JPS6256122A - 繊維強化合成樹脂管の製造方法 - Google Patents
繊維強化合成樹脂管の製造方法Info
- Publication number
- JPS6256122A JPS6256122A JP60196062A JP19606285A JPS6256122A JP S6256122 A JPS6256122 A JP S6256122A JP 60196062 A JP60196062 A JP 60196062A JP 19606285 A JP19606285 A JP 19606285A JP S6256122 A JPS6256122 A JP S6256122A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mandrel
- tubular body
- outer peripheral
- peripheral surface
- socket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、自動車の駆動シャフト等に利用される繊維強
化合成樹脂(以下、FRPという)管の有利な製造方法
に関する。
化合成樹脂(以下、FRPという)管の有利な製造方法
に関する。
車両の軽量化のために、車両用ドライブシャフト等の一
部を軽量なFRP管で構成することは、一般に知られて
いる。この種のシャフトは、FRP管の両端部に駆動軸
、従動軸と結合されるための金属製ソケットを接合一体
化したものである。
部を軽量なFRP管で構成することは、一般に知られて
いる。この種のシャフトは、FRP管の両端部に駆動軸
、従動軸と結合されるための金属製ソケットを接合一体
化したものである。
従来、このように両端部にソケットを有するFRP管は
、マンドレルの外周面にソケットを嵌合させ、このソケ
ットおよびマンドレルの外周面に熱硬化性樹脂含浸繊維
をフィラメントワインディング法により巻回して管体を
形成せしめ、ついで、この管体を加熱硬化させることに
よって作製している。しかしながら、この作製に際して
、ソケットとスペーサ(後述)の接合部に形成される密
閉空間の空気が加熱硬化中に膨張し、逃げ場を失い、管
体内に留まり、樹脂を発泡させることがある。このため
、均質な製品が得られず、製品の強度にバラツキが生ず
るという問題がある。
、マンドレルの外周面にソケットを嵌合させ、このソケ
ットおよびマンドレルの外周面に熱硬化性樹脂含浸繊維
をフィラメントワインディング法により巻回して管体を
形成せしめ、ついで、この管体を加熱硬化させることに
よって作製している。しかしながら、この作製に際して
、ソケットとスペーサ(後述)の接合部に形成される密
閉空間の空気が加熱硬化中に膨張し、逃げ場を失い、管
体内に留まり、樹脂を発泡させることがある。このため
、均質な製品が得られず、製品の強度にバラツキが生ず
るという問題がある。
本発明は、内部に発泡などを伴うことのない均質な製品
を得ることができるFRP管の製造方法を提供すること
を目的とする。
を得ることができるFRP管の製造方法を提供すること
を目的とする。
このため、本発明は、表面に一端から他端に亘る溝を設
けたマンドレルの外周面にソケットを嵌合させ、該ソケ
ットおよび前記マンドレルの外周面に熱硬化性樹脂含浸
繊維を巻回して管体を形成せしめ、ついで、この管体を
硬化させることを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造
方法を要旨とするものである。
けたマンドレルの外周面にソケットを嵌合させ、該ソケ
ットおよび前記マンドレルの外周面に熱硬化性樹脂含浸
繊維を巻回して管体を形成せしめ、ついで、この管体を
硬化させることを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造
方法を要旨とするものである。
以下、図面を参照して本発明の構成について詳しく説明
する。
する。
第1図は本発明の製造方法の一例の説明図、第2図は第
1図のA−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面
図である。
1図のA−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面
図である。
これらの図において、1はマンドレルであって、このマ
ンドレル1の表面には一端から他端に亘って溝2が設け
られている。マンドレル1は、これらの図では中実とな
っているが、必ずしも中実でなくともよく、中空であっ
てもよい。
ンドレル1の表面には一端から他端に亘って溝2が設け
られている。マンドレル1は、これらの図では中実とな
っているが、必ずしも中実でなくともよく、中空であっ
てもよい。
また、溝2は、1本でも複数本でもよく、その幅や深さ
、断面形状などは特定されるものではない。
、断面形状などは特定されるものではない。
本発明においては、このマンドレル1の、1本の管体の
長さに相当する長さをもつ各領域a。
長さに相当する長さをもつ各領域a。
〜a3において、断面I、字状の6個の金具ソケット3
をそれぞれ各領域a1〜a〕の両端に位置させてマンド
レル1の外周面に嵌合させる。
をそれぞれ各領域a1〜a〕の両端に位置させてマンド
レル1の外周面に嵌合させる。
金具ソケット3を断面り字状としたのは、剛性を高める
ためである。
ためである。
互いに対向する金具ソケット3の相互間には、紙管等か
らなる段差調整用スペーサ4を嵌め込んで金具ソケット
3およびスペーサ4の表面を面一とする。このスペーサ
4を配置するのは、駆動軸の形状をストレートにするた
めである。
らなる段差調整用スペーサ4を嵌め込んで金具ソケット
3およびスペーサ4の表面を面一とする。このスペーサ
4を配置するのは、駆動軸の形状をストレートにするた
めである。
なお、金具ソケット3とスペーサ4との間には、密閉空
間5が形成されるが1.この密閉空間5もまた製品の軽
量化に役立つ。
間5が形成されるが1.この密閉空間5もまた製品の軽
量化に役立つ。
つぎに、本発明においては、各金具ソケット3および各
スペーサ4の表面に接着剤を塗布し、マンドレル1を回
転させ、熱硬化性樹脂含浸繊維を左右方向に往復運動さ
せながらこれらの金具ソケット3およびスペーサ4の外
周面にマンドレル1の軸線に対して45°の角度で巻回
して未硬化の管体6を形成せしめる。熱硬化性樹脂含浸
繊維は、熱硬化性樹脂に繊維を浸して該樹脂を繊維に含
浸させたものである。熱硬化性樹脂としては、例えば、
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が用いられる。繊維
は、炭素繊維、ガラス繊維等の無機繊維およびポリエス
テル、芳香族ポリアミド、ナイロン等の有機合成繊維な
どである。
スペーサ4の表面に接着剤を塗布し、マンドレル1を回
転させ、熱硬化性樹脂含浸繊維を左右方向に往復運動さ
せながらこれらの金具ソケット3およびスペーサ4の外
周面にマンドレル1の軸線に対して45°の角度で巻回
して未硬化の管体6を形成せしめる。熱硬化性樹脂含浸
繊維は、熱硬化性樹脂に繊維を浸して該樹脂を繊維に含
浸させたものである。熱硬化性樹脂としては、例えば、
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が用いられる。繊維
は、炭素繊維、ガラス繊維等の無機繊維およびポリエス
テル、芳香族ポリアミド、ナイロン等の有機合成繊維な
どである。
ついで、管体6および用いた接着剤を加熱硬化させ、管
体6と各金具ソケット3および各スペーサ4を接合する
。硬化後、マンドレル1を抜き取り、領域a、と領域a
2との間の境界部および領域a2と領域a3との間の境
界部を切断することにより、3つのFRP管を得ること
ができる。
体6と各金具ソケット3および各スペーサ4を接合する
。硬化後、マンドレル1を抜き取り、領域a、と領域a
2との間の境界部および領域a2と領域a3との間の境
界部を切断することにより、3つのFRP管を得ること
ができる。
第4図は本発明の製造方法の他例の説明図である。この
第4図においては、スペーサ4を互いに対向する金具ソ
ケット3の相互間に部分的に嵌め込み、これら金具ソケ
ット3の間に凹部を形成したことを除いて、第1図にお
けると同様である。
第4図においては、スペーサ4を互いに対向する金具ソ
ケット3の相互間に部分的に嵌め込み、これら金具ソケ
ット3の間に凹部を形成したことを除いて、第1図にお
けると同様である。
以上説明したように本発明によれば、表面に一端から他
端に亘る溝を設けたマンドレルを用いたので、第1図、
第4図に示す密閉空間5内の空気が加熱硬化中に溝を通
して外部に逃げるので、内部の樹脂を発泡させることが
ないから、強度上バラツキのない均質なFRP管を得る
ことができる。
端に亘る溝を設けたマンドレルを用いたので、第1図、
第4図に示す密閉空間5内の空気が加熱硬化中に溝を通
して外部に逃げるので、内部の樹脂を発泡させることが
ないから、強度上バラツキのない均質なFRP管を得る
ことができる。
第1図は本発明の製造方法の一例の説明図、第2図は第
1図のA−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面
図、第4図は本発明の製造方法の他例の説明図である。 1・・・マンドレル、2・・・溝、3・・・金具ソケッ
ト、4・・・スペーサ、5・・・密閉空間、6・・・管
体。
1図のA−A線断面図、第3図は第1図のB−B線断面
図、第4図は本発明の製造方法の他例の説明図である。 1・・・マンドレル、2・・・溝、3・・・金具ソケッ
ト、4・・・スペーサ、5・・・密閉空間、6・・・管
体。
Claims (1)
- 表面に一端から他端に亘る溝を設けたマンドレルの外周
面にソケットを嵌合させ、該ソケットおよび前記マンド
レルの外周面に熱硬化性樹脂含浸繊維を巻回して管体を
形成せしめ、ついで、この管体を硬化させることを特徴
とする繊維強化合成樹脂管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60196062A JPS6256122A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 繊維強化合成樹脂管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60196062A JPS6256122A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 繊維強化合成樹脂管の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256122A true JPS6256122A (ja) | 1987-03-11 |
Family
ID=16351562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60196062A Pending JPS6256122A (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | 繊維強化合成樹脂管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6256122A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0366732U (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-28 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515732U (ja) * | 1974-06-29 | 1976-01-16 | ||
JPS5114968A (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-05 | Kurimoto Ltd | |
JPS5821531A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | Seiko Epson Corp | 試料高温装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP60196062A patent/JPS6256122A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515732U (ja) * | 1974-06-29 | 1976-01-16 | ||
JPS5114968A (ja) * | 1974-07-30 | 1976-02-05 | Kurimoto Ltd | |
JPS5821531A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | Seiko Epson Corp | 試料高温装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0366732U (ja) * | 1989-10-31 | 1991-06-28 |
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