JP5261976B2 - スペーサーの形成方法とそれに用いるブランケット基材 - Google Patents
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め、カラーフィルターのパターンに設けられた、数十から数百μm幅の画素上にスペーサービーズを配置することは十分可能であるが、線幅が10〜20μm程度であるブラックマトリクス上に選択的に配置することは困難である。
まず、撥水表面加工を施したブランケット基材上にスペーサービーズ含有溶液をインクジェット法によりパターン吐出し、溶剤を乾燥させて前記スペーサービーズを配置した後、前記ブランケット基材上の前記スペーサービーズを前記機能性パターンが設けられた基材上に転写することを特徴とするスペーサーの形成方法である。
特に設けることなく、高精細パターンにあわせたスペーサーの形成を行う事が可能となる。また、ガラス基材やフィルム基材など転写対象となる基材を問うことなくスペーサーの形成を行うことが可能となる。
一方、印刷パターン型ブランケット基材113は、支持基材103や印刷パターン層111、シリコーン薄膜層112から形成される。(図1e)
支持基材103は、ソーダガラスや無アルカリガラス等のガラス基材やプラスチック等の基材に加工し用いることが可能である。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォン、シクロオレフィンポリマー、ポリイミド、ナイロン、アラミド、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、トリアセチルセルロースなどのフィルム、シートを用いることができる。さらに光透過性の基材を用いることにより、パターンの重ね合わせ時にアライメントを容易とすること
ができる。
一方、あらかじめ設けた印刷パターン層111にシリコーン薄膜層112を設けた印刷パターン型ブランケット基材113を用いる事もできる。
本発明に用いるスペーサービーズ202は粒子径3〜5μmの球状粒子を、1種または2種以上を混合して用いることができる。
ノール樹脂、メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ジビニルベンゼン重合体、ジビニルベンゼン−スチレン共重合体、ジビニルベンゼン−アクリル酸エステル共重合体、ジアリルフタレート重合体、トリアリルイソシアヌレート重合体等の架橋構造を有する樹脂等が挙げられる。また、無機物としてはシリカ等があげられる。
いずれの方式においても、インキ滴の吐出再現性やスペーサービーズ径、スペーサービーズ202によるノズル詰まりの防止を考慮すると、ノズル径が20〜60μmであることが望ましい。
1に搬送し、スペーサービーズ202のカラーフィルター基材204への転写を行なう。
共にローラーを回転させながら印圧をかけ、つぎにカラーフィルター基材204をブランケット基材から剥がすことによりスペーサービーズ202をカラーフィルター基材204上へ転写することができる。
体、アクリロニトリルーブタジエン共重合体、クロロプレン共重合体、架橋アクリル樹脂、架橋スチレン樹脂、フッ素樹脂、フッ化ビニリデン、ベンゾグアナミン樹脂、フエノール樹脂、ポリオレフィン樹脂、セルロース、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−メタアクリル酸エステル共重合体、ポリスチレン、スチレン−アクリルアミド共重合体、n−イソブチルアクリレート、アクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリルアミド、シリコーン樹脂、ポリビニルアセタール、ポリアミド、ロジン系樹脂、ポリエチレン、ポリカーボネート、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール、セルロース系樹脂、エポキシ樹脂、酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−アクリル共重合体、塩化ビニル樹脂、ポリウレタン、等が挙げられるがこれに限定されるものではない。これら水分散型エマルションポリマーにアクリル基、カルボキシル基、イソシアネート基などの反応性部位を付与したもの、更にはこれらに必要に応じて架橋剤、光開始剤などを添加したものを使用できる。
S、粒子径5μm)、前記光硬化型エマルションポリマー液、エチレングリコール/ブチルセルソルブ/水=65/5/30(重量比)の混合溶媒を、スペーサービーズ/ポリマー液/混合溶媒=0.3/5/94.7(重量比)となるように混合、超音波分散させ、目開き10μmのステンレスメッシュで濾過し、実施例1のスペーサービーズ分散液を得た。得られたスペーサービーズ分散液の粘度は11.0mPa・s(23℃)であった。このスペーサー分散液を、ピエゾ式インクジェットヘッドを搭載した観察システム付インクジェット印刷装置を用いて、ブランケット基材上に設けたストライプパターン(凹部)に合わせて吐出した。ブランケット基材を60℃オーブンで1分間乾燥させた後、転写装置の可動ステージにエアー吸引により固定した。
可動ステージを下降させ、被転写基材を剥離した後、100℃、2minで乾燥させ、さらに紫外線照射を行うことで、スペーサービーズの基材への固着を行ない、フィルム状カラーフィルターへスペーサーを形成した。
まず、アルカリ可溶性樹脂として、アクリレート樹脂(ダイセル化学工業(株)社製:商品名「サイクロマーP−ACA200M」)100重量部、光重合性モノマーとして、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(東亜合成(株)社製:商品名:M400)30重量部、光重合開始剤として、イルガキュア369(チバスペシャルケミカル社製)6重量部、希釈溶剤としてプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート300重量部を、撹拌して希釈することにより、ネガレジスト組成物を調製した。
102…シリコーン樹脂層
103…ブランケット支持基材
104…アンカー層
105…シリコーンレプリカ型ブランケット基材
111…印刷パターン層
112…シリコーン薄膜層
113…印刷パターン型ブランケット基材
201…スペーサービーズ分散液
202…スペーサービーズ
203…インクジェット塗工ヘッド
204…カラーフィルター基材
205…カラーフィルターパターン層
206…ブラックマトリクスパターン層
207…透明導電膜層
210…転写装置
211…巻き出し部
212…巻取り部
213…乾燥炉
214…アライメント用カメラ
215…加圧部
216…可動ステージ
301…接着パターン層
302…接着層
303…接着インキ滴
Claims (2)
- インクジェット法を用いて、スペーサービーズをカラーフィルタパターン層およびブラックマトリックスパターン層を有するカラーフィルター基材上に設置するスペーサーの形成方法であって、
まず、撥水表面加工を施したブランケット基材上にスペーサービーズ含有溶液をインクジェット法によりパターン吐出し、溶剤を乾燥させて前記スペーサービーズを配置した後、前記ブランケット基材上の前記スペーサービーズを前記カラーフィルター基材上に転写することを特徴とするスペーサーの形成方法。 - 前記撥水表面加工を施したブランケット基材上に、使用する前記スペーサービーズ径よりも浅い凹凸部を有するパターンを設けることにより、前記スペーサービーズ分散液を凹部へ誘導し、該スペーサービーズの配置を行なうことを特徴とする請求項1に記載のスペーサーの形成方法。
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