JP5253236B2 - 端子箱 - Google Patents

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Description

本発明は、端子箱に関する。
特許文献1に、ギヤドモータに端子箱が取り付けられている技術が開示されている。
この端子箱は、開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を覆う蓋体と、該蓋体を前記ケース本体に固定するボルトと、を備える。ケース本体内には、端子台、整流器、コンデンサ等が収容される。ケース本体の開口部を覆う蓋体は、配線作業性を重視して取り外し可能である。蓋体の取り付け、取り外しは、ボルトによって行われる。
特開2006−166566号公報(図2、段落0017)
例えば、食品工場で使用されるギヤドモータに取り付ける端子箱の場合、樹脂製の端子箱では割れや欠けが生じる恐れがあるため、金属製の端子箱が用いられる。金属製の端子箱では、前述した特許文献1で開示されているように、蓋体は、ボルトによってケース本体に固定される。
このため、蓋体をケース本体から取り外すには、該蓋体を固定していたボルトを外す必要がある。ところが、当該ボルトを外して端子箱での配線作業を行っているときに、外したボルトを誤って落としたり、紛失したりしてしまうことがある。この場合、食品工場のように、こうした異物を極度に嫌う現場においては、紛失したボルトが見つかるまで操業を再開することができない。また、万一ボルトを見つけられなかった場合には、そのときに流れていた食品を全て廃棄せざるを得ないこともある。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであって、端子箱の蓋体を固定するために用いるボルトを誤って落としたり紛失したりすることを、構造的に防止できるようにすることをその課題としている。
本発明は、開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を覆う蓋体と、該蓋体を前記ケース本体に固定するボルトと、を備えた端子箱において、前記ケース本体に貫通形成されたボルト孔と、前記蓋体に形成され、前記ボルト孔の内径より大きく、前記ボルトの頭部の外径より小さな幅を有するU字溝と、前記蓋体の最外周部において前記ケース本体側に曲折形成された曲折部と、を備え、前記ボルトが、前記ボルト孔に螺合され、且つ該螺合されたボルトのケース本体反頭部側のねじ部に、当該ボルトが前記ボルト孔から外れるのを阻止する抜け防止機構が設けられ、前記ボルトが前記ボルト孔から外れていない状態において、前記ケース本体と前記ボルトの頭部の間を前記曲折部が通過可能とされた構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
また、本発明は、開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を覆う蓋体と、該蓋体を前記ケース本体に固定するボルトと、を備えた端子箱において、前記ケース本体に貫通形成された複数のボルト孔と、前記蓋体の前記複数のボルト孔の位置に対応してそれぞれ形成され、前記ボルト孔の内径より大きく、前記ボルトの頭部の外径より小さな幅を有する複数のU字溝と、を備え、前記複数のボルトが、前記複数のボルト孔に螺合され、且つ該複数の螺合されたボルトのケース本体反頭部側のねじ部に、当該複数のボルトが前記複数のボルト孔から外れるのを阻止する抜け防止機構がそれぞれ設けられた構成とすることにより、同じく上記課題を解決したものである。
本発明においては、ボルトはケース本体のボルト孔に螺合した状態とされ、且つ抜け防止機構の機能によって、該ボルト孔から外れること自体ができなくなっている。一方、蓋体には(通常の貫通孔ではなく)U字溝が形成されている。これにより、ボルトがケース本体に取り付けられた状態のまま、蓋体をケース本体から外したり、装着したりできるため、ボルトの紛失を効果的に防止できる。
本発明によれば、端子箱の蓋体を固定するために用いるボルトを誤って落としたり紛失したりすることを、構造的に防止できる。
本発明の実施形態の一例に係る端子箱の(A)平面図、(B)断面図、(C)斜視図 図1の矢視II部分の拡大断面図 図1の端子箱が適用されているギヤドモータの正面図 本発明の他の実施形態の一例を示す図3相当の拡大断面図 本発明の更に他の実施形態の一例を示す図2相当の拡大断面図 本発明の更に他の実施形態の一例を示す端子箱の(A)平面図、(B)正面図、(C)斜視図
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係る端子箱を示すもので、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)は斜視図である。また、図2は、図1の矢示II部分の拡大図、図3は図1の端子箱が適用されているギヤドモータの正面図である。
この端子箱12は、上部開口部14Aを有するケース本体14と、ケース本体14の上部開口部14Aを覆う蓋体16と、蓋体16をケース本体14に固定するボルト18と、を備える。図3に示されるように、この端子箱12は、例えば食品工場で使用されるギヤドモータGMに所定の交流電力を供給するために使用される。もっとも、本発明に係る端子箱はギヤドモータのみに適用範囲が限定されるものではなく、また食品工場の電気機器に適応範囲が限定されるものでもない。
図1、図2を参照して、前記ケース本体14は、金属製であり、平板をプレスによって絞り加工することによって形成されている。ケース本体14は、上部に角度θだけ傾斜した上部開口部14Aを有しており、図示せぬ端子台、整流器、コンデンサ等を収容可能である。ケース本体14の平面から見た形状はほぼ正方形であり、高さ(深さ)の低い側の角部14C、14Dにはアールがつけられている。上部開口部14Aの外周には蓋体16と係合可能なフランジ部14Fが形成されている。該フランジ部14Fの前記正方形の一角に、蓋体16を固定するためのボルト18を螺合するボルト孔14Hが1個のみ貫通形成されている。ボルト孔14Hには、ボルト18と螺合する雌ねじ(図示略)が形成されている。
前記蓋体16は、ケース本体14の上部開口部14Aを覆うもので、該上部開口部14Aに対抗する下部開口部16Aを有している。下部開口部16Aは前記ケース本体14の上部開口部14Aの傾斜θに対応して傾斜しており、蓋体16の上面16Bはほぼ水平である。蓋体16の下部開口部16Aの外周には前記ケース本体14のフランジ部14Fに係合可能なフランジ部16Fが形成されている。フランジ部16Fの最外周にはケース本体14側に向けた曲折部16Kが形成されており、この曲折部16Kがケース本体14のフランジ部14Fの外側に係合することによって、該蓋体16をケース本体14に被せたときの位置決めがなされる。
図2に示されるように、蓋体16には、ケース本体14のボルト孔14Hの内径D1よりも大きく且つボルト18の頭部18Aの外径d1よりも小さな幅W1を有するU字溝16Uがケース本体14のボルト孔14Hの位置に対応して形成されている。なお、図2でのW1の描写は、この部分のみ、便宜上、U字溝16Uの開口側から見ている。
前記ボルト18は、蓋体16をケース本体14に固定するためのもので、この実施形態では、蓋体16のケース本体14に対する位置決め自体は、フランジ部16Fの外周の曲折部16Kによってなされることから、1個のみ備えられている。ボルト18は頭部18A、及びねじ部18Sを備え、ケース本体14のボルト孔14Hに螺合している。螺合されたボルト18のケース本体反頭部側のねじ部18S1には、抜け防止機構M1が設けられている。
抜け防止機構M1は、ボルト18がケース本体14のボルト孔14Hから外れるのを防止するためのもので、この実施形態では、ボルト18のケース本体反頭部側のねじ部18S1の連続性を途中で絶つべく、該ねじ部18S1に螺合させたスプリング20によって構成されている。このスプリング20は、針金をボルト18のねじ径に相当する直径d2で数回巻回したものであり、最後部に該スプリング20を手で持ってねじ部18S1にねじ込んで行くための保持部20Aが形成されている。スプリング20は恰もナットをねじ込むような態様でねじ部18S1にねじ込まれる。一度ねじ込まれると、ねじ部18S1との間に摩擦力が発生し、該ねじ部18S1から容易に外れることはない。
なお、ケース本体14のボルト孔14Hの最下部14H1からスプリング20の最上部20Cまでの長さはL1である。即ち、このボルト18の締め代(あるいは緩め代)は、L1である。
次に、この実施形態に係る端子箱12の作用を説明する。
この端子箱12の蓋体16をケース本体14から取り外すには、1個だけあるボルト18を緩めるだけでよい。ボルト18を緩めていくと、やがてねじ部18S1に装着されているスプリング20がケース本体14のボルト孔14Hの最下部14H1に当接するようになる。作業者は、これによりボルト18が限界まで緩められたことを感知でき、且つねじ部18S1の連続性がここで絶たれるため、物理的にそれ以上緩めることができなくなる。この状態では、ボルト18の頭部18Aの下面は蓋体16のフランジ部16Fの表面からL1だけ浮き上がっていることになる。
このため、ボルト18から最も遠いフランジ部(図1の符号P1部分)を支点として蓋体16を回動させるようにして若干持ち上げることにより、蓋体16の曲折部16Kとケース本体14のフランジ部14Fとの係合を解くことができる。U字溝16Uの幅W1は、ボルト18の頭部18Aの外径d1より狭いが、ある程度、蓋体16を持ち上げることができれば、蓋体16をU字溝16Uに沿って引くようにずらすことで、該U字溝16Uとボルト18との係合を解くことができ、蓋体16のみをケース本体14から取り外すことができる。
このとき、ボルト18はケース本体14のボルト孔14Hに螺合した状態のままである。従って、必然的に該ボルト18の落下や紛失を防止できる。
配線作業を終えて蓋体16をケース本体14に被せるときは、上記と全く逆の手順による。即ち、まず蓋体16の曲折部16Kとケース本体14のフランジ部14Fの外周とが係合するまで、蓋体16をU字溝16Uとボルト18とを係合させながら移動させる。係合した状態でボルト18を締めると、U字溝16Uの幅W1は、ボルト18の頭部18Aより狭いので、該頭部18Aとケース本体14との間で蓋体16を挟持・固定することができる。
なお、この実施形態に係る抜け防止機構は、スプリング20を単にねじ部18S1に螺合しただけのものなので、必要ならば、ボルト18から取り外すことができる。したがって、ボルト18を意図的に完全にケース本体14から外すことは、必要があれば可能である。
図4〜図6に抜け防止機構の変形例を示す。
図4に示す実施形態では、抜け防止機構M2が、ボルト38のねじ部38Sのうちのケース本体反頭部側のねじ部38S1に接着されたナット(係止体)40によって構成されている。ナット40は、ケース本体14のボルト孔14Hよりも大きな外径d3を有している。ナット40は、ねじ部38S1に接着されているため、一度取り付けると「緩んでねじ部から外れる」ということがない。この構成によっても、ねじ部38S1の連続性が途中で絶たれるため、先の実施形態とほぼ同様の作用効果が得られる。
なお、ナット40は、ねじ部38S1に接着剤で固定する代わりに、例えば点溶接にて固定するようにしてもよい。また、ねじ部38S1とねじ径又はピッチがわずかに異なるナット(図示略)を敢えて用い(これ以上ねじ込めなくなるまで)ねじ込むことによっても、抜け防止機構を構成する係止体として機能させることができる。この場合は、必要ならばナットは逆廻しすれば外すことができるため、ボルト38を意図的に完全にケース本体14から取り去ることができるようにもなる。但し、ねじ部38S1に対して良好に螺合する雌ねじを有するナット(通常ペアで用いるナット)は、振動その他で容易に緩んで落ちてしまう恐れがあるため、本発明の抜け防止機構を構成する係止体としては相応しくない。
係止体は、要するにケース本体のボルト孔の内径より大きな外径を有している部材であるならば、必ずしもナットである必要はない。また、独立した部材でなくても良い。例えば、図示はしないが、螺合されたボルトのケース本体反頭部側のねじ部の一部(例えば先端部)を圧着器具等によって潰して変形させても、該変形部によって抜け防止機構を構成できる。この構成は、(変形後はボルトがケース本体から完全に外せなくなるものの)ただ単にボルトのねじ部の一部を潰すだけで抜け防止機構を形成できるため、低コストでの製造が可能である。
図5に示す実施形態では、螺合されたボルト58のケース本体反頭部側のねじ部58S1の先端以外の一部に、該ねじ部58S1の谷径d4よりも小さな外径d5を有する小径部58Qを形成し、該小径部58Qによって抜け防止機構M3を構成している。この構成に係る抜け防止機構M3によれば、ボルト58を緩めて行くと、突然抵抗が軽くなると共にボルト58が傾いたりするため、緩めの許容限界を容易に感知することができる。先端側のねじ部58S2は新たに意図的にねじ合わせをしないと、ボルト58をそのまま緩め続けることはできない。従って、この構成によってもボルト58の抜け防止を図ることができ、且つ必要ならば(意図的にならば)ボルト58をケース本体14から完全に取り外すことができる。
なお、小径部58Qの長さL2を長く設定すると、ボルト58はボルト孔14H内で一度完全に「遊ぶ」ようになる。下部のねじ部58S2と再螺合させるには、意図的にボルト58を「引き上げながら廻す」必要があるため、より強力な抜け防止機構とすることができる。
なお、ボルト58をケース本体14から完全に取り外す必要がない場合には、先端側にはねじを切らないようにしておいてもよい。
また、この小径部58Qを形成する抜け防止機構M3は、先に説明した抜け防止機構(M1やM2等)との併用が可能である。即ち、この図5の例において、先端側のねじ部58S2に対して先の実施形態に係る抜け防止機構(スプリング20やナット40の装着)を適用するようにしてもよい。抜く必要がないならば、先端部のねじを潰してしまってもよい。
本発明における端子箱の全体形状は、特に上記実施形態での形状に限定されない。ボルトの数も、必ずしも1個のみの構成に限定されない。
例えば、図6に示されるように、ボルトを複数使用するような端子箱にも本発明を適用することができる。即ち、図6の端子箱72においては、上述した実施形態では形成されていた曲折部が蓋体76側に形成されていない。代わりに、蓋体76には長短1組ずつ計4個のU字溝81〜84が形成されている。各U字溝81〜84には4個のボルト86〜89がそれぞれ配置され、蓋体76のケース本体90への位置決めと固定が4箇所で行われている。各ボルト86〜89に設けられている抜け防止機構自体は、この例では図1〜図3の実施形態で採用されていたスプリング20によって構成される抜け防止機構M1と同一である。なお、図6の(C)の斜視図には、ボルト87のみ描写している。
この端子箱72においては、蓋体76をケース本体90から取り外すときは、各ボルト86〜89を緩めた後、始めに蓋体76を矢示X方向に動かすことによってボルト88、89と短いU字溝83、84との係合を解き、次いで短い方のU字溝83、84のボルト88、89の上部を通って残りの長い2つのU字溝81、82とボルト86、87との係合を解く。蓋体76をケース本体90に嵌めるときは、この逆の手順となる。
このような端子箱72においては、計4個のボルト86〜89によって蓋体72を取り付けることができるため、先の実施形態に比べより蓋体76をより強固に取り付けことが可能となる。配線の作業中、ボルト86〜89は、ケース本体90側に残ったままなので、複数のボルト86〜89を使用しているにも拘わらず、ボルト86〜89の紛失を確実に防止できる。
なお、これまでの実施形態は、いずれも抜け防止機構を構成するに当たり、ねじ部の連続性を途中で絶つ構成を採用していたが、本発明に係る抜け防止機構は、要するに、ボルトが、ボルト孔から外れるのを阻止できる構成であればよく、例えばケース本体の端部からコ字状に突出形成され、ボルトを締めるための工具(スクリゥドライバ等)を通すための貫通孔を有すると共に、ボルト頭部の上面をある程度緩めた位置にて押える押え体を備えるような構成としてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、ケース本体と、該ケース本体の開口部を覆う蓋体と、該蓋体を前記ケース本体に固定するボルトと、を備えた端子箱の製造方法という観点で捉えることもできる。このように捉える場合、本発明は、a)ケース本体に形成したボルト孔に、ボルトを螺合させる工程、b)該螺合されたボルトのケース本体反頭部側のねじ部に、当該ボルトがボルト孔から外れるのを阻止する抜け防止機構を設ける工程、c)U字溝の形成された蓋体を、該U字溝を介して、前記ボルトの頭部と前記ケース本体との間に装着する工程、d)ボルトをねじ込むことによって、該装着した蓋体を該ボルトの頭部とケース本体との間で挟持・固定する工程、を含む発明ということができる。
12…端子箱
14…ケース本体
14A…上部開口部
16…蓋体
16U…U字溝
18…ボルト
18A…頭部
20…スプリング

Claims (6)

  1. 開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を覆う蓋体と、該蓋体を前記ケース本体に固定するボルトと、を備えた端子箱において、
    前記ケース本体に貫通形成されたボルト孔と、
    前記蓋体に形成され、前記ボルト孔の内径より大きく、前記ボルトの頭部の外径より小さな幅を有するU字溝と、
    前記蓋体の最外周部において前記ケース本体側に曲折形成された曲折部と、を備え、
    前記ボルトが、前記ボルト孔に螺合され、且つ
    該螺合されたボルトのケース本体反頭部側のねじ部に、当該ボルトが前記ボルト孔から外れるのを阻止する抜け防止機構が設けられ
    前記ボルトが前記ボルト孔から外れていない状態において、前記ケース本体と前記ボルトの頭部の間を前記曲折部が通過可能に構成され
    ことを特徴とする端子箱。
  2. 請求項1において、
    前記抜け防止機構が、前記ボルトの反頭部側のねじ部の連続性が途中で絶たれ、且つ、該ボルトの先端部分は前記ボルト孔から外れない構成とされた
    ことを特徴とする端子箱。
  3. 請求項2において、
    前記抜け防止機構が、前記反頭部側のねじ部に螺合させたスプリングによって構成されている
    ことを特徴とする端子箱。
  4. 請求項2において、
    前記抜け防止機構が、前記ねじ部に接着または溶接されると共に前記ボルト孔よりも大きな径を有している係止体によって構成されている
    ことを特徴とする端子箱。
  5. 請求項2において、
    前記抜け防止機構が、前記ねじ部の一部を潰した変形部によって構成されている
    ことを特徴とする端子箱。
  6. 開口部を有するケース本体と、該ケース本体の開口部を覆う蓋体と、該蓋体を前記ケース本体に固定するボルトと、を備えた端子箱において、
    前記ケース本体に貫通形成された複数のボルト孔と、
    前記蓋体の前記複数のボルト孔の位置に対応してそれぞれ形成され、前記ボルト孔の内径より大きく、前記ボルトの頭部の外径より小さな幅を有する複数のU字溝と、を備え、
    前記複数のボルトが、前記複数のボルト孔に螺合され、且つ
    該複数の螺合されたボルトのケース本体反頭部側のねじ部に、当該複数のボルトが前記複数のボルト孔から外れるのを阻止する抜け防止機構がそれぞれ設けられた
    ことを特徴とする端子箱。
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