JP5255262B2 - 発酵果汁 - Google Patents

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Description

本発明は、難消化性オリゴ糖を果汁に配合し、植物性乳酸菌で発酵させた発酵果汁、並びにそれを使用して製造される食品組成物または医薬品組成物に関する。
オリゴ糖には腸内細菌叢改善などをはじめとする、様々な生理活性作用が知られており、健康遡及型商品への適用が望まれている。中でも低カロリーであることから、難消化性オリゴ糖の使用が望ましい。
また近年、植物由来の乳酸菌、つまり「植物性乳酸菌」の高い生理活性作用が見出され、それを利用した商品の開発が望まれている。この植物性乳酸菌は、漬物などの植物由来のものから分離されるので、その発酵基質としても、果汁などの植物由来のものを用いることが適している。また一般的に植物性乳酸菌は、「耐酸性」「耐塩性」に優れ、食事に含まれる塩分や胃酸に対する耐性が高く、生菌の状態で腸まで到達する確率が高いと言われている。
一般的に、発酵乳や乳酸菌飲料に使用される動物性乳酸菌は、至適温度範囲が限定されているため、保存・流通時に温度管理をしていれば、発酵の進行停止は可能であり、pHもほとんど変化しない。
しかしながら、一般的に植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌と比較して、至適温度範囲が広く、室温以下の温度でも発酵が進行しやすい傾向にある。例えば、商品を購入し、店頭から持ち帰るわずかな時間、常温にさらされる、あるいは家庭の冷蔵庫で保存するなど、当然予想される消費者行動の過程で発酵が進行する。また発酵が進行すれば、pHが低下して酸味が強くなる等、品質が安定せず、設計通りの商品が提供できなくなるという問題がある。
特許文献1には、ある特定の水不溶性天然セルロース系物質を、セルラーゼの存在下で酵素分解して得られた、セロオリゴ糖を含むことを特徴とする食品組成物や医薬品組成物の記載がある。しかしながら、具体的にセロオリゴ糖を含有する食品組成物や医薬品組成物の例は示されておらず、その効果の実態は不明である。
特許文献2には、セロオリゴ糖を含有する食品組成物の例として、「ジュース」の記載はあるが、発酵食品についての記載は無く、内容を異にするものである。
特許文献3には、セロオリゴ糖を含有する味質改良剤と甘味料組成物を使用した、食品組成物の例として、「嗜好飲料」「紅茶飲料」「コーヒー飲料」「炭酸飲料」「シュガーレスクッキー」の記載があるが、発酵食品についての記載は無く、さらに効果は味質改善である。
特許文献4には、β−グルコオリゴ糖を添加した、乳類を含む飲食物の記載があるが、このβ−グルコオリゴ糖の実態はゲンチオオリゴ糖であり、またその効果は味質改善であることから、本願発明と内容を異にするものである。
特許文献5および6には、植物性乳酸菌を使用した発酵飲食品に関する記載があるが、本発明の必須成分である難消化性オリゴ糖に関する記載はない。またpH調整剤を添加する煩雑な方法であり、難消化性オリゴ糖を添加するだけの本発明とは内容を異にするものである。
WO/2006/011479 WO/2007/037249 特開2002−223721号公報 特開2002−335903号公報 特開2007−195414号公報 特開2007−195415号公報
本発明は、難消化性オリゴ糖を果汁に配合し、植物性乳酸菌で発酵させた発酵果汁、並びにそれを使用して製造される食品組成物または医薬品組成物を提供することを課題とする。
すなわち本発明は、以下の通りである。
(1) 0.1〜質量%のセロオリゴ糖、ラフィノースから選択される1種以上の難消化性オリゴ糖を含有し、果汁をLactobacillus pentosus、Lactobacillus brevis、又はLactobacillus caseiのいずれかである植物性乳酸菌で発酵させることにより得られる発酵果汁。
(2) 難消化性オリゴ糖がセロオリゴ糖である、(1)に記載の発酵果汁。
(3) 植物性乳酸菌が、Lactobacillus brevisである、(1)又は(2)に記載の発酵果汁。
(4) さらに1ppm〜10質量%の高甘味度甘味料を含有する、(1)から(3)のいずれかに記載の発酵果汁。
(5) (1)から(4)のいずれかに記載の発酵果汁を使用して製造される、食品組成物。
本発明によれば、難消化性オリゴ糖を果汁に配合し、植物性乳酸菌で発酵させることで健康志向型の発酵果汁と、それを使用して製造される食品組成物または医薬品組成物を提供することができる。さらに難消化性オリゴ糖を配合することで、発酵の進行を抑制することが可能となり、品質の安定した設計通りの発酵果汁を提供することができる。
本発明者は、難消化性オリゴ糖を果汁に配合し、植物性乳酸菌で発酵させることで健康志向型の発酵果汁と、それを使用して製造される食品組成物または医薬品組成物を提供することができることを発見した。さらに難消化性オリゴ糖を配合することで、発酵の進行を抑制することが可能となり、品質の安定した設計通りの発酵果汁を提供することができることを見出し、本発明をなすに至った。
以下、本発明について具体的に説明する。
一般的にオリゴ糖とは、単糖類が2〜10個結合したものをさし、本発明の難消化性オリゴ糖もこれに含まれる。
本発明の難消化性オリゴ糖とは、健康増進法に基づく、健康表示基準対応のエネルギー換算係数が、0〜3kcal/gのオリゴ糖であり、その種類は特に限定されるものではない。ただし安全性が保証されているもの、例えば、ラフィノース、セロオリゴ糖が好ましく、その中でも特にセロオリゴ糖が好ましい。またセロオリゴ糖の主成分である、セロビオースのエネルギー換算係数は、2kcal/gである。
難消化性オリゴ糖の添加量としては、発酵前の組成物全量に対して、0.0001〜40質量%、好ましくは0.01〜20質量%、さらに好ましくは0.1〜10質量%である。0.0001質量%未満であると発酵抑制効果は望めず、40質量%より多いと発酵果汁としての食感に違和感が生じる。
ここで言うラフィノースとは、D−ガラクトース、D−グルコース、D−フルクトースからなる三糖である。
本発明のセロオリゴ糖とは、グルコピラノース単位が2〜6個程度、β−1,4結合した構造を持つオリゴ糖であり、セロビオース、セロトリオース、セロテトラオース、セロペンタオースおよびセロヘキサオースからなる群より選択される主成分を、50質量%以上含有する。この主成分とその含有量としては、セロビオースを70質量%以上含有することが好ましく、90質量%以上であれば、さらに好ましい。これは上述のセロオリゴ糖主成分の中で、水に対する溶解度はセロビオースが最も高いことから、本発明の発酵乳や乳酸菌飲料に最も適しているからである。
また上述のセロオリゴ糖は、副成分としてグルコースを含有しても構わないが、吸湿性やカロリーの問題から、含有量は10質量%以下であることが好ましい。
本発明のセロオリゴ糖の製造方法としては、特に規定するものではないが、安全性の点からは、セルロース系物質をセルラーゼで酵素分解して得られるものを使用するのが好ましい。
ここで言うセルラーゼとは、セルラーゼを分解する酵素の総称であり、セルロースの分解活性を有する酵素が全て含まれる。セルラーゼ酵素源は、特に限定されるものではないが、例えばセルラーゼ産生菌体、菌体の産生する酵素を精製したもの、精製酵素を添加剤等とともに製剤化したものなどがあげられる。またその剤形も、特に限定されるものではないが、例えば液体、粉末、顆粒などがある。
セルラーゼの起源についても、特に限定されるものではなく、公知のセルラーゼ産生微生物としては、Tricoderma属、Acremonium属、Aspergillus属、Bacillus属、Pseudomonas属、Penicillium属、Aeromonus属、Irpex属、Sporotrichum属、Humicola属、Cellovibrio属などがあるが、セルロースを分解する酵素であれば、上記公知の菌由来の酵素に限らず、新規の菌由来の酵素も、本発明でいうセルラーゼに含まれる。
本発明の果汁とは、植物性原料から得られる水分を含有する、液体、ペースト、固体であり、その植物性原料は特に限定されるものではないが、果実類、野菜類、豆類、穀物類などを使用するのが好ましい。
果実類としては、例えば、リンゴ、オレンジ、グレープフルーツ、夏ミカン、八朔、温州ミカン、ザボン、ユズ、カボス、ボンタン、ライム、キウイフルーツ、パイナップル、マンゴー、グアバ、パパイヤ、メロン、アセロラ、レモン、ナシ、モモ、スモモ、アンズ、ウメ、イチゴ、ラスベリー、ブルーベリー、イチジク、スイカ、バナナ、ブドウなどがあげられる。
野菜類としては、例えば、ニンジン、ほうれん草、ケール、小松菜、青梗菜、クレソン、トマト、ナス、ゴーヤ、ヘチマ、キュウリ、ズッキーニ、ゴボウ、レンコン、キャベツ、レタス、白菜、タマネギ、大根、カブ、キノコ類などがあげられる。
豆類としては、例えば、大豆、青豆、そら豆、えんどう豆などがあげられる。
穀類としては、例えば、イモ類(サツマイモ、ジャガイモ、サトイモ、ヤマイモ等)、米類(白米、玄米、胚芽等)、麦類(大麦、小麦、カラス麦、ライ麦等)、ヒエ、アワなどがあげられる。
乳酸菌は、「植物性乳酸菌」と「動物性乳酸菌」に大別される。動物性乳酸菌とは、牛乳、肉類、腸管などの動物由来のものから分離される乳酸菌のことであり、本発明の植物性乳酸菌とは、味噌、醤油、漬物、キムチ、サワークラウト、ザーサイ、ワイン、糠、牧草、米、麦、麦芽など加工食品を含む植物由来のものから分離され、糖質などを利用して乳酸を産生する乳酸菌のことである。
本発明の植物性乳酸菌の形態は、特に限定されるものではなく、例えば、寄託株などの菌体、菌体を添加剤とともに製剤化したもの、菌体を含む食品や医薬品組成物などを利用することが可能である。また剤形も、特に限定されるものではないが、例えば、液体、粉末、顆粒などがある。
ここで言う植物性乳酸菌の菌種としては、特に規定するものではないが、Lactobacillus属、bifidobacterium属、Lactococcus属、Pediococcus属、Leuconostoc属などが、良く知られており、単独で使用することも、複数を組み合わせて使用することも可能である。
具体的には、Lactobacillus plantarum、Lactobacillus pentous、Lactobacillus brevis、Lactobacillus sakei、Lactobacillus fementum、Lactobacillus bulgaricus、Lactobacillus helveticus、Lactobacillus gasseri、Lactobacillus reuteri、Lactobacillus acidophilus、Lactobacillus casei、Lactobacillus paracasei、Lactobacillus johnsonii、Lactobacillus rhamnosus、Lactobacillus salivarius、Lactococcus lactis、Lactococcus diacetylactis、Tetragenococcus halophilus(Pediococcus halophilus)、Pediococcus acidilactici、Pediococcus pentosaceus、Streptococcus thermophilus、Leuconosto mesenteroides、Bacillus coagulans、Bifidobacterium lactis、Bifidobacterium longum、Bifidobacterium breve、Streptococcus Thermophilusなどがあげられる。
この中でも、Lactobacillus plantarum、Lactobacillus pentous、Lactobacillus brevis、Lactobacillus casei、Tetragenococcus halophilusが好ましく、さらに好ましくはLactobacillus pentous、Lactobacillus brevis、Lactobacillus caseiである。
本発明の発酵の進行抑制効果は、pH変化率で表される。pH変化率とは、難消化性オリゴ糖の配合による、発酵の進行抑制効果の指標であり、次式により表される。「難消化性オリゴ糖を配合しない発酵果汁のpH変化率>難消化性オリゴ糖を配合した場合のpH変化率」の場合に、発酵の進行抑制効果があると言える。
pH変化率(%)=(α−β)/α×100
ここで、α:発酵果汁を10℃で1日保存したときのpH、β:発酵果汁を10℃で20日保存したときのpH
本発明の発酵果汁とは、植物性乳酸菌を用いて発酵させた果汁の総称であり、飲料もこれに含まれる。発酵果汁の種類としては、特に限定されるものではないが、例えば、「果汁、野菜果汁などを発酵させた発酵果汁」などがあげられる。
本発明の発酵果汁は、必要に応じて、さらに1ppm〜10質量%の高甘味度甘味料を含有することができる。本発明の高甘味度甘味料とは、砂糖と比較して、数倍〜数万倍程度の甘味度を持つ甘味料であり、例えば、サッカリン、サッカリンNa、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース、甘草抽出物、ステビア、ソーマチン、グリチルリチン、ネオテームなどがあげられる。これらは単独でも、複数を組み合わせて使用しても良い。
本発明の発酵果汁には、難消化性オリゴ糖と植物性乳酸菌に加え、後述の食品素材、食品添加物、医薬品、医薬部外品、医薬品添加物などが含まれていても構わない。さらに、pH調整剤、抗菌剤、崩壊剤、消泡剤、発泡剤、緩衝液、酸、アルカリ、イオン性物質などが添加されていても良い。これらは単独で使用しても、2種以上併用しても構わない。
ここで言う食品素材とは、一般に食品として供される素材のことであり、薬事法で規定される医薬品および医薬部外品と、食品衛生法で規定される食品添加物を除き、飲食に供されるものが全て含まれる。
ここで言う食品添加物とは、食品の加工もしくは保存の目的で添加される物質のことである。
食品添加物の例としては、厚生労働省の「指定添加物リスト」、「既存添加物名簿収載品目リスト」、「天然香料基原物質リスト」、「一般に食品として飲食に供させている物であって添加物として使用される品目リスト」などに収載される食品添加物や、JECFAなどの国際機関で安全性が確認されたもの、米国・欧州などの諸外国で使用が認可されている食品添加物などがあげられ、保存料・日持向上剤、酸化防止剤、甘味料、着色料・色素、乳化剤、増粘ゲル化剤、品質改良剤、調味料、酸味料、強化剤、香料、酵素などに分類される。
食品素材や食品添加物の例としては、以下のようなものがあげられる。
食品素材としては、例えば、果実・野菜およびそのエキス類、果実・野菜加工品(フルーツプレパレーション、フルーツソース、ジャム等)、果汁、野菜汁、嗜好飲料(コーヒー、茶類、ジュース等)、ショ糖などの糖や糖アルコール類、菓子類(チョコレート、飴、グミキャンディー、ガム、餡、和菓子等)、畜肉および魚肉製品、肉や魚のエキス類、タンパク質、ペプチド、アミノ酸類、食物繊維、天然由来高分子(コラーゲン、ヒアルロン酸、天然繊維等)、生理活性物質(コエンザイムQ10、α−リポ酸、β−グルカン、セラミドなど)、澱粉類、デキストリン、油脂類、アルコール類、塩類(食塩、Caなどのミネラル類等)、調味料(醤油、味噌、酢、みりん等)、香辛料などがあげられる。
保存料・日持向上剤としては、例えば、例えば、過酸化水素、ソルビン酸およびソルビン酸K、デヒドロ酢酸Na、パラオキシ安息香酸エステル類、安息香酸および安息香酸Na、プロピオン酸およびその塩類、次亜塩素酸Na、酢酸、酢酸ナトリウム、グリシン、エチルアルコール、ポリリジンおよびその製剤、プロタミンおよびその製剤、リゾチームおよびその製剤、ペクチン分解物、アラニン、チアミンラウリル硫酸塩、ユッカフォーム抽出物、キトサンおよびその製剤、プロピレングリコールなどがあげられる。
酸化防止剤としては、例えば、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、L−アスコルビン酸およびアスコルビン酸Na、エリソルビン酸およびエリソルビン酸Na、ミックストコフェノールなどがあげられる。
甘味料としては、例えば、上述の高甘味度甘味料、単糖類(アロース、タロース、グロース、グルコース、アルトロース、マンノース、ガラクトース、イドース、フルクトース、リボース、リキソース、キシロース、アラビノース、アピオース、エリトロース、トレオース、グリセルアルデヒド、セドヘプツロース、コリオース、プシコース、ソルボース、タガトース、リブロース、キシルロース、エリトルロース、ジヒドロキシアセトン等)、二糖類やオリゴ糖類(スクロース、トレハロース、コージビオース、ニゲロース、マルトース、イソマルトース、イソトレハロース、ソホロース、ラミナリビオース、ゲンチオビオース、ラクトース、スクロース、パラチノース、トレハルオース、フラクトオリゴ糖、パラチノースオリゴ糖、グリコシルスクロース、ラクトスクロース、テアンデロース、ガラクトシルラクトース、ラクチュロース、α−結合ガラクトオリゴ糖、マルトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、パノース、ニゲロオリゴ糖、トレハロース、デキストリン、サイクロデキストリン、分岐サイクロデキストリン、ゲンチオオリゴ糖、キシロオリゴ糖、キチンオリゴ糖、キトサンオリゴ糖、大豆オリゴ糖、ラフィノース、ビートオリゴ等)、糖アルコール類(グリセロール、エリスリトール、キシリトール、リビトール、アラビトール、ガラクチトール、ソルビトール、マンニトール、還元パラチノース、マルオトリイトール、イソマルトトリイトール、マルトテトライトール、イソマルトテトライトール等)、水飴、還元水飴、糖含有シロップ、液糖、糖蜜、蜂蜜などがあげられ、その化学構造や性状(固体、液体、顆粒など)は特に限定されない。
着色料としては、β−カロチン色素、抽出カロチン色素、ビタミンB2、銅クロロフィルおよび銅クロロフィルNa、アナトー、アカキャベツ、アカダイコン、イカスミ、植物炭末、ウコン、エルダーベリー、カカオ、カロブ、クロロフィル、クチナシ黄、クチナシ青、クチナシ赤、グレープスキン、コチニール、コーリャン、シソ、シアナット、スピルリナ、タマリンド、タマネギ、トマト、パプリカ、ビートレッド、ブドウ果汁、ベニコウジ、ベニバナ黄、ベニバナ赤、マリーゴールド、ムラサキイモ、ムラサキコーン、ラック、カラメルなどがあげられる。
色素としては、例えば、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、赤色3号レーキ、赤色40号レーキ、黄色4号レーキ、黄色5号レーキ、青色1号レーキ、青色2号レーキなどがあげられる。
乳化剤としては、例えば、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、レシチン、植物ステロールなどがあげられる。
増粘ゲル化剤としては、例えば、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメチルセルロースカルシウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デンプングリコール酸ナトリウム、デンプンリン酸エステルナトリウム、メチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、アーモンドガム、アラビアガム、アラビノガラクタン、エレミ樹脂、カラヤガム、キサンタンガム、ガッディガム、ダンマル樹脂、トラガントガム、モモ樹脂、アマシードガム、カシアガム、ローカストビーンガム、グアーガム、グアーガム分解物、サイリウムシードガム、サバクヨモギシードガム、セスバニアガム、タマリンドシードガム、タラガム、ジェランガム、トリアカンソスガム、アルギン酸、カラギーナン、フクロノリ抽出物、ファーセルラン、アロエベラ抽出物、オクラ抽出物、キダチアロエ抽出物、トロロアオイ、ペクチン、アエロモナスガム、アウレオバシジウム培養液、アゾトバクター・ビネランジーガム、ウェランガム、エルウィニア・ミツエンシスガム、エンテロバクター・シマナスガム、エンテロバクターガム、カードラン、キサンタンガム、ジェランガム、スクレロガム、デキストラン、納豆菌ガム、プルラン、大豆多糖類、カラギーナン、マクロホモプシスガム、ラムザンガム、レバン、酵母細胞壁、微小繊維状セルロースおよびその製剤、バクテリアセルロースおよびその製剤、結晶セルロースおよびその製剤、粉末セルロースおよびその製剤、キチン、キトサン、グルコサミン、オリゴグルコサミン、グルコマンナン、こんにゃく粉、寒天、デキストリン、分岐デキストリン、難消化性デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、エチルセルロース、デンプン糊などがあげられる。
品質改良剤としては、ステアロイル乳酸Ca、フィチン酸、プロピレングリコール、リン酸Ca、リン酸Na、ピロリン酸Na、ポリリン酸Na、メタ・ヘキサリン酸Na、リン酸K、リン酸アンモニウム、リン酸、焼みょうばん、生みょうばん、ホエーたん白、カゼイン、カゼイネート、卵白、プラズマパウダー、粉末状大豆たん白、粉末状小麦たん白、ペースト状小麦たん白、EDTA塩類などがあげられる。
調味料としては、例えば、グルタミン酸Na、核酸系調味料、アミノ酸系調味料、エキス系調味料、酵母エキス、グリシン、アラニンなどがあげられる。
酸味料としては、例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、フマル酸、アジピン酸、グルコン酸液、グルコノデルタラクトンなどがあげられる。
強化剤としては、例えば、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ニコチン酸およびニコチン酸アミド、葉酸、パトテン酸Ca、グルコン酸Ca、乳酸Ca、天然Ca、ミルクCaなどがあげられる。
香料としては、例えば、ピーチフレーバー、オレンジフレーバー、レモンフレーバー等のフルーツフレーバー類、アロマフレーバー類、マルトール、フラネオール等のシュガーフレーバー類、ソトロン等のフレーバーエンハンサー類、フラボノイド類、カカオマス等のポリフェノール類、プリカーサーフレーバー類、ミートフレーバー類、コーヒーフレーバー類、ミルクフレーバー、メントール類、デカラクトン類などがあげられる。
酵素としては、例えば、αアミラーゼ、βアミラーゼ、グルコアミラーゼ、プルラナーゼ、グルコースイソメラーゼ、プロテアーゼ、レンネット、パンクレアチン、パパインなどがあげられる。
ここで言う医薬品とは、薬事法に規定される医薬品をさす。つまり以下の(1)〜(3)に該当するものであり、医薬品薬効成分の多くがこれに含まれる。
(1)日本薬局方に収められている物
(2)人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であって、機械器具、歯科材料、医療用品及び衛生用品(以下「機械器具等」という。)でないもの(医薬部外品を除く。)
(3)人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、機械器具等でないもの(医薬部外品及び化粧品を除く。)
ここで言う医薬部外品とは、薬事法に規定される医薬部外品をさす。つまり、以下の(a)〜(d)に掲げることが目的とされており、かつ、人体に対する作用が緩和な物であって機械器具等でないもの、および、これらに準ずる物で厚生労働大臣の指定するものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに、上記(2)または(3)に規定する用途に使用されることも併せて目的とされている物は除かれる。
(a)吐きけその他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止
(b)あせも、ただれ等の防止
(c)脱毛の防止、育毛又は除毛
(d)人又は動物の保健のためにするねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止
ここで言う医薬品添加物とは、薬事法上の医薬品や医薬部外品に該当しない、医薬品製剤に含まれる有効成分以外の物質であり、「製剤化を容易にする」、「品質の安定化を図る」、「有用性を高める」などを目的として、医薬品や医薬部外品などに添加される物質の総称である。用途により、賦形剤、崩壊剤、結合剤、流動化剤、矯味剤、香料、着色剤、甘味剤、溶剤、油脂、増粘剤、界面活性剤、ゲル化剤、安定剤、保存剤、緩衝剤、懸濁化剤、粘稠剤などに分類される。代表的な医薬品添加物は、「医薬品添加剤事典」(株式会社薬事日報社)、「医薬品添加物ハンドブック」(株式会社薬事日報社)などに収載されている。
次に、医薬品または医薬品添加物の一例を示す。
医薬品薬効成分としては、例えば、解熱鎮痛消炎薬、催眠鎮静薬、眠気防止薬、鎮暈薬、小児鎮痛薬、健胃薬、制酸薬、消化薬、強心薬、不整脈用薬、降圧薬、血管拡張薬、利尿薬、抗潰瘍薬、整腸薬、骨粗鬆症治療薬、鎮咳去痰薬、抗喘息薬、抗菌剤、頻尿改善剤、滋養強壮剤、ビタミン剤など、経皮または経口で投与されるものが対象となる。
賦形剤としては、例えば、アクリル酸デンプン、L−アスパラギン酸、アミノエチルスルホン酸、アミノ酢酸、あめ(粉)、アラビアゴム、アラビアゴム末、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルファー化デンプン、イノシトール、エチルセルロース、エチレン・酢酸ビニルコポリマー、塩化ナトリウム、オリーブ油、カオリン、カカオ脂、カゼイン、果糖、軽石粒、カルメロース、カルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、乾燥酵母、乾燥水酸化アルミニウムゲル、乾燥硫酸Na、乾燥硫酸Mg、カンテン、カンテン末、キシリトール、クエン酸、クエン酸Na、クエン酸二Na、グリセリン、グリセロリン酸Ca、グルコン酸Na、L−グルタミン、クレー、クレー粒、クロスカルメロースNa、クロスポリビニルピロリドン、ケイ酸アルミン酸Mg、ケイ酸Ca、ケイ酸Mg、軽質無水ケイ酸、軽質流動パラフィン、ケイヒ末、結晶セルロース、結晶セルロース・カルメロースナトリウム、結晶セルロース(粒)、ゲンマイコウジ、合成ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロタルサイト、ゴマ油、小麦粉、コムギデンプン、小麦胚芽粉、コメコ、コメデンプン、酢酸カリウム、酢酸Ca、酢酸フタル酸セルロース、サフラワー油、サラシミツロウ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化マグネシウム、β−シクロデキストリン、ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート、2,6−ジ−ブチル−4−メチルフェノール、ジメチルポリシロキサン、酒石酸、酒石酸水素K、焼セッコウ、ショ糖脂肪酸エステル、水酸化アルミナマグネシウム、水酸化アルミニウム・ゲル、水酸化アルミニウム・炭酸水素ナトリウム共沈物、水酸化Mg、スクラワン、ステアリルアルコール、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ポリオキシル、ステアリン酸マグネシウム、ステロテックスHM、精製ゼラチン、精製セラック、精製白糖、精製白糖球状顆粒、セトステアリルアルコール、セトポリエチレングリコール、ゼラチン、ソルビタン脂肪酸エステル、D−ソルビトール、第三リン酸カルシウム、ダイズ油、大豆不ケン化物、大豆レシチン、脱脂粉乳、タルク、炭酸アンモニウム、炭酸Ca、炭酸Mg、中性無水硫酸Na、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、デキストラン、デキストリン、天然ケイ酸アルミニウム、トウモロコシデンプン、トラガント末、二酸化ケイ素、乳酸Ca、乳糖、白色ワセリン、白糖、白糖・デンプン球状顆粒、ハダカムギ緑葉エキス末、裸麦芽葉青汁乾燥粉末、ハチミツ、パラフィン、バレイショデンプン、半消化体デンプン、人血清アルブミン、ヒドロキシプロピルスターチ、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、フィチン酸、ブドウ糖、ブドウ糖水和物、部分アルファー化デンプン、プルラン、プロピレングリコール、粉末還元麦芽糖水飴、粉末セルロース、ペクチン、ベントナイト、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、ポリエチレングリコール、マルチトール、マルトース、D−マンニトール、水アメ、ミリスチン酸イソプロピル、無水乳糖、無水リン酸水素カルシウム、無水リン酸カルシウム造粒物、メタケイ酸アルミン酸Mg、メチルセルロース、綿実粉、綿実油、モクロウ、モノステアリン酸アルミニウム、モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ソルビタン、薬用炭、ラッカセイ油、硫酸アルミニウム、硫酸Ca、粒状トウモロコシデンプン、流動パラフィン、DL−リンゴ酸、リン酸−水素Ca、リン酸水素カルシウム、リン酸水素カルシウム造粒物、リン酸水素Na、リン酸二水素K、リン酸二水素Ca、リン酸二水素Naなどがあげられる。
崩壊剤としては、例えば、クロスカルメロースNa、カルメロース、カルメロースCa、カルメロースNa、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース類、カルボキシメチルスターチNa、ヒドロキシプロピルスターチ、コメデンプン、コムギデンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、部分α化デンプン等のデンプン類、クロスポリビニルピロリドン、クロスポリビニルピロリドンコポリマー等の合成高分子などがあげられる。
結合剤としては、例えば、白糖、ブドウ糖、乳糖、果糖等の糖類、マンニトール、キシリトール、マルチトール、エリスリトール、ソルビトール等の糖アルコール類、ゼラチン、プルラン、カラギーナン、ローカストビーンガム、寒天、グルコナンナン、キサンタンガム、タマリンドガム、ペクチン、アルギン酸Na、アラビアガム等の水溶性多糖類、結晶セルロース、粉末セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース等のセルロース類、α化デンプン、デンプン糊等のデンプン類、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール等の合成高分子類、リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウム、合成ヒドロタルサイト、ケイ酸アルミン酸Mg等の無機化合物類などがあげられる。
流動化剤としては、例えば、含水二酸化ケイ素、軽質無水ケイ酸等のケイ素化合物類などがあげられる。
滑沢剤としては、例えば、ステアリン酸Mg、ステアリン酸Ca、ステアリン酸、ショ糖脂肪酸エステル、タルクなどがあげられる。
矯味剤としては、例えば、グルタミン酸、フマル酸、コハク酸、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酒石酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、塩化ナトリウム、1−メントールなどがあげられる。
香料としては、例えば、オレンジ、バニラ、ストロベリー、ヨーグルト、メントール、ウイキョウ油、ケイヒ油、トウヒ油、ハッカ油などがあげられる。
着色剤としては、例えば、食用赤色3号、食用黄色5号、食用青色1号等の食用色素、銅クロロフィンナトリウム、酸化チタン、リボフラビンなどがあげられる。
甘味剤とは、例えば、上述の甘味料に該当するものである。
溶剤としては、例えばメタノール、エタノールなどのアルコール類、アセトンなどのケトン類などがあげられる。
油脂としては、例えば、ステアリン酸モノグリセリド、ステアリン酸トリグリセリド、ステアリン酸ショ糖エステル、流動パラフィン等のパラフィン類、カルナウバロウ、硬化ヒマシ油等の硬化油類、ヒマシ油、ステアリン酸、ステアリルアルコール、ポリエチレングリコールなどがあげられる。
増粘剤やゲル化剤としては、例えば、上述の増粘ゲル化剤にあげられるようなものが使用される。
界面活性剤としては、例えば、リン脂質、グリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタンサンモノラウレート、ポリソルベート、モノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸グリセリド、モノオキシエチレンソルビタンモノパルミテート、モノオキシエチレンソルビタンモノステアレート、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、ラウリル硫酸ナトリウムなどがあげられる。
本発明の食品組成物とは、一般に食品として供される組成物のことであり、例えば、「ゼリー、プリン、植物性発酵食品などのゲル状食品」、「アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、シャーベット、フローズンヨーグルトなどの冷菓」、「キャンディー、グミキャンディー、トローチ、錠菓、チョコレート、ビスケット、クッキー、米菓、和洋菓子、洋生菓子、スナック菓子、砂糖菓子、プリンなどの菓子類」、「マヨネーズ、ドレッシング、ソース類、たれ類などの調味料」、「フライ類、コロッケ、餃子、中華饅頭などの調理加工品」、「カレー、ハヤシ、ミートソース、シチュー、スープなどのレトルト食品」、「麺類、スープ、野菜加工品などのチルド食品や冷凍食品」、「ハンバーグ、ベーコン、ソーセージ、サラミソーセージ、ハム類などの畜産加工品」、「蒲鉾、ちくわ、魚肉ハム・ソーセージ、揚げ蒲鉾などの水練製品」、「パン、生麺、乾麺、マカロニ、スパゲッティ、中華饅頭の皮、ケーキミックス、プレミックス、ホワイトソース、餃子・春巻等の皮類などの小麦加工食品」、「カレー、ソース、スープ、佃煮、ジャムなどの缶詰類や瓶詰類」、「野菜ペースト、肉のミンチ、果実ペースト、魚介類のペースト等のペースト類」、「果汁・果肉飲料、野菜飲料、酸性乳飲料、乳飲料、殺菌乳酸菌飲料、コーヒー飲料、紅茶飲料、緑茶、抹茶、ココア飲料、ウーロン茶、煎茶、フルーツ牛乳、炭酸飲料、アルコール飲料などの嗜好飲料」、「豆乳、調製豆乳、豆乳飲料、発酵豆乳、大豆飲料などの豆乳類」、「牛乳、加工乳、低脂肪乳などの牛乳類」、「ホイップクリーム、練乳、バター、ヨーグルト、チーズなどの乳製品」、「マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどの油脂加工品」などがある。
本発明の医薬品組成物とは、薬事法に規定される医薬品または医薬部外品の組成物であり、例えば、錠剤、散剤、細粒剤、顆粒剤、エキス剤、丸剤の固形製剤が挙げられ、上記の固形製剤以外でも、菓子、健康食品、食感改良剤、食物繊維強化剤等の食品、固形ファンデーション、浴用剤、動物薬、診断薬、農薬、肥料、セラミックス触媒などに利用されるものも本発明に含まれる。
また医薬部外品組成物の剤形としては、例えば、「セットローション、ヘアスティック、ヘアクリーム、ヘアスプレー、ヘアリキッドなどの整髪料」、「ヘアトニック、ヘアトリートメント、ヘアローションなどの養毛料」、「頭皮料、髪洗粉、シャンプーなどの洗髪料」、「ヘアリンス、オイルリンス、クリームリンス、ボディリンス、フェイシャルリンスなどのリンス類」、「クレンジングクリーム、洗顔クリーム、クレンジングミルク、クレンジングローション、洗粉などの洗顔料」、「パック、油性クリーム、中性クリーム、弱酸性クリーム等のクリーム、ミルクローション、スキンミルクなどの乳液」、「乾性肌用化粧水、普通肌用化粧水、脂肌用化粧水、男性用化粧水、男性ローション、アフターシェーブローションなどの化粧水」、「口紅、リップグロス、リップクリームなどの口紅類」、「バスソルト、バスオイルなどの浴用化粧品」、「オリーブ油、ベビーオイルなどを配合した化粧油」、「日焼け用化粧品」、「日焼け止め化粧品」、「歯磨き粉、歯磨きペースト、口腔用スプレーなどの口腔用組成物」などであっても良い。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。なお本願発明にかかる物質の諸物性の評価は以下の手法に拠った。
<pH>
pH計(東亜ディーケーケー株式会社製、「HM−50G形」)で測定した。
<pH変化率>
pH変化率は、次式により算出される。
pH変化率(%)=(α−β)/α×100
ここで、α:発酵果汁を10℃で1日保存したときのpH、β:発酵果汁を10℃で20日保存したときのpH
<乳酸菌数および酵母数、大腸菌群>
10℃で20日保存したサンプルを、乳等省令(昭和26年厚生省令第52号)の別表の二の(七)乳等の成分規格の試験法に準じて測定した。ただし菌数が多い、あるいは少ないために、測定に支障が出る場合は、サンプルの希釈倍率を変えて、測定した。
なお必要に応じ、発酵前サンプルについても同様の方法で測定を行った。
以下、本発明を実施例と比較例を示して、具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
実施例で使用する原材料について、次の(1)〜(8)に示す。
(1)セロオリゴ糖の製造:普通寒天培地にTricoderma reesei、GL−1株(独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託センター、受領番号FERM BP−10323)を接種し、37℃で7日間培養後、その培地表面から胞子を1白金耳取り、ポリペプトン1g、酵母エキス0.5g、リン酸1カリウム2g、硫酸アンモニウム1.5g、硫酸マグネシウム0.3g、塩化カルシウム0.3g、トレースエレメント1mL(硼酸6mg、モリブデン酸アンモニウム4水和物26mg、塩化鉄(3)6水和物100mg、硫酸銅5水和物40mg、硫酸マンガン4水和物8mg、硫酸亜鉛7水和物200mgを全量100mLの精製水に溶解させたもの)、アデカノール1mL、結晶セルロース(旭化成ケミカルズ株式会社製「セオラスPH−101」)10gを全量1Lの精製水に懸濁および溶解させた培地に植菌し、28℃で5日間通気攪拌培養した。
培養中は、水酸化ナトリウム水溶液を用いて、培地のpHを2.8〜4.7となるように調節した。培養後の液を遠心分離し、上清を目開き0.46μmの精密ろ過膜で除菌し、ろ液を分画分子量13000の限外ろ過膜(旭化成ケミカルズ株式会社製 「マイクローザペンシル型モジュール ACP−0013」)を使用して、容積比で10倍濃縮し粗酵素を得た。
次に、市販針葉樹由来の溶解パルプを使用し、加水分解条件を塩酸濃度0.4%塩酸水溶液、120℃、1時間として、加水分解し、酸不溶性残渣を洗浄、ろ過し、ウェットケークを得た。このウェットケークをセルロース10%濃度の水分散体とし、超高性能分散機・湿式微粉砕機(アシザワ株式会社製、「パールミルRL」、φ1mmジルコニアビーズ使用 充填率80%)を使用し、圧密・磨砕処理を施し、セルロース微粒子分散体を得た。
この磨砕セルロースが2質量%、粗酵素をタンパク質濃度0.25%になるように50mM酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液(pH4.5)に懸濁溶解させ、全量1000mLとし、ガラス製フラスコに仕込んだ。
このガラス製フラスコを、55℃の水槽に仕込み、内部を攪拌しながら4時間反応させた。反応終了後、反応液を懸濁状態で300μL分注し、限外ろ過モジュール(分画分子量10000)を使用し、酵素、未分解セルロースを取り除いた後、高速液体クロマトグラフィーで糖濃度を分析した。該反応液の糖濃度は、グルコース0.3質量%、セロビオース1.5質量%であった。
該反応液を、分画分子量13000の限外ろ過膜(旭化成ケミカルズ株式会社製、「マイクローザペンシル型モジュール ACP−0013」)でろ過し、得られたろ液を陽・陰イオン交換樹脂で脱イオン処理し、70℃、減圧下で蒸留し、20倍の糖濃度の水溶液を得た。
上記で得られたセロオリゴ糖水溶液100mLを、200mLのガラス製フラスコに導入し、攪拌しながら、毎時10℃の速度で、70℃から5℃まで冷却した後、エタノールを水に加え晶析した。水溶液中に晶出したセロオリゴ糖を、減圧ろ過、乾燥、粉砕、篩下し、セロオリゴ糖粉末を得た。得たれたセロオリゴ糖粉末の糖組成は、グルコース0.9質量%、セロビオース98.2質量%、セロトリオース0.4質量%、セロテトラオース0.2質量%であった。
(2)ラフィノース(日本甜菜製糖株式会社製)
(3)グラニュー糖(第一糖業株式会社製)
(4)ステビア(日研化成株式会社製、「ステビオサイド日研90」)
(5)ペクチン(ユニテックフーズ株式会社製)
(6)野菜果汁
60質量%のニンジンと20質量%のキャベツを、ミキサーにかけて粉砕し、さらに20質量%のリンゴ果汁を加えて合計100質量%として、さらに80℃で20分間殺菌処理したもの
(7)オレンジジュース(グリコ乳業株式会社製、100%果汁)
(8)スターター(カゴメラビオ株式会社製、「植物性乳酸菌ラブレ」、Lactobacillus brevis)
[実施例1]
以下の手順に従って、乳酸菌飲料Aを調製し、評価した。
表1の配合に従って、クリーンベンチ内で、プロペラ攪拌翼を使用して、水と野菜果汁を30℃、400rpmで攪拌しながら、ラフィノースを添加し、さらに10分間攪拌する。攪拌を続けながら、10℃まで冷却し、スターターを加え、200rpmで1分間混合する。この溶液に重曹を添加してpH6.3に調整し、サンプル瓶に充填する。
さらに42℃で20時間発酵させたものを乳酸菌飲料Aとして、10℃の冷蔵庫で保存した。
乳酸菌飲料Aの、10℃で1日保存したときのpH(α1)は6.3であった。さらに10℃で20日保存したときの(β1)は6.3であった。
上記、α1、β1を次式に代入し、pH変化率Aを求めたところ0%であり、発酵の進行抑制効果があることがわかった。
pH変化率A(%)=(α1−β1)/α1×100
ここで、α1:発酵果汁を10℃で1日保存したときのpH、β1:発酵果汁を10℃で20日保存したときのpH
また「乳酸菌数または酵母数」は4.0×107/mL、大腸菌群は陰性であり、乳酸菌飲料の規格を満たすものであった。
[実施例2]
実施例1のラフィノースの代わりに、セロオリゴ糖を添加して、表1の配合に従って、実施例1と同様の方法で乳酸菌飲料Bを調製し、評価した。
乳酸菌飲料Bの、10℃で1日保存したときのpH(α2)は6.3であった。さらに10℃で20日保存したときの(β2)は6.3であった。
上記、α2、β2を次式に代入し、pH変化率Bを求めたところ0%であり、発酵の進行抑制効果があることがわかった。
pH変化率B(%)=(α2−β2)/α2×100
ここで、α2:発酵果汁を10℃で1日保存したときのpH、β2:発酵果汁を10℃で20日保存したときのpH
また「乳酸菌数または酵母数」は3.8×107/mL、大腸菌群は陰性であり、乳酸菌飲料の規格を満たすものであった。
[実施例3]
実施例1のラフィノースの代わりに、セロオリゴ糖とステビアを添加して、表1の配合に従って、実施例1と同様の方法で乳酸菌飲料Bを調製し、評価した。
乳酸菌飲料Cの、10℃で1日保存したときのpH(α3)は6.3であった。さらに10℃で20日保存したときの(β3)は6.3であった。
上記、α3、β3を次式に代入し、pH変化率Cを求めたところ0%であり、発酵の進行抑制効果があることがわかった。
pH変化率C(%)=(α3−β3)/α3×100
ここで、α3:発酵果汁を10℃で1日保存したときのpH、β3:発酵果汁を10℃で20日保存したときのpH
また「乳酸菌数または酵母数」は3.8×107/mL、大腸菌群は陰性であり、乳酸菌飲料の規格を満たすものであった。
[実施例4]
0.12質量%のペクチンを予め溶解させ、殺菌処理を施したオレンジジュースを90質量%に、実施例2の乳酸菌飲料Bを加えて混合し、100質量%としたものを、発酵果汁飲料Dとする。混合はクリーンベンチ内で行い、プロペラ攪拌翼を使用して、10℃に保ちながら、400rpmで5分間攪拌した。
発酵果汁飲料Dの、10℃で1日保存したときのpH(α4)は4.0であった。さらに10℃で20日保存したときの(β4)は4.0であった。
上記、α4、β4を次式に代入し、pH変化率Dを求めたところ0%であり、発酵の進行抑制効果があることがわかった。
pH変化率D(%)=(α4−β4)/α4×100
ここで、α4:発酵果汁を10℃で1日保存したときのpH、β4:発酵果汁を10℃で20日保存したときのpH
[比較例1]
実施例1のラフィノースを添加せずに、表1の配合に従って、実施例1と同様の方法で乳酸菌飲料Xを調製し、評価した。
乳酸菌飲料Xの、10℃で1日保存したときのpH(α5)は6.3であった。さらに10℃で20日保存したときの(β5)は5.9であった。
上記、α5、β5を次式に代入し、pH変化率Xを求めたところ6.3%であった。
pH変化率X(%)=(α5−β5)/α5×100
ここで、α5:発酵果汁を10℃で1日保存したときのpH、β5:発酵果汁を10℃で20日保存したときのpH
難消化性オリゴ糖を配合した実施例1〜3と比較して、発酵が進行していることが判明した。
また「乳酸菌数または酵母数」は5.0×107/mL、大腸菌群は陰性であり、乳酸菌飲料の規格を満たすものであったが、発酵の進行が示唆されるものであった。(参考として、乳酸菌飲料Xを発酵させる前の値を示す。「乳酸菌数または酵母数」は6.3×104/mL、大腸菌群は陰性であった。)
[比較例2]
実施例1のラフィノースの代わりに、グラニュー糖を添加し、表1の配合に従って、実施例1と同様の方法で乳酸菌飲料Yを調製し、評価した。
乳酸菌飲料Xの、10℃で1日保存したときのpH(α6)は6.3であった。さらに10℃で20日保存したときの(β6)は5.9であった。
上記、α6、β6を次式に代入し、pH変化率Xを求めたところ6.3%であった。
pH変化率Y(%)=(α6−β6)/α6×100
ここで、α6:発酵果汁を10℃で1日保存したときのpH、β6:発酵果汁を10℃で20日保存したときのpH
難消化性オリゴ糖を配合した実施例1〜3と比較して、発酵が進行していることが判明した。
また「乳酸菌数または酵母数」は4.9×107/mL、大腸菌群は陰性であり、乳酸菌飲料の規格を満たすものであったが、発酵の進行が示唆されるものであった。
Figure 0005255262
本発明によれば、難消化性オリゴ糖を果汁に配合し、植物性乳酸菌で発酵させることで健康志向型の発酵果汁と、それを使用して製造される食品組成物または医薬品組成物を提供することができる。さらに難消化性オリゴ糖を配合することで、発酵の進行を抑制することが可能となり、品質の安定した設計通りの発酵果汁を提供することができる。

Claims (5)

  1. 0.1〜2質量%のセロオリゴ糖、ラフィノースから選択される1種以上の難消化性オリゴ糖を含有し、果汁をLactobacillus pentosus、Lactobacillus brevis、又はLactobacillus caseiのいずれかであり至適温度範囲が広く10℃でも発酵が進行する植物性乳酸菌で発酵させることにより得られる発酵果汁。
  2. 難消化性オリゴ糖がセロオリゴ糖である、請求項1に記載の発酵果汁。
  3. 植物性乳酸菌が、Lactobacillus brevisである、請求項1又は2に記載の発酵果汁。
  4. さらに1ppm〜10質量%の高甘味度甘味料を含有する、請求項1から3のいずれかに記載の発酵果汁。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の発酵果汁を使用して製造される、食品組成物。
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