JP5256408B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
例えば、遊技機であるスロットマシンは、遊技者により、遊技媒体となる遊技用のメダル(コイン)や遊技球(パチンコ球)が投入されて、スタートレバーが操作されることにより、外周面に所定の図柄や数字、文字などの図柄が表された複数のリール(通常3つのリール)を回転させてゲームを開始する。
そして、スロットマシンは、遊技者により任意のタイミングで停止ボタンが操作されると、リールを停止し、停止表示されたリール上の図柄に応じて所定数の遊技媒体を払い出すなどの所定の処理を行なう。
演出表示部は、例えば、ランプや液晶テレビなどで構成されている。
この演出表示部は、内部抽せんの結果、所定の当せん役の当せんを事前に報知する、いわゆる予告などを行なうことにより、遊技者の期待感を高揚させる。
このスロットマシンは、遊技者に視覚情報を表示する視覚情報表示手段を備えている。
この視覚情報表示手段は、予め視覚情報が担持された透過面とするフィルムと、フィルムへ向けて光を投射する光源と、被投射体に光源からの光を結像させる結像レンズとを備えている。
遊技者は、この透過光の像を視認することにより演出効果を得る。
特に、遊技機であるスロットマシンで遊技する遊技者のうち、初心者にとっては、図柄を揃える目押しが、比較的難しいことから、内部抽せんの結果などが周囲の人にも知れ渡った状態で、図柄を揃えられないと、遊技者が焦りを感じてしまっていた。そのため、遊技機の遊技者が、その他の人からの人目などを気にしてしまい、遊技を楽しめなくしてしまうおそれがあった。
また、遊技者以外のその他の人にも演出効果が知られやすいことから、遊技者が、内部抽せんの抽せん結果として、例えば、内部大当たりの演出効果を気付かずに遊技機から離れてしまったときに、その他の人が演出効果に気付いて、その遊技機で遊技する行為(いわゆるハイエナ行為)を助長しまい、客間でのトラブルが生じやすくなるおそれもあった。
また、その他の人に、内部大当たりが成立した状態などを把握させにくくして、その他の人からの注目を浴びないようにすることができる。
図1は、本実施形態に係る遊技機の概略正面図である。
また、図2は、本実施形態に係る遊技機の概略構成図である。
本実施形態の遊技機は、これらの図に示すように、スロットマシン1で構成されている。
このスロットマシン1は、複数のリール21a〜21cを有したドラムユニット20と、遊技者が操作する操作部と、視覚的や聴覚的な演出を行なう演出部と、各部の制御を行なう制御部10とを備えている。
第一から第三のリール21a〜21cは、図示しないモータにより個別に回転させられる。
操作部は、例えば、メダル投入口6と、精算ボタン6aと、BETボタン7と、リールを回転動作させるスタートレバー4と、各リール21a〜21cに対応して設けられる第一から第三のリール停止ボタン5と、を備えている。
また、メダル投入口6から投入されるメダルや、入賞に応じて払い出すべきメダルは、クレジットメダルとして内部貯留可能となっている。
BETボタン7は、内部貯留されたクレジットメダルがある場合に、そのクレジットメダルをゲームに投入するためのスイッチである。
BETボタン7としては、一回の押釦により、一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常三枚)をクレジットメダルから投入するMAXBETボタン7a、及び、一回の押釦で一枚のメダルをクレジットメダルから投入する1BETボタン7bとがある。
この停止ボタン5としては、第一のリール21aに対応する第一のリール停止ボタン5a、第二のリール21bに対応する第二のリール停止ボタン5b及び第三のリール21cに対応する第三のリール停止ボタン5cがある。
この各停止ボタン5a〜5cは、遊技者の任意のタイミングで押釦されることで、制御部10にストップ信号が出力され、対応する各リール21a〜21cの回転が停止される。
表示モニタ97及びスピーカ98は、停止したリール21a〜21cに応じて、例えば、所定の役に当せんしたときに、演出制御部40の制御により、所定の表示映像及び音声を出力する。
ここでいう光線は、可視光線及び不可視光線を含む。
この光線照射部90〜95は、スロットマシン1上部の上部化粧板3であって、表示モニタ周囲の枠部分に複数箇所(本実施形態では六箇所)設けられている。
また、光線照射部90〜95は、図5〜図8に示すように、操作部の所定部位を操作する遊技者の手Hに光線の照射像を形成可能に、その光線の照射位置が設定されている。
光線照射部94の光線は、図6に示すように、スタートレバー4及びその周囲に向けられており、スタートレバー4を操作する手Hに照射可能になっている。
光線照射部91〜93の光線は、図7に示すように、第一から第三のリール停止ボタン5a〜5cのスロットマシン1の正面方向近傍に向けられており、第一から第三のリール停止ボタン5a〜5cを操作する手Hに照射可能になっている。
このようにすると、スロットマシン1は、遊技者が、MAXBETボタン7a、スタートレバー4、各リール停止ボタン5a〜5c、メダル投入口6への操作を行なうときに、光線照射部90〜95からの光線を遊技者の手Hに照射することができる。
光源900は、指向性を有する光線(本実施形態では、例えば、白色の可視光線)を発生可能な、例えば、スポットライトやLEDで構成されている。
絵柄形成手段905は、照射像の絵柄を異なる絵柄に遷移させる絵柄遷移手段を備えている。
ここでいう絵柄とは、文字、図形、記号及びこれらの組み合わせたものなどである。
本実施形態においては、絵柄形成手段905は、例えば、光源から照射される光線の照射方向側に設けられるフィルタ901で構成されている。
これらの領域901a,901bは、透過した光線を変色させて照射像を所定の絵柄にする機能を備えている。
また、絵柄遷移手段は、フィルタ901の中心軸を回転させるステッピングモータ902で構成されている。
ステッピングモータ902は、フィルタ901を回転させることにより、二つの領域901a,901bのうちいずれか一方に、光源からの光線上に位置させられる(図3では符号901a)。
本実施形態においては、例えば、一方のフィルタ901aが形成する照射像は(図4(a)参照)、影付きの爆発図形の上に、影付きの「GOGO!」の文字を重ねてなる。
また、この照射像の「GOGO!」の文字部分は、一方のフィルタ901aが形成する照射像の「GOGO!」の文字部分と、異なる色に着色されている(符号905のドット模様が付された部分)。
一例として、絵柄形成手段905は、後述の抽せん部の抽せん結果に基づいて、その絵柄遷移手段であるステッピングモータ902が軸を回転することにより、絵柄を遷移させる。
すなわち、例えば、絵柄形成手段905が、通常時において、一方のフィルタ901aを用いて照射像を形成し(図3及び図4(a)参照)、内部大当たり後において、他方のフィルタ901bを用いて照射像を形成する(図3及び図4(b)参照)。
このようにすると、スロットマシン1は、遊技者に、絵柄により当せん結果を認識させることができ、通常時にも照射されているので、その他の人が光線が照射されいるか否かでは当せん結果を認識できなくなるので、より一層、その他の人に大当たりなどの当せん結果を知られにくくすることができる。
すなわち、例えば、絵柄形成手段905が、第一リール停止ボタン5aが押釦されたときに、一方のフィルタ901aを用いて照射像を形成し(図3及び図4(a)参照)、第二リール停止ボタン5bが押釦されたときに、他方のフィルタ901bを用いて照射像を形成する(図3及び図4(b)参照)。
このようにすると、絵柄遷移手段(ステッピングモータ902)が、遊技者に、操作タイミングごとに異なる絵柄を見せることができ、遊技者の大当たりなどが当せんする期待感を高揚させることができる。
なお、本実施形態において、光源が単色光を発する構成としたが、例えば、三色LEDを用いて、多色の発光源とする構成としてもよい。このようにすると、光源が、種々の色を被照射部位に照射することができ、より一層、視覚的な演出効果を増すことができる。
本実施形態においては、例えば、MAXBETボタン7a及びその周囲と、スタートレバー4自体と、メダル投入口6及びその周囲とが照射像を視認不能に形成されている。
これらの部位は、例えば、シボ模様などの表面加工を被照射部位に施すことにより、照射された光線を拡散反射させて、照射像を視認不能にしている。
なお、ここでいう視認不能に形成する技術としては、例えば、実際に照射像が見えなくなる技術だけでなく、被照射部位に形成された照射像が視認困難になるなどの技術も含まれる。
なお、例えば、このような照射像を視認不能にする技術としては、照射像と同様の絵柄を被照射部位に描くことにより、被照射部位に照射像が形成されていても、光線照射部からのものか、被照射部位に描かれた図柄のものかわからなくして、照射像の視認を困難にするなどしてよい。
すなわち、被照射部位は、照射像を視認不能にする技術であればどのような技術を適用してもよい。
このようにすると、MAXBETボタン7a及びスタートレバー4を操作する位置に手Hがない状態で、光線照射部から光線の照射があっても、これらの部分には光線の照射像が、現れなくなるので、遊技者以外のその他の人が後述の内部大当たりの結果を知ることができにくくなる。
例えば、光線照射部が、操作に無関係な位置などを含む所定の部位に対応する方向に光線を照射させるようにし、遊技者が手をかざすことにより当せん結果を知るようにしてもよい。
この場合、遊技者が、内部大当たりなどの当せん結果を遊技者自身の意思で見に行くことにより、内部結果の告知のタイミングが遊技者にコントロールされるので、遊技する本人のみが視覚的な演出を得させやすくすることができる。
また、演出制御部40は、スロットマシン1自体の遊技動作タイミング、遊技者の操作タイミングなどの所定のタイミングで光線照射部90〜95に照射動作を行なわせる照射制御部41を備えている。
この照射制御部41は、遊技者による操作部の操作タイミングに基づいて、光線照射部90〜95に照射動作を行なわせる機能を備えている。
ここでいう操作タイミングとは、一のゲームの進行に応じて、操作部の各部位を操作するそれぞれの段階である。
この照射制御部41は、後述の制御部10側からの操作タイミング信号が入力されることにより、操作タイミングを判定し、この判定した操作タイミングに基づいて、各光線照射部90〜95の動作及び非動作を制御する。
この照射位置移動手段は、各操作タイミングに対応して、各光線照射部90〜95に動作及び非動作を行なわせる。
被照射物検知センサ42は、各光線照射部90〜95に対応して設けられており、遊技者の手Hを検知したときに、照射制御部41に光線照射部90〜95を照射動作させ、検知しないときに、照射制御部41に光線照射部90〜95を非照射動作させている。
また、制御部10は、所定の抽せんを行なう抽せん部11と、リールの回転を制御するリール回転制御部12とを備えている。
抽せん部11及びリール回転制御部12は、記憶装置に記憶されたプログラムが、CPU及びRAMで実行されることにより実現される。
また、抽せん部11は、スタート信号が入力されると、例えば、図9に示す抽せん対象が抽選される乱数テーブルに基づいて、いわゆる内部抽せん処理を行なう。
内部抽せん処理において、抽せんされる抽せん対象には、遊技者に対して遊技価値が付与される役と、遊技価値の付与されないハズレがある。遊技価値が付与される役としては、所定枚数のメダルの払い出しがなされる種々の小役(図9中小役A〜C)、遊技状態をボーナス遊技として小役の当せん確率を向上させるビッグボーナス及びレギュラーボーナス、遊技者が次のゲームのメダルを投入することなく再遊技可能になる再遊技役(リプレイ)、などがある。
本実施形態において、抽せん部11は、内部抽せん処理において、抽せん結果に基づき、ビッグボーナス(BB)及びレギュラーボーナス(RB)を当せんしたときに、所定の信号として、内部大当たり信号を照射制御部41に出力する。
リール回転制御部12は、スタート信号が入力されると、第一のリール21a,第二のリール21b及び第三のリール21cに回転開始信号を出力し回転させる。
また、このリール回転制御部12は、遊技者による各第一のリール停止ボタン5a〜5cの押釦操作に応じて、各リール停止ボタン5a〜5cから停止信号が入力される。
また、リール回転制御部12は、操作タイミングがどの段階であるかを識別可能な操作タイミング信号が、照射制御部41に出力される。
例えば、抽せん結果がハズレである場合には、リール回転制御部12は、リール停止ボタン5a〜5cを押すタイミングにかかわらず各リール21a〜21cが入賞配列の図柄で揃わないように制御する。
また、リール回転制御部12は、抽せん部の抽せん結果が、所定の役に当せんした場合は、入賞配列を構成する図柄が所定の図柄設定範囲にあるタイミングで、リール停止ボタン5a〜5cが押釦された場合には、各リール21a〜21cを入賞配列の図柄で揃うように制御する。
まず、スロットマシン1のゲームの一連の遊技動作の流れを説明する。
まず電源が投入されると、初期化処理が行なわれる(S1−1)。初期化設定は、制御部10のRAMの作業領域の初期化や、遊技状態を設定する処理など各種の初期設定が行なわれる。
本実施形態では、遊技状態としては、例えば、通常の状態である通常遊技やボーナス遊技などがある。
制御部10は、メダル投入処理においては、メダル投入口6に入れられるメダルの枚数を貯留枚数に加算するとともに、遊技者により押釦されたMAXBETボタン7a及び1BETボタン7bにより貯留メダル枚数を減少させる。
この状態において、制御部10は、スタートレバー4の操作によりゲームをスタート可能な状態とするとともに、リール回転制御部12が、MAXBETボタン7a及び1BETボタン7bが操作されたタイミングである旨の情報を含む操作タイミング信号を照射制御部41に出力する。
この状態で、遊技者によりスタートレバー4が押下操作されると(S1−3Yes)、スタートレバー4からのスタート信号が、抽せん部11及びリール回転制御部12に入力される。
抽せん部11は、スタート信号が入力されると、乱数テーブル(図9参照)に従って内部抽せん処理を行なう(S1−4)。
また、抽せん部11は、抽せん結果によっては、照射制御部41に内部大当たり信号を出力する。
リール回転制御部12は、リール回転制御処理において、まず、ドラムユニット20に各リール21a〜21cを回転させ、各リール21a〜21cの回転速度が所定速度になったときに、各リール停止ボタン5a〜5cの押釦操作を可能とする。
そして、リール回転制御部12は、停止信号及び抽せん結果に基づいて、リール停止制御処理を行なう(S1−6)。
また、リール回転制御部12は、抽せん結果が所定の役であるときには、リール停止ボタン5a〜5cを押釦したタイミングに基づき、この内部当せんした役に関連する図柄配列となるように各リールを停止制御する。
また、リール回転制御部12は、抽せん結果がハズレのときは、図柄が揃わないように制御する。
制御部10は、停止図柄判定処理において、停止図柄の組み合わせが、リプレイであるときは再遊技のために、遊技者に、BETボタン7の押釦操作を行なうことなく次のゲームを行なわせる(S1−8Yes)。
また、制御部10は、停止絵柄の組み合わせが、ハズレであるときには、絵柄を揃えずに払い出し処理等を行なわない(S1−9No)。
その後、制御部10は、遊技者がメダルを投入口6に入れたり、BETボタン7を押釦したりすることにより(S1−2)、次のゲームの開始を可能とする。
遊技者は、このようにしてゲームを繰り返す。
また、このようなボーナス遊技以外の通常遊技などにおける遊技状態のゲーム中であって、抽せん部11の内部抽せんにおいて(S1−4)、レギュラーボーナス又はビッグボーナスの内部当せんがあったときは、抽せん部11は、演出制御部40の照射制御部41に内部大当たり信号を出力する。
以下には、レギュラーボーナス,ビッグボーナスに当せんした内部当たり中において、抽せん部11が、内部大当たり信号を照射制御部41に出力した状態における照射制御部41の制御について説明する。
この際、照射制御部41には、スタートレバー4の押下された旨の情報を含む操作タイミング信号が、既に入力されているので、次に操作すべき部位は、各リール停止ボタン5a〜5cとなる。そのため、照射制御部41の照射位置移動手段は、各リール停止ボタン5a〜5cに対応して設けられる光線照射部91〜93を選択し、遊技者の手Hがリール停止ボタンを押釦操作するまで待機する(S2−6No)。
この際、図7に示すように、光線照射部91〜93は、光線を照射することにより、光線の照射像を遊技者の手Hに形成する。
そして、停止図柄判定処理において(S1−7)、例えば、「7・7・7」又は「BAR・BAR・BAR」などのボーナス絵柄で停止し、レギュラーボーナス又はビッグボーナスが当せんしているときには(S1−9Yes)、スロットマシン1は、次のゲームから所定数のメダルが払い出されるまでの間、遊技状態がボーナス遊技となる。
照射制御部41は、持ち越されたレギュラーボーナス又はビックボーナスの内部大当たり信号があるので(S2−1Yes)、入力された操作タイミング信号に基づいて次に操作されるべき部位がスタートレバー4であると判定し、光線照射部94を選択する(S2−2)。
その後、照射制御部41は、スタートレバー4が操作されて、リール回転制御部12からスタートレバー4が操作された状態である情報を含む操作タイミング信号が入力されると(S2−6Yes)、リール停止ボタン側に光線を照射可能な光線照射部91〜93を選択して(S2−1Yes,S2−2)、上記と同様にしてこれらを動作させる。
そして、照射制御部41は、被照射物検知センサ42が、MAXBETボタン7aの近傍に遊技者の手Hがあることを検知したときに、光線照射部90を動作させる(S2−3Yes,S2−4)。また、照射制御部41は、被照射物検知センサ42の検知がないときは、光線照射部90を動作させない(S2−3No,S2−5)。
この操作タイミング信号が入力された照射制御部41は、メダル投入口6に光線を照射可能な、光線照射部95を選択し(S2−2)、被照射物検知センサ42が、メダル投入口の近傍に遊技者の手Hがあることを検知したときに、光線照射部95を動作させる(S2−3Yes,S2−4)。また、照射制御部41は、被照射物検知センサ42の検知がないときは、光線照射部95を動作させない(S2−3No,S2−5)。
その後、照射制御部41は、上記と同様にして、MAXBETボタン7aに光線を照射可能な光線照射部90を動作させる。
また、MAXBETボタン7a又は1BETボタン7bが遊技者により押釦されたあとは、上記と同様にして、照射制御部41が、光線照射部91〜94を動作させて、スタートレバー4及びリール停止ボタン5a〜5c側に光線を照射する。
また、スロットマシン1は、光線の照射像が遊技者の手Hに形成されているので、このスロットマシン1を遊技する遊技者本人のみが、所定のタイミングで視覚的な演出の一部又は全部を、容易に受けられるようにすることができる。
これにより、スロットマシン1は、遊技者以外のその他の人に対し、視覚的な演出に気付かせにくくすることにより、その他の人から遊技者が注目されにくくすることができ、遊技者が人目などを気にする事態を防止することができるので、遊技者が、遊技に集中するようになり、遊技を容易に楽しむことができる。
これにより、スロットマシン1は、より一層、その他の人に演出を知らせにくくでき、遊技者が遊技に集中できるようになり、遊技を楽しませしめることができる。
このようにすると、スロットマシン1は、光線照射部90〜95からの光線を手Hに照射し、その照射像を遊技者に視認させることにより、スロットマシン1の遊技状態が、例えば、ビックボーナス又はレギュラーボーナスなどの将来的に多くの遊技媒体(メダル)の獲得が確実な状態に移行可能であることを、遊技者に予見させることができる。そのため、スロットマシン1は、遊技者の期待感を高揚させることができる。
すなわち、遊技者が、内部大当たりが成立した状態などが周囲の人にも知れ渡ることなく遊技することができるので、遊技者が、例えば、初心者等の図柄を揃える目押しが不慣れなものであっても、焦りを感じることなく遊技することができる。そのため、遊技者は、遊技を十分に楽しむことができる。
また、被照射物検知センサ42により、光線照射部90〜95の光線の経路上又は光線近傍に位置する遊技者の手Hを検知したときに、光線照射部90〜95を照射動作させるので、これによっても、不必要な時期に、光線を照射する事態を防止することができる。
これにより、スロットマシン1は、より一層、遊技者以外の人に対し、内部大当たりが成立した状態などを認識させにくくすることができるようになり、このスロットマシン1側にこれらの人の注意を向けにくくすることができる。
例えば、遊技機がスロットマシンである構成としたが、パチンコ機である構成としてもよい。
また、照射制御部の照射位置移動手段が、複数の光線照射部からいずれかを選択することにより、照射位置を移動させたがこれに限定されるもので無く、例えば、光線照射部において光線の照射方向をモータなどにより、移動させるようにしてもよい。
また、光線照射部が照射する操作部の所定部位が、MAXBETボタン、スタートレバー、第一から第三のリール停止ボタン、メダル投入口である構成としたが、上述の部位に限定されるものでなく、精算ボタン、1BETボタンや、操作になんら関係無い部位であってもよい。
また、絵柄遷移手段は、例えば、所定波長の光線のみ透過する複数の部分を備えたフィルタで構成してよく、これに、複数色の光源から色を切り替えて照射することにより絵柄を遷移させてもよい。
また、絵柄遷移手段は、液晶プロジェクタなどにより動画の照射像を形成する構成としてもよい。
また、光線照射部が、光線として、不可視光線である紫外光線や赤外光線を照射する構成とし、被照射部位が、これらの光線により蛍光可能な材料などにより形成されたり、蛍光可能な塗料が塗布される構成としてもよい。このようにすると、遊技者は、非照射部位からの蛍光発光を視認することにより視覚的な演出を得ることができる。
また、光線照射部が、光線として、不可視光線である遠赤外線を照射する構成とし、非照射部位である手が暖かくなることにより、所定の演出効果をえる構成としても良い。
また、照射制御部が、当せん部の内部当せん結果が内部大当たりのときに、光線照射部を照射動作させる構成としたがこれに限定されるものでなく、小役当たりのときなどにおいて、光線照射部を所定の照射動作させる構成としてもよい。また、照射制御部が、光線照射部を通常時に光線を照射動作させ、当せん部の内部当せん結果が内部大当たりのときに、光線照射部を非照射動作させる構成としてもよい。
3 上部化粧板
4 スタートレバー
5(5a〜5c) リール停止ボタン
6 メダル投入口
6a 精算ボタン
7 BETボタン
7a MAXBETボタン
7b 1BETボタン
8 遊技メダル払出口
10 制御部
11 抽せん部
12 リール回転制御部
20 ドラムユニット
21a〜21c リール
40 演出制御部
41 照射制御部
42 被照射物検知センサ
90〜95 光線照射部
97 表示モニタ
98 スピーカ
Claims (3)
- 視覚的な演出表示を行なう遊技機であって、
遊技者が操作する操作手段と、
前記操作手段を操作する遊技者の手の可動範囲内に、所定の光線を照射可能な光線照射手段と、
所定のタイミングで前記光線照射手段に照射動作を行なわせる照射制御手段と、を備え、
前記照射制御手段が、前記遊技者による前記操作手段の操作タイミングに基づいて、前記光線照射手段に照射動作を行なわせることを特徴とする遊技機。 - 視覚的な演出表示を行なう遊技機であって、
遊技者が操作する操作手段と、
前記操作手段を操作する遊技者の手の可動範囲内に、所定の光線を照射可能な光線照射手段と、
所定のタイミングで前記光線照射手段に照射動作を行なわせる照射制御手段と、を備え、
前記光線照射手段から照射された光線の被照射部位が、前記光線の照射像を視認不能に形成されることを特徴とする遊技機。 - 視覚的な演出表示を行なう遊技機であって、
遊技者が操作する操作手段と、
前記操作手段を操作する遊技者の手の可動範囲内に、所定の光線を照射可能な光線照射手段と、
所定のタイミングで前記光線照射手段に照射動作を行なわせる照射制御手段と、
前記光線照射手段の光線の経路上又は光線近傍に、前記遊技者の手が位置するか否かを検知する被照射物検知手段と、を備え、
前記照射制御手段が、前記被照射物検知手段が前記遊技者の手を検知したときに、前記光線照射手段を照射動作させることを特徴とする遊技機。
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