JP2006166566A - モータ - Google Patents

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JP2006166566A
JP2006166566A JP2004352998A JP2004352998A JP2006166566A JP 2006166566 A JP2006166566 A JP 2006166566A JP 2004352998 A JP2004352998 A JP 2004352998A JP 2004352998 A JP2004352998 A JP 2004352998A JP 2006166566 A JP2006166566 A JP 2006166566A
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Isao Sugihara
功 椙原
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Abstract

【課題】過電流や過負荷によるモータや減速機の損傷を防止するため、保護装置を予め備えた単相電源により駆動されるモータを提供する。
【解決手段】単相電源により駆動されるモータ本体102Aのモータケーシング103に端子箱200を取付け、該端子箱200の内部に設置した端子台206の端子220c、222dに、モータ本体102Aと電気的に直列接続されたヒータ310及びバイメタル306を備えたサーマルスイッチ300を配置構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、駆動機械等に使用されているモータを過電流や過負荷などに起因する損傷から保護する技術分野に関する。
産業用駆動機械の分野においては、特許文献1に記載されるように、各駆動機械に使用されているモータを過電流による焼損や過負荷による損傷から保護するためのシステムが構築されることが多い。
従来のシステムでは、別途制御室や配電盤などにより、各駆動機械のモータに流れる電流を集中的にモニタし、必要により又は自動的に電流を遮断する等により、各モータを保護するようにしている。
特開平2−74122号公報
このように、実際にモータが置かれている場所とは別の場所においてモータ群を管理・保護するシステムにおいては、駆動機械のユーザが別途そのような保護システムを構築する必要があり、その構築のためにはハード的な費用のみならず多大な人的費用がかかってしまうという問題があった。
これは、個々の駆動機械の個々のモータ毎に、当該モータに最適な設定値(例えば遮断閾値)等を使用状況に応じて選定したり設定したりする必要があり、専門的知識を有する者を配置するなど周到な準備の下で行なわねばならないためである。
そこで本発明は、これらの不具合を解消するべく、ユーザサイドにこのようなコスト的、人的負担を掛けずに済むようなモータを提供することをその課題としている。
本発明は、ヒータとバイメタルを備えたサーマルスイッチと、該サーマルスイッチが接続され、モータ本体への通電のオン、オフが可能とされたモータ端子台を備え、且つ単相電源で駆動されるモータとすることにより、上記課題を解決するものである。
本発明においては、ヒータとバイメタルを備えたサーマルスイッチを、モータの端子台に直列に直接接続するようにしたため、モータ自体が自身の保護システムを有した状態でユーザに納品でき、そのまま設置できる。
従って、別途の保護システムの構築を必要とせず、そのための専門的知識を有する人員を確保する必要もない。
サーマルスイッチは、ヒータとバイメタルを内蔵しているため、過電流等を適確に検知することができ、且つ、単相電源とされているため、1個のサーマルスイッチで確実に電力を遮断できる。
更に、モータの使用目的や使用状況に最適な保護設定が特に専門的知識を有する者がいなくても予め可能となる。
本発明により、大幅なコスト削減及び人的負担の削減が可能となる。またモータが納品され設置された時点で、同時に当該モータ専用の保護設備の配備も完了することとなるため、納品から稼動までの時間も短縮される。
以下添付図面を用いて本発明の構成を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の1つであり、保護装置としてサーマルスイッチを取付けた駆動装置の全体図である。(A)が正面図、(B)が右側面図である。ここでは、減速機104と連結されたモータ本体102Aのモータケーシング103に、端子箱200が取付けられ、該端子箱200にサーマルスイッチ300が取付けられている例が示されている。
図2は、端子箱200単体の全体図である。(A)は、該端子箱200の平面一部透視図と底面一部透視図の結合図。(B)は(A)のIIB−IIB線に沿う断面図である。
端子箱200は、端子箱ケース本体202と端子箱蓋204とがボルト210を介して連結されている。この端子箱200は、端子箱ケース本体202の底面において、連結具212を介してモータ本体102Aのモータケーシング103に取付けられている。
端子箱200の内部には、端子箱ケース本体202の底面に取付けられた端子台取付具208を介して端子台(モータ端子台)206が取付けられている。該端子台206の近傍には整流器218及びコンデンサ214が備えられている。コンデンサ214は、コンデンサ保持材216を介して端子箱ケース本体202内に収容されている。
一方、端子箱蓋204の外側表面にはサーマルスイッチ300が図示せぬビス等により固着されている。
図3は、端子箱200の内部にある端子台206(の端子220、222)と、サーマルスイッチ300の接続状態を表わすものであり、図4は図3の電気回路図である。図5は、サーマルスイッチ300の内部構造を示すものであって、(A)が平常時、(B)が異常時(保護装置作動時)をそれぞれ表わしている。
端子台206には外部から単相の交流電源221が接続されている。端子台206は図面上の上段の端子群220と下段の端子群222を備える。上段の端子群220と下段の端子群222は、各列毎に、即ち、端子220aは同222aと、端子220bは同222bと、端子220cは同222cと、・・・、端子220fは同222fと各々が図の裏面側で結合しており、電気的に繋がっている(図4参照)。電源と接続している2つの端子222b、222cは、その一方の端子222bが直接モータ本体102Aへと接続され、もう一方の端子222cは、サーマルスイッチ300を経由してから、モータ本体102Aへと接続されている。即ち、モータ本体102Aと、サーマルスイッチ300は電気的に直列接続されている。なお、整流器218は端子222b、222dと接続されている。
一方、サーマルスイッチ300はスイッチ本体302とカバー304で構成される。スイッチ本体302の底面中央部を貫通して調整ネジ314が螺合しており、該調整ネジ314の端部に傘状のバイメタル306が取り付けられている。バイメタル306には接点308a、308bが設けられており、金具312a及び金具312cと短絡可能とされている。又、金具312cはヒーター310を介して金具312bと電気的に繋がっている。
ここで、サーマルスイッチ300内のヒータ310は、電流量に応じて発熱する導体からなっている。一方でバイメタル306は、設定の温度以下の状態では図5(A)に示すように傘状態を維持しており、自身に有する接触点308a、308bを金具312a、312cへと付勢させ、設定温度にまで自身の周囲の温度が上昇すると、図5(B)に示すように傘のそりが反転する構成とされている。
なお、図の符号320は復帰ボタンである。
次に、本発明の作用について説明する。
本実施形態における駆動装置GM100は、単相交流電源により作動する駆動装置である。
電源から供給される電流Iは、端子台206上の2つの端子222b、222cを介して、モータ本体102Aやコンデンサ214等へと供給されるが、電気的に直列接続されたサーマルスイッチ300の存在により、該スイッチ内を通って電流Iが流れる。つまり、ある時点での電流の流れに着目すると、端子台206の端子222c→端子220c→リード線316aを通って、サーマルスイッチ300の金具312a→接点308a→バイメタル306→接点308b→金具312c→ヒータ310→金具312b→リード線316b→端子222d→端子220dを経て、モータ本体102A(図示しないコイル)へと電流が供給され、端子220b、222bへと戻ることにより、駆動装置GM100が作動する。また、供給される電源221は交流であるため、そのわずか後には逆の流れとなり、端子222b→220bからモータ本体102Aへ電流が供給される。
モータ102の負荷が想定以上に増大した場合や、断線等により内部短絡が生じた場合には、電流Iの増大によりヒータ310がより加熱し、その熱によってバイメタル306の設定温度を超えた時点でバイメタル306が図5(B)の状態へと変形する。これにより、接点308a、308bが金具312a、312cから離反し、電流が遮断され、駆動装置GM100も停止する。
つまり、バイメタル306のそりが反転する温度を、駆動装置GM100が過電流や過負荷により損傷する前に設定することで、モータ102を含めた駆動装置全体の保護装置(安全装置)として機能させることができる。
本実施形態においては、保護装置としてのサーマルスイッチ300を、モータケーシング103に連結した端子箱200に予め取付けることにより、駆動装置GM100のユーザが別途保護システム(保護設備)を構築する必要がなく、ユーザが負担するコストを削減できる点においてメリットが大きい。
また、ユーザ自身が駆動装置GM100に見合った保護装置を選定又は設定する必要がなく、ユーザの選定ミス、設定ミスによる駆動装置の損傷等を未然に防止することが可能となる。更に、本実施形態におけるサーマルスイッチ300は、バイメタル306とヒータ310を併用したものであるため、バイメタルの設定温度(変形温度)をモータ本体102Aの発熱程度では影響を受けない程高く設定しておき、バイメタル306の近傍に設置したヒータの過熱により初めて変形し得る設定とすることにより、設置場所周囲の温度による誤動作を排除できる。
又、本実施形態は、バイメタル306自身が電気経路の一部を兼ねているが、この構造は、バイメタルの温度に対する形状の変化によって他のスイッチを機械的にON−OFFする構造に比べて、保護装置の動作をよりダイレクトにレスポンスよく制御可能となっている。
又、駆動装置そのものに保護装置を装着することで、サーマルトリップ時(保護装置作動時)における復帰作業がその場で行なえることから、スムーズな作業の復帰が可能となっている。
又、本実施形態による保護装置は、既存の端子箱200に穴開け等の簡単な加工で取付けることができ、別途取付けのための専用部品を用意する必要もなく、取付けコストを最小限に抑えつつ実現されるものである。
又、電源が単相であるため、保護装置としてのサーマルスイッチ300を1つ設置することで実現でき、これがため、端子台206にコンパクトに保護装置を取付けるという構成を実現している。
本発明は、プラントなどの工業での利用可能性があることはもちろん、主として単相交流電源が使用される一般家庭内で使用される機器の駆動源に利用することが可能である。
本発明の実施形態の1つである保護装置としてサーマルスイッチを取付けた駆動装置の全体図であり、(A)が正面図、(B)が右側面図 本発明の実施形態における端子箱単体の全体図であり、(A)は、平面一部透視図及び底面一部透視図の結合図、(B)は(A)のIIB−IIB線断面図 本発明の実施形態における端子台とサーマルスイッチの接続状態を示した図 図3の接続状態を電気的に表わした電気回路図 本発明の実施形態におけるサーマルスイッチの内部構造図であり、(A)は平常時、(B)は異常時(保護装置作動時)を表わす図
符号の説明
GM100…駆動装置
102…モータ
102A…モータ本体
104…減速機
200…端子箱
202…端子箱ケース本体
204…端子箱蓋
206…端子台
220、222…電源端子
300…サーマルスイッチ
306…バイメタル
310…ヒータ
312…金具
314…調整ねじ
320…復帰ボタン

Claims (3)

  1. ヒータとバイメタルを備えたサーマルスイッチと、
    該サーマルスイッチが接続され、モータ本体への通電のオン、オフが可能とされたモータ端子台を備え、且つ
    単相電源で駆動される
    ことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1において、
    前記サーマスイッチは、前記モータ本体と電気的に直列接続されている
    ことを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は2において、
    前記モータ端子台が端子箱に収容されており、該端子箱に前記サーマルスイッチが固定されている
    ことを特徴とするモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206943A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Sumitomo Heavy Ind Ltd 端子箱

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