JP5256939B2 - 加熱炉装入順・圧延順決定方法、その決定装置および鋼板製造方法、加熱炉装入順・圧延順決定プログラム - Google Patents
加熱炉装入順・圧延順決定方法、その決定装置および鋼板製造方法、加熱炉装入順・圧延順決定プログラム Download PDFInfo
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Description
(1)厚板圧延の場合、スラブによっては圧延途中で冷却を行わなくてはならないものもある。この場合、圧延機に空きが生じる場合が発生する。そのため、スラブを加熱炉に装入する時点で、圧延機の空きを生じさせないように、各スラブの詳細なパススケジュールに基づいた、圧延スケジュールを作成する必要がある。
(2)加熱炉に装入されるスラブは、スラブヤードにおいて山積みされて保管されている。このため、加熱炉に装入する際に、最上段に山積みされているスラブと最下段に置かれているスラブとを組み合わせて装入することは、スラブヤードの運用上非効率となる。このため、効率的な操業を行うためには、山積みされたスラブの積み順までも考慮した、スラブの加熱炉装入順を作成する必要がある。
[1]加熱炉で加熱されたスラブを熱間圧延する鋼板の製造において、圧延対象の複数種類のスラブに関するスラブサイズ、スラブの仕上げ幅及び仕上げ厚に応じて分類されたロールチャンス区分、スラブの圧延途中での冷却の有無と冷却時間の短長に応じて分類された圧延種別を含む属性データ、および、ロールチャンス区分毎に設定されたスラブの圧延位置の範囲を記述した圧延制約データを読み込み、
属性データおよび圧延制約データを考慮して複数に分類して山積みされたスラブヤード内のスラブの山から、クレーンが一度に持ち上げることの出来る重量、および、クレーンが一度に掴むことの出来るスラブ厚であるクレーンの掴み制約条件を満たす範囲で任意に掴み出された1以上のスラブからなる掴みグループを、掴み出された順番に並べて各スラブの加熱炉への装入順およびスラブの圧延順データを作成する初期装入順・圧延順作成ステップと、
該初期装入順・圧延順作成ステップにより作成された圧延順データに関し、掴み出された順番に並べられた掴みグループの連続する1以上の掴みグループを所定の条件に基づいてグルーピングを行い作成した圧延グループの任意の圧延グループに対して、任意に選択した掴みグループを移動させて、圧延順と加熱炉装入順の再構成を行い、総圧延時間および予め決められたスラブ加熱時間と加熱炉での滞留時間との差であるスラブ抽出待ち時間の評価を含んだ目的関数の算出を行い、該算出された目的関数の数値が、前記掴みグループを移動させて圧延順と加熱炉装入順の再構成を行う直前の目的関数の数値より小さい場合には目的関数が改善されたとして、改善されている場合には、前記再構成した圧延順と加熱炉装入順に変更し、
さらに、他の圧延グループに対して任意の掴みグループの移動を行い、前記目的関数の改善を繰り返すことで、前記初期装入順・圧延順作成ステップで作成された圧延順および加熱炉装入順に対して、総圧延時間のより短い圧延順および前記スラブ抽出待ち時間のより少ない加熱炉装入順を決定する装入順・圧延順改善ステップと、
指定された回数、前記初期装入順・圧延順作成ステップおよび装入順・圧延順改善ステップを繰り返し、最も総圧延時間の短い圧延順および前記スラブ抽出待ち時間の少ない加熱炉装入順を決定する最適装入順・圧延順決定ステップと
を有することを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定方法。
[2]上記[1]において、装入順・圧延順改善ステップにおける目的関数が、前記総圧延時間と、前記スラブ抽出待ち時間の和と、作成された圧延順と加熱炉装入順において、複数の加熱炉に装入された全てのスラブがそれぞれの加熱炉より抽出された時の抽出時刻に対して、それぞれの加熱炉の前記抽出時刻の差の絶対値として定義される加熱炉間の終了時刻差と、追い越し圧延実現、ロールチャンス区分集約、スラブサイズ集約、圧延幅平準化、スラブの加熱炉内での在炉時間平準化、スラブヤードに山積まれているスラブの同山集約、加熱炉装入時刻遵守の各改善度合いをボーナス値として得点化したボーナス関数と、ロールチャンス区分毎に定められた、圧延回数組み込み制約における数値範囲を超えた値の数値の2乗値評価であり、数値範囲制約の範囲を超えた量の絶対値に重み付けした値であるペナルティ関数と、からなる下式(1)により算出されることを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定方法。
目的関数=A×総圧延時間 + B×スラブ抽出待ち時間和 + C×加熱炉間の終了時刻差 + ボーナス関数 + ペナルティ関数 ・・・(1)
ここで、前記A,B,Cは重み係数を表す。
[3]加熱炉で加熱されたスラブを熱間圧延する鋼板の製造において、圧延対象の複数種類のスラブに関するスラブサイズ、スラブの仕上げ幅および仕上げ厚に応じて分類されたロールチャンス区分、スラブの圧延途中での冷却の有無と冷却時間の短長に応じて分類された圧延種別を含む属性データ、および、ロールチャンス区分毎に設定されたスラブの圧延位置の範囲を記述した圧延制約データを読み込み、属性データおよび圧延制約データを考慮して複数に分類して山積みされたスラブヤード内のスラブの山から、クレーンが一度に持ち上げることの出来る重量、および、クレーンが一度に掴むことの出来るスラブ厚であるクレーンの掴み制約条件を満たす範囲で任意に掴み出された1以上のスラブからなる掴みグループを、掴み出された順番に並べて各スラブの加熱炉への装入順およびスラブの圧延順データを作成する初期装入順・圧延順作成手段と、該初期装入順・圧延順作成手段により作成された圧延順データに関し、掴み出された順番に並べられた掴みグループの連続する1以上の掴みグループを所定の条件に基づいてグルーピングを行い作成した圧延グループの任意の圧延グループに対して、任意に選択した掴みグループを移動させて、圧延順と加熱炉装入順の再構成を行い、総圧延時間および予め決められたスラブ加熱時間と加熱炉での滞留時間との差であるスラブ抽出待ち時間の評価を含んだ目的関数の算出を行い、該算出された目的関数の数値が、前記掴みグループを移動させて圧延順と加熱炉装入順の再構成を行う直前の目的関数の数値より小さい場合には目的関数が改善されたとして、改善されている場合には、前記再構成した圧延順と加熱炉装入順に変更し、さらに、他の圧延グループに対して任意の掴みグループの移動を行い、前記目的関数の改善を繰り返すことで、前記初期装入順・圧延順作成手段で作成された圧延順および加熱炉装入順に対して、総圧延時間のより短い圧延順および前記スラブ抽出待ち時間のより少ない加熱炉装入順を決定する装入順・圧延順改善手段と、指定された回数、前記初期装入順・圧延順作成手段および装入順・圧延順改善手段を繰り返し、最も総圧延時間の短い圧延順および前記スラブ抽出待ち時間の少ない加熱炉装入順を決定する最適装入順・圧延順決定手段とを有することを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定装置。
[4]上記[3]において、装入順・圧延順改善手段における目的関数が、前記総圧延時間と、前記スラブ抽出待ち時間の和と、作成された圧延順と加熱炉装入順において、複数の加熱炉に装入された全てのスラブがそれぞれの加熱炉より抽出された時の抽出時刻に対して、それぞれの加熱炉の前記抽出時刻の差の絶対値として定義される加熱炉間の終了時刻差と、追い越し圧延実現、ロールチャンス区分集約、スラブサイズ集約、圧延幅平準化、スラブの加熱炉内での在炉時間平準化、スラブヤードに山積まれているスラブの同山集約、加熱炉装入時刻遵守の各改善度合いをボーナス値として得点化したボーナス関数と、ロールチャンス区分毎に定められた、圧延回数組み込み制約における数値範囲を超えた値の数値の2乗値評価であり、数値範囲制約の範囲を超えた量の絶対値に重み付けした値であるペナルティ関数と、からなる下式(1)により算出されることを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定装置。
目的関数=A×総圧延時間 + B×スラブ抽出待ち時間和 + C×加熱炉間の終了時刻差 + ボーナス関数 + ペナルティ関数 ・・・(1)
ここで、前記A,B,Cは重み係数を表す。
[5]上記[3]または[4]に記載の加熱炉装入順・圧延順決定装置において、
前記初期装入順・圧延順作成手段および前記装入順・圧延順改善手段の演算処理を、
複数の演算処理装置を備えたコンピュータを用いて前記複数の演算処理装置に分散して実行させることを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定装置。
[6]上記[1]または[2]に記載の加熱炉装入順・圧延順決定方法を用いて、決定された装入順に基づいて鋼板を加熱炉に装入する鋼板の加熱炉への装入方法。
[7]上記[6]に記載の鋼板の加熱炉への装入方法を用いて鋼板を製造する鋼板製造方法。
[8]上記[1]または[2]に記載の加熱炉装入順・圧延順決定方法における各ステップを、コンピュータに実行させることを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定プログラム。
個々のスラブを識別するための番号。
スラブサイズを示すデータ。
熱延後のスラブの仕上げ幅および仕上げ厚に応じて分類される区分であり、例えば図3に示す様に分類されている。
図1の製鋼工場において、連続鋳造機で鋳造された鋼片がトーチで切断された時刻。
厚板工場のスラブヤード内に積まれた時刻。
スラブヤードに山積みされたスラブの山番号。
スラブの山の中における下からの位置。
・冷却過程時間1
・圧延過程時間2
・冷却過程時間2
・圧延過程時間3
上記項目は、前述の背景技術で記載したパススケジュールに関するデータである。スラブに応じた各過程の圧延時間、冷却時間を上位のシステムで計算したものを用いる。圧延過程には成形/幅出し、厚み出し過程があるが、成形/幅出し過程を要しないものもあるため、この例ではデータ項目は圧延過程時間1,2,3、冷却過程時間1,2とした。
スラブ温度から算出した加熱炉に装入するスラブの在炉時間。
圧延途中に冷却が必要なスラブ(長時間待機するスラブ)、つまり追い越し圧延の際に、例えば、昇降装置で搬送テーブルから通過可能な高さに持ち上げられて後続のスラブを先行させることが可能なスラブ(以下、「リフト材」という。)であるか、圧延途中に冷却の必要がなく、先行するスラブを追い越すことが可能なスラブ(以下、「追い越し材」という。)であるか、圧延途中に冷却は必要であるがリフト材程長時間の冷却は必要でなく、圧延機の前面および後面に設けられた待機スペースを使うことで、いわゆるダブル圧延が可能なスラブ(以下、「ダブル圧延材」という。)であるかどうか等のデータを指す。この例では、図8に示すように、各圧延種別に応じたコードとして扱う。なお、図8においては、冷却時間の長短に応じて追い越し材の本数が変わるため、リフト材の区分を3つとしている。
後述の[初期装入順・圧延順作成ステップ(S1)]〜[最適装入順・圧延順決定ステップ(S3)]の処理を、繰り返して行うための、回数を入力する処理である。ここで、S1〜S3を複数回繰り返し行うのは、1つの初期解から最適解を求めるだけでは、本当の最適解が得られないかもしれないからである。よって、異なる複数の初期解からそれぞれ最適解を算出し、得られた複数の最適解から、最も目的関数が改善された最適解を抽出して、本当の最適解に近いものを求めようとするのである。例えば、M回を入力すれば、異なる初期解がM個得られ、それに対応した最適解もM個得られる。最終的には、M個の中から、もっとも目的関数が良いものを選択して、最終的な解として決定される。
本ステップ(S1)では、装入順・圧延順改善ステップ(S2)(装入順・圧延順改善手段12)で効率的な改善を行えるような、初期装入順を作成する。本ステップ(S1)は、図5に示すように、山積みされたスラブヤード内のスラブの山から、クレーンの掴み制約条件を満たす範囲で掴み出すスラブの掴み単位を作成する掴み単位作成ステップ(S11)と、前記作成された掴み単位を、それぞれ掴みグループとして、掴み出される順番に並べて、各スラブの加熱炉への装入順を作成する装入順作成ステップ(S12)と、加熱炉から出る順番に並べてスラブの圧延順を作成する圧延順作成ステップ(S13)とを有する。
本S11では、山積みされたスラブヤード内のスラブの山から、クレーンの掴み制約条件を満たす範囲で掴み出すスラブの掴み単位を作成する。
本S12では、上記S11で作成された掴み単位を、それぞれ掴みグループとして、掴み出される順番に並べて、各スラブの加熱炉への装入順を作成する。
(2)次に、上記(1)で並べたスラブについて、先頭から、1つスラブを選択し、その選択したスラブの在炉時間と、その選択したスラブより搬送順が遅いスラブの在炉時間とを比較して、搬送順が遅いスラブの中で最も在炉時間が近いスラブを抽出してペアとする。ここで、前記加熱炉での在炉時間は、上述の図2に示す時間(抽出時の目標温度になるまでに必要な加熱時間)を用いることができる。図10(b)において、Aは作成されたペアを図示したもので、Bは作成されたペアの順序を示している。
(3)次に、上記(2)で作成された、スラブのペアを1号加熱炉(以下、1号炉)、2号加熱炉(以下、2号炉)への割り振りを行う。図10(c)は、スラブのペアを割り振る直前の、それぞれの加熱炉の状態を示したものである。図10(c)のAは、既に装入済み、割り振り済みであることを示し、図10(c)のBは今回、スラブの割り振りが決められる位置を示している。
本S13では、加熱炉7から抽出されたスラブの圧延順を作成する。ここで、本初期装入順・圧延順作成ステップ(S1)においては、このS13で作成する圧延順は、単純に加熱炉7から抽出された順番にスラブを並べたものであってもよい。例えば、複数の加熱炉からサイクリックに圧延機から近い順に抽出されるように順番を決めればよい。また、逆の遠い順からでもよい。なお、次のステップである装入順・圧延順改善ステップ(S2)で、より効率的な改善を行えるように、RC区分毎に圧延可能な位置の範囲を記述した圧延制約データ(図4参照)を考慮して、圧延順を作成するようにしてもよい。
スラブが加熱炉に装入される時刻である。
スラブが装入される加熱炉の番号である。
スラブが加熱炉から抽出される時刻である。
スラブの圧延開始時刻である。
クレーンによる掴み単位である掴みグループの掴み順の番号である。
装入テーブル上を搬送されてくるスラブの順番である。
加熱炉から抽出されてくるスラブの順番である。
本ステップ(S2)では、上記初期装入順・圧延順作成ステップ(S1)により作成された圧延順データに関し、掴み出された順番に並べられた掴みグループの連続する1以上の掴みグループを所定の条件に基づいてグルーピングを行い作成した圧延グループの任意の圧延グループに対して、任意に選択した掴みグループを移動させて、圧延順と加熱炉装入順の再構成を行い、総圧延時間およびスラブ抽出待ち時間(スラブの加熱炉内の滞留時間)の評価を含んだ目的関数の算出を行い、該算出された目的関数の数値が改善されている場合には、前記再構成した圧延順と加熱炉装入順に変更し、さらに、他の圧延グループに対して任意の掴みグループの移動を行い、前記目的関数の改善を繰り返すことで、前記初期装入順・圧延順作成ステップで作成された圧延順および加熱炉装入順に対して、総圧延時間のより短い圧延順およびスラブ抽出待ち時間(スラブの加熱炉内の滞留時間)のより少ない加熱炉装入順を決定する。
目的関数=A×総圧延時間 + B×スラブ抽出待ち時間和 + C×加熱炉間の終了時刻差 + ボーナス関数 + ペナルティ関数 ・・・(1)
この目的関数は式(1)に示すように、総圧延時間、スラブ抽出待ち時間の和、加熱炉間の終了時刻差の最小化を目指すものとして構成している。さらに、ボーナス関数は、例えば、追い越し圧延の実現、同種RC区分のスラブを集める事により目的関数が向上する方向に向かうような重み関数であり、ペナルティ関数は制約条件の満足度を定量的に評価し目的関数に加算するものである。最終的にはペナルティ関数がゼロとなる解を採用する。
加熱炉間の終了時刻差=|1号炉抽出終了時刻−2号炉抽出終了時刻| ・・・(2)
なお、加熱炉が3基の場合は、以下の式(2−1)で表される値となる。
Δ1=|1号炉抽出終了時刻 − 2号炉抽出終了時刻|
Δ2=|1号炉抽出終了時刻 − 3号炉抽出終了時刻|
Δ3=|2号炉抽出終了時刻 − 3号炉抽出終了時刻|
加熱炉間の終了時刻差=Δ1+Δ2+Δ3 ・・・(2−1)
なお、4基以上の場合も、全ての加熱炉の組み合わせについての差の和をとることで同様に行うことが可能である。
ボーナス関数= −a×追い越し圧延実現ボーナス + b×RC区分集約ボーナス + c×スラブサイズ集約ボーナス + d×圧延幅平準化ボーナス + e×在炉時間平準化ボーナス + f×同山集約ボーナス + g×加熱炉装入時刻遵守ボーナス ・・・(3)
ここで、a,b,c,d,e,f,gは重み係数を表す。
ペナルティ値=D×(P1−P0)2 ・・・(4)
本ステップ(S2)においては、上式(1)で表される目的関数により、圧延効率の改善の評価を行う。
まず、図22のフロー図に示す本S201において、上述の初期装入順・圧延順作成ステップ(S1)により作成された加熱炉への装入順および圧延順の初期解(初期装入順・圧延順)のデータを読み込む。
次に、本S202において、上記S201で読み込んだ初期解についての目的関数(式(1))の算出を行う。
現状の加熱炉への装入順および圧延順とそれに対する目的関数の値をデータベースに保存する。
次に、図22のフロー図に示す本S204において、圧延グループと掴みグループとのランダムな組み合わせを作成する。ここでは、図23に示すように、全ての掴みグループについて、その掴みグループの属している圧延グループを含めた全ての圧延グループとの組み合わせを作成し、その組み合わせをランダムな順番に並べる。
次に、本S205において、掴みグループの移動、加熱炉装入順および圧延順の再構成を行う。ここでは、図24に示すように、上記S204で作成した組み合わせの順番に基づき、順番に該当する掴みグループを、組み合わされた圧延グループに移動する。そして、移動先での圧延グループおよび移動元での圧延グループの圧延順変更に伴い、圧延グループ内での圧延順および全体の加熱炉装入順の再構成を行う。
(1)圧延グループ内の掴みグループの数を集計する。
(2)乱数を発生させ、圧延グループを構成する掴みグループの前後における挿入位置を決定する。
(3)決定した装入位置に移動してきた掴みグループを挿入し、以降のデータをそれに合わせて修正する。
次に、本S206において、上記S205において再構成を行った圧延順に関して、目的関数(式(1))の算出を行う。
次に、目的関数が改善されているか否か、つまり、上記S203で保存されている現状の加熱炉への装入順および圧延順に対する目的関数の値と、上記S206で算出した目的関数の値との比較を行う。上記S206で算出した目的関数の値が上記S203で保存されている目的関数の値と比較して改善されている場合(Yes)にはS208に進み、改善されていない場合(No)にはS209に進む。
上記S204で作成した、次の圧延グループと掴みグループの組み合わせのデータを読み出し、S203に戻る。
上記S203で保存している現状の加熱炉への装入順および圧延順のデータに戻す。
上記S204で作成した、圧延グループと掴みグループの全ての組み合わせに対応する回数分(つまり、[圧延グループの個数]×[掴みグループの個数]の回数分)に関して目的関数(式(1))の算出を行ったか否かを判定する。全ての組み合わせに関して目的関数の算出を行っていない場合(No)は、S208に戻る。全ての組み合わせに関して目的関数の算出を行った場合(Yes)は、S211に進む。
現状の加熱炉への装入順および圧延順を、上述の初期装入順・圧延順作成ステップ(S1)により作成された加熱炉への装入順および圧延順の初期解(初期装入順・圧延順)に対する最善解として保存する。
本ステップ(S3)では、指定回数入力ステップ(S0)で指定された回数、上記初期装入順・圧延順作成ステップ(S1)および装入順・圧延順改善ステップ(S2)を繰り返し、最も総圧延時間の短い圧延順およびスラブ抽出待ち時間の少ない加熱炉装入順、つまり、最も目的関数が改善された装入順および圧延順を決定する。
前処理として、最善解を求める際にデータベースなどの記憶手段に、演算データを一時記憶するのに使用するデータ記憶領域のデータの初期化と、実行回数の読み込み(図5のS0の処理に相当)を行う。ここで、最善解を求める際に、一時記憶されるデータとは、目的関数の値および図11に示される装入順や圧延順に関するデータである。
N個のCPUに対して、それぞれ初期装入順・圧延順作成ステップ(図5のS1の処理に相当)によって初期解を作成の後、図22に示される、装入順・圧延順改善ステップ(図5のS2の処理に相当)を実行させる。各CPUで作成される初期解は、クレーンの掴み制約条件を満たす範囲、つまり掴み単位の上下限の範囲内で、例えば、乱数などを用いてランダムに決定するので、基本的にはそれぞれが異なる値になる。また、意図的に、掴み単位が異なるように設定してもよい。
S402で指定回数M回のうち、N回分の実行を行なうようにしたので、S402相当の処理をあと何回実行する必要があるか、残り実行回数を計算する。
N個のCPUに対して、S402で実行させた初期装入順・圧延順作成ステップ(図5のS1相当)、装入順・圧延順改善ステップ(図5のS2相当)の処理について、どのCPUが演算処理が終了しているか(つまり、次の演算処理をすることが可能か)を監視する。そして、演算処理が終了したCPUがあれば(S404のYes)、次のS405の処理に進む。どのCPUも演算処理が終了していない場合(S404のNo)には、S404の処理に戻る。
S404で処理が終了したとして選定されたCPU(ここでは、i番目のCPUとして説明する、i=1,2,3・・・N)で計算された解が最善解かどうかを、その目的関数の値と、前回までに求められ、データ記憶領域に一時記憶されている目的関数の値とを比較することによって判別する。1回目のS405の処理では、比較対象はS401で初期化された最善解の目的関数の値となるので、基本的には最初に求められた値に変更される。2回目以降の処理では、前回までに求められ記憶されている最善解の目的関数の値との比較を行なうことになる。そして、比較の結果、前回までより目的関数の値が良くなっており、最善解であると判断された場合には、S406の処理に進み、そうでない場合にはS407の処理に進む。
S405で最善解が求められたと判断されたので、最善解を求める際に使用するデータ記憶領域(S401で初期化されたデータ記憶領域)に記憶されているデータを、i番目のCPUで求めた目的関数の値と装入順・圧延順に関するデータ(図11相当のデータ)に更新する。
S403で求めた残りの実行回数分の処理を実行したかを判断する。残りの実行回数分を実行していれば、演算が終了したCPUに新たな演算処理を実行させる必要はないので、S410に進む。まだ、残りの実行回数分に達していない場合には、新たな演算を実行させる必要があるので、S408に進む。
S404で演算が終了したとして抽出されたi番目のCPU(i)に対して、新たな演算処理(異なる初期解での最善解を求める処理)を行なうために、初期装入順・圧延順作成ステップによって初期解を作成の後、図22に示される、装入順・圧延順改善ステップを実行させる。なお本S408は、S402と同じ処理である。
S408で残りの実行回数のうち、1回分を行なったので、残りの実行回数の値をデクリメント(1減算)する。そして、S404に戻って、以降の処理を繰り返す。
S401で読み込んだ実行回数分(M回)の演算処理を行ったかを判断する。読み込んだ実行回数分の演算処理が終了した場合(S410のYes)には、S411に移行する。一方、M回の実行が終了していない場合には、S404に戻り、以降の処理を繰り返す。
データ記憶領域に記憶されている最善解、つまり、M回の演算結果のうち最も目的関数が良かった解に対応する装入順および圧延順を最適解として表示手段に出力し終了する。
2 スラブ
3 トレーラ
4 スラブヤード
5 クレーン
6 装入テーブル
7 加熱炉
8 圧延機
81 圧延ロール
9 上位コンピュータ
10 加熱炉装入順・圧延順決定装置
11 初期装入順・圧延順作成手段
12 装入順・圧延順改善手段
13 最適装入順・圧延順決定手段
Claims (8)
- 加熱炉で加熱されたスラブを熱間圧延する鋼板の製造において、圧延対象の複数種類のスラブに関するスラブサイズ、スラブの仕上げ幅及び仕上げ厚に応じて分類されたロールチャンス区分、スラブの圧延途中での冷却の有無と冷却時間の短長に応じて分類された圧延種別を含む属性データ、および、ロールチャンス区分毎に設定されたスラブの圧延位置の範囲を記述した圧延制約データを読み込み、
属性データおよび圧延制約データを考慮して複数に分類して山積みされたスラブヤード内のスラブの山から、クレーンが一度に持ち上げることの出来る重量、および、クレーンが一度に掴むことの出来るスラブ厚であるクレーンの掴み制約条件を満たす範囲で任意に掴み出された1以上のスラブからなる掴みグループを、掴み出された順番に並べて各スラブの加熱炉への装入順およびスラブの圧延順データを作成する初期装入順・圧延順作成ステップと、
該初期装入順・圧延順作成ステップにより作成された圧延順データに関し、掴み出された順番に並べられた掴みグループの連続する1以上の掴みグループを所定の条件に基づいてグルーピングを行い作成した圧延グループの任意の圧延グループに対して、任意に選択した掴みグループを移動させて、圧延順と加熱炉装入順の再構成を行い、総圧延時間および予め決められたスラブ加熱時間と加熱炉での滞留時間との差であるスラブ抽出待ち時間の評価を含んだ目的関数の算出を行い、該算出された目的関数の数値が、前記掴みグループを移動させて圧延順と加熱炉装入順の再構成を行う直前の目的関数の数値より小さい場合には目的関数が改善されたとして、改善されている場合には、前記再構成した圧延順と加熱炉装入順に変更し、
さらに、他の圧延グループに対して任意の掴みグループの移動を行い、前記目的関数の改善を繰り返すことで、前記初期装入順・圧延順作成ステップで作成された圧延順および加熱炉装入順に対して、総圧延時間のより短い圧延順および前記スラブ抽出待ち時間のより少ない加熱炉装入順を決定する装入順・圧延順改善ステップと、
指定された回数、前記初期装入順・圧延順作成ステップおよび装入順・圧延順改善ステップを繰り返し、最も総圧延時間の短い圧延順および前記スラブ抽出待ち時間の少ない加熱炉装入順を決定する最適装入順・圧延順決定ステップと
を有することを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定方法。 - 装入順・圧延順改善ステップにおける目的関数が、前記総圧延時間と、前記スラブ抽出待ち時間の和と、作成された圧延順と加熱炉装入順において、複数の加熱炉に装入された全てのスラブがそれぞれの加熱炉より抽出された時の抽出時刻に対して、それぞれの加熱炉の前記抽出時刻の差の絶対値として定義される加熱炉間の終了時刻差と、追い越し圧延実現、ロールチャンス区分集約、スラブサイズ集約、圧延幅平準化、スラブの加熱炉内での在炉時間平準化、スラブヤードに山積まれているスラブの同山集約、加熱炉装入時刻遵守の各改善度合いをボーナス値として得点化したボーナス関数と、ロールチャンス区分毎に定められた、圧延回数組み込み制約における数値範囲を超えた値の数値の2乗値評価であり、数値範囲制約の範囲を超えた量の絶対値に重み付けした値であるペナルティ関数と、からなる下式(1)により算出されることを特徴とする請求項1に記載の加熱炉装入順・圧延順決定方法。
目的関数=A×総圧延時間 + B×スラブ抽出待ち時間和 + C×加熱炉間の終了時刻差
+ ボーナス関数 + ペナルティ関数 ・・・(1)
ここで、前記A,B,Cは重み係数を表す。 - 加熱炉で加熱されたスラブを熱間圧延する鋼板の製造において、圧延対象の複数種類のスラブに関するスラブサイズ、スラブの仕上げ幅および仕上げ厚に応じて分類されたロールチャンス区分、スラブの圧延途中での冷却の有無と冷却時間の短長に応じて分類された圧延種別を含む属性データ、および、ロールチャンス区分毎に設定されたスラブの圧延位置の範囲を記述した圧延制約データを読み込み、属性データおよび圧延制約データを考慮して複数に分類して山積みされたスラブヤード内のスラブの山から、クレーンが一度に持ち上げることの出来る重量、および、クレーンが一度に掴むことの出来るスラブ厚であるクレーンの掴み制約条件を満たす範囲で任意に掴み出された1以上のスラブからなる掴みグループを、掴み出された順番に並べて各スラブの加熱炉への装入順およびスラブの圧延順データを作成する初期装入順・圧延順作成手段と、該初期装入順・圧延順作成手段により作成された圧延順データに関し、掴み出された順番に並べられた掴みグループの連続する1以上の掴みグループを所定の条件に基づいてグルーピングを行い作成した圧延グループの任意の圧延グループに対して、任意に選択した掴みグループを移動させて、圧延順と加熱炉装入順の再構成を行い、総圧延時間および予め決められたスラブ加熱時間と加熱炉での滞留時間との差であるスラブ抽出待ち時間の評価を含んだ目的関数の算出を行い、該算出された目的関数の数値が、前記掴みグループを移動させて圧延順と加熱炉装入順の再構成を行う直前の目的関数の数値より小さい場合には目的関数が改善されたとして、改善されている場合には、前記再構成した圧延順と加熱炉装入順に変更し、さらに、他の圧延グループに対して任意の掴みグループの移動を行い、前記目的関数の改善を繰り返すことで、前記初期装入順・圧延順作成手段で作成された圧延順および加熱炉装入順に対して、総圧延時間のより短い圧延順および前記スラブ抽出待ち時間のより少ない加熱炉装入順を決定する装入順・圧延順改善手段と、指定された回数、前記初期装入順・圧延順作成手段および装入順・圧延順改善手段を繰り返し、最も総圧延時間の短い圧延順および前記スラブ抽出待ち時間の少ない加熱炉装入順を決定する最適装入順・圧延順決定手段とを有することを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定装置。
- 装入順・圧延順改善手段における目的関数が、前記総圧延時間と、前記スラブ抽出待ち時間の和と、作成された圧延順と加熱炉装入順において、複数の加熱炉に装入された全てのスラブがそれぞれの加熱炉より抽出された時の抽出時刻に対して、それぞれの加熱炉の前記抽出時刻の差の絶対値として定義される加熱炉間の終了時刻差と、追い越し圧延実現、ロールチャンス区分集約、スラブサイズ集約、圧延幅平準化、スラブの加熱炉内での在炉時間平準化、スラブヤードに山積まれているスラブの同山集約、加熱炉装入時刻遵守の各改善度合いをボーナス値として得点化したボーナス関数と、ロールチャンス区分毎に定められた、圧延回数組み込み制約における数値範囲を超えた値の数値の2乗値評価であり、数値範囲制約の範囲を超えた量の絶対値に重み付けした値であるペナルティ関数と、からなる下式(1)により算出されることを特徴とする請求項1に記載の加熱炉装入順・圧延順決定装置。
目的関数=A×総圧延時間 + B×スラブ抽出待ち時間和 + C×加熱炉間の終了時刻差
+ ボーナス関数 + ペナルティ関数 ・・・(1)
ここで、前記A,B,Cは重み係数を表す。 - 請求項3または4に記載の加熱炉装入順・圧延順決定装置において、前記初期装入順・圧延順作成手段および前記装入順・圧延順改善手段における演算処理を、複数の演算処理装置を備えたコンピュータを用いて前記複数の演算処理装置に分散して実行させることを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定装置。
- 請求項1または2に記載の加熱炉装入順・圧延順決定方法を用いて、決定された装入順に基づいて鋼板を加熱炉に装入する鋼板の加熱炉への装入方法。
- 請求項6に記載の鋼板の加熱炉への装入方法を用いて鋼板を製造する鋼板製造方法。
- 請求項1または2に記載の加熱炉装入順・圧延順決定方法における各ステップを、コン
ピュータに実行させることを特徴とする加熱炉装入順・圧延順決定プログラム。
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