JP5249707B2 - タッピング加工用上部金型及びパンチプレス - Google Patents

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本発明は、板状のワークの加工穴に対してタッピング加工を行う際に用いられるタッピング加工用上部金型、及びワークに対してパンチング加工とタッピング加工を行うパンチプレスに関する。
近年、パンチプレスにおける上部金型支持部材にパンチング加工用上部金型の他にタッピング加工用上部金型が装着されることが多く、タッピング加工用上部金型の先行技術としては特許文献1に示すものがある。そして、先行技術に係るタッピング加工用上部金型の構成等について説明すると、次のようになる。
即ち、先行技術に係るタッピング加工用上部金型は、筒状の上部金型本体を備えており、この上部金型本体は、タレットパンチプレスにおける上部タレットの適宜の装着孔に上下方向へ移動可能に装着されるものである。また、上部金型本体の内側には作動部材が設けられており、この作動部材は、回転力を与えられると上部金型本体の軸心(換言すれば、金型軸心又は作動部材の軸心)周りに回転しつつ上下方向へ移動するようになっている。更に、作動部材には、タップを保持するタップホルダが設けられている。
なお、タッピング加工を行う際にはタッピング加工用上部金型の他にタッピング加工用下部金型が用いられ、このタッピング加工用下部金型は、タレットパンチプレスにおける下部タレットの適宜の装着孔にタッピング加工用上部金型に上下に対向して装着されるものである。
従って、上部金型支持部材の装着孔にタッピング加工用上部金型、下部金型支持部材の装着孔にタッピング加工用下部金型をそれぞれ装着した状態の下で、ワークを水平方向へ移動させることにより、ワークの加工穴がタップの先端部の下方に位置するように、ワークをタッピング加工用上部金型とタッピング加工用下部金型の間に位置決めする。そして、作動部材に回転力を適宜に与えることにより、作動部材を軸心周りに回転させつつ下方向へ移動させる。これにより、タップを回転させつつワークの加工穴に進入させて、ワークの加工穴に対してタッピング加工を行う。
特開2004−268247号公報
ところで、パンチング加工を行う際にワークに剪断力の他に曲げ力が働く等の理由により、ワークの加工穴周辺に局所的な反りが生じることがあり、このような場合に、タップを回転させつつワークの加工穴に進入させると、タッピング加工中にタップに大きな加工負荷が働くことになる。そのため、タップが折れたり、タップ(タップの成形ねじ部)の摩耗量が増大したりして、タップの工具寿命が短くなるという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成のタッピング加工用上部金型等を提供すること目的とする。
本発明の第1の特徴(請求項1に記載の発明の特徴)は、板状のワークの加工穴に対してタッピング加工を行う際に用いられるタッピング加工用上部金型において、筒状の上部金型本体と、前記上部金型本体の内側に設けられ、下側部分が中空状を呈してあって、回転力を与えられると前記上部金型本体の軸心(換言すれば、金型軸心又は作動部材の軸心)周りに回転しつつ上下方向へ移動するようになっている作動部材と、前記作動部材の下側部分の内側に設けられ、前記上部金型本体の径方向へ微動可能かつ前記上部金型本体の軸心に対して傾動可能になってあって、タップを保持するタップホルダと、前記作動部材の下側部分の内周面と前記タップホルダの外周面との間に設けられ、前記径方向の前記タップホルダの移動を許容する第1弾性体と、前記作動部材の一部と前記タップホルダの先端面との間に設けられ、前記タップホルダの傾動を許容する第2弾性体と、を備えたことを要旨とする。
なお、前記タッピング加工用上部金型は、パンチプレスにおける上部金型支持部材の適宜の装着孔に装着されるものである。また、タッピング加工を行う際には前記タッピング加工用上部金型の他にタッピング加工用下部金型が用いられ、このタッピング加工用下部金型は、前記パンチプレスにおける下部金型支持部材の適宜の装着孔に前記タッピング加工用上部金型に上下に対向して装着されるものである。
第1の特徴によると、前記上部金型支持部材の装着孔に前記タッピング加工用上部金型、前記下部金型支持部材の装着孔に前記タッピング加工用下部金型をそれぞれ装着した状態の下で、ワークを水平方向へ前記タッピング加工用上部金型及び前記タッピング加工用下部金型に対して相対的に移動させることにより、ワークの加工穴が前記タップの先端部の下方に位置するように、ワークを前記タッピング加工用上部金型と前記タッピング加工用下部金型の間に位置決めする。そして、前記作動部材に回転力を適宜に与えることにより、前記作動部材を前記上部金型本体の軸心周りに回転させつつ下方向へ移動させる。これにより、前記タップを回転させつつワークの加工穴に進入させて、ワークの加工穴に対してタッピング加工を行うことができる。
ここで、ワークの加工穴周辺に局所的な反りが生じた場合にあっては、ワークの反りに応じて、前記タップホルダが前記第1弾性体の弾性力に抗して前記径方向へ微動したり、前記第2弾性体の弾性力に抗して傾動したりすることによって、タッピング加工中に前記タップに働く加工負荷を低減できる。
本発明の第2の特徴(請求項2に記載の発明の特徴)は、第1の特徴に加えて、前記上部金型本体の下端側周縁に内フランジが形成され、前記作動部材は、前記内フランジによって前記上部金型本体からの突出が規制されるようになっていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴(請求項3に記載の発明の特徴)は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、前記上部金型本体の内側に設けられ、前記上部金型本体に対して回転不能になってあって、前記作動部材の外周面の一部に螺合したマスターナットと、を備えたことを要旨とする。
本発明の第4の特徴(請求項4に記載の発明の特徴)は、板状のワークに対してパンチング加工とタッピング加工を行うパンチプレスにおいて、本体フレームの上側部分に回転可能に設けられた上部タレットと、前記本体フレームの下側部分に回転可能に設けられ、前記上部タレットに上下に対向した下部タレットと、前記上部タレットの装着孔に着脱可能に設けられた請求項1から請求項3に記載のタッピング加工用上部金型と、前記下部タレットの装着孔に着脱可能に設けられ、前記タッピング加工用上部金型に上下に対向したタッピング加工用下部金型と、を備えたことを要旨とする。
本発明によれば、ワークの加工穴周辺に局所的な反りが生じた場合であっても、タッピング加工中に前記タップに働く加工負荷を低減できるため、前記タップが折れたり、前記タップ(前記タップの成形ねじ部)の摩耗量が増大したりすることを十分に抑えて、前記タップの工具寿命を延ばすことができる。
本発明の実施形態について図1から図5を参照して説明する。
ここで、図1は、本発明の実施形態に係るタッピング加工用上部金型の断面図、図2は、本発明の実施形態に係るタッピング加工用上部金型の要部を示す断面図、図3は、本発明の実施形態に係るタレットパンチプレスの要部を示す断面図、図4及び図5は、本発明の実施形態の作用を説明する断面図である。
図1から図3に示すように、本発明の実施形態に係るタレットパンチプレス1(パンチプレスの一例)は、板状のワークWに対してパンチング加工(打ち抜き加工、バーリング成形加工等を含む)とタッピング加工をに行うものであって、本体フレーム(図示省略)に上側部分に回転可能に設けられた上部タレット(上部金型支持部材の一例)3と、本体フレームの下側部分に回転可能に設けられかつ上部タレット3に上下に対向した下部タレット(下部金型支持部材の一例)5とを備えている。そして、上部タレット3の適宜の装着孔3hには、タッピング加工用上部金型7がリフタースプリング9を介して上下方向へ移動可能に装着されており、下部タレット5の装着孔5hには、タッピング加工用下部金型11がタッピング加工用上部金型7と上下に対向して装着されている。なお、上部タレット3における他の多数の装着孔(図示省略)には、パンチング加工用上部金型(図示省略)がそれぞれ設けられており、下部タレット5における他の多数の装着孔(図示省略)には、多数のパンチング加工用下部金型(図示省略)が対応するパンチング加工用上部金型に上下に対向してそれぞれ設けられている。
上部タレット3には、固定ブロック13が設けられており、この固定ブロック13の下側部分には、タッピング加工用上部金型7を上下方向へ移動可能に支持するガイド孔13hが形成されてあって、この固定ブロック13のガイド孔13hは、上部タレット3の適宜の装着孔3hに連通してある。また、固定ブロック13の上側部分には、リングギア15がベアリング17を介して回転可能に設けられており、このリングギア15は、ギア用モータ(図示省略)の駆動によって回転するものである。
続いて、本発明の実施形態に係るタッピング加工用上部金型7の具体的な構成について説明する。
上部タレット3の適宜の装着孔3hには、筒状の上部金型本体19が上下方向へ移動可能に設けられており、この上部金型本体19は、リフタースプリング9によって上方向へ付勢されてあって、回止めキー21によって上部タレット3に対して回転不能になっている。また、上部金型本体19は、下端側に、エンドリング23を有しており、このエンドリング23の下端側周縁(換言すれば、上部金型本体19の下端側周縁)には、環状の内フランジ23fが形成されている。更に、上部金型本体19の上端側周縁の一部には、切欠き19nが形成されている。
上部金型本体19の内側には、作動部材25がベアリング27を介して回転可能かつ上下方向へ移動可能に設けられており、この作動部材25の上側部分(小径部分)及び下側部分(大径部分)は、それぞれ中空状を呈している。また、作動部材25は、下端側に、エンドキャップ29を有してあって、このエンドキャップ29の中央部には、貫通穴29hが形成されている。更に、作動部材25は、回転力を与えられると上部金型本体19の軸心(換言すれば、作動部材25の軸心)C周りに回転しつつ上下方向へ移動するようになってあって、かつエンドリング23の内フランジ23fによって上部金型本体19からの突出が規制されるようになっている。なお、作動部材25は、タッピング加工を行う前(タッピング加工用上部金型7を上部タレット3の適宜の装着孔3hに装着される前を含む)において、回止めキー31によって上部金型本体19に対して回転不能になっている。
作動部材25を上部金型本体19の軸心C周りに回転させつつ上下方向へ移動させるため、上部金型本体19の内側には、マスターナット33が上下方向へ移動可能に設けられており、このマスターナット33は、作動部材25の上側部分の外周面の一部に螺合してあって、回止めキー35によって上部金型本体19に対して回転不能になっている。また、マスターナット33とベアリング27の間には、マスターナット33を上方向へ付勢可能な支持スプリング37が設けられている。
作動部材25の下側部分の内側には、タップ39を着脱可能に保持するタップホルダ41が上下方向へ移動可能に設けられており、このタップホルダ41は、先端側(下端側)に、外筒43を有している。また、タップホルダ41は、複数の回止めキー45によって作動部材25に対して回転不能になっており、上部金型本体19の径方向へ微動可能かつ上部金型本体19の軸心Cに対して傾動可能になっている。ここで、タップ39の成形ねじ部は、エンドキャップ29の貫通穴29hを挿通してあって、タップ39の成形ねじ部とマスターナット33のねじ部(雌ねじ部)は、等ピッチになっている。
作動部材25の下側部分の内周面と外筒43の外周面(換言すれば、タップホルダ41の外周面)との間には、前記径方向(上部金型本体19の径方向)のタップホルダ41の移動を許容する複数の第1オーリング47(第1弾性体の一例)が設けられている。また、エンドキャップ29の上面(換言すれば、作動部材25の底面)と外筒43の先端面(換言すれば、タップホルダ41の先端面)との間には、タップホルダ41の傾動を許容する第2オーリング49(第2弾性体の一例)が設けられている。なお、作動部材25の上側部分の内側から下側部分の内側にかけて、タップホルダ41を下方向へ付勢可能な押えスプリング51が設けられている。
作動部材25の上側部分(小径部分)には、上部金型ヘッド53が上下方向へ移動可能に設けられており、この上部金型ヘッド53は、断面形状が略T字形状を呈してあって、回止めキー55によって作動部材25に対して回転不能になっている。また、上部金型ヘッド53の下端面は、ベアリング57を介してマスターナット33に回転自在に支持されている。更に、上部金型ヘッド53の上側部分(大径部分)には、被押圧板59がベアリング61を介して回転可能に設けられており、この被押圧板59は、タレットパンチプレス1におけるストライカー63によって上方向から押圧されるものである。
上部金型本体19の内側には、リングギア15の回転力を作動部材25に伝達する動力伝達スリーブ65がベアリング67を介して回転可能に設けられており、この動力伝達スリーブ65は、回止めキー55によって上部金型ヘッド53(上部金型ヘッド53及び作動部材25)に対して回転不能かつ上部金型ヘッド53に対して相対的に上下方向へ移動可能になっている。また、タッピング加工用上部金型7を上部タレット3の適宜の装着孔3hに装着すると、動力伝達スリーブ65は伝達キー69によってリングギア15に対して回転不能に連結するようになっている(換言すれば、リングギア15と一体的に回転できるようになっている)。
動力伝達スリーブ65の大径部分の適宜位置には、係止レバー71がピン73を介して揺動可能に設けられている。また、係止レバー71は、タッピング加工用上部金型7を上部タレット3の装着孔3hに装着する前において、スプリング75の付勢力によって上部金型本体19の切欠き19nに係止するようになっており、タッピング加工用上部金型7を上部タレット3の適宜の装着孔3hに装着すると、係止レバー71と上部金型本体19の切欠き19nの係止状態が解除されるようになっている。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
上部タレット3の装着孔3hにタッピング加工用上部金型7を装着して、動力伝達スリーブ65をリングギア15に対して回転不能に連結し、かつ係止レバー71と上部金型本体19の切欠き19nの係止状態を解除する。また、下部タレット5の装着孔5hにタッピング加工用下部金型11を装着する。
タッピング加工用上部金型7及びタッピング加工用下部金型11を装着した後に、図3に示すように、タレット用モータ(図示省略)の駆動により上部タレット3及び下部タレット5を回転させることにより、タッピング加工用上部金型7及びタッピング加工用下部金型11を加工位置(ストライカー63の下方位置)に位置決めする。そして、ワークWを水平方向(前後方向及び/又は左右方向)へ適宜に移動させることにより、ワークWの加工穴Whがタップ39の先端部の下方に位置するように、ワークWをタッピング加工用上部金型7とタッピング加工用下部金型11の間に位置決めする。
ワークWを位置決めした後に、図4に示すように、ストライカー63を下方向へ移動させることにより、ストライカー63によって被押圧板59を上方向から押圧する。これにより、上部金型本体19をリフタースプリング9の付勢力に抗して下方向へ移動させて、上部金型ヘッド53、動力伝達スリーブ65、マスターナット33、作動部材25、及びタップホルダ41を支持スプリング37の付勢力に抗して下方向へ一体的に移動させて、タップ39をワークWの加工穴Whに接近させる。
タップ39をワークWの加工穴Whに接近させた後に、図5に示すように、ギア用モータの駆動によってリングギア15を正方向へ回転させて、動力伝達スリーブ65、上部金型ヘッド53、及び作動部材25を正方向へ一体的に回転させる(換言すれば、動力伝達スリーブ65及び上部金型ヘッド53を介して作動部材25に回転力を適宜に与える)ことにより、マスターナット33と作動部材25の螺合作用によって作動部材25を上部金型本体19の軸心C周りに正方向へ回転させつつ下方向へ移動させる。これにより、タップ39を回転させつつワークWの加工穴Whに進入させて、ワークWの加工穴Whに対してタッピング加工を行うことができる。
ここで、ワークWの加工穴Wh周辺に局所的な反りが生じた場合にあっては、ワークWの反りに応じて、タップホルダ41が第1オーリング47の弾性力に抗して上部金型本体19の径方向へ微動したり、第2オーリング49の弾性力に抗して上部金型本体19の軸心Cに対して傾動したりすることによって、タッピング加工中にタップ39に働く加工負荷を低減できる(図2参照)。
なお、タッピング加工の終了後に、ギア用モータの駆動によってリングギア15を逆方向へ回転させることにより、作動部材25を上部金型本体19の軸心C周りに逆方向へ回転させつつ上方向へ移動させる。そして、ストライカー63を上方向へ移動させることにより、支持スプリング37の付勢力によって上部金型ヘッド53、動力伝達スリーブ65、マスターナット33、作動部材25、及びタップホルダ41を上方向へ移動させて、リフタースプリング9の付勢力によって上部金型本体19を上方向へ移動させる。これにより、タッピング加工用上部金型7をタッピング加工を行う前の状態に復帰させることができる。
以上の如き、本発明の実施形態によれば、ワークWの加工穴Wh周辺に局所的な反りが生じた場合であっても、タッピング加工中にタップ39に働く加工負荷を低減できるため、タップ39が折れたり、タップ39(タップ39の成形ねじ部)の摩耗量が増大したりすることを十分に抑えて、タップ39の工具寿命を延ばすことができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
本発明の実施形態に係るタッピング加工用上部金型の断面図である。 本発明の実施形態に係るタッピング加工用上部金型の要部を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るタレットパンチプレスの要部を示す断面図である。 本発明の実施形態の作用を説明する断面図である。 本発明の実施形態の作用を説明する断面図である。
符号の説明
W ワーク
Wh 加工穴
1 タレットパンチプレス
3 上部タレット
3h 装着孔
5 下部タレット
5h 装着孔
7 タッピング加工用上部金型
9 リフタースプリング
11 タッピング加工用下部金型
13 固定ブロック
15 リングギア
19 上部金型本体
23 エンドリング
23f 内フランジ
25 作動部材
29 エンドキャップ
33 マスターナット
39 タップ
41 タップホルダ
47 第1オーリング
49 第2オーリング
53 上部金型ヘッド
59 被押圧板
65 動力伝達スリーブ

Claims (4)

  1. 板状のワークの加工穴に対してタッピング加工を行う際に用いられるタッピング加工用上部金型において、
    筒状の上部金型本体と、
    前記上部金型本体の内側に設けられ、下側部分が中空状を呈してあって、回転力を与えられると前記上部金型本体の軸心周りに回転しつつ上下方向へ移動するようになっている作動部材と、
    前記作動部材の下側部分の内側に設けられ、前記上部金型本体の径方向へ微動可能かつ前記上部金型本体の軸心に対して傾動可能になってあって、タップを保持するタップホルダと、
    前記作動部材の下側部分の内周面と前記タップホルダの外周面との間に設けられ、前記径方向の前記タップホルダの移動を許容する第1弾性体と、
    前記作動部材の一部と前記タップホルダの先端面との間に設けられ、前記タップホルダの傾動を許容する第2弾性体と、を備えたことを特徴とするタッピング加工用上部金型。
  2. 前記上部金型本体の下端側周縁に内フランジが形成され、
    前記作動部材は、前記内フランジによって前記上部金型本体からの突出が規制されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のタッピング加工用上部金型。
  3. 前記上部金型本体の内側に設けられ、前記上部金型本体に対して回転不能になってあって、前記作動部材の外周面の一部に螺合したマスターナットと、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタッピング加工用上部金型。
  4. 板状のワークに対してパンチング加工とタッピング加工を行うパンチプレスにおいて、
    本体フレームの上側部分に回転可能に設けられた上部タレットと、
    前記本体フレームの下側部分に回転可能に設けられ、前記上部タレットに上下に対向した下部タレットと、
    前記上部タレットの装着孔に着脱可能に設けられた請求項1から請求項3に記載のタッピング加工用上部金型と、
    前記下部タレットの装着孔に着脱可能に設けられ、前記タッピング加工用上部金型に上下に対向したタッピング加工用下部金型と、を備えたことを特徴とするパンチプレス。
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