JP3863408B2 - 磁気ヘッドスライダの検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気ディスク装置等に用いられる磁気ヘッドスライダの検査装置に関し、特に、サスペンションに取り付けられた状態(HGA(ヘッド・ジンバル・アセンブリー))の磁気ヘッドスライダの姿勢と表面形状とを検査する磁気ヘッドスライダの検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置は、磁気ヘッドスライダを磁気ディスク表面に一定浮上量で保持しつつ、磁気ヘッドスライダ上の磁気ヘッドでもって、情報の記録/再生を行うものである。磁気ヘッドスライダはサスペンションの一端に取り付けられ、HGAを構成する。磁気ヘッドスライダ(浮上面)の姿勢と表面形状は、浮上特性に大きな影響を与えるため、それぞれを最適に設計し、磁気ヘッドスライダをサスペンションに取付けた際には、姿勢や表面形状が設計通りになっているかを検査する必要がある。
【0003】
サスペンションに取り付けた磁気ヘッドスライダの姿勢を検査する方法としては、磁気ヘッドスライダ表面の一点にレーザ光を照射し、その反射角度を計測する方法が知られている。磁気ヘッドスライダの姿勢の良否を決めるパラメータとして、ロール角、ピッチ角があり、検査装置では、これらが基準値以内であるかを検査する。
【0004】
磁気ヘッドスライダの表面形状を検査する方法としては、干渉計を用いて表面形状を計測する方法がある。この検査では、磁気ヘッドスライダ表面の特に浮上性能に影響の強い浮上面の表面形状から、クラウン、キャンバ、ツイストの3つの判定パラメータを算出し、これらが基準値以内であるかを検査する。
【0005】
従来、磁気ヘッドスライダ単体でその表面形状を検査した後、サスペンションに取り付けて、磁気ヘッドスライダの姿勢を検査していた。近年、磁気ヘッドスライダの小型化によって、サスペンションに取り付けた際に生じる磁気ヘッドスライダの変形が無視できず、サスペンションに取り付けた後にも磁気ヘッドスライダの表面形状を検査する必要が生じている。このため、サスペンションに取り付けた磁気ヘッドスライダの姿勢と表面形状を、同一の装置を用いて、効率よく検査できる検査装置が望まれている。
【0006】
磁気ヘッドスライダの姿勢及び表面形状を検査する装置として、特開2001−82937公報に記載されたものがある。これは、干渉計を用いて磁気ヘッドスライダの浮上面に生じた干渉縞パターンを観察し、視野内の干渉縞本数を数えながら磁気ヘッドスライダの姿勢を段階的に変化させ、干渉縞が所望の本数になった時点のチルト量から磁気ヘッドスライダの姿勢角を求め、この後、位相シフト干渉法や走査型白色干渉法等の干渉縞解析手法を用いて、磁気ヘッドスライダの表面形状を計測するものである。この場合、チルト角を変えるたびに撮像が必要となるため、磁気ヘッドスライダの姿勢角を計測するのに何度もチルト角の変更と撮像とを繰り返す必要がある。
【0007】
又、磁気ヘッドスライダの姿勢角と表面形状を同一の装置を用いて計測する構成として、特開平8−86631号公報に記載されたものがある。ここに記載された姿勢角計測方式は、干渉計を用いて、撮像した干渉縞パターン画像の空間周波数から磁気ヘッドスライダの姿勢角の絶対値を求め、さらに姿勢をわずかに変化させた後、再度撮像して、干渉縞の空間周波数の増減を調べることで、姿勢角の符号を得るものである。この方式によっても、磁気ヘッドスライダの姿勢角を求めるには、1度のチルト角の変更と2度の撮像が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の検査装置では、上記の通り、磁気ヘッドスライダの姿勢角を計測するために1回以上のチルト角の変更と複数回の撮像が必要である。さらに磁気ヘッドスライダの表面形状を検査するためにも、チルト角の変更や撮像が必要である。このチルト角の変更と撮像の繰り返しは、磁気ヘッドスライダの検査時間の増大につながるため、従来装置には、検査を高速に行えないという問題があった。
【0009】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その課題は、磁気ヘッドスライダの姿勢と表面形状の検査を高速に行える磁気ヘッドスライダの検査装置を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1に係る発明は、図1に示すように、参照ミラー11からの反射光と磁気ヘッドスライダ21の表面からの反射光とを干渉させて干渉縞パターンを生じさせるとともに、磁気ヘッドスライダの異なる姿勢角に対して、同じ干渉縞パターンが現れないように構成された干渉光学系10と、サスペンション22に取り付けられた磁気ヘッドスライダ21と参照ミラー11との相対角を変更できるようにサスペンション22を保持するサスペンション保持手段30と、磁気ヘッドスライダ21と参照ミラー11とを相対的に傾かせた状態で、干渉光学系10による干渉縞パターンを撮像する撮像手段40と、該撮像手段40による撮像で得られた干渉縞パターン画像の空間周波数を計測し、磁気ヘッドスライダ21の姿勢角を計算する姿勢角算出手段51と、一枚の干渉縞パターン画像から干渉縞の位相を抽出し表面形状を計算する、空間キャリア法を用いた表面形状計測手段52と、磁気ヘッドスライダ21の姿勢及び表面形状の検査を実行する制御手段55からなる。
【0011】
制御手段55は、図2に示すように、検査装置の視野内に磁気ヘッドスライダ21を把持すると(S1)、撮像手段40により第1回目の撮像を行わせ(S2)、得られた干渉縞パターン画像を基に姿勢角算出手段51に磁気ヘッドスライダ21の姿勢角を算出させる(S3)。
【0012】
次に、第1回目の撮像での干渉縞パターンが表面形状計測手段52の計測に適するものであれば(S4)、表面形状計測手段52に、第1回目の撮像で得られた干渉縞パターン画像から磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測を行わせる(S5)。
【0013】
逆に、第1回目の撮像での干渉縞パターンが表面形状計測手段52の計測に適さないものであれば(S4)、磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測に適する干渉縞パターンが得られるように磁気ヘッドスライダ21の姿勢角を修正した後に(S6)、撮像手段40による第2回目の撮像を行い(S7)、かつこの第2回目の撮像で得られた干渉縞パターン画像に基づいて表面形状計測手段52に磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測を行わせる(S5)。
【0014】
これらの計測結果に基づき、サスペンション22に取り付けられた状態の磁気ヘッドスライダ21の姿勢角及び表面形状の判定(検査)を行う(S8)。通常、制御手段55は、検査結果をモニタに表示したり、あるいは印刷したりする(S9)。
【0015】
この発明では、磁気ヘッドスライダ21への入射光の光軸との直交面に対する磁気ヘッドスライダ21の傾きである磁気ヘッドスライダ21の姿勢角の取り得る範囲よりも、参照ミラー11への入射光の光軸との直交面に対する参照ミラー11の傾きである参照ミラー角を大きく設定している。このため、第1回目の撮像時に、磁気ヘッドスライダ21の異なる姿勢角に対して、同じ干渉縞パターンが現れないので、磁気ヘッドスライダ21の姿勢角と干渉縞パターン画像の空間周波数とが1対1に対応することになり、第1回目の撮像時に得られた干渉縞パターン画像の空間周波数だけに基づき、磁気ヘッドスライダ21の姿勢角を求めることができる。
【0016】
又、第1回目の撮像時での干渉縞パターンが表面形状計測手段52の計測に適するものであれば、第1回目の撮像だけで磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測まで行えるので、第2回目の撮像は不要になり、仮に、第1回目の撮像での干渉縞パターンが表面形状計測手段52の計測に適さないものであっても、1回の姿勢変更と第2回目の撮像とを行うだけで、磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測を行える。
【0017】
しかも、表面形状計測手段52での計測は、空間キャリア法を用い、一枚の干渉縞パターン画像から干渉縞の位相を抽出し表面形状を計算するものであり、表面形状計測のための撮像も最低限で済む。
【0018】
よって、磁気ヘッドスライダ21の姿勢角の変更回数と撮像回数とを低減でき、磁気ヘッドスライダ21の姿勢と表面形状の検査を高速に行える
【0019】
請求項2に係る発明では、サスペンション保持手段30として、磁気ヘッドスライダ21の姿勢角を変更可能なサスペンション保持手段を用い、第2回目の撮像に際して行う磁気ヘッドスライダ21の姿勢の修正を該サスペンション保持手段30でもって行うことを特徴とするものである。このようにすれば、構成が簡単になる。
【0020】
請求項に係る発明では、理想的な姿勢角を有した磁気ヘッドスライダ21を検査装置の視野内に把持した状態で撮像を行ったと想定した際に、磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測に最適な干渉縞パターンが得られるような位置関係に、サスペンション保持手段30と参照ミラー11とが設けられていることを特徴とするものである。
【0021】
このように構成すれば、第1回目の撮像によって磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測に最適な干渉縞パターンが得られる頻度が高くなり、磁気ヘッドスライダ21の姿勢変更と第2回目の撮像とを省略できる頻度が増加するため、磁気ヘッドスライダ21の姿勢と表面形状の検査をより一層高速に行える。
【0022】
請求項に係る発明では、第1回目の撮像での干渉縞パターンが表面形状計測手段52の計測に適するか否かは、干渉縞パターン画像の空間周波数から判断し、第1回目の撮像での干渉縞パターンが表面形状計測手段52の計測に適さないものであれば、磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測に最適な空間周波数が得られるように磁気ヘッドスライダ21の姿勢角を修正することを特徴とするものである。
【0023】
この発明では、第2回目の撮像が最適な状態で行われることになるため、第2回目の撮像に基づく表面形状の計測精度が向上する。
【0024】
【実施の形態】
図3は本発明の実施の形態例を示す図である。この図において、干渉光学系60は、以下のような光路を形成するように構成されている。まず、光源(メタルハライドランプ等)61から出た光は、コリメートレンズ62により平行光に変換され、ハーフミラー64に入射する。その後、ハーフミラー64により図3の下方に折り曲げられ、対物レンズ65を通過し集束しながら、ビームスプリッタ66に入射し、ここを透過し直進した光が、磁気ヘッドスライダ71の表面に到達する。一方ビームスプリッタ66に入射し、ここで直角に透過した光は、反射平面を持つ参照ミラー68に到達する。
【0025】
磁気ヘッドスライダ71での反射光と参照ミラー68での反射光は、ビームスプリッタ66で合成され、逆の光路をたどり、今度はハーフミラー64を透過して結像レンズ69を通り、矩形の計測視野を持つパーシャルスキャンあるいはハイフレームレートCCD等でなる撮像手段としてのCCDカメラ(エリアセンサ)80上に、干渉縞パターン画像を結像する。干渉光学系60内の参照ミラー68は、傾斜可能に設けられており、参照ミラー駆動部86を介して制御手段85が所望の角度(θx''やθy''方向)に傾斜させることができるように構成されている。
【0026】
この干渉光学系60の特徴としては、磁気ヘッドスライダ71の基準姿勢を光学系に対して傾けるか、参照ミラー68を傾けるかして、磁気ヘッドスライダ71と、参照ミラー68の相対角を意図的に傾けた点である。
【0027】
磁気ヘッドスライダ71は、サスペンション72に取り付けられ、HGAを構成している。サスペンション72の他端は、図4に詳細に示すようなサスペンション保持手段90に保持されている。このサスペンション保持手段90は、磁気ヘッドスライダ71の検査面を中心にθx'やθy'方向に磁気ヘッドスライダ71を傾斜できる(あおれる)2軸ゴニオステージ91と、この2軸ゴニオステージ91をx',y',z'方向に移動できる可動ステージ92と、2軸ゴニオステージ91上にサスペンション72を保持するための把持具93と、図4の上下方向に移動可能に設けられ、サスペンション72の図4における上面を上方から押さえる押さえ94とから構成されている。
【0028】
制御手段85は、2軸ゴニオステージ91や可動ステージ92を図示しないドライバを介して駆動し、CCDカメラ80に干渉縞パターンの撮像を行わせる。メモリ81はCCDカメラ80で取得した干渉縞パターン画像を連続的に蓄積するもので、ここに蓄積されたデータは、姿勢角算出手段82や表面形状計測手段83等で読み出せるようになっている。又、制御手段85は、縞間隔等の調整時にメモリ81から直接データを読み出し、干渉縞パターン画像を図示しないモニタに表示させたり、必要であれば、干渉縞パターン画像に基づき、参照ミラー68の傾斜角調整を行えるようになっている。参照ミラー68の傾斜角調整は、自動でも手動でも行えるようになっている。
【0029】
姿勢角算出手段82は、CCDカメラ80による撮像で得られた干渉縞パターン画像の空間周波数を計測し、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角を計算するものである。ここで、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角算出について、その原理を説明する。
【0030】
CCDカメラ80によって取り込んだ干渉縞パターン画像は次の式(1)ように観察される。
I(x,y)=A(x,y)+B(x,y)cos(2πfx+2πfy+φ(x,y)) (1)
式(1)において、(x,y)は画像上の座標、I(x,y)は画像各点における明るさ、fx,fyは干渉縞のx,y軸方向の空間周波数、φ(x,y)は画像中各点の物体表面の高さによって決まる干渉縞の位相、A(x,y),B(x,y)は、照明の分布や対象表面の状態によって各点で定まる定数である。
【0031】
式(1)の空間周波数fx,fyは、図3や図4に示したように磁気ヘッドスライダ71周りの座標を定めると、磁気ヘッドスライダ71と参照ミラー68の相対角θx,θyに対して、次式(2),(3)で表すことができる。
【0032】
fx=2θy/λ (2)
fy=2θx/λ (3)
式(2),(3)において、λは光源61から出る光の波長である。
【0033】
したがって、観察された干渉縞パターン画像の空間周波数fx,fyを計測することで、磁気ヘッドスライダ71表面と参照ミラー68の相対角θx,θyの絶対値を求めることができる。
【0034】
磁気ヘッドスライダ71に照射される光線(光軸)との直交面に対して磁気ヘッドスライダ71のなす角(磁気ヘッドスライダの姿勢角)をθx',θy'とし、参照ミラー68に照射される光線(光軸)との直交面に対して参照ミラー68のなす角(参照ミラー角)をθx'',θy''とすると、相対角θx,θyと、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角θx',θy'、参照ミラー角θx'',θy''とは、次式(4),(5)の関係になる。
【0035】
θx=θx'−θx'' (4)
θy=θy'−θy'' (5)
本形態例では、参照ミラー角θx'',θy''を予め調整している。具体的には、θx''については、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角θx'の取り得る範囲よりも大きく設定し(たとえば、θx''=θc)、式(4)でθxの符号が常に−になるようにし、θy''は0になるように設定している。すなわち、次式(6),(7)の関係を用いている。
【0036】
θx=θx'−θc (6)
θy=θy' (7)
又、理想的な姿勢でサスペンション72に取り付けられた磁気ヘッドスライダ71が検査装置の視野内に把持された時、その姿勢角が、θx'=θy'=0となるように構成している。
【0037】
これによって、θxの符号は一意に決定することができるし、干渉縞の画像中での傾きにより、θyを決定することができる。
図5は上記設定により得られる干渉縞パターン画像を示す図である。この図は、参照ミラー角θy''だけを0に設定した場合の磁気ヘッドスライダ71の姿勢角と干渉縞パターン画像の関係を示した図である。磁気ヘッドスライダ71の姿勢角θx',θy'がともに0のとき、干渉縞として、Aのような横縞が現れる。この状態からx'軸周りの姿勢角θx'を増大すると縞間隔が減小し、干渉縞パターン画像はCの状態になる。逆に姿勢角θx'が減小すると縞間隔が増大し、干渉縞パターン画像はHの状態になる。又、Aの状態から、y'軸周りの姿勢角θy'を増大すると干渉縞が右上がりに傾斜し、干渉縞パターン画像はFの状態になる。逆に姿勢角θy'が減小すると右下がりに傾斜し、干渉縞パターン画像はEの状態になる。
【0038】
このように、x'軸周りの磁気ヘッドスライダ71の姿勢角θx'の変化によって、干渉縞パターン画像の空間周波数は変化するが、同一の縞空間周波数を示す干渉縞パターン画像は現われない。しかも、例えばE,Fのように、y'軸周りの磁気ヘッドスライダ71の姿勢角θy'の符号も、画像中の縞の傾斜方向から区別できる。
【0039】
このようにして、本形態例では、第1回目の撮像だけで、相対角θx,θyが求められ、式(6),(7)を変形した次式(8),(9)を用いて、磁気ヘッドスライダ21の姿勢角θx',θy'を計算することができる。
【0040】
θx'=θx+θc (8)
θy'=θy (9)
本形態例のように構成せず、参照ミラー角θx'',θy''をともに0に設定した場合における、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角と干渉縞パターン画像の関係を示したのが図6である。
【0041】
この図6では、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角θx',θy'がとも0のとき干渉縞は見られず、Aに示すように1面同じ明るさになる。この状態でx'軸周りの姿勢角θx'が増減すると、干渉縞パターン画像はCあるいはHの状態になる。一方、Aの状態からy'軸周りの姿勢角θy'が増減すると、干渉縞パターン画像はEあるいはFのように観測される。この場合、この図6から分かるように、磁気ヘッドスライダ71の2通りの姿勢角に対して、CとH、EとFのように同様な縞が観測される場合がある。よって、本形態例においてθx'',θy''を0に設定しただけの構成では、一つの干渉縞パターンの撮像のみでは、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角を求めることができない。
【0042】
なお、磁気ヘッドスライダ姿勢角と干渉縞空間周波数を1対1に対応させることは、上記比較例のように、参照ミラー角をθx''=θy''=0となるように調整した場合であっても可能ではある。たとえば、理想的な姿勢でサスペンション72に取り付けた磁気ヘッドスライダ71を検査装置の視野内に把持したときの、θy'の絶対値をθy'の変化範囲よりも大きく設定し、θx'=0と設定すれば、図5の場合と同様の効果を得ることができる。
【0043】
表面形状計測手段83は、CCDカメラ80で得られた各干渉縞パターン画像から位相を抽出し、磁気ヘッドスライダ71(浮上面)の表面の高さ(凹凸)を算出するものである。表面形状計測手段83では、検査を高速に行うために、高精度干渉法でも位相シフト法のような同じ個所で複数枚の干渉画像が必要な方法は用いず、一枚の干渉縞パターン画像(キャリア縞画像)から干渉縞の位相を抽出し表面形状を計算できる空間キャリア法を用いている。
【0044】
実際に位相変調されたキャリア縞画像を得るには、磁気ヘッドスライダ71と参照ミラー68とを相対的に傾ければよい。上記形態例も当然この条件を満たしている。空間的にキャリアを導入した干渉稿パターン画像から干渉縞の位相を求める方法には、フーリエ変換法,QMM(Quadrature multiplicative moire)アルゴリズム,位相シフト電子モアレ法などがある。本形態例の場合のような微小うねり(凹凸)計測においては、計測すべき位相の周波数帯域が広いため、周波数成分の分別が比較的容易なフーリエ変換法を用いると便利である。ただし、QMMアルゴリズムや他の位相検出方法を使用することも可能である。表面形状計測手段83にて磁気ヘッドスライダ71の表面の高さ(凹凸)が計測されると、その結果が制御手段85に出力される。
【0045】
なお、CCDカメラ80等の撮像手段の水平走査方向と空間キャリア縞変化方向が概ね直交するように空間キャリア縞を導入すれば、撮像手段は空間キャリア縞の方向に水平走査を行うことになり、撮像手段の水平同期タイミングの誤差が空間キャリア縞の位相情報を抽出するための計算誤差に影響することを避けることができる。
【0046】
本形態例における検査一連動作は、上記制御手段85によって、以下のようになされる。まず、図示しないHGAのハンドラでもって、2軸ゴニオステージ91上にHGAが設置され、サスペンション72の一端が把持具93により保持される。又、押さえ94でもって、サスペンション72はその一部を一定の力で押さえられ、磁気ディスク稼動時と同様な姿勢をとらされる。この設置完了の信号を受け、制御手段85は磁気ヘッドスライダ71を調整用の所定位置まで動かし、撮像の準備に入る。
【0047】
ここでは、たとえば、参照ミラー68を予め先に示した条件を満足する角度に設定する。参照ミラー角の一例をあげると、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角の取り得る範囲が±0.5°であれば、2倍の余裕をもって、|θy'|>1°,θx'=0°としておく。本形態例では、この後に行う磁気ヘッドスライダ71の表面形状計測時の都合により、θy'=−1.32°、θx'=0°とする。
【0048】
この調整が終了すると、制御手段85は磁気ヘッドスライダ71を計測用の所定位置まで移動させる。これにより検査装置の視野内に磁気ヘッドスライダ21が把持され、第1回目の撮像動作に移り、干渉縞パターンの撮像を開始し、取得データをメモリ81に蓄積する。
【0049】
これを受けて、姿勢角算出手段82は、メモリ81から干渉縞パターンの画像データを読み出し、干渉縞の空間周波数から磁気ヘッドスライダ21の姿勢角を算出する。
【0050】
制御手段85は、干渉縞の空間周波数から、第1回目の撮像での干渉縞パターンが表面形状計測手段52の計測に適するものであるかどうかを判断する。空間キャリア法により表面形状計測を行うには、磁気ヘッドスライダ71の表面に縞画素数の数倍程度の周期で干渉縞が起こっているのが最適である。一例をあげると、光学系の総合倍率が2.5倍、CCDカメラ80の画素サイズが7.4μm×7.4μmであるときに、干渉縞の周期を画素サイズの4倍と定めると、望む干渉縞画像の空間周波数は、約84本/mmとなる。式(3)を用いて、磁気ヘッドスライダ71と参照ミラー68の相対角を求めると、1.32°となる。したがって、この場合、θy=1.32°,θx=0°が最適な空間周波数が得られる磁気ヘッドスライダ71と参照ミラー68との相対角である。空間周波数の許容誤差は±5%程度であるので、第1回目の撮像で得られた干渉縞の空間周波数がこれを満たす範囲であれば、制御手段85は、表面形状計測手段83に、この干渉縞パターン画像をそのまま用いて磁気ヘッドスライダ71の表面形状計測を行わせる。
【0051】
逆に、第1回目の撮像での干渉縞パターンが上記範囲内に入らない場合は、磁気ヘッドスライダ71の表面形状計測に適する干渉縞パターンが得られるように磁気ヘッドスライダ71の姿勢角をサスペンション保持手段90を用いて修正した後に、CCDカメラ80による第2回目の撮像を行い、かつこの第2回目の撮像で得られた干渉縞パターン画像に基づいて表面形状計測手段83に磁気ヘッドスライダ71の表面形状計測を行わせる。
【0052】
磁気ヘッドスライダ71の修正量は、参照ミラー角θx'',θy''と磁気ヘッドスライダ71の姿勢角の測定値θx',θy'とより、式(4),(5)から求まる、現在の相対角と目的の干渉縞が得られる相対角θx=0°,θy=1.32°の差分だけ磁気ヘッドスライダ71を回転すれば良い。
【0053】
磁気ヘッドスライダ71の姿勢角がほぼ理想的な場合は、先に示した参照ミラー角の設定により、上記姿勢の修正及び第番目の撮像は省略できる。
これらの計測結果に基づき、サスペンション72に取り付けられた状態の磁気ヘッドスライダ71の姿勢角及び表面形状の判定(合否の検査)を行う。磁気ヘッドスライダの姿勢は、ロール角、ピッチ角により判定する。ロール角、ピッチ角は、先に求めた、θx',θy'にそれぞれ対応する。理想的なロール,ピッチ角と計測したロール,ピッチ角の差分を求め、この値が基準値以内であれば合格、そうでなければ不合格とする。
【0054】
磁気ヘッドスライダ71の表面形状は、磁気ヘッドスライダ71の浮上性能に影響の強い浮上面を抽出し、この面のそりパラメータ(クラウン、キャンバ、ツイスト)を調べて基準値範囲であれば合格、そうでなければ不合格とする。
【0055】
制御手段85は、最後に、検査結果を表示、あるいは記録して、1つの磁気ヘッドスライダ71の検査を終了する。
上記形態例によれば、磁気ヘッドスライダ71の異なる姿勢角に対して、同じ干渉縞パターンが現れないので、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角と干渉縞パターン画像の空間周波数とが1対1に対応することになり、第1回目の撮像時に得られた干渉縞パターン画像の空間周波数だけに基づき、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角を求めることができる。
【0056】
又、第1回目の撮像時での干渉縞パターンが表面形状計測手段83の計測に適するものであれば、第1回目の撮像だけで磁気ヘッドスライダ71の表面形状計測まで行えるので、第2回目の撮像は不要になり、仮に、第1回目の撮像での干渉縞パターンが表面形状計測手段83の計測に適さないものであっても、1回の姿勢変更と第2回目の撮像とを行うだけで、磁気ヘッドスライダ71の表面形状計測を行える。
【0057】
しかも、表面形状計測手段83での計測は、空間キャリア法を用い、一枚の干渉縞パターン画像から干渉縞の位相を抽出し表面形状を計算するものであり、表面形状計測のための撮像も最低限で済む。
【0058】
よって、本形態例によれば、磁気ヘッドスライダ71の姿勢角の変更回数と撮像回数とを低減でき、磁気ヘッドスライダ21の姿勢と表面形状の検査を高速に行える。
【0059】
なお、本発明は上記形態例に限るものではない。たとえば、上記形態例での干渉光学系はハーフミラーとビームスプリッタを用いて構成したものであるが、ハーフミラーだけを用いたり、ビームスプリッタだけを用いて構成してもよい。又、姿勢角算出手段、表面形状計測手段、制御手段等は、通常、パーソナルコンピュータのプログラムによって、構成される。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、第1回目の撮像時に得られた干渉縞パターン画像の空間周波数だけに基づき、磁気ヘッドスライダの姿勢角を求めることができる。又、第1回目の撮像時での干渉縞パターンが表面形状計測手段の計測に適するものであれば、第1回目の撮像だけで磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測まで行えるので、第2回目の撮像は不要になり、仮に、第1回目の撮像での干渉縞パターンが表面形状計測手段52の計測に適さないものであっても、1回の姿勢変更と第2回目の撮像とを行うだけで、磁気ヘッドスライダ21の表面形状計測を行える。しかも、表面形状計測手段での計測は、空間キャリア法を用い、一枚の干渉縞パターン画像から干渉縞の位相を抽出し表面形状を計算するものであり、表面形状計測のための撮像も最低限で済む。このため、磁気ヘッドスライダの姿勢角の変更回数と撮像回数とを低減でき、磁気ヘッドスライダの姿勢と表面形状の検査を高速に行える。
【0061】
請求項2に係る発明によれば、サスペンション保持手段として、磁気ヘッドスライダの姿勢角を変更可能なサスペンション保持手段を用い、第2回目の撮像に際して行う磁気ヘッドスライダの姿勢の修正を該サスペンション保持手段でもって行うので、構成が簡単になる。
【0062】
請求項に係る発明によれば、第1回目の撮像によって磁気ヘッドスライダの表面形状計測に最適な干渉縞パターンが得られる頻度が高くなり、磁気ヘッドスライダの姿勢変更と第2回目の撮像とを省略できる頻度が増加するため、磁気ヘッドスライダの姿勢と表面形状の検査をより一層高速に行える。
【0063】
請求項に係る発明によれば、第2回目の撮像が最適な状態で行われることになるため、第2回目の撮像に基づく表面形状の計測精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】図1に示した構成での検査の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示す図である。
【図4】保持手段の構成例を示す図である。
【図5】本形態例での干渉縞パターン画像を示す図である。
【図6】比較例での干渉縞パターン画像を示す図である。
【符号の説明】
10,60 干渉光学系
11,68 参照ミラー
21,71 磁気ヘッドスライダ
22,72 サスペンション
40 撮像手段
51,82 姿勢角算出手段
52,83 表面形状計測手段
55,85 制御手段
60 干渉光学系
61 光源
64 ハーフミラー
65 対物レンズ
66 ビームスプリッタ
69 結像レンズ
80 CCDカメラ
81 メモリ
86 参照ミラー駆動部
90 サスペンション保持手段
91 2軸ゴニオステージ
92 可動ステージ
93 把持具

Claims (4)

  1. 参照ミラーからの反射光と磁気ヘッドスライダの表面からの反射光とを干渉させて干渉縞パターンを生じさせる干渉光学系であって、磁気ヘッドスライダへの入射光の光軸との直交面に対する磁気ヘッドスライダの傾きである磁気ヘッドスライダの姿勢角の取り得る範囲よりも、前記参照ミラーへの入射光の光軸との直交面に対する前記参照ミラーの傾きである参照ミラー角を大きく設定して、前記磁気ヘッドスライダの姿勢角の取り得る範囲内では、磁気ヘッドスライダの異なる姿勢角に対して、同じ干渉縞パターンが現れないように構成された干渉光学系と、
    気ヘッドスライダの姿勢角と前記参照ミラーとの差分である、磁気ヘッドスライダと前記参照ミラーとの相対角を変更できるように、磁気ヘッドスライダのサスペンションを保持するサスペンション保持手段と、
    磁気ヘッドスライダの姿勢角と前記参照ミラー角とを異ならせることで、磁気ヘッドスライダと前記参照ミラーとを相対的に傾かせた状態で、前記干渉光学系による干渉縞パターンを撮像する撮像手段と、
    該撮像手段による撮像で得られた干渉縞パターン画像の空間周波数を計測し、磁気ヘッドスライダの姿勢角を計算する姿勢角算出手段と、
    一枚の干渉縞パターン画像から干渉縞の位相を抽出し表面形状を計算する、空間キャリア法を用いた表面形状計測手段と、
    検査装置の視野内に磁気ヘッドスライダを把持すると、前記撮像手段により第1回目の撮像を行わせ、得られた干渉縞パターン画像を基に前記姿勢角算出手段に磁気ヘッドスライダの姿勢角を算出させるとともに、第1回目の撮像での干渉縞パターンが前記表面形状計測手段の計測に適するものであれば、前記表面形状計測手段に、第1回目の撮像で得られた干渉縞パターン画像から磁気ヘッドスライダの表面形状計測を行わせ、逆に、第1回目の撮像での干渉縞パターンが前記表面形状計測手段の計測に適さないものであれば、磁気ヘッドスライダの表面形状計測に適する干渉縞パターンが得られるように磁気ヘッドスライダの姿勢角を修正した後に、前記撮像手段による第2回目の撮像を行い、かつこの第2回目の撮像で得られた干渉縞パターン画像に基づいて前記表面形状計測手段に磁気ヘッドスライダの表面形状計測を行わせて、磁気ヘッドスライダの姿勢及び表面形状の検査を実行する制御手段と、
    を備えた、サスペンションに取り付けられた状態の磁気ヘッドスライダの検査装置。
  2. 前記サスペンション保持手段として、磁気ヘッドスライダの姿勢角を変更可能なサスペンション保持手段を用い、第2回目の撮像に際して行う磁気ヘッドスライダの姿勢の修正を該サスペンション保持手段でもって行うことを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッドスライダの検査装置。
  3. 理想的な姿勢角を有した磁気ヘッドスライダを検査装置の視野内に把持した状態で撮像を行った際に、磁気ヘッドスライダの表面形状計測に最適な干渉縞パターンが得られるような位置関係に、前記サスペンション保持手段と前記参照ミラーとが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気ヘッドスライダの検査装置。
  4. 第1回目の撮像での干渉縞パターンが前記表面形状計測手段の計測に適するか否かは、干渉縞パターン画像の空間周波数から判断し、第1回目の撮像での干渉縞パターンが前記表面形状計測手段の計測に適さないものであれば、磁気ヘッドスライダの表面形状計測に最適な空間周波数が得られるように磁気ヘッドスライダの姿勢角を修正することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の磁気ヘッドスライダの検査装置。
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