JP5268774B2 - 高圧引下線コネクタ - Google Patents
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Description
第1挟持部材には、ヤットコで把持可能な把持部が形成されている。また、この第1挟持部材には、高圧引出線が挿通可能な挿通孔が設けられている(特許文献1参照)。
その後、配線工事が完了すると、作業員が再びヤットコで把持部を把持して、高圧引下線コネクタを高圧線に押し付けることで、第1挟持部材と第2挟持部材との間に高圧線を押し込むことにより、高圧線に高圧引下線コネクタを取り付ける。
よって、作業員がヤットコで高圧引下線コネクタの把持部を把持して、一対の挟持部の当接面に高圧線を当接させる。このとき、一対の挟持部の被押圧面は、第1被押圧面が付勢部材により押圧されている。そして、一対の挟持部の間に高圧線を押し込むと、長孔を貫通する支持部材を支点として一対の挟持部が回動し、付勢部材により押圧される被押圧面が第1被押圧面から、第2被押圧面に移る。
このように、高圧線を押し込む前の一対の挟持部による挟持力を、高圧線を押し込んだ後に比べて小さくし、作業を容易にできる。
このように、作業員は、ヤットコで把持部を把持して、高圧引下線コネクタを高圧線に押し付ける方向と略同一方向に力を加えることにより、高圧線に高圧引下線コネクタを取り付けることができるので、高圧線に押し付ける力を加えやすくし、作業を容易にできる。
このように、作業員は、ヤットコで把持部を把持して、直接基部に力を加えることにより、高圧線に高圧引下線コネクタを取り付けるので、高圧線に押し付ける力を加えやすくし、作業を容易にできる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る高圧引下線コネクタ1の概略を説明するための図である。図2は、前記実施形態に係る高圧引下線コネクタ1の概略を示す側面図である。
高圧引下線コネクタ1は、コネクタ本体10と、コネクタ本体10に設けられた一対の挟持部20と、コネクタ本体10に設けられて一対の挟持部20を押圧する付勢部材30と、を備えている。
図4は、前記実施形態に係る高圧引下線コネクタ1を高圧線5に取り付ける動作を説明するための図である。図4(a)は、高圧引下線コネクタ1を高圧線5に押し込む前を示す図である。図4(b)は、高圧引下線コネクタ1を高圧線5に押し込んだ後を示す図である。
高圧線5を押し込む前の一対の挟持部20による挟持力を、高圧線5を押し込んだ後に比べて小さくし、作業を容易にできる。
また、作業員は、ヤットコ7で把持部を把持して、高圧引下線コネクタを高圧線に押し付ける方向と略同一方向に力を加えることにより、高圧線に高圧引下線コネクタを取り付けることができるので、高圧線に押し付ける力を加えやすくし、作業を容易にできる。
また、把持部131に複数形成された溝部131aをヤットコ7で把持することで、把持しやすくし、作業を容易にできる。
本実施形態は、コネクタ本体10Aの構成が異なる。
図5は、本発明の第2実施形態に係るコネクタ本体10Aが適用された高圧引下線コネクタ1Aの概略を説明するための図である。
高圧引下線コネクタ1Aは、コネクタ本体10Aと、コネクタ本体10Aに設けられた一対の挟持部20と、コネクタ本体10Aに設けられて一対の挟持部20を押圧する付勢部材30と、を備えている。
作業員がヤットコ7で把持部131Aの溝部131aを把持して、一対の挟持部20の当接面220に高圧線5を当接させる。このとき、一対の挟持部20の被押圧面230は、第1被押圧面231が付勢部材30により押圧されている。そして、作業員が高圧引下線コネクタ1Aの基部11Aを高圧線5に押し付け、一対の挟持部20の間に高圧線5を押し込むと、挟持部20の長孔210を貫通する支持部材40を支点として一対の挟持部20が回動し、付勢部材30により押圧される被押圧面230が第1被押圧面231から、第2被押圧面232に移る。
作業員は、ヤットコで把持部131Aを把持して、直接基部11Aに力を加えることにより、高圧線5に高圧引下線コネクタ1Aを取り付けるので、高圧線5に押し付ける力を加えやすくし、作業を容易にできる。
本実施形態は、コネクタ本体10Bの把持部131Bの構成が異なる。
図6は、本発明の第3実施形態に係る把持部131Bが適用された高圧引下線コネクタ1Bの概略を説明するための図である。
高圧引下線コネクタ1Bは、コネクタ本体10Bと、コネクタ本体10Bに設けられた一対の挟持部20と、コネクタ本体10Aに設けられて一対の挟持部20を押圧する付勢部材30と、を備えている。
把持部131Bに形成された貫通孔131bにヤットコを引っ掛けることで、把持しやすくし、作業を容易にできる。
10 コネクタ本体
20 挟持部
30 付勢部材
40 支持部材
111 嵌合面
131 把持部
210 長孔
220 当接面
230 被押圧面
231 第1被押圧面
232 第2被押圧面
Claims (5)
- 高圧線および高圧引下線を保持する高圧引下線コネクタであって、
前記高圧線の外周面が嵌合可能な嵌合面が形成されたコネクタ本体と、
前記コネクタ本体の嵌合面に対向する位置に回動可能に設けられた一対の挟持部と、
前記コネクタ本体に設けられて前記挟持部を押圧する付勢部材と、
前記コネクタ本体に設けられて把持可能な把持部と、を備え、
前記コネクタ本体には、前記挟持部を支持する支持部材が設けられ、
前記挟持部には、前記支持部材が貫通する長孔が形成され、
前記挟持部は、前記高圧線に当接可能な当接面と、当該当接面に対して前記長孔を挟んで反対側に設けられた被押圧面と、を備え、
前記付勢部材は、前記挟持部の被押圧面を押圧し、
前記被押圧面は、第1被押圧面と、当該第1被押圧面よりも前記嵌合面寄りに形成された第2被押圧面と、を有し、
前記長孔から第2被押圧面までの寸法は、前記長孔から前記第1被押圧面までの寸法よりも長いことを特徴とする高圧引下線コネクタ。 - 前記コネクタ本体は、略半円筒形状の嵌合面が形成された平板状の基部と、
当該基部の嵌合面を挟んだ位置に互いに対向して立設されて前記挟持部を支持する一対の支持部と、
前記一対の支持部の一方の先端側に形成されて前記基部の嵌合面に対向する対向部と、を備え、
前記把持部は、前記対向部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の高圧引下線コネクタ。 - 前記コネクタ本体は、略半円筒形状の嵌合面が形成された平板状の基部と、
当該基部の嵌合面を挟んだ位置に互いに対向して立設されて前記挟持部を支持する一対の支持部と、
前記一対の支持部の一方の先端側に形成されて前記基部の嵌合面に対向する対向部と、を備え、
前記把持部は、前記基部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の高圧引下線コネクタ。 - 前記把持部には、溝部が複数形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の高圧引下線コネクタ。
- 前記把持部には、貫通孔が形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の高圧引下線コネクタ。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2009117752A JP5268774B2 (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 高圧引下線コネクタ |
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Family Applications (1)
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JP2009117752A Active JP5268774B2 (ja) | 2009-05-14 | 2009-05-14 | 高圧引下線コネクタ |
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