JP5272898B2 - 信号処理装置、信号処理方法、および受信システム - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法、および受信システム Download PDF

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Description

本発明は、信号処理装置、信号処理方法、および受信システムに関し、特に、電力レベルが大きく変化する信号のパワースペクトルを精度よく計測することができるようにした信号処理装置、信号処理方法、および受信システムに関する。
テレビジョン受像機やテレビジョン番組の録画機器には、どの周波数帯域がテレビジョン放送のチャンネルとして使われているのかを自動的に検出するチャンネルスキャンの機能が搭載されている。
チャンネルスキャンは、入力信号のパワースペクトルを取得し、例えば、パワースペクトルのピーク値が現れる周波数を、テレビジョン放送に使われているチャンネルの中心周波数として抽出することによって行われる。
図1は、従来のスペクトル取得部の構成を示す図である。
図1に示すような構成を有するスペクトル取得部がテレビジョン受像機や録画機器に設けられる。チャンネルスキャン時、スペクトル取得部により入力信号のパワースペクトルが計測され、計測されたパワースペクトルに基づいて、後段の処理部においてチャンネルの抽出が行われる。
図1に示すように、スペクトル取得部は増幅部1とスペクトル計測部2から構成される。スペクトル計測部2には周波数変換部11と狭帯域フィルタ12が設けられる。アンテナにおいて電波が受信されることによって得られた入力信号は増幅部1に入力される。
増幅部1は、固定値として設定されているゲインを用いて、入力信号の電力を、スペクトル計測部2が処理可能な電力に調整する。増幅部1は、電力を調整した入力信号をスペクトル計測部2に出力する。
スペクトル計測部2は、増幅部1から供給された入力信号に対して周波数変換部11において周波数変換を施し、パワー検出フィルタである狭帯域フィルタ12を通すことによって、各周波数の電力を表すパワースペクトルを計測する。
スペクトル計測部2においては、周波数変換部11で周波数を掃引しながら(処理対象とする周波数を変えながら)、対象とする周波数のパワースペクトルが順次計測される。スペクトル計測部2により計測されたパワースペクトルを表す信号は後段の処理部に供給される。
特開2009−5352号公報
図2は、スペクトル計測部2に入力される入力信号の例を示す図である。
図2の横軸は周波数を表し、縦軸は電力を表す。実際には、スペクトル計測部2によるパワースペクトルの計測によって、図2に示すような形で周波数軸上に各周波数の電力が表されるが、ここでは、スペクトル計測部2に対する入力信号を周波数軸上に表している。
図2に破線で示す四角の縦方向の長さは、スペクトル計測部2においてパワースペクトルとして計測可能な電力の幅(ダイナミックレンジ)を表す。破線で示す四角の横方向の長さは、パワースペクトルを計測する対象の周波数帯域を表す。
基本的には、スペクトル計測部2のダイナミックレンジに収まるように入力信号の電力が増幅部1により調整されるが、電力が極端に大きい周波数や小さい周波数もあり、そのような周波数の電力はスペクトル計測部2のダイナミックレンジに収まりきらない。
スペクトル計測部2のダイナミックレンジの上限値を上回る電力を有する成分は飽和してしまい、下限値を下回る電力を有する成分は精度不足で見えなくなってしまう。この場合、パワースペクトルを正しく計測できないことから、チャンネル抽出の精度が落ちてしまう。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、電力レベルが大きく変化する信号のパワースペクトルを精度よく計測することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の信号処理装置は、目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段とを備える。この場合において、前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力とすることができる。
本発明の第1の側面の信号処理方法は、目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定し、前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整し、電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測し、計測したそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正するステップを含む。この場合において、前記目標電力は、パワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力とすることができる。
本発明の第2の側面の受信システムは、伝送路を介して送信されてきた信号を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された信号に対してパワースペクトルの計測処理を含む処理を行う伝送路復号処理手段とを備え、前記伝送路復号処理手段は、目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段とを備える。この場合において、前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力とすることができる。
本発明の第3の側面の受信システムは、伝送路を介して取得した信号に対してパワースペクトルの計測処理を含む処理を行う伝送路復号処理手段と、前記伝送路復号処理手段による処理後の信号に対して、送信対象のデータを復号する処理を施す情報源復号処理手段とを備え、前記伝送路復号処理手段は、目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段とを備える。この場合において、前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力とすることができる。
本発明の第4の側面の受信システムは、伝送路を介して取得した信号に対してパワースペクトルの計測処理を含む処理を行う伝送路復号処理手段と、前記伝送路復号処理手段による処理後の信号に基づいて、画像または音声を出力する出力手段とを備え、前記伝送路復号処理手段は、目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段とを備える。この場合において、前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力とすることができる。
本発明の第5の側面の受信システムは、伝送路を介して取得した信号に対してパワースペクトルの計測処理を含む処理を行う伝送路復号処理手段と、前記伝送路復号処理手段による処理後の信号を記録する記録手段とを備え、前記伝送路復号処理手段は、目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段とを備える。この場合において、前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力とすることができる。
本発明においては、目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値が、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定され、前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力が調整される。また、電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルが計測され、計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、電力の調整に用いられたゲインの逆数をかけて電力が補正される。
本発明によれば、電力レベルが大きく変化する信号のパワースペクトルを精度よく計測することができる。
従来のスペクトル取得部の構成を示す図である。 図1のスペクトル計測部に入力される信号の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る受信装置に設けられるスペクトル取得部の構成例を示す図である。 図3のスペクトル取得部における信号処理の概念を示す図である。 受信装置の処理について説明するフローチャートである。 スペクトル取得部とチャンネル抽出部を示す図である。 チャンネルの抽出の例を示す図である。 受信システムの第1の構成例を示すブロック図である。 受信システムの第2の構成例を示すブロック図である。 受信システムの第3の構成例を示すブロック図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
[スペクトル取得部の構成例]
図3は、本発明の一実施形態に係る受信装置に設けられるスペクトル取得部の構成例を示す図である。
図3に示すように、スペクトル取得部は、可変入力ゲイン増幅部21、帯域抽出フィルタ22、スペクトル計測部23、設定部24、逆数算出部25、および補正部26から構成される。スペクトル計測部23には周波数変換部31と狭帯域フィルタ32が設けられ、設定部24には平均電力算出部41と除算部42が設けられる。
スペクトル取得部の各部の動作は、所定のアプリケーションプログラムをCPU(Central Processing Unit)などが実行することによって実現される制御部51により制御される。アンテナにおいて電波が受信されることによって得られた入力信号は可変入力ゲイン増幅部21に入力される。
可変入力ゲイン増幅部21は、設定部24により設定された入力ゲイン制御量に基づいてゲインを補正し、補正後のゲインを用いて入力信号の電力を調整する。
後述するように、設定部24においては、パワースペクトルを計測する周波数帯域全体を所定の周波数帯域ずつ分割して得られた区間(部分区間)毎に、その部分区間の周波数成分を有する信号の電力の調整に用いるゲインを補正するための入力ゲイン制御量が求められる。
可変入力ゲイン増幅部21は、入力ゲイン制御量として求められた値に基づいて補正した補正後のゲインを電力値に乗算することによって、それぞれの部分区間の周波数成分を有する信号の電力を調整する。可変入力ゲイン増幅部21は、電力を調整した入力信号を帯域抽出フィルタ22に出力する。なお、入力ゲイン制御量が設定される前、可変入力ゲイン増幅部21においては予め設定された所定のゲインを用いて入力信号の電力が調整される。
帯域抽出フィルタ22は、各部分区間の周波数成分を有する信号を、可変入力ゲイン増幅部21から供給された入力信号から抽出する。例えば、帯域抽出フィルタ22に対しては、各部分区間の中心周波数が、周波数の低い部分区間のものから順に制御部51により設定される。
帯域抽出フィルタ22は、設定された中心周波数を基準として抽出した各部分区間の周波数成分を有する信号である部分区間信号を出力する。帯域抽出フィルタ22から出力された部分区間信号は、スペクトル計測部23と設定部24に供給される。
スペクトル計測部23は、可変入力ゲイン増幅部21のゲインが補正された後に帯域抽出フィルタ22から供給された部分区間信号のパワースペクトルを計測する。スペクトル計測部23は、供給された部分区間信号に対して周波数変換部31において周波数変換を施し、パワー検出フィルタである狭帯域フィルタ32を通すことによって、各周波数のパワースペクトルを計測する。
スペクトル計測部23により計測されたパワースペクトルは、帯域抽出フィルタ22により分割された部分区間毎に、目標とする電力を基準として正規化されたものになる。スペクトル計測部23により計測されたパワースペクトルは補正部26に供給される。
設定部24は、帯域抽出フィルタ22から部分区間信号が供給された場合、その部分区間信号が有する周波数成分の部分区間についての入力ゲイン制御量を求め、可変入力ゲイン増幅部21と逆数算出部25に出力する。
例えば、設定部24の平均電力算出部41は、供給された部分区間信号の電力の平均値を算出し、除算部42に出力する。
除算部42は、目標とする電力の値である目標電力値を、平均電力算出部41により算出された部分区間信号の電力の平均値で除算することによって得られた値を、入力ゲイン制御量として可変入力ゲイン増幅部21と逆数算出部25に出力する。除算部42に対しては、スペクトル計測部23においてパワースペクトルとして計測可能な電力の上限値と下限値の平均値などが目標電力値として制御部51により設定される。
例えば、目標電力値(電圧値)が0.5Vとして設定され、平均電力算出部41により算出された部分区間信号の電力の平均値が0.1Vである場合、その比である“5”が入力ゲイン制御量として除算部42により求められる。このことは、対象としている部分区間のゲインを、いま可変入力ゲイン増幅部21が用いているゲインの5倍にすると、部分区間信号の平均電力を目標電力と同じ電力にすることができることを表す。可変入力ゲイン増幅部21においては、それまでのゲインを5倍に補正したゲインを用いて電力の調整が行われる。
逆数算出部25は、入力ゲイン制御量として除算部42から供給された値の逆数を算出し、補正部26に出力する。
補正部26は、逆数算出部25により算出された値をスペクトル計測部23から供給された信号の各電力値に乗算することによって、スペクトル計測部23の計測結果を補正する。スペクトル計測部23により計測されたパワースペクトルは“目標電力/平均電力”の値によって電力が調整された信号を対象として求められたものであるから、“平均電力/目標電力”の値を乗算することによって元の信号のパワースペクトルが求められる。
補正部26により補正されたパワースペクトルは後段の処理部に供給され、チャンネルの抽出に用いられる。
このように、図3のスペクトル取得部においては、パワースペクトルを計測する対象の周波数範囲全体が複数の部分区間に分割される。また、部分区間毎に、その部分区間の周波数成分を有する信号の電力がスペクトル計測部23のダイナミックレンジに収まるように、スペクトル計測部23に入力される信号の電力が調整され、パワースペクトルの計測が行われる。
図4は、スペクトル取得部における信号処理の概念を示す図である。
図4の横軸は周波数を表し、縦軸は電力を表す。破線で示す1つの四角の横方向の長さは、各部分区間の周波数帯域を表し、縦方向の長さは、スペクトル計測部23がパワースペクトルとして計測可能な電力のダイナミックレンジを表す。
図4に示すように、後段の帯域抽出フィルタ22において部分区間Sの信号として抽出される入力信号に対しては、部分区間Sの信号の平均電力と目標電力との比として表される入力ゲイン制御量Cにより補正されたゲインを用いて可変入力ゲイン増幅部21において電力が調整される。
また、部分区間Sの信号として抽出される入力信号に対しては、部分区間Sの信号の平均電力と目標電力との比として表される入力ゲイン制御量Cにより補正されたゲインを用いて可変入力ゲイン増幅部21において電力が調整される。他の部分区間についても同様に、その部分区間の信号の平均電力と目標電力との比として表される入力ゲイン制御量により補正されたゲインを用いて電力が調整される。
部分区間信号毎に電力が調整されることにより、各部分区間信号の電力はスペクトル計測部23のダイナミックレンジに収まるものとなり、実質的に、計測可能なパワースペクトルの範囲を広げることが可能になる。図4の例の場合、パワースペクトルとして計測可能な電力の上限は部分区間Sを示す破線の四角の上辺の位置の電力となり、下限は部分区間Sを示す破線の四角の下辺の位置の電力となる。
また、ダイナミックレンジに収まるように電力が調整された各部分区間信号を対象として計測が行われることにより、パワースペクトルの計測を精度よく行うことが可能になる。
なお、図4においては、入力信号の電力を基準として、スペクトル計測部23のダイナミックレンジの方を調整するようにして示しているが、実際には、スペクトル計測部23のダイナミックレンジを基準として、入力信号の電力の方が調整される。
[スペクトル取得部の動作]
ここで、図5のフローチャートを参照して、図3のスペクトル取得部を有する受信装置の処理について説明する。
ステップS1において、制御部51は、パワースペクトルを計測する対象の周波数範囲全体を複数の部分区間に分割し、1つの部分区間に注目する。
ステップS2において、制御部51は、注目する部分区間の中心周波数を、抽出帯域中心周波数として帯域抽出フィルタ22に設定する。
ステップS3において、帯域抽出フィルタ22は、可変入力ゲイン増幅部21から供給された入力信号のうち、設定された抽出帯域中心周波数を中心として所定の帯域幅の周波数成分を有する信号を抽出し、部分区間信号として出力する。例えば、入力ゲイン制御量が求められる前、可変入力ゲイン増幅部21においては、所定のゲインを用いて入力信号の電力の調整が行われ、その電力調整後の入力信号が帯域抽出フィルタ22に供給される。
ステップS4において、平均電力算出部41は部分区間信号の電力の平均値を算出する。
ステップS5において、除算部42は、目標電力値を、部分区間信号の電力の平均値で除算することによって入力ゲイン制御量を求める。
ステップS6において、可変入力ゲイン増幅部21は、入力ゲイン制御量として求められた値をそれまでのゲインに乗算することによってゲインを補正し、補正後のゲインを電力値に乗算することによって、注目している部分区間の信号の電力を調整する。注目している部分区間の信号を通過させる状態になっているから、可変入力ゲイン増幅部21により電力が調整された信号は帯域抽出フィルタ22を通過してスペクトル計測部23に供給される。
ステップS7において、スペクトル計測部23は部分区間信号のパワースペクトルを計測する。
ステップS8において、逆数算出部25は、入力ゲイン制御量として除算部42により算出された値の逆数を算出する。
ステップS9において、補正部26は、逆数算出部25により算出された値を乗算することによって、スペクトル計測部23による計測結果を補正する。
ステップS10において、制御部51は、全ての部分区間に注目したか否かを判定し、全ての部分区間に注目していないと判定した場合、ステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。すなわち、注目する対象が次の部分区間に移り、その部分区間を対象として処理が行われる。
全ての部分区間に注目したとステップS10において判定された場合、処理は終了される。全ての部分区間に注目して以上の処理が行われたとき、計測する対象の周波数範囲全体のパワースペクトルが取得された状態になる。
[チャンネルの抽出]
図6は、図3の構成を有するスペクトル取得部61と、その後段の処理部としてのチャンネル抽出部62を示す図である。
チャンネル抽出部62には、以上のようにして計測されたパワースペクトルがスペクトル取得部61から供給される。
チャンネル抽出部62は、スペクトル取得部61から供給されたパワースペクトルに基づいて、テレビジョン放送に用いられているチャンネルを抽出する。
図7は、チャンネル抽出部62によるチャンネルの抽出の例を示す図である。
図7の実線の波形はスペクトル取得部61により計測されたパワースペクトルを表し、破線の波形はパワースペクトルの移動平均を表す。黒丸は、2つの波形の交点を表す。
この場合、図7に示すように、チャンネル抽出部62は、パワースペクトルが移動平均より上側に位置している区間の黒丸間の距離に相当する帯域幅を、チャンネル候補の周波数帯域幅として決定する。また、チャンネル抽出部62は、黒丸間の中心位置に相当する周波数を、チャンネル候補の中心周波数として決定する。
チャンネル抽出部62は、各チャンネル候補の周波数帯域幅と中心周波数の情報を記述したチャンネルリストを後段の処理部に出力する。後段の処理部においては、チャンネル抽出部62により決定された周波数帯域幅と中心周波数に基づいてチャンネルの受信設定が行われる。
パワースペクトルとして計測可能な電力のダイナミックレンジが広がることによりパワースペクトルを正しく計測することができ、これにより、チャンネルの抽出を精度よく行うことが可能になる。
[変形例]
図8は、本発明の周波数・位相同期回路を適用した受信システムの第1実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図8の受信システムは、取得部101、伝送路復号処理部102、および情報源復号処理部103から構成される。
取得部101は、地上デジタル放送、衛星デジタル放送、CATV網、インターネットその他のネットワーク等の図示せぬ伝送路を介して信号を取得し、伝送路復号処理部102に供給する。
伝送路復号処理部102は、取得部101が伝送路を介して取得した信号に対して、誤り訂正を含む伝送路復号処理を施し、その結果得られる信号を情報源復号処理部103に供給する。伝送路復号処理部102には、図3に示すスペクトル取得部の構成が含まれており、そのスペクトル取得部において、上述したスペクトルを取得する処理が行われる。
情報源復号処理部103は、伝送路復号処理が施された信号に対して、圧縮された情報を元の情報に伸張し、送信対象のデータを取得する処理を含む情報源復号処理を施す。
すなわち、取得部101が伝送路を介して取得した信号には、画像や音声等のデータ量を少なくするために、情報を圧縮する圧縮符号化が施されていることがある。その場合、情報源復号処理部103は、伝送路復号処理が施された信号に対して、圧縮された情報を元の情報に伸張する処理等の情報源復号処理を施す。
なお、取得部101が伝送路を介して取得した信号に圧縮符号化が施されていない場合、情報源復号処理部103では、圧縮された情報を元の情報に伸張する処理は行われない。ここで、伸張処理としては、例えば、MPEGデコード等がある。また、情報源復号処理には、伸張処理の他、デスクランブル等が含まれることがある。
図8の受信システムは、例えば、デジタルテレビジョン放送を受信するテレビチューナ等に適用することができる。なお、取得部101、伝送路復号処理部102、および情報源復号処理部103は、それぞれ、1つの独立した装置(ハードウェア(IC(Integrated Circuit)等))、又はソフトウェアモジュール)として構成することが可能である。
また、取得部101、伝送路復号処理部102、および、情報源復号処理部103については、それらの3つのセットを1つの独立した装置として構成することが可能である。取得部101と伝送路復号処理部102とのセットを1つの独立した装置として構成することも可能であるし、伝送路復号処理部102と情報源復号処理部103とのセットを1つの独立した装置として構成することも可能である。
図9は、本発明の周波数・位相同期回路を適用した受信システムの第2実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図9に示す構成のうち、図8に示す構成と対応する構成については、同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図9の受信システムの構成は、取得部101、伝送路復号処理部102、および情報源復号処理部103を有する点で図8の構成と共通し、出力部111が新たに設けられている点で図8の構成と相違する。
出力部111は、例えば、画像を表示する表示装置や音声を出力するスピーカであり、情報源復号処理部103から出力される信号としての画像や音声等を出力する。すなわち、出力部111は、画像を表示し、あるいは、音声を出力する。
図9の受信システムは、例えば、デジタル放送としてのテレビジョン放送を受信するTVや、ラジオ放送を受信するラジオ受信機等に適用することができる。
なお、取得部101において取得された信号に圧縮符号化が施されていない場合、伝送路復号処理部102が出力する信号が、直接、出力部111に供給される。
図10は、本発明の周波数・位相同期回路を適用した受信システムの第3実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図10に示す構成のうち、図8に示す構成と対応する構成については同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図10の受信システムの構成は、取得部101、および伝送路復号処理部102を有する点で図8の構成と共通し、情報源復号処理部103が設けられておらず、記録部121が新たに設けられている点で図8の構成と相違する。
記録部121は、伝送路復号処理部102が出力する信号(例えば、MPEGのTSのTSパケット)を、光ディスクや、ハードディスク(磁気ディスク)、フラッシュメモリ等の記録(記憶)媒体に記録する(記憶させる)。
以上のような図10の受信システムは、テレビジョン放送を録画するレコーダ機器等に適用することができる。
なお、情報源復号処理部103を設け、情報源復号処理部103で情報源復号処理が施された後の信号、すなわち、デコードによって得られる画像や音声を記録部121で記録するようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図11は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)151、ROM(Read Only Memory)152、RAM(Random Access Memory)153は、バス154により相互に接続されている。
バス154には、さらに、入出力インタフェース155が接続されている。入出力インタフェース155には、キーボード、マウスなどよりなる入力部156、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部157が接続される。また、入出力インタフェース155には、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部158、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部159、リムーバブルメディア161を駆動するドライブ160が接続される。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU151が、例えば、記憶部158に記憶されているプログラムを入出力インタフェース155及びバス154を介してRAM153にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
CPU151が実行するプログラムは、例えばリムーバブルメディア161に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供され、記憶部158にインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
21 可変入力ゲイン増幅部, 22 帯域抽出フィルタ, 23 スペクトル計測部, 24 設定部, 25 逆数算出部, 26 補正部, 41 平均電力算出部, 42 除算部

Claims (6)

  1. 目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、
    前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、
    電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、
    計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段と
    を備え
    前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力である
    信号処理装置。
  2. 目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定し、
    前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整し、
    電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測し、
    計測したそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する
    ステップを含み、
    前記目標電力は、パワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力である
    信号処理方法。
  3. 伝送路を介して送信されてきた信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された信号に対してパワースペクトルの計測処理を含む処理を行う伝送路復号処理手段と
    を備え、
    前記伝送路復号処理手段は、
    目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、
    前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、
    電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、
    計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段と
    を備え
    前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力である
    受信システム。
  4. 伝送路を介して取得した信号に対してパワースペクトルの計測処理を含む処理を行う伝送路復号処理手段と、
    前記伝送路復号処理手段による処理後の信号に対して、送信対象のデータを復号する処理を施す情報源復号処理手段と
    を備え、
    前記伝送路復号処理手段は、
    目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、
    前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、
    電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、
    計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段と
    を備え
    前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力である
    受信システム。
  5. 伝送路を介して取得した信号に対してパワースペクトルの計測処理を含む処理を行う伝送路復号処理手段と、
    前記伝送路復号処理手段による処理後の信号に基づいて、画像または音声を出力する出力手段と
    を備え、
    前記伝送路復号処理手段は、
    目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、
    前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、
    電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、
    計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段と
    を備え
    前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力である
    受信システム。
  6. 伝送路を介して取得した信号に対してパワースペクトルの計測処理を含む処理を行う伝送路復号処理手段と、
    前記伝送路復号処理手段による処理後の信号を記録する記録手段と
    を備え、
    前記伝送路復号処理手段は、
    目標電力を、パワースペクトルを計測する周波数帯域を複数の区間に分割した各区間の周波数成分を有する入力信号である部分区間信号の平均電力で除算して得られた値を、前記部分区間信号を所定の電力レベルにするゲインとして設定する設定手段と、
    前記部分区間信号毎に、前記ゲインをかけて電力を調整する調整手段と、
    電力調整後のそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルを計測する計測手段と、
    計測されたそれぞれの前記部分区間信号のパワースペクトルに対して、前記調整手段による電力の調整に用いられた前記ゲインの逆数をかけて電力を補正する補正手段と
    を備え
    前記目標電力は、前記計測手段がパワースペクトルとして計測可能な電力の上限の電力と下限の電力との平均の電力である
    受信システム。
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