JP5257166B2 - 光学部品計測方法および装置 - Google Patents

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本発明は、光ディスク方式の情報記録媒体(CDやDVD、Blu−ray Discなど)上に光スポットを形成する光ピックアップに取り付けられている対物レンズなどの光学部品や、DSC(デジタルスチルカメラ)など各種カメラの撮像光学系内に搭載されるレンズなどの光学部品の光学特性を計測する技術に関するものである。
光ディスク方式の情報記憶媒体から情報を読み取り、またこの情報記憶媒体に情報を記憶するためには、光源から出射された光を目的の場所に精確に照射できる光学系が必要である。その光学系の中でも、特に対物レンズは、それ自体にレーザ波長の100分の1程度の波面収差という厳格な光学特性が要求される。また、DSCも高画素化が進みレンズ単体、レンズユニットに、従来以上の光学特性が要求される。そのため、光学部品の光学特性検査および調整においても厳格な計測が要求される。
従来、光ピックアップの対物レンズなどの光学部品の光学特性を評価するために、光学部品の収差を検査する方法があり、その方法として光の干渉を利用した計測が利用されている。光の干渉を利用した計測方法として、図11に示すシェアリング干渉法が特許文献1にて開示されている。図11〜図14を用いてシェアリング干渉計測を説明する。
図11において、光源であるレーザ発生源1はレーザ光2を発射する。発射されたレーザ光2は、ビームエキスパンダ3で略平行光に拡大された後、被検レンズ4へ入射する。被検レンズ4を出射した光は集光され、回折格子5に入射される。入射した光は回折格子5により回折され0次回折光と異なる次数の±1次回折光、±2次回折光・・となる。
これらのうち異なる次数の回折光である0次光と±1次光が重なりあい干渉することで、図12に示すようなシェアリング干渉像6になる。この際、回折格子5を微小駆動装置7により回折格子5の溝方向と直行する方向もしくは直行方向に移動成分を有する方向に駆動することによりシェアリング干渉光の干渉強度を変化させ、干渉画像パターンの初期位相を算出する。この干渉像の強度を変調することで初期位相を算出する方法はシフト法と呼ばれる干渉計測の一手法である。シェアリング干渉光はレンズ8により再び略平行光となり、略平行光とされた光は集光レンズ9で集光され、撮像素子10に結像される。撮像素子10で受光した干渉光の強度変化はコンピュータなどの演算装置11に電気信号として出力され、干渉像の強度変化を解析することで被検レンズ4の光学特性の検出を行う。
その解析法は図13に示すように干渉像上にX軸方向、Y軸方向、X軸とY軸の交点を基準にして±45度方向に傾斜させた+45度軸、−45度軸とした場合、それぞれの軸上にサンプリングポイントP1・・・Pn(図13にはX軸上のみを記載)を設定し、そのサンプリングポイント上の強度変化から初期位相φP1・・・・φPnを算出、その初期位相を所定の該関数にフィッティングすることで、その該関数の各次数の係数より光学特性を算出する。干渉画像のパターンは被検レンズ4に含まれる収差に依存する。例えば、被検レンズ4が回折格子5の溝方向と直交する方向(X方向)のコマ収差を持つ場合、溝方向と平行な方向(Y方向)のコマ収差(Y)を持つ場合、非点収差を持つ場合、球面収差を持つ場合、それぞれ図14(a)〜(d)に示すパターンを有する。表示装置12は、撮像素子10で取り込んだ干渉画像や演算装置11で解析した結果などを表示する。このように、従来は被検レンズ4を透過した光が回折格子5に入射しシェアリング干渉し、その回折格子5を駆動することでシェアリング干渉像6の強度を変化させ、その強度変化より干渉縞の初期位相を算出し、被検レンズ4の光学特性を検出する方法を行っている。
特開2000−329648号公報
しかしながら、前記従来の被検レンズの初期位相の算出による光学特性検出では以下のような課題を有している。
従来の干渉縞の光強度変化は、回折格子の溝形状の加工誤差によるコントラストばらつきなど干渉に起因する別の強度変化も含まれているが、これらは位相シフトによって評価され、干渉に起因する光強度変化だけを位相変化の形で抽出できる。しかし位相シフト法を行うためには回折格子を波長と同程度の距離(数百nm)を線形性良く駆動させなければならないため、ピエゾ素子のような高価な精密駆動装置が必要であり、装置コストを引き上げるという問題がある。また強度画像を取得するとき(駆動装置の駆動中)に外部からの振動などが加わると駆動の線形性が崩れ、正しい画像が得られない。その結果、時間変化に対する正しい強度変化を得られず、初期位相の演算結果が誤差を含み、計測結果の信頼性が低くなるという課題がある。また、そのような外部からの振動を低減するために、干渉計全体を除振装置上に設置し、使用するという対策が必要となることで更なる装置コストの引き上げとなり、さらに干渉計設置場所が限定されるという課題がある。
さらに位相シフト法を用いて初期位相を算出するためには、一回の計測で複数枚の画像を取得することが必要であり、計測に時間がかかるという課題がある。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、精度良く高速に、光学部品の光学特性を評価できる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明における光学部品計測方法は、光学部品を透過した光から0次回折光と互いに異なる次数の第1回折光と第2回折光を形成し、前記0次回折光と前記第1回折光による干渉領域の中心を第1原点とし、前記0次回折光と前記第2回折光の干渉領域の中心を第2原点とし、前記第1原点と前記第2原点を基準にした2つの座標系においてそれぞれ同一座標での輝度とその位相差を検出し、前記輝度および前記位相差に基づいて干渉領域内の初期位相を算出し、算出した前記初期位相に基づいて前記光学部品の光学特性を計測することを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明における光学部品計測装置は、光学部品を透過した光から0次回折光と互いに異なる次数の第1回折光と第2回折光を形成する回折手段と、前記0次回折光と前記第1回折光による干渉領域の中心を第1原点とし、前記0次回折光と前記第2回折光の干渉領域の中心を第2原点とし、前記第1原点と前記第2原点を基準にした2つの座標系においてそれぞれ同一の座標での輝度とその位相差を検出し、前記輝度および前記位相差に基づいて干渉領域内の初期位相を算出し、算出した前記初期位相に基づいて前記光学部品の特性を計測する計測手段と、を備えることを特徴とする。
以上のように、本発明の構成によれば、精度良く高速に、光学部品の光学特性の評価を行うことができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下の説明においては、同じ機能を有する構成要素には同じ符号を付して、説明を省略している。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるレンズ収差測定装置の概略図である。図1において、13は本測定装置の光軸14と平行な光軸を有する光を出射する光源である。15は検査対象である被検レンズであり光軸14上に垂直に設置される。被検レンズ15は凸レンズに限定するものではなく、凹レンズ、非球面レンズ、シリンドリカルレンズ、組レンズ、ミラー、プリズムなど様々な光学部品が対象となる。16は干渉縞を形成するための回折格子であり、被検レンズ15の焦点位置またはほぼ焦点位置に光軸14に対して垂直に設置しており、光源13より出射された光と異なる位相を有する複数の光を形成する。回折格子16は光軸14に垂直な平面を有し、その平面上に光軸14と直交する複数の平行な溝を有している。回折格子16の回折作用により、例えば、図2に示すような3つの光(0次回折光17と+1次回折光18と−1次回折光19)が形成される。図2に示すように、0次回折光17と+1次回折光18が干渉して1つの干渉領域20を形成し、0次回折光17と−1次回折光19が干渉して1つの干渉領域21が形成される。
図1において、22は回折格子16により形成された干渉光が入射するレンズである。本実施の形態では、レンズ22は2つの干渉領域20,21が入射されるように、かつ光軸14と垂直になるように設置されており、入射した光はレンズ22により平行光、あるいは略平行光になる。23は回折格子16と連結されており、光軸14に対し垂直でかつ回折格子16の溝と直交する方向あるいは直交方向に成分を有する方向に駆動する駆動装置である。駆動装置23の駆動精度(分解能)は、回折格子16の溝幅と同程度の精度であればよく、例えば一般に使用される産業用モータなどでよい。24は本測定装置の光軸14上にレンズ22から出射された平行光あるいは略平行光を受光できるように、光軸14に対し垂直になるように設置された集光レンズであり、レンズ22から出射された光を集光する。25は集光レンズ24からの光を干渉領域20,21とともに撮像できるように設置された撮像素子である。撮像素子25の受光面は光軸14に対して垂直になるように設置されている。26は撮像素子25から送られてくる画像信号の処理を行う演算装置である。その処理により被検レンズ15の光学特性が評価される。27は撮像素子25で取り込んだ干渉画像や演算装置26で解析した結果などを表示する表示部である。
以下に、測定方法について説明する。
図3に実施の形態1における処理のフローチャートを示す。
まず、図4の斜線で示す干渉領域20,21の強度に基づいて、撮像素子25が受像した画像を解析する。駆動装置23を回折格子16と直交方向あるいは直交方向に移動成分を有する方向へ駆動することで、被検レンズ15より出射された光の焦点位置に対する回折格子16の位置を変更し、干渉像の強度を変化させる(ステップS1)。
そして、その際の連続した画像データを取得する(ステップS2)。
ここで、図5に示すように干渉像上にX軸方向(28a、28b)、Y軸方向(29a、29b)、X軸とY軸の交点を原点とし、それぞれO、Pとする。その原点を基準にして±45度方向に傾斜させた+45度軸(30a、30b)、−45度軸(31a、31b)を設定し(図5の紙面左側の干渉領域の軸はa、紙面右側の干渉領域の軸はbとする)、それぞれの軸上で、干渉領域20,21中にサンプリングポイント(図5には干渉領域21のX軸28a上に、P1・・・Pnのみを記載)を設定する。また、図6のように取得した1枚の画像データには2つの干渉領域20,21があるが、例えば干渉領域21における原点Oを基準にした座標系にてX軸28a上にあるサンプリングポイントPaと、干渉領域20における原点Pを基準にした座標系にてX軸28b上にあるサンプリングポイントPbは、それぞれの座標系で同じ座標に相当するサンプリングポイントである。PaとPbは±1次回折光と0次回折光の干渉より、その位相はおよそπだけ差異が生じている。取得した連続画像データより、サンプリングポイント上の強度データを抽出する。干渉領域20,21の同一座標上のあるサンプリングポイント(例えば、上述のPa、Pbにおける画像ごとの強度データ)の変化は、図7のようになる。図7は、縦軸にそのサンプリングポイントの強度Iをとり、横軸に時間をとったものであるが、横軸の時間は取得した画像の順番と同義である。これは、本実施の形態においては、画像の取得は撮像素子のフレームレートに依存するため、取得した画像の順番は時間と同義とみなせるためである。図7において、32は干渉領域21のサンプリングポイントPaの時間―強度データ、33は干渉領域20のサンプリングポイントPbの時間―強度データ、34,35は干渉領域21のサンプリングポイントの振幅Aと振幅中心B、36,37は干渉領域20のサンプリングポイントPaの振幅aと振幅中心b、38は干渉領域20−21のサンプリングポイントPa、Pbの位相差φである。時間―強度データより全サンプリングポイントにおける強度の振幅と振幅中心および干渉領域20−21の位相差を取得する(図3のステップS3)。取得後、駆動装置23を停止し(図3のステップS4)、続いて1枚の干渉画像における全サンプリングポイントの強度データを取得する(図3のステップS5)。
図8に、上記のサンプリングポイントPaとPbにおける強度を示す。図8において、39はPaのある瞬間の強度Iaを表し、40はPbのある瞬間の強度Ibを表す。Paにおける強度波形は、図3のステップS3にて取得した振幅A、振幅Bより下記(式1)で表すことができる。
Ia=A・sinθ+B ・・・(式1)
このとき初期位相θは、下記(式2),(式3)で表される。
θ=t、π―t (−π/2≦t≦π/2、0≦θ<2π) ・・・(式2)
t=sin−1{(Ia−B)/A} ・・・・(式3)
図8に示すように、上記(式2)、(式3)で算出される点は0≦θ<2πの範囲にθ=tとπ―θの2点が存在するため、この時点では初期位相θを特定することはできない。ただし、この2点は必ず0≦θ<π/2、π/2≦θ<π、π≦θ<3π/2、3π/2≦θ<2πのいずれかの象限に1つしか存在しない。このためPa、Pbにおける強度Ia、Ibおよび位相差φを用いて初期位相θの条件判定を行う(図3のステップS6)。Pa、Pbにおいて強度振幅A、aの大きさに差異があるのでそれぞれの振幅を用いて正規化を行い、それぞれIan、Ibnとする。図9および下表1に示すように算出されたtの正負とIan、Ibnの絶対値比、および位相差φの関係より初期位相θを特定することができる(図3のステップS7)。
Figure 0005257166
図10(a)に、ある軸上において上記方法を用いて実際に算出した初期位相の点列41と従来方法である位相シフト法を用いて算出した初期位相の点列42を示す。この図より、2つの点列は非常に類似した相関性の高いデータであり、一枚の画像より初期位相の算出が可能であることが確認できる。初期位相の点列は0≦θ<2πの範囲のため、0と2πをまたぐデータは位相飛びが発生する。そこで、初期位相の点列41,42の内で位相飛びが発生したデータは、図10(b)の43,44に示すように位相繋ぎを行い、飛びのないデータに修正する。ここで、画像の取り込みタイミングの差異により、2つ点列にほぼ同じ値の差分が発生しているが、後述する理由により、本実施の形態では問題がない。
本アルゴリズムでは前述の初期位相の点列を所定の該関数にフィッティングし(図3のステップS8)、その該関数の各次数の係数より光学特性を算出する(図3のステップS9)。このステップS8,S9により、前述の画像取り込みタイミングの差異による差分は、光学特性の評価上、問題がなくなる。このようにして、取り込む画像は全て一枚の画像で初期位相を算出することができるため、撮像素子のビデオレートと同期した非常に高速な光学特性評価が可能となる。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、回折格子により同時に生成された2つの干渉領域において位相差がおよそπだけ差異が発生していること、および位相の異なる2つの干渉領域が1つの画像の中に同時に存在していることを用いて、任意の1枚の干渉画像の初期位相の算出により外部からの振動の影響を受けることなく精度良く、高速に初期位相を算出し、光学部品の光学特性の計測・評価を行うことが可能となる。
本発明は、1枚の干渉画像から干渉領域の初期位相の算出し、そのデータより被検光学部品の光学特性を高速、高精度に測定する機能を有し、光ディスク方式の記録装置に搭載される光ピックアップの対物レンズやカメラなどのレンズなどの光学部品の測定方法、装置として適用できる。
実施の形態1における収差計測装置の概略図 実施の形態1における0次回折光と±1次回折光の干渉を表す概念図 実施の形態1における収差計測処理フローチャート 実施の形態1における干渉画像の概念図 実施の形態1における干渉画像内の軸設定とサンプリングポイント設定を示す図 実施の形態1における2つの干渉領域内で同じ座標を示す図 実施の形態1における回折格子駆動時のあるサンプリングポイントにおける強度変化を示す図 実施の形態1における算出位相が2点ある図 (a)実施の形態1における初期位相算出条件を示す第1の図、(b)実施の形態1における初期位相8算出条件を示す第2の図、(c)実施の形態1における初期位相算出条件を示す第3の図、(d)実施の形態1における初期位相算出条件を示す第4の図 (a)実施の形態1における従来位相シフト法との比較を示す第1の図、(b)実施の形態1における従来位相シフト法との比較を示す第2の図 従来の収差計測装置の概略図 回折格子により0次回折光と±1次回折光の干渉を表す概念図 干渉画像内の軸設定とサンプリングポイント設定を示す図 (a)コマ収差(X方向)を示す図、(b)コマ収差(Y方向)を示す図、(c)非点収差を示す図、(d)球面収差を示す図
13 光源
14 光軸
15 被検レンズ
16 回折格子
17 0次回折光
18 +1次回折光
19 −1次回折光
20 干渉領域
21 干渉領域
22 レンズ
23 駆動装置
24 レンズ
25 撮像素子
26 演算装置
27 表示部
28a,b X軸
29a,b Y軸
30a,b +45度軸
31a,b −45度軸
32 Paの時間―強度データ
33 Pbの時間―強度データ
34 振幅A
35 振幅中心B
36 振幅a
37 振幅中心b
38 Pa、Pbの位相差φ
39 Paのある瞬間の強度Ia
40 Pbのある瞬間の強度Ib
41 初期位相の点列
42 初期位相の点列
43 位相繋ぎ後の実施の形態1により算出した初期位相の点列
44 位相繋ぎ後の従来位相シフト法により算出した初期位相の点列

Claims (4)

  1. 光学部品を透過した光から0次回折光と互いに異なる次数の第1回折光と第2回折光を形成し、
    前記0次回折光と前記第1回折光による干渉領域の中心を第1原点とし、前記0次回折光と前記第2回折光の干渉領域の中心を第2原点とし、前記第1原点と前記第2原点を基準にした2つの座標系においてそれぞれ同一座標での輝度とその位相差を検出し、
    前記輝度および前記位相差に基づいて干渉領域内の初期位相を算出し、
    算出した前記初期位相に基づいて前記光学部品の光学特性を計測すること
    を特徴とする光学部品計測方法。
  2. 前記光学部品の集光点位置に設置した回折格子を用いて前記0次回折光と前記第1回折光と前記第2回折光を同時に形成すること
    を特徴とする請求項1記載の光学部品計測方法。
  3. 光学部品を透過した光から0次回折光と互いに異なる次数の第1回折光と第2回折光を形成する回折手段と、
    前記0次回折光と前記第1回折光による干渉領域の中心を第1原点とし、前記0次回折光と前記第2回折光の干渉領域の中心を第2原点とし、前記第1原点と前記第2原点を基準にした2つの座標系においてそれぞれ同一の座標での輝度とその位相差を検出し、前記輝度および前記位相差に基づいて干渉領域内の初期位相を算出し、算出した前記初期位相に基づいて前記光学部品の特性を計測する計測手段と、を備えること
    を特徴とする光学部品計測装置。
  4. 前記回折手段は、前記光学部品の集光点位置に設置されたこと
    を特徴とする請求項3記載の光学部品計測装置。
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