JP5270402B2 - ガラス基板運搬用合紙 - Google Patents
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Description
また、吸引機構を有する吸引パッドでガラス基板を吸引保持して所定位置に搬送する際にガラス基板表面と吸引パッドの吸着面との間に介在されるガラス基板運搬用合紙に関する。
(a)ガラス基板の梱包、運搬、貯蔵、開梱等の作業の際に、ガラス基板運搬用合紙が、破損したり折曲がったりせず、ガラス面にキズ・融着等の悪影響を与えたりせず、ガラス基板表面の清浄度をより確実に高く保てるガラス基板運搬用合紙を提供することができる。
(b)ガラス基板運搬用合紙として好適なように、層構成、延伸倍率、熱収縮応力、発泡倍率等を設定可能であり、そのように設定することによって、ガラス基板運搬用合紙として好適な各種機械的・物理的強度、クッション性等を実現できる。
(c)JIS K6911による表面固有抵抗値を、ガラス基板運搬用合紙として好適な範囲に設定でき、再使用する際に雰囲気中に浮遊している塵芥が付着し難く、ガラス基板表面の汚染をなくすことができる。また、再使用してもその表面固有抵抗値を維持できる。
(d)帯電防止剤を外層にのみ又は外層に多く配合することによって、製造原料コストを上げずに表面固有抵抗値を下げることができ、その結果上記(c)記載の効果が安価に得られる。
(e)発泡二軸延伸シートの透気度が適切な範囲になっている場合は、ガラス基板の上側に載置して、その上から吸引機構の吸引パッドでガラス基板を吸引保持することができる。
(f)発泡二軸延伸シートに通気細孔が全面に亘って穿孔されている場合は、吸引機構の吸引パッドによるガラス基板の吸引保持作業が容易であり、また、通気細孔が全面に亘って穿孔されていても、ガラス基板運搬用合紙として好適な各種機械的・物理的強度を維持できる。
(g)洗浄処理した後のガラス基板の表面に傷をつけず、移送する際に用いられる吸引パッドの吸引跡もつけないガラス基板運搬用合紙を提供することができる。
(h)貴重な天然有機物資源に対する依存度が低いため省資源化が可能である。
(i)廃棄の際、環境保護が図れる。
本発明の「発泡二軸延伸シートからなるガラス基板運搬用合紙」は、脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層が積層されてなる積層体構造を有している。「脂肪族系ポリエステル」とは、実質的に芳香族環を含まない脂肪族のポリエステルをいい、乳酸等のヒドロキシカルボン酸;ヒドロキシカルボン酸の環状2量体;ラクタイド、グリコライド、ε−カプロラクトン等の環状エステル等の重縮合した構造を有するポリエステル、又は、脂肪族ジカルボン酸と(脂肪族及び/又は脂環式ジオール)とが重縮合した構造を有するポリエステル等が含まれる。更に、上記複数種類の原料化合物の共重縮合したポリエステルも含まれる。
本発明において用いる「ポリ乳酸」なる語の概念には、ポリ乳酸、乳酸−ヒドロキシカルボン酸共重合体等のコポリ乳酸、及び、ポリ乳酸と乳酸−ヒドロキシカルボン酸共重合体の混合物等のポリマーブレンドやポリマーアロイも包含する。「ポリ乳酸」の原料としては、乳酸類、ヒドロキシカルボン酸類等が用いられる。乳酸類の具体例としては、L−乳酸、D−乳酸、DL−乳酸又はそれらの混合物、乳酸の環状2量体であるラクタイド等を挙げることができる。
本発明における脂肪族系ポリエステルは、上記した通り、「ポリ乳酸」及び/又は「脂肪族ジカルボン酸と(脂肪族及び/又は脂環式ジオール)とが重縮合した構造を有するポリエステル」であることが好ましいが、そのうち、「脂肪族ジカルボン酸と(脂肪族及び/又は脂環式ジオール)とが重縮合した構造を有するポリエステル」について説明する。
本発明の脂肪族系ポリエステルには、分子中に3個以上のエステル形成性基(以下、「官能基」と略記する場合がある)を有する構成単位が含まれていてもよい。3個以上の官能基を有する(以下、「3官能以上の」と略記する場合がある)化合物としては、3官能以上の多価アルコール;3官能以上の多価カルボン酸、その無水物、酸塩化物、エステル化合物;3官能以上のヒドロキシカルボン酸、その無水物、酸塩化物、エステル化合物;からなる群から選ばれた少なくとも1種の「3官能以上の化合物」が挙げられる。
上記脂肪族系ポリエステルは、発泡樹脂層を少なくとも1層設けて多層体とし、二軸延伸シートとすることによって、ガラス基板運搬用合紙としての通常の厚みにした場合、引張弾性率、衝撃強度、引裂強度及び耐折強度の全てが、ガラス基板運搬用合紙に望まれる好適な数値を満たすことができる。これらの物理的・機械的強度は、紙;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン系樹脂等では完全には得られない性能であり、脂肪族系ポリエステルがガラス基板運搬用合紙の材質として特にマッチングしていることを示している。具体的には、本発明の発泡二軸延伸シートは、全体の厚みを0.05〜1mmの範囲とし、(1)縦方向と横方向の熱収縮応力をいずれも0.10〜5.0MPaとなるように二軸延伸し、(2)発泡倍率を1.1〜3.0倍として、下記(3)〜(6)を同時に満たす。
(3)JIS K7127に準拠して測定した引張弾性率が2.3GPa以下
(4)衝撃強度が300kg・cm/cm以上
(5)引裂強度が3.0N/mm以上
(6)耐折強度が300回以上
本発明のガラス基板運搬用合紙(発泡二軸延伸シート)の物性に関しては後述する。
本発明の「発泡二軸延伸シートからなるガラス基板運搬用合紙」は、脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層が積層されてなる積層体構造を有している。脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層のうちの少なくとも1層にポリ乳酸が含有されていることが、各種機械的・物理的強度に優れ、天然有機物資源に対する依存度が低く、環境保護が図れる点で好ましい。また更に、脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層のうちの少なくとも1層に含有されている樹脂が実質的にポリ乳酸のみであることが特に好ましい。すなわち、脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層のうちの少なくとも1層に、樹脂としてはポリ乳酸のみが含有されていることが、上記点から特に好ましい。
本発明のガラス基板運搬用合紙は、積層体であって少なくとも1層の発泡樹脂層と少なくとも1層の「非発泡樹脂層又は発泡樹脂層」が積層され延伸されてなることを特徴とするので、発泡樹脂層用の組成物には発泡剤が含有されている。本発明で用いられる発泡剤としては、発泡体を得るために使用できるものであれば、いずれでもよく、化学発泡剤、物理発泡剤等を用いることができる。
本発明における発泡剤としては、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン等の揮発性発泡剤;炭酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム、重炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、アゾ化合物(アゾビスイソブチロニトリル、アゾジカルボンアミド、ジアゾアミノベンゼン等)、スルホニルヒドラジド化合物(ベンゼンスルホニルヒドラジド、p−トルエンスルホニルヒドラジド、ジフェニルオキシ−4,4‘−ビススルホニルヒドラジド等)、ニトロソ化合物(N,N’−ジニトロソペンタメチレントリアミン等)等の化学発泡剤(分解型発泡剤);二酸化炭素、窒素ガス等の気体;水等が挙げられ、これらの発泡剤を組み合わせて使用してもよい。
本発明の積層体であって延伸されてなる発泡二軸延伸シートからなるガラス基板運搬用合紙は、帯電防止性を有していることが好ましく、持続的帯電防止性を有していることが特に好ましい。発泡樹脂シート(ガラス基板運搬用合紙)が帯電し易いと、ガラス基板の間から抜き取ったシートを再使用に供する際に、浮遊している塵芥がシートに付着する場合がある。具体的には、JIS K6911に準拠して測定したシートの表面固有抵抗値を107〜1013Ωとすることが可能であり、従って107〜1013Ωであることが好ましい。より具体的には、流水で3分間洗浄後、脱脂綿で水滴を拭き取り、23℃、相対湿度50%で24時間状態調整後、JIS K6911に準拠して測定した表面固有抵抗値が107Ω〜1013Ωであることが好ましく、本発明においてはそのように設定できる。
界面活性剤は、カチオン系、アニオン系、両イオン系、非イオン系に大別され、中でも、効果と経済性のバランスの良いアニオン系が好ましい。代表的には、1)脂肪酸塩類、2)高級アルコール硫酸エステル塩類、3)液体脂肪油硫酸エステル塩類、4)脂肪族アミン及び脂肪族アミドの硫酸塩類、5)脂肪族アルコールリン酸エステル塩類、6)二塩基性脂肪酸エステル塩類、7)脂肪酸アミドスルホン酸塩類、8)アルキルアリールスルホン酸塩類、9)ホルマリン縮合のナフタレンスルホン酸塩類等が挙げられる。
シート表面への帯電防止剤の過剰なブリードアウトによるガラス基板の汚染が防止できる点、特に洗浄を含む繰り返し使用で持続的帯電防止性が良好な点等から、高分子量型帯電防止剤が好ましい。高分子量型帯電防止剤としては、具体的には、ポリエーテルエステル系高分子量型帯電防止剤等のノニオン系高分子量型帯電防止剤;エチレン・不飽和カルボン酸共重合体のカリウムアイオノマーやポリスチレンスルホン酸系高分子量型帯電防止剤等のアニオン系高分子量型帯電防止剤;ポリアクリルエステル系高分子量型帯電防止剤等のカチオン系高分子量型帯電防止剤等が好ましいものとして挙げられる。
本発明のガラス基板運搬用合紙(発泡二軸延伸シート)には、本発明の目的を損なわない範囲で、アンチブロッキング剤、スリップ剤、充填剤、分散剤、分散助剤、内部潤滑剤、滑剤、熱安定剤、酸化防止剤、加水分解防止剤、紫外線吸収剤、耐光剤、結晶核剤、離型剤、難燃剤、可塑剤、防曇剤、強化剤、増量剤、抗菌剤、防かび剤、顔料、染料、着色剤、表面ぬれ改善剤、流動性改良剤、増粘剤、上記帯電防止剤以外の界面活性剤、無機系フィラー、有機系フィラー、カーボンブラック、ケッチェンブラック、黒鉛、補強剤等の各種物質を配合してもよい。
<<樹脂層の構成>>
本発明の「発泡二軸延伸シートからなるガラス基板運搬用合紙」は、少なくとも1層の発泡樹脂層と少なくとも1層の「非発泡樹脂層又は発泡樹脂層」とが積層された構成であることが必須であるが、以下の(1)、(2)又は(3)の形態であることが好ましい。
(1)非発泡樹脂層/発泡樹脂層/非発泡樹脂層の順に積層され、かつ両非発泡樹脂層の厚みの合計が積層体全体の厚みの1〜70%であるガラス基板運搬用合紙。
(2)発泡樹脂層/非発泡樹脂層/発泡樹脂層の順に積層され、かつ非発泡樹脂層の厚みが積層体全体の厚みの5〜95%であるガラス基板運搬用合紙。
(3)発泡樹脂層/発泡樹脂層/発泡樹脂層の順に積層され、かつ各発泡樹脂層の厚みが積層体全体の厚みの1〜98%であるガラス基板運搬用合紙。
本発明のガラス基板運搬用合紙の製造方法については、上記(1)と(2)のガラス基板運搬用合紙では、発泡剤と脂肪族系ポリエステルを含む樹脂組成物と、発泡剤を含まず脂肪族系ポリエステルを含む樹脂組成物とを別々の押出機で溶融混練して1つの口金から共押出させてシートを形成し、該シートを冷却後再加熱して二軸方向に共延伸し、必要により熱固定することにより、少なくとも1層の非発泡樹脂層と少なくとも1層の発泡樹脂層を積層させる製造方法が好ましい。
<<ガラス基板運搬用合紙の厚み>>
本発明に係るガラス基板運搬用合紙の厚みは0.05〜1mmが好ましい。軽量化と積載効率の観点から、より好ましくは0.08〜0.5mmであり、更に好ましくは0.1〜0.3mmである。シートの厚みが0.05mm未満では、シート自体の剛性が不足し、シートとして繰り返し使用する場合、折れたり皺が入り易くなったりする場合がある。一方、厚さが1mmを超えると、シートの嵩や、スタック高さが高くなり、結局保管スペースや輸送コストが高くなってしまい、作業性、リサイクル性、コスト等の観点から好ましくない場合がある。本発明のガラス基板運搬用合紙は、機械的・物理的強度等の物性を良好に保ちつつ、上記厚みを実現することが可能である。特に薄肉軽量化しても二軸延伸の安定性確保と、破れ等が起こり難いための強度確保が可能である。
本発明のガラス基板運搬用合紙は、発泡二軸延伸シート全体の厚みが0.05〜1mmであり、下記(1)〜(6)を同時に満たすことが好ましい。上記した各樹脂層の化学組成、発泡・非発泡を含む各樹脂体の構成(積層体の構成)、発泡倍率、延伸倍率、全体の厚み、延伸後の残留応力等を特定することによって、発泡二軸延伸シート全体の物性は、下記(1)〜(6)を同時に満たすことが可能となり、ガラス基板運搬用合紙として極めて優れたものとなる。
本発明におけるガラス基板運搬用合紙の縦方向(シートの押出し方向、以下「MD」と記載することがある)と横方向(シートの押出し方向と直角方向、以下「TD」と記載することがある)の熱収縮応力は、上記項目を調整することにより、いずれも0.10〜5.0MPaとすることができ、従って0.10〜5.0MPaとすることが好ましい。MDとTDがいずれも0.20〜4.0MPaであることがより好ましく、0.30〜3.0MPaであることが特に好ましく、0.40〜2.0MPaであることが更に好ましい。
本発明における「発泡」とは、発泡倍率1.01倍〜20倍かつ気泡セルの平均長径10μm〜5000μmとなっているものをいう。
(4)衝撃強度が300kg・cm/cm以上
(5)引裂強度が3.0N/mm以上
(6)耐折強度が300回以上
本発明に係るガラス基板運搬用合紙は、JIS K7127に準拠して測定した引張弾性率が2.3GPa以下であり、衝撃強度が300kg・cm/cm以上であり、引裂強度が3.0N/mm以上であり、耐折強度が300回以上であることが好ましい。上記した各樹脂層の化学組成、発泡・非発泡を含む各樹脂体の構成(積層体の構成)、発泡倍率、延伸倍率、全体の厚み、延伸時の残留応力等を特定することによって、発泡二軸延伸シート全体の物性は、上記(3)〜(6)を同時に満たすようにできる。
本発明のガラス基板運搬用合紙は、通気細孔を有していることが好ましい。「通気細孔」は、後述する「穴」の場合も「切れ目」の場合も含まれる。通気細孔によって、吸引機構の吸引パッドによって、より好適にガラス基板の吸引保持することができる。通気細孔は、ガラス基板運搬用合紙の全面に亘って設けられていることが好ましい。全面に亘って設けられていることによって、吸引パッドの位置が制限されない。本発明のガラス基板搬送用シートは、シート全面に亘って通気細孔があり、JIS P−8117に準拠して測定された透気度が、60秒/100mL以下であるものが好ましく、30秒/100mL以下であるものが特に好ましい。透気度が大き過ぎると、このシートを上側に載置した状態でガラス基板を吸引パッドに吸引保持することが困難となる場合がある。
本発明のガラス基板運搬用合紙は、複数枚のガラス基板をガラス基板運搬用合紙を介して積み重ね、パレット上に又は箱体内に配置させる使用方法に好適に用いられる。また、本発明のガラス基板運搬用合紙は、ガラス基板と吸引機構の吸引パッドとの間に介在され、吸引パッドに真空を適用することによって、ガラス基板を吸着面に吸引保持して、吸着保持した状態で所定位置に搬送する使用方法に好適に用いられる。また、所定位置に搬送された後もガラス基板の間に残されて、開梱、ガラス基板がディスプレイ基板等の使用に供されるまでの間、ガラス基板の間に介在されて、ガラス基板を保護する使用方法に好適に用いられる。
<原材料>
[脂肪族ポリエステル系樹脂]
PLA−1:ポリ乳酸
浙江海正生物材料股分有限公司社製、商品名:REVODE101である。
このポリ乳酸(PLA−1)は、温度190℃、荷重2.16kgにおいてのメルトフローレート(以下、「MFR(190℃、2.16kg)」と記載する)が7.6g/10分である。
ネイチャーワークス社製、商品名:4032Dである。
このポリ乳酸(PLA−2)は、MFR(190℃、2.16kg)が2.6g/10分である。
三菱化学社製、商品名:GSPla(FZ91P)である。
このポリブチレンサクシネート系樹脂(PBS)は、MFR(190℃、2.16kg)が4.5g/10分である。
ASA−1(高分子量型):エチレン−メタクリル酸共重合物のカリウムイオンアイオノマー
三井デュポンポリケミカル社製、商品名:ENTIRA AS MK400である。これは、単身で配合しマスターバッチタイプではない。
三洋化成工業社製、商品名:ペレスタット NC6321である。これは、単身で配合しマスターバッチタイプではない。
花王社製、商品名:エレストマスターS−520である。これは、PS(ポリスチレン)をベースにして、アルキルスルホン酸塩系界面活性剤を20質量%含有するマスターバッチタイプである。
FA−1:発泡剤
永和化成工業社製、商品名:ポリスレンES405である。これは、分解温度155℃であり、PS(ポリスチレン)ベースの40質量%マスターバッチタイプである。
永和化成工業社製、商品名:ポリスレンEE207である。これは、分解温度205℃であり、PE(ポリエチレン)ベースの20質量%マスターバッチタイプである。
<評価方法>
(1)縦方向と横方向の熱収縮応力(MD、TD)
実施例と比較例で得られたシートから、10mm×100mmの試験片(MDを長辺としたものと、TDを長辺としたもの)をそれぞれ5枚作成し、ASTM D−1504に準拠した日理工業社製の「DN式ストレステスター」を使用して、設定温度200℃の条件で熱収縮により生じる最大荷重を測定し、初期試験片の断面積で除した値を熱収縮応力(単位[MPa])とし、MD、TDの平均値を求め、「MD」、「TD」とした。
実施例と比較例で得られたシートを用いて、JIS K7222に準拠して測定した密度(Q)と、JIS K7112に準拠して測定した該シートを発泡させていない状態の密度(R)より、発泡倍率P(単位[倍])を、P=R/Qとして求めた。発泡倍率Pは発泡樹脂層のみの発泡前後の密度の比ではなく、シート全体の発泡前後の密度の比である。
実施例と比較例で得られたシートから、JIS K7127に準拠した試験片タイプ2(幅10mm;MD及びTD)をそれぞれ5枚作成し、東洋精機社製「オートグラフDSS2000」を使用して初期クランプ間距離5cm、引張速度10mm/分の条件で測定し、MDとTDの平均値を引張弾性率(単位[GPa])とした。
実施例と比較例で得られたシートから100mm×100mmの試験片を5枚作製し、JIS P8134に準拠した東洋精機社製「パンクチャーテスタ(先端は12.7mm丸球面ヘッドを使用)」を使用して、試験片の破壊に要したエネルギーの量(衝撃強度[kg・cm])を測定し、このエネルギー量を初期試験片厚さ[cm]で除した値を衝撃強度(パンクチャー衝撃強度、単位[kg・cm/cm])とし、MDとTDの平均値を求めた。この値が300kg・cm/cm以上であると衝撃強度が良好と判定し、300kg・cm/cm未満では劣ると判定した。
○:300kg・cm/cm以上
×:300kg・cm/cm未満
実施例と比較例で得られたシートから50mm×64mmの試験片(MDを長辺としたものと、TDを長辺としたもの)をそれぞれ5枚作製し、これら試験片の短辺(50mm)側の中央端から長辺と平行に長さが13mmの切れ込みを入れ、東洋精機社製「軽荷重引裂試験機」を使用して引裂いた時の強度を測定し、この強度を初期試験片厚さ[mm]で除した値を引裂強度(単位[N/mm])とし、MDとTDの平均値を求めた。この値が3.0N/mm以上であると引裂強度が良好と判定し、3.0N/mm未満では劣ると判定した。
○:3.0N/mm以上
×:3.0N/mm未満
実施例と比較例で得られたシートから15mm×150mmの試験片(MDを長辺としたものと、TDを長辺としたもの)をそれぞれ5枚作製し、JIS P8115に準拠した東洋精機社製「MIT耐揉疲労試験機」を使用して折り曲げ角±90°、折り曲げ速度175rpm、荷重1kgの条件で、破断するまでの折り曲げ回数を計測し、この回数を耐折強度(単位[回])とし、MDとTDの平均値を求めた。この値が300回以上であると耐折強度が良好と判定し、300回未満では劣ると判定した。
○:300回以上
×:300回未満
実施例と比較例で得られたシートから100mm×100mmの試験片を5枚作成し、流水で3分間洗浄後、脱脂綿で水滴を拭き取り、23℃、相対湿度50%で24時間状態調整した。次に、JIS K6911に準拠して、三菱化学社製「ハイレスターUP MCP−450型(JボックスUタイプ)」を使用し、印加電圧500V、測定時間60秒の条件で表面固有抵抗値(単位[Ω])を測定した。
両外層用として表1に記載した割合の樹脂組成物、高分子量型帯電防止剤、発泡剤(MB)を秤量し、タンブラーによって均一混合してドライブレンド物とした後、32mmφ押出機(プラ工研社製)に供給し、シリンダー温度最大215℃の条件で溶融した。一方、内層用として、表1に記載した割合の樹脂組成物、発泡剤(MB)を秤量し、タンブラーによって均一混合してドライブレンド物とした後、40mmφ押出機(プラ技研社製)に供給し、シリンダー温度最大215℃の条件で溶融した。
表1に記載した割合の樹脂組成物、発泡剤(MB)を用いた以外は実施例1と同様の手順で(但し、32mmφ押出機のシリンダー温度を最大170℃、40mmφ押出機のそれを最大180℃、フィードブロック及び口金の設定温度を160℃とし、層比率の変更は押出機回転数で変更し、延伸倍率は縦横共に2.5倍として)行った。樹脂温度は両押出機共約170℃、樹脂圧力は両押出機共15MPa前後であった。両外層が非発泡樹脂層、内層が発泡樹脂層で構成された厚み0.11mmの二軸延伸発泡シートを得た。層構成比率は5/90/5であった。上記(1)〜(7)の評価を行い、得られた結果を表1に記載した。
両外層用として表1に記載した割合の樹脂組成物、低分子量型帯電防止剤(MB)、発泡剤(MB)を秤量し、タンブラーによって均一混合してドライブレンド物とした後、40mmφ押出機(プラ技研社製)に供給し、シリンダー温度最大215℃の条件で溶融した。一方、内層用として、表1に記載した割合の樹脂組成物を秤量し、タンブラーによって均一混合してドライブレンド物とした後、32mmφ押出機(プラ工研社製)に供給し、シリンダー温度最大200℃の条件で溶融した。
表1に記載した割合の樹脂組成物、高分子量型帯電防止剤、発泡剤(MB)を用いた以外は実施例2と同様の手順で(但し、32mmφ押出機のシリンダー温度を最大190℃、40mmφ押出機のそれを最大215℃、フィードブロック及び口金の設定温度を170℃とした。樹脂温度は両押出機共180℃前後、樹脂圧力は両外層用が14MPa前後、内層用が11MPa前後であった。また延伸倍率は縦2.3倍、横2.0倍とし、延伸終了後150℃で30秒間の熱固定を行った)、両外層が非発泡樹脂層、内層が発泡樹脂層で構成された厚み0.15mmの二軸延伸発泡シートを得た。層構成比率は5/90/5であった。上記(1)〜(7)の評価を行い、得られた結果を表1に記載した。
表2に記載した割合の樹脂組成物、発泡剤(MB)を用いた以外は実施例2と同様の手順で(但し、二軸延伸は行わず)、両外層が非発泡樹脂層、内層が発泡樹脂層で構成された未延伸発泡シートを得た。シート厚みは0.7mmであった。上記(1)〜(6)の評価を行い、得られた結果を表2に記載した。なお、(5)引裂強度は上記記載の評価方法では、シートを完全に引裂くことができず、測定不可能であった。また、(7)は未実施とした。
表2に記載した割合の樹脂組成物を用いた以外は実施例1と同様の手順で、全層が非発泡樹脂層で構成された厚さ0.11mmの二軸延伸非発泡シートを得た。上記(1)〜(7)の評価を行い、得られた結果を表2に記載した。
表2に記載した割合の樹脂組成物を用いた以外は実施例1と同様の手順で(但し、両方の押出機のシリンダー温度を最大165℃、フィードブロック及び口金の設定温度を150℃とした。樹脂温度は両押出機共約160℃、樹脂圧力は両押出機共11MPa前後であった)、未延伸発泡シート得た。得られた未延伸シートの二軸延伸を試みたが、過負荷により延伸が困難であった。よって、このシートについては上記(1)〜(7)すべて未実施とした。
市販の紙(わら半紙、坪量48g/m2)について、上記(1)、及び(3)〜(6)の評価を行い、得られた結果を表2に記載した。尚、延伸倍率は油浴温度140℃、熱収縮応力は180℃で測定を行った。また、(7)は未実施とした。
市販のポリエチレン発泡シート(積水化成工業株式会社製、商品名:ライトロンS)について、上記(1)〜(7)の評価を行い、得られた結果を表2に記載した。尚、延伸倍率は油浴温度105℃、熱収縮応力は120℃で測定を行った。
市販の高発泡ポリプロピレンシート(JSP株式会社製:商品名「Pボード」)について上記(1)〜(7)の評価を行い、得られた結果を表2に記載した。尚、延伸倍率は油浴温度140℃、熱収縮応力は240℃で測定を行った。
Claims (15)
- 脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層が積層されてなる積層体であって、少なくとも1層の発泡樹脂層と少なくとも1層の非発泡樹脂層又は発泡樹脂層が積層され延伸されてなる発泡二軸延伸シートからなることを特徴とするガラス基板運搬用合紙。
- 脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層のうちの少なくとも1層にポリ乳酸が含有されている請求項1に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層のうちの少なくとも1層に含有されている樹脂が実質的にポリ乳酸のみである請求項1又は請求項2に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 脂肪族系ポリエステルを含む2層以上の樹脂層の全ての層にポリ乳酸が含有されている請求項1ないし請求項3のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 非発泡樹脂層/発泡樹脂層/非発泡樹脂層の順に積層され、かつ両非発泡樹脂層の厚みの合計が積層体全体の厚みの1〜70%である請求項1ないし請求項4のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 発泡樹脂層/非発泡樹脂層/発泡樹脂層の順に積層され、かつ非発泡樹脂層の厚みが積層体全体の厚みの5〜95%である請求項1ないし請求項4のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 発泡樹脂層/発泡樹脂層/発泡樹脂層の順に積層され、かつ各発泡樹脂層の厚みが積層体全体の厚みの1〜98%である請求項1ないし請求項4のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 発泡二軸延伸シート全体の厚みが0.05〜1mmであり、下記(1)〜(6)を同時に満たすことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙。
(1)縦方向と横方向の熱収縮応力がいずれも0.10〜5.0MPa
(2)発泡倍率が1.1〜3.0倍
(3)JIS K7127に準拠して測定した引張弾性率が2.3GPa以下
(4)衝撃強度が300kg・cm/cm以上
(5)引裂強度が3.0N/mm以上
(6)耐折強度が300回以上 - 流水で3分間洗浄後、脱脂綿で水滴を拭き取り、23℃、相対湿度50%で24時間状態調整後、JIS K6911に準拠して測定した表面固有抵抗値が107Ω〜1013Ωである請求項1ないし請求項8のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 発泡二軸延伸シート全体における、ポリ乳酸と「脂肪族ジカルボン酸と、脂肪族及び/又は脂環式ジオールとが重縮合した構造を有するポリエステル」との質量比が、100:0〜30:70である請求項1ないし請求項9のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 全面に亘って通気細孔を有し、JIS P8117に準拠して測定した透気度が60秒/100mL以下である請求項1ないし請求項10のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙。
- 発泡剤と脂肪族系ポリエステルを含む樹脂組成物と、発泡剤を含まず脂肪族系ポリエステルを含む樹脂組成物とを別々の押出機で溶融混練して1つの口金から共押出させてシートを形成し、該シートを冷却後再加熱して二軸方向に共延伸することにより、少なくとも1層の非発泡樹脂層と少なくとも1層の発泡樹脂層を積層させ、必要により熱固定することを特徴とする請求項1ないし請求項6、請求項8ないし請求項11のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙の製造方法。
- 発泡剤と脂肪族系ポリエステルを含む樹脂組成物を、少なくとも2台以上の押出機で別々に溶融混練して1つの口金から共押出させてシートを形成し、該シートを冷却後再加熱して二軸方向に共延伸することにより、少なくとも2層以上の発泡樹脂層同士を積層させ、必要により熱固定することを特徴とする請求項1ないし請求項4、請求項7ないし請求項11のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙の製造方法。
- 請求項12又は請求項13のガラス基板運搬用合紙の製造方法を使用して製造されたことを特徴とするガラス基板運搬用合紙。
- 複数枚のガラス基板を、請求項1ないし請求項11、請求項14のいずれかの請求項に記載のガラス基板運搬用合紙を介して積み重ね、パレット上に又は箱体内に配置することを特徴とするガラス基板運搬用合紙の使用方法。
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