JP5546284B2 - 楔型引留クランプの押込機及びその押込み施工方法 - Google Patents

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本発明は、架空送電線を鉄塔へ牽引するための楔型引留クランプの押込機に係り、詳しくは、楔型引留クランプの2枚楔を押し込むための押込機及びその押込み施工方法に関する。
図3は、従来の楔型引留クランプ(2枚楔、MBT)の押込機の構成図である。図3において、押込機110は、シリンダー10と第1のブロック25と第2のブロック35とアダプタ45とを有している。シリンダー10はシリンダーのストロークを伝達するプランジャー12と油圧導入口15とを具備する。第1のブロック25は、後述する楔型引留クランプ50の連結板70にシリンダー10を固定するための取付金具穴27を具備している。
図4は、第2のブロックの構造図である。図4aは、第2のブロックの側面図であり、図4bは、第2のブロックの正面図である。図4において、第2のブロック35は方形の両肩が所定の角度で切り取られ、且つ下方部がコの字型又はU字型に切り取られた形状をし、シリンダー10のプランジャー12が挿入されて固定されるよう、例えば雌ネジ加工されたネジ孔37を有し、且つアダプタ45と固定されるよう雌ネジ加工されたネジ孔39を有している。この場合プランジャー12の先端は、雄ネジ加工されている。
図5は、アダプタの構造図である。図5aは、アダプタの側面図であり、図5bは、アダプタの正面図である。図5において、アダプタ45は、第2のブロック35と同様に、方形の両肩が所定の角度で切り取られ、且つ下方部がコの字型又はU字型に切り取られた形状をし、第2のブロック35と固定されるため、図3の雄ネジ48が貫通する貫通孔47、及びアダプタ45の軽量化を目的とした空孔46とを有する。また第1のブロック25も、サイズは異なるが、第2のブロック35及びアダプタ45と同様の形状を成し、シリンダー10の雄ネジ加工された部分でネジ止めする雌ネジ加工されたネジ孔29(図3を参照)を有している。
図3〜図5において、押込機110の組立について説明する。押込機110の組立は、まず、第1のブロック25に設けられたネジ孔29にプランジャー12を貫通させた後、当該ネジ孔29とシリンダー10の雄ネジ加工された部分とをネジ嵌合する。次に、第2のブロック35のネジ孔39とプランジャー12の先端の雄ネジ加工された部分とを、同様にネジ嵌合して取付ける。続いて、図3の雄ネジ48をアダプタ45の有している貫通孔47に貫通させ、第2のブロック35のネジ孔39に取付けて組立を完了する。ただし、組立手順は特に限定されるものではない。また、架空送電線80は、それぞれのコの字型に切り取られた部分を通過している。
次に押込機110の使用について、後で詳述する図1を基に説明する。図1において、本発明の押込機100に代わり従来の押込機110が設定されているものとする。したがって、押込機110は第1のブロック25の取付金具穴27を用いて、楔型引留クランプ50の連結板70に固定設置されている。楔型引留クランプ本体50の2枚楔60は、ボルト65により架空送電線80を包み込むように嵌合された状態で固定されて、架空送電線80と共に、楔型引留クランプ本体50に仮挿入されている。
この状態において、架空送電線80が楔型引留クランプ本体50に把持され、鉄塔間の架空送電線80の張力に十分耐えられる把持力を得るためには、この2枚楔60を楔型引留クランプ本体50に対し所定の位置まで押し込む必要がある。このため、油圧導入口15からシリンダー10に油圧が導入され、プランジャー12が所望のストロークだけ伸び、2枚楔60は接触しているアダプタ45により引留クランプ本体50に押し込まれて、必要とする把持力を得る。
ところで、押込機110は、楔型引留クランプ本体50の連結板70の長手方向の中心線Aと押込機110のプランジャー12の長手方向の中心線Bとが平行となるよう、連結板70に取付けられていた。また、アダプタ45の2枚楔60との接触面は、これらの中心線に垂直なフラットな面を有している。この施工において、架空送電線80は、引留クランプ本体50により鉄塔に牽引される際、鉄塔間で撓んでいることにより、架空送電線80に固定された2枚楔60とアダプタ45との接触を面接触できない問題があった。このため、プランジャー12による押込み力が損なわれるという問題があった。
特許文献1には、電線用楔形引留クランプの構成部材と着脱自在な係合を行うクランプ部材保持用治具であり、クランプは、断面U字形の本体で、楔押え体を介して楔体を押込み、楔体とクランプ本体間に電線を把持し、楔押え体は、センター孔を有する平板状体で、クランプ本体内に挿入可能な板厚の周囲側面を有し、この側面は、電線長さ方向の長平面状の押え面とその他の外側面とから成り楔押え体の外側面に設けられた螺子孔と螺合するための螺合手段を備えるクランプ部材保持用治具、楔型引留クランプ、及びクランプ施行方法の記載がある。
特願2005−168219号公報
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、2枚楔とアダプタとの接触面を面接触させることが可能となり、プランジャーによる押込み力が有効に作用する楔型引留クランプの押込機及びその押込み施工方法を提供する。
本発明の楔型引留クランプの押込機は、架空送電線を鉄塔へ牽引するための楔型引留クランプの押込機であって、押込機は、油圧導入口とプランジャーとを具備するシリンダーと、第1のブロックと、第2のブロックと、アダプタとを有し、楔型引留クランプは、楔型引留クランプ本体と2枚楔と2枚の連結板とを有し、架空送電線は、2枚楔により包み込むように把持されて、鉄塔に牽引された楔型引留クランプ本体に仮挿入され、シリンダーは第1のブロックに固定され、且つ、第1のブロックにより2枚の連結板に対し所定の角度を成すべく固定され、プランジャーの先端には第2のブロックが固定され、架空送電線を包み込むように把持した2枚楔の端部と第2のブロックの端面との間にアダプタが挿入され、油圧導入口から油圧によりシリンダーのプランジャーが押し出された力が第2のブロック及びアダプタを介して2枚楔の端部に伝達されて、2枚楔が楔型引留クランプ本体に押し込まれ、押込機のアダプタは、2枚楔の端部と向かい合う端面に2枚楔の端部が導入される導入穴を有し、2枚楔の端部が面接触する導入穴の内面と当該端面とが所定の角度を有することを特徴とする。
本発明の楔型引留クランプの押込機による押込み施工方法は、架空送電線を鉄塔へ牽引するための楔型引留クランプの押込機による押込み施工方法であって、楔型引留クランプは、楔型引留クランプ本体と2枚楔と2枚の連結板とを有し、押込機は、油圧導入口とプランジャーとを具備するシリンダーと、第1のブロックと、第2のブロックと、2枚楔の端部と向かい合う端面に2枚楔の端部が導入される導入穴を有し、導入穴の内面と当該端面とが所定の角度を有するアダプタとを有し、架空送電線は、2枚楔により包み込むように把持されて、鉄塔に牽引された楔型引留クランプ本体に仮挿入されるステップと、シリンダーが第1のブロックに固定され、且つ、第1のブロックにより2枚の連結板に対し所定の角度を成すべく固定され、プランジャーの先端には第2のブロックが固定されるステップと、架空送電線を包み込むように把持した2枚楔の端部と第2のブロックの端面との間にアダプタが挿入されるステップと、油圧導入口から油圧によりシリンダーのプランジャーが押し出された力が第2のブロック及びアダプタを介して2枚楔の端部に伝達されて、2枚楔が前記楔型引留クランプ本体に押し込まれるステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、2枚楔とアダプタとの接触面を面接触させることが可能となり、プランジャーによる押込み力が有効に作用する楔型引留クランプの押込機及びその押込み施工方法を提供することができる。
本発明による楔型引留クランプの押込機の構成及び施工図。 本発明による楔型引留クランプの押込機のアダプタの構造図。 従来の楔型引留クランプの押込機の構成図。 従来の楔型引留クランプの押込機の第2ブロック構造図。 従来の楔型引留クランプの押込機のアダプタ構造図。
本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。図1は、本発明の楔型引留クランプの押込機の構成及び施工図である。図1aにおいて、押込機100は、シリンダー10と、第1のブロック20と、第2のブロック30と、アダプタ40と、を有している。シリンダー10は、従来と同様に、油圧導入口15とプランジャー12とを具備し、プランジャー12の先端は、第2のブロック30を取付けるため、例えば、雄ネジ加工されている。
第1のブロック20は、方形の両肩が所定の角度で切り取られ、且つ下方部がコの字又はUの字型に切り取られた形状を成し、シリンダー10をネジ嵌合して設置する雌ネジ加工されたネジ孔29を具備している点は、従来の第1のブロック25同様であるが、楔型引留クランプ50の2枚の連結板70に対しシリンダー10を所定の角度を成すべく固定するための取付金具23を、従来のネジ穴27の位置に有している点が異なっている。
取付金具23が、従来と異なり、第1のブロック20の楔型引留クランプ50の2枚の連結板70に対しシリンダー10を所定の角度を成すべく固定する機能について説明する。架空送電線80は、2枚楔60により把持されて、鉄塔に牽引された楔型引留クランプ本体50に仮挿入される際、鉄塔間で自重により大きく撓んでいる。この撓みの影響で楔型引留クランプ本体50の芯と、楔型引留クランプ本体50近傍の架空送電線80の芯、とを同一に保つことができず、僅かではあるが偏芯して角度を持った位置関係で施工作業を行うことになる。ところが、取付金具23によるシリンダー10の取付け角度の調整により、架空送電線80の撓みにより生じた偏芯の角度を吸収することが可能となる。これにより、2枚楔60とアダプタ40との接触が面接触できるため、プランジャー12による押込み力が損なわれるという問題が解消されることにある。
第2のブロック30は、方形の両肩が所定の角度で切り取られ、且つ下方部がコの字又はUの字型に切り取られた形状をし、且つ、シリンダー10のプランジャー12が挿入されて固定されるよう雌ネジ加工されたネジ孔を有している点は、従来の第2のブロック35と同様であるが、ネジ孔39を有していない点が異なっている。
図2は、本発明による楔型引留クランプの押込機のアダプタの構造図である。図2において、アダプタ40は、従来のアダプタ45と同様に、方形の両肩が所定の角度で切り取られ、且つ下方部がUの字又はコの字型に切り取られた形状をしている。また、アダプタ40は、2枚楔60の端部E(図1b)と向かい合う端面Cに2枚楔60の端部Eが導入される導入穴42を有し、2枚楔60の端部Eが面接触する導入穴42の内面Dと当該端面Cとが2度の角度を有している。
2枚楔60の端部Eが面接触する導入穴42の内面Dと当該端面Cとが2度の角度を有していることについて説明する。架空送電線80の撓みによる偏心角度の問題の解決に続いて、押込機100の組立、設置、施工作業の簡略化を目的に、従来のアダプタ45と第2のブロック35をネジ止めにより固定する作業を無くした。これにより、アダプタ40は、2枚楔60の端部Eと第2のブロック30の端面との間の架空送電線80を、アダプタ40の切り取られたUの字又はコの字型の形状が跨ぐようにして挿入される。
これによる施工作業を実施する中で、2枚楔60の端部Eと向かい合うアダプタ40の端面Cに、2枚楔60の端部Eが導入される導入穴42を設け、2枚楔60の端部Eが面接触する導入穴42の内面Dと当該端面Cとに所定の角度を設けることにより、2枚楔60端部Eと接触するアダプタ40の内面Dが、残存する偏芯角度ずれのオフセットを吸収し、より確実に面接触するということが見出されたことによる。また、プランジャー12の押出す力の中心軸と2枚楔60の中心軸とは上下関係にあり、互いの軸は左右にずれ易かったが、導入穴42の穴壁がガイドとなることにより、互いの軸の左右のずれを最小限に留めることができる。
楔型引留クランプ50は、従来と同様に、楔型引留クランプ本体50と、2枚楔60と、2枚の連結板70とを有している。楔型引留クランプ本体50の2枚楔60は、ボルト65により架空送電線80を包み込むように嵌合された状態で固定されて、架空送電線80と共に、楔型引留クランプ本体50に仮挿入されている。
次に、押込機100の組立、設置について説明する。押込機100の組立は、第1のブロック20に設けられたネジ孔29にプランジャー12を貫通させた後、当該ネジ孔29とシリンダー10の雄ネジ加工された部分とをネジ嵌合する。次に、第2のブロック30のネジ孔39とプランジャー12の先端の雄ネジ加工された部分とを、同様にネジ嵌合して取付けて組立を完了する。
次に、シリンダー10は、楔型引留クランプ本体50の2枚の連結板70の長手方向の中心線Aとシリンダー10のプランジャー12の長手方向の中心線Bとが2度の角度を成すべく、第1のブロック20の取付金具23により連結板70に固定される。その後、架空送電線を包み込むように把持した2枚楔60の端部Eと第2のブロック30の端面との間に、アダプタ40の導入穴42が2枚楔60の端部E方向を向くように、アダプタ40が挿入されて設置が完了する。ただし、アダプタ40をセットしてから第1のブロック20を固定してもよい。また、架空送電線80は、それぞれのUの字又はコの字型に切り取られた部分を通過している。
次に、押込機100の動作について説明する。押込機100の組立、設置が完了すると、シリンダー10の油圧導入口15から油圧が導入され、プランジャー12が所望のストロークだけ伸び、第2のブロック30及びアダプタ40を介して2枚楔60の端部Eに伝達されて、2枚楔60は面接触しているアダプタ40により引留クランプ本体50の所定の位置に押し込まれて、必要とする把持力を得る。
本発明による架空送電線を鉄塔へ牽引するための楔型引留クランプの押込機による押込み施工方法について説明する。楔型引留クランプは、楔型引留クランプ本体と2枚楔と2枚の連結板とを有し、押込機は、油圧導入口とプランジャーとを具備するシリンダーと、第1のブロックと、第2のブロックと、2枚楔の端部と向かい合う端面に2枚楔の端部が導入される導入穴を有し、導入穴の内面と当該端面とが所定の角度を有するアダプタとを有し、架空送電線は、2枚楔により包み込むように把持されて、鉄塔に牽引された楔型引留クランプ本体に仮挿入されるステップと、シリンダーが第1のブロックに固定され、且つ、第1のブロックにより2枚の連結板に対し所定の角度を成すべく固定され、プランジャーの先端には第2のブロックが固定されるステップと、架空送電線を包み込むように把持した2枚楔の端部と第2のブロックの端面との間にアダプタが挿入されるステップと、油圧導入口から油圧によりシリンダーのプランジャーが押し出された力が第2のブロック及びアダプタを介して2枚楔の端部に伝達されて、2枚楔が楔型引留クランプ本体に押し込まれるステップとを有する。
以上説明したように本発明によれば、この架空送電線の撓みにより生じた角度を、シリンダーの第1のブロックの取付金具による取付け角度調整と、2枚楔の端部と向かい合うアダプタの端面に、2枚楔の端部が導入される導入穴を設け、2枚楔の端部が面接触する導入穴の内面と当該端面とに設けた所定の角度とより吸収することが可能となり、2枚楔とアダプタとの接触が面接触できるため、プランジャーによる押込み力が有効に作用する楔型引留クランプの押込機及びその押込み施工方法を提供することができる。
10 シリンダー
12 プランジャー
15 油圧導入口
20 第1のブロック
23 取付金具
25 第1のブロック
27 取付金具穴
29 ネジ孔
30 第2のブロック
35 第2のブロック
37 ネジ孔
39 ネジ孔
40 アダプタ
42 導入口
45 アダプタ
46 空孔
47 貫通孔
48 雄ネジ
50 楔型引留クランプ本体
60 2枚楔
65 ボルト
70 2枚の連結板
80 架空送電線
100 本発明による楔型引留クランプの押込機
110 従来の楔型引留クランプ(2枚楔、MBT)の押込機
A 連結板の長手方向の中心線
B プランジャーの長手方向の中心線
C 2枚楔の端部と向かい合う端面
D 2枚楔の端部が面接触する導入穴の内面
E 2枚楔の端部

Claims (2)

  1. 架空送電線を鉄塔へ牽引するための楔型引留クランプの押込機であって、
    前記押込機は、油圧導入口とプランジャーとを具備するシリンダーと、第1のブロックと、第2のブロックと、アダプタとを有し、前記楔型引留クランプは、楔型引留クランプ本体と2枚楔と2枚の連結板とを有し、
    前記架空送電線は、前記2枚楔により包み込むように把持されて、前記鉄塔に牽引された前記楔型引留クランプ本体に仮挿入され、
    前記シリンダーは前記第1のブロックに固定され、且つ、前記第1のブロックにより前記2枚の連結板に対し所定の角度を成すべく固定され、前記プランジャーの先端には前記第2のブロックが固定され、
    前記架空送電線を包み込むように把持した前記2枚楔の端部と前記第2のブロックの端面との間に前記アダプタが挿入され、
    前記油圧導入口から油圧により前記シリンダーのプランジャーが押し出された力が前記第2のブロック及び前記アダプタを介して前記2枚楔の端部に伝達されて、前記2枚楔が前記楔型引留クランプ本体に押し込まれ
    前記押込機の前記アダプタは、前記2枚楔の端部と向かい合う端面に前記2枚楔の端部が導入される導入穴を有し、前記2枚楔の端部が面接触する前記導入穴の内面と当該端面とが所定の角度を有することを特徴とする楔型引留クランプの押込機。
  2. 架空送電線を鉄塔へ牽引するための楔型引留クランプの押込機による押込み施工方法であって、
    前記楔型引留クランプは、楔型引留クランプ本体と2枚楔と2枚の連結板とを有し、前記押込機は、油圧導入口とプランジャーとを具備するシリンダーと、第1のブロックと、第2のブロックと、前記2枚楔の端部と向かい合う端面に前記2枚楔の端部が導入される導入穴を有し、前記導入穴の内面と当該端面とが所定の角度を有するアダプタとを有し、 前記架空送電線は、前記2枚楔により包み込むように把持されて、前記鉄塔に牽引された前記楔型引留クランプ本体に仮挿入されるステップと、
    前記シリンダーが前記第1のブロックに固定され、且つ、前記第1のブロックにより前記2枚の連結板に対し所定の角度を成すべく固定され、前記プランジャーの先端には前記第2のブロックが固定されるステップと、
    前記架空送電線を包み込むように把持した前記2枚楔の端部と前記第2のブロックの端面との間に前記アダプタが挿入されるステップと、
    前記油圧導入口から油圧により前記シリンダーのプランジャーが押し出された力が前記第2のブロック及び前記アダプタを介して前記2枚楔の端部に伝達されて、前記2枚楔が前記楔型引留クランプ本体に押し込まれるステップとを有することを特徴とする楔型引留クランプの押込機による押込み施工方法。
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