JPH0347231A - 灌流排液の流出漏洩と飛散とによる感染からの防止方法及び、感染防止用バリア覆布 - Google Patents

灌流排液の流出漏洩と飛散とによる感染からの防止方法及び、感染防止用バリア覆布

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JPH0347231A
JPH0347231A JP1181886A JP18188689A JPH0347231A JP H0347231 A JPH0347231 A JP H0347231A JP 1181886 A JP1181886 A JP 1181886A JP 18188689 A JP18188689 A JP 18188689A JP H0347231 A JPH0347231 A JP H0347231A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内視鏡により患部の状況を術者が診察しなが
ら内視鏡を介して手術を行う内視鏡手術、特に経尿道的
切除手術や膀胱内視鏡検査に係わるもので、この際内視
鏡より患部先側用に流入された潅流液が患者の体液や血
液を混じえ潅流排液として患部より排出されるわけであ
るが、この排液の外部流出と飛沫により直接内視鏡を操
作する術者及び介助の看護婦に惹起される感染の予防ひ
いては院内感染防止に閉するものである。
〔従来の技術〕
この種の施術に際しては、従来例えば第6図に示すよう
に前記潅流排液を集液する集液袋5を付設した覆布21
を該覆布21に設けた患部開口部22を対応する患部に
当接するように掛け、内視鏡1f1を1−記患部開口部
22より露出した当、咳患i%に装着したのち、術者は
内視鏡10より患部洗浄用の潅流液を流し込みながら内
視鏡接眼部1OX1を介して患部の状況の診断をお〕な
い内視鏡のハンドル操作により患部を切除する方式がl
A部に対し開放された状態のもとにおこなわれている。
その際、患苫体内より排出されろ前記j11と体液、1
[1【液を混じえた潅流俳イkjよ集液袋5に濾過シー
ト5J1を介し゛〔集イにされ6よう!こしである。
口発明が解決しようとする課題] I−記従来のM石、内視鏡を使用した経尿道的切除丁、
1ホf(7)場合:よ、ト術の性質1〕l +1 リッ
トルないし2(1リツトルと′、)う多;i;の洗浄用
の潅流液を用いて−142,その結末患との体液や血液
を混じえた同丑以上の潅流排液の処理を必要とするが、
前記潅流排液の回収は第6図に示すように完全とはいい
がたく、時には覆布21より濡出゛ノ゛るこ己もままあ
り、特に患部、内視鏡を含む1−術空間は外部に対し開
放状態にあるため潅流排液の流出時に発生する飛沫に対
する防+It ’!’−段は全然行われていない状況で
ある。
この様な状況の中で術者は内視鏡の接眼部を介して患部
の状況を診断しながら切除を行う訳であるが、二「・術
中における上記飛沫を介しての病原菌感染に対しては無
防備の状態にあり、又、術とを介助する。i′?護婦も
同様の状態にある。
本発明は、」、記した内視鏡を用いた1ミ術(例えば経
尿道的切除手術)や内視鏡診断を11つ場合危惧ごれろ
術と及び介助台への病原菌感染及び院内感染を完全に防
1トして安全な状況のもとて確実な業務の遂行を司能と
した手術空間を完全密閉空1111内に置くノー術方法
出、11rJ記汚染された手術空間を外部より完全に遮
断する密閉覆布の提供を目的とするものである。
〔課題と解決するだめの手段〕
本発明のj゛術力法は、ビデオカメラ付内視鏡を用い該
内視鏡と患部とを含む手術空間を完全密閉空間として、
病原菌の伝搬を遮断し前記ビデオカメラが投影するビデ
オモニター上の患部の画像と前記密閉空間の外側より患
部の診断を行いながら所要の手術の施行を可能にしたも
のである。
又、前記ビデオカメラ付内視鏡には所要の手術を行うべ
く用意されたロボット機構を設け、密閉空間の外部には
前記ロボット機構操作用の遠隔制御部を設け、完全遠隔
制御の内視鏡手術を可能にした。
上記手術に用いられる密閉空間は、内視鏡を介して患部
と術者を結びそれらを内蔵する手術空間に不透水透明性
柔軟シートと該シートと一体構造にした手術術衣とによ
り形成されるようにし、該空間の上側両側部には術者の
上肢挿入用の手術開口部を設け、内視鏡周辺部位の対応
部位には内視鏡の附属部品−式を出し入れするための接
続開口部を設けである。
又、前記密閉空間は患部周辺部位に粘着接続して患部露
出面を形成する端面を一方の端部に持ち、他の端部を術
衣の両袖を含む胸部シート部位に固着接続させ術衣と一
体構成とした不透水透明性柔軟筒状シートにより形成し
て、患部内視鏡と前記術衣の両袖を内蔵するようにした
ものを用いても良い。
又、前記手術、開口部には、不透水伸縮性柔軟シートよ
りなる手術用腕袋を挿入し該腕袋の根本を固着させ、可
動性手術腕袋を形成させでもよい。
〔作用〕
内視鏡手術(例えば経尿道的切除手術)や内視鏡診断を
行う場合は、本発明によりビデオカメラ付内視鏡と患部
とを含む手術空間を外部より遮断した完全密閉空間とし
て病原菌の外部伝搬を完全に遮断しその様な状態のもと
に該ビデオカメラにより投影される前記密閉空間外に設
けたモニター上の患部の状況を診断しながら手術を行う
ことができるようになり、そのため潅流排液の飛沫は前
記密閉空間に閉じ込められ従来見受けられた術者及び介
助者(例えば11謹婦)に対する潅流排液の飛沫は完全
に防止され、又、潅流排液の外部流出も又完全に防止回
収することができ、感染者による病菌の感染及び周囲の
汚染を完全に防止し院内感染を排除できる。
〔実施例〕
本発明のビデオカメラ付内視鏡による手術方法とそれに
用いられる潅流排液の流出と飛沫防止用密閉覆布に関す
る実施例について図面を参照して説明する。
第1図には本発明のビデオカメラ付内視鏡による手術方
法の一実施を示す。1は患部、4は密閉空間、10は内
視鏡、12はビデオカメラ、13はビデオモニターであ
る。
密閉空間4は、患部1と内視鏡IOを含む手術空間で術
者が内視鏡10を操作して所要の診断ないし手術する空
間で、外界より遮断された密閉空間である。内視鏡10
にはその接眼部にビデオカメラ12を設けその影像を外
部の適当の個所に設けたビデオモニター13に投影する
ようにしである。この場合術者は直接内視鏡をのぞきこ
む必要がなく、即ち潅流排液の飛沫にさらされることな
く前記モニター上に投影された患部の画像によりその状
況を診断しながら所要の手術を行うことができる。又潅
流排液は前記密閉空間4の下部に集液されるため、流出
等による室内汚染も回避できる。
第2図は第1図の実施例の内視鏡10の操作部にロボッ
ト機構14を搭載し密閉空間4の外側に該ロボッ)fi
構14を作動させる遠隔制御部15を設けた実施例を示
す。この場合は、術者は直接内視鏡を操作することなく
、遠隔制御部15により汚染されている前記密閉空間4
より隔絶した外界で手術の完全実施ができる。
第3図は、前記手術方法の実施に必要な密閉空間を形成
する潅流排液の流出と飛沫防止用の密閉覆布の一実施例
を示す。
lは患部、2は患部周辺品位、3は術衣9の両袖、4は
密閉空間、5は集液袋、5aは濾過シート、6aは内視
鏡の附rR部品−式を出し入れする接続開口部、6b、
6cは術者の上肢挿入用の手術開口部である。7は一方
の端部と患部周辺部位2に粘着接続し、他の一端を術衣
9の前部シートに固着接続して一体構造として水密、滅
菌可能の密閉空間4を形成する不透水透明性柔軟シート
である。10は内視鏡、12はビデオカメラ、13はビ
デオモニターである。
この場合は、術者は密閉空間4を形成する不透水透明性
柔軟シート7と一体構造の術衣9を着用したのち、手術
開口a’B6 bs 6 cに腕袋をまとった術者の上
肢を挿入し、ビデオモニター上に投影される患部の画像
を見ながら病原菌より完全に遮断した状態で内視鏡を操
作できるようにしている。尚潅流排液及び飛沫は密閉空
間4の下部に集められ、濾過シー)5aを介して集液袋
5に完全に回収されるようにしである。
第4図は、前記密閉空間4を形成するシートに内在9の
両袖3を含む胸部シートと一体構造にさせた不透水透明
性柔軟筒状シート8を使用した実施例の一つでこの場合
は密閉空間4は患部lと内視鏡10と内在9の両袖3と
を内蔵する。
図中1は患m5.2は患部周辺部位、3は両袖、4は密
閉空間、5は集液袋、6aは接続開口部、8は不透水透
明性柔軟筒状シート、9は内在、10は内視鏡、12は
ビデオカメラ、■3はビデメモ−ターである。
密閉空間4:よ(軟部状シート8の一方端部を内在9の
両袖:(を含む胸部シートに固着接続させることにより
水密、滅菌可能の空間を形成させたのち他の一方の端部
を患部lの周辺部位2に粘7.接続させることにより完
全水密の空間を形成する。尚使用時には術者は内在9を
着用する丈で上肢は手術空間である密閉空間4内に位置
することになり、密閉性、作業性は最高にアップされる
。第5図は、第:3図の実施例の手術間111部6b、
6Cに不透水伸縮性柔軟シートよりなる手術用腕袋11
a%11bを挿入しその根本を固着接続させ可動性手術
腕袋をjし成させた場合を出す。この場合術者は、手術
時十、肢をあらかじめ柔軟シート7の手術間1コ部fi
 b、6Cに固着させた腕袋に挿入すれば良く密閉空間
4の密閉性は第3図の場合よりはh5’7、しRつ使い
易くなる。
1′効宋〕 本発明は以1・、説明したように構成されているので以
下に記載する効果を奏する。
ビデオカメラ付内視鏡を用い、患部と前記内視鏡を含r
−4;術空間を外界より完全に遮断した水密性の密閉空
間とし、密閉空間の外部に設けたビデオモニターに投影
される前記ビデオカメラによる患部の画像を見ながら手
術できるようにしたため、潅流排液の飛沫により汚染さ
れた一J’−術空開とは完全に隔絶した外界で術者及び
介助前は手術を行うことができ、病原菌による感染ひい
ては院内感染を皆無にすることができる。;h求項2は
内視鏡にロボット機構を設け外部に設けた遠隔制御部で
所要の手術を前記ロボット機構を介して行うことができ
るためより完全な病原菌の感染及び院内感染に対するテ
防を確立することができる。
請求項3は上記本発明の手術方法に使用される密閉空間
のIF>成に、内在と一体構造とした不透水透明性柔軟
シートを用いているため、滅菌性、水密性は充分に保た
れそのため潅流排液の流出は皆無とすることができる共
に該排液の飛沫への外部への飛散等を防ぐことができ病
原菌の外部への飛11kを完全に防止できる。且つ内在
と ・体構造としたため術者の取り扱いは非常に容易で
ある。
請求項4は、密閉空間を形成するシートに、内在の両袖
を含む胸部シートと一体構造とした不透水透明性柔軟筒
状シートを使用したため、内在の両袖を内蔵され、術者
は内在を着用する上で上肢は手術空間である密閉空間内
に置かれるため取扱性は一層向上し、又水密密閉性は最
高に向とする。
請求項5は請求項3の密閉空間の上側両側部に設けられ
た手術開口部に腕袋を装着したもので密閉性、水密性、
取扱性は請求項3より向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビデオカメラ付内視鏡による手術方法
の実施例を示す図で、第2図は第1図の実施例の内視鏡
にロボット機構と該機構を作動さける遠隔制御部とを設
けた場合の実施例を示す図である。第3図は本発明のビ
デオカメラ付内視鏡による手術方法に用いられる潅流排
液の流出と飛沫防止用密閉覆布の実施例を示す図で、第
4図は本発明の潅流排液の流出と飛沫防止用密閉覆布の
他の実施例を示す図で、第5図は第3図の実施例の一部
改善した他の実施例を示す図である。第6図は従来の覆
布を使用して内視鏡手術診断を行う場合を示す図である
。 図において、1は患部、2は患部周辺部位、3は両袖、
4は密閉空間、5は集液袋、6aは接続開口部、5b、
5cは手術開口部、7は不透水透明性柔軟シート、8は
不透水透明性柔軟筒状シート、9は術衣、10は内視鏡
、11a、llbは腕袋、12はビデオカメラ、13は
ビデオモニター、14はロボット機構、15は遠隔制御
部である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビデオカメラ付内視鏡と患部とを内蔵する手術空
    間を外部より完全に遮断した密閉空間となし、該密閉空
    間の外側に設けられたビデオモニター上に投影される前
    記ビデオカメラよりの画像により患部の状況を診断しな
    がら手術が行われることを特徴とするビデオ付内視鏡に
    よる手術方法。
  2. (2)ビデオ付内視鏡には所要手術を可能とするロボッ
    ト機構を設け、前記密閉空間の外側に該ロボット機構を
    操作する遠隔制御部を設けて遠隔制御による手術を可能
    にした請求項1記載のビデオカメラ付内視鏡による手術
    方法。
  3. (3)ビデオカメラ付内視鏡と患部とを内蔵する手術空
    間に、不透水透明性柔軟シートと該シートと一体構造に
    した手術用術衣とにより該手術空間を密閉空間となし、
    該密閉空間の上側両側部には術者の上肢挿入用の手術開
    口部を設け又内視鏡周辺部位の対応個所には内視鏡の附
    属部品一式を出し入れするための接続開口部を設けたこ
    とを特徴とする潅流排液の流出と飛沫防止用密閉覆布。
  4. (4)密閉空間は、患部周辺部位に粘着接続して患部露
    出面を形成する端面を一方の端部に持ち、他方の端部を
    術衣の両袖を含む胸部シート部位に固着接続させること
    により、術衣と一体構造とした不透水透明性柔軟筒状シ
    ートにより形成され、患部と内視鏡及び前記術衣の両袖
    を内蔵し、水密滅菌可能空間であることを特徴とする請
    求項3記載の潅流排液の流出と飛沫防止用密閉覆布。
  5. (5)手術開口部は、不透水伸縮性柔軟シートよりなる
    手術用腕袋を挿入し該腕袋の根本を固着接続させ可動性
    手術腕袋を形成させたことを特徴とする請求項3記載の
    潅流排液の流出と飛沫防止用密閉覆布。
JP1181886A 1989-07-14 1989-07-14 灌流排液の流出漏洩と飛散とによる感染からの防止方法及び、感染防止用バリア覆布 Granted JPH0347231A (ja)

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DE102009041678A1 (de) 2008-09-16 2010-05-12 AISAN KOGYO K.K., Obu-shi Positionssensor
DE102010023743A1 (de) 2009-06-15 2010-12-16 AISAN KOGYO K.K., Obu-shi Phasendifferenztyp-Drehmelder

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