JP5262922B2 - 交通路用透光性パネル - Google Patents

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本発明は、道路や線路等の交通路に沿って配置して使用される交通路用透光性パネルに関する。
自動車や鉄道等の騒音を軽減するために、道路や線路に沿って遮音壁とよばれる壁をその両側または片側に設置することがある。例えば、市街地を走る自動車専用道路および新幹線の線路は高架としその両側に遮音壁が設置され、採光のために、通常、透光性パネルが遮音壁に使用される。
透光性パネルからなる遮音壁には、遮音性能が要求されるとともに耐久性および設置が簡便であることが要求され、それらを満たすものとして、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等の透明性樹脂板からなる1枚パネルによって、透光性パネルは形成され、実際に使用されている。
遮音壁に使用するためのポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂からなる透光性パネルは市販されている。例えば、ポリカーボネート樹脂からなる透光性パネルは積水樹脂株式会社が、商品名、アルミ枠透明板を、JFE建材株式会社が、商品名、JFE防音壁を市販している。アクリル樹脂からなる透光性パネルは、東京製綱株式会社が、商品名、アクリル遮音パネルを販売している。
しかし、透明性樹脂を使用した透光性パネルは、熱変形温度や融点が低いため、透光性パネルの近くで車両火災等が発生した場合、溶融して民地に落下する恐れがある。溶融物は高温であり、歩行者が火傷等の被害にあう危険性がある。さらに、可燃物に落下すると二次火災の危険性がある。
このような火災による被害を防止するために、板ガラスと網入りガラスの合わせガラスからなる透光性パネルが、日本板硝子環境アメニティ株式会社より、商品名、クリーンアレスタG-SPとして販売されている。
同社に係る特許文献1には、道路に沿って配置して使用される道路用透光性パネルであって、前記パネルが、板ガラスと網入り板ガラスを樹脂中間層を介してはり合わせた合わせガラスで形成され、前記板ガラスを道路側に、前記網入り板ガラスを民地側に配置して使用される道路用透光性パネルが開示される。即ち、熱変形温度が高い強化板ガラスを道路側に、溶融物の滴下やガラスの崩落を防止するために、網入りガラスを民地側に設置している。
特開2007−169957号公報
火炎または輻射熱等により高温下に曝された場合、合わせガラスは、板ガラスにクラックが入った後に、樹脂中間層が燃焼する。高速道路で火災が発生した場合、板ガラスと網入りガラスを樹脂中間層により接着一体化した透光性パネルを用いた場合、樹脂中間層が燃焼すると道路側に板ガラスからのガラス片が落ちてきて飛び散る危険性がある。
自動車道で衝突や横転等の自動車事故等により火災が発生した場合、道路にて車両に閉じ込められた人の救助や消火活動を行う。この時に、透光性パネルよりのガラス片が落ちてきて飛び散ることによって、二次災害が発生する危険性がある。
合わせガラスを用いた透光性パネルを遮音壁や防護柵に用いた際、道路側へのガラスの崩落を防止し、道路へのガラス片の飛散を防止するには、道路側および民地側、両方に網入りガラスを使用した合わせガラスを透光性パネルとして使用することが考えられる。しかし、両側を網入りガラスにすると、網入りガラスを寸法に合わせるために切断する際に網の開始位置が異なってしまう。このため、2枚の網入りガラスを重ねた際に網の位置を常に一定にして製造することが困難である。また、2枚の網入りガラスがずれて重なった場合、見栄えが悪く、視野性能を低下させてしまうという問題があった。
本発明は、以上の問題に着目したもので、透光性パネルからなる遮音壁または防護柵の近くで火災が発生した際に、透光性パネルが崩落しガラス片が飛散することが抑制され、民地側だけでなく道路側においても安全性を確保でき、透光性パネルとしての視野性能を低下させること無く、防火性能および遮音性能を高めた透光性パネルを提供することを目的とする。
本発明において、ガラス内部に金属線が封入された複数の金属線入り板ガラスを樹脂中間層を介して接着一体化させた合わせガラスを交通路用透光性パネルに用いる。
当該合わせガラスは、樹脂中間層の両側に金属線入り板ガラスを配地しているため、火災等で高温下に曝されても、金属線入り板ガラスに封入された金属線が支えることで、民地側および道路側へのガラス片の崩落を抑制することが可能となる。また樹脂中間層で金属線入り板ガラスを接着一体化させた合わせガラスを用いたことにより、自動車事故、投石等の衝撃によってガラスが破損した場合にもガラス片の落下は防止できる。
ガラス面から見て、金属線入り板ガラスの金属線が互いに交差して見えるように接着一体化させた合わせガラスを用いると、火災等高温下に曝され、または自動車事故、投石等の衝撃によって、ガラスが破損した場合においても、ガラス面から見て、樹脂中間層の両側の金属線入り板ガラスの互いに交差するように見える金属線が互いに支えあうので、ガラスパネルの崩落およびガラス片の落下がより抑制された。
即ち、本発明は、交通路に沿って配置して使用される交通路用透光性パネルであって、複数の金属線入り板ガラスを樹脂中間層を介して接着一体化させてなり、ガラス面から見て金属線入り板ガラスの金属線が互いに交差するように見えるように接着一体化させたことを特徴とする交通路用透光性パネルである。
また、一対の金属線入り板ガラスを樹脂中間層を介して接着一体化させてなる合わせガラスを交通路用透光性パネルにおいて、一般的な、板ガラス内部に複数の直線状の金属線が平行に封入された金属線入り板ガラスを用いる際は、ガラス面から見て一対の金属線入り板ガラスの個々の金属線が互いに直交するように見えるように接着一体化させることで、樹脂中間層の両側の金属線入り板ガラスに封入された金属線が互いに支えあう効果が格段に得られ、ガラスパネルの崩落およびガラス片の落下がより抑制される。
また、本発明は、一対の金属線入り板ガラスを樹脂中間層を介して接着一体化させてなり、金属線入り板ガラスは板ガラス内部に複数の直線状の金属線が平行に封入されてなり、ガラス面から見て、一対の金属線入り板ガラスの金属線が互いに直交するように見えるように接着一体化させたことを特徴とする上記の交通路用透光性パネルである。
この際、透明性パネルが容易に破損しないためには、金属線入り板ガラスの厚みが6.2mmより薄いと好ましくはなく、6.2mm以上が必要である。また市販の金属線入り板ガラスの厚みが10.6mmより厚い必要はなく、透光性パネルとして重くなり過ぎる。よって、10.6mm以下である。
また、封入された金属線の間隔が17.0mmより狭いと視認性が悪く、17.0mm以上が必要である。また、53.0mmより広いと、ガラスパネルの崩落を抑制する効果がなく、53.0mm以下である。
また、封入された金属線の径が0.37mmより細いと、ガラスパネルの崩落を抑制する効果がなく、0.37mm以上が必要である。封入された金属線の径が0.47mmより太いと、金属線入り板ガラスを所望のサイズに切断する際、切断し難い。よって、0.47mm以下である。
さらに、本発明は、金属線入り板ガラスの厚みが6.2mm以上、10.6mm以下、封入された金属線の間隔が17.0mm以上、53.0mm以下、径が0.37mm以上、0.47mm以下であることを特徴とする上記の交通路用透光性パネルである。
合わせガラスの樹脂中間層を形成する樹脂中間膜としては、ポリビニルブチラール(以下、PVBと略する)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、EVAと略する)または化学組成を変えて粘性等の物性を異ならせた透明樹脂を積層させて遮音性能を高めた遮音性中間膜が挙げられる。
樹脂中間膜にPVBのみを用いた場合に比較して、遮音性中間膜を用いた場合、1000Hz以上、4000Hz以下の周波数域において音響透過損失が小さくなり、言い換えれば、音響透過損失の落ち込みが生じる。
本発明の交通路用ガラスパネルの樹脂中間層には、化学組成を変えて粘性等の物性を異ならせた透明樹脂として、モノマー組成比および/または分子量を変えたPVBを積層させたこと、あるいは、PVBとは化学構造の異なるポリビニルアセタール樹脂を積層させたこと等で、粘性等の物性の異なるPVBを積層させた遮音性中間膜を用いることが好ましい。具体的には、モノマー組成比および/または分子量を変え粘性を異ならせた、少なくとも2種類の異なるPVBを積層させ、遮音性能を高めた遮音性中間膜、または、ポリスチレンとビニル−ポリイソプレンが結合したトリブロック共重合体からなる透明性遮音中間膜とEVA膜を積層させてなる遮音性中間膜を用いることが好ましい。
当該交通路用ガラスパネルの樹脂中間層として、1枚のPVBに替えて、前述の遮音性中間膜に用いると、PVBのみを用いた合わせガラスに比較して1000Hz以上、4000Hz以下の周波数域の音響透過損失が5dB程度大きくなり、さらに遮音性能が向上する。
このことは、粘性があり柔軟な樹脂中間層により、合わせガラスを成す一対のガラス板が個々不規則に振動することに加え、粘性の異なる透明樹脂を積層させた遮音性中間膜により樹脂中間層自体が音の振動エネルギーを吸収することによる。
また、本発明は、樹脂中間層が、異なる透明樹脂を積層させてなる樹脂中間膜に由来する遮音性中間層であることを特徴とする上記の交通路用透光性パネルである。
さらに、本発明は、上記の透光性パネルが使用された道路用または鉄道用の遮音壁であ る。
さらに、本発明は、上記の透光性パネルが使用された道路用または鉄道用の防護柵であ る。
本発明の交通路用透光性パネルからなる遮音壁または防護柵の近くで火災が発生した際に、透光性パネルが崩落しガラス片が飛散することが抑制され、民地側だけでなく道路側においても安全性を確保でき、透光性パネルとしての視野を低下させることなく、防火性能および遮音性能を高めた透光性パネルが得られた。
本発明の交通路用透光性パネルは、一対の金属線入り板ガラスを樹脂中間層を介して接着一体化させてなり、金属線入り板ガラスは板ガラス内部に複数の直線状の金属線が平行に封入されてなり、ガラス面から見て、一対の金属線入り板ガラスの金属線が互いに直交するように見えるように接着一体化させたことで、見栄えを悪化させるおよび視野性能を低下させることなく、高速道路等で火災が発生した際に、道路側で救助活動や消火活動をおこなうにあたり、樹脂中間層の両側の金属線入り板ガラスの金属線が互いに支えあう効果が格段に得られ、ガラスパネルの崩落およびガラス片の落下がより抑制され、ガラスパネルの崩落およびガラス片の落下による危険性を低下させた。
本発明は、道路および鉄道などの交通路に沿って配置して使用される交通路用透光性パネルであり、パネル支柱に取り付けられ道路用または鉄道用の遮音壁、防護柵として使用される。
図1は、本発明の交通路用透光性パネルの一例の側面の拡大図である。
図1に示すように、透光性パネル1は、1対の金属線入り板ガラス2、3が、樹脂中間膜4を介して接着一体化させてなる。尚、金属線入り板ガラス2、3は、板ガラス内部に複数の直線状の金属線5が平行に封入される。
図2は、本発明の交通路用透光性パネルの一例の斜視図である。
図2に示すように、防火性能を高めるためは、金属線入り板ガラス2、3に封入された金属線5が、ガラス面から見て直交するように見えるように、樹脂中間膜4を介して金属線入り板ガラス2、3を重ねて透光性パネル1を製作することが好ましい。ガラス面から見て直交するように見えるように、透光性パネル1を製作することで、樹脂中間層4の両側の金属線入り板ガラス2、3の金属線5が互いに支えあう効果が得られる。
金属線入り板ガラス2、3は両面磨き仕上げ、および型板ガラスがあるが、本発明の交通路用透光性パネルには、視認性の高い両面磨き仕上げの金属線入り板ガラス2、3を用いることが好ましい。また、金属線入りガラス2、3に熱線の吸収性能または反射性能を有する機能性薄膜を貼着または形成してもよい。
本発明の交通路用ガラスパネルに使用される金属線入り板ガラス2、3としては、旭硝子株式会社製、商品名、プロテックス、日本板ガラス株式会社製、商品名、ユニワイヤー、セントラル硝子株式会社製、商品名、パララインが市販されており、本発明の透光性パネル1に好適に使用される。金属線入り板ガラス2、3に使用される市販品の板厚は、呼び厚さ6.8mm、または10mmの2種類である。呼び厚さはJIS R 3202−1996により、表1に示す許容差となる。
樹脂中間層4に使用する透明樹脂には、PVB、EVAまたは異なる透明樹脂を積層させてなる遮音性中間膜が挙げられる。
一対の金属線入り板ガラス2、3の間に、これらPVB、EVA、遮音性中間膜等の透明性樹脂からなる樹脂中間膜4を挟み込んだ後で加熱溶融させて、直接接着一体化させて合わせガラスとし透光性パネル1に使用する。これら中間膜に熱線の吸収性能または反射性能を有する機能性微粒子を含有させてもよい。
(防火性能の評価)
本発明の交通路用透光性ガラスパネルの防火性能を評価するために、建築基準法第2条第9号の2のロ(防火戸その他の政令で定める防火設備)、建築基準法第64条(外壁の開口部の防火設備)、建築基準法施工令第112条第1項(防火区画に用いる特定防火設備)、建築基準法施行令第114条第5項(準耐火構造の界壁、間仕切壁および隔壁)に用いる防火設備の規定に基づく認定に係る防火性能の評価試験、即ち、防火設備性能試験を行った。
平成12年6月1日制定の(財)建材試験センターによる防耐火性能試験・評価業務方法書に準拠し、透光性ガラスパネルを数1の加熱曲線の式に従い加熱し、試験によって得られた測定値が次のイからハの基準を満足する場合に合格とする。
イ.非加熱側ヘ10秒を超えて継続する火炎の噴出がないこと。
ロ.非加熱面で10秒を超えて継続する発炎が無いこと。
ハ.火炎が通る亀裂等の損傷および隙間が生じないこと。
実施例
板ガラス内部に複数の直線状の金属線5が平行に封入されてなる、サイズが横幅900mm、縦幅1800mmの金属線入り板ガラス2、3(呼び厚さ6.8mm、実測値6.5mm)を4枚用意した。
図1に示すように、これらの金属線入り板ガラス2、3を各々2枚用い、遮音性中間膜として、エチレン−酢酸ビニル樹脂膜(以下、EVA膜と略する)厚み、0.035mmと、ポリスチレンとビニル−ポリイソプレンが結合したトリブロック共重合体からなる透明性遮音中間膜、厚み0.20mmと、EVA膜、0.035mmを順次積層させた、EVA膜/透明性遮音中間膜/EVA膜の構成の厚み0.27mmの樹脂中間膜を挟み込んだ。加熱ローラー装置にて加熱しつつ圧力を加え樹脂中間膜を軟化させ、樹脂中間層4を介して、金属線入り板ガラス2、3を接着一体化させた。
また、この際、図2に示すように、ガラス面から見て、一対の金属線入り板ガラス2、3の金属線5が互いに直交するように見えるように接着一体化させた合わせガラスを得て、本発明の交通路用透光性パネル1を2枚完成させた。尚、金属線入り板ガラス2、3には、セントラル硝子株式会社製、線入り磨板ガラス、商品名、パラライン、呼び厚さ、6.8mmのものを用いた。
また、ポリスチレンとビニル−ポリイソプレンが結合したトリブロック共重合体からなる透明性遮音中間膜には、株式会社クラレより市販される、商品名、ハイブラーを用いた。
過熱側の金属線入り板ガラス2の線材が横向きと縦向きとなるようにして、上記防火性能の評価試験を2回実施したところ、どちらも過熱途中での炉外側への発炎や防火上有害な隙間の発生も無く、十分防火設備としての性能を満足し、防火性能の評価試験に合格した。
比較例
サイズが横幅900mm、縦幅1800mmの金網入り磨き板ガラス(呼び厚さ6.8mm、実測値6.5mm)とフロート法により製造され単板ガラス(呼び厚さ、3.0mm、実測値2.7mm)を0.27mmの上記遮音性中間膜で接着一体化させて合わせガラスを製作した。単板ガラスは強化処理等の処理は何らされていない。
網入り磨き板ガラス側から加熱を行った結果、加熱途中で炉外側への発炎が継続し、防火設備としての性能を満足せず、防火性能の評価試験に不合格であった。
本防火性能の評価試験の結果において、一対の金属線入り板ガラス2、3を樹脂中間層4を介して接着一体化させた際、金属線入り板ガラス2、3は内部に複数の直線状の金属線5が平行に封入されてなり、ガラス面から見て、一対の金属線入り板ガラス2、3の金属線5が互いに直交するように見えるように接着一体化させた本発明の交通路用透光性パネル1は、金属線入り板ガラス2、3において、内部に封入された金属線5がガラス板を支持し、金属線入り板ガラス2、3の崩落を抑制することから、従来の板ガラスと網入りガラスからなる合わせガラスに比較して、交通路用透光性パネル1としての高い防火性能を持つことが確認された。
本発明の交通路用透光性パネルの一例の斜視図である。 本発明の交通路用透光性パネルの一例の側面の拡大図である。
1 (交通路用)透光性パネル
2、3 金属線入り板ガラス
4 樹脂中間層
5 金属線

Claims (5)

  1. 交通路用透光性パネルであって、一対の金属線入り板ガラスを樹脂中間層を介して接着一体化させてなり、金属線入り板ガラスは板ガラス内部に複数の直線状の金属線が平行に封入されてなり、ガラス面から見て、一対の金属線入り板ガラスの金属線が互いに交差するように見えるように接着一体化させたことを特徴とする交通路用透光性パネル。
  2. 金属線入り板ガラスの厚みが6.2mm以上、10.6mm以下、封入された金属線の間隔が17.0mm以上、53.0mm以下、径が0.37mm以上、0.47mm以下であることを特徴とする請求項1に記載の交通路用透光性パネル。
  3. 樹脂中間層が、異なる透明樹脂を積層させてなる樹脂中間膜に由来する遮音性中間層であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の交通路用透光性パネル。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の透光性パネルが使用された道路用または鉄道用の遮音壁。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の透光性パネルが使用された道路用または鉄道用の防護柵。

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