JP5261479B2 - Mosfet集積回路におけるプロセスによって誘起される性能変動の補償方法 - Google Patents

Mosfet集積回路におけるプロセスによって誘起される性能変動の補償方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5261479B2
JP5261479B2 JP2010510379A JP2010510379A JP5261479B2 JP 5261479 B2 JP5261479 B2 JP 5261479B2 JP 2010510379 A JP2010510379 A JP 2010510379A JP 2010510379 A JP2010510379 A JP 2010510379A JP 5261479 B2 JP5261479 B2 JP 5261479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analyzed
transistor array
variations
transistor
induced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010510379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010529649A (ja
JP2010529649A5 (ja
Inventor
ヴィクター モロッズ,
ディパンカール プラマニク,
キショーア シンハル,
シ−ウェイ リン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Synopsys Inc
Original Assignee
Synopsys Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Synopsys Inc filed Critical Synopsys Inc
Publication of JP2010529649A publication Critical patent/JP2010529649A/ja
Publication of JP2010529649A5 publication Critical patent/JP2010529649A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5261479B2 publication Critical patent/JP5261479B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/77Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
    • H01L21/78Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
    • H01L21/82Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/36Circuit design at the analogue level
    • G06F30/367Design verification, e.g. using simulation, simulation program with integrated circuit emphasis [SPICE], direct methods or relaxation methods
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Description

本発明は、集積回路装置、特に、トランジスタアレイにおける性能変動の補償に関する。
従来の集積回路設計において、設計者は、MOSFETゲートの性能特性が、チャネルの幅、及び、長さによって決定されるものと考えてきた。
尚、本願で使用される「性能特性」とは、当業者がこの用語について一般的に理解する意味と一致する。具体的には、当該用語には、設計時のMOSFETの駆動電流と閾値電圧の両方が含まれる。
サブ100nmの形状の出現、及び、歪工学等の技術(本願の譲渡人によって所有され、本願に援用される2005年12月1日に提出された「トランジスタ特性に与える応力の影響の解析」と題する米国特許出願11/291,294を参照)によって、他のMOSFET素子、コンタクト等の集積回路アレイ内において隣接する要素の近接性に起因する新たな変動が生じることが分かってきた。
現在の設計技術では、このような変動に対して有効に対処することができない。通常、設計者は、シミュレーションによってMOSFET集積回路のレイアウトを行う。予期せぬ変動が起きた場合、通常まず初めに考えられることは、プロトタイプをシリコン内に製造した後の、実際の回路の不具合である。このような状況では、コストと時間のかかる再設計が必要となる。したがって、サブ100nmの技術は、プロセスによって変動が誘起される問題に対処するための方法及びシステムを提供することによってより便利で効果的な設計を実現する機会をもたらした。
本発明の一態様は、MOSFET集積回路における、プロセスによって誘起される閾値電圧及び駆動電流の変動を自動的に補償する方法である。前記方法の第1ステップでは、アレイから解析対象のトランジスタを選択する。前記方法は、アレイ内の複数のトランジスタに対して所望のループ処理を行う。次に、選択されたトランジスタの設計を解析する。この解析工程には、近隣のレイアウトによって誘起される閾値電圧変動を決定する工程と、近隣のレイアウトによって誘起される駆動電流変動を決定する工程とが含まれる。前記方法は、次に、トランジスタのゲート長を変更することにより、決定された何れかの変動に対して補償を試みる。更に、前記方法には、コンタクト間隔を変更することにより補償が不十分な点を特定する工程を含めることができる。
MOSFETトランジスタを示す図であり、応力に関連する性能変動の原因を示す図。 集積回路レイアウトの一部を示す平面図。 MOSFETの性能をゲート間隔の関数として示したグラフ。 コンタクトの間隔が異なる3つのMOSFETトランジスタを示した図で、結果として現れる応力パターンを示した図。 集積回路のより広い部分を示す図で、プロセスによって誘起される様々な種類の変動を示した図。 Ionの変化とゲート長の関係を示したグラフであり、本発明方法を示す図。 Ionの変化とポリ間隔の関係を示したグラフであり、本発明方法を示す図。 Ionの変化とゲート長の関係、及び、Ionの変化とポリ間隔を組合せて示したグラフであり、本発明方法を示す図。 本発明に係る、プロセスによって誘起される変動を補償する処理の一実施形態を示す図。
以下、図面に基づいて詳細な説明を行う。好ましい実施形態は、本発明を説明するために記述されるのであり、請求項によって定義される本発明の範囲を限定するために記述されるのではない。当業者には、以下の記述に関して様々な同等の変形例が認識される。
本発明は、まず初めに、図1に示されるMOSトランジスタ10を考慮することにより理解される。図1は、平面図(上部分)、及び、線A−Aに沿った断面図(下部分)を示している。ここで、拡散領域12は、拡散領域に形成されたソース領域16とドレイン領域18を備え、これらの領域の間隙の上にはゲート14が重なっている。ゲート14の下の領域は、チャネル20である。ゲート14の両側にはスペーサ22があり(平面図では図示せず)、窒化物キャップ層24が全体の構造の上に形成されている。前記MOSFETは、トランジスタの両側に形成された、通常は酸化物をベースとした絶縁材料からなるシャロー・トレンチ・アイソレーション(STI)領域26によって周囲の要素から電気的に分離されている。これらの構成要素とMOS素子全体に関する材料及び製造技術は当該技術分野において公知であり、したがってここでは詳細には述べない。アレイは部分空乏型シリコン・オン・インシュレータ(PDSOI MOSFET)基板に形成されると予想されるが、本出願の教示はバルク構造にも同様に適用することができる。各図面はバルクMOSFET素子を示している。
上記で引用した参照文献で述べられているように、これら多数の構成要素が、何らかの機械的応力を引き起こし、その機械的応力が、Si及びその他の材料の圧電特性から性能変動を引き起こす。例えば、Si、窒化物キャップ層、STI材料の収縮率の差が、チャネルドーパントと同様に、様々な応力を引き起こすと考えられる。こうした応力に対処するプロセスは、引用した上記特許文献に「歪工学」と称して述べられている。
図2aに、サブ100nmシステムの開発者が直面する第1の問題が示されている。図2aでは、2つのMOSFET集積回路50及び52が平面図に示されており、夫々、ソース領域16及びドレイン領域18が形成されている拡散領域の上に3つのゲート領域14を有する。これらのポリシリコンゲートは、幅及び長さが同じであり、同じ構成となっている。唯一の違いは、アレイ50のゲート間隔(ピッチS1とする)が比較的狭いのに対し、アレイ52のゲート間隔(距離S2とする)は広くなっている。従来の設計及び解析に基づけば、ピッチS1と距離S2は何れも、駆動電流及び閾値電圧について同じ性能特性を表すと考えられる。
しかし、図2bに示すように、結果はそのようにはならない。Ion(オン電流)の変化をpoly−to−polyの距離の関数として示したグラフに示されているように、Ionの変化(すなわち、ここではホールから成る電流フローの変化)は、ポリ間隔を広げることによって著しく促進されるが、値が小さい範囲において差が特に極端になっている。したがって、図2aのアレイが理想的に動作することを期待する設計者は、著しく異なるその結果に非常に驚くことになる。
第2の問題は、図3に示されている。図3では、3つのMOSFETトランジスタが示されており、夫々、同様の拡散領域の上に形成された同様のゲートを有する。しかし、ここでは、コンタクトとゲートとの間隔が夫々異なっており、各MOSFETにおける4つのコンタクトとゲートとの間隔が、MOSFET60は180nm、MOSFET62は90nm、MOSFET64は60nmとなっている。トランジスタ60の応力プロットを見ると、チャネル領域全体に均一に応力がかかっていることが分かる。一方、トランジスタ62の場合、いくらか変動が見られ、トランジスタ64に至っては、チャネルの各端部にのみ高い応力が集中しており、他と比較して均一には分配されておらず、著しく異なっている。引用した上記特許文献で教示されているように、応力が異なれば性能に差が出る。上でも述べたように、従来の設計技術では、これら3つのトランジスタを同じものとして扱い、同じ結果が期待される。しかし、その結果は非常に意外なものとなり、致命的な結果となることも考えられる。
図4は、実際のMOSFET集積回路の大きな部分を示している。この図には、複数の拡散領域と共に、STIによって分離された2つのチップ表面領域が示されている。当該技術で知られているように、チップ領域には、nウェル又はpウェルと称される、異なる種類の材料からなる領域を含むことができ、両者を用いることによりCMOS構造の形成が容易となる。前記2つのチップ領域の下部はnウェルであり、その境界が示されている。拡散領域からウェルの境界までの距離は、性能に影響することが分かっている。これは、Ionの変化ではなくMOSFET閾値電圧に影響する点は異なるが、ポリ間隔が異なることによって生じる影響に類似している。したがって、図4の縦方向の矢印A及びBによって示される距離の変動によって、ポリ間隔及びコンタクト間隔が異なることによる影響と類似した、しかしそれらとは別の影響が生じると考えられる。
図4は典型的な設計における複雑さも同時に示しており、水平な矢印1〜5が互いに異なる各ポリ間隔を示している。また、コンタクト間隔にも複数の違いが見られる。
これらの影響の夫々は、テスト設計による実験を通して、1つのモデルに集約することが可能である。このモデルから、潜在的な問題を示し、補償メカニズムを計算することが可能な関係が導出される。当該モデルの結果は、図4の実施形態によって得られるポリ間隔とIonの変化の関係を示した図5cのグラフに見ることができる。同様のモデルは、コンタクト間隔及びnウェル境界の距離に関しても求められる。
上記モデルに加えて、ここに述べた原則に従った綿密な調査により他の変動も明らかとなった。こうした変動は、ここに述べた方法と同じ方法で複数のモデルに単純化し、解析することができる。本発明の当該実施形態は、以下に添付する特許請求の範囲で述べるように、本発明の精神の範囲内に公正に含まれる。
上記と同様の方法によって存在が明らかとなった変動も含めて上記変動の全ては、材料又は素子自体の固有の特性ではなく、ポリ間隔等のプロセス変数に起因する。したがって、こうした変動をここでは「プロセスによって誘起される」変動と称し、他の原因に起因する変動とは区別する。
先行技術で公知であるように、ゲート長の変化は性能の変化につながる。このことは、図5aの曲線にも反映されている。しかし、図4の実施例では、ポリ間隔の変動が性能差につながっている。図4の実施例を見ると、例示されたトランジスタT1及びT2におけるポリ間隔が異なっており、図2bの曲線にこれらのトランジスタを配置した図5bの曲線に示されているように、これらのポリ間隔は、2及び3に夫々割り当てられる値を有する。トランジスタT2の性能特性が全体の設計で用いられる標準値を表すとすると、トランジスタT1の性能は10%程度高く、著しい変動を示すことになる。装置に対してこのような解析を行うことにより、従来の解析に依存することに問題があることが明らかとなる。
本発明は、図5a及び5bに示された各関係を共に用いて、こうした変動を補償する。図5cは、ポリ間隔による変動を下側の横軸に、ゲート長による変動を上側の横軸にとり、交差する曲線を示している。上記記載に基づき、T2の性能を設計における基準点として選択する。当該装置のゲート長は、図から45nmであることが分かる。矢印で示されるように、ポリ間隔が変化することによる性能の向上は、T1のゲート長を45〜52nmまで増加させることにより完全に相殺され、結果的にT1及びT2は同じ性能特性を有することになる。
つまり、発生した変動についてモデルを作成し、これらの変動を使って他の変動を補償して、装置間で性能を均一にすることができる。
図5bに示すように、ポリ間隔によって変動が生じるが、Ionの変化とゲート長の関係と並べることで、ポリ間隔の変化に対して完全な補償が可能となる。
前記結果を自動的に実現する方法200の一実施形態を図6に示す。この実施形態は、本願の譲受人が市販するSEISMOSソフトウェア等の集積回路自動設計システムの一部として動作する。他の実施形態は、単独で動作するように、或いは、異なる設計環境において動作するモジュールとして構成することが可能である。全ての実施例において、本発明のシステムの動作原則は同じである。当該システムは、パーソナル・コンピュータからサーバー主体のシステムまで、ディジタルコンピュータシステムの範囲において動作可能である。こうした装置の選択及び操作は、当該技術分野の技術範囲内に十分含まれる。
更に、多くのステップは、それらを組み合わせて実行する、或いは、平行して実行する、或いは、異なる順序で実行する等しても、実現される機能には影響しない。幾つかの場合には、ステップを並べ替えても、特定の他の変更が同様に行われる限り、同じ結果が得られる。また、他の場合には、ステップを並べ替えても、特定の条件が満たされる限り、同じ結果が得られる。
コンピュータプログラムは、まず始めにステップ210において、MOSFET集積回路の複数のトランジスタ或いは選択された複数のトランジスタの夫々に対するループ処理を設計者の指示通りに制御する。前記方法は、ステップ212において、解析に基づいて装置内に存在する各変動を決定し、関連する変数値を発見し、関連するモデルから対応する変動量を得ることから始まる。例えば、上述の図4のトランジスタT1の例において、前記システムは、関連するゲート材料のpoly−to−poly間隔を決定することにより、ポリ間隔による変動を決定する。前記poly−to−poly間隔は、設計システム内のデータを直接用いても良いし、或いは、設計プロセスに用いられるTCADシステムを操作して決定しても良い。
各変動を決定するプロセス工程は、全ての公知なモデル構造に対して行うことができるが、設計者が少数のモデルのみを使用することを選択してもよい。何れの場合にも、物理値/変動結果ステップ212は、所望する変動情報が決定するまで続けられる。
次に、ステップ214において、本実施形態は、図5cに関連して示されているように、ゲート長を変更することにより補償を試みる。大部分の場合は、ゲート長の変更によって補償がなされると予想される。また、このパラメータは、比較的変わり易いため、当該補償は製造プロセスにおける複雑さを最小限に抑えて行われる。ステップ216の判定において期待する結果が得られた場合、システムはテスト対象の次のトランジスタに処理を移す。
補償が更に必要な場合、ステップ218において示されているように、コンタクト間隔を変更することができる。このプロセスは、正確に図5cに示されているように進められ、コンタクト間隔モデルを用いて補正データを提供する。補正データはここでは示さないが、当業者は、上述の教示に従って容易に特定のシステムに対して同じデータを得ることができる。操作の成否はステップ220において検証される。
自動で行われる何れのステップにおいても、期待された変動に対する補償が失敗した場合、ステップ224に示す手動の再設計が必要となる。もちろん、このような「フェイル・セーフ」メカニズムを備えることは必要であるが、これまでの結果により、上述の方法が大半の状況において適切な補償を提供するのに十分であることが分かる。
本発明の別実施形態では、ゲート長のみを変更して、ポリ間隔による変動のみを補償することで、低コストで既存の状況を改善すると共に、二次的な検討及びステップを完全に省くことができるという効果が見込まれる。他の実施形態では、他の診断用及び補償メカニズムを必要に応じて用いることができる。
各実施形態は、本発明の原理及びその実際の応用を最大限に説明するために選択され、記述された。それにより、当業者は、本発明が様々な実施形態をとり、意図する特定の用途に合わせて様々な変形が可能であると理解できる。本発明の範囲は以下の特許請求の範囲とそれに相当するものによって定義される。
本発明は上記で詳細に述べた好ましい実施形態及び実施例を参照することによって開示されるが、これらの例は本発明を限定するためではなく、説明するために示されていると理解される。当業者は、本発明の精神、及び、以下の特許請求の範囲を逸脱しない限り、変形及び組合せを容易に行うことができる。

Claims (9)

  1. MOSFET集積回路における、プロセスによって誘起される閾値電圧及び駆動電流の変動を自動的に補償する方法であって、
    解析対象のトランジスタアレイを選択する工程と、
    近隣のレイアウトによって誘起される閾値電圧変動を決定する工程と、近隣のレイアウトによって誘起される駆動電流変動を決定する工程とを含む、前記トランジスタアレイの設計を解析する工程と、
    前記トランジスタアレイのゲートを変更することにより、ポリ間隔、コンタクト間隔、及び、ウェル距離の何れかにおける変動に対して補償を試みる工程と、を備えることを特徴とする補償方法。
  2. 全てのトランジスタアレイが解析されるまで、解析対象のトランジスタアレイの選択を続行する工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の補償方法。
  3. 選択された一部のトランジスタアレイが全て解析されるまで、解析対象のトランジスタアレイの選択を続行する工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の補償方法。
  4. MOSFET集積回路における、プロセスによって誘起される閾値電圧及び駆動電流の変動を補償するシステムであって、
    処理装置、データ蓄積手段、表示手段を備えるディジタルコンピュータと、
    前記データ蓄積手段に格納されたコンピュータプログラムと、を備え、
    前記コンピュータプログラムが、
    解析対象のトランジスタアレイを選択する工程と、
    近隣のレイアウトによって誘起される閾値電圧変動を決定する工程と、近隣のレイアウトによって誘起される駆動電流変動を決定する工程とを含む、前記トランジスタアレイの設計を解析する工程と、
    前記トランジスタアレイのゲートを変更することにより、ポリ間隔、コンタクト間隔、及び、ウェル距離の何れかにおける変動に対して補償を試みる工程と、を実行するように構成されていることを特徴とするシステム。
  5. 全てのトランジスタアレイが解析されるまで、解析対象のトランジスタアレイの選択を続行する工程を更に備えることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  6. 選択された一部のトランジスタアレイが全て解析されるまで、解析対象のトランジスタアレイの選択を続行する工程を更に備えることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  7. MOSFET集積回路における、プロセスによって誘起される閾値電圧及び駆動電流の変動を補償するシステムであって、
    解析対象のトランジスタアレイを選択する手段と、
    近隣のレイアウトによって誘起される閾値電圧変動を決定する工程と、近隣のレイアウトによって誘起される駆動電流変動を決定する工程とを含む、前記トランジスタアレイの設計を解析する手段と、
    前記トランジスタアレイのゲートを変更することにより、ポリ間隔、コンタクト間隔、及び、ウェル距離の何れかにおける変動に対して補償を試みる手段と、を備えることを特徴とするシステム。
  8. 全てのトランジスタアレイが解析されるまで、解析対象のトランジスタアレイの選択を続行する工程を更に備えることを特徴とする請求項に記載のシステム。
  9. 選択された一部のトランジスタアレイが全て解析されるまで、解析対象のトランジスタアレイの選択を続行する工程を更に備えることを特徴とする請求項に記載のシステム。
JP2010510379A 2007-06-01 2008-01-17 Mosfet集積回路におけるプロセスによって誘起される性能変動の補償方法 Active JP5261479B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/757,338 US7949985B2 (en) 2007-06-01 2007-06-01 Method for compensation of process-induced performance variation in a MOSFET integrated circuit
US11/757,338 2007-06-01
PCT/US2008/051355 WO2008150555A1 (en) 2007-06-01 2008-01-17 Method for compensation of process-induced performance variation in a mosfet integrated circuit

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010529649A JP2010529649A (ja) 2010-08-26
JP2010529649A5 JP2010529649A5 (ja) 2013-02-21
JP5261479B2 true JP5261479B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=40087455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510379A Active JP5261479B2 (ja) 2007-06-01 2008-01-17 Mosfet集積回路におけるプロセスによって誘起される性能変動の補償方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US7949985B2 (ja)
EP (1) EP2153239A4 (ja)
JP (1) JP5261479B2 (ja)
KR (1) KR101159305B1 (ja)
CN (1) CN101675348A (ja)
TW (1) TWI392028B (ja)
WO (1) WO2008150555A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7949985B2 (en) * 2007-06-01 2011-05-24 Synopsys, Inc. Method for compensation of process-induced performance variation in a MOSFET integrated circuit
US8176444B2 (en) * 2009-04-20 2012-05-08 International Business Machines Corporation Analyzing multiple induced systematic and statistical layout dependent effects on circuit performance
US20120042292A1 (en) * 2010-08-10 2012-02-16 Stmicroelectronics S.A. Method of synthesis of an electronic circuit
US8776005B1 (en) 2013-01-18 2014-07-08 Synopsys, Inc. Modeling mechanical behavior with layout-dependent material properties
US8832619B2 (en) 2013-01-28 2014-09-09 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Analytical model for predicting current mismatch in metal oxide semiconductor arrays
US9665675B2 (en) 2013-12-31 2017-05-30 Texas Instruments Incorporated Method to improve transistor matching
CN105740572B (zh) * 2016-02-26 2019-01-15 联想(北京)有限公司 一种电子设备
WO2019167663A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 ペトロユーロアジア株式会社 還元型補酵素q10含有組成物およびその製造方法

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3882391A (en) * 1973-06-25 1975-05-06 Ibm Testing the stability of MOSFET devices
US4138666A (en) * 1977-11-17 1979-02-06 General Electric Company Charge transfer circuit with threshold voltage compensating means
US5412263A (en) * 1992-09-30 1995-05-02 At&T Corp. Multiple control voltage generation for MOSFET resistors
KR970001564U (ko) * 1995-06-21 1997-01-21 자동차용 후부차체의 보강구조
US5748534A (en) * 1996-03-26 1998-05-05 Invox Technology Feedback loop for reading threshold voltage
JPH1074843A (ja) * 1996-06-28 1998-03-17 Toshiba Corp 多電源集積回路および多電源集積回路システム
WO1998001027A1 (fr) * 1996-07-08 1998-01-15 Dnavec Research Inc. Procede d'electroporation in vivo pour embryon animal precoce
US6287926B1 (en) * 1999-02-19 2001-09-11 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Self aligned channel implant, elevated S/D process by gate electrode damascene
JP3324588B2 (ja) 1999-12-22 2002-09-17 日本電気株式会社 半導体装置及びその製造方法
US6598214B2 (en) * 2000-12-21 2003-07-22 Texas Instruments Incorporated Design method and system for providing transistors with varying active region lengths
US20040038489A1 (en) * 2002-08-21 2004-02-26 Clevenger Lawrence A. Method to improve performance of microelectronic circuits
JP4408613B2 (ja) * 2002-09-25 2010-02-03 Necエレクトロニクス株式会社 トランジスタの拡散層長依存性を組み込んだ回路シミュレーション装置およびトランジスタモデル作成方法
US6928635B2 (en) * 2002-09-25 2005-08-09 Numerical Technologies, Inc. Selectively applying resolution enhancement techniques to improve performance and manufacturing cost of integrated circuits
JP4202120B2 (ja) * 2002-12-27 2008-12-24 セイコーインスツル株式会社 集積回路の最適化設計装置
WO2004061898A2 (en) * 2003-01-02 2004-07-22 Pdf Solutions, Inc. Yield improvement
JP2004241529A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体回路装置及びその回路シミュレーション方法
US7263477B2 (en) * 2003-06-09 2007-08-28 Cadence Design Systems, Inc. Method and apparatus for modeling devices having different geometries
JP2005166741A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Sharp Corp 半導体記憶素子の特性評価方法及びモデルパラメータ抽出方法
US20050144576A1 (en) * 2003-12-25 2005-06-30 Nec Electronics Corporation Design method for semiconductor circuit device, design method for semiconductor circuit, and semiconductor circuit device
US7174532B2 (en) * 2004-11-18 2007-02-06 Agere Systems, Inc. Method of making a semiconductor device by balancing shallow trench isolation stress and optical proximity effects
JP4833544B2 (ja) * 2004-12-17 2011-12-07 パナソニック株式会社 半導体装置
JP2006178907A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路シミュレーション方法および装置
US7441211B1 (en) * 2005-05-06 2008-10-21 Blaze Dfm, Inc. Gate-length biasing for digital circuit optimization
JP2006329824A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回路シミュレーション方法
US7337420B2 (en) * 2005-07-29 2008-02-26 International Business Machines Corporation Methodology for layout-based modulation and optimization of nitride liner stress effect in compact models
KR100628247B1 (ko) * 2005-09-13 2006-09-27 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 소자
JP2007123442A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体回路装置、その製造方法及びそのシミュレーション方法
US7716612B1 (en) * 2005-12-29 2010-05-11 Tela Innovations, Inc. Method and system for integrated circuit optimization by using an optimized standard-cell library
JP4922623B2 (ja) * 2006-02-22 2012-04-25 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置およびその製造方法
US7321139B2 (en) * 2006-05-26 2008-01-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Transistor layout for standard cell with optimized mechanical stress effect
US7761278B2 (en) * 2007-02-12 2010-07-20 International Business Machines Corporation Semiconductor device stress modeling methodology
US7949985B2 (en) 2007-06-01 2011-05-24 Synopsys, Inc. Method for compensation of process-induced performance variation in a MOSFET integrated circuit

Also Published As

Publication number Publication date
EP2153239A4 (en) 2011-08-17
US8219961B2 (en) 2012-07-10
WO2008150555A1 (en) 2008-12-11
KR101159305B1 (ko) 2012-06-25
JP2010529649A (ja) 2010-08-26
US7949985B2 (en) 2011-05-24
US20110219351A1 (en) 2011-09-08
CN101675348A (zh) 2010-03-17
EP2153239A1 (en) 2010-02-17
US20080297237A1 (en) 2008-12-04
TW200849408A (en) 2008-12-16
TWI392028B (zh) 2013-04-01
KR20090133129A (ko) 2009-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5261479B2 (ja) Mosfet集積回路におけるプロセスによって誘起される性能変動の補償方法
JP4936418B2 (ja) 半導体装置とその製造方法、及び半導体装置の設計プログラム
US7592676B2 (en) Semiconductor device with a transistor having different source and drain lengths
US7685551B2 (en) Semiconductor integrated circuit, standard cell, standard cell library, semiconductor integrated circuit designing method, and semiconductor integrated circuit designing equipment
KR102321615B1 (ko) 반도체 장치의 제조 방법
US7321139B2 (en) Transistor layout for standard cell with optimized mechanical stress effect
TW201804347A (zh) 標準胞元佈局及設置多個標準胞元的方法
US20070267680A1 (en) Semiconductor integrated circuit device
CN101681878A (zh) 用于布图布线系统中设计优化的填充单元
JP2008118004A (ja) 半導体集積回路
JP2007165670A (ja) 半導体回路装置およびその設計方法
CN110047809B (zh) 包括开关单元的半导体装置
CN104750904B (zh) 用以改进晶体管匹配的方法
JP2007140764A (ja) 検証支援装置、検証支援方法、検証支援プログラムおよび記録媒体
JP5741234B2 (ja) セルの配置構造、半導体集積回路、及び回路素子セルの配置方法
JP2005322827A (ja) 半導体集積回路の設計支援方法
JP5407192B2 (ja) パターン形成方法及び半導体装置
JP2008258424A (ja) 半導体集積回路装置
JP2019009369A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007081243A (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法
US20100117082A1 (en) Semiconductor device capable of compensating for electrical characteristic variation of transistor array
JP5464761B2 (ja) 半導体装置とその製造方法、及び半導体装置の設計プログラム
JP2005311276A (ja) 半導体素子
JP5139712B2 (ja) Flotox型eepromおよびその製造方法
JP2018107235A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120927

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121221

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20121221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130426

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5261479

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250