。安定化に要する時間が長い補正信号生成用のフィルタほど、安定化後の像振れ補正精度を高くしておき、レリーズボタンの操作によって精度の高い像振れ補正信号に切り替えるようにする。このことで、記録用の画像を撮影する際に像振れを十分に補正することも可能である(例えば特許文献1参照)。
特開2004−260525号公報
しかしながら、上記従来例では、像振れの大きさが補正可能な限界を超えた場合、十分な像振れ補正が実現されない虞がある。例えば、ユーザーが、被写体を急いで捕らえるためにカメラを大きく動かし、像振れ補正可能な限界を超える大きな手振れが生じていると、シフトレンズが可動範囲の限界位置に停止した状態となる。このとき、静止画像の生成が指示されると、精度の高い像振れ補正信号に切り替えることで、遅い振れによる像振れも補正することが可能となるが、可動範囲の限界位置に駆動する可能性が高くなる。
したがって、上記のような可動範囲の限界位置にシフトレンズが位置している場合に静止画像の生成指示がなされたとする。すると、可動範囲の限界位置に停止した状態で露光が終了し、像振れが全く補正されず、撮影された画像において十分な像振れ補正効果を得られないという問題を有していた。
(発明の目的)
本発明の目的は、大きい振れが生じた場合においても、精度の高い像振れ補正を行うことのできる像振れ補正装置および光学機器、撮像装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、れを検出する振れ検出手段と、前記振れ検出手段の出力に基づいて、第一の像振れ補正信号と当該第一の像振れ補正信号が処理された周波数帯域より低い周波数帯域を処理された第二の像振れ補正信号を生成する生成手段と、前記第一の像振れ補正信号と第二の像振れ補正信号を選択的に出力するように切り換える切替手段と、前記切替手段によって切り替えられた信号を用いて像振れ補正を行う像振れ補正手段とを有し、前記切替手段は、撮像装置の露光指示に従って、前記第一の像振れ補正信号が切り替え可能な範囲内か否かを判定し、前記切り替え可能な範囲内であれば前記第一の像振れ補正信号から前記第二の像振れ補正信号に出力を切り替え、前記切り替え可能な範囲外であれば前記第一の像振れ補正信号の傾きによって当該切り替えを選択することを特徴とする像振れ補正装置とするものである。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、本発明の上記像振れ補正装置を具備する撮像装置とするものである。
本発明によれば、大きい振れが生じた場合においても、精度の高い像振れ補正を行うことができる像振れ補正装置および撮像装置、像振れ補正装置の制御方法を提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に示す通りである。
図1は本発明の一実施例に係る像振れ補正装置を含む撮像装置の全体システムを示す構成図である。
図1において、101は変倍を行うズームレンズ、102はズームレンズ101を駆動制御するズーム駆動制御部、103は画角変更を可能とするシフトレンズ、104はシフトレンズ103を駆動制御するシフトレンズ駆動制御部である。105は絞り・シャッタユニット、106は絞り・シャッタユニット105を駆動制御する絞り・シャッタ駆動制御部、107はピント調整を行うフォーカスレンズ、108はフォーカスレンズ107を駆動制御するフォーカス駆動制御部である。
109は各レンズ群を通ってきた光像を電気信号に変換する撮像部、110は撮像部109からの電気信号を映像信号に変換処理する撮像信号処理部である。111は撮像信号処理部110からの映像信号を用途に応じて加工する映像信号処理部、112は映像信号処理部111からの信号を必要に応じて表示する表示部である。113はシステム全体で使用する用途に応じた電源を供給する電源部、114は外部との通信及び映像信号を入出力する外部入出力部、115はシステムを操作するための操作部である。116は映像情報など様々なデータを記憶する記憶部、117はシステム全体を制御する制御部である。シフトレンズ駆動制御部104が主に像振れ補正装置を構成する。
次に、上記構成における撮像装置の全体システムについて説明する。
操作部115は、押し込み量に応じて第1スイッチおよび第2スイッチが順にオンするように構成されたレリーズボタンを有している。このレリーズボタンを約半分押し込んだときに第1スイッチがオンし、レリーズボタンを最後まで押し込んだときに第2スイッチがオンする構造となっている。操作部115の操作により第1スイッチがオンすると、画像情報に基づいてフォーカスレンズ107によりピント調節するとともに、絞り・シャッタユニット105により適正な露光量に設定する。さらに、第2スイッチがオンすると、撮像部109に光像が露光され、得られた画像情報が記憶部116に記憶される。このとき、操作部115より像振れ補正オンの指示があれば、制御部117はシフトレンズ駆動制御部104に像振れ補正を指示して像振れ動作を、像振れ補正のオフが指示されるまでシフトレンズ103を駆動して行う。
また、静止画モードと動画モードを選択可能であり、それぞれのモードにおいて各アクチュエータの動作条件も変更可能としている。そして、操作部115よりズーム変倍の指示があると、制御部117は、ズーム駆動制御部102を介して指示されたズーム位置にズームレンズ101を移動させる。そして、同時に撮像部109から各信号処理部(110,111)にて処理された画像情報をもとにフォーカスレンズ107を駆動してピント調節を行わせる。
図2は、図1に示すシフトレンズ駆動制御部104の構成を示すブロック図である。
図2において、201は撮像装置の姿勢が正位置において垂直方向(ピッチ方向)の振れ(振動)を検出する振れ検出センサ部、202は撮像装置の姿勢が正位置において水平方向(ヨー方向)の振れを検出する振れ検出センサ部である。203,204は振れ検出センサ部201,202の出力(振れ情報)をもとにシフトレンズ103の補正位置指令信号を算出する防振制御部である。209はシフトレンズ103のピッチ方向の位置を検出する位置検出部、210はシフトレンズ103のヨー方向の位置を検出する位置検出部である。
205,206は防振制御部203,204からの補正位置指令信号と位置検出部209,210からのシフトレンズ位置信号よりピッチ方向、ヨー方向それぞれについての駆動目標値を求めるPID部である。207,208はPID部205,206からの駆動目標値をもとにシフトレンズ103を駆動するドライブ部である。
次に、像振れ補正動作について説明する。
像振れ補正動作は、ピッチ方向、ヨー方向の振れ検出センサ部201,202からの振れ情報に基づいて行われる。つまり、画角が変化しないように振れ方向とは逆の方向に移動するように防振制御部203,204からの補正位置指令信号(駆動目標値)によりシフトレンズ103を移動させることで行われる。シフトレンズ103の位置制御は、このシフトレンズ103に付けられた磁石を位置検出部209,210で検出し、そのシフトレンズ位置信号を防振制御部203,204からの補正位置指令信号に合わせるようなフィードバック位置制御となっている。
図3は、図2の防振制御部203(204)の詳細を示すブロック図である。ここでは、振れ検出センサ部201(202)として、角速度センサを使用した例を示す。
301は角速度センサである。この角速度センサ301は水平方向の角速度と垂直方向の角速度を検出して出力するが、図3においてはこれらの信号をまとめて表している。302は角速度センサ301からの振れ情報である角速度信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。303a,303bはそれぞれDC(直流)成分をカットするHPF(ハイパスフィルタ)であり、304a,304bはそれぞれ角速度信号を角度信号に変換するためのLPF(ローパスフィルタ)である。上記一方のHPF303aの出力信号はLPF304aに与えられ、他方のHPF303bの出力信号はLPF304bに与えられる。
305は信号選択部であり、LPF304aの出力端子に接続された状態とLPF304bの出力端子に接続された状態とを取り得る。信号選択部305は制御部306から与えられる指示に応じて、LPF304aからの像振れ補正信号とLPF304bからの像振れ補正信号の一方を選択して、PID制御部307(図2のPID制御部205,206に相当)に接続する。306は信号選択部305のスイッチを切り替える制御部であり、露光中以外にはLPF304aからの像振れ補正信号を選択させ、露光中にはLPF304aの出力状態に応じて、LPF304aまたはLPF304bからの像振れ補正信号を選択させる。
ここで、HPF303aとHPF303bのカットオフ周波数は異なり、LPF304aとLPF304bのカットオフ周波数も異なっている。HPF303bとLPF304bのカットオフ周波数はHPF303aとHPF304aより低く設定されている。
例えば、露光中に0.1Hz〜20Hzの周波数に相当する速度の像振れを補正し得るように設計されている場合、HPF303aとLPF304aのカットオフ周波数は0.1Hzよりもやや低く設定されている。また、露光中以外に5Hz〜20Hzの周波数に相当する速度の像振れを補正し得るように設計されている場合、HPF303bのカットオフ周波数は1Hzよりやや低く設定されている。LPF304bのカットオフ周波数は5Hzよりもやや低い程度である。
次に、像振れ補正信号を切り替える条件について、図4のフローチャートにしたがって説明する。なお、この図4は第2スイッチ(SW2)がオンされたときに実行されるものであり、後述の図7のステップS706での動作に相当する。また、図5は像振れ補正信号を切り替える場合の一例を示したものであり、図6は像振れ補正信号を切り替えない場合の一例を示したものである。
まず、ステップS601にて、像振れ補正信号であるLPF出力を算出する。そして、次のステップS602にて、LPF出力が切り替え可能領域内かどうかの判定を行い、切り替え可能領域内の場合にはステップS605へ進み、像振れ補正信号の切り替えを可能とする。
一方、切り替え可能領域外の場合にはステップS603へ進み、LPF出力の傾きの直線を算出する。ここでは切り替え可能領域はレンズ可動範囲の1/2を想定しているが、異なる値でもよい。また、レンズ可動範囲限界の距離は焦点距離に応じて異なるため、切り替え可能領域の距離は焦点距離に応じて変化する。ここでは、各焦点距離においてレンズ可動範囲限界の距離と切り替え可能領域の距離が同一の割合となるよう設定している。つまり、焦点距離を参照して切り替え可と判定している。なお、LPF出力の傾きは、この傾き算出用所定時間(例えば1ms)を使用して
LPF出力の傾き=(SW2オン時のLPF出力−SW2オン時より傾き算出用所定
時間前のLPF出力の傾き)/傾き算出用所定時間
の式で求める。
次のステップS604では、算出したLPF出力の傾きの直線と可動範囲との交点の時間を算出し、露光時間との比較を行う。この結果、交点の時間が露光時間より長い場合(図5参照)には、露光中に可動範囲限界までの振れが生じる可能性は低いと判定し、ステップS605へ進み、像振れ補正信号の切り替えを可能とする。また、交点の時間が露光時間より短い場合(図6参照)には、露光中に可動範囲限界までの振れが生じる可能性が高いと判定してステップS606へ進み、像振れ補正信号の切り替えを不可とする。つまり、像振れ補正信号の傾きと露光時間の相対関係に基づいて切り替え可不可を判定している。
次に、上記の振れ補正機能を有する撮像装置の一連の動作について、図7のフローチャートにしたがって説明する。
まず、ステップS701にて、撮像装置の電源がオンされるとステップS702へ進み、角速度センサ301の駆動を開始し、次のステップS703にて、像振れ補正演算を開始する。ここで、像振れ補正演算の動作は一定周期毎(例えば250μsec)に発生する割り込み処理によって行われる。そして、第1の方向、例えばピッチ方向(縦方向)と第2の方向、例えばヨー方向(横方向)の制御が行われる。
次のステップS704では、レリーズボタンが最後まで押し込まれて第2スイッチ(SW2)がオンしたかどうかの判定を行い、第2スイッチ(SW2)がオンしていなければステップS705へ進み、電源がオフされたかどうかを判定する。電源がオフされると一連の動作を終了する。一方、電源がオフされていなければステップS704へ戻る。
また、上記ステップS704にて第2スイッチ(SW2)がオンしていればステップS706へ進み、像振れ補正信号の切り替えを行うかどうかの判定(図4のステップS605かS606かの判定)を行う。ここで、像振れ補正信号の切り替えを行う場合にはステップS707へ進み、像振れ補正信号の切り替えを行い、ステップS708へ進む。一方、像振れ補正信号の切り替えを行わない場合には直ちにステップS708へ進む。
ステップS708へ進むと、像振れ補正信号の切り替えを行わずに露光を開始する。そして、次のステップS709にて、所定時間露光後に露光を終了する。そして、次のステップS710にて、露光中に像振れ補正信号が変更された(切り替えられた)かどうかの判定を行い、変更されていなければステップS704へ戻る。また、ステップS707と同様、像振れ補正信号が変更されている場合はステップS711へ進み、露光開始前の像振れ補正信号を設定し、ステップS704へ戻る。なお、ステップS711にて露光開始前の像振れ補正信号を設定するのは以下の理由による。像振れ補正信号の切り替えを行い、より低い周波数まで補正し得る状態では低い周波数を補正することで、レンズが可動範囲限界に移動しやすいため、画像表示部での見え方が悪くなる。この見え方の悪化を防止するため、露光開始前の像振れ信号に設定するのである。
上記実施例の、画像の振れを補正する振れ補正機能を備えた撮像装置においては、以下のような構成要素を有する。撮影画像の振れを検出する振れ検出手段である角速度センサ301を有する。さらに、検出された振れ情報に基づいてそれぞれ特性の異なる像振れ補正信号を生成する複数の像振れ補正信号生成手段であるHPF303a、LPF304aおよびHPF303b、LPF304bを有する。さらに、複数の像振れ補正信号生成手段を並行して動作させる制御手段である防振制御部203(204)と、少なくとも一つ以上の像振れ補正信号に基づいてどの像振れ補正信号を選択するかを判定する判定手段である制御部306を有する。さらに、複数の像振れ補正信号生成手段にて生成された複数の像振れ補正信号の中から前記判定手段により判定された像振れ補正信号を出力する選択手段である信号選択部305を有する。そして、選択手段により出力される像振れ補正信号に基づいて上記したようにしてシフトレンズ103が駆動され、像振れ補正が行われる。
上記判定手段は、露光開始時の像振れ補正信号、もしくは、露光開始時の像振れ補正信号の傾きに基づいてどの像振れ補正信号の選択を行うかを判定する。
または、判定手段は、露光開始時の焦点距離を参照してどの像振れ補正信号の選択を行うかを判定する。
また、判定手段は、像振れ補正信号の傾きと露光時間の相対関係にもとづいてどの像振れ補正信号の選択を行うかを判定する。また、判定手段は、露光中は、複数の像振れ補正信号生成手段にて生成された像振れ補正信号の中からいずれかを選択し、露光終了後は、露光開始前に生成された像振れ補正信号を選択する。
以上のように、像振れを補正するための像振れ補正信号生成手段を複数用意し、像振れ補正信号生成手段を並行して動作させ、露光中に像振れ補正信号生成手段の切り替えを行うかどうかを、露光直前の像振れ補正信号に基づいて判定するようにしている。よって、大きい振れが生じた場合においても、精度の高い像振れ補正を可能にする撮像装置を提供できる。
本発明の一実施例に係る撮像装置の全体システムを示す構成図である。 図1に示すシフトレンズ駆動制御部の構成を示すブロック図である。 図2の防振制御部の詳細を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る補正信号を切り替える条件について説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施例において補正信号を切り替える場合の一例を示した図である。 本発明の一実施例において補正信号を切り替えない場合の一例を示した図である。 本発明の一実施例に係る像振れ補正動作を含む一連の撮影動作を示すフローチャートである。
符号の説明
103 シフトレンズ
104 シフトレンズ駆動制御部
117 制御部
201 ピッチ方向の振れ検出センサ部
202 ヨー方向の振れ検出センサ部
203 ピッチ方向の防振制御部
204 ヨー方向の防振制御部
205 ピッチ方向のPID制御部
206 ヨー方向のPID制御部
303a HPF
303b HPF
304a LPF
304b LPF
305 信号選択部
306 制御部
307 PID制御部

Claims (6)

  1. れを検出する振れ検出手段と、
    前記振れ検出手段の出力に基づいて、第一の像振れ補正信号と当該第一の像振れ補正信号が処理された周波数帯域より低い周波数帯域を処理された第二の像振れ補正信号を生成する生成手段と、
    前記第一の像振れ補正信号と第二の像振れ補正信号を選択的に出力するように切り換える切替手段と、
    前記切替手段によって切り替えられた信号を用いて像振れ補正を行う像振れ補正手段とを有し、
    前記切替手段は、撮像装置の露光指示に従って、前記第一の像振れ補正信号が切り替え可能な範囲内か否かを判定し、前記切り替え可能な範囲内であれば前記第一の像振れ補正信号から前記第二の像振れ補正信号に出力を切り替え、前記切り替え可能な範囲外であれば前記第一の像振れ補正信号の傾きによって当該切り替えを選択することを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 前記切替手段は、前記第一の像振れ補正信号の傾きと前記像振れ補正手段の補正部材の可動範囲との交点の時間を算出し、前記交点の時間が露光時間よりも長い時は前記第一の像振れ補正信号から前記第二の像振れ補正信号に出力を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  3. 前記像振れ補正手段の補正部材の可動範囲は、前記撮像装置の露光開始時の焦点距離に基づいて決定されることを特徴とする請求項1または2に記載の像振れ補正装置。
  4. 前記切り替え可能な範囲は、前記像振れ補正手段の補正部材の可動範囲の半分であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の像振れ補正装置。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の像振れ補正装置を具備することを特徴とする撮像装置。
  6. 振れを検出する振れ検出工程と、
    前記振れ検出工程からの出力に基づいて、第一の像振れ補正信号と当該第一の像振れ補正信号が処理された周波数帯域より低い周波数帯域を処理された第二の像振れ補正信号を生成する生成工程と、
    前記第一の像振れ補正信号と第二の像振れ補正信号を選択的に出力するように切り換える切替工程と、
    前記切替工程によって切り替えられた信号を用いて像振れ補正を行う像振れ補正工程とを有し、
    前記切替工程においては、撮像装置の露光指示に従って、前記第一の像振れ補正信号が切り替え可能な範囲内か否かを判定し、前記切り替え可能な範囲内であれば前記第一の像振れ補正信号から前記第二の像振れ補正信号に出力を切り替え、前記切り替え可能な範囲外であれば前記第一の像振れ補正信号の傾きによって当該切り替えを選択することを特徴とする像振れ補正装置の制御方法。
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