JP5258830B2 - 遊技機用肘掛 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ台等の遊技機に着脱可能に装着される遊技機用肘掛に関する。
パチンコ台に代表される遊技機で遊技する場合は、一般的に遊技機前方の椅子に腰掛け、右手で遊技機の右側下部に配置された球打用ハンドルを握って遊技する。
一般的に遊技機の球打ち用ハンドルは、遊技機の下端部よりやや上方に配置されている。
また、遊技機の下端部には、賞球を収納するための賞球箱を載置するために、テーブル部が取り付けられているが、上記テーブル部は、あくまで賞球箱を載置しうる幅寸法が確保されているに過ぎないため、球打用ハンドルを手で握った状態では肘を載置することはできず、結果的に遊技中は長時間に亘り、肘が浮いた状態のままとなる。
遊技機がパチンコ台の場合、遊技時間が数時間という長時間に亘ることも珍しくなく、上記球打用ハンドルを握ったままの状態で長時間腕を保持した場合、非常に腕が疲労するという不具合を有していた。
また、腕が疲労した場合には、足を組み、太もも等に肘を載置することもあるが、この場合、体の姿勢が非常に悪くなり、腰痛及び背痛等の原因ともなりうる。
上記の不具合を解決するために、図3に示すように、遊技機(図示せず)の前面の被固定部61の、前方の床部62に立設する形態の遊技機用肘掛60が提案されている(特許文献1)。
図3に示すように、上記特許文献1にかかる遊技代用肘掛60は、遊技機の、前方の床部62上に固定されたベース部63に立設された支柱部64と、上記支柱部64の上端から、上方に向かって傾斜して延設された斜材部65と、上記斜材部65に延設された水平材部66と、上記水平材部66に装着された肘置部67とから形成されている。
上記斜材部65は、下側半部65bと上側半部65aからなり、夫々断面略コ字形状に形成されると共に、上記上側半部65aは上記下側半部65bを被覆しうる幅寸法に形成されている。
また、上記下側半部65bの対向する側板部68には長孔69が設けられ、上記下側半部65bに上側半部65aを摺動可能に被せた状態で、上記上側半部65aの外方から、上記上側半部65aと、上記下側半部65bの長孔69を貫通する軸部70が配設され、上記上側半部65aは、上記下側半部65bの上記長孔69に沿って摺動しうるように形成されている。
上記構成により、上記斜材部65の上方半部65bを下方半部65aに沿って摺動させることによって、上記肘置部67の床部62からの高さ、及び遊技機に対する前後方向位置を調整することが可能である。
しかしながら、上記特許文献1にかかる遊技機用肘掛60にあっては、床部62にベース部63をボルト等で固定する必要があるため、床部62に穴あける必要がある。
従って、設置作業が大掛かりとなり、作業工数、及びコストが大きくなる。
また、取り付けた状態においては、支柱部64が床部62に立設されることから、遊技中に足等をぶつけ易く危険であり、また清掃作業等において非常に邪魔となるという不具合を有していた。
また、全体が非常に大型で嵩張ることから、遊技機入れ替え作業等に伴って取り外した場合に、保管場所等の確保が困難であるという別の不具合をも有していた。
実登3151754号公報
本発明の解決する課題は、着脱作業が容易であり、設置コストが少なく、且つコンパクトで保管管理が容易な遊技機用肘掛を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明に係る遊技機用肘掛は、遊技機の前面に設けられたテーブル部に着脱可能に取り付けられる遊技機用肘掛であって、上記テーブル部の反遊技者側端部に設けられた肘掛取付部に上下方向に回動可能に取り付けられるアーム部と、上記アーム部に取り付けられ、遊技者が肘を置きうる肘掛部とを備え、上記アーム部を上方に向かって所定角度回動させることにより上記テーブル部から取り外すことができるように構成され、上記肘掛取付部は、上記テーブル部の反遊技者側端部において、遊技者側へ突出するように設けられ、断面逆U字形に形成された係合受け部を有すると共に、上記アーム部の反遊技者側端部は上記係合受け部に係合しうる断面U字形に形成された係合部を有し、上記係合受け部と上記係合部とは、上記アーム部が上記テーブル部に対して水平方向から垂直方向に回動する間には、係合状態が保持されると共に、上記アーム部が上記テーブル部に対して垂直となる位置となった場合に、上記係合状態が解除され、上記アーム部を上方に向かって回動させる場合において、遊技機の前面ドアを閉止した状態では、遊技機のハンドルと上記アーム部が当接することによって、上記アーム部の回動が阻害されると共に、上記遊技機の前面ドアを開放した状態においては、上記ハンドルと上記アーム部との当接が解除され、上記アーム部が上記テーブル部に対して垂直となる位置まで回動可能となることを特徴とする。
従って、本発明にかかる遊技機用肘掛は、肘掛取付部に上記アーム部を肘掛取付部に取り付けることによってテーブル部に装着され、上記アーム部を上方に向かって回動することによって、上記テーブル部から取外すことができる。
また、上記アーム部が上記テーブル部に対して水平となる位置の場合には、上記肘掛取付部の逆U字部分と、上記係合部のU字部分が互いに係合すると共に、上記アーム部を上方に向かってさせた場合には、上記係合部の内側面部に沿って、上記肘掛取付部の先端部が次第に移動して、上記アーム部が上記テーブル部に対して垂直となる位置となった場合に、上記係合受け部と上記係合部との係合状態が解除される。
さらに、遊技中においては、上記遊技機の前面ドアが閉止されているため、上記アーム部が誤って回動した場合であっても、アーム部がハンドルに当接して、回動が阻害され、上記アーム部が外れてしまうことがない。
また、請求項2に記載した発明にかかる遊技機用肘掛は、上記肘掛部は、上記アーム部の反遊技機側端部に取り付けられ、肘置部と、上記肘置部の下方に延設された支持部とを有し、上記アーム部の反遊技機側端部には、上記支持部を上下方向に移動可能に収納しうる受け部が設けられ、上記支持部の下端部には肘置部の高さ位置調整用の掛止片部が設けられると共に、上記受け部の内部には、上下方向に沿って、上記掛止片部が掛止されうる複数の段部が設けられていることを特徴とする。
従って、上記段部において、上記掛止片部の掛止位置を変更することによって、上記置部の高さが変更される。
また、請求項3に記載した発明にかかる遊技機用肘掛は、上記受け部は、上記アーム部を、上記テーブル部に対して水平となる位置に装着した状態において、遊技者側に向かって所定角度傾斜して配置されると共に、上記段部は、反遊技機方向に突出して配置され、上記掛止片部は、上記アーム部を、上記テーブル部に対して水平となる位置に装着した状態において、遊技機方向に突出して配設され、上記肘掛部に対して荷重を掛けた場合には、上記掛止片部は上記段部に掛止する方向に付勢されると共に、上記肘掛部に対する荷重が解除された場合には、上記掛止片部と上記段部との掛止状態が解除され、上記支持部が上下方向に移動可能となることを特徴とする。
従って、上記肘掛部に肘を置いた状態においては、上記肘掛部の高さが固定されると共に、肘を載置していない状態においては、上記肘掛部の高さを自由に調整することができる。
また、請求項4に記載した発明にかかる遊技機用肘掛は、上記支持部の上端部には、上記肘置部に、スライド可能に嵌合しうる、台部が形成され、上記肘置部は、上記台部に沿って前後方向にスライドしうることを特徴とする。
従って、肘の位置に合わせて、上記肘置部をスライドさせて前後方向位置を決定する。
また、請求項5に記載した発明にかかる遊技機用肘掛は、上記受け部の下端部近傍には、オプション部品装着用の螺子穴が設けられていることを特徴とする。
従って、必要に応じ上記螺子穴を介して灰皿等のオプション部品を取り付けることができる。
請求項1の発明に係る遊技機用肘掛にあっては、遊技機のテーブル部の反遊技者側端部に設けられた肘掛取付部に上下方向に回動可能に取り付けられるアーム部と、上記アーム部に取り付けられ、遊技者が肘を置きうる肘掛部とを備え、上記アーム部を上方に向かって所定角度回動させることにより上記テーブル部から取り外すことができるように構成されているとから、アーム部回動操作よって、容易に着脱作業が可能であり、また、従来のように、床等に固定する必要がある部品等が無いことから、設置コストが少なく、且つ、取り外した場合に、コンパクトで保管管理が容易な遊技機用肘掛を提供することができる。
また、請求項1の発明に係る遊技機用肘掛にあっては、上記肘掛取付部は、上記テーブル部の反遊技者側端部において、遊技者側へ突出するように設けられ、断面逆U字形に形成された係合受け部を有すると共に、上記アーム部の反遊技者側端部は上記係合受け部に係合しうる断面U字形に形成された係合部を有し、上記係合受け部と上記係合部とは、上記アーム部が上記テーブル部に対して水平方向から垂直方向に回動する間には、係合状態が保持されると共に、上記アーム部が上記テーブル部に対して垂直となる位置となった場合に、上記係合状態が解除されることから、上記アーム部に腕が触れる等によって、多少回動した場合であっても、誤って上記アーム部がはずれてしまうことが無い。
さらに、請求項1の発明に係る遊技機用肘掛にあっては、上記アーム部を上方に向かって回動させる場合において、遊技機の前面ドアを閉止した状態では、遊技機のハンドルと上記アーム部が当接することによって、上記アーム部の回動が阻害されると共に、上記遊技機の前面ドアを開放した状態においては、上記ハンドルと上記アーム部との当接が解除され、上記アーム部が上記テーブル部に対して垂直となる位置まで回動可能となることから、遊技中の場合に誤ってアーム部が外れてしまう事態を確実に防止することができる
請求項2の発明に係る遊技機用肘掛にあっては、上記肘掛部は、上記アーム部の反遊技機側端部に取り付けられ、肘置部と、上記肘置部の下方に延設された支持部とを有し、上記アーム部の反遊技機側端部には、上記支持部を上下方向に移動可能に収納しうる受け部が設けられ、上記支持部の下端部には肘置部の高さ位置調整用の掛止片部が設けられると共に、上記受け部の内部には、上下方向に沿って、上記掛止片部が掛止されうる複数の段部が設けられていることから、使用者の肘の高さに合わせて、上記肘掛部を最適な高さ位置に調整することができる。
請求項3の発明に係る遊技機用肘掛にあっては、上記受け部は、上記アーム部を、上記テーブル部に対して水平となる位置に装着した状態において、遊技者側に向かって所定角度傾斜して配置されると共に、上記段部は、反遊技機方向に突出して配置され、上記掛止片部は、上記アーム部を、上記テーブル部に対して水平となる位置に装着した状態において、遊技機方向に突出して配設され、上記肘掛部に対して荷重を掛けた場合には、上記掛止片部は上記段部に掛止する方向に付勢されると共に、上記肘掛部に対する荷重が解除された場合には、上記掛止片部と上記段部との掛止状態が解除され、上記支持部が上下方向に移動可能となることから、請求項2にかかる発明の効果に加え、肘を載置した状態においては確実に所定の高さ位置にロックされる、肘を離した状態においては、上記肘掛部の高さ調整を簡易に行うことができる。
請求項4の発明に係る遊技機用肘掛にあっては、上記支持部の上端部には、上記肘置部に、スライド可能に嵌合しうる、台部が形成され、上記肘置部は、上記台部に沿って前後方向にスライドしうることから、使用者の肘の位置に合わせて、上記肘掛部を最適な前後位置に調整することができる。
また、請求項5の発明に係る遊技機用肘掛にあっては、上記受け部の下端部近傍には、オプション部品装着用の螺子穴が設けられていることから、肘掛以外の多彩な機能を発揮することができる。
本発明の一実施の形態を示し、実施例の形態における遊技機用肘掛の幅方向断面図である。 本発明の一実施の形態を示し、(a)−1は、実施例の形態における遊技機用肘掛を設置した状態を示す側面図、(a)−2は、(a)−1の状態における点線円囲み部を拡大した断面図、(b)−1は、遊技機の前面ドアを閉止した状態で、アーム部を回動し、ハンドルに当接した状態を示す側面図、(b)−2は、(b)−1の状態における点線円囲み部を拡大した断面図、(c)−1は、遊技機の前面ドアを開放した状態で、アーム部をテーブル部に対して垂直となる位置に回動させた場合の側面図、(c)−2は、(c)−1の状態における点線円囲み部を拡大した断面図である。 従来の遊技機用肘掛を示す側面図である。
本発明を実施するための形態について、添付図面を用いて以下説明する。
図1に示すように、本実施例に係る遊技機用肘掛10は、テーブル部12の反遊技者側端部12aに設けられた肘掛取付部13に上下方向に回動可能に取り付けられるアーム部17と、上記アーム部17に取り付けられ、遊技者が肘を置きうる肘掛部18とを備えている。
また、図2(a)−2に示すように、上記肘掛取付部13は、上記テーブル部12の反遊技者側端部12aにおいて、遊技者側へ突出するように設けられ、断面逆U字形に形成された係合受け部19を有すると共に、上記アーム部17の反遊技者側端部14は上記係合受け部19に係合しうる断面U字形に形成された係合部15を有し、上記係合受け部19と上記係合部15とは、上記アーム部17が上記テーブル部12に対して水平方向から垂直方向に回動する間には、係合状態が保持されると共に、上記アーム部17が上記テーブル部12に対して垂直となる位置となった場合に、上記係合状態が解除される。
また、図1に示すように、上記肘掛部18は、上記アーム部17の反遊技機側端部16に取り付けられ、肘置部20と、上記肘置部20の下方に延設された支持部21とを有し、上記アーム部17の反遊技機側端部16には、上記支持部21を上下方向に移動可能に収納しうる受け部22が設けられ、上記支持部21の下端部23aには肘置部20の高さ位置調整用の掛止片部24が設けられると共に、上記受け部22の内部には、上下方向に沿って、上記掛止片部24が掛止されうる複数の段部25,25,25,25が設けられている。
また、上記受け部22は、図1に示すように、上記アーム部17を、上記テーブル部12に対して水平となる位置に装着した状態において、遊技者側に向かって所定角度傾斜して配置されると共に、上記段部25,25,25,25は、反遊技機側方向に突出して配置され、上記掛止片部24は、上記アーム部17を、上記テーブル部12に対して水平となる位置に装着した状態において、遊技機11方向に突出して配設され、上記肘掛部18に対して荷重を掛けた場合には、上記掛止片部24は上記段部25に掛止する方向に付勢されると共に、上記肘掛部18に対する荷重が解除された場合には、上記掛止片部24と上記段部25との掛止状態が解除され、上記支持部21が上下方向に移動可能となるように形成されている。
また、上記支持部21の上端部23bには、上記肘置部20に、スライド可能に嵌合しうる、台部26が形成され、上記肘置部20は、上記台部26に沿って前後方向にスライドしうるように形成されている。
また、上記受け部22の下端部近傍には、オプション部品装着用の螺子穴27が設けられている。
以下、添付図面を用いて、本実施例の構成を説明する。
図1に示すように、遊技機11のテーブル部12の遊技機11側端部には、長さ寸法約10cmの略直方体に形成された合成樹脂製の肘掛取付部13が上記テーブル部12の反遊技者側端部12aにおいて、遊技者側に突出するように、螺子留め等の手段によって固定されている。
また、アーム部17は、上板28と上記上板28に連結された下板29とから形成され、上記アーム部17を上記テーブル部12に装着し、上記下板29を、上記テーブル部12に対して略水平となるように載置した場合に、上記上板28は、上方に向かって弧状に傾斜して配置されるように形成されている。
また、上記アーム部17の反遊技機側端部16に形成された受け部22は、略四角筒状に形成され、上記受け部22の内方において、反遊技者側に配置される側壁30には、上記受け部22の軸方向に沿って所定間隔寸法離間した4つの段部25、25、25、25が突出して形成されている。
また、上記受け部22に挿入される、肘掛部18の支持部21は、上記受け部22の内側の幅寸法よりも小さな幅寸法を有する略四角柱状に形成され、下端部23には、下方に傾斜して突出した掛止片部24が配設されている。
また、上記支持部21の上端部23bの台部26は略長方形板状に形成されると共に、上記台部26と嵌合しうる上記肘置部20は、幅方向断面略コ字形状に形成され、上記台部26は上記肘置部20の内方側面部に設けられた嵌合片部31、31、31にスライド可能に勘合されている。
本実施例の作用について添付図面を用いて説明する。
図2(a)−1は、本実施例にかかる遊技機用肘掛10の使用状態を示す側面図である。
図2(a)−1に示すように、使用状態においては、アーム部17の下板29がテーブル部12に当接した状態となり、図2(a)−2に示すように、肘掛取付部13の係合受け部19と係合部15は、互いに対向する向きに配置されて係合している。
図1に示すように、肘掛部18を適当な高さに調整すると共に、受け部22に配設された任意の段部25に、支持部21の先端に形成された掛止片部24を掛止する。
上記の状態で、肘置部20に肘を載置した場合、肘の荷重によって、上記肘掛部18の支持部21は、上記受け部22の内部において前方に傾斜して配置され、上記支持部21の遊技者側側壁32と、上記受け部22内方の遊技者側壁34とが当接すると共に、この当接位置が支点となって、上記支持部21の掛止片部24には、遊技機11方向への付勢力が作用する。
従って、上記肘置部20に肘を載置した状態においては、上記付勢力によって、常に上記掛止片部24と上記段部25との掛止状態が強固に保持され、使用中に、上記肘掛部18の高さが意図せずに変わってしまうことが無い。
また、肘を載置しない状態では、上記支持部21は、上記受け部22内部において上下方向に自由に移動することができるため、肘掛部18の高さ調整作業が極めて容易に行うことができる。
また、上記肘置部20は、上記台部26に沿って前後方向にスライドしうるように形成されているため、肘の動きに合わせて、上記肘置部20がスライドし、上記肘置部20が常に最適な位置に調整される。
また、図2(b)−1に示すように、遊技中においては、遊技機11の前面ドア35が閉止されていることから、上記アーム部17を図中矢印Aの方向に回動させた場合であっても、回動途中に上記アーム部17とハンドル33とが当接することから、図2(b)−1の位置よりも遊技機11側への回動が阻害される。
従って、図2(b)−2に示すように、遊技中においては、上記肘掛取付部13の係合受け部19と係合部15との係合が誤って解除されることはない。
また、図2(c)−1に示すように、遊技機11の前面ドア35(図2(c)−1には図示せず)を開放した場合は、上記アーム部17の回動を阻害していたハンドル33(図2(c)−1には図示せず)が、回動範囲から外れることから、上記アーム部17は上記テーブル部12に対して垂直となる位置にまで回動させることが可能となり、図2(c)−2に示すように、図中矢印Aの方向にアーム部17を引き抜くことによって、上記肘掛取付部13の係合受け部19と係合部15との係合が解除され、遊技機用肘掛10を非常に簡易な操作で取り外すことができる。
また、上記受け部22の下端部近傍に配設されたオプション部品装着用の螺子穴27に装着する部品は特に限定されず、例えば灰皿、物置用の小皿、フック等、螺子穴27に螺合しうる螺子を有したものであれば自由に選択することができる。
また、図1に示すように、上記肘掛取付部13が、上記テーブル部12の反遊技者側端部12aに取り付けられていることから、上記肘掛取付部13を取り外した差異には、螺子穴(図示せず)を粘着テープ等で塞ぐことによって、遊技機11及びテーブル部12の外観品質を損なわず、また、上記テーブル部12上への賞球箱の載置等にも何ら支障とならない。
以上のように、本実施例によれば、着脱に際して螺子止め操作等が不要で着脱が極めて容易であると共に、遊技中に誤って外れてしまうことがなく、また、設置に際して、遊技場の床面等への工事が不要であるため、設置コストが低く、且つ取り外した際にはコンパクトであり保管場所に困窮することが無い遊技機用肘掛を提供することができる。
なお、アーム部の形状、段部の数、及び肘置き部の大きさ寸法等については、遊技場の要望に合わせて適宜変更することが可能であり、その場合であっても本実施例と同様の作用効果を得ることが可能である。
本発明は、パチンコ台等の遊技機に着脱可能に装着される遊技機用肘掛に適用可能である。
10 遊技機用肘掛
11 遊技機
12 テーブル部
12aテーブル部の反遊技者側端部
13 肘掛取付部
14 アーム部の反遊技者側端部
15 係合部
16 アーム部の反遊技機側端部
17 アーム部
18 肘掛部
19 係合受け部
20 肘置部
21 支持部
22 受け部
23a支持部下端部
23b支持部上端部
24 掛止片部
25 段部
26 台部
27 螺子穴
28 アーム部上板
29 アーム部下板
30 受け部内方の遊技機側に配置される側壁
31 嵌合片部
32 支持部の遊技者側側壁
33 ハンドル
34 受け部内方の遊技者側側壁
35 遊技機の前面ドア
60 遊技機用肘掛
61 被固定部
62 床部
63 ベース部
64 支柱部
65 斜材部
65a斜材の上側半部
65b斜材の下側半部
66 水平材部
67 肘置部
68 下側半部の側壁
69 長孔
70 軸部

Claims (5)

  1. 遊技機の前面に設けられたテーブル部に着脱可能に取り付けられる遊技機用肘掛であって、
    上記テーブル部の反遊技者側端部に設けられた肘掛取付部に上下方向に回動可能に取り付けられるアーム部と、上記アーム部に取り付けられ、遊技者が肘を置きうる肘掛部とを備え、上記アーム部を上方に向かって所定角度回動させることにより上記テーブル部から取り外すことができるように構成され、 上記肘掛取付部は、上記テーブル部の反遊技者側端部において、遊技者側へ突出するように設けられ、断面逆U字形に形成された係合受け部を有すると共に、上記アーム部の反遊技者側端部は上記係合受け部に係合しうる断面U字形に形成された係合部を有し、
    上記係合受け部と上記係合部とは、上記アーム部が上記テーブル部に対して水平方向から垂直方向に回動する間には、係合状態が保持されると共に、上記アーム部が上記テーブル部に対して垂直となる位置となった場合に、上記係合状態が解除され、
    上記アーム部を上方に向かって回動させる場合において、遊技機の前面ドアを閉止した状態では、遊技機のハンドルと上記アーム部が当接することによって、上記アーム部の回動が阻害されると共に、
    上記遊技機の前面ドアを開放した状態においては、上記ハンドルと上記アーム部との当接が解除され、上記アーム部が上記テーブル部に対して垂直となる位置まで回動可能となることを特徴とする遊技機用肘掛。
  2. 上記肘掛部は、上記アーム部の反遊技機側端部に取り付けられ、肘置部と、上記肘置部の下方に延設された支持部とを有し、上記アーム部の反遊技機側端部には、上記支持部を上下方向に移動可能に収納しうる受け部が設けられ、上記支持部の下端部には肘置部の高さ位置調整用の掛止片部が設けられると共に、上記受け部の内部には、上下方向に沿って、上記掛止片部が掛止されうる複数の段部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機用肘掛。
  3. 上記受け部は、上記アーム部を、上記テーブル部に対して水平となる位置に装着した状態において、遊技者側に向かって所定角度傾斜して配置されると共に、上記段部は、反遊技機方向に突出して配置され、
    上記掛止片部は、上記アーム部を、上記テーブル部に対して水平となる位置に装着した状態において、遊技機方向に突出して配設され、
    上記肘掛部に対して荷重を掛けた場合には、上記掛止片部は上記段部に掛止する方向に付勢されると共に、上記肘掛部に対する荷重が解除された場合には、上記掛止片部と上記段部との掛止状態が解除され、上記支持部が上下方向に移動可能となることを特徴とする請求項2記載の遊技機用肘掛。
  4. 上記支持部の上端部には、上記肘置部に、スライド可能に嵌合しうる、台部が形成され、
    上記肘置部は、上記台部に沿って前後方向にスライドしうることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遊技機用肘掛。
  5. 上記受け部の下端部近傍には、オプション部品装着用の螺子穴が設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4いずれか1項に記載の遊技機用肘掛。
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