JP5253371B2 - 椅子型マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、椅子型マッサージ機に関するものである。
被施療者の肩、背中及び腰等をマッサージするマッサージユニットを備えた椅子型マッサージ機が知られている。
この種の椅子型マッサージ機として、マッサージユニットには、マッサージを行う揉み玉を先端に備えたアームが配設され、マッサージユニットは、マッサージを行う位置を変更可能とするために、レール部材等を介して上下動自在に構成される。
また、複雑なマッサージ動作、例えば、揉み玉が被施療者に対して上下左右に揺動し、押圧、ローリングマッサージ、掴み揉み等の種々のマッサージ動作が可能となるように構成される(特許文献1)。
特開2005−237662
アームに配設される揉み玉は、フランジを有する筒状のスリーブの外周にゴム等の柔軟素材をインサート成型することで形成されており、アームに一端がカシメ固定された軸に、揉み玉のスリーブを回動自在に嵌入させ、揉み玉が軸から抜け落ちないようにワッシャー等の留め具を軸に挿入させて後、軸の他端側をカシメることで、揉み玉が抜け止めされる。
近年のマッサージ機は様々なマッサージ動作が可能となるように構成されるため、様々な方向から揉み玉に外力がかかる。揉み玉は前述の通り、軸にスリーブを挿入した状態で軸の端部をカシメることにより抜け止め固定される構成であるため、軸とスリーブの寸法誤差や、カシメの誤差等により軸方向にガタツキが生じた状態に固定される場合がある。この場合、特に無負荷、低負荷侍にマッサージ動作させると、揉み玉が軸に対して軸方向に移動し、ガタツキ音を生じることがあった。
この問題を解決するために、揉み玉が嵌入される軸にバネワッシャー等の弾性体を挿入し、弾性体の付勢力によって揉み玉を軸方向へ付勢して、軸に対する揉み玉の移動を抑制する構成が採用されているが、製造する際にバネワッシャー等の弾性体の装着漏れなどによる不良が生じる虞があった。
本発明は、簡単な構成で、確実に揉み玉のガタツキを抑制し得る椅子型マッサージ機を提供するものである。
背もたれ部と座部から構成される本体と、前記背もたれ部に配設され、前記背もたれ部に対して上下動可能に構成されるマッサージユニットとを備え、前記マッサージユニットは、揺動可能に配設されたアームと、該アーム先端部に一端が固定された軸と、該軸に抜け止め固定される揉み玉とを備え、前記揉み玉は、前記軸に挿入される筒状のスリーブと
、該スリーブの外周を覆う柔軟素材とで構成され、前記スリーブの少なくとも一部に、軸方向に対する弾性を有する弾性部を形成し、前記軸は前記揉み玉が嵌着する取付部とカシメ代となるカシメ代部とを備え、前記スリーブの筒長は前記取付部の軸長より長く形成しており前記カシメ代部をカシメることで前記スリーブは前記取付部に抜け止め固定されることが好ましい。
前記弾性部は、前記スリーブの一部に略螺旋状の切り込みを入れることで形成されることが好ましい。
または、前記弾性部は、前記スリーブの一部を軸方向に弾性を有する螺旋形状の部材にて形成することが好ましい。
前記弾性部が形成される位置を、前記スリーブの端部とすることが好ましい。
請求項1によると、簡単な構成で、確実に揉み玉のガタツキを抑制することができる等の効果を奏する。
請求項2によると、スリーブに切り込みを形成することで、揉み玉のガタツキを抑制することができるので、スリーブを一部品で形成することができる等の効果を奏する。
請求項3によると、スリーブの一部を略螺旋状の部材にて形成することで、揉み玉のガタツキを抑制することができるので、弾性部に別の素材を使用することができる等の効果を奏する。
請求項4によると、弾性部をスリーブの端部に形成することで、スリーブに対して軸方向から外力がかかった際のスリーブのゆがみ小さくすることができる等の効果を奏する。
本発明の椅子型マッサージ機の斜視図である。 同マッサージユニットの斜視図である。 同軸の遊端部をカシメる前の状態における揺動アームの断面図である。 同スリーブの斜視図である。 同軸の遊端部をカシメた後の状態における揺動アームの断面図である。
本発明の実施形態を、図1乃至図5に基づいて以下に詳述する。
図1は、本発明の椅子型マッサージ機の斜視図である。尚、本体1は、座部シャーシ2と、背もたれ部シャーシ3と、座部シャーシ2及び背もたれ部シャーシ3が取り付けられるベースフレーム4とで構成され、説明をわかりやすくするために、図1では、椅子型マッサージ機のベースフレーム4、座部シャーシ2、背もたれ部シャーシ3及びマッサージユニット7のみを示している。
3は背もたれ部シャーシで、略中央に縦長の開口5が形成され、該開口5から後述するマッサージユニット7が臨出している。
前記背もたれ部シャーシ3の裏側には、左右一対のレール部材6が上下方向に配備されている。前記レール部材6には、対向する向きに断面略コ字状の溝(図示せず)が形成され、該溝に後述するマッサージユニット7のローラー8が転動可能に嵌入する。また、前記溝の淵には溝に沿って図示しないラックが形成されており、後述するマッサージユニット7のピニオン10が歯合するようになっている。
6はマッサージユニットで、後述する揉み玉19を有する揺動アーム11を備え、揉み玉19によって被施療者の肩、背中及び腰等をマッサージするユニットである。
前記マッサージユニット7は、前記レール部材6の溝に転動可能に嵌入するローラー8が上下に配設されたシャーシ9を基体として構成される。前記ローラー8は、それぞれ支持軸14を介して前記シャーシ9に取り付けられており、上側の前記ローラー8の内側には、前記レール部材6のラックに歯合するピニオン10が形成されている。上側の前記ローラー8及びピニオン10を支持する支持軸14は、前記シャーシ9を左右に貫通しており、図示しない昇降用モーターに接続され、該昇降用モーターの駆動により回転し、マッサージユニット7を背もたれ部シャーシ3に対して昇降させる。
10は後述する揉み玉19を有する一対の揺動アームで、一端側を揉み軸12と、図示しないロッドを介して叩き軸14とに接続されている。揉み軸12及び叩き軸14はそれぞれ図示しない揉み用モーター及び叩き用モーターによって回転し、揉み軸12の回転によって、揉み玉19が揉み動作し、叩き軸14の回転によって、揉み玉19が叩き動作するようになっている。
前記揺動アーム11の遊端部には、一端がカシメ固定され、他端が揺動アーム11間に突出する軸14を有している。図3に示すように、前記軸14は、該軸14の揺動アーム11に対する位置決めを行うための段部15と、前記揺動アーム11遊端部にカシメ固定される固定部16と、後述する揉み玉19が嵌着する取付部17(軸長をAとする)と、該取付部17先端に形成され、カシメ代となるカシメ代部18とで構成され、カシメ代部18断面略円の径は、取付部17断面略円の径よりも小さくなっている。
18は後述するスリーブ21の外周をゴムやシリコン等の弾性素材20で覆った車輪状の揉み玉で、スリーブ21を介して前記揺動アーム11に配設される。
20はフランジ22を有する樹脂製の筒状のスリーブ(筒長をBとする)で、端部に略螺旋状の切り込みを形成することで、スリーブの端部に弾性部23を形成している。前記フランジ22は、前記揉み玉19に外力が加わった際に、前記スリーブ21に対する弾性素材20のずれを防止するためのものである。
尚、揉み玉19は、スリーブ21の外周をゴムで覆うためにインサート成型するので、スリーブ21の切り込みにもゴムが入り込むが、ゴムは弾性を有しているため、揉み玉19を形成した状態であっても、このような切り込みを形成したスリーブ21は軸方向に弾性を有する。
前記スリーブ21は、前記揺動アーム11の軸14に嵌入され、前記カシメ代部18にワッシャー24を挿入し、前記カシメ代部18をカシメることで、前記取付部17に抜け止め固定される。
前記スリーブ21の筒長Bを、取付部17の軸長Aより長く形成しており、取付部17の軸長A及びスリーブ21の筒長Bの寸法誤差、或いは、カシメ量の誤差等が生じた際にも、弾性部23の変形により誤差を吸収して、揉み玉19の軸14に対する軸方向の移動を阻止している。
スリーブ21を上述のような構成にすると、簡単な構成で、確実に揉み玉19のガタツキを抑制し、特に無負荷、低負荷運転時に生じるガタツキ音の発生を防止することができる。また、スリーブに切り込みを形成することで弾性部23を形成するため、一部品で軸方向に弾性を有するスリーブ21を形成することができる。
尚、上記実施形態では、一端に切り込みを形成することで、スリーブ21の弾性部23を形成しているが、両端に切り込みを形成することで、スリーブの両端に弾性部23を形成しても良い。この構成では、より多くの寸法誤差を吸収することができる。
また、弾性部23はスリーブ21に切り込みを形成することで形成しているが、弾性部をスリーブの断面略円に対して略同心同径の略螺旋状の別部材とし、スリーブを、フランジを有する筒と、筒の先に接着される略螺旋状部材との2部品で構成してもよい。
このような構成とすると、筒と弾性部をそれぞれ異なる部材で形成することができ、例えば、フランジを有する筒は衝撃に強く、弾性部は弾性に優れるように、それぞれに適した別の部材でスリーブを形成することができる。
尚、弾性部を略螺旋状部材で形成する場合においても、弾性部をスリーブの両端に形成してもよい。
上記実施形態では、脱落防止等の理由から、軸を固定するためあるいはスリーブを向かい止めするための軸の固定方法として、カシメ固定を例示しているが、固定方法はカシメ固定に限る必要はなく、例えば、ネジ止め固定やCリング、割ピン等を使用して固定してもよい。
本発明は、揉み玉を有する椅子型マッサージ機に広く利用可能である。
1 本体
2 座部シャーシ
3 背もたれ部シャーシ
4 ベースフレーム
5 開口
6 レール部材
7 マッサージユニット
8 ローラー
9 シャーシ
10 ピニオン
11 揺動アーム
12 揉み軸
13 叩き軸
14 軸
15 段部
16 固定部
17 取付部
18 カシメ代部
19 揉み玉
20 弾性素材
21 スリーブ
22 フランジ
23 弾性部
24 ワッシャー
A 軸長
B 筒長

Claims (4)

  1. 背もたれ部と座部から構成される本体と、前記背もたれ部に配設され、前記背もたれ部に対して上下動可能に構成されるマッサージユニットとを備え、
    前記マッサージユニットは、揺動可能に配設されたアームと、該アーム先端部に一端が固定された軸と、該軸に抜け止め固定される揉み玉とを備え、
    前記揉み玉は、前記軸に挿入される筒状のスリーブと、該スリーブの外周を覆う柔軟素材とで構成され、前記スリーブの少なくとも一部に、軸方向に対する弾性を有する弾性部を形成し
    前記軸は前記揉み玉が嵌着する取付部とカシメ代となるカシメ代部とを備え、前記スリーブの筒長は前記取付部の軸長より長く形成しており前記カシメ代部をカシメることで前記スリーブは前記取付部に抜け止め固定されることを特徴とする椅子型マッサージ機。
  2. 前記弾性部は、前記スリーブの一部に略螺旋状の切り込みを入れることで形成されることを特徴とする請求項1記載の椅子型マッサージ機。
  3. 前記弾性部は、前記スリーブの一部を軸方向に弾性を有する螺旋形状の部材にて形成することを特徴とする請求項1記載の椅子型マッサージ機。
  4. 前記弾性部が形成される位置を、前記スリーブの端部とすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の椅子型マッサージ機。
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