JP5269260B1 - レーザ加工装置およびレーザ加工制御装置 - Google Patents

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Abstract

レーザ発振器(4)から出射されるレーザ光(L)をファイバ伝送する伝送ファイバ(2)と、伝送ファイバ(2)から送られてくるレーザ光(L)を加工対象物Wの主面に対して垂直方向に照射するとともに、加工対象物(W)によってレーザ光(L)と同軸方向に反射された反射光(Re)を伝送ファイバ(2)に送る加工ヘッド(3)と、伝送ファイバ(2)から送られてくる反射光(Re)の反射光量を検出する反射光モニタ部(10)と、レーザ発振器(4)および加工ヘッド(3)を制御する制御装置(1)と、を備え、制御装置(1)は、加工対象物(W)がレーザ加工の加工条件に応じたものであるか否かを、反射光量に基づいて、レーザ加工の開始時に判定する判定部を有している。

Description

本発明は、加工不良を低減させるレーザ加工装置およびレーザ加工制御装置に関する。
従来、レーザ加工装置で加工を行う場合、NC(Numerical Control)装置からの指令に基づく加工条件の選択と、加工対象物(ワーク)のセットと、は別々に行われるので、両者間の相関性はなかった。そのため、加工条件と加工対象物が異なっていたとしても加工が行われ、その結果、加工不良になることがあった。
所望の加工対象物がセットされているか否かを判断する方法として、加工対象物の上部に反射光検出センサを配置し、この反射光検出センサで反射光を測定する方法がある。例えば、加工対象物の表面に対して斜め方向にレーザ光を入射する場合、常にレーザ光の入射角度が決まっている場合を除いては、反射光検出センサの配置位置に起因して、検出できる反射光量に大きな角度依存性が生じることとなる。これを避けるためには、入射するレーザ光の光軸を囲うよう、ドーナツ状に帯状センサを配置する必要があり、装置構成が複雑となる。また、光軸に対して空間的に離れた位置に反射光検出センサを配置し、加工対象物の表面に対して垂直にレーザ光を入射する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−214452号公報
しかしながら、入射光と加工対象点とを結ぶ線と、加工対象点と反射光検出センサとを結ぶ線と、がなす角度が0°のとき、反射光量は最大値をとり、角度が大きくなるにつれて反射光量は小さくなる。このため、光軸に対して空間的に離れた位置に反射光検出センサを配置している上記従来の技術では、反射光量に対して高い測定精度を得ることは困難であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切なレーザ加工が行えるか否かを、精度良く検出した反射光量に基づいて正確に判定するレーザ加工装置およびレーザ加工制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、レーザ発振器から出射されるレーザ光をファイバ伝送する伝送ファイバと、前記伝送ファイバから送られてくる前記レーザ光を加工対象物の主面に対して垂直方向に照射するとともに、前記加工対象物によって前記レーザ光と同軸方向に反射された反射光を前記伝送ファイバに送る加工ヘッドと、前記伝送ファイバから送られてくる前記反射光の反射光量を検出する反射光量検出部と、前記レーザ発振器および前記加工ヘッドを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記加工対象物がレーザ加工の加工条件に応じたものであるか否かを、前記反射光量に基づいて、レーザ加工の開始時に判定する判定部を有し、前記判定部は、前記ピアシングを開始してから前記反射光量が所定値に下がるまでの間に計測された計測時間と、予め記憶しておいた計測時間に関する第1の規定範囲と、を比較し、比較結果に基づいて、前記加工対象物が加工条件に応じた板厚であるか否かを判定することを特徴とする。
本発明によれば、加工対象物によってレーザ光と同軸方向に反射された反射光の反射光量に基づいて、加工対象物がレーザ加工の加工条件に応じたものであるか否かをレーザ加工の開始時に判定するので、精度良く検出した反射光量に基づいて、適切なレーザ加工が行えるか否かを正確に判定することが可能になるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1に係るレーザ加工装置が備える制御装置の構成を示すブロック図である。 図3は、レーザ加工装置の加工処理手順を示すフローチャートである。 図4は、反射光量の変化を示すタイムチャートの一例である。 図5は、材質毎の反射率を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るレーザ加工装置およびレーザ加工制御装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るレーザ加工装置の構成を示す図である。レーザ加工装置100は、例えば、加工対象物W(板状部材など)をレーザ光によって切断する装置であり、レーザ発振器4、伝送ファイバ2、加工ヘッド3、制御装置1を備えている。
レーザ発振器4は、ファイバ伝送可能なレーザ光L(例えば固体レーザ)を発振し、伝送ファイバ2に送出する。伝送ファイバ2は、一方の端部がレーザ発振器4に接続され、他方の端部が加工ヘッド3に接続されている。伝送ファイバ2は、レーザ発振器4からのレーザ光Lを加工ヘッド3に伝送するとともに、加工対象物Wで反射された反射光Reをレーザ発振器4側に伝送する。
加工ヘッド3は、伝送ファイバ2によって伝送されてきたレーザ光Lを加工対象物Wに照射する。加工ヘッド3は、レーザ光Lを集光させる集光レンズを有しており、集光レンズによってレーザ光Lを加工対象物W上に集光させる。これにより、加工ヘッド3は、伝送ファイバ2から送られてくるレーザ光Lを加工対象物Wの主面に対して垂直方向に照射する。
また、加工ヘッド3は、加工対象物Wでレーザ光Lと同軸方向に反射された反射光Reを、伝送ファイバ2に送る。反射光Reを正確に測定するために、加工ヘッド3は、加工対象物Wに対して垂直の位置(光路と同軸)に配置されている。
レーザ発振器4は、反射光モニタ部(反射光量検出部)10を有しており、反射光モニタ部10が反射光Reの反射光量を検出する。制御装置1は、レーザ発振器4、レーザ加工装置100の加工駆動部(加工ヘッド3や後述の載置台)を制御する。本実施の形態の制御装置1は、反射光量に基づいて、加工対象物Wの材質および板厚が所望の加工対象物(加工条件(例えば、レーザ出力、周波数、デューティ、加工ガス種、加工ガス圧、焦点位置、ノズルギャップなど)に応じた加工対象物)であるか否かを判定する。換言すると、制御装置1は、反射光量に基づいて、加工条件が正しいものであるか否かの判別を行う。
加工対象物Wは、例えば金属を主とした部材である。加工対象物Wは、レーザ光Lの照射方向に垂直な平面内を移動可能な載置台(図示せず)に固定された状態でレーザ加工される。加工対象物Wを加工する際には、加工対象物Wに応じた加工条件が選択される。制御装置1が、加工条件に応じた加工対象物Wが載置台上に載置されていないと判定した場合、加工条件の修正または加工対象物Wの交換が行われる。
レーザ加工装置100では、レーザ発振器4から発振されたレーザ光Lが、伝送ファイバ2、加工ヘッド3を通過し加工対象物Wに照射される。このとき発生する反射光Reの一部は、加工ヘッド3、伝送ファイバ2を通り、反射光モニタ部10に返されることで反射光量が測定される。反射光Reは、加工ヘッド3により集光されて反射光モニタ部10へ返されるので、広い範囲の反射光Reを反射光モニタ部10へ返すことができ、その結果、反射光モニタ部10では反射光Reの高い信号量を得ることが可能となる。
つぎに、制御装置1の構成について説明する。図2は、実施の形態1に係るレーザ加工装置が備える制御装置の構成を示すブロック図である。レーザ加工装置100が備える制御装置1(レーザ加工制御装置)は、加工情報入力部11A、反射光量入力部11B、加工プログラム記憶部12M、規定範囲記憶部13M、判定制御部14、板厚判定部15、材質判定部16、加工制御部17、指示出力部18、判定結果出力部19を備えている。
加工情報入力部11Aは、加工対象物Wを加工する際に用いる情報を入力する。具体的には、加工情報入力部11Aは、加工プログラムを入力して加工プログラム記憶部12Mに送る。また、加工情報入力部11Aは、加工対象物Wの材質判定に用いる反射光量の規定範囲(以下、反射光量規定範囲という)と、加工対象物Wの板厚判定に用いるピアス貫通時間の規定範囲(以下、貫通時間規定範囲という)と、を入力して規定範囲記憶部13Mに送る。反射光量規定範囲は、反射光量の許容範囲であり、貫通時間規定範囲は、ピアス貫通時間の許容範囲である。例えば、軟鋼の場合、ピアス貫通時間は板厚12mmで7秒、板厚16mmで10秒、板厚19mmで15秒かかる。
反射光量入力部11Bは、レーザ発振器4の反射光モニタ部10で測定された反射光量を入力して、材質判定部16および板厚判定部15に送る。加工プログラム記憶部12Mは、加工プログラムを記憶するメモリなどである。ここでの加工プログラムは、加工対象物Wのレーザ加工に用いられるプログラムであり、加工位置、加工順序、加工条件などを含んで構成されている。規定範囲記憶部13Mは、反射光量規定範囲や貫通時間規定範囲を記憶するメモリなどである。
レーザ光Lに対する加工対象物W上での反射率は加工対象物Wの物性値(材質)によって決まるものである。例えば、銅は反射率が高く、鉄は反射率が低い(図5)。このため、規定範囲記憶部13Mは、加工条件毎(加工対象物W毎)に反射光量規定範囲と、貫通時間規定範囲と、を記憶している。規定範囲記憶部13Mでは、加工条件と反射光量規定範囲とを対応付けした情報、加工条件と貫通時間規定範囲とを対応付けした情報とが記憶されている。
判定制御部14は、加工対象物Wの板厚判定や材質判定を行う際に、レーザ発振器4や加工ヘッド3へ送る指示情報を作成する。判定制御部14は、加工対象物W上の領域から、製品加工に用いられない領域(非製品領域)を抽出する。判定制御部14は、加工プログラム記憶部12Mから加工プログラムを読み出し、加工プログラム内に設定されている加工位置に基づいて、非製品領域を抽出する。また、判定制御部14は、加工プログラムから加工条件を読み出す。加工条件は、加工対象物Wを製品加工する際に用いる加工の条件である。加工条件は、例えば、加工開始(ピアシング)の際や加工中(切断)に用いるレーザ光Lのレーザ出力値、加工ヘッド3の移動速度などである。以下では、加工開始の際の加工条件がピアシングに関する加工条件(ピアシング条件)である場合について説明する。
判定制御部14は、非製品領域の何れかの位置(テスト位置)に、加工開始時に用いられるピアシング条件で、レーザ発振器4や加工ヘッド3にレーザ加工のテスト(テスト加工)を行わせる。判定制御部14は、レーザ発振器4や加工ヘッド3に送るテスト加工用の指示情報を、指示出力部18に送る。
また、判定制御部14は、板厚判定部15や材質判定部16からの判定結果に基づいて、加工制御部17への加工開始指示(製品領域への加工開始指示)や判定結果出力部19への判定結果出力指示を行う。判定制御部14は、板厚判定部15や材質判定部16から、正常判定結果(加工条件に応じた加工対象物Wが載置台上に載置されていることを示す判定結果)が送られてきた場合に、加工制御部17に加工開始指示を送る。
また、判定制御部14は、板厚判定部15や材質判定部16から、正常判定結果を受けた場合に、判定結果出力部19に正常判定結果を出力するよう指示する。一方、判定制御部14は、板厚判定部15や材質判定部16から、異常判定結果(加工条件に応じた加工対象物Wが載置台上に載置されていないことを示す判定結果)を受けた場合に、判定結果出力部19に異常判定結果を出力するよう指示する。
板厚判定部15は、判定制御部14が抽出した加工条件に基づいて、加工条件に対応する貫通時間規定範囲を規定範囲記憶部13Mから読み出す。板厚判定部15は、テスト加工を開始してからの反射光量の変化に基づいて、加工条件毎に加工対象物Wの板厚を判定する。
板厚判定部15は、テスト加工を開始してから反射光量が所定値(閾値)に下がるまでの時間を計測するタイマ31を有しており、タイマ31で計測した時間と、規定範囲記憶部13Mから読み出した貫通時間規定範囲と、を比較する。ピアシング中は、所定の反射光量があるが、ピアシングによって加工対象物Wが貫通すれば反射光量は激減する。このため、反射光量の閾値としては、ピアシングが完了した際に検出される反射光量よりも少しだけ大きな値(以下、ピアシング完了閾値という)が設定され、予め規定範囲記憶部13Mなどで記憶しておく。ピアシング完了閾値は、加工条件毎に設定しておく。
板厚判定部15は、タイマ31で計測した時間が、貫通時間規定範囲内であれば、正しい板厚である(加工条件に応じた板厚の加工対象物Wが載置台上に載置されている)と判定し、板厚に関する正常判定結果を判定制御部14に送る。
板厚判定部15は、タイマ31で計測した時間が、貫通時間規定範囲外であれば、間違った板厚である(加工条件に応じた板厚とは異なる板厚の加工対象物Wが載置台上に載置されている)と判定し、板厚に関する異常判定結果を判定制御部14に送る。
材質判定部16は、判定制御部14が抽出した加工条件に基づいて、加工条件に対応する反射光量規定範囲を規定範囲記憶部13Mから読み出す。材質判定部16は、ピアシングを開始した直後の反射光量に基づいて、加工条件毎に加工対象物Wの材質を判定する。
材質判定部16は、反射光モニタ部10から送られてくる反射光量と、規定範囲記憶部13Mから読み出した反射光量規定範囲を比較する。材質判定部16は、反射光モニタ部10から送られてくる反射光量が、反射光量規定範囲内であれば、正しい材質である(加工条件に応じた材質の加工対象物Wが載置台上に載置されている)と判定し、材質に関する正常判定結果を判定制御部14に送る。
材質判定部16は、反射光モニタ部10から送られてくる反射光量が、反射光量規定範囲外であれば、間違った材質である(加工条件に応じた材質とは異なる材質の加工対象物Wが載置台上に載置されている)と判定し、材質に関する異常判定結果を判定制御部14に送る。
加工制御部17は、判定制御部14から加工開始指示が送られてきた場合に、加工プログラム記憶部12M内の加工プログラムを読み出して、指示出力部18に加工指示を送る。これにより、加工対象物Wの製品領域へのレーザ加工が開始される。
指示出力部18は、加工制御部17や判定制御部14から送られてくる指示情報(制御指示)を、レーザ発振器4や加工ヘッド3などに送る。判定結果出力部19は、判定制御部14から送られてくる正常判定結果や異常判定結果を表示装置(例えば液晶モニタ)などに表示させる。
つぎに、レーザ加工装置100による加工処理の手順について説明する。図3は、レーザ加工装置の加工処理手順を示すフローチャートである。レーザ加工装置100では、加工対象物Wに対してテスト加工を行い、加工条件に応じた板厚や材質の加工対象物Wが載置台上に載置されていると判定された場合に加工対象物Wに製品加工を行う。
このため、レーザ加工装置100は、加工対象物Wに対してテスト加工からレーザ加工を開始する(ステップS10)。具体的には、判定制御部14は、加工プログラム記憶部12Mから加工プログラムを読み出し、加工プログラム内に設定されている加工位置に基づいて、非製品領域を抽出する。さらに、判定制御部14は、加工プログラムから加工条件を読み出し、加工条件内からピアシング条件を読み出す。そして、判定制御部14は、非製品領域の何れかの位置に、ピアシング条件で、レーザ発振器4や加工ヘッド3にテスト加工を行わせる。このため、判定制御部14は、レーザ発振器4や加工ヘッド3に送るテスト加工用の指示情報を、指示出力部18に送る。これにより、指示出力部18から、レーザ発振器4や加工ヘッド3へ、テスト加工用の指示情報が送られる。
レーザ発振器4からはテスト加工用のピアシング条件に対応するレーザ光Lが出射される。このレーザ光Lは、伝送ファイバ2、加工ヘッド3を介して加工対象物Wに照射される。そして、加工対象物Wで反射された反射光Reの一部が、加工ヘッド3、伝送ファイバ2を介して反射光モニタ部10に送られる。これにより、反射光モニタ部10で反射光量が測定される(ステップS20)。反射光モニタ部10は、測定した反射光量を、制御装置1に送る。制御装置1の反射光量入力部11Bは、反射光量を材質判定部16および板厚判定部15に送る。
判定制御部14は、加工プログラムから加工条件を読み出して、材質判定部16と板厚判定部15に送る。材質判定部16は、加工条件に対応する反射光量規定範囲51を規定範囲記憶部13Mから読み出す。
材質判定部16は、ピアシングを開始した直後の反射光量に基づいて、反射光量が、反射光量規定範囲51内であるか否かを判定する(ステップS30)。材質判定部16は、反射光モニタ部10から送られてくる反射光量が、反射光量規定範囲51外であれば(ステップS30、No)、加工条件には対応しない材質の加工対象物Wが載置台上に載置されていると判定する。そして、材質判定部16は、材質に関する異常判定結果を判定制御部14に送る。
判定制御部14が、材質判定部16から異常判定結果を受けると、加工停止または加工条件修正が行われる(ステップS40)。このとき、判定制御部14は、判定結果出力部19に材質に関する異常判定結果を出力する。これにより、判定結果出力部19は、材質に関する異常判定結果を表示装置などに表示させる。
加工を停止する場合、判定制御部14は、指示出力部18に加工停止指示を出力する。これにより、指示出力部18からレーザ発振器4や加工ヘッド3へは加工停止指示が送られ、レーザ発振器4や加工ヘッド3の動作が停止する。この後、レーザ加工装置100の使用者によって、加工条件に応じた適切な加工対象物Wに加工対象物Wが交換される。
また、加工条件を修正する場合、レーザ加工装置100の使用者によって、加工条件が修正される。具体的には、加工条件が、載置台に載置されている加工対象物Wの材質に応じた加工条件(レーザ光Lのレーザ出力値や加工ヘッド3の移動速度など)に修正される。修正後の加工条件は、加工情報入力部11Aから入力されて加工プログラム記憶部12Mに送られる。そして、修正後の新たな加工条件が加工プログラムに設定される。
なお、加工対象物Wの表面が酸化されている場合や加工対象物Wの表面が荒れている場合がある。このような場合、反射光量が、反射光量規定範囲51外であると判断される場合があるので、加工条件は、加工対象物Wの表面状態に応じた加工条件に修正してもよい。
この後、反射光モニタ部10から送られてくる反射光量が、反射光量規定範囲51内となるまで、ステップS10〜S40の処理が繰り返される。材質判定部16は、反射光モニタ部10から送られてくる反射光量が、反射光量規定範囲51内となれば(ステップS30、Yes)、加工条件に応じた材質の加工対象物Wが載置台上に載置されていると判定する。そして、材質判定部16は、材質に関する正常判定結果を判定制御部14に送る。
そして、レーザ加工装置100では、テスト加工(ピアス加工)が継続される(ステップS50)。これにより、レーザ発振器4からはテスト加工用のピアシング条件に対応するレーザ光Lの出射が継続され、加工対象物Wへのピアス貫通処理が行われる(ステップS60)。レーザ加工装置100では、加工対象物Wへのピアス貫通処理が完了するまで、レーザ光Lの出射と反射光量の測定が継続される。
板厚判定部15は、判定制御部14が抽出した加工条件に基づいて、加工条件に対応する貫通時間規定範囲52を規定範囲記憶部13Mから読み出す。板厚判定部15のタイマ31は、テスト加工を開始してから反射光量がピアシング完了閾値に下がるまでの時間を計測する。板厚判定部15は、タイマ31で計測した時間と、規定範囲記憶部13Mから読み出した貫通時間規定範囲52と、を比較する(ステップS70)。
板厚判定部15は、タイマ31で計測した時間が、貫通時間規定範囲52外であれば(ステップS70、No)、加工条件に応じた板厚とは異なる板厚の加工対象物Wが載置台上に載置されていると判定する。そして、板厚判定部15は、板厚に関する異常判定結果を判定制御部14に送る。
判定制御部14が、板厚判定部15から異常判定結果を受けると、加工停止または加工条件修正が行われる(ステップS80)。このとき、判定制御部14は、判定結果出力部19に板厚に関する異常判定結果を出力する。これにより、判定結果出力部19は、板厚に関する異常判定結果を表示装置などに表示させる。
加工を停止する場合、ステップS40で説明した処理と同様の処理によって、加工対象物Wが加工条件に応じた適切な加工対象物Wに交換される。また、加工条件を修正する場合、ステップS40で説明した処理と同様の処理によって、新たな加工条件が加工プログラムに設定される。
この後、タイマ31で計測した時間が、貫通時間規定範囲52内となるまで、ステップS50〜S80の処理が繰り返される。このとき、判定制御部14は、非製品領域内のうちテスト加工で未使用の位置を次のテスト位置に選択する。そして、判定制御部14は、選択したテスト位置に、ピアシング条件で、レーザ発振器4や加工ヘッド3にテスト加工を行わせる。換言すると、テスト加工の位置を変更してテスト加工が行われる。
板厚判定部15は、タイマ31で計測した時間が貫通時間規定範囲52内となれば(ステップS70、Yes)、加工条件に応じた板厚の加工対象物Wが載置台上に載置されていると判定する。そして、板厚判定部15は、板厚に関する正常判定結果を判定制御部14に送る。
この後、レーザ加工装置100では、加工制御部17によって加工対象物Wへの製品加工が開始される(ステップS90)。換言すると、加工制御部17は、判定制御部14から正常判定結果(加工開始指示)が送られてくると、加工プログラム記憶部12M内の加工プログラムを読み出して、指示出力部18に加工指示を送る。
図4は、反射光量の変化を示すタイムチャートの一例である。テスト加工を開始すると(時刻t1)、レーザ光Lが加工対象物Wに照射される。その際、加工対象物Wの表面にレーザ光Lが照射されるので反射光量は大きくなり、反射光量が一時的にs1まで到達する。この後、ピアス加工が進むにつれ、例えば1mm秒後には、反射光量がs2まで減少する。
材質判定部16は、反射光量のs1と、反射光量規定範囲51と、を比較し、加工条件(材質)の整合性を確認する。続けて、時刻t2にピアス貫通が完了すると、レーザ光Lは出射されているが、このレーザ光Lは、加工対象物Wの貫通孔を通過する。このため、レーザ光Lは加工対象物Wからほとんど反射されることはなく、その結果、反射光量は0付近のs3まで減少する。ピアシング完了閾値は、ここでのs3よりも僅かに大きな値である。
板厚判定部15のタイマ31は、テスト加工を開始してから反射光量がピアシング完了閾値に下がるまでの時間(時刻t1から時刻t2までの時間)を計測している。板厚判定部15は、時刻t1から時刻t2までの時間(例えば、0.1秒〜数秒)と、貫通時間規定範囲52と、を比較し、加工条件(板厚)の整合性を確認する。
なお、本実施の形態では、加工対象物Wの加工を開始する際の加工条件でテスト加工を行う場合について説明したが、テスト加工用の加工条件を予め準備しておいてもよい。また、本実施の形態では、非製品領域にテスト加工を行なった際の反射光量に基づいて材質判定や板厚判定を行う場合について説明したが、実際に製品加工を開始する際の反射光量に基づいて材質判定や板厚判定を行ってもよい。この場合、加工プログラムに設定されている最初の加工位置にレーザ光Lが照射され、最初の加工位置での反射光量やピアス貫通時間に基づいて、材質判定や板厚判定が行われる。そして、正常判定結果を受けると、加工プログラムを用いてレーザ発振器4および加工ヘッド3の制御が継続される。一方、異常判定結果を受けると、加工停止または加工条件修正が行われる。
また、レーザ加工装置100は、加工対象物Wの切断に限らず、加工対象物Wの穴あけ加工を行ってもよい。また、加工対象物Wは、1層の板状部材に限らず複数層からなる板状部材(例えばプリント基板)であってもよい。この場合、層毎に材質、板厚を判定してもよい。
また、本実施の形態では、加工条件に対して正しい加工対象物Wがセットされているか否かを判断したが、ピアス加工の際の反射光量やピアス貫通時間に基づいて、加工条件を自動選択してもよい。この場合、製品加工用の加工条件を設定することなくテスト用の加工条件でピアス加工が行われ、その後、ピアス加工の際の反射光量やピアス貫通時間に基づいて製品加工用の加工条件が設定される。
また、加工範囲内が同一材質である場合、ピアス加工の際の反射光量から切断加工の際の反射光量の微小な変化を検出し、検出した変化に対応する加工条件を選択してもよい。この場合、反射光量の変化に応じた加工条件を、複数準備しておく。そして、反射光量の変化に基づいて、加工条件が自動変更される。
また、加工プログラム内に、加工テストを行う際に用いる制御プログラムを含めておいてもよい。この場合、加工プログラムを用いて、テスト加工および製品加工が行われる。また、本実施の形態では、1本の伝送ファイバ2でレーザ光Lと反射光Reの伝送を行う場合について説明したが、レーザ光L用の伝送ファイバ2と反射光Re用の伝送ファイバ2をレーザ加工装置100内に設けてもよい。
このように、実施の形態によれば、反射光量に基づいて、加工対象物Wが加工条件に応じた加工対象物Wであるか否かを判定するので、加工対象物Wと加工条件との対応関係が適切か否かを正確に判定することが可能となる。したがって、間違った加工対象物Wへのレーザ加工や、不適切な加工条件でのレーザ加工を防止することが可能になる。換言すると、反射光量に基づいて、加工条件と加工対象物Wとの不一致を検出するので、加工不良の発生(加工間違い)を低減することが可能となる。
また、レーザ光Lと同軸に配置されている加工ヘッド3を用いて、ピアシングの際に反射光量を同軸で検出するので、加工対象物Wの板厚が厚くなるほど反射光量を精度良く検出できる。また、ピアス貫通時間に基づいて、加工対象物Wの板厚を判定するので、加工対象物Wが加工条件に応じた所望の加工対象物Wであるか否かを正確に判定することが可能となる。また、ピアス開始時の反射光量に基づいて、加工対象物Wの材質を判定するので、加工対象物Wが加工条件に応じた所望の加工対象物Wであるか否かを正確に判定することが可能となる。
また、テスト位置に対してピアシング加工を行って加工対象物Wが加工条件に応じた所望の加工対象物Wであると判定された後、加工プログラムを用いて加工対象物Wへの製品加工を行うので、加工不良の発生を低減することが可能となる。
また、加工プログラムに設定されている最初の加工位置にピアシング加工を行って加工対象物Wが加工条件に応じた所望の加工対象物Wであると判定された後、加工プログラムによる製品加工を継続するので、テスト加工を行うことなく短時間で加工対象物Wを判定することが可能となる。
以上のように、本発明に係るレーザ加工装置およびレーザ加工制御装置は、加工不良の低減に適している。
1 制御装置
2 伝送ファイバ
3 加工ヘッド
4 レーザ発振器
10 反射光モニタ部
11A 加工情報入力部
11B 反射光量入力部
12M 加工プログラム記憶部
13M 規定範囲記憶部
14 判定制御部
15 板厚判定部
16 材質判定部
17 加工制御部
100 レーザ加工装置
L レーザ光
Re 反射光
W 加工対象物

Claims (6)

  1. レーザ発振器から出射されるレーザ光をファイバ伝送する伝送ファイバと、
    前記伝送ファイバから送られてくる前記レーザ光を加工対象物の主面に対して垂直方向に照射するとともに、前記加工対象物によって前記レーザ光と同軸方向に反射された反射光を前記伝送ファイバに送る加工ヘッドと、
    前記伝送ファイバから送られてくる前記反射光の反射光量を検出する反射光量検出部と、
    前記レーザ発振器および前記加工ヘッドを制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記加工対象物がレーザ加工の加工条件に応じたものであるか否かを、前記反射光量に基づいて、レーザ加工の開始時に判定する判定部を有し、
    前記判定部は、前記ピアシングを開始してから前記反射光量が所定値に下がるまでの間に計測された計測時間と、予め記憶しておいた計測時間に関する第1の規定範囲と、を比較し、比較結果に基づいて、前記加工対象物が加工条件に応じた板厚であるか否かを判定することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. レーザ発振器から出射されるレーザ光をファイバ伝送する伝送ファイバと、
    前記伝送ファイバから送られてくる前記レーザ光を加工対象物の主面に対して垂直方向に照射するとともに、前記加工対象物によって前記レーザ光と同軸方向に反射された反射光を前記伝送ファイバに送る加工ヘッドと、
    前記伝送ファイバから送られてくる前記反射光の反射光量を検出する反射光量検出部と、
    前記レーザ発振器および前記加工ヘッドを制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記加工対象物がレーザ加工の加工条件に応じたものであるか否かを、前記反射光量に基づいて、レーザ加工の開始時に判定する判定部を有し、
    前記判定部は、前記ピアシングの開始時に検出された反射光量と、予め記憶しておいた反射光量に関する第2の規定範囲と、を比較し、比較結果に基づいて、前記加工対象物が加工条件に応じた材質であるか否かを判定することを特徴とするレーザ加工装置。
  3. 前記反射光量検出部は、前記加工対象物への穴あけ加工であるピアシングの際に前記反射光量を検出し、
    前記判定部は、前記ピアシングの際に検出された反射光量に基づいて、前記加工対象物が前記加工条件に応じたものであるか否かを判定することを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. レーザ発振器から出射されて伝送ファイバによってファイバ伝送されたレーザ光を加工ヘッドが加工対象物の主面に対して垂直方向に照射し、前記加工対象物によって前記レーザ光と同軸方向に反射光が反射された際に、前記加工ヘッドおよび前記伝送ファイバを介して送られてくる前記反射光の反射光量が検出されると、前記反射光量が入力される入力部と、
    前記反射光量に関する規定範囲を記憶する第1の記憶部と、
    前記加工対象物の製品領域の加工位置およびレーザ加工の開始時に用いる加工条件を含んだ加工プログラムを記憶する第2の記憶部と、
    前記レーザ発振器および前記加工ヘッドを、前記加工プログラムを用いて制御する第1の制御部と、
    前記加工対象物が前記加工条件に応じたものであるか否かを、前記加工条件で前記加工対象物にレーザ光を照射した場合に前記入力部に入力される反射光量と前記記憶部に記憶されている規定範囲との比較結果に基づいて判定する判定部と、
    前記加工対象物のうち製品領域以外の非製品領域に前記レーザ光をテスト照射するよう、前記レーザ発振器および前記加工ヘッドを制御する第2の制御部と、
    を備え、
    前記第2の制御部は、前記加工位置に基づいて前記非製品領域内の何れかの位置にレーザ光をテスト照射するテスト位置を設定するとともに、前記テスト位置に前記加工条件で前記レーザ光をテスト照射するよう、前記レーザ発振器および前記加工ヘッドを制御し、
    前記判定部は、前記テスト位置での反射光量を用いて、前記加工対象物が前記加工条件に応じたものであるか否かを判定し、
    前記第1の制御部は、前記加工対象物が前記加工条件に応じたものであると判定された後、前記加工プログラムを用いて前記加工対象物へのレーザ加工を開始することを特徴とするレーザ加工制御装置。
  5. 前記判定部は、前記加工対象物への穴あけ加工であるピアシングの際に検出された反射光量に基づいて、前記加工対象物が前記加工条件に応じたものであるか否かを判定することを特徴とする請求項に記載のレーザ加工制御装置。
  6. 前記第1の制御部は、前記加工プログラムに設定されている最初の加工位置に前記加工条件で前記レーザ光を照射させ、
    前記判定部は、前記最初の加工位置に前記加工条件で前記レーザ光が照射された際の反射光量を用いて、前記加工対象物が前記加工条件に応じたものであるか否かを判定し、
    前記第1の制御部は、前記加工対象物が前記加工条件に応じたものであると判定された後、前記加工プログラムを用いて前記加工対象物へのレーザ加工を継続することを特徴とする請求項4または5に記載のレーザ加工制御装置。
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