JP5264295B2 - 内容器及び二重容器、並びに内容器の製造方法 - Google Patents

内容器及び二重容器、並びに内容器の製造方法 Download PDF

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本発明は、内容物が充填されると共に、外容器に内装されて用いられる有底筒状の内容器及びこの内容器を備える二重容器、並びにこの内容器の製造方法に関する。
この種の内容器としては、例えば下記特許文献1に示されるような、口部側の部分に、径方向外側に突設されると共に、外容器に内装されたときにその上端開口縁上に支持される支持突起が一体に形成された構成が知られている。
この内容器は、例えば押出成形もしくはブロー成形等によって全体が一体に形成されている。
ところで、近年では、例えば環境負荷を低減したり、或いは材料コストを低減したりする等のために、材料の使用量を可能な限り低減することが望まれている。
特開2000−128161号公報
しかしながら、前述した従来の内容器は、押出成形もしくはブロー成形によって全体が一体に形成されているため、材料の使用量を低減すると、支持突起を含めた内容器全体を薄肉に形成せざるを得ず、支持突起の剛性が低下してしまい、内容器を外容器の上端開口部上に安定させて配置することが困難であった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、支持突起の剛性の低下を抑えつつ、材料の使用量を低減することができる内容器、及びこの内容器を備える二重容器、並びにこの内容器の製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る内容器は、内容物が充填されると共に、外容器に内装されて用いられる有底筒状の内容器であって、減容変形可能に形成された筒状の胴部と、圧縮成形もしくは射出成形によって全体が前記胴部より厚肉に形成されると共に、該胴部の上端開口部である一端開口部に融着もしくは溶着された筒状の口部側部材と、を備え、前記口部側部材には、径方向外側に向けて突設されると共に、前記外容器に内装されたときにその上端開口縁上に支持される支持突起が一体に形成され、前記口部側部材は、容器軸方向に延在し、前記支持突起が一体に形成された大径部と、該大径部の下端に設けられ、下方に向かうに従って漸次拡径する連結部と、を備え、前記連結部の外周面に前記胴部の一端開口部の内周面が融着もしくは溶着されていることを特徴とするものである。
本発明に係る内容器によれば、口部側部材が胴部の一端開口部に融着もしくは溶着されてこれらの胴部及び口部側部材が別部材となっているので、支持突起の肉厚を、胴部の肉厚に関わりなく所望の量だけ薄くして形成することが可能になる。従って、内容器が外容器に対して不安定になる程度まで支持突起の剛性の低下するのを抑えつつ、材料の使用量を低減することができる。
また、本発明に係る二重容器は、内容物が充填される有底筒状の内容器と、該内容器が内装される外容器と、前記内容器の口部側に設けられ、前記内容物を吐出する吐出器と、を備える二重容器であって、前記内容器は、前記本発明に係る内容器であることを特徴とするものである。
本発明に係る二重容器によれば、前記本発明に係る内容器を備えているので、内容器を外容器に対して安定させて配置しつつ、材料の使用量を低減することができる。
また、内容器が外容器に内装されているため、二重容器に不意の外力が加えられたとしても、この外力を外容器により受け止めさせることにより、この外力に起因して内容器の胴部が変形したり破れたりするのを防止することができる。
また、吐出器を備えているので、内容物を内容器から容易に吐出させることができる。
また、本発明に係る内容器の製造方法は、前記本発明に係る内容器の製造方法であって、前記胴部を形成する胴部形成工程と、前記口部側部材を圧縮成形もしくは射出成形しながら、該口部側部材と前記胴部の一端開口部とを融着もしくは溶着させる口部側部材形成工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る内容器の製造方法によれば、前述の作用効果を有する内容器を確実に製造することができる。
また、口部側部材形成工程の際、口部側部材を圧縮成形もしくは射出成形しながら、口部側部材と胴部とを融着もしくは溶着させるので、口部側部材の形成と、口部側部材及び胴部の接着とを個々に行う場合に比べて、効率良く製造することができる。
本発明に係る内容器によれば、支持突起の剛性の低下を抑えつつ、材料の使用量を低減することができる。
また、本発明に係る二重容器によれば、内容器を外容器に対して安定させて配置しつつ、材料の使用量を低減することができる。
また、本発明に係る内容器の製造方法によれば、前記内容器を効率良く製造することができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係る二重容器1を、図1及び図2を参照して説明する。
本実施形態に係る二重容器1は、図1に示すように、内容物Fが充填される内容器2と、内容器2が内装される外容器3と、内容器2の口部4側に設けられ、内容物Fを吐出する吐出器5と、を備えている。更に、本実施形態に係る二重容器1では、カバーキャップ6を備えている。
なお、本実施形態の二重容器1では、内容器2及び外容器3のいずれも有底円筒状に形成されており、それぞれの中心軸線が共通軸上に位置された状態で組み立てられて構成されている。以下、この共通軸を容器軸Lと称し、容器軸Lに沿って内容器2の口部4側を上側、底部25側を下側と称する。
前記外容器3の上端部における外周面には、雄ネジが形成されている。
カバーキャップ6は、多段の円筒状に形成されると共に、外容器3の前記雄ネジに螺着され、容器軸Lと同軸に配設されている。カバーキャップ6は、内周面に雌ネジが形成された大径部7と、大径部7より小径の中径部8と、中径部8より小径の小径部9と、が下方から上方に向けてこの順に連設されている。
小径部9の外周面には、雄ネジが形成されている。(なお、この雄ネジは、外容器3に形成された雄ネジの螺設方向と逆方向に螺設されてもよい。)
中径部8と小径部9とを連結する第1段部10の下面には、円筒状の内筒部11が、中径部8との間に隙間をあけて容器軸Lと同軸に突設されている。この内筒部11は、内容器2の口部4内に液密に嵌合されている。なお、大径部7と中径部8とを連結する第2段部8aは、下方から上方に向かうに従って漸次縮径している。
吐出器5は、多段の円筒状に形成されると共に、前記小径部9の雄ネジに螺着され、容器軸Lと同軸に配設されている取付キャップ12と、この取付キャップ12に固定され、内容器2の内容物Fを外部へ吐出する吐出ポンプ13と、を備えている。
取付キャップ12は、内周面に雌ネジが形成された下筒部14と、下筒部14の上方に設けられ、後述するポンプヘッド18の容器軸L方向に沿った上下動を案内する上筒部15と、を備えている。下筒部14と上筒部15との連結部には、その内周面から径方向内側に向けてフランジ状のポンプ装着部16が突設されており、このポンプ装着部16に吐出ポンプ13が固定されている。
吐出ポンプ13は、取付キャップ12の上筒部15の内部から内容器2の内部まで延びると共に、ポンプ装着部16に固定されたポンプ本体17と、ポンプ本体17の上端部に装着されたポンプヘッド18と、を有している。
ポンプ本体17における外周面には、径方向外側に向けてフランジ部17aが突設されており、このフランジ部17aが取付キャップ12におけるポンプ装着部16の下面とカバーキャップ6における小径部9の上端開口縁とにより容器軸L方向に挟み込まれて吐出ポンプ13が固定されている。
ポンプ本体17の内部には、内容器2内に充填された内容物Fが流通可能な導入路(図示略)が形成されている。この導入路は、内容器2内と連通されていると共に、ポンプヘッド18の後述する吐出口21と連通されている。また、ポンプ本体17においてポンプ装着部16より下方に位置する部分は、内部にピストン部材(図示略)が配置されたシリンダ部20となっている。
ポンプヘッド18には、前記導入路内に導入された内容物Fを外部に噴出させる吐出口21が形成されている。ポンプヘッド18は、ポンプ本体17の上端部に上方付勢状態で配置され、その外径が取付キャップ12の上筒部15の内径よりも小さくなっており、上筒部15の内側で容器軸Lに沿って上下に移動可能とされている。
吐出器5は、ポンプヘッド18の押し下げと共に、シリンダ部20内で上方付勢されたピストン部材がこのシリンダ部20の内周面に摺接しつつ下降することにより、シリンダ部20内の内容物Fを圧縮してポンプ本体17内の導入路内を流通させ、ポンプヘッド18の吐出口21から内容物Fを吐出させる構成となっている。そして、ポンプヘッド18の押し下げを解除すると、前記ピストン部材がシリンダ部20内で、このシリンダ部20の内周面に摺接しつつ上昇することによりシリンダ部20内を減圧させ、これにより、内容器2内に充填されている内容物Fをシリンダ部20内に導入する構成となっている。
なお、図示の例では、吐出器5を覆うように、有頂筒状のオーバーキャップ22が、カバーキャップ6の中径部8に嵌合されている。
そして、本実施形態では、内容器2は、減容変形可能に形成された円筒状の胴部23と、圧縮成形によって全体が胴部23より厚肉に形成されると共に、胴部23の上端開口部(一端開口部)23aに融着もしくは溶着された筒状の口部側部材24と、を備えている。更に、内容器2は、胴部23の下端開口部23bに融着もしくは溶着された底部25を備える。
なお、本実施形態の内容器2は、胴部23、口部側部材24、及び底部25のいずれも、例えばポリエチレンテレフタラート等によって形成されている。
胴部23の外径は、外容器3の内径より小さく形成されている。また、胴部23の肉厚は、例えば0.35mm以下、好ましくは0.1mm〜0.2mmとなっている。
底部25は、例えば圧縮成形もしくは射出成形等により有頂円筒状に形成され、その外径が胴部23の内径より僅かに小さくなっている。底部25の上端部の外周面は、胴部23の下端部の内周面と融着もしくは溶着されている。この底部25により、内容器2は自立可能とされている。
口部側部材24は、多段の円筒状に形成され、口部4と、口部4より大径で且つ胴部23の内径より小径な大径部26とが、上方から下方にこの順で段部27によって連設されている。
口部4の外周面には、雄ネジが形成されている。
大径部26の下端には、下方に向かうに従って漸次拡径する連結部28が設けられている。この連結部28の外周面に前記胴部23の上端開口部23aの内周面が融着もしくは溶着されている。
口部側部材24には、径方向外側に向けて突設されると共に、外容器3に内装されたときにその上端開口縁3a上に支持される支持突起29が一体に形成されている。
ここで、図示の例では、支持突起29は、大径部26の外周面からフランジ状に突設され、大径部26と一体に形成されている。支持突起29の肉厚は、大径部26の肉厚より僅かに大きくなっている。支持突起29は、その下面の外周縁部が外容器3の上端開口縁に当接され、且つその上面の外周縁部がカバーキャップ6における前記第2段部8aの下端部に当接されている。このように支持突起29が支持されることによって、内容器2は、容器軸Lと同軸に配設されると共に、底部25の下端が外容器3の底面に接触しない状態で外容器3内に配設される。
次に、以上のように形成された内容器2の製造方法について説明する。
内容器2の製造方法は、胴部23を形成する胴部形成工程と、口部側部材24を圧縮成形しながら、口部側部材24と胴部23の上端開口部23aとを融着もしくは溶着させる口部側部材形成工程と、を備えている。更に本実施形態では、内容器2の製造方法は、下端開口部23bと底部25とを融着もしくは溶着させる底部形成工程とを備える。
まず、胴部形成工程として、チューブ体を連続して長尺状に押出成形しながら、そのチューブ体を軸方向に所定の長さで切断することで胴部23を形成する。
次に、口部側部材形成工程を実施する。
まず、シート材を形成し、そのシート材を打ち抜いて円板状体24aを形成する。その後、この円板状体24aを、図2に示すように、胴部形成工程で形成した胴部23の上端開口部23a内に嵌合させる。
次に、前述した口部側部材24の外面形状に沿った内面形状を有する外型を、前述のように嵌合された円板状体24a上に配置した後、口部側部材24の内面形状に沿った外面形状を有するマンドレルを胴部23内にその下端開口部23bから挿入して、前記外型内に向けて移動させる。そして、外型の内面及びマンドレルの外面によって、円板状体24aを上下面から挟み込むことにより、口部側部材24を成形する。この際、口部側部材24の連結部28と胴部23の上端開口部23aとが融着もしくは融着する。
次に、底部形成工程として、底部25を例えば圧縮成形等、適宜の成形方法で形成した後、底部25の外周面を胴部23の下端開口部23bの内周面に融着もしくは融着する。
以上により、前述した内容器2が形成される。
次に、以上のように構成された二重容器1の使用方法の一例について説明する。
まず、オーバーキャップ22を取り外し、ポンプヘッド18を押し下げることにより、シリンダ部20内の内容物Fを吐出口21から外部へ吐出させる。その後、ポンプヘッド18の押し下げを解除すると、内容器2の内容物Fがシリンダ部20内に吸い上げられる。この際、内容器2の内部が減圧され、内容器2の胴部23が減容変形する。
本実施形態に係る内容器2によれば、胴部23が押出成形によって形成されると共に、口部側部材24が圧縮成形され、胴部23及び口部側部材24が互いに別部材となっているので、支持突起29の肉厚を、胴部23の肉厚に関わりなく所望の量だけ薄くして形成することが可能になる。従って、内容器2が外容器3に対して不安定になる程度まで支持突起29の剛性の低下するのを抑えつつ、材料の使用量を低減することができる。
また、本実施形態の二重容器1は前記内容器2を備えているので、内容器2を外容器3に対して安定させて配置しつつ、材料の使用量を低減することができる。
また、内容器2が外容器3に内装されているため、二重容器1に不意の外力が加えられたとしても、この外力を外容器3により受け止めさせることにより、この外力に起因して内容器2の胴部23が変形したり破れたりするのを防止することができる。
また、吐出器5を備えているので、内容物Fを内容器2から容易に吐出させることができる。
また、本実施形態に係る内容器2の製造方法によれば、口部側部材形成工程の際、口部側部材24を圧縮成形しながら、口部側部材24と胴部23とを融着もしくは溶着させるので、口部側部材24の形成と、口部側部材24及び胴部23の接着とを個々に行う場合に比べて、効率良く製造することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明に係る第2実施形態を、図3を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付しその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る二重容器40における内容器41の支持突起42は、内容器41の大径部26の外周面において、容器軸Lを径方向で挟む2か所から、径方向外側に向けて突設された一対の突起である。
また、外容器3の上端開口縁3aにおいて径方向内側に位置する部分に、支持突起42が配置される支持溝が一対形成されている。この支持溝に支持突起42が配置されることで、内容器41は、容器軸L回りの回転が防止された状態で、外容器3に支持されている。
カバーキャップ44は、円筒状に形成されると共に、外容器3に形成された雄ネジに螺着され、容器軸Lと同軸に配設されている。カバーキャップ44は、内周面に雌ネジが形成された螺着筒部45と、螺着筒部45の上端より径方向内側にフランジ状に突設されたカバー部46と、を備えている。
カバー部46の内部には、内容器41の口部側部材24において、大径部26と段部27との連結部分が配置されている。カバー部46の内径は、この大径部26及び段部27の各外径と同等になっており、口部側部材24の段部27における上面は、外部に露出されて視認可能な状態で、カバー部46の上面と連なるように配置されている。また、カバー部46の下面は、支持突起42の上面に当接されている。
内容器41の底部47は、その肉厚が胴部23の肉厚と略等しい円板状のシール体で形成されている。胴部23の下端部は、径方向外側に折り曲げられており、その下面に底部47の上面における外周縁部が融着もしくは溶着されている。
吐出器5の取付キャップ12は、内容器41の口部4の雄ねじに螺着されている。
本実施形態に係る内容器41、二重容器40によれば、上記第1実施形態の内容器2、二重容器1と同様の作用効果を奏することができる。
しかも、二重容器40によれば、内容器41に吐出器5を直接装着するので、二重容器40の部品点数を抑えることができる。
また、口部側部材24は、圧縮成形によって形成されているので、押出成形もしくはブロー成形によって形成する場合に比べて、色や模様等の装飾を容易に施すことができる。このように口部側部材24に装飾を施した場合には、本実施形態では、口部側部材24の段部27が、外部から視認可能となっているので、この二重容器40に容易に装飾効果を発揮させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、圧縮成形によって口部側部材24を形成したが、射出成形によって形成してもよい。
また、上記実施形態では、胴部成形工程として、胴部23を押出成形により形成したが、平面視矩形状のシート体を丸めて、その両周端部を接着させて胴部23を形成してもよい。即ち、胴部23及び口部側部材24を互いに異なる成形方法で形成して、これら胴部23及び口部側部材24を互いに別部材にすれば、前述した成形方法に限らず、適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、内容器2、41、外容器3、吐出器5及びカバーキャップ6、44を備える二重容器1、40としたが、内容器2、41と、内容器2、41の口部4に装着されたキャップと、を備えるキャップ付き容器としてもかまわない。前述した二重容器1、40の内容器2、41内の内容物Fを吐出し終えた場合であっても、この内容器2、41を内容物Fが充填された新しい内容器2、41と交換することができる。また、キャップ付き容器のキャップを外した状態で、吐出器5を用いずに内容物Fを口部4から吐出しても構わない。
また、上記実施形態では、二重容器1、40は外容器3を備えているが、内容器2、41及び吐出器5からなる吐出器付き容器としても構わない。
また、上記実施形態では、外容器3の形状を有底円筒状としたが、円筒状でも構わない。更にまた、外容器3の形状は筒状であれば円筒状に限られない。
また、上記実施形態では、吐出器5として内容器2内の内容物Fを吸い上げる機能があるものを用いたが、単なるノズル等でも構わない。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、上記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係る第1実施形態の二重容器の半断面図である。 図1に示す二重容器に備えられた内容器の製造方法に係る一工程図である。 本発明に係る第2実施形態の二重容器の半断面図である。
符号の説明
1、40 二重容器
2、41 内容器
3 外容器
3a 外容器の上端開口縁
4 口部
5 吐出器
23 胴部
23a 胴部の上端開口部(胴部の一端開口部)
24 口部側部材
29、42 支持突起
F 内容物

Claims (3)

  1. 内容物が充填されると共に、外容器に内装されて用いられる有底筒状の内容器であって、
    減容変形可能に形成された筒状の胴部と、
    圧縮成形もしくは射出成形によって全体が前記胴部より厚肉に形成されると共に、該胴部の上端開口部である一端開口部に融着もしくは溶着された筒状の口部側部材と、を備え、
    前記口部側部材には、径方向外側に向けて突設されると共に、前記外容器に内装されたときにその上端開口縁上に支持される支持突起が一体に形成され
    前記口部側部材は、容器軸方向に延在し、前記支持突起が一体に形成された大径部と、該大径部の下端に設けられ、下方に向かうに従って漸次拡径する連結部と、を備え、
    前記連結部の外周面に前記胴部の一端開口部の内周面が融着もしくは溶着されていることを特徴とする内容器。
  2. 内容物が充填される有底筒状の内容器と、
    該内容器が内装される外容器と、
    前記内容器の口部側に設けられ、前記内容物を吐出する吐出器と、を備える二重容器であって、
    前記内容器は、請求項1に記載の内容器であることを特徴とする二重容器。
  3. 請求項1に記載の内容器の製造方法であって、
    前記胴部を形成する胴部形成工程と、
    前記口部側部材を圧縮成形もしくは射出成形しながら、該口部側部材と前記胴部の一端開口部とを融着もしくは溶着させる口部側部材形成工程と、
    を備えることを特徴とする内容器の製造方法。
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