JP5270277B2 - 位置センサ - Google Patents

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Description

本発明は、高周波が振幅変調された励磁信号を入力する励磁コイルと、検出信号を出力する検出コイルとを有し、該励磁コイルまたは該検出コイルを設けた移動体の位置変化に応じて変化する該検出信号に基づいて、該移動体の位置変化を検出する位置センサに関するものである。
従来、ハイブリッド自動車や電気自動車において、高出力のブラシレスモータが使用されている。ハイブリッド自動車のブラシレスモータを制御するためには、モータの出力軸の回転位置を正確に把握する必要がある。ステータの各コイルへの通電切り替えを制御するには、ロータの回転位置を正確に把握している必要があるからである。特に、自動車においては、コギングがドライバビリティを悪くするので、コギングを減少させることが要望されているため、通電切替を正確に行いたいという要望が強い。
自動車のモータ軸の位置検出には、耐高温性、耐ノイズ性、耐振動性、耐高湿性等の機能を満足するために、レゾルバが使用されている。レゾルバは、モータの内部に組み込まれて、モータのロータ軸に直接取り付けられている。
例えば、特許文献1のレゾルバでは、正弦波及び余弦波で、高周波を振幅変調して、振幅変調された高周波を、励磁信号として励磁コイルに入力している。これにより、励磁コイルの巻線数を減少できる効果を奏する。ここで、正弦波、余弦波、及び高周波は、アナログ波を使用している。
また、特許文献2乃至4の文献では、検出コイルが検出して出力する出力信号をデジタル変換することが記載されている。
特許第3047231号公報 特開平10-111145号公報 特開2007-57316号公報 特開2008-89409号公報
しかしながら、従来のレゾルバには、次のような問題があった。
すなわち、一般的に、アナログ波である正弦波を分岐して、CR回路で位相をずらすことにより余弦波を作成している。そのため、外部温度が変化すると、CR回路の温度特性により、正弦波に対して余弦波の位相のずれに誤差が発生する恐れがあった。余弦波に誤差が生じると、移動体の位置検出に誤差が生じる問題があった。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、温度変化が生じても、検出誤差を発生することの少ない位置センサを提供することを目的とする。
上記問題点を解決するためになされた本発明に係る位置センサは、次の構成を有している。
(1)高周波信号が振幅変調された励磁信号を入力する励磁コイルと、検出信号を出力する検出コイルとを有し、該励磁コイルまたは該検出コイルを設けた移動体の位置変化に応じて変化する該検出信号に基づいて、該移動体の位置変化を検出する位置センサにおいて、励磁信号が、基準クロックに基づいて作成されたデジタイズド信号であり、パルス信号を振幅変調した波形を有し、該波形がパルス状に直角に変動することを特徴とする。
(2)(1)に記載する位置センサにおいて、前記励磁信号が、基準クロックに基づいて、90度位相のずれた波高値が正弦波状に振幅変調されたデジタイズド信号と、波高値が余弦波状に振幅変調されたデジタイズド信号を作ることを特徴とする。
(3)高周波信号が振幅変調された励磁信号を入力する励磁コイルと、検出信号を出力する検出コイルとを有し、該励磁コイルまたは該検出コイルを設けた移動体の位置変化に応じて変化する該検出信号に基づいて、該移動体の位置変化を検出する位置センサにおいて、前記励磁信号が、基準クロックに基づいて作成されたデジタイズド信号であり、前記検出信号を通過させるゲートのオープンタイミングを、前記検出信号の立ち上がり分遅らせることを特徴とする。
(4)高周波信号が振幅変調された励磁信号を入力する励磁コイルと、検出信号を出力する検出コイルとを有し、該励磁コイルまたは該検出コイルを設けた移動体の位置変化に応じて変化する該検出信号に基づいて、該移動体の位置変化を検出する位置センサにおいて、前記励磁信号が、基準クロックに基づいて作成されたデジタイズド信号であり、前記励磁信号が、基準クロックに基づいて、90度位相のずれた波高値が正弦波状に振幅変調されたデジタイズド信号と、波高値が余弦波状に振幅変調されたデジタイズド信号を作り、前記検出信号を通過させるゲートのオープンタイミングを、前記検出信号の立ち上がり分遅らせることを特徴とする。
(5)(3)または(4)に記載する位置センサにおいて、前記検出信号を通過させるゲートのオープン期間は、パルス信号のパルス幅よりも短いことを特徴とする。
(6)(2)に記載する位置センサにおいて、矩形波状の励磁信号を、ローパスフィルタにより正弦波信号に変換したことを特徴とする。
次に、上記構成を有する本発明の位置センサの作用及び効果について説明する。
本発明の位置センサは、高周波が振幅変調された励磁信号を入力する励磁コイルと、検出信号を出力する検出コイルとを有し、該励磁コイルまたは該検出コイルを設けた移動体の位置変化に応じて変化する該検出信号に基づいて、該移動体の位置変化を検出する位置センサであって、前記励磁信号が、基準クロックに基づいて作成されたデジタイズド信号であるので、位相をずらすのにアナログ用のCR回路を使用しないため、温度変化により位相のずれが発生する恐れがない。すなわち、基準クロックを使って、正確に90度ずれた正弦波と余弦波を作っているので、位相のずれを低減できる。
前記検出信号を通過させるゲートのオープンタイミングを、前記検出信号の立ち上がり分遅らせているので、検知信号で発生するノイズを回避することにより、正確な検波をおこなうことができ、位置センサの検出位置精度を高めることができる。
これにより、位置センサの検出位置に誤差が生じることが少ない。
さらに、前記励磁信号が、基準クロックに基づいて、90度位相のずれた正弦波デジタイズド信号と余弦波デジタイズド信号を作り、矩形波状の励磁信号を、ローパスフィルタにより正弦波状に変換しているので、正弦波と余弦波とを、より正確な波形とすることができ、位置センサの検出位置精度を高めることができる。
以下、本発明の位置センサを具体化した実施の形態である第1実施例について図面に基づいて詳細に説明する。
第1実施例の位置センサが組み込まれたレゾルバは、センサ部、ステータ、ロータ、及び制御回路を備えている。本実施例の位置センサが組み込まれたレゾルバの制御構成を図1に示す。レゾルバは、大きくセンサ部2と回路部1とにより構成されている。
ステータには、第1励磁コイル22と第2励磁コイル23とが、固設されている。ロータには、検出コイル24が固設されている。検出コイル24で誘起電流として発生する出力信号をステータ側に伝えるためのロータリトランス25,26が、ステータとロータに一対として、取り付けられている。第1励磁コイル22、第2励磁コイル23、検出コイル24、ロータリトランス25,26により、センサ部2を構成している。
一方、回路部1においては、高周波の基準クロックを発生する基準クロック発生器11が、分周回路12に接続している。分周回路12は、カウンタ13に接続している。カウンタ13は、ROM14、矩形波生成回路17、及び分周回路18に接続している。ROM14は、励磁用正弦波を発生するためのD/Aコンバータ15、及び励磁用余弦波を生成するためのD/Aコンバータ16に接続している。
D/Aコンバータ15は、センサ部2の第1励磁コイル22に接続している。D/Aコンバータ16は、第2励磁コイル23に接続している。
第1励磁コイル22及び第2励磁コイル23で発生する磁界により、検出コイル24に誘起電流が発生する。検出コイル24は、一対のロータリトランス25,26に接続している。ロータリトランス26は、同期検波器19に接続している。同期検波器19は、矩形波生成回路20、及び分周回路18に接続している。矩形波生成回路20は、カウンタ21に接続している。カウンタ21は、矩形波生成回路17に接続すると共に、外部への出力端子29を備えている。
次に、上記構成を有するレゾルバの作用について説明する。D/Aコンバータ15,16の機能について説明する。始めに、図3に示すように、パルス信号により振幅変調された正弦波の作成機能について説明する。基準クロック発生器11からの高周波入力を受けて、分周回路12は、600kHzのパルス信号P1を生成する。カウンタ13は、600kHZのパルス信号1のパルスをカウントし、カウントデータを伴ったパルス信号P2を、ROM14を介してD/Aコンバータ15、及びD/Aコンバータ16に入力する。ROM14は、振幅変調した正弦波及び余弦波を作成するためのプログラムを記憶しており、D/Aコンバータ15,16と共に以下の作用を行う。
ROM14及びD/Aコンバータ15は、パルス信号P2の1番目の基準パルスで、図に示すt1のマイナス振幅のパルスを生成する。2番目の基準パルスで、s1のプラス振幅のパルスを生成する。順次基準パルスに基づいて、図3のT1で示す区間において、t2、s2、t3、s3、・・・s15、t16、s16の振幅のパルスを生成する。さらに、図3のT2で示す区間において、t17、s17、t18・・・t32、s32の振幅のパルスを生成する。
T1の区間における、プラス振幅のs1、s2、・・・s16、及びT2の区間における、マイナス振幅のs17、s18、・・・s32により、正弦波の0度から360度までの一周期の波形が形成される。これにより、D/Aコンバータ15は、図3に示す振幅変調された正弦波P3を信号として出力している。正弦波P3の周波数は、300KHz/32=9.375kHzである。
同様に、ROM14及びD/Aコンバータ16は、図4に示すように、図3と同じパルス信号P2の1番目の基準パルスで、t1のマイナス振幅のパルスを生成する。2番目の基準パルスで、s1のプラス振幅のパルスを生成する。順次基準パルスに基づいて、t2、s2、t3、s3、・・・s15、t16、s16の振幅のパルスを生成する。さらに、t17、s17、t18・・・t32、s32の振幅のパルスを生成する。
プラス振幅のs1、s2、・・・s8、マイナス振幅のs9、s10、・・・s24、及びプラス振幅のs25、s26、・・・s32により、余弦波の0度から360度までの一周期の波形が形成される。これにより、D/Aコンバータ16は、図4に示す振幅変調された余弦波P4を信号として出力している。余弦波24の周波数は、300KHz/32=9.375kHzである。正弦波P3と余弦波P4とは、周波数が全く同じであり、かつ正確に位相が90度ずれている。
D/Aコンバータ15から出力された正弦波P3は、第1励磁コイル22に入力する。D/Aコンバータ16から出力された余弦波P4は、第2励磁コイル23に入力する。
すなわち、振幅変調された9.375kHzの正弦波P3(Asinωt)が、第1励磁コイル22に供給される。また、振幅変調された9.375kHzの余弦波P4(Acosωt)が、第2励磁コイル23に供給される。
検出コイル24では、出力信号P5であるABsin(ωt+θ)が誘起電流として発生する。出力信号P5は、ロータリトランス25,26を介して、出力信号P6としてステータ側に設けられた同期検波器19に入力される。出力信号P6の波形を、図6の(2)に示す。また、分周回路18から同期検波器19に入力される検波タイミング信号P10の波形を図6の(1)に示す。検波タイミング信号P10は、1200kHzの信号として生成されている。検波タイミング信号P10のパルスタイミングに基づいて検波した結果である検波後信号P7を図6の(3)に示す。
図6の(2)に示すように、ロータリトランス26から出力するレゾルバの出力信号P6の波形は、パルス信号の立ち上がり部に遅れが出ている。これは、誘起電流の発生に遅れが出るためである。これをそのまま測定すると、パルスの形が悪いため、ノイズとして作用して誤検出する恐れがある。それを回避するために、本実施例では、同期検波器19において、検波時間(1200kHz相当)を、信号切替時間(600kHz相当)の1/2とし、かつ、1200kHz相当時間遅らせることにより、出力信号P6の個別波形S1,S2,・・・のうち、きれいな信号部分を検波後信号P7の個別波形SS1,SS2,・・・(図中斜線で示す。)として取り出すことができるため、レゾルバの検出精度を向上させることができる。
同期検波器19は、検波後信号P7を、矩形波生成回路20に送る。矩形波生成回路20は、レゾルバの検出信号をカウンタ21に送る。カウンタ21は、矩形波生成回路20から送られたレゾルバ信号のタイミングと、矩形生成回路17から送られた基準信号のタイミングとのずれをカウントすることにより、レゾルバの移動量を算出し、レゾルバ移動量信号P11を、出力端子29から外部に出力する。
以上、詳細に説明したように、本実施例のレゾルバによれば、高周波信号P2により振幅変調された励磁信号P3,P4を入力する励磁コイル22,23と、検出信号P5を出力する検出コイル24とを有し、励磁コイル22,23または検出コイル24を設けたロータの位置変化に応じて変化する検出信号P5に基づいて、ロータの位置変化を検出するレゾルバであって、高周波信号P2が、基準クロックP1に基づいて作成されたデジタル信号であるので、位相をずらすのにアナログ用のCR回路を使用しないため、温度変化により位相のずれが発生する恐れがない。
すなわち、基準クロックP1を使って、正確に90度ずれた正弦波と余弦波を作っているので、位相のずれを低減できる。これにより、レゾルバの検出位置に誤差が生じることが少ない。
また、検出信号を通過させるゲートである同期検波器19のオープンタイミングを、検出信号の立ち上がり分遅らせているので、励磁信号切替時に、検知信号で発生するノイズを回避することにより、正確な検波をおこなうことができ、レゾルバの検出位置精度を高めることができる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第2の実施例は、基本的構成は、第1実施例と同じなので、相違する構成、及び作用についてのみ説明し、同じ部分については、第1実施例と同じ符号を付して説明を割愛する。
図2に第2実施例のレゾルバの構成を示す。第1実施例と相違しているのは、D/Aコンバータ15と第1励磁コイル22との間に、ローパスフィルタ回路27が設けられ、D/Aコンバータ16と第2励磁コイル23との間にローパスフィルタ回路28が設けられている点のみである。
ローパスフィルタ回路27,28は、正弦波状にする機能を有している。したがって、パルス信号を入力すると、パルス信号波形の上端両角がなまされて、パルス信号の波形が滑らかな曲線に変化する。図3に示すROM14及びD/Aコンバータ15で振幅変調された正弦波P3が、図5に示すように、各パルス波形がなまされた(スムージングされた)波形となる。
同様に、D/Aコンバータ16から出力された振幅変調された余弦波P4は、ローパスフィルタ回路28に入力する。ローパスフィルタ回路28は、高周波信号であるパルス信号の両角をなます。すなわち、パルス状の直角を滑らかな曲線とする。
これで、振幅変調された正弦波P3、及び振幅変調された余弦波P4の、高周波成分をなますことにより、正弦波P3及び余弦波P4の波形をより正弦波及び余弦波に近い、図5に示すP8の波形等に変化させることができる。
以上、詳細に説明したように、第2実施例のレゾルバによれば、励磁信号が、基準クロックP2に基づいて、90度位相のずれた正弦波デジタイズド信号P3と余弦波デジタイズド信号P4を作り、高周波信号P2を、ローパスフィルタ回路27,28によりなましているので、正弦波P8と余弦波P9とを、より正確な波形とすることができ、レゾルバの検出位置精度を高めることができる。
本発明は、上記実施例の他に様々な応用が可能である。
例えば、本実施の形態では、レゾルバを用いた角度検出について説明したが、第1励磁コイル及び第2励磁コイルを直線状に配置することにより、直線的な位置を検出する位置センサに応用することができる。
また、本実施例では、位相差方式に高周波変調を組み合わせたシステムを説明したが、振幅方式に高周波変調を組み合わせたシステムにも、本発明を適用することができる。
本発明の第1実施例のレゾルバの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施例のレゾルバの構成を示すブロック図である。 D/Aコンバータ15で発生させる振幅変調された正弦波P3の説明図である。 D/Aコンバータ16で発生させる振幅変調された余弦波P4の説明図である。 第2実施例の振幅正弦波P3を、ローパスフィルタ回路27に入力させたときの、ローパスフィルタ回路27の出力信号P8の波形を示す図である。 同期検波器の作用を説明する図である。
11 基準クロック発生器
15 D/Aコンバータ
16 D/Aコンバータ
19 同期検波器
22 第1励磁コイル
23 第2励磁コイル
24 検出コイル
27 ローパスフィルタ回路
28 ローパスフィルタ回路
P2 高周波(600kHz)
P3 振幅変調された正弦波(9.375kHz)
P4 振幅変調された余弦波(9.375kHz)

Claims (6)

  1. 高周波信号が振幅変調された励磁信号を入力する励磁コイルと、検出信号を出力する検出コイルとを有し、該励磁コイルまたは該検出コイルを設けた移動体の位置変化に応じて変化する該検出信号に基づいて、該移動体の位置変化を検出する位置センサにおいて、
    前記励磁信号が、基準クロックに基づいて作成されたデジタイズド信号であり、パルス信号を振幅変調した波形を有し、該波形がパルス状に直角に変動することを特徴とする位置センサ。
  2. 請求項1に記載する位置センサにおいて、
    前記励磁信号が、基準クロックに基づいて、90度位相のずれた波高値が正弦波状に振幅変調されたデジタイズド信号と、波高値が余弦波状に振幅変調されたデジタイズド信号を作ることを特徴とする位置センサ。
  3. 高周波信号が振幅変調された励磁信号を入力する励磁コイルと、検出信号を出力する検出コイルとを有し、該励磁コイルまたは該検出コイルを設けた移動体の位置変化に応じて変化する該検出信号に基づいて、該移動体の位置変化を検出する位置センサにおいて、
    前記励磁信号が、基準クロックに基づいて作成されたデジタイズド信号であり、前記検出信号を通過させるゲートのオープンタイミングを、前記検出信号の立ち上がり分遅らせることを特徴とする位置センサ。
  4. 高周波信号が振幅変調された励磁信号を入力する励磁コイルと、検出信号を出力する検出コイルとを有し、該励磁コイルまたは該検出コイルを設けた移動体の位置変化に応じて変化する該検出信号に基づいて、該移動体の位置変化を検出する位置センサにおいて、
    前記励磁信号が、基準クロックに基づいて作成されたデジタイズド信号であり、前記励磁信号が、基準クロックに基づいて、90度位相のずれた波高値が正弦波状に振幅変調されたデジタイズド信号と、波高値が余弦波状に振幅変調されたデジタイズド信号を作り、前記検出信号を通過させるゲートのオープンタイミングを、前記検出信号の立ち上がり分遅らせることを特徴とする位置センサ。
  5. 請求項3または請求項4に記載する位置センサにおいて、
    前記検出信号を通過させるゲートのオープン期間は、パルス信号のパルス幅よりも短いことを特徴とする位置センサ。
  6. 請求項2に記載する位置センサにおいて、
    矩形波状の励磁信号を、ローパスフィルタにより正弦波信号に変換したことを特徴とする位置センサ。
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