JP5253021B2 - 車両の後方確認装置 - Google Patents

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本発明は、車両の後方確認装置に関するものである。
近年、ワゴン車等の車両においては、車両後方の死角をなくすために、バックドアの上部に後方確認用のカメラを装備し、該カメラにより撮影された映像を車内のモニタで確認できるようにしたものがあるが、この種のカメラは、バックドアの上部から車両後方に向け略水平に張り出したステーの先端に装備されるようになっているのが通常である。
尚、この種の後方確認用のカメラに関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特開平10−71890号公報
しかしながら、バックドアにスペアタイヤを背負い式と称される形式で装備したオフロードカー等においては、バックドアの上部に後方確認用のカメラを装備しても、該カメラの視界にスペアタイヤが映り込んで邪魔になることがあり、また、車両後部がワゴン車等と比べて若干傾斜した意匠のものが多いため、車両の最後尾となるリヤバンパ付近をバックドアの上部から映し難いこともあった。
更に、ステーによりカメラを支える形式では、カメラが車体の外形から突出物として張り出す状態となるため、車両の後退時に予期しない高所構造物とカメラが接触してしまったり、車庫内で不用意にバックドアを跳ね上げた際に天井にカメラをぶつけてしまう虞れもあり、万一、カメラが周辺構造物と干渉してしまった際には、剥き出しのカメラに対し直接的な外部衝撃力が加わって該カメラを破損し易いということもあった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、車体後部にスペアタイヤキャリアを介してスペアタイヤを背負い式で装備した車両であってもカメラにより良好に車両後方を撮影することができ、しかも、カメラと周辺構造物との干渉を極力回避し且つ仮に干渉等により外部衝撃力が加わっても高価なカメラを確実に保護することができるようにすることを目的としている。
本発明は、車体後部にスペアタイヤキャリアを介してスペアタイヤを背負い式で装備した車両の後方確認装置であって、
スペアタイヤキャリアにスペアタイヤのホイル締結時に該ホイルのハブ穴を通して車両後方に張り出す箱型の収容ブラケットを設け、
該収容ブラケットは、前記スペアタイヤキャリアに取り付けられるアッパブラケットとロアブラケットとからなり、該ロアブラケットの前端部は、スペアタイヤキャリアの後端面に対しボルト及びナットにより取り付け、前記ロアブラケットの後部は、車両後方に向け上り勾配を成すような傾斜面とし、該傾斜面に撮影用の開口部を形成し且つ該開口部から外に突出しないよう後方確認用のカメラを傾斜面に対し略直角に配置して該カメラにより車体後部の下方位置を撮影し得るようにし、前記ロアブラケットの後端部は、アッパブラケットの後端部に対しボルト及びナットにより取り付け、
前記スペアタイヤのホイルカバーにも前記開口部と位置を合わせた窓部を形成したことを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、スペアタイヤのホイルカバーの窓部から下方位置をカメラで撮影することが可能となるので、該カメラの視界にスペアタイヤが映り込んで邪魔になるという事態が起こらなくなり、また、車両後部がワゴン車等と比べて若干傾斜した意匠となっていても、スペアタイヤのホイルカバーの窓部からであれば、車両の最後尾となるリヤバンパ付近を良好に撮影することが可能となる。
しかも、カメラが車体の外形から突出物として張り出さなくなるため、車両の後退時やバックドアの跳ね上げ等の開閉時にカメラが周辺構造物と干渉する虞れが大幅に低減されることになり、仮に干渉等により外部衝撃力が加わったとしても、カメラが収容ブラケット内に収容されて直接的な外部衝撃力を受けないようになっているため、高価なカメラを損傷しないよう保護することが可能となる。
上記した本発明の車両の後方確認装置によれば、車体後部にスペアタイヤキャリアを介してスペアタイヤを背負い式で装備した車両であってもカメラにより良好に車両後方を撮影することができ、しかも、カメラと周辺構造物との干渉を極力回避し且つ仮に干渉等により外部衝撃力が加わっても高価なカメラを確実に保護することができるという優れた効果を奏し得る。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図1に例示している車両においては、車体後部のバックドア1にスペアタイヤ2を背負い式で装備するようになっており、このスペアタイヤ2は、図2に示す如きバックドア1に取り付けられたスペアタイヤキャリア3に固定されるようになっている。
即ち、図3に示す如く、スペアタイヤキャリア3の後端面に複数本(図中3本)のホイル取付ボルト4が突設されているので、該各ホイル取付ボルト4をスペアタイヤ2におけるホイル5のホイル穴6に通してホイルナット7で締め込むことによりスペアタイヤ2がスペアタイヤキャリア3に固定されるようになっている。
この際、本形態例においては、スペアタイヤキャリア3の後端面における各ホイル取付ボルト4に囲まれた中央部分に、スペアタイヤ2のホイル5の締結時に該ホイル5のハブ穴8を通して車両後方に張り出す箱型の収容ブラケット9が設けられており、該収容ブラケット9内には、後方確認用のカメラ10が下向きに収められている。
ここで、前記収容ブラケット9は、アッパブラケット9aとロアブラケット9bの二部品から成り、このうちのロアブラケット9b側に前記カメラ10がホルダ11を介しボルト12及びナット13により取り付けられており、また、前記ロアブラケット9bにおける前記カメラ10と対峙する位置には、撮影用の開口部9cが形成されている。
即ち、撮影用の開口部9cが形成されているロアブラケット9bの後部は、車両後方に向け上り勾配を成すような傾斜面となっており、この傾斜面に対し略直角に配置されたカメラ10により車体後部の下方位置を撮影し得るようにしてある。この際、カメラ10を傾斜面から外に突出しないように収容ブラケット9内に配置しておけば、スペアタイヤ2の脱着作業時等におけるカメラ10の損傷を回避することが可能である。
尚、ロアブラケット9bの前端部は、スペアタイヤキャリア3の後端面に対しボルト14及びナット15により取り付けられ、ロアブラケット9bの後端部は、アッパブラケット9aの後端部に対しボルト16及びナット17により取り付けられており、カメラ10の取り付けや保守点検等のためにロアブラケット9bを適宜に着脱し得るようになっている。
また、ホイル5のディスク部には、ホイル取付ボルト4やホイルナット7、ハブ穴8が剥き出しの状態にならないようホイルカバー18(図4参照)が被せられるようになっているが、このホイルカバー18にも前記ロアブラケット9bの開口部9cと位置を合わせた窓部19が形成されるようになっている。
尚、このホイルカバー18における窓部19が形成されている部位も前記ロアブラケット9bの後部と同じように傾斜面となっており、この傾斜面を挟んだ上側部分が下側部分に対し車両後方へ張り出したオーバーハング形状を成すようになっていて(図3参照)、カメラ10を可能な限り車両後端に配置することによって、より最適な撮影が可能となるようにしてある。
而して、このようにすれば、スペアタイヤ2のホイルカバー18の窓部19から下方位置をカメラ10で撮影することが可能となるので、該カメラ10の視界にスペアタイヤ2が映り込んで邪魔になるという事態が起こらなくなり、また、車両後部がワゴン車等と比べて若干傾斜した意匠となっていても、スペアタイヤ2のホイルカバー18の窓部19からであれば、車両の最後尾となるリヤバンパ20(図1参照)付近を良好に撮影することが可能となる。尚、車両の最後尾がスペアタイヤ2となる場合であっても、該スペアタイヤ2の下方位置を良好に撮影することが可能であることは勿論である。
しかも、カメラ10が車体の外形から突出物として張り出さなくなるため、車両の後退時やバックドア1の跳ね上げ等の開閉時にカメラ10が周辺構造物と干渉する虞れが大幅に低減されることになり、仮に干渉等により外部衝撃力が加わったとしても、カメラ10が収容ブラケット9内に収容されて直接的な外部衝撃力を受けないようになっているため、高価なカメラ10を損傷しないよう保護することが可能となる。
従って、上記形態例によれば、車体後部にスペアタイヤキャリア3を介してスペアタイヤ2を背負い式で装備した車両であってもカメラ10により良好に車両後方を撮影することができ、しかも、カメラ10と周辺構造物との干渉を極力回避し且つ仮に干渉等により外部衝撃力が加わっても高価なカメラ10を確実に保護することができる。
尚、本発明の車両の後方確認装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す斜視図である。 スペアタイヤを固定するためのスペアタイヤキャリアの斜視図である。 カメラの設置状態を示す断面図である。 ホイルカバーの詳細を示す斜視図である。
符号の説明
1 バックドア(車体後部)
2 スペアタイヤ
3 スペアタイヤキャリア
5 ホイル
8 ハブ穴
9 収容ブラケット
9c 開口部
10 カメラ
18 ホイルカバー
19 窓部

Claims (1)

  1. 車体後部にスペアタイヤキャリアを介してスペアタイヤを背負い式で装備した車両の後方確認装置であって、
    スペアタイヤキャリアにスペアタイヤのホイル締結時に該ホイルのハブ穴を通して車両後方に張り出す箱型の収容ブラケットを設け、
    該収容ブラケットは、前記スペアタイヤキャリアに取り付けられるアッパブラケットとロアブラケットとからなり、該ロアブラケットの前端部は、スペアタイヤキャリアの後端面に対しボルト及びナットにより取り付け、前記ロアブラケットの後部は、車両後方に向け上り勾配を成すような傾斜面とし、該傾斜面に撮影用の開口部を形成し且つ該開口部から外に突出しないよう後方確認用のカメラを傾斜面に対し略直角に配置して該カメラにより車体後部の下方位置を撮影し得るようにし、前記ロアブラケットの後端部は、アッパブラケットの後端部に対しボルト及びナットにより取り付け、
    前記スペアタイヤのホイルカバーにも前記開口部と位置を合わせた窓部を形成したことを特徴とする車両の後方確認装置。
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