JP5248258B2 - 塗料供給装置及びその洗浄方法 - Google Patents
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Description
共通流路の内壁には、個別流路の連通孔により凹部が形成されており、開閉弁を閉じた状態では、連通孔内に液剤の一部が残留する。この連通孔内に残留する液剤は、共通流路内に洗浄液を流しただけでは除去できないことがある。その点、本発明では、ノズルから連通孔内に向けて洗浄用流体を吐出するようにしているので、連通孔内に残留している液剤を、確実に除去することができる。
ノズルの軸線を連通孔の軸線と同軸状としたので、ノズルから吐出された洗浄用流体は確実に連通孔内に進入する。
洗浄用流体が吐出しない状態では、吐出孔内の空間がニードルの先端部で占められているので、他の液剤が吐出孔内に溜まる虞がない。
ノズルと非対応の連通孔から共通流路内に流入した液剤や洗浄液は、ノズルと対応する連通孔の前を通過するときに、その連通孔内に残留している液剤の一部を引き寄せて連通孔外へ排出させる。したがって、連通孔内に残留する液剤の量が少なくなり、ノズルによる除去効率が向上する。
ノズルと非対応の連通孔から共通流路内に流入した液剤や洗浄液は、ノズルに接触することによって乱流状となり、ノズルと対応する連通孔内に入り込んでその内部に残留している液剤を連通孔外へ押し出す。これにより、連通孔内に残留する液剤の量が少なくなり、ノズルによる除去効率が更に向上する。
主剤用の個別流路と共通流路、及び硬化剤用の連通孔が、いずれも、水によって洗浄されるようになっており、有機溶剤を使用せずに済むので、環境保護の点で好ましい。
ノズルから連通孔内に向けて洗浄用流体を吐出するようにしているので、連通孔内に残留している液剤を、確実に除去することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図4を参照して説明する。本実施形態の塗料供給装置は、混合塗料を塗装ガン10に供給するためのものであり、混合塗料は、主剤(本発明の構成要件である液剤)と硬化剤(本発明の構成要件である液剤)とを、合流器11において合流させ、共通流路12内を流動させる間に撹拌・混合して得られるようになっている。
塗装を行う際には、主剤用開閉弁33と硬化剤用開閉弁37を交互に開閉することにより、主剤と硬化剤を所定の流量ずつ交互に共通流路12に投入する。共通流路12に投入された主剤と硬化剤は、共通流路12内を流動し、混合器20を通過することにより撹拌、混合されて混合塗料となり、塗装ガン10へ供給される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
11…合流器
12…共通流路
31…主剤用個別流路
32…硬化剤用個別流路
33…主剤用開閉弁
36…主剤用連通孔(ノズルと非対応の連通孔)
37…硬化剤用開閉弁
38…硬化剤用連通孔(ノズルと対応する連通孔)
40…ノズル
41…吐出孔
43…ニードル弁
45…ニードル
Claims (12)
- 合流器において複数の液剤を共通流路の上端部に供給し、
前記複数の液剤が前記共通流路内を通過する間に混合されることによって得られた混合塗料を、塗装ガンに供給するようになっており、
前記合流器には、前記複数の液剤を個別に流動させる複数の個別流路と、前記複数の個別流路の途中に個別に配置された開閉弁とが形成され、前記共通流路の内壁には、前記個別流路のうち前記開閉弁よりも下流側の連通孔が凹んだ形態で開口している塗料供給装置において、
前記合流器には、前記共通流路内に臨むように配置され、複数の前記連通孔のうち少なくとも1つの前記連通孔に向けて洗浄用流体を吐出するノズルが設けられていることを特徴とする塗料供給装置。 - 前記ノズルは、その軸線が前記連通孔の軸線と同軸状となるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の塗料供給装置。
- 前記ノズルには、ニードルの進退移動によって前記ノズルの開閉を行うニードル弁が設けられており、
前記ノズルから前記洗浄用流体が吐出していない閉弁状態では、前記ノズルの先端の吐出孔内の空間が、前記ニードルの先端部で占められた状態となることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の塗料供給装置。 - 前記複数の連通孔のうち前記ノズルと非対応の前記連通孔が、前記ノズルと対応する前記連通孔よりも上流側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の塗料供給装置。
- 前記ノズルが、前記共通流路内に突出した形態であることを特徴とする請求項4記載の塗料供給装置。
- 前記混合塗料が、水を溶媒とする主剤に硬化剤を混合して得られる水性二液ウレタン塗料であり、
前記主剤用の前記個別流路内と前記共通流路内が、水により洗浄されるようになっており、
前記ノズルから吐出される洗浄用流体が、水であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の塗料供給装置。 - 合流器において複数の液剤を共通流路の上端部に供給し、
前記複数の液剤が前記共通流路内を通過する間に混合されることによって得られた混合塗料を、塗装ガンに供給するようになっており、
前記合流器には、前記複数の液剤を個別に流動させる複数の個別流路と、前記複数の個別流路の途中に個別に配置された開閉弁とが形成され、前記共通流路の内壁には、前記個別流路のうち前記開閉弁よりも下流側の連通孔が凹んだ形態で開口している塗料供給装置において、
前記共通流路の内壁に臨む前記連通孔内に残留する液剤を除去するための洗浄方法であって、
前記共通流路内に臨むように設けたノズルから、複数の前記連通孔のうち少なくとも1つの前記連通孔に向けて洗浄用流体を吐出することを特徴とする塗料供給装置の洗浄方法。 - 前記ノズルを、その軸線が前記連通孔の軸線と同軸状となるように配置した上で、前記洗浄用流体を吐出することを特徴とする請求項7記載の塗料供給装置の洗浄方法。
- 前記ノズルに、ニードルの進退移動によって前記ノズルの開閉を行うニードル弁を設けた上で、
前記ノズルから前記洗浄用流体が吐出していない閉弁状態では、前記ノズルの先端の吐出孔内の空間を、前記ニードルの先端部で占めることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の塗料供給装置の洗浄方法。 - 前記複数の連通孔のうち前記ノズルと非対応の前記連通孔を、前記ノズルと対応する前記連通孔よりも上流側に配置した上で、
前記ノズルと非対応の連通孔から前記共通流路内へ液剤と洗浄液を流入させることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の塗料供給装置の洗浄方法。 - 前記ノズルを、前記共通流路内に突出する形態とした上で、
前記ノズルと非対応の連通孔から前記共通流路内へ流入させた液剤と洗浄液を、前記ノズルに接触させながら流動させることを特徴とする請求項10記載の塗料供給装置の洗浄方法。 - 前記混合塗料は、水を溶媒とする主剤に硬化剤を混合して得られる水性二液ウレタン塗料であり、
前記主剤用の前記個別流路内と前記共通流路内を、水により洗浄し、
前記ノズルから、洗浄用流体としての水を吐出することを特徴とする請求項7ないし請求項11のいずれかに記載の塗料供給装置の洗浄方法。
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