JP5257203B2 - エンジンカバー構造 - Google Patents

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内燃機関のシリンダブロック等を被い、放射音を抑制するエンジンカバー構造に関する。
従来のエンジンカバー構造として、複数枚の板材を密着状態(相対変位可能)で積層した制振プレートをチェーンカバーに取り付け、振動が発生した場合、各板材が左右に相対摺動することにより振動エネルギーを摩擦(熱エネルギー)によって消費し、チェーンカバーからの放射音の発生を抑制するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、チェーンカバー内側面に形成した、環状に連結するリブに減衰プレートを蓋状に結合して空間部を形成するとともに、この空間部とチェーンカバー内側空間との連通穴を設定し、共振器を構成して、空間部と連通穴により特定の周波数が決定され、エンジンの特定周波数の振動、騒音を低減するものがある(例えば、特許文献2参照。)。
また、クランクシャフト穴の周囲の壁部をクランクシャフト穴を囲む円弧状の湾曲断面形状とし、チェーンカバーの外周縁部の締結ボス部とクランクシャフト穴の周縁部とを連結する放射状リブによって、湾曲断面部を複数の湾曲部に分断し、クランクシャフトの回転にともなう振動の伝達により発生する壁部の膜振動による騒音を低減させるものがある(例えば、特許文献3参照。)。
また、内燃機関のシリンダブロック等の構造体の壁面構造において、全体的に板状の板体で構成され、その板体の両面には隣接して凹部と凸部とが交互に配列され、一方の面の凸部の反対側には他方の面の凹部が形成され、凹部と凸部とは互いに連結部で一体的に連結されているものがある(例えば、特許文献4参照。)。
特開2008−106809号公報 特開2000−8950号公報 特開2002−339759号公報 実開昭56−21637号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術では、振動から熱へのエネルギー変換に板材を積層した制振プレートの摩擦を利用しているため、経時劣化による摺動面の摩耗により熱エネルギーへの変換効率が悪化し、放射音抑制効果が低下する虞がある。また、摩擦による摩耗粉の発生により、周辺機器へ異物混入に起因する影響を及ぼす虞がある。さらに、熱エネルギーにより積層された板材が溶着し、熱エネルギーへの変換ができなくなる虞がある。
また、特許文献2の従来技術では、共振器として作用させるための空間容積を環状連結リブと減衰プレートで形成された空間で確保する必要があるため、チェーンカバーが大型化し、環状連結リブと減衰プレートで形成された空間部にエンジンオイルがたまりやすく、エンジンオイルが劣化する虞がある。
また、特許文献3の従来技術では、リブのみの設定による膜振動抑制に対し、有効な膜振動抑制効果を得るためには、湾曲断面部に十分な湾曲を与えることができる十分なスペースが必要で、近接物が存在する部位には十分な効果を得られる湾曲断面部を設定できない問題がある。
また、特許文献4の従来技術では、十分な曲げ強度を確保するためには凹量(板体全体厚さ)を大きくする必要があり、板体全体厚さは「薄板+リブ配設」と差がない。また、隣接する凹部と凸部の寸法形状を変化させると連結部が大きくなり質量増加する。また、凹部と凸部が交互に配設されるため、寸法形状の配設の自由度が少ない問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたものであり、簡易な構造で放射音抑制効果が得られ、エンジンカバーの大型化を抑え、板厚の増大を抑えたエンジンカバー構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の課題解決手段は、内燃機関の一部を被うカバー部材であって、前記カバー部材は、前記内燃機関側である裏面及び前記内燃機関とは反対側である表面の少なくともいずれか一方に、放射音の振動の初期位相が異なる3種類以上の異なる高さの構成面から構成され、前記構成面の夫々の総面積は略同一であるように構成する。
また、第の課題解決手段は、前記構成面は、前記カバー部材の前記裏面及び前記表面に設けられ、前記裏面と前記表面との間の厚さは略同一の構成である。
また、第の課題解決手段は、前記構成面は、前記カバー部材の前記裏面と前記表面では異なる構成で、前記裏面の放射音は前記表面の放射音と比べて高周波となる構成である。
本発明では、カバー部材は、内燃機関側である裏面及び内燃機関とは反対側である表面の少なくともいずれか一方に、放射音の振動の初期位相が異なる3種類以上の異なる高さの構成面を備える。3種類以上の構成面とすることで、1つ当たりの構成面の面積は、カバー部材の裏面または表面を単一面とする場合の面積と比較して小さくなる。面積が小さくなることで、1つ当たりの構成面での放射音の振幅が低下し、高周波になる。また、構成面は放射音の振動の初期位相が異なり、波形の最大振幅での重なりを防止し、合成波の最大振幅を下げることができる。よって、簡易な構造で放射音抑制効果が得られ、エンジンカバーの大型化を抑え、板厚の増大を抑えることができる。
また、構成面の夫々の総面積が略同一となるように構成することで、夫々の構成面からの放射音は、初期位相の異なる略同一周波数で略同一振幅の波形となる。よって、波形の波の重なりを防止し、合成波の最大振幅を下げ、また夫々の構成面からの放射音の共振を防止できる。
また、構成面をカバー部材の裏面及び表面に設け、裏面と表面との間の厚さを略同一とすることで、初期位相の異なる略同一周波数で略同一振幅の波形が得られる。また、カバー部材の大型化、板厚の増大を抑えることができる。また、カバー部材をアルミ材等によりダイカストで製造する場合、湯流れ性が良好で、製造品質が向上する。また、一度の製造工程で、カバー部材の表面と裏面に複数の構成面を構成できるため、生産性が向上する。
また、構成面は、カバー部材の裏面と表面では異なり、裏面の放射音は表面の放射音と比べて高周波となる構成である。周波数の高い音は空気中で減衰し易く、開口部を通り抜け難いため、エンジン全体での遮音効果が向上する。
本発明の実施形態に係るエンジンのカバー部材が適用されるエンジンの斜視図である。 図1に示したエンジンのタイミングチェーンカバーおよびヘッドカバーを外した状態の側面図である。 図1に示したエンジンのカムシャフト駆動機構の正面図である。 本発明の実施例に係るエンジンのカバー部材の概念図である。 本発明の実施例に係るエンジンのタイミングチェーンカバーで、(a)は部分拡大斜視図、(b)はA−A断面図である。 タイミングチェーンカバーの表面の構成面からの放射音の状態を示す説明図である。 放射音の波形を示す説明図で、(a)はタイミングチェーンカバーが平面の場合の放射音の波形で、(b)は構成面から放射される放射音の波形である。 本発明の変形例1に係るエンジンのタイミングチェーンカバーで、(a)は部分拡大斜視図、(b)はB−B断面図である。 本発明の変形例2に係るエンジンのタイミングチェーンカバーで、(a)は部分拡大斜視図、(b)はC−C断面図である。 本発明の変形例3に係るエンジンのタイミングチェーンカバーで、(a)は部分拡大斜視図、(b)はD−D断面図である。 本発明の変形例4に係るエンジンのタイミングチェーンカバーで、(a)は表面の部分拡大斜視図、(b)はE−E断面図、(c)は裏面の部分拡大斜視図である。
以下に本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明のタイミングチェーンカバー17(カバー部材)が適用されるエンジン1の斜視図である。エンジン1は、シリンダブロック2の上部にシリンダヘッド3を介してヘッドカバー4が締結され、シリンダブロック2の下部にはクランクケース5を介してオイルパン6が締結される。
図2は、エンジン1のタイミングチェーンカバー17およびヘッドカバー4を取り外した状態の側面図である。クランクケース5には、クランクシャフト7が回転可能に配置され、クランクシャフト7の一端側にはクランクスプロケット8が一体に連結されている。また、シリンダヘッド3には吸気用カムシャフト9と排気用カムシャフト10が回転可能に配置され、吸気用カムシャフト9の一端側には吸気用カムスプロケット11が一体に連結され、排気用カムシャフト10の一端側には排気用カムスプロケット12が一体に連結されている。
図3は、エンジン1のカムシャフト駆動機構16の正面図である。カムシャフト駆動機構16は、クランクシャフト7の回転を各カムシャフト9、10に伝達するタイミングチェーン13がクランクスプロケット7および各カムスプロケット11、12に巻かれ、タイミングチェーン13の張力を調整するチェーンテンショナ機構14と、カムスプロケット11、12とクランクスプロケット7の間に配置されタイミングチェーン13をガイドするチェーンガイド15を備える。タイミングチェーンカバー17は、カムシャフト駆動機構16を内包するようにエンジン1の一端面側(前面側)に締結される。
図4は、本発明の実施例に係るエンジン1のタイミングチェーンカバー17の概念図である。タイミングチェーンカバー17において、締結ボス部を有する外周縁部を除いた表面18は、4つの一般面18a、18b、18c、18dから構成される。
図5は、本発明の実施例に係るエンジン1のタイミングチェーンカバー17で、(a)は部分拡大斜視図、(b)はA−A断面図である。表面18の4つの一般面18a、18b、18c、18dは、3種類の構成面20、21、22から構成される。同一の高さの構成面には同一の網掛け模様を付して説明する。構成面20、21、22は夫々異なる高さであり、構成面21は構成面20から段差23下がった高さに、構成面22は構成面20から段差24下がった高さに位置する。また3種類の構成面20、21、22の夫々の総面積は、略同一となるように構成される。
タイミングチェーンカバー17の裏面19も表面18と同様に、3種類の高さの異なる構成面25、26、27から構成される。構成面26は構成面25から段差28下がった高さに、構成面27は構成面25から段差29下がった高さに位置する。また3種類の構成面25、26、27の夫々の総面積は、略同一となるように構成される。
タイミングチェーンカバー17の表面18の構成面20、21、22と、裏面19の構成面25、26、27の間の厚さt1、t2、t3は、同一である。
図6は、タイミングチェーンカバー17の表面18の構成面20、21、22からの放射音の空気の疎密波の状態を示す説明図である。構成面20、21、22からは、振動の初期位相が異なる疎密波が放射される。
図7は、放射音の波形を示す説明図で、(a)はタイミングチェーンカバーが単一平面の場合の放射音の波形で、(b)は構成面20、21、22から放射される放射音の波形である。単一平面の場合の波形は、振幅(音圧)が大きい波形30になる。これに対して構成面20、21、22からの放射音は、振幅(音圧)の小さい波形31、32、33になる。構成面20、21、22は放射音の波形31、32、33は初期位相が異なるため、波形31、32、33の最大振幅での波の重なりを防ぎ、合成波の最大振幅が下がる。
本発明では、タイミングチェーンカバー17は、裏面19及び表面18に、放射音の振動の初期位相が異なる3種類以上の異なる高さの構成面20、21、22と、25、26、27を備える。3種類の構成面20、21、22と、25、26、27とすることで、1つ当たりの構成面20、21、22、25、26、27の面積は、裏面19または表面18の面積と比較して小さくなる。面積が小さくなることで、1つ当たりの構成面20、21、22、25、26、27での放射音の振幅は小さくなる。また、構成面20、21、22、25、26、27は放射音の振動の初期位相が異なるように高さが決められるため、波形31、32、33の最大振幅での重なりを防止し、合成波の最大振幅を下げる。よって、簡易な構造で放射音抑制効果が得られ、タイミングチェーンカバー17の大型化を抑え、板厚の増大を抑えることができる。
また、構成面20、21、22と、25、26、27の夫々の総面積が略同一となるように構成することで、夫々の構成面20、21、22と、25、26、27からの放射音は、初期位相の異なる略同一周波数で略同一振幅の波形31、32、33となる。よって、波形31、32、33の最大振幅での重なりを防止し、合成波の最大振幅を下げ、また夫々の構成面20、21、22と、25、26、27からの放射音の共振を防止できる。
また、構成面20、21、22と、25、26、27をタイミングチェーンカバー17の裏面19及び表面18に設け、厚さt1、t2、t3を同一とすることで、初期位相の異なる略同一周波数で略同一振幅の波形31、32、33が得られる。また、タイミングチェーンカバー17の大型化、板厚の増大を抑えることができる。また、タイミングチェーンカバー17をアルミ材等によりダイカストで製造する場合、湯流れ性が良好で、製造品質が向上する。また、一度の製造工程で、タイミングチェーンカバー17の表面18と裏面19に複数の構成面20、21、22と、25、26、27を構成できるため、生産性が向上する。
(変形例1)
図8は、本発明の変形例1に係るエンジン1のタイミングチェーンカバー17aで、(a)は部分拡大斜視図、(b)はB−B断面図である。図5のタイミングチェーンカバー17と共通する機能、部位については共通の符号を付して、構成の違い及びその効果について説明する。また、同一の高さの構成面には同一の網掛け模様を付して説明する。図5のタイミングチェーンカバー17との違いは、表面18のみ3種類の構成面20、21、22を構成したことで、その他の構成は同じである。
タイミングチェーンカバー17aの表面18の構成面20、21、22は、夫々異なる高さであり、構成面21は構成面20から段差23下がった高さに、構成面22は構成面20から段差24下がった高さに位置する。また3種類の構成面20、21、22の夫々の総面積は、略同一となるように構成される。
タイミングチェーンカバー17aでは、裏面19は平面のため、タイミングチェーンカバー17aの低コスト化が可能であり、また表面18からの放射音を抑制することができる。
(変形例2)
図9は、本発明の変形例2に係るエンジン1のタイミングチェーンカバー17bで、(a)は部分拡大斜視図、(b)はC−C断面図である。図5のタイミングチェーンカバー17と共通する機能、部位については共通の符号を付して、構成の違い及びその効果について説明する。また、同一の高さの構成面には同一の網掛け模様を付して説明する。図5のタイミングチェーンカバー17との違いは、表面18に構成した3種類の構成面のうち1つを基準面34にしたことである。
表面18は、基準面34(構成面)と、構成面35と、構成面36から構成される。構成面35は基準面34から段差37下がった高さに、構成面36は基準面34から段差38下がった高さに位置する。
タイミングチェーンカバー17bでは、基準面34がリブとして作用し、タイミングチェーンカバー17bの表面18からの放射音を低減し且つ剛性が向上する。
(変形例3)
図10は、本発明の変形例3に係るエンジン1のタイミングチェーンカバー17cで、(a)は部分拡大斜視図、(b)はD−D断面図である。図9のタイミングチェーンカバー17bと共通する機能、部位については共通の符号を付して、構成の違い及びその効果について説明する。また、同一の高さの構成面には同一の網掛け模様を付して説明する。図9のタイミングチェーンカバー17bとの違いは、裏面19にも3種類の構成面を備え、構成面の1つを基準面39にしたことである。
表面18は、基準面34(構成面)と、構成面35と、構成面36から構成される。構成面35は基準面34から段差37下がった高さに、構成面36は基準面34から段差38下がった高さに位置する。裏面19は、基準面39(構成面)と、構成面40、41から構成される。構成面40は基準面39から段差42下がった高さに、構成面41は基準面39から段差43下がった高さに位置する。
タイミングチェーンカバー17cでは、基準面34、39がリブとして作用し、タイミングチェーンカバー17cの表面18、裏面19からの放射音を低減し且つ剛性が向上する。
(変形例4)
図11は、本発明の変形例4に係るエンジン1のタイミングチェーンカバー17dで、(a)は表面の部分拡大斜視図、(b)はE−E断面図、(c)は裏面の部分拡大斜視図である。図5のタイミングチェーンカバー17と共通する機能、部位については共通の符号を付して、構成の違い及びその効果について説明する。また、同一の高さの構成面には同一の網掛け模様を付して説明する。図5のタイミングチェーンカバー17との違いは、表面18に3種類の構成面のうち1つを基準面44にしたことである。
表面18は、基準面44(構成面)と、構成面45、46から構成される。構成面45は基準面44から段差47下がった高さに、構成面46は基準面44から段差48下がった高さに位置する。裏面19は、構成面49、50、51から構成される。構成面50は構成面49から段差52下がった高さに、構成面51は構成面49から段差53下がった高さに位置する。
変形例4では、タイミングチェーンカバー17dの表面18と裏面19では構成面の形状等を異なるものとすることが可能であり、裏面19の放射音は表面18の放射音と比べて高周波となるように構成される。周波数の高い音は空気中で減衰し易く、開口部を通り抜け難いため、エンジン1全体での遮音効果が得られる。
本発明は、前述の実施形態、変形例に限定されるものではなく、その他幅広く変形例を包含している。例えば、前述の実施形態、変形例では構成面の形状は四角形であるがこの限りではない。また、構成面の配列は一定でなくてもよく、さらに、構成面の大きさ、形状も同一でなくてもよい。
更に前述した実施形態では、内燃機関の一部を被うタイミングチェーンカバーに本発明を適用した場合を例示したが、内燃機関の一部を被うシリンダヘッドカバー等、他のカバー部材に適用することもできる。
2 シリンダブロック
17 タイミングチェーンカバー(カバー部材)
18 表面
19 裏面
20、21、22 構成面
t1、t2、t3 厚さ

Claims (3)

  1. 内燃機関の一部を被うカバー部材であって、
    前記カバー部材は、前記内燃機関側である裏面及び前記内燃機関とは反対側である表面の少なくともいずれか一方に、放射音の振動の初期位相が異なる3種類以上の異なる高さの構成面から構成され、前記構成面の夫々の総面積は略同一であることを特徴とするエンジンカバー構造。
  2. 前記構成面は、前記カバー部材の前記裏面及び前記表面に設けられ、前記裏面と前記表面との間の厚さは略同一であることを特徴とする請求項に記載のエンジンカバー構造。
  3. 前記構成面は、前記カバー部材の前記裏面と前記表面では異なる構成で、前記裏面の放射音は前記表面の放射音と比べて高周波であることを特徴とする請求項に記載のエンジンカバー構造。
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