JP5264454B2 - バドミントンラケット及びバドミントンラケットの製造方法 - Google Patents
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Description
このようなバドミントンラケットによれば、フレームとシャフトとに渡って内部に収容されるジョイントが樹脂製のなで、例えば、金属製のジョイントを用いた場合より、ラケットの軽量化を図ることが可能である。
このようなバドミントンラケットによれば、突部が、フレームが形成する環の内側に臨む部位に設けられているので、バドミントンラケットの打面となる前記環の内側にてジョイントとフレームとをより強固に接合するとともに、環の外側にシャフトに収容される部位を突出させることが可能である。このとき、ジョイントの環の外側、すなわち、打面とは反対側に臨む外周面をフレームの内面に沿わせて配置することが可能である。このため、シャフトとフレームとを適切な位置に配置しつつフレームとジョイントとが強固に接合されたバドミントンラケットを提供することが可能である。
このようなバドミントンラケットによれば、突部は打面と交差する方向に沿って形成されているので、例えばジョイントを成形する場合には、打面と交差する方向となる打面の表裏面方向に分割される簡単な割型にて製造することが可能である。このため、精度の良いジョイントを安価にて製造することができ、バドミントンラケットのコストも低減することが可能である。
このようなバドミントンラケットによれば、突部は打面に沿う方向に形成されているので、打面と交差する方向に形成されている場合より、長く繋がった突部を形成することが可能である。このため、突部間に入り込んだ発泡樹脂は、ジョイントとフレームとの広い領域同士を接合するので、より高い接合力にてジョイントとフレームとを接合することが可能である。
このようなバドミントンラケットによれば、発泡性樹脂が、加熱されて発泡する発泡剤を有しているので、加熱することにより確実に発泡させることが可能であり、また、発泡剤が発泡することにより樹脂をフレームとジョイントとの間に空隙なく容易に行き渡らせることが可能である。このため、ジョイントとフレームとの間にて未発泡状態の発泡性樹脂を配置したうえで加熱することにより、発泡剤を発泡させてジョイントとフレームとの間の空隙を発泡樹脂にて容易に埋めることが可能である。
ジョイント4は、図3に示すように、環状のフレーム1内に収容され僅かに湾曲したフレーム内被収容部4aと、フレーム内被収容部4aの長手方向におけるほぼ中央から、フレーム内被収容部4aとほぼ垂直に設けられたシャフト内被収容部4cとから構成されて、ほぼT字状をなしている。フレーム内被収容部4aには、フレーム1が形成する環の内側に臨む部位に、環の内側に向かって突出するように複数の突部4bが設けられている。複数の突部4bは、ジョイント4がフレーム1とシャフト2とに収容された状態にて、バドミントンラケット10の打面と交差する方向であって、打面と直交する表裏面方向に沿って設けられている。
フレーム内被収容部4aの外径は、フレーム1の内径より小さく形成されており、シャフト内被収容部4cの外径は、シャフト2の内径より小さく形成されている。
そして、フレーム1の内部とフレーム内被収容部4aとの間には、発泡樹脂6が介装され、フレーム1の内周面とフレーム内被収容部4aの外周面との間は、発泡樹脂6にて埋め尽くされている。
図4に示すように、まず、複数の熱可塑性の樹脂シートとしてのカーボンプリプレグを同心状に積層して加熱し、バドミントンラケット10のシャフト2となる中空管状体を予め製造しておく(シャフト製造工程:S031)。
上記実施形態においては、ジョイントのフレーム内被収容部4aに突部4bが、打面と直交する打面の表裏面方向に沿って設けられている例について説明したが、突部4bは図5に示すように、打面に沿って設けられていても良い。この場合には、ジョイント4の突部4bが打面に沿う方向に形成されているので、打面と交差する方向に形成されている場合より、長く繋がった突部4bを形成することが可能である。このため、突部4b間の長く繋がった領域に発泡樹脂6が入り込むので、発泡した発泡樹脂6とジョイント4とがより広い面積にて接合され、ジョイント4とフレーム1とをより強固に接合することが可能である。
4a フレーム内被収容部、4b 突部、4c シャフト内被収容部、
5 発泡樹脂、5a 発泡性樹脂、6 発泡樹脂、6a 発泡性樹脂、
7 補強部、10 バドミントンラケット
Claims (7)
- 環状に形成されたフレームと、
前記フレームに接合されたシャフトと、
前記フレームと前記シャフトとの接合部に、前記フレームと前記シャフトとに渡って内部に収容され、前記フレームに収容される部位の表面に突部が形成されたジョイントと、
前記ジョイントと前記フレームとの間に介装された発泡樹脂と、
を有することを特徴とするバドミントンラケット。 - 前記ジョイントは、樹脂製であることを特徴とする請求項1に記載のバドミントンラケット。
- 前記突部は、前記フレームが形成する環の内側に臨む部位に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバドミントンラケット。
- 前記突部は、前記フレームに囲まれて形成される打面と交差する方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のバドミントンラケット。
- 前記突部は、前記フレームに囲まれて形成される打面に沿って形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のバドミントンラケット。
- 熱可塑性の樹脂シートの内側に、加熱されて発泡する発泡性樹脂を配置して円筒状に巻いた樹脂シート筒を形成する樹脂シート筒形成工程と、
前記樹脂シート筒にて形成されるフレームの内部とシャフトの内部とに渡って収容され、前記フレームに収容される部位の表面に突部が形成されたジョイントの、前記フレームの内部に収容される部位の外周に、加熱されて発泡する発泡性樹脂を備える発泡性樹脂具備工程と、
前記樹脂シート筒を環状に屈曲させて突き合わせた両端部と、前記シャフトとの内部に前記発泡性樹脂を備えた前記ジョイントを装着して金型に設置した後に、加熱して前記フレームと前記シャフトとを接合する接合工程と、
を有することを特徴とするバドミントンラケットの製造方法。 - 前記発泡性樹脂は、樹脂と、加熱されて発泡する発泡剤とを有することを特徴とする請求項6に記載のバドミントンラケットの製造方法。
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2008
- 2008-12-08 JP JP2008312520A patent/JP5264454B2/ja active Active
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