JP5248872B2 - 遊技機装置 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者ID毎に一日の利用可能額が定められた現金自動預け払い機が設けられる遊技場に設けられ、予め定められた遊技情報である救済遊技情報が所定の救済条件を満たした場合に遊技者にとって有利な状態である救済状態に移行する遊技機についての遊技情報を表示するように構成された遊技機装置に関する。
遊技場では、対応する遊技機に関する各種情報を表示する情報表示装置を遊技機毎に設け、遊技者に遊技情報を公開するサービスを行っている(例えば特許文献1参照)。また、近年では、ハズレ遊技が一定数に達した場合に、何らかの特典を遊技者に与える天井状態(救済状態)に移行する遊技機が供されている(例えば特許文献2参照)。
特開2006−271676号公報 特開2002−78858号公報
天井状態としては、所謂RT状態やAT状態或いは確変状態などを例示することができ、その多くは次の大当たりやボーナスに移行するまで継続するので、遊技者は前述した情報表示装置に表示されるゲーム数などを目安として天井状態に移行するまでに必要なゲーム数を把握することができる。
さて、近年の遊技業界においては、遊技者の利便性を高める為に、遊技場内に現金自動預け払い機(以下、店内ATMと称する)を設けることが提案されている。この場合、店内ATMには、遊技者ののめり込みを防止するという観点から、一日に引落とし可能な上限金額が定められるものであるが、この上限金額に達していても、天井状態を目前にして遊技者が遊技を止めることは想定し難く、そのような場合、遊技者は上限金額が店内ATMよりも高く定められた遊技場外の現金自動預け払い機(以下、店外ATMと称する)まで出向いて店外ATMから遊技資金を引落とすことが想定される。
このように遊技者が店外ATMから遊技資金を引落とす行為は、天井状態を目前にする場合に限らず、天井状態が目前でなくても所持金が無くなった場合にも想定されるが、従来の情報表示装置では、店内ATMから遊技資金を上限金額一杯で引落とした場合でも、天井状態を目前にして所持金が無くなれば、店外ATMまで出向いて店外ATMから遊技資金を引落とさなければならないという2度手間が生じる虞があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技場内の現金自動預け払い機から引落とし可能な上限金額及び遊技機の天井状態を考慮し、適切な引落とし金額に関わる情報を遊技者に対して提示することを可能とする遊技機装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、利用者IDを受付け、その利用者の預金残高の一部或いは全部を引落可能な現金自動支払機であり、利用者ID毎に一日の利用可能額が定められた現金自動預け払い機が設けられる遊技場に設けられ、予め定められた遊技情報である救済遊技情報が所定の救済条件を満たした場合に遊技者にとって有利な状態である救済状態に移行する遊技機についての遊技情報を表示する表示手段を備えた遊技機装置であって、遊技機側から出力される遊技信号であって、遊技に使用された遊技媒体の数である使用数を特定可能な使用信号、遊技により払出された遊技媒体の数である払出数を特定可能な払出信号、遊技する際に行われるゲーム数を特定可能なゲーム信号及び遊技により作動する役物の作動数を特定可能な始動信号のうち少なくとも1つの遊技信号を受信する受信手段と、救済遊技情報に対応する遊技情報の値である対応値を記憶する対応値記憶手段と、前記受信手段が受信した遊技信号に基づいて前記対応値記憶手段が記憶する対応値を更新する更新手段とを備え、前記表示手段は、前記現金自動預け払い機に定められた利用可能額及び前記対応値記憶手段が記憶する対応値を表示することに特徴を有する。
請求項2に記載した発明は、遊技機の救済条件を特定可能な情報である救済情報を記憶する救済情報記憶手段と、前記対応値記憶手段が記憶する対応値と前記救済情報記憶手段が記憶する救済情報とに基づいて救済条件を満たす為に必要な救済遊技情報に対応する遊技情報の値である必要値を特定する必要値特定手段と、遊技者が所定単位の金額を投資した場合に満たされる救済遊技情報に対応する遊技情報の値或いは所定単位の救済遊技情報に対応する遊技情報の値を満たした場合に遊技者が投資する金額の何れかである単位値を特定可能な単位情報を記憶する単位情報記憶手段と、前記必要値特定手段が特定した必要値と前記単位情報記憶手段が記憶する単位情報とに基づいて救済条件を満たす為に必要な投資額を特定する投資額特定手段と、前記現金自動預け払い機に定められた利用可能額と前記投資額特定手段が特定した投資額との差額を特定可能な情報である差額情報を特定する差額情報特定手段とを備え、前記表示手段は、前記差額情報特定手段が特定した差額情報を遊技情報として表示することに特徴を有する。
請求項3に記載した発明は、遊技機は、救済遊技情報の値が所定の救済値に達した場合に救済条件が満たされたと判定し、前記救済情報記憶手段は、救済値を救済情報として記憶し、前記対応値記憶手段は、救済遊技情報の値を対応値として記憶し、前記必要値特定手段は、前記救済情報記憶手段が記憶する救済値から前記対応値記憶手段が記憶する対応値を減算することで必要値を特定し、前記単位情報記憶手段は、単位値を単位情報として記憶し、前記投資額特定手段は、前記必要値特定手段が特定した必要値を前記単位情報記憶手段が記憶する単位値である遊技情報の値にて除して更に前記単位情報記憶手段が記憶する単位値に対応する所定単位の金額を乗じることで投資額を特定する或いは前記必要値特定手段が特定した必要値を単位情報が記憶する単位値に対応する遊技情報の値で除して更に単位値である金額を乗じることで投資額を特定することに特徴を有する。
請求項4に記載した発明は、前記必要値特定手段が特定する必要値或いは前記投資額特定手段が特定する投資額の何れかについて、所定の許容範囲を記憶する許容範囲記憶手段と、前記差額情報特定手段が特定する差額情報により特定される差額に応じたメッセージを複数記憶するメッセージ記憶手段と、前記表示手段が表示するメッセージを前記メッセージ記憶手段が記憶する複数のメッセージの中から特定するメッセージ特定手段とを備え、前記メッセージ記憶手段は、前記現金自動預け払い機に定められる一日の利用可能額以上となる差額を特定可能な差額情報に対応するメッセージとして少なくとも複数のメッセージを記憶し、前記メッセージ特定手段は、前記許容範囲記憶手段が記憶する許容範囲に、前記必要値特定手段が特定した必要値或いは前記投資額特定手段が特定した投資額が属するか否か及び前記差額情報特定手段が特定する差額情報により特定される差額に基づいて前記表示手段が表示するメッセージを特定し、前記表示手段は、差額情報を表示する場合に前記メッセージ特定手段が特定したメッセージを表示することに特徴を有する。
請求項5に記載した発明は、前記現金自動預け払い機は、複数の遊技場に設置され、それら複数の遊技場での一日の累計引落金額について受付対象となる利用者ID毎に上限が定められており、その上限から複数の遊技場での一日の累計引落金額を減算した金額が当該利用者IDの利用可能額として定められ、遊技者IDに対応付けて、前記現金自動預け払い機の受付対象となる前記利用者ID及び利用可能額を記憶する遊技者情報記憶手段と、前記現金自動預け払い機を管理する銀行用サーバから送信される利用者ID毎に利用可能額を特定可能な銀行情報に基づいて、前記遊技者情報記憶手段が記憶する利用可能額を更新する遊技者情報更新手段と、前記表示手段により差額情報の表示対象となる遊技者の遊技者IDを受付ける受付手段とを備え、前記表示手段は、前記受付手段が受付けた遊技者IDに対応付けて前記遊技者情報記憶手段が記憶する利用可能額を前記現金自動預け払い機に定められた利用可能額として表示することに特徴を有する。
請求項6に記載した発明は、前記差額情報特定手段は、前記受付手段が受付けた遊技者IDに対応付けて遊技者情報記憶手段が記憶する利用可能額と前記投資額特定手段が特定した投資額との差額を特定可能な情報を差額情報として特定することに特徴を有する。
請求項1に記載した発明によれば、遊技場内の現金自動預け払い機に定められた利用可能額及び救済遊技情報に対応する遊技情報の値である対応値を表示手段により表示するように構成したので、遊技者は利用可能額と対応値とを比較することで、遊技場内の現金自動預け払い機を利用すれば良いのか、遊技場外の現金自動預け払い機を利用すれば良いのかを判断することが可能となり、従来技術で説明したような2度手間が生ずる虞を軽減することができる。
請求項2に記載した発明によれば、遊技場内の現金自動預け払い機に定められた利用可能額と救済条件を満たす為に必要な投資額との差額を特定可能な情報である差額情報を遊技情報として表示手段により表示するように構成したので、遊技者は差額情報を確認することで、利用可能額と投資額との差額を把握することができ、その差額と自身の所持金とを比較することで、遊技場内の現金自動預け払い機を利用すれば良いのか、遊技場外の現金自動預け払い機を利用すれば良いのかを容易に判断することが可能となる。
請求項3に記載した発明によれば、投資額を特定する方法として、救済条件を満たす為に必要な救済遊技情報に対応する遊技情報の値である必要値を遊技情報の値にて除して更に所定単位の金額を乗じることで投資額を特定したり、救済条件を満たす為に必要な救済遊技情報に対応する遊技情報の値である必要値を遊技情報の値で除して更に単位値である金額を乗じることで投資額を特定したりすることができる。
請求項4に記載した発明によれば、差額情報を表示する場合に、許容範囲記憶手段が記憶する許容範囲に、必要値特定手段が特定した必要値或いは投資額特定手段が特定した投資額が属するか否か及び差額情報特定手段が特定する差額情報により特定される差額に基づいてメッセージを特定し、その特定したメッセージを表示手段により表示するように構成したので、差額情報を表示する際のメッセージを差額情報に応じて設定することができ、遊技場内の現金自動預け払い機を利用した方が良いのか、遊技場外の現金自動預け払い機を利用すれば良いのかを適切に表示することができるだけでなく、救済状態が目前に迫った場合と、そうで無い場合とに場合分けしてメッセージを表示することもでき、無理なく遊技者ののめり込みを防止することができる。尚、救済状態が目前に迫っていない場合には、遊技者の投資額も嵩んでいない為、遊技者が冷静な判断を可能なうちに助言することができる。
請求項5に記載した発明によれば、複数の遊技場での累計引落金額に基づいて定められた利用者ID毎の利用可能額を遊技者IDと対応付けて記憶し、遊技者IDを受付けた場合に対応する利用可能額を現金自動預け払い機に定められた利用可能額として表示手段により表示するように構成したので、遊技者IDと利用可能額とを対応付けて管理することで、遊技者が複数の遊技場を移動して遊技する場合でも、その都度、遊技者が利用可能な利用可能額を適切に表示することができ、より遊技者側に立ったサービスを提示することができる。
請求項6に記載した発明によれば、受付けた遊技者IDに対応付けて遊技者情報記憶手段が記憶する利用可能額と投資額特定手段が特定した投資額との差額を特定可能な情報を差額情報として特定するように構成したので、遊技者IDと差額情報とを対応付けて管理することで、遊技者が複数の遊技場で現金自動預け払い機を利用した場合でも、その都度、差額情報を適切に表示することができ、より遊技者側に立ったサービスを提示することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示している。遊技場用管理システムにはスロットマシン1(本発明でいう遊技機)が複数台設置されている。スロットマシン1の右側には貸出装置2が隣接して設置されていると共に左側には情報表示装置3(本発明でいう遊技機装置)が隣接して設置されている。スロットマシン1は、貸出装置2からメダルを借受けて遊技を行うように構成されている。
情報表示装置3は、図2に示すように、対応するスロットマシン1に係る遊技データや種々の情報を表示する液晶表示部4(本発明でいう表示手段)、スロットマシン1の稼動状態やエラー状態などを表示する状態表示ランプ5、遊技場が発行した会員カード6(図3参照)が挿入されるカード挿入口7及びカード排出ボタン8を備えて構成されている。また、液晶表示部4の画面上にはタッチパネルスイッチ9(図3参照)が形成されるようになっている。
図3は、情報表示装置3の電気的な構成を機能ブロックの組み合わせにより示している。カードリーダ13(本発明でいう受付手段)は、情報表示装置3内にカード挿入口7と対応して設置されている。送受信部14(本発明でいう受信手段)は、各種信号を中継装置12及びLAN11を通じて管理装置10(本発明でいう遊技者情報更新手段、遊技者情報記憶手段)及びスロットマシン1との間で送受信する。
制御部15は、CPU16(本発明でいう更新手段、必要値特定手段、投資額特定手段、差額情報特定手段、メッセージ特定手段)、制御プログラムを記憶したROM17及びワーキングエリア用のRAM18などと共にマイクロコンピュータを構成している。尚、これらROM17及びRAM18は各種のデータを記憶するメモリ19(本発明でいう対応値記憶手段、救済情報記憶手段、単位情報記憶手段、許容範囲記憶手段、メッセージ記憶手段)である。
CPU16は、会員カード6がカード挿入口7に挿入されると、会員カード6に記録されている各種データ(会員に付与されている会員ID、カードの有効年月日を示す有効年月日データ、遊技場であるパチンコホールを特定する加盟店データなど)をカードリーダ13により読取り、その読取った各種データのうち少なくとも会員IDを特定可能な遊技者IDを送受信部14から管理装置10に送信する。また、CPU16は、会員カード6がカード挿入口7に挿入されている状態でカード排出ボタン8が操作されると、会員カード6をカード挿入口7から排出させる。
図1において、管理装置10は、スロットマシン1に係る遊技データや貸出装置2による貸出高などの集計管理機能、会員データの管理機能、情報表示装置3の動作を制御する機能などを備えており、各種信号をLAN11及び中継装置12を通じてスロットマシン1、貸出装置2及び情報表示装置3との間で送受信する。また、管理装置10は、公衆回線(例えばインターネットなど)20を通じて、遊技場内に設置されている現金自動預け払い機(以下、店内ATMと称する)21、遊技場外に設置されている現金自動預け払い機(以下、店外ATMと称する)22及び銀行用サーバ23との間で通信回線を接続可能であり、通信回線を接続した状態で各種信号を店内ATM21、店外ATM22及び銀行用サーバ23との間で送受信する。
銀行用サーバ23は、遊技者名義の銀行口座からの上記した店内ATM21における引落額と店外ATM22における引落額とを区別して管理し、同一遊技者による一日の引落上限額を店内ATM21については例えば「3万円」として設定すると共に店外ATM22については例えば「200万円」として設定している。また、銀行用サーバ23は、複数の遊技場に設置されている店内ATM21から引落額と銀行カードのカード番号とを対応付けて受信することで同一の銀行カードによる累積引落額を特定し、その特定した累積引落額と引落上限額とを照合し、引落を許容するか否かを決定する。また、銀行用サーバ23は、遊技者が店内ATM21で利用可能な利用可能額を特定可能な銀行情報を公衆回線20を通じて管理装置10に送信する。
スロットマシン1は、図4に示すように、その正面に表示窓24が設けられており、遊技者は表示窓24を通じて内部に設けられたリール25(左リール25a、中リール25b及び右リール25c)を視認可能となっている。表示窓24には合計5本(上段、中段、下段に対応した横3本及び対角線配置された2本)の入賞ライン(図4では破線にて示す)が施されていると共に、表示窓24の側方には有効化された入賞ラインを表示する有効ライン表示部26が設けられている。表示窓24の上方には、ビッグボーナス或いはレギュラーボーナスなどのボーナス中のメダルの払出し進捗状態などの各種情報を表示する液晶表示部27及びスピーカ28が設けられており、表示窓24の下方にはクレジットメダルのベットを行うMAXBETボタン29、クレジットメダルの精算を行うクレジット精算ボタン30、メダルを投入するメダル投入口31が設けられており、これらの下方にはスタートレバー32、左ストップボタン33、中ストップボタン34及び右ストップボタン35が設けられている。表示窓24の右方位置には、払出メダル数を表示する払出数表示部36及びクレジットメダル数を表示するクレジット表示部37が設けられている。さらに、スロットマシン1の正面最下部にはメダルが払出されるメダル払出口38、メダル払出口38から払出されたメダルを受ける受皿39が設けられている。
スロットマシン1は、一連のゲーム開始操作、つまり、遊技者がメダルをメダル投入口31に投入した状態またはクレジットメダルをMAXBETボタン29を通じて賭けた状態でスタートレバー32を操作すると、内部抽選を行うと共に各リール25a〜25cを始動させる。そして、スロットマシン1は、各リール25a〜25cを始動させた後に、各ストップボタン33〜35の操作に応じて各リール25a〜25cを停止させて1ゲームを終了する。そして、内部抽選の結果が当選であった場合には、内部抽選により当選した内部当選役に対応した内部当選フラグ(ビッグボーナス(BB)フラグ、レギュラーボーナス(RB)フラグ、小役フラグ、リプレイフラグ)を「1」に設定し(成立させ)、その内部当選フラグに基づいて所謂すべり制御(引込制御)を含む停止制御(各リール25a〜25cを内部当選フラグの種類に応じた入賞図柄またはハズレ図柄で停止させる制御)を行い、その入賞図柄に応じた枚数のメダルをメダル払出口38から払出す。停止図柄としてビッグボーナス図柄或いはレギュラーボーナス図柄が揃うと、小役の入賞率を高めた対応するボーナスへと移行し、小役の入賞に応じて所定の払出枚数に到達するまでボーナスを継続する。
内部抽選によりビッグボーナス役及びレギュラーボーナス役に当選する確率(ボーナスの確率)は、周知のように「設定値1」〜「設定値6」に対応した6段階の値の中から予め選択的に設定される。図5は、「設定値1」〜「設定値6」のボーナスの確率の一例を示しており、設定値が高い程、入賞率及び出玉率が高く設定されている。図6は、ボーナス以外の入賞役の確率の一例を示しており、小役2、小役3及び小役4は、同時に狙うことが不可能となるように図柄が配列されている所謂AT役である。尚、本実施形態では、ボーナス以外の入賞役の確率を全ての設定値で共通に設定した場合を示しているが、ボーナス以外の入賞役の確率を設定値毎に変更して設定しても良い。また、これら「設定値1」〜「設定値6」の設定値はスロットマシン1の前扉を開けられた状態で所定の操作が行われることにより変更可能であり、このような変更は一般的には遊技場の営業終了後に行われる。
スロットマシン1は、遊技が行われるのに応じて、アウト信号(1メダル使用毎に1パルスを出力:本発明でいう使用信号或いはゲーム信号に相当)、セーフ信号(1メダル払出毎に1パルスを出力:本発明でいう払出信号に相当)、BIG信号(ビッグボーナス中にレベル信号を出力:本発明でいう特別遊技状態信号に相当)及びREG信号(レギュラーボーナス中にレベル信号を出力:本発明でいう特別遊技状態信号に相当)を中継装置12及びLAN11通じて管理装置10及び情報表示装置3に出力する。尚、1ゲーム毎に出力されるリール信号をゲーム信号として出力しても良い。
さて、スロットマシン1は所謂天井機能を備えている。具体的には、スロットマシン1は、ボーナス終了後におけるゲーム数や差数(アウト−セーフ)をカウントする天井カウンタを備えており、ボーナスが未発生のままゲームが継続されることで天井カウンタのカウント値が予め設定された天井値に到達すると、AT状態(AT役である小役2〜小役4のうち内部当選した小役を液晶表示部27により告知する状態)とRT状態(リプレイ役の内部当選確率を高めた状態)とを併発するART状態(天井状態、救済状態)に移行する。尚、スロットマシン1は、天井状態に移行すると、内部抽選によりボーナス役が次に当選するまで天井状態を継続する。
管理装置10は、図7に示す機種設定テーブルにより、スロットマシン1を機種毎にグループ分けして管理すると共に、それらグループ毎に天井状態に関する情報を設定している。機種設定テーブルにおいて、「遊技機ID」は対応する遊技機種が設置される台番号を示し、「救済遊技情報」は天井状態に達する為に参照される遊技情報を示し、「必要判定項目」は天井状態に移行する為に必要とする判定項目を示し、「成立値」は天井状態に移行する為に必要な救済遊技情報の値(本発明でいう救済値及び救済情報に相当)を示し、「単位情報」は所定金額(図7では「1000円」)を投資した場合に消化可能な救済遊技情報の値(入力値或いは実績値(本発明でいう単位値及び単位情報に相当))を示し、「許容額」は遊技を継続した方が良いと判断可能な成立値までの救済遊技情報の値である許容値に対応する投資額を示している。

すなわち、機種Aでは、ボーナス終了後におけるゲーム数を天井カウンタとしており、ボーナス終了後におけるゲーム数が「1000ゲーム」に達すると、天井状態に移行する。また、機種Bでは、ボーナス終了後における差数を天井カウンタとしており、ボーナス終了後におけるアウトからセーフを差引いた差数が「1500枚」に達すると、天井状態に移行する。尚、これら天井カウンタのカウント値は、スロットマシン1の電源がシャットダウンされた状態でもそのまま保持される構成(翌営業日まで持ち越される構成)であっても良いし、設定値の変更があったときに初期値(=0)にリセットされる構成であっても良い。
また、管理装置10は、図8に示すメッセージ設定テーブルにより、情報表示装置3において表示するメッセージとして、詳しくは後述する「差額」及び「許容額」を指標として3種類のメッセージを設定している。すなわち、管理装置10は、天井状態になるまでの遊技資金を店内ATM21から引落とし可能である旨を告知するメッセージ、天井状態になるまでの遊技資金を得る為に店外ATM22を利用する必要がある旨を告知するメッセージ、天井状態になるまで遠い為に遊技の終了を促すメッセージの3種類のメッセージを設定しており、これら3種類のメッセージのうち何れかを「差額」及び「許容額」に基づいて特定する。管理装置10は、これら機種設定テーブルやメッセージ設定テーブルの内容を更新した場合には、更新した最新の設定情報を情報表示装置3に送信し、情報表示装置3は、管理装置10から受信した最新の設定情報を自身が記憶する設定情報として更新する。
また、管理装置10は、スロットマシン1から出力される上記したアウト信号、セーフ信号、BIG信号、REG信号に基づいて、各スロットマシン1についての各種遊技データを集計して管理する機能を備えている。さらに、管理装置10は、各会員の会員情報を管理する為に、図9に示すフォーマットにしたがって会員管理データベースを構築している。会員管理データベースにおいて、「貯玉」及び「貯メダル」は遊技者が遊技場に預けた遊技媒体数を示し、「暗証番号」は遊技者が「貯玉」或いは「貯メダル」を利用する場合に必要な番号を示し、「銀行カードID」は遊技者が店内ATM21或いは店外ATM22で利用可能な銀行カードのID(本発明でいう利用者ID)を示し、「利用可能額」は対応する銀行カードIDの店内ATM21における利用可能額であり、預金残高、店内ATM21の利用額及び利用上限額を考慮した金額を示している。
図9では、店内ATM21での利用上限額を「3万円」としており、遊技者IDが「001−0001」の遊技者については当該遊技者が当日に銀行カードを利用して店内ATM21から既に「2万円」を引落とした為に利用可能額が「1万円」に更新され、遊技者IDが「001−0002」の遊技者については当該遊技者が銀行カードを持っていない為に利用可能額が初期値として「3万円」に設定され、遊技者IDが「001−0003」の遊技者については当該遊技者が銀行カードIDを持っているが当日に未だ引落としていない為に利用可能額が「3万円」に設定されている状態を示している。尚、銀行カードIDは遊技者が会員登録する際の申請に基づいて設定され、利用可能額は銀行用サーバ23から送信される情報に基づいて、銀行カードIDに遊技者IDと対応付けした上で更新される。
情報表示装置3は、図10に示すフォーマットにしたがって判定情報記憶領域を有しており、スロットマシン1及び管理装置10から受信する上記した各種信号に基づいて判定情報記憶領域の各データを更新する。判定情報記憶領域において、「遊技者ID」は会員カード6がカード挿入口7に挿入されていることで情報表示装置3が受付けている会員IDを示し、「判定アウト」、「判定セーフ」、「判定差数」及び「判定ゲーム」は上記した機種設定テーブルにおける必要判定項目における遊技情報を示し、スロットマシン1から各種信号を受信することで更新されるデータ(本発明でいう対応値に相当)であり、「必要値」は天井状態に移行するまでに必要な残りの救済遊技情報値を示し、「必要額」は上記した必要値を得る為に必要な投資額(本発明でいう救済条件を満たす為に必要な投資額に相当)を示し、「利用可能額」は上記した会員データベースにおける利用可能額を示し、「差額」は利用可能額から必要額を差引いた額(本発明でいう差額情報に相当)を示す。
次に、上記した構成の作用について、図11及び図12を参照して説明する。図11は、情報表示装置3におけるCPU16が行う処理をフローチャートとして示している。尚、ここでは、遊技者IDが「001−0001」の遊技者が、遊技機IDが「1」のスロットマシン1で遊技し、ボーナス終了後におけるゲーム数を天井カウンタとして設定している場合を説明する。
情報表示装置3において、CPU16は、判定情報更新処理を開始すると、スロットマシン1からボーナス信号(ビッグボーナス信号或いはレギュラーボーナス信号)を送受信部14により受信中であるか否かを判定し、ボーナス中であるか否かを判定する(S1)。ここで、CPU16は、スロットマシン1からボーナス信号を送受信部14により受信中でない、つまり、ビッグボーナス中及びレギュラーボーナス中の何れでもない旨を判定すると(S1:YES)、スロットマシン1からアウト信号を送受信部14により受信したか否かを判定する(S2)。そして、CPU16は、スロットマシン1からアウト信号を送受信部14により受信した旨を判定すると(S2:YES)、タイマを停止中であるか否かを判定し(S3)、タイマを停止中である旨を判定すると(S3:YES)、判定情報記憶領域における判定ゲーム、必要値、必要額、差額のデータを必要に応じて更新する(S4)。
具体的には、CPU16は、判定ゲームのゲーム数をインクリメントして更新し、機種設定テーブルを参照し、判定ゲームのゲーム数をインクリメントしたことに応じて必要値のゲーム数を再計算して更新し、必要値のゲーム数を再計算して更新したことに応じて必要額を再計算し、その再計算した結果として必要額を更新する必要があれば必要額を更新し、必要額を更新した場合に、利用可能額から必要額を差引いて差額を更新する。上記した図10は、判定ゲームのゲーム数としてその時点のゲーム数をインクリメントして「285ゲーム」に更新し、必要値のゲーム数として上記した機種設定テーブルに記憶されている天井値である「1000ゲーム」から「285ゲーム」を差引いて「715ゲーム」に更新し、必要額として「715ゲーム」を上記した単位情報である「40ゲーム」で除して「1000円」を乗じて更に「1000円」以下を繰上げて「18000円」を算出し、差額として会員データベースから読込んだ利用可能額である「10000円」から必要額である「18000円」を差引いて「−8000円」を算出する。
そして、CPU16は、遊技者の操作に応じて遊技情報を液晶表示部4により表示する際には、メッセージ設定テーブルを参照し、このようにして算出した差額が「−8000円」に対応するメッセージ、この場合であれば、差額が「−2万〜0万」の範囲にあるので、必要額と許容額とを比較することなく、天井状態になるまでの遊技資金を得る為に店外ATM22を利用する必要がある旨を告知するメッセージを特定し、図12に示すように、機種設定テーブルにおける成立値である「1000ゲーム」(天井成立)、判定情報記憶領域における判定ゲームである「285ゲーム」(現在のゲーム数)、必要額である「18000円」(予想投資金額)、利用可能額である「10000円」(店内ATM利用可能額)、差額である「−8000円」の各種データと共に、その特定したメッセージを液晶表示部4により表示する。尚、CPU16は、差額が「〜−2万」の範囲にある場合、換言すると、遊技者が天井状態になるまでに必要な資金を得る為に、利用可能額を所定額以上超えてATMから引落とす必要がある場合には、必要額と許容額とを比較した結果に基づいてメッセージを特定する。
次いで、CPU16は、タイマをスタートさせ(S5)、タイマがタイムアップしない限りは(S6:NO)、上記したS2に戻り、上記した処理を繰返して行う。また、CPU16は、スロットマシン1からアウト信号を送受信部14により受信した旨を判定した直後に(S2:YES)、タイマを停止中でない旨を判定すると(S3:NO)、タイマをリスタートさせ(S5)、この場合も、タイマがタイムアップしない限りは(S6:NO)、上記したS2に戻り、上記した処理を繰返して行う。また、CPU16は、スロットマシン1からアウト信号を送受信部14により受信しなかった旨を判定した直後に(S2:NO)、タイマを停止中でない旨を判定すると(S7:NO)、この場合も、タイマがタイムアップしない限りは(S6:NO)、上記したS2に戻り、上記した処理を繰返して行う。
CPU16は、このような処理を行うことでスロットマシン1によるゲーム数を特定することができる。すなわち、スロットマシン1は、メダルが賭された(投入された或いはBETされた)状態でスタートレバー32が操作された場合に対応するアウト信号を連続的に出力する。また、スロットマシン1において1ゲームを消化する為には所定の時間を必要とするので、その時間に基づいてタイマを設定し、タイマを停止中に(アウト信号を連続的に受信していない状態で)アウト信号を受信した場合にゲーム数を加算する構成とした。
そして、CPU16は、タイマがタイムアップした旨を判定した場合(S6:YES)、または、タイマを停止中である旨を判定している場合には(S7:YES)、会員カード6がカード挿入口7に挿入されたか否かを判定すると共に(S8)、会員カード6がカード挿入口7から排出されたか否かを判定する(S9)。そして、CPU16は、会員カード6がカード挿入口7に挿入された旨を判定すると(S8:YES)、判定情報記憶領域における遊技者IDを更新し(S10)、その更新した遊技者IDに対応する利用可能額を管理装置10に問合わせ(S11)、管理装置10から受信した利用可能額を新たに設定することで利用可能額を更新し、その利用可能額を更新したことに応じて差額を更新する(S12)。
また、CPU16は、会員カード6がカード挿入口7から排出された旨を判定すると(S9:YES)、判定情報記憶領域における遊技者IDを初期化(クリア)し(S13)、利用可能額、差額を更新する(S12)。尚、この場合、CPU16は、遊技者IDと利用可能額との対応付けが不可能であるので、利用可能額として利用上限額を設定し、その利用上限額に応じて差額を更新する。また、CPU16は、スロットマシン1からのボーナス信号の受信を終了した旨を判定すると(S14:YES)、判定情報記憶領域における判定ゲームを初期化(クリア)し(S15)、必要値、必要額、差額を更新し(S16)、上記したS1に戻る。尚、以上は、ボーナス終了後におけるゲーム数を天井カウンタとして設定している場合を説明したが、ボーナス終了後における差数を天井カウンタとして設定している場合であれば、判定情報記憶領域における判定アウト、判定セーフ、判定差数を更新することになる。
以上に説明したように本実施形態によれば、情報表示装置3において、店内ATM21の利用可能額と天井状態に移行するまでに必要な必要額との差である差額を液晶表示部4により表示するように構成したので、遊技者は差額と自身の所持金とを比較することで、店内ATM21を利用すれば良いのか、店外ATM22を利用すれば良いのかを容易に判断することが可能となる。また、複数のメッセージのうちから差額に基づいたメッセージを特定し、その特定したメッセージを表示するように構成したので、差額に応じた適切なメッセージを表示することができ、天井状態が目前に迫った場合と、そうで無い場合とに場合分けしてメッセージを表示することができ、無理なく遊技者ののめり込みを防止することができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
救済遊技情報としては、他にセーフ数や特定小役の入賞回数などであっても良い。特定小役の成立回数については、ゲーム毎のセーフ数に基づいて特定小役の入賞を特定し、天井状態となる為に必要な残りの小役を入賞させる為に必要なゲーム数をスペック上の特定小役の内部当選確率に基づいて特定し(残り特定小役数に内部当選確率の逆数を乗じて計算し)、そのゲーム数を消化する為に必要な投資額を必要額として特定すれば良い。
救済情報として成立値を直接的に記憶したが、成立値が「1000ゲーム」のゲーム数の場合に対応するアウトである「3000」を記憶するなど成立値を間接的に記憶しても良い。対応値、必要値、単位値などついても同様に、間接的に記憶しても良い。
単位情報を実績値にて特定する場合、差数については所定額に対応する貸出遊技媒体数から特定することができる。また、ゲーム数については、所定期間における遊技情報のうち通常遊技状態における差数とゲーム数との関係と、所定金額に対応する貸出遊技媒体数とから特定することができる。
天井情報を表示する場合に、遊技者の操作によらず遊技情報に応じて(救済遊技情報であるゲーム数が所定値(例えば500ゲーム)となった場合などに)表示しても良い。
利用可能額などを参照する際に暗証番号などの別途セキュリティ情報を入力する構成としても良い。
単位情報や許容範囲など金額または遊技情報の何れを採用しても良い。例えば単位情報として図7では「1000円」を投資した場合に消化できる遊技情報としたが、ゲーム数として「40ゲーム」を消化した場合に投資額として、機種Aについては「1000円」を記憶し、機種Dについては952円を記憶するようにしても良い。この場合、必要値を「40ゲーム」で除して投資額を乗じれば必要額を特定することができる(金額を記憶する場合)。
タイマを利用して1ゲームを判定する構成に限らず、3枚分のアウト信号を受信したか否か或いはアウト信号を受信する間にセーフ信号を受信したか否かを判定して1ゲームを判定するようにしても良い。
本実施形態で示した以外の数値であっても良い。また、店内ATM22の上限額が店外ATM23の上限額よりも低ければどのような上限額に対応しても良く、店外ATM23については上限額を設けなくても良い。
管理対象となる遊技機としては、スロットマシンの他に、パチンコ遊技機など想定することができる。この場合、ボーナスが大当たりに対応し、ゲーム数が始動数(役物作動数(図柄変動数)或いは始動口への入賞数)に対応する為、各々を特定可能な大当たり信号や始動信号を受信するように構成すれば良い。
天井状態としては、ART状態の他に、AT状態またはRT状態の単独発生状態、内部当選確率を高める所謂確変状態、パチンコ遊技機における始動口などの入賞率を高める時短状態などを想定することができる。
情報表示装置における表示を所謂呼出ランプや遊技機IDを特定可能な所謂データロボなどにて表示しても良い。
情報表示装置が行う処理の一部を中継装置や管理装置などが行うようにしても良い。また、管理装置などが行う処理を情報表示装置のみで行っても良い。すなわち、本発明における遊技機装置とは、本実施形態の情報表示装置のみの構成に限らず、中継装置や管理装置なども含んだ広義の遊技機装置を意味するものである。
本発明の一実施形態を示す全体構成図 情報表示装置の正面図 情報表示装置の機能ブロック図 スロットマシンの正面図 ボーナスの確率の一例を示す図 入賞役の確率の一例を示す図 機種設定の一例を示す図 メッセージ設定テーブルの一例を示す図 会員データベースの一例を示す図 判定情報記憶領域の一例を示す図 フローチャート 表示態様の一例を示す図
符号の説明
図面中、1は遊技機、3は情報表示装置(遊技機装置)、4は液晶表示部(表示手段)、10は管理装置(遊技者情報更新手段、遊技者情報記憶手段)、13はカードリーダ(受付手段)、14は送受信部(受信手段)、16はCPU(更新手段、必要値特定手段、投資額特定手段、差額情報特定手段、メッセージ特定手段)、19はメモリ(対応値記憶手段、救済情報記憶手段、単位情報記憶手段、許容範囲記憶手段、メッセージ記憶手段)、21は遊技場内の現金自動預け払い機である。

Claims (6)

  1. 利用者IDを受付け、その利用者の預金残高の一部或いは全部を引落可能な現金自動支払機であり、利用者ID毎に一日の利用可能額が定められた現金自動預け払い機が設けられる遊技場に設けられ、予め定められた遊技情報である救済遊技情報が所定の救済条件を満たした場合に遊技者にとって有利な状態である救済状態に移行する遊技機についての遊技情報を表示する表示手段を備えた遊技機装置であって、
    遊技機側から出力される遊技信号であって、遊技に使用された遊技媒体の数である使用数を特定可能な使用信号、遊技により払出された遊技媒体の数である払出数を特定可能な払出信号、遊技する際に行われるゲーム数を特定可能なゲーム信号及び遊技により作動する役物の作動数を特定可能な始動信号のうち少なくとも1つの遊技信号を受信する受信手段と、
    救済遊技情報に対応する遊技情報の値である対応値を記憶する対応値記憶手段と、
    前記受信手段が受信した遊技信号に基づいて前記対応値記憶手段が記憶する対応値を更新する更新手段とを備え、
    前記表示手段は、前記現金自動預け払い機に定められた利用可能額及び前記対応値記憶手段が記憶する対応値を表示することを特徴とする遊技機装置。
  2. 遊技機の救済条件を特定可能な情報である救済情報を記憶する救済情報記憶手段と、
    前記対応値記憶手段が記憶する対応値と前記救済情報記憶手段が記憶する救済情報とに基づいて救済条件を満たす為に必要な救済遊技情報に対応する遊技情報の値である必要値を特定する必要値特定手段と、
    遊技者が所定単位の金額を投資した場合に満たされる救済遊技情報に対応する遊技情報の値或いは所定単位の救済遊技情報に対応する遊技情報の値を満たした場合に遊技者が投資する金額の何れかである単位値を特定可能な単位情報を記憶する単位情報記憶手段と、 前記必要値特定手段が特定した必要値と前記単位情報記憶手段が記憶する単位情報とに基づいて救済条件を満たす為に必要な投資額を特定する投資額特定手段と、
    前記現金自動預け払い機に定められた利用可能額と前記投資額特定手段が特定した投資額との差額を特定可能な情報である差額情報を特定する差額情報特定手段とを備え、
    前記表示手段は、前記差額情報特定手段が特定した差額情報を遊技情報として表示することを特徴とする請求項1に記載した遊技機装置。
  3. 遊技機は、救済遊技情報の値が所定の救済値に達した場合に救済条件が満たされたと判定し、
    前記救済情報記憶手段は、救済値を救済情報として記憶し、
    前記対応値記憶手段は、救済遊技情報の値を対応値として記憶し、
    前記必要値特定手段は、前記救済情報記憶手段が記憶する救済値から前記対応値記憶手段が記憶する対応値を減算することで必要値を特定し、
    前記単位情報記憶手段は、単位値を単位情報として記憶し、
    前記投資額特定手段は、前記必要値特定手段が特定した必要値を前記単位情報記憶手段が記憶する単位値である遊技情報の値にて除して更に前記単位情報記憶手段が記憶する単位値に対応する所定単位の金額を乗じることで投資額を特定する或いは前記必要値特定手段が特定した必要値を単位情報が記憶する単位値に対応する遊技情報の値で除して更に単位値である金額を乗じることで投資額を特定することを特徴とする請求項に記載した遊技機装置。
  4. 前記必要値特定手段が特定する必要値或いは前記投資額特定手段が特定する投資額の何れかについて、所定の許容範囲を記憶する許容範囲記憶手段と、
    前記差額情報特定手段が特定する差額情報により特定される差額に応じたメッセージを複数記憶するメッセージ記憶手段と、
    前記表示手段が表示するメッセージを前記メッセージ記憶手段が記憶する複数のメッセージの中から特定するメッセージ特定手段とを備え、
    前記メッセージ記憶手段は、前記現金自動預け払い機に定められる一日の利用可能額以上となる差額を特定可能な差額情報に対応するメッセージとして少なくとも複数のメッセージを記憶し、
    前記メッセージ特定手段は、前記許容範囲記憶手段が記憶する許容範囲に、前記必要値特定手段が特定した必要値或いは前記投資額特定手段が特定した投資額が属するか否か及び前記差額情報特定手段が特定する差額情報により特定される差額に基づいて前記表示手段が表示するメッセージを特定し、
    前記表示手段は、差額情報を表示する場合に前記メッセージ特定手段が特定したメッセージを表示することを特徴とする請求項2または3に記載した遊技機装置。
  5. 前記現金自動預け払い機は、複数の遊技場に設置され、それら複数の遊技場での一日の累計引落金額について受付対象となる利用者ID毎に上限が定められており、その上限から複数の遊技場での一日の累計引落金額を減算した金額が当該利用者IDの利用可能額として定められ、
    遊技者IDに対応付けて、前記現金自動預け払い機の受付対象となる前記利用者ID及び利用可能額を記憶する遊技者情報記憶手段と、
    前記現金自動預け払い機を管理する銀行用サーバから送信される利用者ID毎に利用可能額を特定可能な銀行情報に基づいて、前記遊技者情報記憶手段が記憶する利用可能額を更新する遊技者情報更新手段と、
    前記表示手段により差額情報の表示対象となる遊技者の遊技者IDを受付ける受付手段とを備え、
    前記表示手段は、前記受付手段が受付けた遊技者IDに対応付けて前記遊技者情報記憶手段が記憶する利用可能額を前記現金自動預け払い機に定められた利用可能額として表示することを特徴とする請求項ないし4の何れかに記載した遊技機装置。
  6. 前記差額情報特定手段は、前記受付手段が受付けた遊技者IDに対応付けて遊技者情報記憶手段が記憶する利用可能額と前記投資額特定手段が特定した投資額との差額を特定可能な情報を差額情報として特定することを特徴とする請求項5に記載した遊技機装置。
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