JP2009033275A - 録画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツ(放送番組における映像および音声信号の構成状態)の情報量に応じた録画モードによる録画を適切に行うことが可能な録画装置を提供する。
【解決手段】このDVDレコーダ100(録画装置)は、映像信号および音声信号のうちの少なくとも音声信号を含む放送信号を受信する受信部41と、受信部41が受信した放送信号を、所定の圧縮率で記録を行う通常モード(通常画質録画モード)と、通常モードの圧縮率よりも高い圧縮率で記録を行う高圧縮率モード(低画質録画モード)とで記録可能なディスク記録読取部55と、放送信号が音声信号のみを含む場合に、高圧縮率モードで放送信号を記録する制御を行う制御部51とを備えている。
【選択図】図2

Description

この発明は、録画装置に関し、特に、放送信号を受信する受信部を備えた録画装置に関する。
従来、放送信号を受信する受信部を備えた録画装置などが知られている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
上記特許文献1には、アナログチューナが受信した映像および音声信号をデジタル形式で圧縮符号化する制御部を備えた符号化制御装置が開示されている。この特許文献1に記載の符号化制御装置では、制御部は、アナログチューナの受信状況に応じて、映像および音声信号を圧縮符号化する際の符号化パラメータを適宜設定する制御を行うように構成されている。すなわち、映像および音声信号の受信状況が良好な場合は通常の解像度に対応した符号化処理を行うとともに、受信状況が低下した場合は低解像度に対応した符号化処理を行うことが可能に構成されている。
上記特許文献2には、アナログチューナが受信したテレビ放送波の電波強度を検知するとともに、電波強度の検知結果に基づいて記録媒体への録画モードを決定する制御手段と、記録媒体への録画装置とを備えた映像記録装置が開示されている。この特許文献2に記載の映像記録装置では、制御部は録画装置に対して、テレビ放送波の受信状況が良好な場合は高画質録画モードで録画を行うとともに、受信状況が低下した場合は低画質録画モードで録画を行うように制御することが可能に構成されている。
上記特許文献3には、放送番組の時間長と、記録媒体の記録容量とを認識することにより、1つの放送番組が記録媒体に過不足なく録画されるように制御を行う制御部を備えたデジタル録画装置およびデジタル録画方法が開示されている。この特許文献3に記載のデジタル録画装置では、制御部は、録画中の記録媒体の残量の推移に伴い、所定のタイミングで高画質記録モードから低画質記録モードに記録モードを切り換えることが可能に構成されている。
特開2003−348582号公報 特開2004−320806号公報 特開平8−65616号公報
しかしながら、上記特許文献1による符号化制御装置では、制御部は、符号化処理における解像度の決定をアナログチューナの受信状況(電波強度)に基づいて判断しているため、受信状況が常時良好な環境下では、常に高い解像度に対応した符号化処理が行われる。したがって、受信状況が良好であるにも関わらず情報量が少ない映像および音声信号(たとえば静止画放送のみの場合や、文字放送あるいは音声放送のみの場合など)についても高い解像度での符号化処理が行われる。このため、映像および音声信号の情報量に応じた解像度による符号化処理(動画像データの圧縮率の大小設定)を適切に行うことができないという問題点がある。
また、上記特許文献2による映像記録装置では、制御手段は、記録媒体への録画における画質モードの決定をアナログチューナの受信状況(電波強度)に基づいて判断しているため、受信状況が常時良好な環境下では、常に高画質録画モードでの録画が行われる。したがって、受信状況が良好であるにも関わらず情報量が少ない映像および音声信号(たとえば静止画放送のみの場合や、文字放送あるいは音声放送のみの場合など)についても高画質録画モードでの録画が行われる。このため、映像および音声信号の情報量に応じた録画モード(動画像データの圧縮率の大小設定)での録画を適切に行うことができないという問題点がある。
また、上記特許文献3によるデジタル録画装置およびデジタル録画方法では、制御部は、記録媒体への録画における画質モードの決定を、放送番組の時間長と記録媒体の記録容量(残量)との兼ね合いに基づいて判断しているため、高画質録画モードで録画されるべき内容の放送番組が、記録容量が少ないことを理由に低画質録画モードで録画される場合があると考えられる。また、低画質録画モードで記録されてもよい内容の放送番組が、記録容量が充分あるために高画質録画モードで録画され得る場合も考えられる。したがって、情報量が少ない放送番組(たとえば静止画放送のみの場合や、文字放送あるいは音声放送のみの場合など)についても高画質録画モードで録画されてしまう。このため、放送番組の情報量に応じた録画モード(動画像データの圧縮率の大小設定)での録画を適切に行うことができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、コンテンツ(放送番組における映像および音声信号の構成状態)の情報量に応じた録画モードによる録画を適切に行うことが可能な録画装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による録画装置は、映像信号および音声信号のうちの少なくとも音声信号を含む放送信号を受信する受信部と、受信部が受信した放送信号を、所定の圧縮率で記録を行う通常モードと、通常モードの圧縮率よりも高い圧縮率で記録を行う高圧縮率モードとで記録可能な記録部と、放送信号が音声信号のみを含む場合に、高圧縮率モードで放送信号を記録する制御を行う制御部とを備える。
この発明の一の局面による録画装置では、上記のように、放送信号が音声信号のみを含む場合に、高圧縮率モードで放送信号を記録する制御を行う制御部とを備えるように構成することによって、デジタル放送における音声番組(たとえばミュージックチャンネル)のように、映像信号が表示されない放送番組に対して、高圧縮率モードにより録画を行うことができる。これにより、受信部が、映像および音声信号からなる通常の放送番組や、音声信号のみが配信される音声番組など、デジタル放送における多様な形態の放送番組を受信する環境下において、コンテンツ(放送番組における映像および音声信号の構成状態)の情報量に応じた録画モード(通常モードまたは高圧縮率モード)での録画を適切に行うことができる。
上記一の局面による録画装置において、好ましくは、制御部は、映像信号の時間的な変化を解析することにより、映像信号が動画像データであるか実質的な静止画像データの状態であるかを認識する制御を行うように構成されており、制御部は、受信部が受信した放送信号が少なくとも実質的な静止画像データのみから構成されていると認識した場合には、高圧縮率モードで記録部に放送信号を記録する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、録画対象となる映像信号についても、情報量の少ない映像信号(実質的な静止画像データの場合)については高圧縮率モードで録画を行うので、記録媒体(DVDなど)をより有効に使用することができる。
この場合、好ましくは、制御部が映像信号の時間的な変化を解析する際に、制御部は、所定の時間における第1の画像データに対する、所定の時間から所定の時間が経過したときの第2の画像データの変化率が所定値以下である場合に、映像信号が実質的な静止画像データのみから構成されていると認識する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、受信中の映像信号が静止画像であるか否かの判断基準に、画像データの変化率を考慮するので、背景画面が完全な静止画像であるにも関わらず、画面の一部に字幕スーパーや臨時ニュースなどの情報が表示されているような場合でも、上記基準を満たせば実質的な静止画像であると認識される。これにより、より適切に、コンテンツ(映像の構成状態)の質に応じた画像データの録画モード(通常モードまたは高圧縮率モード)での録画を行うことができる。
上記一の局面による録画装置において、好ましくは、受信部が受信した放送信号における映像信号と音声信号との構成状態を解析する信号解析部をさらに備え、制御部は、信号解析部の解析結果を参照することにより、記録部に放送信号を記録する際に高圧縮率モードで記録するかまたは通常モードで記録するかを決定する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、制御部は、時間の経過とともに変化するコンテンツ(映像および音声信号の構成状態)の質を、信号解析部からの情報に基づいて把握するために、画像データの録画モード(通常モードまたは高圧縮率モード)を決定する際に、より的確な判断を行うことができる。
上記一の局面による録画装置において、好ましくは、記録部が高圧縮率モードで放送信号を記録している状態において、受信部が受信した放送信号が少なくとも音声信号のみまたは映像信号のうちの実質的な静止画像データのみのいずれか一方を含んだ状態から、音声信号と映像信号のうちの動画像データとの両方を含んだ状態に変化したと認識した場合には、制御部は、記録部に通常モードで放送信号を記録する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、制御部は、より情報量の多いコンテンツ(映像および音声信号の構成状態)についても再生時の画質を考慮したデータ量に圧縮した上で録画を行うので、ユーザは常に最適な環境下で、録画されたコンテンツの視聴を行うことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるDVDレコーダが液晶ディスプレイに接続された状態を示した図である。図2は、図1に示した一実施形態によるDVDレコーダの回路構成を示したブロック図である。まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態によるDVDレコーダ100の構成について説明する。なお、本実施形態では、録画装置の一例であるDVDレコーダに本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態によるDVDレコーダ100は、図1および図2に示すように、装置本体10とリモコン送信機20とから構成されている。また、図2に示すように、装置本体10の制御回路部30は、チューナモジュール部40と、DVD記録部50とから構成されている。そして、装置本体10には、アンテナ60および液晶ディスプレイ70がそれぞれケーブルを介して接続されることによって、放送局から受信したデジタル放送番組などを視聴したり、所望の放送番組をDVD記録部50を仕様してDVD(デジタル多用途ディスク)80に録画することが可能なように構成されている。また、図1に示すように、リモコン送信機20は、ユーザがDVDレコーダ100から離れた位置において装置本体10を操作可能とするために設けられている。
また、図2に示すように、チューナモジュール部40は、アンテナ60によって受信された放送信号波から所望の放送局のアナログ形式の信号波を選局受信する受信部41と、受信部41で受信された信号波をデジタル形式の映像および音声信号(トランスポートストリーム:以下TSと略す)信号に変換するTS変換部42と、TS変換部42が生成したTS信号を構成する映像信号および音声信号の組み合わせの状態を解析するTS解析部43と、CPUからなり、チューナモジュール部40の制御を司る制御部44と、制御上のデータ類を記憶するメモリ部45とから構成されている。
また、図2に示すように、DVD記録部50は、CPUからなり、制御回路部30およびDVD記録部50の制御を司る制御部51と、TS解析部43を通過したTS信号を液晶ディスプレイ70およびスピーカ71に出力するための映像音声出力部52と、リモコン送信機20からのリモコン信号を受光するとともに電気信号に変換して制御部51に指令を与えるリモコン受光部53と、制御上のデータ類(制御処理の回数なども含む)を記憶するメモリ部54とから構成されている。また、メモリ部54には、後述する制御部51の制御フローに必要となる処理動作の回数を計数するカウンタ55が格納されるように構成されている。
また、DVD記録部50は、上記構成に加えて、TS解析部43を通過したTS信号をDVD80に録画するとともに、録画済みのDVD80の映像音声信号を読み取る機能を有するディスク記録読取部55と、録画時のディスク記録読取部55への録画モード(映像音声データの圧縮率の大小設定)を切り換える録画モード切換部56とから構成されている。ここで、録画モードとしては、通常の動画像データの圧縮率で記録を行う通常モード(通常画質録画モード)と、通常モードよりも高い圧縮率で記録を行う高圧縮率モード(低画質録画モード)とがある。なお、TS解析部43およびディスク記録読取部55は、それぞれ、本発明の「信号解析部」および「記録部」の一例である。
ここで、本実施形態では、DVDレコーダ100は、受信された放送信号の状態を解析するTS解析部43の解析結果を、制御部44の指令により一時的にメモリ部45に記憶するとともに、DVD80への録画時には、チューナモジュール部40の制御部44と、DVD記録部50の制御部51とが互いに通信を行うことにより、制御部51が、放送信号の状態を把握することが可能なように構成されている。
また、本実施形態では、制御部51は、制御部44との通信に基づいて、放送信号が音声信号のみであると認識した場合には、録画モード切換部56に対して通常の動画像データの圧縮率(通常モード)よりも高い圧縮率(高圧縮率モード)に設定を切り換える制御を行うとともに、ディスク記録読取部55に対して、この状態(高圧縮率モード)で、放送信号(音声信号)をDVD80に記録するような制御を行うように構成されている。
また、本実施形態では、制御部51は、放送信号のうちの映像信号の時間的な変化を解析することにより、映像信号が動画像データであるか実質的な静止画像データの状態であるかを認識する制御を行うように構成されている。そして、制御部51は、受信部41が受信した放送信号が少なくとも実質的な静止画像データのみから構成されていると認識した場合には、DVD記録部50に対して高圧縮率モードによって放送信号を記録する制御を行うように構成されている。
また、本実施形態では、DVD記録部50が高圧縮率モードによって放送信号を記録している状態において、制御部51と制御部44との通信内容から、制御部51が、受信部41が受信した放送信号が音声信号のみの状態から、音声信号と動画像を有する映像信号との両方を含む状態に変化したと認識した場合には、制御部51は、DVD記録部50に対して通常モードで放送信号を記録する制御を行うように構成されている。
また、DVDレコーダ100では、放送信号は、チューナモジュール部40の受信部41、TS変換部42およびTS解析部43を経て、DVD記録部50側の映像音声出力部52から液晶ディスプレイ70およびスピーカ71に出力されるように構成されている。また、DVD80に録画済みの映像および音声信号(テレビ番組や映画など)を、ディスク記録読取部55および制御部51を経て映像音声出力部52から液晶ディスプレイ70およびスピーカ71に出力することが可能に構成されている。
図3は、図1に示した本発明の一実施形態によるDVDレコーダの制御動作を説明するための図である。次に、図2および図3を参照して、本実施形態によるDVDレコーダ100の制御部51による制御動作について説明する。
図1に示すように、液晶ディスプレイ70がDVDレコーダ100に接続された状態において、アンテナ60からの放送信号がチューナモジュール部40を経由して視聴可能な状態であると同時に、DVD80への録画が可能な状態である場合、DVD記録部50の制御部51は、図3に示す制御フローを実行する。
制御部51は、図3に示すように、まずステップS1で、後述する一連の制御処理回数を認識するためのカウンタ55(メモリ部54内に格納されている)を初期化(カウンタのn値=0)する。そして、ステップS2では、所定時間(約100ms)が経過したか否かが判断され、所定時間(約100ms)が経過していない場合は、所定時間(約100ms)が経過するまでこの判断を繰り返す。
そして、ステップS3では、制御部51は、チューナモジュール部40の制御部44と制御部51との通信データPを取得する。これにより、制御部51は、受信部41が現在受信中である放送信号の状態(映像信号および音声信号の組み合わせの状態)を把握する。
また、ステップS4では、ステップS3における通信データPの取得が初回(n=0)であるか否かが判断される。そして、ステップS3における通信データPの取得が初回(n=0)であると判断された場合には、ステップS5に移行する。
ここで、本実施形態では、制御部51は、ステップS5において、現在の放送信号が音声信号のみから構成されていると認識した場合には、ステップS6において、録画モード切換部56に対して通常モード(通常画質録画モード)から高圧縮率モード(低画質録画モード)に設定を切り換える制御を行うとともに、ディスク記録読取部55に対して、この状態(高圧縮率モード)で、放送信号(音声信号)をDVD80に記録する制御を行う。
また、ステップS5において、制御部51が、現在の放送信号が音声信号および映像信号の両方から構成されていると認識した場合には、ステップS7に移行する。
ここで、本実施形態では、制御部51は、ステップS7において、現在の放送信号のうちの任意の時間T1における画面1フレーム分の画像データP1を、メモリ部54に一時的に記憶する。そして、ステップS8では、所定時間T2(本実施形態では約30秒)が経過したか否かが判断されるとともに、所定時間T2が経過していない場合は、所定時間T2が経過するまでこの判断が繰り返される。なお、画像データP1は、本発明の「第1の画像データ」の一例である。
また、本実施形態では、ステップS8において所定時間T2(約30秒)が経過したと判断した場合は、制御部51は、ステップS9において、所定時間T2後の画面1フレーム分の画像データP2を、メモリ部54に一時的に記憶する。そして、ステップS10では、制御部51は、画像データP1に対する画像データP2の変化率が所定値以下(本実施形態では約20%以下)であるか否かを判断する。なお、画像データP2は、本発明の「第2の画像データ」の一例である。
そして、ステップS10において、画像データP1に対する画像データP2の変化率が所定値以下(約20%以下)であると判断された場合には、制御部51は、現在の放送信号が静止画像により構成されていると判断するともに、ステップS6に移行して、録画モード切換部56に対して通常モード(通常画質録画モード)から高圧縮率モード(低画質録画モード)に設定を切り換える制御を行うとともに、ディスク記録読取部55に対して、この状態(高圧縮率モード)で、放送信号(音声信号)をDVD80に記録する制御を行う。
また、ステップS10において、画像データP1に対する画像データP2の変化率が所定値以下(約20%以下)でないと判断された場合には、制御部51は、現在の放送信号が音声信号および映像信号の両方によって構成されていると判断するともに、ステップS12に移行して、録画モード切換部56に対して通常モード(通常画質録画モード)に設定を切り換える制御を行うとともに、ディスク記録読取部55に対して、この状態(通常モード)で、放送信号(音声信号)をDVD80に記録する制御を行う。
また、制御部51は、ステップS13において、ユーザのリモコン操作などにより録画動作が終了されたか否かを判断するととともに、録画動作が終了されたと判断した場合には、本制御フローを終了する。
また、制御部51は、ステップS13において、録画動作が継続されていると判断した場合には、ステップS14において、カウンタ55(メモリ部54内に格納されている)を1つ更新(n=n+1)するとともに、ステップS2に戻る。
また、上述のステップS4において、先のステップS3における通信データの取得が初回でない(カウンタ55のn値がn>0のとき)と判断された場合には、制御部51は、ステップS15に移行する。
そして、ステップS15では、制御部51は、カウンタ55のn値がn=0(初回のみ)のときに取得していた通信データPの内容と、カウンタのn値がn=n+1(初回から100ms毎に行われる通信の回数)のときに取得していた通信データPn+1の内容とを比較する。そして、ステップS16では、通信データPと通信データPn+1とに変化があるか否かを判断するとともに、通信データPと通信データPn+1とに変化が生じていると判断した場合には、ステップS5に移行する。
また、ステップS16において、通信データPと通信データPn+1とに変化が生じていないと判断した場合には、ステップS2に戻る。つまり、制御部51は、通信データPと通信データPn+1とに変化が生じるまで、ステップS2、ステップS3、ステップS4、ステップS15およびステップS16の制御フローを繰り返すので、DVD80への録画モードも、通信データPと通信データPn+1とに変化が生じるまで同じ録画モード(録画モード切換部56による通常モード(通常画質録画モード)または高圧縮率モード(低画質録画モード)のいずれか一方の設定)が維持される。
DVDレコーダ100では、制御部51がこのような制御動作を繰り返すことにより、受信部41が受信した放送信号の状態(映像信号および音声信号の組み合わせの状態)に応じてDVD80への録画モードを切り換える。
本実施形態では、上記のように、放送信号が音声信号のみを含む場合に、高圧縮率モード(低画質録画モード)で放送信号を記録する制御を行う制御部51を備えるように構成することによって、デジタル放送における音声番組(たとえばミュージックチャンネル)のように、映像信号が表示されない放送番組に対して、高圧縮率モードにより録画を行うことができる。これにより、受信部41が、映像および音声信号からなる通常の放送番組や、音声信号のみが配信される音声番組など、デジタル放送における多様な形態の放送番組を受信する環境下において、コンテンツ(放送番組における映像および音声信号の構成状態)の情報量に応じた録画モード(通常モードまたは高圧縮率モード)での録画を適切に行うことができる。
また、本実施形態では、制御部51を、映像信号の時間的な変化を解析することにより、映像信号が動画像データであるか実質的な静止画像データの状態であるかを認識する制御を行うように構成するとともに、制御部51を、受信部41が受信した放送信号が少なくとも実質的な静止画像データのみから構成されていると認識した場合には、高圧縮率モード(低画質録画モード)でDVD記録部50に放送信号を記録する制御を行うように構成することによって、録画対象となる映像信号についても、情報量の少ない映像信号(実質的な静止画像データの場合)については高圧縮率モードで録画を行うので、DVD80をより有効に使用することができる。
また、本実施形態では、制御部51が映像信号の時間的な変化を解析する際に、制御部51を、任意の時間T1における画面1フレーム分の画像データP1に対する、時間T1から所定の時間T2が経過したときの画面1フレーム分の画像データP2の変化率が所定値以下(約20%以下)である場合に、映像信号が実質的な静止画像データのみから構成されていると認識する制御を行うように構成することによって、受信中の映像信号が静止画像であるか否かの判断基準に、画像データの変化率を考慮するので、背景画面が完全な静止画像であるにも関わらず、画面の一部に字幕スーパーや臨時ニュースなどの情報が表示されているような場合でも、上記基準を満たせば実質的な静止画像であると認識される。これにより、より適切に、コンテンツ(映像の構成状態)の質に応じた画像データの録画モード(通常モードまたは高圧縮率モード)での録画を行うことができる。
また、本実施形態では、受信部41が受信した放送信号における映像信号と音声信号との構成状態を解析するTS解析部43を備えるとともに、制御部51を、TS解析部43の解析結果を参照することにより、DVD記録部50に放送信号を記録する際に高圧縮率モードで記録するか、または通常モードで記録するかを決定する制御を行うように構成することによって、制御部51は、時間の経過とともに変化するコンテンツ(映像および音声信号の構成状態)の質を、TS解析部43からの情報に基づいて把握するために、画像データの録画モード(通常モードまたは高圧縮率モード)を決定する際に、より的確な判断を行うことができる。
また、本実施形態では、DVD記録部50が高圧縮率モードで放送信号を記録している状態において、受信部41が受信した放送信号が音声信号のみまたは映像信号のうちの実質的な静止画像データのみのいずれか一方を含んだ状態から、音声信号と映像信号のうちの動画像データとの両方を含んだ状態に変化したと認識した場合には、制御部51を、DVD記録部50に通常モードで放送信号を記録する制御を行うように構成することによって、制御部51は、より情報量の多いコンテンツ(映像および音声信号の構成状態)についても再生時の画質を考慮したデータ量に圧縮した上でDVD80に録画を行うので、ユーザは常に最適な環境下で、DVD80に録画されたコンテンツの視聴を行うことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、録画装置の一例として、放送信号を受信する受信部を備えたDVDレコーダに本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、放送信号を受信する受信部を備えた録画装置であれは、HDDレコーダやビデオカセットレコーダなどの他の録画装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、受信された放送信号に対して、まず、音声信号に関する特徴を解析し、次に、映像信号に関する特徴を解析する順序で、最適な録画モード(通常モードまたは高圧縮率モード)を決定するような制御フローを構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、受信された放送信号に対して、音声信号に関する特徴の解析と、映像信号に関する特徴の解析とを並列処理的に行うような制御フローを構成してもよい。さらに、まず、映像信号に関する特徴を解析し、次に、音声信号に関する特徴を解析する順序によって最適な録画モード(通常モードまたは高圧縮率モード)を決定するような制御フローを構成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、制御部51を、任意の時間T1における画面1フレーム分の画像データP1と、時間T1から約30秒後に受信される画面1フレーム分の画像データP2とを比較するように構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、時間T1の画像データと、時間T1から約30秒後以外の時間後(たとえば約60秒後など)に受信される画像データとを比較するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、制御部51を、時間T1に受信された画像データP1に対する時間T2に受信された画像データP2の変化率が約20%以下である場合に、現在受信中の放送信号が静止画像により構成されていると判断するようにした例について示したが、本発明はこれに限らず、制御部51を、画像データP1に対する画像データP2の変化率が約20%以外のパーセンテージ以下である場合に、現在受信中の放送信号が静止画像により構成されていると判断するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、制御部51を、時間T1に受信された画面1フレーム分の画像データP1に対する時間T2に受信された画面1フレーム分の画像データP2の変化率を分析する制御を行うように構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、制御部51を、画面1フレーム分以外の画像データ群(たとえば連続する数フレーム分の画像データ)について、時間T1に対する時間T2の変化率を分析する制御を行うように構成してもよい。
本発明の一実施形態によるDVDレコーダが液晶ディスプレイに接続された状態を示した図である。 図1に示した一実施形態によるDVDレコーダの回路構成を示したブロック図である。 図1に示した本発明の一実施形態によるDVDレコーダの制御動作を説明するための図である。
符号の説明
41 受信部
43 TS解析部(信号解析部)
51 制御部
55 ディスク記録読取部(記録部)

Claims (5)

  1. 映像信号および音声信号のうちの少なくとも音声信号を含む放送信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記放送信号を、所定の圧縮率で記録を行う通常モードと、前記通常モードの圧縮率よりも高い圧縮率で記録を行う高圧縮率モードとで記録可能な記録部と、
    前記放送信号が前記音声信号のみを含む場合に、前記高圧縮率モードで前記放送信号を記録する制御を行う制御部とを備えた、録画装置。
  2. 前記制御部は、前記映像信号の時間的な変化を解析することにより、前記映像信号が動画像データであるか実質的な静止画像データの状態であるかを認識する制御を行うように構成されており、
    前記制御部は、前記受信部が受信した前記放送信号が少なくとも実質的な静止画像データのみから構成されていると認識した場合には、前記高圧縮率モードで前記記録部に前記放送信号を記録する制御を行うように構成されている、請求項1に記載の録画装置。
  3. 前記制御部が前記映像信号の時間的な変化を解析する際に、前記制御部は、所定の時間における第1の画像データに対する、前記所定の時間から所定の時間が経過したときの第2の画像データの変化率が所定値以下である場合に、前記映像信号が実質的な静止画像データのみから構成されていると認識する制御を行うように構成されている、請求項2に記載の録画装置。
  4. 前記受信部が受信した前記放送信号における前記映像信号と前記音声信号との構成状態を解析する信号解析部をさらに備え、
    前記制御部は、前記信号解析部の解析結果を参照することにより、前記記録部に前記放送信号を記録する際に前記高圧縮率モードで記録するかまたは前記通常モードで記録するかを決定する制御を行うように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の録画装置。
  5. 前記記録部が前記高圧縮率モードで前記放送信号を記録している状態において、前記受信部が受信した前記放送信号が少なくとも前記音声信号のみまたは前記映像信号のうちの実質的な静止画像データのみのいずれか一方を含んだ状態から、前記音声信号と前記映像信号のうちの動画像データとの両方を含んだ状態に変化したと認識した場合には、前記制御部は、前記記録部に前記通常モードで前記放送信号を記録する制御を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の録画装置。
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