JP5258643B2 - 情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報管理システムに関する。本発明は、特に、1又は複数の電子ペーパと、1又は複数の電子ペーパを管理する管理バインダとを有する情報管理システムに関する。
従来より、紛失防止機能を備えた電子ペーパが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1で提案された電子ペーパは、端末装置との無線接続状態を監視する監視手段と、アラーム音を出音することにより電子ペーパの所在を報知する報知手段と、報知手段を作動させる制御手段とを備えている。そして、制御手段は、監視手段により端末装置との無線接続状態が強制的に切られたことが検出された場合に、報知手段によるアラーム音の出音を制御して、電子ペーパの紛失を防止する。
一方、情報表示装置の盗難や所定の場所からの持ち出しを効果的に防止するシステムが提案されている(例えば、特許文献2)。特許文献2で提案されたシステムでは、複数枚の電子ペーパと、電子ペーパに表示する情報を受信する接続端子と、特定の電波を受信可能な無線通信部とを有する情報処理装置及び特定の電波を発する電波発信装置が備えられている。そして、特許文献2で提案されたシステムでは、電波発信装置から発せられた特定の電波を情報表示装置が受信できなくなると、電子ペーパに表示する情報を消去する制御を行う。
特開2005−114910号公報 特許第4082944号公報
しかしながら、特許文献1で提案された電子ペーパでは、電子ペーパ自体がアラーム音を出音するため、利用者と電子ペーパが離れた状態では、利用者がアラーム音に気付かない場合がある。また、騒音が大きい場所では、アラーム音が周囲の音にかき消されるおそれもある。
また、特許文献2で提案されたシステムでは、情報表示装置を電波発信装置から離れた距離で利用する場合に、電子ペーパに表示される情報が消去される可能性があるため、例えば、屋外での利用といった所定の場所以外での利用には適さない。このため、特許文献2で提案されたシステムでは、所定の場所以内での利用に限定される。
本発明は、1又は複数の電子ペーパそれぞれの置き忘れや紛失を検知して電子ペーパを管理するシステムを提供することを目的とする。
本発明は、1又は複数の電子ペーパと、前記1又は複数の電子ペーパを管理する管理バインダとを有する情報管理システムであって、前記1又は複数の電子ペーパそれぞれは、所定情報と該電子ペーパの識別情報とを記憶するペーパ側記憶部と、前記ペーパ側記憶部に記憶された前記所定情報の内容を表示する表示部と、前記管理バインダと無線通信を行うと共に、前記管理バインダに対して前記識別情報を送信可能なペーパ側通信部と、を備え、前記管理バインダは、前記1又は複数の電子ペーパを収容する収容部と、前記1又は複数の電子ペーパと無線通信を行うと共に、前記収容部に収容された前記1又は複数の電子ペーパそれぞれから送信された前記識別情報を受信可能な管理バインダ側通信部と、前記管理バインダ側通信部により受信された前記1又は複数の電子ペーパにおける前記識別情報を記憶する管理バインダ側記憶部と、前記管理バインダ側記憶部に記憶される前記識別情報に基づいて、前記収容部に収容される前記1又は複数の電子ペーパを管理する管理部と、前記管理バインダ側通信部における前記ペーパ側通信部との通信状態に基づいて前記1又は複数の電子ペーパそれぞれとの距離が第1距離以上であるかを判定する第1距離判定部と、警報音を出力する出音部と、前記第1距離判定部により前記1又は複数の電子ペーパそれぞれからの距離のうち、いずれかの距離が前記第1距離以上であると判定された場合、前記出音部に対し第1の警報音を出力させる出音制御部と、を備える情報管理システムに関する。
また、前記管理バインダとの無線通信を行うカード側通信部を有する認証カードと、を更に備え、前記管理バインダは、前記管理バインダ側通信部における前記カード側通信部との通信状態に基づいて前記認証カードとの距離が第2距離以上であるかを判定する第2距離判定部と、を更に備え、前記管理バインダ側通信部は、前記認証カードとの無線通信を行い、前記出音制御部は、前記第2距離判定部により前記認証カードとの距離が前記第2距離以上であると判定された場合、前記出音部に対し第2の警報音を出音させることが好ましい。
また、前記認証カードは、前記カード側通信部における前記管理バインダ側通信部との通信状態に基づいて前記管理バインダとの距離が前記第2距離以上であるかを判定するカード側距離判定部と、警報音を出音するカード側出音部と、前記カード側距離判定部により前記管理バインダからの距離が前記第2距離以上であると判定した場合、前記カード側出音部に対し第3の警報音を出力させるカード側出音制御部とを更に備えることが好ましい。
また、前記管理バインダと無線通信を行う警報ペン側通信部を有する警報ペンと、を更に備え、前記管理バインダ側通信部は、前記警報ペンとの無線通信を行い、前記警報ペンは、前記警報ペン側通信部における前記管理バインダ側通信部との通信状態に基づいて前記管理バインダとの距離が前記第2距離であるかを判定する警報ペン側距離判定部と、警報音を出音する警報ペン側出音部と、前記警報ペン側距離判定部により前記管理バインダからの距離が前記第2距離以上であると判定された場合、前記警報ペン側出音部に対し第4の警報音を出力させる警報ペン側出音制御部とを備えることが好ましい。
また、前記管理バインダは、前記管理部に対し、前記管理バインダの利用開始を報知する利用開始報知部と、前記管理部に対し、前記管理バインダの利用終了を報知する利用終了報知部と、を更に備え、前記管理部は、前記利用開始報知部により利用開始が報知された際に前記管理バインダ側記憶部に記憶される第1前記識別情報と、前記利用終了報知部により利用終了が報知された際に前記管理バインダ側記憶部に記憶される第2前記識別情報とが異なるかを判定し、前記出音制御部は、前記管理部により前記第1識別情報と前記第2識別情報とが異なると判定された場合、前記出音部に第5の警報音を出力させることが好ましい。
本発明によれば、1又は複数の電子ペーパそれぞれの置き忘れや紛失を検知して電子ペーパを管理するシステムを提供することができる。
情報管理システム1を示す図である。 管理バインダ10における構成を示すブロック図である。 電子ペーパ20における構成を示すブロック図である。 IDカード30における構成を示すブロック図である。 警報ペン40における構成を示すブロック図である。 管理バインダ10における機能ブロック図である。 電子ペーパ20における機能ブロック図である。 IDカード30における機能ブロック図である。 警報ペン40における機能ブロック図である。 管理バインダ10により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 図10に続くフローチャートである。 図11に続くフローチャートである。 図12に続くフローチャートである。 電子ペーパ20により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 図14に続くフローチャートである。 IDカード30により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 警報ペン40により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[システム構成]
図1により、本実施形態における情報管理システム1の全体構成を説明する。
図1は、本実施形態の管理バインダ10と、電子ペーパ20と、認証カードとしてのIDカード30と、警報ペン40とから構成される情報管理システム1を示す図である。
図1に示すように、情報管理システム1は、管理バインダ10と、1又は複数の電子ペーパ20と、IDカード30と、警報ペン40とを含んで構成される。管理バインダ10と電子ペーパ20とは、無線通信N1により互いに通信可能に接続される。また、管理バインダ10とIDカード30とは、無線通信N2により互いに通信可能に接続される。また、管理バインダ10と警報ペン40とは、無線通信N3により互いに通信可能に接続される。
管理バインダ10は、管理バインダ10に収容される1又は複数の電子ペーパ20の識別情報に基づいて、1又は複数の電子ペーパ20の管理を行う。また、管理バインダ10は、1又は複数の電子ペーパ20と無線通信を行い、1又は電子ペーパ20それぞれとの距離が第1距離以上であると判定した場合、警報音を出音する。また、電子ペーパ20は、管理バインダ10との距離が第1距離以上であると判定した場合、電子ペーパ20の表示部2080に表示するデータにスクランブルをかけて、内容が把握できないように表示する。また、管理バインダ10及びIDカード30は、双方で無線通信を行い、管理バインダ10とIDカード30との距離が第2距離以上であると判定した場合、管理バインダ10及びIDカード30の双方で警報音を出音する。また、管理バインダ10及び警報ペン40は、双方で無線通信を行い、管理バインダ10と警報ペン40との距離が第2距離以上であると判定した場合、管理バインダ10及び警報ペン40の双方で警報音を出音する。
次いで、図2により、本実施形態における管理バインダ10について説明する。
図2は、管理バインダ10における構成を示すブロック図である。
図2に示すように、管理バインダ10は、バスライン1000と、CPU(Central Processing Unit)1010と、メインメモリ1020と、アンテナ1031と、RF回路部1032と、I/O(Input/Output)コントローラ1040と、管理バインダ側記憶部1050と、管理バインダ側操作部1060と、出音部としての管理バインダ側出音部1070と、充電部1100と、収容部1110とを備える。
収容部1110は、1又は複数の電子ペーパ20を収容する。収容部1110に電子ペーパ20が収容されると、管理バインダ側通信部130は、収容された電子ペーパ20との識別情報等の送受信が可能となる。充電部1100は、収容部1110に収容された1又は複数の電子ペーパ20に対して非接触で電力を供給する。
CPU1010は、管理バインダ10の機能を統括的に制御する部分であり、後述の管理バインダ側制御部110を構成する。CPU1010は、管理バインダ側記憶部1050に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本実施形態に係る各種機能を実現する。
メインメモリ1020は、CPU1010により各種プログラムを実行する際に生成されるデータを一時的に記憶する。
アンテナ1031及びRF回路部1032は、管理バインダ側通信部130を構成する。
アンテナ1031は、第1の使用周波数帯で電子ペーパ20と無線通信N1を行い、第2の使用周波数帯でIDカード30と無線通信N2を行い、同じく第2の使用周波数帯で警報ペン40と無線通信N3を行う。
RF回路部1032は、後述の第1通信処理部131及び第2通信処理部132を構成する。RF回路部1032は、アンテナ1031によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU1010に供給する処理を行う。また、RF回路部1032は、CPU1010から供給された信号を変調処理し、アンテナ1031を介して外部に送信する処理を行う。
I/Oコントローラ1040には、管理バインダ側記憶部1050、管理バインダ側操作部1060、及び管理バインダ側出音部1070といった機器が接続される。I/Oコントローラ1040は、接続された機器に対するデータの入出力制御を行う。
管理バインダ側記憶部1050は、半導体メモリ等の記憶装置から構成される。管理バインダ側記憶部1050は、本実施形態に係る各種プログラムや電子ペーパ20に記憶されているデータ等を記憶する。
管理バインダ側操作部1060は、管理バインダ10の利用者からの操作を受け付ける。
管理バインダ側出音部1070は、スピーカ等により構成され、本実施形態に係る警報音や、管理バインダ10の利用開始及び利用終了を報知する報知音を出音する。
次いで、図3により、本実施形態における電子ペーパ20について説明する。
図3は、電子ペーパ20における構成を示すブロック図である。
図3に示すように、電子ペーパ20は、バスライン2000と、CPU2010と、メインメモリ2020と、アンテナ2031と、RF回路部2032と、I/Oコントローラ2040と、ペーパ側記憶部2050と、ペーパ側操作部2060と、表示部2080と、電源2110とを備える。
CPU2010は、電子ペーパ20の機能を統括的に制御する部分であり、後述のペーパ側制御部210を構成する。CPU2010は、ペーパ側記憶部2050に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、表示部2080への情報の表示制御や、管理バインダ10との距離判定といった本実施形態に係る各種機能を実現する。
メインメモリ2020は、CPU2010により各種プログラムを実行する際に生成されるデータや、ペーパ側操作部2060により入力されたデータを一時的に記憶する。
アンテナ2031及びRF回路部2032は、いわゆるRFID(Radio Frequency IDentification)であり、ペーパ側通信部230を構成する。
アンテナ2031は、第1の使用周波数帯で管理バインダ10と無線通信N1を行う。
RF回路部2032は、後述のペーパ側通信処理部231を構成する。RF回路部2032は、アンテナ2031によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU2010に供給する処理を行う。また、RF回路部2032は、CPU2010から供給された信号を変調処理し、アンテナ2031と介して外部装置に送信する処理を行う。
I/Oコントローラ2040には、ペーパ側記憶部2050、ペーパ側操作部2060、及び表示部2080といった機器が接続され、データの入出力制御を行う。ペーパ側記憶部2050は、半導体メモリ等の記憶装置から構成される。ペーパ側記憶部2050は、本実施形態に係る各種プログラムや、電子ペーパ20を識別する識別情報や、表示部2080に表示するデータとしての所定情報等を記憶する。ペーパ側操作部2060は、電子ペーパ20の利用者からの入力操作を受け付ける。入力操作には、ペン型の入力装置等により行われる。表示部2080は、主に、文字情報や画像といったデータを可視的に表示する。表示部2080は、例えば、複数の透明なマイクロカプセル内に青色等の着色液体と、白色微粒子とを封入し、電圧を印加することにより白色微粒子を電気泳動させて、色をスイッチング表示する電気泳動式により実現される。なお、本実施形態では、表示部2080を電気泳動式以外の方式により実現させてもよい。
電源2110は、充電池等により構成され、電子ペーパ20の各部に対して電力を供給する。電子ペーパ20が管理バインダ10の収容部1110に収容された状態において、管理バインダ10の充電部1100により電力が供給され、電源2110は充電される。
次いで、図4により、本実施形態におけるIDカード30について説明する。
図4は、IDカード30における構成を示すブロック図である。なお、図4では、本実施形態に係る構成のみ表示することとし、本実施形態に係る構成ではない部分については、表示を省略する。
図4に示すように、IDカード30は、バスライン3000と、CPU3010と、アンテナ3031と、RF回路部3032と、I/Oコントローラ3040と、カード側出音部3070とを備える。
CPU3010は、IDカード30の機能を統括的に制御する部分であり、後述のカード側制御部310を構成する。CPU3010は、管理バインダ10との距離判定といった本実施形態に係る各種機能を実現する。
アンテナ3031及びRF回路部3032は、いわゆるRFIDであり、カード側通信部330を構成する。
アンテナ3031は、第2の使用周波数帯で管理バインダ10と無線通信N2を行う。アンテナ3031による通信可能距離は、アンテナ2021による通信可能距離に比べて長い。また、後述で詳細に説明するが、カード側距離判定部311は、通信可能距離を第2距離として、管理バインダ10からの信号を受信できなくなった場合に第2距離以上であると判定する。
RF回路部3032は、後述のカード側通信処理部331を構成する。RF回路部3032は、アンテナ3031によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU3010に供給する処理を行う。また、RF回路部3032は、CPU3010から供給された信号を変調処理し、アンテナ3031と介して外部装置に送信する処理を行う。
I/Oコントローラ3040には、カード側出音部3070が接続され、カード側出音部3070の出力制御が行われる。カード側出音部3070は、スピーカ等により構成され、本実施形態に係る警報音を出音する。
次いで、図5により、本実施形態における警報ペン40について説明する。
図5は、警報ペン40における構成を示すブロック図である。なお、図5では、本実施形態に係る構成のみ表示することとし、本実施形態に係る構成ではない部分については、表示を省略する。
図5に示すように、警報ペン40は、バスライン4000と、CPU4010と、アンテナ4031と、RF回路部4032と、I/Oコントローラ4040と、警報ペン側出音部4070とを備える。
CPU4010は、警報ペン40を統括的に制御する部分であり、後述の警報ペン側制御部410を構成する。CPU4010は、管理バインダ10との距離判定といった本実施形態に係る各種機能を実現する。
アンテナ4031及びRF回路部4032は、いわゆるRFIDであり、警報ペン側通信部430を構成する。
アンテナ4031は、第2の使用周波数帯で管理バインダ10と通信を行う。アンテナ4031による通信可能距離は、アンテナ3021による通信可能距離と同等である。
RF回路部4032は、後述の警報ペン側通信処理部431を構成する。RF回路部4032は、アンテナ4031によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号をCPU4010に供給する処理を行う。また、RF回路部4032は、CPU4010から供給された信号を変調処理し、アンテナ4031と介して外部装置に送信する処理を行う。
I/Oコントローラ4040には、警報ペン側出音部4070が接続され、警報ペン側出音部4070の出力制御が行われる。警報ペン側出音部4070は、スピーカ等により構成され、本実施形態に係る警報音を出音する。
続けて、図6により、管理バインダ10における機能について説明する。
[機能説明]
図6は、管理バインダ10における機能ブロック図である。
図6に示すように、管理バインダ10は、管理バインダ側制御部110と、管理バインダ側通信部130と、管理バインダ側記憶部1050と、管理バインダ側操作部1060と、管理バインダ側出音部1070と、充電部1100と、収容部1110とを備える。そして、管理バインダ側制御部110は、第1距離判定部111と、第2距離判定部112と、出音制御部としての管理バインダ側出音制御部113と、管理部としての電子ペーパ管理部114と、利用開始報知部115と、利用終了報知部116と、充電制御部117とを備える。また、管理バインダ側通信部130は、第1通信処理部131と、第2通信処理部132とを備える。
第1距離判定部111は、管理バインダ側通信部130におけるペーパ側通信部230との通信状態に基づいて1又は複数の電子ペーパ20それぞれとの距離が第1距離以上であるかを定期的に判定する。具体的には、第1距離判定部111は、第1通信処理部131に、1又は複数の電子ペーパ20それぞれとの応答確認用信号の送受信を行わせる。そして、第1通信処理部131が1又は複数の電子ペーパ20それぞれより応答確認用信号に対する応答信号を受信した場合には、第1距離判定部111は、応答信号を送信した電子ペーパ20との距離が第1距離未満であると判定する。第1距離判定部111は、応答確認用信号に対する応答信号を受信できなかった場合に、電子ペーパ20との距離が第1距離以上であると判定する。続いて、第1距離判定部111は、1又は複数の電子ペーパ20それぞれからの距離のうちいずれかの距離が第1距離以上であると判定した場合に、管理バインダ10と、電子ペーパ20との距離の判定結果を含む判定結果情報を管理バインダ側出音制御部113に出力する。
第2距離判定部112は、管理バインダ側通信部130におけるカード側通信部330及び警報ペン側通信部430との通信状態に基づいて、IDカード30及び警報ペン40との距離が第2距離以上であるかを定期的に判定する。具体的には、第2距離判定部112は、第2通信処理部132に、IDカード30及び警報ペン40との応答確認用信号の送受信を行わせる。そして、第2距離判定部112は、第2通信処理部132がIDカード30及び警報ペン40の双方より応答確認用信号に対する応答信号を受信した場合には、IDカード30及び警報ペン40との距離が第2距離未満であると判定する。第2距離判定部112は、IDカード30及び警報ペン40のいずれかより応答確認用信号に対する応答信号を受信できなかった場合に、IDカード30及び警報ペン40との距離のいずれかが第2距離以上であると判定する。続いて、第2距離判定部112は、IDカード30及び警報ペン40との距離のいずれかが第2距離以上であると判定した場合に、IDカード30及び警報ペン40との距離の判定結果を含む判定結果情報を管理バインダ側出音制御部113に出力する。
なお、本実施形態では、第1距離及び第2距離の判定は定期的に行われることとしたが、判定の間隔は、例えば、10秒、30秒、1分、10分というように、適宜設定してよい。また、判定の間隔における時間の管理は、後述の電子ペーパ管理部114により行われる。
管理バインダ側出音制御部113は、第1距離判定部111及び第2距離判定部112から判定結果に基づいて管理バインダ側出音部1070から警報音を出音させる。具体的には、管理バインダ側出音制御部113は、第1距離判定部111により出力された第1距離以上であるとの判定結果が入力されたことに応じて、管理バインダ側出音部1070から第1の警報音を出音させる。また、第2距離判定部112により出力された第2距離以上であるとの判定結果が入力されたことに応じて、管理バインダ側出音部1070から第2の警報音を出音させる。これにより、第1距離の判定結果を受信した場合には第1の警報音が出音されるので、管理バインダ10の利用者は、電子ペーパ20の置き忘れ等により管理バインダ10と電子ペーパ20との距離が離れたことを認知しうる。また、第2距離の判定結果を受信した場合には第2の警報音が出音されるので、管理バインダ10の利用者は、管理バインダ10自体の置き忘れ等により利用者と管理バインダ10との距離が離れたことを認知しうると共に、第2の警報音の発生方向を頼りに管理バインダ10の所在を確認できる。
また、管理バインダ側出音制御部113は、管理バインダ10の利用開始時と利用終了時とで電子ペーパ20の内容や枚数が異なる場合、管理バインダ側出音部1070に第5の警報音を出音させる。
電子ペーパ管理部114は、管理バインダ側記憶部1050に記憶される1又は複数の電子ペーパ20の識別情報に基づいて収容部1110に収容される1又は複数の電子ペーパ20を管理する。すなわち、電子ペーパ管理部114は、管理バインダ10の利用を終了した際に、後述の利用開始報知部115により管理バインダ10の利用開始が報知された際に管理バインダ側記憶部1050に記憶される第1識別情報と、後述の利用終了報知部116により管理バインダ10の利用終了が報知された際に管理バインダ側記憶部1050に記憶される第2識別情報が異なるかを判定する。
また、電子ペーパ管理部114は、利用開始報知部115により管理バインダ10の利用開始が報知された際に、電子ペーパ20、IDカード30及び警報ペン40のそれぞれに利用開始信号を送信して、電子ペーパ20、IDカード30及び警報ペン40による管理バインダ10との距離の判定を開始させる。また、電子ペーパ管理部114は、利用終了報知部116により管理バインダ10の利用終了が報知された際に、電子ペーパ20、IDカード30及び警報ペン40のそれぞれに利用終了信号を送信して、電子ペーパ20、IDカード30及び警報ペン40による管理バインダ10との距離の判定を終了させる。
具体的には、利用開始報知部115により管理バインダ10の利用開始が報知された際に、電子ペーパ管理部114は、収容部1110に収容されている1又は複数の電子ペーパ20のペーパ側記憶部2050に記憶されている識別情報を第1通信処理部131に取得させる。そして、電子ペーパ管理部114は、第1通信処理部131が取得した識別情報を、第1識別情報、すなわち利用開始時の情報として管理バインダ側記憶部1050に記憶させる。電子ペーパ20に記憶されている識別情報が既に管理バインダ側記憶部1050に記憶されている場合には、電子ペーパ管理部114は、当該情報を削除してから、第1通信処理部131が取得した識別情報を記憶させる。そして、電子ペーパ管理部114は、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対して利用開始信号を送信させると共に、第2通信処理部132に、IDカード30及び警報ペン40に対して利用開始信号を送信させる。
なお、本実施形態では、管理バインダ10の利用開始の際に、電子ペーパ管理部114は、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対して利用開始信号を送信させると共に、第2通信処理部132に、IDカード30及び警報ペン40に対して利用開始信号を送信させることとしたが、これに限らない。例えば、管理バインダ10の利用開始の際に、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対して応答確認用信号を送信させると共に、第2通信処理部132に、IDカード30及び警報ペン40に対して応答確認用信号を送信させることとしてもよい。
また、利用終了報知部116により管理バインダ10の利用終了が報知された際に、電子ペーパ管理部114は、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対して利用終了信号を送信させると共に、第2通信処理部132に、IDカード30及び警報ペン40に対して利用終了信号を送信させる。また、電子ペーパ管理部114は、収容部1110に格納されている1又は複数の電子ペーパ20に記憶されている識別情報を第1通信処理部131に取得させる。そして、電子ペーパ管理部114は、第1通信処理部131が取得した識別情報を、第2識別情報、すなわち利用終了時の情報として管理バインダ側記憶部1050に記憶させる。続いて、電子ペーパ管理部114は、第1識別情報と、第2識別情報とが異なるかを判定する。
電子ペーパ管理部114は、判定結果において、第1識別情報と第2識別情報とが異なると判定した場合、判定結果を含む判定結果情報を管理バインダ側出音制御部113に出力する。そして、管理バインダ側出音制御部113は、電子ペーパ管理部114により出力された第1識別情報と第2識別情報とが異なるとの判定結果が入力されたことに応じて、管理バインダ側出音部1070から第5の警報音の出音を行わせる。これにより、利用者は、電子ペーパ20の紛失時に、利用者が第1の警報音により気付かなかった場合でも第5の警報音が出音されるので、電子ペーパ20の紛失の可能性を認識できる。
なお、本実施形態では、利用終了の際に、電子ペーパ管理部114により第1識別情報と、第2識別情報とが異なるかを判定し、第1識別情報と第2識別情報とが異なる場合に管理バインダ側出音部1070から第5の警報音の出音を行わせることとしたが、これに限らない。例えば、電子ペーパ管理部114は、定期的に第1識別情報と第2識別情報とが異なるかを判定することとしてもよい。このようにすることで、定期的に、第1識別情報と第2識別情報とが異なるかが判定され、異なる場合に管理バインダ側出音部1070から第5の警報音の出音が行われる。よって、利用終了の際のみに判定を行う場合に比べて電子ペーパ20の紛失の可能性をより抑制することができる。
利用開始報知部115は、利用者が管理バインダ10の利用開始時に管理バインダ側操作部1060を利用開始手順で操作したかを判定する。そして、利用開始報知部115は、管理バインダ側操作部1060が利用開始手順で操作されたと判定すると、電子ペーパ管理部114に、管理バインダ10の利用が開始されたことを報知する。ここで、利用開始報知部115は、利用者が管理バインダ側操作部1060を利用開始手順で操作したことに応じて、管理バインダ側出音制御部113を介して、管理バインダ側出音部1070に報知音を出音させて、利用者に対して利用開始操作が受け付けられたことを報知する。
利用終了報知部116は、利用者が管理バインダ10の利用終了時に管理バインダ側操作部1060を利用終了手順で操作したかを判定する。そして、利用終了報知部116は、管理バインダ側操作部1060が利用終了手順で操作されたと判定すると、電子ペーパ管理部114に、管理バインダ10の利用が終了したことを報知する。ここで、利用終了報知部116は、利用者が管理バインダ側操作部1060を利用開始手順で操作したことに応じて、管理バインダ側出音制御部113を介して、管理バインダ側出音部1070に報知音を出音させて、利用者に対して利用終了操作が受け付けられたことを報知する。
充電制御部117は、充電部1100を介して収容部1110に収容された電子ペーパ20に充電を行う。
第1通信処理部131は、第1距離判定部111及び電子ペーパ管理部114からの要求に応じて、無線通信N1を介して電子ペーパ20との通信を行う。具体的には、第1通信処理部131は、第1距離判定部111により、応答確認用信号の送信要求が行われた場合には、電子ペーパ20に対して応答確認用信号を送信する。そして、第1通信処理部131は、電子ペーパ20より、応答確認用信号に対する応答信号を受信する。また、第1通信処理部131は、電子ペーパ管理部114により電子ペーパ20のペーパ側記憶部2050に記憶されている識別情報の取得要求が行われた場合には、電子ペーパ20に対して識別情報取得要求信号を送信する。そして、電子ペーパ管理部114は、電子ペーパ20よりペーパ側記憶部2050に記憶されている識別情報を取得する。
第2通信処理部132は、第2距離判定部112による要求に応じて、無線通信N2を介してIDカード30との通信を行う。また、第2通信処理部132は、第2距離判定部112による要求に応じて、警報ペン40との通信を行う。具体的には、第2通信処理部132は、第2距離判定部112により、応答確認用信号の送信要求が行われた場合には、IDカード30及び警報ペン40に対して応答確認用信号を送信する。ここで、第2通信処理部132によるIDカード30及び警報ペン40への応答確認用信号の送信は、IDカード30及び警報ペン40それぞれに対して2種類の信号により別々に送信される。そして、第2通信処理部132は、IDカード30及び警報ペン40より、応答確認用信号に対する応答信号を受信する。
続けて、図7により、電子ペーパ20における機能について説明する。
図7は、電子ペーパ20における機能ブロック図である。
図7に示すように、電子ペーパ20は、ペーパ側制御部210と、ペーパ側通信部230と、ペーパ側記憶部2050と、ペーパ側操作部2060と、表示部2080とを備える。そして、ペーパ側制御部210は、ペーパ側距離判定部211と、送信制御部212と、表示制御部213とを備える。また、ペーパ側通信部230は、ペーパ側通信処理部231を備える。
ペーパ側距離判定部211は、ペーパ側通信部230における管理バインダ側通信部130との通信状態に基づいて電子ペーパ20と管理バインダ10との距離が第1距離以上であるかを判定する。ペーパ側距離判定部211は、ペーパ側通信処理部231が管理バインダ10より利用開始信号を受信したことに応じて距離判定を開始する。ペーパ側距離判定部211は、ペーパ側通信処理部231が管理バインダ10より応答確認用信号を受信したことに応じて、電子ペーパ20と管理バインダ10との距離が第1距離未満であると判定する。そして、ペーパ側距離判定部211は、所定時間にわたって応答確認用信号を受信しなかった場合に電子ペーパ20と管理バインダ10との距離が第1距離以上であると判定する。そして、ペーパ側距離判定部211は、管理バインダ10との距離が第1距離以上であると判定した場合に、管理バインダ10と、電子ペーパ20との距離が第1距離以上であるという判定結果を含む判定結果情報を表示制御部213に出力する。そして、ペーパ側距離判定部211は、ペーパ側通信処理部231が管理バインダ10より利用終了信号を受信したことに応じて距離判定を終了する。
送信制御部212は、ペーパ側通信処理部231が管理バインダ10より識別情報取得要求信号を受信したことに応じて、ペーパ側記憶部2050に記憶されている識別情報を取得する。そして、送信制御部212は、ペーパ側通信処理部231に取得した識別情報を入力して、当該識別情報を管理バインダ10に送信させる。
表示制御部213は、表示部2080への所定情報の表示を制御する。具体的には、ペーパ側距離判定部211から判定結果を含む判定結果情報が出力されていない場合、すなわち、電子ペーパ20と管理バインダ10との距離が第1距離未満であると判定された場合には、表示部2080へデータの表示をさせる。また、ペーパ側距離判定部211から判定結果を含む判定結果情報が出力された場合、すなわち、電子ペーパ20と管理バインダ10との距離が第1距離以上であると判定された場合には、表示部2080に表示させるデータにスクランブルをかけて、表示部2080へのデータの表示を非表示状態とする。これにより、例えば、電子ペーパ20が管理バインダ10から第1距離以上離れて紛失した場合でも、電子ペーパ20の表示部2080からデータの内容を把握できないので、電子ペーパ20を取得した第三者への情報の流出を防止できる。
ペーパ側通信処理部231は、管理バインダ10から無線通信N1を介して各種信号を受信したことに応じて、ペーパ側制御部210に各種信号を受信したことを通知すると共に、各種信号に応じた各種信号又は識別情報を管理バインダ10に送信する。具体的には、ペーパ側通信処理部231は、管理バインダ10からの応答確認用信号を受信すると、当該信号に対する応答信号を管理バインダ10に送信すると共に、管理バインダ10から応答確認用信号を受信した旨をペーパ側制御部210(ペーパ側距離判定部211)に通知する。また、ペーパ側通信処理部231は、管理バインダ10より識別情報取得要求信号を受信すると、識別情報取得要求信号を管理バインダ10から受信した旨をペーパ側制御部210(送信制御部212)に通知する。そして、ペーパ側通信処理部231は、ペーパ側制御部210(送信制御部212)より記憶部に記憶されている識別情報が出力されると、当該識別情報を管理バインダ10に送信する。
続けて、図8により、IDカード30における機能について説明する。
図8は、IDカード30における機能ブロック図である。
図8に示すように、IDカード30は、カード側制御部310と、カード側通信部330と、カード側出音部3070とを備える。そして、カード側制御部310は、カード側距離判定部311と、カード側出音制御部312とを備える。また、カード側通信部330は、カード側通信処理部331を備える。
カード側距離判定部311は、カード側通信部330における管理バインダ側通信部130との通信状態に基づいて管理バインダ10との距離が第2距離以上であるかを判定する。具体的には、カード側距離判定部311は、カード側通信処理部331が管理バインダ10より利用開始信号を受信したことに応じて距離判定を開始する。カード側距離判定部311は、カード側通信処理部331が管理バインダ10より応答確認用信号を受信したことに応じて、IDカード30と管理バインダ10との距離が第2距離未満であると判定する。そして、カード側距離判定部311は、所定時間にわたって応答確認用信号を受信しなかった場合にIDカード30と管理バインダ10との距離が第2距離以上であると判定する。そして、カード側距離判定部311は、管理バインダ10との距離が第2距離以上であると判定した場合に、管理バインダ10と、IDカード30との距離が第2距離以上であるという判定結果を含む判定結果情報をカード側出音制御部312に出力する。そして、カード側距離判定部311は、カード側通信処理部331が管理バインダ10より利用終了信号を受信したことに応じて距離判定を終了する。
カード側出音制御部312は、カード側距離判定部311から判定結果が出力されたことに応じてカード側出音部3070から第3の警報音を出音させる。これにより、管理バインダ10の利用者は、利用者と管理バインダ10との距離が離れたことを認知しうる。また、IDカード30は、利用者が身につける物である。このため、利用者は、管理バインダ10から出音される第2の警報音が聞こえなかった場合でも、IDカード30から出音される第3の警報音を聞くこととなるので、利用者と管理バインダ10との距離が離れたことをより確実に認知しうる。
カード側通信処理部331は、管理バインダ10から応答確認用信号を受信したことに応じて、カード側距離判定部311に通知すると共に、当該信号に対する応答信号を管理バインダ10に送信する。
続けて、図9により、警報ペン40における機能について説明する。
図9は、警報ペン40における機能ブロック図である。
図9に示すように、警報ペン40は、警報ペン側制御部410と、警報ペン側通信部430と、警報ペン側出音部4070とを備える。そして、警報ペン側制御部410は、警報ペン側距離判定部411と、警報ペン側出音制御部412とを備える。また、警報ペン側通信部430は、警報ペン側通信処理部431を備える。
警報ペン側距離判定部411は、警報ペン側通信部430における管理バインダ側通信部130との通信状態に基づいて管理バインダ10との距離が第2距離以上であるかを判定する。具体的には、警報ペン側距離判定部411は、警報ペン側通信処理部431が管理バインダ10より利用開始信号を受信したことに応じて距離判定を開始する。警報ペン側距離判定部411は、警報ペン側通信処理部431が管理バインダ10より応答確認用信号を受信したことに応じて、警報ペン40と管理バインダ10との距離が第2距離未満であると判定する。そして、警報ペン側距離判定部411は、所定時間にわたって応答確認用信号を受信しなかった場合に警報ペン40と管理バインダ10との距離が第2距離以上であると判定する。そして、警報ペン側距離判定部411は、管理バインダ10との距離が第2距離以上であると判定した場合に、管理バインダ10と、警報ペン40との距離が第2距離以上であるという判定結果を含む判定結果情報を警報ペン側出音制御部412に出力する。そして、警報ペン側距離判定部411は、警報ペン側通信処理部431が管理バインダ10より利用終了信号を受信したことに応じて距離判定を終了する。
警報ペン側出音制御部412は、警報ペン側距離判定部411から判定結果が出力されたことに応じて警報ペン側出音部4070から第4の警報音を出音させる。これにより、管理バインダ10の利用者は、利用者と管理バインダ10との距離が離れたことを認知しうる。また、警報ペン40は、利用者が身につける物である。このため、利用者は、管理バインダ10から出音される第2の警報音が聞こえなかった場合でも、警報ペン40から出音される第4の警報音を聞くこととなるので、利用者と管理バインダ10との距離が離れたことをより確実に認知しうる。
警報ペン側通信処理部431は、管理バインダ10から応答確認用信号を受信したことに応じて、警報ペン側距離判定部411に通知すると共に、当該信号に対する応答信号を管理バインダ10に送信する。
[処理手順]
続けて、図10から図13により、本実施形態の情報管理システム1における処理の流れを説明する。
図10から図13は、本実施形態における管理バインダ10により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS11において、管理バインダ側制御部110(利用開始報知部115)は、利用者により管理バインダ側操作部1060において利用開始操作が行われたか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、ステップS12に移り、NOのときは、再びステップS11を実行する。
ステップS12において、管理バインダ側制御部110(利用開始報知部115)は、電子ペーパ管理部114に、管理バインダ10の利用が開始されたことを報知する。
ステップS13において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、管理バインダ側記憶部1050に記憶されている電子ペーパ20の識別情報を消去する。
ステップS14において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対する識別情報取得要求信号を送信させる。
ステップS15において、管理バインダ側通信部130(第1通信処理部131)は、電子ペーパ20より送信された識別情報を受信する。そして、管理バインダ側通信部130(第1通信処理部131)は、受信した識別情報を電子ペーパ管理部114に入力する。
ステップS16において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、入力された識別情報を第1識別情報として、管理バインダ側記憶部1050に記憶させる。
ステップS17において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、第1通信処理部131及び第2通信処理部132に利用開始信号を送信させる。具体的には、電子ペーパ管理部114は、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対する利用開始信号を送信させると共に、第2通信処理部132に、IDカード30及び警報ペン40に対する利用開始信号を送信させる。
図11のステップS18において、管理バインダ側制御部110(第1距離判定部111)は、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対する応答確認用信号を送信させる。
ステップS19において、管理バインダ側制御部110(第1距離判定部111)は、第1通信処理部131が所定時間内に応答確認用信号に対する応答信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、管理バインダ10と電子ペーパ20との距離が第1距離未満であると判定して、ステップS21に移り、NOのときは、管理バインダ10と電子ペーパ20との距離が第1距離以上であると判定して、ステップS20に移る。
ステップS20において、管理バインダ側制御部110(管理バインダ側出音制御部113)は、管理バインダ側出音部1070に第1の警報音を出音させる。
ステップS21において、管理バインダ側制御部110(第2距離判定部112)は、第2通信処理部132に、IDカード30に対する応答確認用信号を送信させる。
ステップS22において、管理バインダ側制御部110(第2距離判定部112)は、第2通信処理部132が所定時間内にIDカード30から応答確認用信号に対する応答信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、管理バインダ10とIDカード30との距離が第2距離未満であると判定して、図12のステップS24に移り、NOのときは、管理バインダ10とIDカード30との距離が第2距離以上であると判定して、ステップS23に移る。
ステップS23において、管理バインダ側制御部110(管理バインダ側出音制御部113)は、管理バインダ側出音部1070に第2の警報音を出音させる。
図12のステップS24において、管理バインダ側制御部110(第2距離判定部112)は、第2通信処理部132に、警報ペン40に対する応答確認用信号を送信させる。
ステップS25において、管理バインダ側制御部110(第2距離判定部112)は、第2通信処理部132が所定時間内に警報ペン40から応答確認用信号に対する応答信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、管理バインダ10と警報ペン40との距離が第2距離未満であると判定して、ステップS27に移り、NOのときは、管理バインダ10と警報ペン40との距離が第2距離以上であると判定して、ステップS26に移る。
ステップS26において、管理バインダ側制御部110(管理バインダ側出音制御部113)は、管理バインダ側出音部1070に第2の警報音を出音させる。
ステップS27において、管理バインダ側制御部110(利用終了報知部116)は、利用者により管理バインダ側操作部1060により利用終了操作が行われたか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、図13のステップS29に移り、NOのときは、ステップS28を実行する。
ステップS28において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、一定時間にわたって待機する処理を行う。これにより、電子ペーパ20、IDカード30及び警報ペン40との通信を定期的に行うことができる。ステップS28の処理が終了すると、図11のステップS18に移る。
図13のステップS29において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、第1通信処理部131及び第2通信処理部132に利用終了信号を送信させる。具体的には、電子ペーパ管理部114は、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対する利用終了信号を送信させると共に、第2通信処理部132に、IDカード30及び警報ペン40に対する利用終了信号を送信させる。
ステップS30において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、第1通信処理部131に、電子ペーパ20に対する識別情報取得要求信号を送信させる。
ステップS31において、管理バインダ側通信部130(第1通信処理部131)は、電子ペーパ20より送信された識別情報を受信する。そして、受信した識別情報を電子ペーパ管理部114に出力する。
ステップS32において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、出力された識別情報を第2識別情報として、管理バインダ側記憶部1050に記憶させる。
ステップS33において、管理バインダ側制御部110(電子ペーパ管理部114)は、管理バインダ側記憶部1050に記憶されている第1識別情報と第2識別情報とが異なるかを判定する。この判定結果がYESである場合、すなわち、第1識別情報と第2識別情報とが異なる場合には、ステップS34に移り、NOである場合には、管理バインダ10により行われる処理を終了する。
ステップS34において、管理バインダ側制御部110(管理バインダ側出音制御部113)は、管理バインダ側出音部1070に第5の警報音を出音させる。この処理が終了すると、管理バインダ10は、処理を終了する。
図14は、本実施形態における電子ペーパ20により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS41において、ペーパ側通信部230(ペーパ側通信処理部231)は、管理バインダ10より識別情報取得要求信号を受信する。
ステップS42において、ペーパ側制御部210(送信制御部212)は、ペーパ側記憶部2050に記憶されている識別情報を取得する。
ステップS43において、ペーパ側制御部210(送信制御部212)は、ペーパ側通信処理部231にステップS42にて取得した識別情報を送信させる。
ステップS44において、ペーパ側通信部230(ペーパ側通信処理部231)は、管理バインダ10より利用開始信号を受信する。
ステップS45では、ペーパ側制御部210(ペーパ側距離判定部211)は、ペーパ側通信処理部231が直前の信号受信から所定時間内に応答確認用信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、ステップS46に移り、NOのときは、ステップS47に移る。
ステップS46では、ペーパ側制御部210(ペーパ側距離判定部211)は、ペーパ側通信処理部231に応答確認用信号に対する応答信号を管理バインダ10に送信させる。この処理が終了すると、ステップS48に移る。
ステップS47では、ペーパ側制御部210(表示制御部213)は、電子ペーパ20と管理バインダ10との距離が第1距離以上であると判定して、利用者が表示部2080からデータの内容を把握できないように、スクランブルをかけたデータを表示部2080に表示させる。
ステップS48では、ペーパ側制御部210(ペーパ側距離判定部211)は、ペーパ側通信処理部231が利用終了信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、図15のステップS49に移り、NOのときはステップS45に移る。
図15のステップS49において、ペーパ側通信部230(ペーパ側通信処理部231)は、管理バインダ10より識別情報取得要求信号を受信する。
ステップS50において、ペーパ側制御部210(送信制御部212)は、ペーパ側記憶部2050に記憶されている識別情報を取得する。
ステップS51において、ペーパ側制御部210(送信制御部212)は、ペーパ側通信処理部231にステップS50にて取得した識別情報を送信させる。この処理が終了すると、電子ペーパ20により行われる処理を終了する。
図16は、本実施形態におけるIDカード30により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS61において、カード側通信部330(カード側通信処理部331)は、管理バインダ10より利用開始信号を受信する。
ステップS62において、カード側制御部310(カード側距離判定部311)は、カード側通信処理部331が直前の信号受信から所定時間内に応答確認用信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、ステップS64に移り、NOのときは、ステップS63に移る。
ステップS63では、カード側制御部310(カード側出音制御部312)は、IDカード30と管理バインダ10との距離が第2距離以上であると判定して、カード側出音部3070に第3の警報音を出音させる。この処理が終了するとステップS62に移る。
ステップS64では、カード側制御部310(カード側距離判定部311)は、カード側通信処理部331に応答確認用信号に対する応答信号を管理バインダ10に送信させる。
ステップS65では、カード側制御部310(カード側距離判定部311)は、カード側通信処理部331が利用終了信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、IDカード30により行われる処理を終了し、NOのときはステップS62に移る。
図17は、本実施形態における警報ペン40により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS71において、警報ペン側通信部430(警報ペン側通信処理部431)は、管理バインダ10より利用開始信号を受信する。
ステップS72において、警報ペン側制御部410(警報ペン側距離判定部411)は、警報ペン側通信処理部431が直前の信号受信から所定時間内に応答確認用信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、ステップS74に移り、NOのときは、ステップS73に移る。
ステップS73では、警報ペン側制御部410(警報ペン側出音制御部412)は、警報ペン40と管理バインダ10との距離が第2距離以上であると判定して、警報ペン側出音部4070に第4の警報音を出音させる。この処理が終了するとステップS72に移る。
ステップS74では、警報ペン側制御部410(警報ペン側距離判定部411)は、警報ペン側通信処理部431に応答確認用信号に対する応答信号を管理バインダ10に送信させる。
ステップS75では、警報ペン側制御部410(警報ペン側距離判定部411)は、警報ペン側通信処理部431が利用終了信号を受信したか否かを判定する。この判定結果がYESのときは、警報ペン40により行われる処理を終了し、NOのときはステップS72に移る。
本実施形態によれば、管理バインダ10と1又は複数の電子ペーパ20それぞれとの距離のいずれかが第1距離以上であると判定された場合、管理バインダ10の管理バインダ側出音制御部113は、管理バインダ側出音部1070より第1の警報音を出音させる。また、管理バインダ10と電子ペーパ20との距離が第1距離以上となった場合、電子ペーパ20の表示制御部213は、データの内容を把握できないようにデータにスクランブルをかけて表示部2080に表示させる。これにより、1又は複数の電子ペーパ20それぞれの置き忘れや紛失を検知して、1又は複数の電子ペーパ20それぞれを管理することができる。
また、本実施形態によれば、管理バインダ10とIDカード30との距離が第2距離以上であると判定された場合、管理バインダ10の管理バインダ側出音制御部113は、管理バインダ側出音部1070より第2警報音を出音させる。また、管理バインダ10とIDカード30との距離が第2距離以上となった場合、IDカード30のカード側出音制御部312は、カード側出音部3070より第3の警報音を出音させる。これにより、管理バインダ10自体の置き忘れを防止できる。
また、本実施形態によれば、管理バインダ10と警報ペン40との距離が第2距離以上であると判定された場合、管理バインダ10の管理バインダ側出音制御部113は、管理バインダ側出音部1070より第2警報音を出音させる。また、管理バインダ10と警報ペン40との距離が第2距離以上となった場合、警報ペン40の警報ペン側出音制御部412は、警報ペン側出音部4070より第4の警報音を出音させる。これにより、管理バインダ10自体の置き忘れを防止できる。
また、本実施形態によれば、利用開始報知部115により管理バインダ10の利用開始が報知された際に、電子ペーパ管理部114は、収容部1110に収容されている1又は複数の電子ペーパ20の識別情報を、第1識別情報として、管理バインダ側記憶部1050に記憶させる。また、利用終了報知部116により管理バインダ10の利用終了が報知された際に、電子ペーパ管理部114は、収容部1110に収容されている1又は複数の電子ペーパ20の識別情報を、第2識別情報として、管理バインダ側記憶部1050に記憶させる。そして、電子ペーパ管理部114は、第1識別情報と第2識別情報とが異なるかを判定し、第1識別情報と第2識別情報とが異なると判定された場合、管理バインダ側出音制御部113を介して、管理バインダ側出音部1070に第5の警報音を出力させる。これにより、電子ペーパ20の紛失時に、利用者が第1の警報音により気付かなかった場合でも第5の警報音が出音されるので、電子ペーパ20の紛失の可能性を軽減できる。
また、本実施形態によれば、管理バインダ10の第1距離判定部111及び第2距離判定部112それぞれは、管理バインダ10の第1通信処理部131及び第2通信処理部132それぞれの通信状況により所定距離以上であるかを判定する。すなわち、第1通信処理部131及び第2通信処理部132が応答確認用信号を受信したか否かにより第1距離及び第2距離以上であるかを判定する。このため、アンテナ1031、2031又は3031の出力強度又は受信感度を調整することにより、第1距離及び第2距離を最適な距離値に調整することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、管理バインダ側出音部1070により出音させる警報音を、カード側出音部3070及び警報ペン側出音部4070により出音させる警報音より大音量で出音させることとしてもよい。本実施形態では、管理バインダ10と、身につけておくIDカード30及び警報ペン40との距離が第2距離以上であると判定された場合に、管理バインダ側出音部1070から警報音が出音されるので、管理バインダ10から警報音が出音される場合は、管理バインダ10の利用者から離れていることも想定される。このため、管理バインダ側出音部1070から大音量で警報音を出音させることにより、利用者が管理バインダ10の位置を特定できる可能性を高めることができる。
1 情報管理システム
10 管理バインダ
20 電子ペーパ
30 IDカード
40 警報ペン
110 管理バインダ側制御部
111 第1距離判定部
112 第2距離判定部
113 管理バインダ側出音制御部
114 電子ペーパ管理部
115 利用開始報知部
116 利用終了報知部
117 充電制御部
130 管理バインダ側通信部
131 第1通信処理部
132 第2通信処理部
210 ペーパ側制御部
211 ペーパ側距離判定部
212 送信制御部
213 表示制御部
230 ペーパ側通信部
231 ペーパ側通信処理部
310 カード側制御部
311 カード側距離判定部
312 カード側出音制御部
330 カード側通信部
331 カード側通信処理部
410 警報ペン側制御部
411 警報ペン側距離判定部
412 警報ペン側出音制御部
430 警報ペン側通信部
431 警報ペン側通信処理部
1050 管理バインダ側記憶部
1060 管理バインダ側操作部
1070 管理バインダ側出音部
1100 充電部
1110 収容部
2050 ペーパ側記憶部
2060 ペーパ側操作部
2080 表示部
3070 カード側出音部
4070 警報ペン側出音部

Claims (4)

  1. 1又は複数の電子ペーパと、前記1又は複数の電子ペーパを管理する管理バインダと、前記管理バインダとの無線通信を行うカード側通信部を有する認証カードを有する情報管理システムであって、
    前記1又は複数の電子ペーパそれぞれは、
    所定情報と該電子ペーパの識別情報とを記憶するペーパ側記憶部と、
    前記ペーパ側記憶部に記憶された前記所定情報の内容を表示する表示部と、
    前記管理バインダと無線通信を行うと共に、前記管理バインダに対して前記識別情報を送信可能なペーパ側通信部と、を備え、
    前記管理バインダは、
    前記1又は複数の電子ペーパを収容する収容部と、
    前記認証カードとの無線通信を行い、前記1又は複数の電子ペーパと無線通信を行うと共に、前記収容部に収容された前記1又は複数の電子ペーパそれぞれから送信された前記識別情報を受信可能な管理バインダ側通信部と、
    前記管理バインダ側通信部により受信された前記1又は複数の電子ペーパにおける前記識別情報を記憶する管理バインダ側記憶部と、
    前記管理バインダ側記憶部に記憶される前記識別情報に基づいて、前記収容部に収容される前記1又は複数の電子ペーパを管理する管理部と、
    前記管理バインダ側通信部における前記ペーパ側通信部との通信状態に基づいて前記1又は複数の電子ペーパそれぞれとの距離が第1距離以上であるかを判定する第1距離判定部と、
    前記管理バインダ側通信部における前記カード側通信部との通信状態に基づいて前記認証カードとの距離が第2距離以上であるかを判定する第2距離判定部と、
    警報音を出力する出音部と、
    前記第1距離判定部により前記1又は複数の電子ペーパそれぞれからの距離のうち、いずれかの距離が前記第1距離以上であると判定された場合、前記出音部に対し第1の警報音を出力させ、前記第2距離判定部により前記認証カードとの距離が前記第2距離以上であると判定された場合、前記出音部に対し第2の警報音を出音させる出音制御部と、
    前記管理部に対し、前記管理バインダの利用開始を報知する利用開始報知部と、
    を備え
    前記管理部は、前記利用開始報知部により利用開始が報知された際に、前記収容部に収容されている1又は複数の電子ペーパのペーパ側記憶部に記憶されている識別情報を取得し、前記管理バインダ記憶部に第1識別情報として記憶される前記第1識別情報と、定期的に前記収容部に収容されている1又は複数の電子ペーパのペーパ側記憶部に記憶されている識別情報を取得し、前記管理バインダ記憶部に記憶される前記定期的に取得した識別情報とが異なるかを判定し、
    前記出音制御部は、
    前記管理部により前記第1識別情報と前記定期的に取得した識別情報とが異なると判定された場合、前記出音部に第5の警報音を出力させる
    ことを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記認証カードは、
    前記カード側通信部における前記管理バインダ側通信部との通信状態に基づいて前記管理バインダとの距離が前記第2距離以上であるかを判定するカード側距離判定部と、
    警報音を出音するカード側出音部と、
    前記カード側距離判定部により前記管理バインダからの距離が前記第2距離以上であると判定した場合、前記カード側出音部に対し第3の警報音を出力させるカード側出音制御部とを更に備える
    請求項に記載の情報管理システム。
  3. 前記管理バインダと無線通信を行う警報ペン側通信部を有する警報ペンと、を更に備え、
    前記管理バインダ側通信部は、前記警報ペンとの無線通信を行い、
    前記警報ペンは、
    前記警報ペン側通信部における前記管理バインダ側通信部との通信状態に基づいて前記管理バインダとの距離が前記第2距離であるかを判定する警報ペン側距離判定部と、
    警報音を出音する警報ペン側出音部と、
    前記警報ペン側距離判定部により前記管理バインダからの距離が前記第2距離以上であると判定された場合、前記警報ペン側出音部に対し第4の警報音を出力させる警報ペン側出音制御部とを備えることを特徴とする請求項又はに記載の情報管理システム。
  4. 前記管理バインダは、
    前記管理部に対し、前記管理バインダの利用終了を報知する利用終了報知部を更に備え、
    前記管理部は、
    前記利用開始報知部により利用開始が報知された際に、前記収容部に収容されている1又は複数の電子ペーパのペーパ側記憶部に記憶されている識別情報を取得し、前記管理バインダ記憶部に第1識別情報として記憶される前記第1識別情報と、前記利用終了報知部により利用終了が報知された際に、前記収容部に収容されている1又は複数の電子ペーパのペーパ側記憶部に記憶されている識別情報を取得し、前記管理バインダ記憶部に第2識別情報として記憶される前記第2識別情報とが異なるかを判定し、
    前記出音制御部は、
    前記管理部により前記第1識別情報と前記第2識別情報とが異なると判定された場合、前記出音部に第5の警報音を出力させる
    請求項1からのいずれかに記載の情報管理システム。
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