JP5257100B2 - 電気圧力鍋 - Google Patents

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本発明は、圧力容器内に圧力を加えて調理する電気圧力鍋に関するものである。
従来、この種の電気圧力鍋は、つぎのような加熱制御をしている。つまり、電気圧力鍋の制御装置は、圧力容器を加熱する電気発熱体と、タイムスイッチと調理圧力選択手段と温度センサとを設け、設定された調理圧力に相当する設定制御温度までは電気発熱体を連続通電し、制御温度に達すると電気発熱体をオンオフさせることにより温度制御を行い、同時に調理時間を設定したタイムスイッチを動作させ、設定された調理時間後に通電を停止するという自動調理を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−330867号公報
このような従来の電気圧力鍋では、設定された調理圧力に相当する設定制御温度を適性に管理する必要がるため、製品検査において実際に水を入れ、圧力容器内の温度を測定し、基準に入っていることを確認している。しかし、電気発熱体をオンオフさせることにより温度制御を行っており、オンオフ制御では、オンオフする周期により温度が波打ついわゆるリップル現象が発生する。このオンオフ周期を短くすれば温度も安定するが、オンオフに使用するリレーの設定耐久が短くなり製品の耐久年数が短くなってしまうため、実際の製品では温度の安定度と製品耐久を考慮し、決定している。しかし、検査においては製品検査の精度、検査に要する時間が長くなるという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査精度を向上するとともに検査時間を短縮することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、外部より加熱されることで内部の圧力が上昇するよう構成した圧力容器を加熱手段により加熱して加圧し、圧力容器の温度を温度検出手段により検出し、加熱手段による圧力容器の加熱を制御手段により制御するよう構成し、圧力容器内の温度を検査する検査モードに設定する検査設定手段と、検査動作の処理手順を記憶している検査動作記憶手段とを有し、制御手段は、加熱手段による圧力容器の加熱を一定周期ごとにオンオフ制御するよう構成し、前記検査設定手段により検査モードが選択された場合、オンオフ周期を通常調理より短くして加熱制御するようにしたものである。
これにより、圧力容器内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査するとき、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査精度を向上できるとともに検査時間を短縮することができる。
本発明の電気圧力鍋は、圧力容器内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査するとき、通常調理とは異なる加熱制御をすることで、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査精度を向上できるとともに検査時間を短縮することができる。
第1の発明は、外部より加熱されることで内部の圧力が上昇するよう構成した圧力容器と、前記圧力容器を加熱して加圧する加熱手段と、前記圧力容器の温度を検出する温度検出手段と、前記加熱手段による前記圧力容器の加熱を制御する制御手段とを備え、前記圧力容器内の温度を検査する検査モードに設定する検査設定手段と、検査動作の処理手順を記憶している検査動作記憶手段とを有し、前記制御手段は、加熱手段による圧力容器の加熱を一定周期ごとにオンオフ制御するよう構成し、前記検査設定手段により検査モードが選択された場合、オンオフ周期を通常調理より短くして加熱制御するようにしたものであり、圧力容器内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検
査するとき、例えば、通常調理時は32秒ごとに20秒間通電して加熱制御し、鍋内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査するときは16秒ごとに10秒間通電して加熱制御をすることで、通電制御するリレーの開閉回数は多くなるが、検査は出荷時の1回であり、リレー耐久寿命100万回に対して、50回程度増加するのみで影響はなく、温度のリップル幅は小さくすることができる。これにより、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査精度を向上できるとともに検査時間を短縮することができる。
の発明は、上記第の発明において、表示動作をする表示手段を備え、制御手段は、検査設定手段により検査モードが選択された場合、前記表示手段に温度検出手段により検出された温度を表示するようにしたものであり、検査設定手段により検査モードが選択された場合の検査時は、温度測定器を圧力容器の中に入れ、圧力容器内の温度を直接測定するが、表示手段に温度検出手段が検出している温度を表示することにより、温度測定器のデータと比較することにより制御温度を調整しやすくすることができる。
の発明は、上記第の発明において、表示動作をする表示手段を備え、制御手段は、検査設定手段により検査モードが選択された場合、前記表示手段に温度検出手段により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値、最小値、または最大値と最小値との交互のいずれかを表示するようにしたものであり、表示手段に温度検出手段により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値、最小値、または最大値と最小値との交互のいずれかを表示することで、検査記録等に残すことができ、製品の品質を安定させることができる。
の発明は、上記第の発明において、表示動作をする表示手段を備え、制御手段は、検査設定手段により検査モードが選択された場合、前記表示手段に温度検出手段により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値と最小値を演算処理して表示するようにしたものであり、温度検出手段により検出した温度のオンオフ周期ごとの最大値と最小値を重み付けして演算処理することにより制御温度を求め、表示手段に表示することで、検査記録等に残すことができ、製品の品質を安定させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお。この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における電気圧力鍋の要部ブロック図、図2は同電気圧力鍋の断面図、図3は同電気圧力鍋の操作表示部の拡大正面図をそれぞれ示すものである。
図2に示すように、圧力鍋本体1は、上面を開口し、この圧力鍋本体1の内部に圧力容器2を収納している。圧力容器2は、有底の容器3とこの容器3の上面開口部を開閉自在に覆う蓋4とで構成し、外部より加熱されることで内部の圧力が上昇するよう構成してい
る。蓋4は、加圧時は蓋4と容器3に環状のパッキング5が密着し、この蓋4の上面には重錘式の調圧弁6を設けている。調圧弁6は外部と貫通する圧力調整孔7と、これを上方より閉塞する重錘8で圧力を保持する構成としている。
温度検出手段9は、圧力容器2の底部の温度を検出するもので、圧力容器2に圧接するようにしている。加熱手段10は、圧力容器2を加熱して圧力容器2内を加圧するもので、加熱体により構成している。
制御装置11は、加熱手段10による圧力容器2の加熱を制御するもので、圧力鍋本体1の側面に設けており、図1に示すように構成している。すなわち、図1に示すように、入力手段12は、使用者が入力設定するもので、圧力容器2内の圧力を選択する圧力選択手段13と、調理時間を設定する時間設定手段14と、所定の圧力と時間を設定した複数の調理メニューより選択するメニュー選択手段15と、調理をスタートさせる調理スタート手段16と、保温をオフする保温オフ手段17と、圧力容器2内の温度を検査する検査モードに設定する検査設定手段と18とを有し、マイクロコンピュータにより構成した制御手段19に入力している。
制御手段19は、駆動手段20を介して加熱手段10を制御し、圧力容器2の加熱を制御する。表示手段21は、図3に示すように、LCD22により構成し、制御装置11の表面に設けた操作表示部23に、時間を表わす数字と、圧力容器2内の圧力を指示する矢印と、メニュー選択手段15により選択した調理メニューを指示する矢印とを表示するようにしている。報知手段24は、入力手段12を操作したとき操作したことを報知したり、調理終了時に終了音を報知するものである。調理動作記憶手段25は、電源をオフしても記憶内容を保持する不揮発性メモリなどで構成し、通常調理動作の処理手順を記憶している。検査動作記憶手段26は、電源をオフしても記憶内容を保持する不揮発性メモリなどで構成し、検査動作の処理手順を記憶している。
操作表示部23には、図3に示すように、圧力選択手段13を構成する圧力選択キー27と、時間設定手段14を構成する時間設定キー28と、メニュー選択手段15を構成するメニュー選択キー29と、調理スタート手段16を構成する調理スタートキー30と、保温オフ手段17を構成する保温オフキー31と、検査設定手段18を構成する検査設定キー32とを設けている。なお、図3は、電源スイッチを入れ、調理を開始するまでの初期待機状態を示し、圧力を低圧に設定し、調理時間を0分としている。
圧力選択キー27は、本実施の形態では、調理物に応じて圧力容器2内の圧力を低圧または高圧に選択するようにしており、低圧は、圧力容器2内の温度を116℃に制御することにより、圧力容器2内の圧力を58.8kPaに保持し、高圧は、圧力容器2内の温度を120℃に制御することにより、圧力容器2内の圧力を98kPaに保持する。低圧で調理する調理物としては、例えば、白米があり、高圧で調理する調理物としては、玄米がある。
メニュー選択キー29は、本実施の形態では、所定の圧力と時間を設定した3種の調理メニュー(メニュー1〜メニュー3)より、所定のメニューを選択するようにしている。例えば、メニュー1は玄米を高圧にて30分間加熱し、メニュー2は白米を低圧にて5分間加熱し、メニュー3は豚角煮を高圧にて20分間加熱するようにしている。
ここで、制御手段19は、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、通常調理とは異なる加熱制御をするよう構成している。すなわち、制御手段19は、加熱手段10による圧力容器2の加熱を一定周期ごとにオンオフ制御するよう構成し、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、オンオフ周期を通常調理より短くして加熱制
御するようにし、表示手段21に温度検出手段9により検出された温度を表示するようにしている。
上記構成において、まず、通常調理を行う場合の動作について説明する。圧力容器2内に調理物を入れ、電源を入れて動作を開始すると、初期待機状態になる。これにより、図3に示すように、LCD22に圧力が低圧で、調理時間が0分と表示する。つぎに、メニュー選択キー29をオンすることにより、調理動作記憶手段25に記憶している調理メニューの内、圧力容器2内に入れた調理物にあった調理メニューをメニュー1〜メニュー3より選択し、選択した調理メニューの圧力と調理時間をLCD22に表示する。
メニュー1〜メニュー3の中に圧力容器2内に入れた調理物にあった調理メニューがない場合は、メニュー選択キー29を長時間(例えば、3秒間)オンすることにより、調理メニューの圧力、調理時間を変更できるようにし、圧力選択キー27と時間設定キー28をオンすることにより、圧力容器2内の調理圧力と調理時間を設定する。
このように、圧力容器2内に入れた調理物にあった圧力と調理時間を設定した後、調理スタートキー30をオンして調理をスタートする。このとき、制御手段19は、図4(b)に示すように、加熱手段10を32秒ごとに20秒間オンするようにオンオフ制御して圧力容器2の加熱を制御する。このとき、温度検出手段により検出された圧力容器2の温度は、図4(a)に示すように、設定された調理圧力に相当する制御温度は120℃で、オンオフ周期ごとの最大値は132℃、最小値は92℃の間で変動する。加熱手段10による加熱により、圧力容器2内の調理圧力が設定圧力になり、調理時間が設定時間になると調理を終了する。
つぎに、圧力容器2内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査する場合の動作について説明する。圧力容器2内に少量の水を入れ、電源を入れて検査設定手段18により検査モードを選択する。これにより、制御手段19は、検査動作の処理手順を記憶している検査動作記憶手段26の記憶内容に基づいて制御し、加熱手段10により圧力容器2を加熱するとき、図5(b)に示すように、加熱手段10を16秒ごとに10秒間オンするようにオンオフ制御する。すなわち、通常調理よりオンオフ周期およびオン時間を短くして圧力容器2を加熱制御する。このとき、温度検出手段9により検出された圧力容器2の温度は、図5(a)に示すように、設定された圧力に相当する制御温度は120℃で、オンオフ周期ごとの最大値は125℃、最小値は108℃の間で変動する。そして、図6に示すように、LCD22に温度検出手段9により検出された温度120℃を表示する。
これにより、圧力容器2内の温度のリップルが少ない状態で検査できて検査精度を向上できるとともに、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査時間を短縮することができる。
ここで、加熱手段10による圧力容器2の加熱するとき、通常調理時は32秒ごとに20秒間通電して加熱制御し、圧力容器内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査するときは16秒ごとに10秒間通電して加熱制御をすることで、通電制御するリレーの開閉回数は多くなるが、検査は出荷時の1回であり、リレー耐久寿命100万回に対して、50回程度増加するのみで影響はなく、温度のリップル幅を小さくすることができる。これにより、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査精度を向上できるとともに検査時間を短縮することができる。
検査工程では、検査時間を短くするために圧力容器2内に入れる水量を少なくすることが有効であるが、水量を少なくすると、加熱手段10により圧力容器2を加熱するときの温度のリップル幅が大きくなる。こうした状況でも、通常調理よりオンオフ周期およびオ
ン時間を短くして圧力容器2を加熱制御することで、温度のリップル幅を小さくすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、圧力容器2内の温度を検査する検査モードに設定する検査設定手段18と、検査動作の処理手順を記憶している検査動作記憶手段26とを有し、制御手段19は、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、通常調理とは異なる加熱制御をするよう構成したので、圧力容器2内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査するとき、圧力容器2内温度のリップルが少ない状態で検査できて検査精度を向上できるとともに、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査時間を短縮することができる。
また、制御手段19は、加熱手段10による圧力容器2の加熱を一定周期ごとにオンオフ制御するよう構成し、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、オンオフ周期を通常調理より短くして加熱制御するようにしたので、温度のリップル幅を小さくすることができ、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査精度を向上できるとともに検査時間を短縮することができる。
また、制御手段19は、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、表示手段21に温度検出手段9により検出された温度を表示するようにしたので、検査設定手段18により検査モードが選択された場合の検査時は、温度測定器を圧力容器2の中に入れ、圧力容器2内の温度を直接測定するが、表示手段21に温度検出手段が検出している温度を表示することにより、温度測定器のデータと比較することにより制御温度を調整しやすくすることができる。
なお、本実施の形態では、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、表示手段21に温度検出手段9により検出された温度を表示しているが、温度に比例した数値を表示してもよく、また、温度範囲を表示してもよく、同様の作用、効果を得ることができる。
(実施の形態2)
図1に示す制御手段19は、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、表示手段21に温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値を表示するようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
上記構成において圧力容器2内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査する場合の動作について説明する。なお、通常調理を行う場合の動作は上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。
圧力容器2内に少量の水を入れ、電源を入れて検査設定手段18により検査モードを選択する。これにより、制御手段19は、検査動作の処理手順を記憶している検査動作記憶手段26の記憶内容に基づいて制御し、加熱手段10により圧力容器2を加熱するとき、図5(b)に示すように、加熱手段10を16秒ごとに10秒間オンするようにオンオフ制御する。
このとき、表示手段21を構成するLCD22に温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値(図5(a)では、125℃)を表示する。ここで、LCD22にオンオフ周期ごとに温度検出手段9により検出された温度を表示し、つぎの値が表示している最大値を上回ったとき表示を書き換えることで、常に最大値を表示することができ、表示された最大値が基準以上の場合不良とすることができるので、検査工終了後の製品は、調理温度、すなわち圧力容器2内の調理圧力を第1の所定の圧力以下にすること
ができ、安全な電気圧力鍋を提供することができる。
以上のように、本実施の形態においては、制御手段19は、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、表示手段21に温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値を表示するようにしたので、圧力容器2内の調理圧力を第1の所定の圧力以下にすることができ、安全な電気圧力鍋を提供することができるとともに、検査記録等に残すことができ、製品の品質を安定させることができる。
なお、本実施の形態では、制御手段19は、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、表示手段21に温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値を表示するようにしているが、温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最小値を表示するようにしてもよく、この場合は、表示手段21にオンオフ周期ごとに温度検出手段9により検出された温度を表示し、つぎの値が表示している最小値を下回ったとき表示を書き換えることで、常に最小値を表示することができ、表示された最小値が基準以下の場合不良とすることができるので、検査工終了後の製品は、調理温度、すなわち圧力容器2内の調理圧力を第2の所定の圧力以上にすることができ、調理性能が安定した電気圧力鍋を提供することができるとともに、検査記録等に残すことができ、製品の品質を安定させることができる。
また、温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値と最小値とを交互に表示するようにしてもよく、この場合は、オンオフ周期ごとに温度検出手段9により検出された温度の最大値と最小値を確認することができ、安全で、調理性能が安定した電気圧力鍋を提供することができるとともに、検査記録等に残すことができ、製品の品質を安定させることができる。
(実施の形態3)
図1に示す制御手段19は、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、表示手段21に温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値と最小値を演算処理して表示するようにしている。他の構成は上記実施の形態1と同じである。
上記構成において圧力容器2内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査する場合の動作について説明する。なお、通常調理を行う場合の動作は上記実施の形態1の動作と同じであるので説明を省略する。
検査設定手段18により検査モードが選択された場合、図5(a)に示す温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値、最小値は、検査時の条件にて測定したものであり、実際の使用では、水量(調理物の量)、室温、電源電圧などにより変動する。そこで、図5(a)に示すように、最大値と制御温度(120℃)との差、および最小値と制御温度(120℃)との差を計測し、この割合により重み付けして演算して制御温度を求め、表示手段21を構成するLCD22に表示する。
このようにして求めた制御温度で管理することにより所定の調理圧力を得ることができ、製品の品質を安定させることができる。
以上のように、本実施の形態においては、制御手段19は、検査設定手段18により検査モードが選択された場合、表示手段21に温度検出手段9により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値と最小値を演算処理して表示するようにしたので、温度検出手段9により検出した温度のオンオフ周期ごとの最大値と最小値を重み付けして演算処理することにより制御温度を求め、表示手段21に表示することで、検査記録等に残すことができ、製品の品質を安定させることができる。
以上のように、本発明にかかる電気圧力鍋は、圧力容器内の温度が設定された調理圧力に相当する設定制御温度になっているかを検査するとき、通常調理とは異なる加熱制御をすることで、製品の耐久寿命を縮めることなく、検査精度を向上できるとともに検査時間を短縮することができるので、圧力容器内に圧力を加えて調理する電気圧力鍋として有用である。
本発明の実施の形態1における電気圧力鍋の要部ブロック図 同電気圧力鍋の断面図 同電気圧力鍋の操作表示部の拡大正面図 同電気圧力鍋の通常調理時での要部動作タイムチャート 同電気圧力鍋の検査モードを選択したときの要部動作タイムチャート 同電気圧力鍋の検査モードを選択したときの操作表示部の拡大正面図
2 圧力容器
9 温度検出手段
10 加熱手段
18 検査設定手段
19 制御手段
26 検査動作記憶手段

Claims (4)

  1. 外部より加熱されることで内部の圧力が上昇するよう構成した圧力容器と、前記圧力容器を加熱して加圧する加熱手段と、前記圧力容器の温度を検出する温度検出手段と、前記加熱手段による前記圧力容器の加熱を制御する制御手段とを備え、前記圧力容器内の温度を検査する検査モードに設定する検査設定手段と、検査動作の処理手順を記憶している検査動作記憶手段とを有し、前記制御手段は、加熱手段による圧力容器の加熱を一定周期ごとにオンオフ制御するよう構成し、前記検査設定手段により検査モードが選択された場合、オンオフ周期を通常調理より短くして加熱制御するようにした電気圧力鍋。
  2. 表示動作をする表示手段を備え、制御手段は、検査設定手段により検査モードが選択された場合、前記表示手段に温度検出手段により検出された温度をオンオフ周期ごと表示するようにした請求項記載の電気圧力鍋。
  3. 表示動作をする表示手段を備え、制御手段は、検査設定手段により検査モードが選択された場合、前記表示手段に温度検出手段により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値、最小値、または最大値と最小値との交互のいずれかを表示するようにした請求項記載の電気圧力鍋。
  4. 表示動作をする表示手段を備え、制御手段は、検査設定手段により検査モードが選択された場合、前記表示手段に温度検出手段により検出された温度のオンオフ周期ごとの最大値と最小値を演算処理して表示するようにした請求項記載の電気圧力鍋。
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