JP2007152194A - 塗料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 塗装配管等をピグ洗浄した際も剥がし取った堆積物によって塗料通路の詰まり等が生じにくくなるようにし、また、循環配管のほぼ全域を効率良く、しかも確実に洗浄できるようにする。
【解決手段】 塗料タンク2から延出して塗料タンク2に戻る閉ループ状の塗料循環配管3の途中にカラーチェンジバルブ4が接続され、このカラーチェンジバルブ4に塗装ガン5が接続されるような塗料供給装置1において、塗料循環配管7の上流側のうち、ピグ27を直線的に投入でき、しかも塗料圧送用ポンプ6に一番近い位置にピグ投入バルブ25を設け、循環配管7の下流側のうち、ピグ27を直線的に排出でき、しかも塗料タンク2の一番近い位置にピグ排出バルブ26を設ける。また、カラーチェンジバルブ4の上流側の第1開口部10kを、循環配管3の一部として構成される貫通孔hの内壁に近い位置に設け、内壁と第1開口部10kとの間にスペースが生じないようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば複数の塗料供給源から送られる各色の塗料から所望の色の塗料を選択して塗装ガンに送り込むような塗料供給装置において、塗料供給源に接続される閉ループ状の塗料循環配管の内壁を確実に洗浄することのできる技術に関する。
従来、自動車の車体塗装工程において、塗装ブース内に塗装ガンを備えた複数の塗装ロボットを配設し、この塗装ガンに塗料供給装置によって塗料を供給するような技術が広く一般的に採用されており、このような塗料供給装置として、塗料調合室内に各色の塗料タンクを設置し、それぞれの塗料タンクに閉ループ状の塗料循環配管を接続して塗装ブースに循環供給できるような回路に構成するとともに、各循環配管の途中に所望色の塗料に切換えることのできるカラーチェンジバルブを接続し、塗装ブース内に順次搬送されてくる車体に対して、同一の塗装ガンにより複数色の塗料の吹き付けが行えるようにしている。そして、このような塗料は、塗装時以外にも、塗料中の顔料成分等が沈降するのを防止するため、塗料循環配管内を循環するようにされており、循環配管とカラーチェンジバルブとの間に塗料通路を開閉するための弁が設けられるとともに、塗装時に、この弁の切替えによってカラーチェンジバルブ下流のマニホールドの塗料通路に塗料を送り込み、塗装ガンに送給するようにされている。
このような塗料供給装置において、塗装ブースは塗料調合室から距離が離れた場所であるのが一般的で、塗料循環配管もそれに連れて長くなるため、塗料循環配管の内壁には、時間とともに塗料が堆積するようになり、これを放置すると、循環配管の内径が狭まって流量が減少する等の原因により、噴霧パターンが乱れて塗装ムラが生じたり、塗装作業中に壁面から剥がれ落ちた堆積物が塗料に混入して被塗物に噴き付けられることにより塗装品質の低下を招いたりする等の不具合がある。そこで、循環配管(第一流路)とマニホールド(第二流路)とが弁と塗料遮断シートによって開閉自在にされたカラーチェンジバルブを備えた塗料供給装置において、流体切換器モジュールの塗料遮断シートにより循環配管を閉鎖した状態で、循環配管内にピグを走行させて配管内を洗浄するような技術(例えば、特許文献1参照。)や、各色の塗料やシンナー等を共通に流す閉ループ状の共通循環配管の途中にピグステーションを設け、定期的にこのピグステーション内のピグを共通循環配管内を走行させることで、配管内を洗浄するような技術(特許文献2参照。)などが知られている。
特開2003−190850号公報 特開2002−239489号公報
ところが、前記特許文献1の技術の場合、循環配管を閉鎖する流体器切換モジュールの塗料遮断シートが、循環配管より内側に入り込んだマニホールド側にあり、循環配管と塗料遮断シートとの間に一定長さの通路が形成されているため、ピグにより剥ぎ取られた粘性の高い塗料ゴミ等がこの一定長さの通路に入り込み、塗料を詰まらせるという不具合があった。
また、特許文献2の技術の場合、この技術を塗色ごとに循環配管を設けるような装置構成に適用しようとすると、複数の循環配管ごとピグステーションやピグを設けなければならず、設備費用が嵩むという問題がある。また、塗料タンクから循環配管までのピグが走行しない通路が長いような場合には、この通路の洗浄が必要となり、別途洗浄機構を設けようとすると装置構成が複雑になり、また洗浄作業が煩雑になるという問題もある。
そこで本発明は、ピグ洗浄した際に剥がし取った堆積物によって塗料通路の詰まり等が生じにくくなるようにし、また、循環配管のほぼ全域を効率良く、しかも確実に洗浄できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、塗料供給源に接続される閉ループ状の塗料循環配管の途中にカラーチェンジバルブを介して塗装ガンが接続され、前記塗料循環配管の洗浄時には、該循環配管内部にピグを走行させて洗浄するようにした塗料供給装置において、前記塗料循環配管の途中に、塗料を圧送するためのポンプと、該循環配管内にピグを投入するためのピグ投入バルブと、該循環配管内からピグを排出するためのピグ排出バルブを設け、前記ピグ投入バルブは、塗料循環配管に対してピグをほぼ直線的に投入できる箇所のうち前記ポンプに一番近い場所に設けるとともに、前記ピグ排出バルブは、塗料循環配管からピグをほぼ直線的に排出できる箇所のうち前記塗料供給源に一番近い場所に設けるようにした。
そして、塗料循環配管内を洗浄するときは、ピグ投入バルブからピグを投入した後、洗浄液またはエア圧等によって循環配管内にピグを走行させて内壁等に付着する堆積物を除去し、ピグ排出バルブを通して循環配管内のピグを回収する。
この際、塗料圧送用のポンプは塗料供給源に一番近い位置に配置されるのが普通であるため、ピグ投入バルブやピグ排出バルブは塗料供給源に近い位置に配設されることになり、循環配管のほぼ全域を効率良く洗浄できる。また、塗料の塗色ごとに循環配管が設けられているような場合でも、予めピグ投入バルブやピグ排出バルブだけを設けておき、別途、このようなピグ投入バルブ、ピグ排出バルブからピグを投入、排出するようにすることで、設備を簡素に且つ安価に構成できる。
また、循環配管に対してピグをほぼ直線的に投入し、または排出することで、ピグの走行をスムーズに行わせることができる。
また、本発明では、前記カラーチェンジバルブに、前記塗料循環配管から送られる塗料を連通路を介してマニホールドの塗料通路に送り込むことのできるバルブ本体を設け、このバルブ本体には、前記バルブ本体の連通路から塗料循環配管に開口する第1開口部を開閉自在な第1のニードル弁と、前記バルブ本体の連通路からマニホールドの塗料通路に開口する第2開口部を開閉自在な第2のニードル弁を設けるとともに、少なくとも前記第1開口部は、前記塗料循環配管の内壁に近接した位置に配置するようにした。
そして、第1開口部を塗料循環配管の内壁に近接させ、第1開口部と循環配管との間の通路をほとんど無くすことで、循環配管の内壁に堆積する塗料カスをピグで剥ぎ取った場合でも、剥ぎ取られた粘度の高い塗料カスが通路に溜まるような不具合を防止する。
閉ループ状の塗料循環配管のうち、塗料圧送用のポンプに近い箇所にピグ投入バルブを設けるとともに、塗料供給源に近い箇所にピグ排出バルブを設け、このピグ投入バルブからほぼ直線的にピグを投入し、ピグ排出バルブから直線的に排出して洗浄することにより、循環配管のほぼ全域を確実に洗浄することができ、しかも、装置を安価に構成することができる。
そして、カラーチェンジバルブのバルブ本体の連通路のうち、循環配管に向けて開口する第1開口部の位置を循環配管の内壁に近接させることにより、循環配管をピグで洗浄する際、除去した塗料カスが溜まって塗料通路が詰まるような不具合を防止できる。
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで図1は本発明に係る塗料供給装置のある色の塗料の循環配管を示す構成概要図、図2は図1のA方向から見たカラーチェンジバルブの説明図、図3は図2のB方向から見た説明図、図4は図2のC−C線断面図、図5は図2のD−D線断面図、図6、図7はピグ投入バルブの説明図である。
本発明に係る塗料供給装置は、例えば自動車車体の塗装工程に使用される塗装ブース内の塗装ガンに塗料を供給する装置として構成され、塗料調合室から塗装ブースにかけて配設される複数の塗料循環配管をピグ洗浄した際、剥がし取った堆積物によって塗料通路の詰まり等が生じにくくなるようにし、また、循環配管のほぼ全域を効率良く、しかも確実に洗浄できるようにされており、しかも簡素に構成されている。
すなわち、本塗料供給装置1は、図1に示すように、塗料供給源としての塗料タンク2から延出する塗料循環配管3と、この塗料循環配管3の途中に接続される複数のカラーチェンジバルブ4と、各カラーチェンジバルブ4に連結ホース7を介して連結され且つ塗装ブース内に配設される複数の塗装ガン5を備えており、塗料タンク2は塗装ブースから充分離れた場所の塗料調合室に配設されるとともに、様々な塗色に対応して配置される複数の塗料タンク2と、各塗料タンク2から延出する複数の塗料循環配管3が設けられており、これら各色に応じた複数の塗料循環配管3は、カラーチェンジバルブ4で切換え可能にされ、同一の塗装ガン5に対して各色の塗料を切換え供給できるようにされている。そして、図1に示す塗料供給装置1は、ある色の塗料の場合を代表して示している。
そして、塗料循環配管3のうち、塗料タンク2から延出する往管3aの途中で且つ塗料タンク2に一番近い箇所に、塗料を圧送するためのポンプ6が接続され、複数のカラーチェンジバルブ4との接続部を通った後、復管3bを通して塗料タンク2に戻され、閉ループ状にされている。そして、塗料タンク2の塗料は、常時、ポンプ6の作動によって吸引、圧送され、塗装が行われない場合でも往管3aから復管3bを通って塗料タンク2に還流させることにより、塗料の顔料成分粒子等が沈降するのを防止するようにされている。
そして、塗装時には、任意の色の塗料をカラーチェンジバルブ4で切換えて、連結ホース7を通して塗装ガン5に供給し、塗装ガン5から塗料を噴き付けるようにされている。
前記カラーチェンジバルブ4は、図2乃至図5に示すように、塗料循環配管3の途中にジョイント8や連結部材10を介して接続されるバルブ本体11を備え、連結部材10やジョイント8には、塗料循環配管3の内径と同径の貫通孔hが形成されて、この貫通孔hは塗料循環配管3の一部として構成されるとともに、前記バルブ本体11は、図2、図3に示すように、各塗色の塗料循環配管3に応じて複数配設され、また、エアオペレート型のエア供給用のバルブ本体11Sや、シンナ供給用のバルブ本体11Rも並んで配設されている。
そして、これら複数のバルブ本体11、11S、11Rには、マニホールド12が接続され、各マニホールド12が直線的に結合されるとともに、各マニホールド12に形成される塗料通路12aが一本に連通し、前記連結ホース7(図1)を介して塗装ガン5に連通している。
前記バルブ本体11は、図4、図5に示すように、前記連結部材10の貫通孔hに向けて連結部材10に開設されるポート10pと、マニホールド12の塗料通路12aに向けてマニホールドに開設されるポート12pのそれぞれに嵌入されるバルブシート15、16を備えており、これらバルブシート15、16は、角度が90度異なる方向に設けられるとともに、バルブ本体11の内部には、各バルブシート15、16を折れ曲った通路で連通するクランク形状の連通路Rを備えており、この連通路Rの内部には、第1のニードル弁13と、第2のニードル弁14がお互いに位相をずらして交差状に配設されている。
そして、前記第1、第2のニードル弁13、14は、それぞれのバネ17、18によって前方に付勢され、常時、その先端がそれぞれのバルブシート15、16に当接し、第1のニードル弁13によって、連結部材10側に連通する第1開口部10kを封鎖し、第2のニードル弁14によって、マニホールド12側に連通する第2開口部12kを封鎖するとともに、各ニードル弁13、14を後退させて第1、第2開口部10k、12kを開放するときは、不図示のエア供給源から圧縮エアを供給するためのエア供給孔20、21が設けられ、これらエア供給孔20、21から圧縮エアを供給することにより、バネ17、18の付勢力に抗して各ニードル弁13、14を後退させるようにしている。
また、連結部材10側の第1開口部10kは、連結部材10の貫通孔hの内壁に近接した位置に設定されている。そして、後述するピグ27によって塗料循環配管3や貫通孔hを洗浄する際、第1開口部10kの前面に、削り取った塗料カスが溜まるスペースが生じないようにしている。
なお、連結部材10とバルブ本体11の連結は、複数のボルト22a、22bの結合によって行われ、バルブ本体11とマニホールド12の連結は、複数のボルト23、23の結合によって行われている。
以上のようなカラーチェンジバルブ4において、塗装が行われないときは、第1、第2のニードル弁13、14がそれぞれのバルブシート15、16に当接して第1、第2開口部10k、12kを封鎖しており、塗料循環配管3を流れる塗料はそのまま塗料タンク2に還流されている。
そして、塗装が行われるときは、エア供給口20、21から圧縮エアを送り込んで第1、第2のニードル弁13、14を後退させ、連通路Rを通して塗料をマニホールド12の塗料通路12aに送り込み、塗料塗装ガン5から塗料を噴出させる。
次に、ピグ洗浄手段について説明する。
ピグ洗浄手段は、図1に示すように、上流側の塗料循環配管3に対してほぼ直線的にピグを投入することができ且つポンプ6に一番近い往管3aに設けられるピグ投入バルブ25と、下流側の塗料循環配管3に対してほぼ直線的にピグを排出することができ且つ塗料タンク2の一番近い復管3bに設けられるピグ排出バルブ26と、ポンプを介して洗浄液を圧送するための洗浄液供給部36と、圧縮エアを供給するためのエア供給部37を備えており、ピグ投入バルブ25とピグ排出バルブ26間の塗料循環配管3にピグ27や洗浄液やエアを流通させて循環配管3や連結部材10の貫通孔hの内壁面に付着堆積する塗料を洗浄できるようにされている。
ピグ投入バルブ25は、図6に示すように、塗料タンク2側の塗料流路を遮断あるいは開放自在な第1切替バルブ25aと、循環配管3内にピグ27を投入する際に循環配管3に通じる通路を切替え自在な第2切替バルブ25bを備えており、これら第1、第2切替バルブ25a、25bは三方向切替バルブから構成されている。
第1切替バルブ25aは、ハウジング28内に、球状の弁体30と、この弁体30に摺接する弁座31を備えており、前記弁体30に内部には、循環配管3の内径と同径の通路30aが設けられるとともに、弁体30の回転によって循環配管3の塗料通路を開閉できるようにされている。そして、これら弁座31、弁体30は、ハウジング28のネジ孔に螺合するポート32によってハウジング28内に液密状に保持されており、ポート32にも循環配管3の一部となる通路32aが形成されており、この通路32aの内径も循環配管3の内径と同一にされている。
そして、第1切替バルブ25aの弁体30は、ハウジング28の外面に設けられた第1コック33a(図1)の操作と連動して開閉操作でき、第2切替バルブ25bの弁体30は、第2コック33b(図1)の操作と連動して開閉操作できるようにされている。
前記第2切替バルブ25bは、ハウジング28内の構成は第1切替バルブ25aと同様であり、ポート32の開口部にクイックジョイント34を構成するアダプタ34aが螺合されている。そしてこのアダプタ34aにはスリーブ34bを嵌入結合せしめることのできる結合孔が設けられ、スリーブ34bの内部には、循環配管3の内径と同径のピグ投入通路iが形成されている。
そして、このピグ投入通路i内にピグ27を挿入できるようにされている。
このため、図7に示すように、クイックジョイント34のスリーブ34bをアダプタ34aの結合孔に嵌合させた状態において、ピグ投入通路iは、ポート32の通路32aに連通するようにされ、この状態で第2切替バルブ25bの弁体30を操作してポート32と循環配管3を連通する状態にし、ピグ投入通路iにピグ27を挿入した後、洗浄液供給部36から圧送される洗浄液をピグ27の後方に供給し、この洗浄液の押圧力によりピグ27を走行させて循環配管3の内壁に堆積する塗料を剥ぎ取って洗浄する。
前記ピグ排出バルブ26は、図1に示すように、ピグ排出バルブ26より下流側の復管3bを開閉する第1コック33aと、ピグ27を排出管3c側に導くよう通路を切替えることのできる第2コック33bを備えており、これら第1、第2コック33a、33bの構造及び操作は、前記第1切替バルブ25a、第2切替バルブ25bの構造及び操作と同様である。すなわち、操作については、それぞれの弁体30は、第1コック33a、第2コック33bの操作に連動して開閉操作できる。
また、排出管3cの下流側には、排出されたピグ27と洗浄廃液を回収する回収タンク35が配設されている。
前記ピグ27は、循環配管3の内径とほぼ同径の砲弾型または球形の樹脂素材であり、使用ごとに洗浄して繰り返して使用するため、例えば、フッ素系樹脂やポリプロピレン樹脂等の塗料が付着しにくい素材を使用することが好ましい。また、循環配管3のコーナ部においても内壁に密着するよう、適度な弾力性を有するスポンジ等を使用することもできる。このようなスポンジの一例としては、例えばウレタンやゴムやポリエチレン樹脂等が考えられる。
また、材質の異なる複数のピグ27を投入することも可能である。例えば、進行方向に向けてフッ素樹脂のピグ、洗浄液、スポンジのピグ、洗浄液を順に投入すれば、フッ素樹脂で堆積塗料を削り取り、それを洗浄液で洗浄し、配管内部に残存する塗料をスポンジで洗浄するような効果が発揮され、コーナ部等の洗浄しにくい箇所も綺麗に洗浄することができる。
なお、循環配管3のコーナ部については、ピグ27が確実に内壁面に当接するよう、ある程度の曲率を持たせることが好ましい。
次に、以上のような塗料供給装置の作用等について、塗料循環時、塗装時、ピグ洗浄時の態様別に説明する。
(塗料循環時)
ピグ投入バルブ25の第1切替バルブ25aを開き(連通状態にし)、第2切替バルブ25bを閉じるとともに、ピグ排出バルブ26の第1切替バルブ26aを開き(連通状態にし)、第2切替バルブ26bを閉じた状態でポンプ6を駆動し、カラーチェンジバルブ4の第1のニードル弁13と、第2のニードル弁14を閉じた状態にする。すると、塗料タンク2内の塗料は塗料循環配管3を循環して再び塗料タンク2に戻されるよう循環する。
(塗装時)
カラーチェンジバルブ4のバルブ本体11のエア供給孔20、21からエアを供給し、第1のニードル弁13と、第2のニードル弁14を後退させて第1開口部10kと第2開口部12kを開き、連通路Rを通して塗料を塗装ガン5に供給し、塗布する。
(ピグ洗浄時)
ピグ投入バルブ25の第1、第2切替バルブ25a、25bを閉じ、ピグ排出バルブ26の第1切替バルブ26aを閉じ、第2切替バルブ26bを開くとともに、クイックジョイント34のスリーブ34b内にピグ27を挿入し、アダプタ34aに結合することによりピグ洗浄の準備を行う。
次いで、ピグ投入バルブ25の第2切替バルブ25bを開き(連通状態にし)、スリーブ34bのピグ投入通路iの開口部から洗浄液を供給してピグ27を走行させ、循環配管3の内壁を洗浄し、ピグ27及び洗浄廃液を回収タンク35で回収する。
この際、ピグ投入バルブ25とピグ排出バルブ26がいずれも塗料タンク2の近傍に位置しているため、塗料循環配管3のほぼ全域を効率的に洗浄することができ、また、これらピグ投入バルブ25やピグ排出バルブ26を直線的に投入、排出できる位置に設定することで、ピグ27を走行をスムーズに行わせることができる。
また、内壁から剥がし取った塗料がカラーチェンジバルブ4の第1開口部12k付近に溜まらないので、詰まりが生じにくくなる。
なお、以上の実施形態においては、ピグ27は後方に供給される洗浄液によって押し出すようにしているが、これに限定されず、例えば、ピグ27を圧縮エアで押し出すようにしてもよく、そのほか、洗浄液を流した後、ピグ27を走行させたり、ピグ27と洗浄液と圧縮エアを組み合わせて流すようにしてもよい。
更に、ピグ27を塗料圧で押し出すようにしてもよい。この場合は、図1に示す三方弁を切替えて塗料通路を変更する。
塗料循環配管を広い範囲にわたってピグ洗浄でき、また、剥がし取った塗料がカラーチェンジバルブの弁付近に溜まりにくいため、詰まり等の不具合を効果的に防止することができる。このため、例えば、塗料調合室と塗装ブースが離れているような自動車の塗装工程等に適用すれば好適である。
本発明に係る塗料供給装置のある色の塗料循環配管の構成概要図 図1のA方向から見たカラーチェンジバルブの説明図 図2のB方向から見た説明図 図2のC−C線断面図 図2のD−D線断面図 ピグ投入バルブの説明図で、ピグ投入のためのスリーブを外した状態の説明図 ピグ投入バルブの説明図で、ピグ投入のためのスリーブを装着した状態の説明図
符号の説明
1…塗料供給装置、2…塗料タンク、3…塗料循環配管、4…カラーチェンジバルブ、5…塗装ガン、6…塗料圧送用ポンプ、10…連結部材、10k…第1開口部、11…バルブ本体、12…マニホールド、12a…塗料通路、12k…第2開口部、13…第1のニードル弁、14…第2のニードル弁、R…連通路。

Claims (2)

  1. 塗料供給源に接続される閉ループ状の塗料循環配管の途中にカラーチェンジバルブを介して塗装ガンが接続され、前記塗料循環配管の洗浄時には、該循環配管内部にピグを走行させて洗浄するようにした塗料供給装置であって、前記塗料循環配管の途中には、塗料を圧送するためのポンプと、該循環配管内にピグを投入するためのピグ投入バルブと、該循環配管内からピグを排出するためのピグ排出バルブが設けられ、前記ピグ投入バルブは、塗料循環配管に対してピグをほぼ直線的に投入できる箇所のうち前記ポンプに一番近い場所に設けられ、前記ピグ排出バルブは、塗料循環配管からピグをほぼ直線的に排出できる箇所のうち前記塗料供給源に一番近い場所に設けられることを特徴とする塗料供給装置。
  2. 前記カラーチェンジバルブは、前記塗料循環配管から送られる塗料を連通路を介してマニホールドの塗料通路に送り込むことのできるバルブ本体を備え、このバルブ本体には、前記バルブ本体の連通路から塗料循環配管に開口する第1開口部を開閉自在な第1のニードル弁と、前記バルブ本体の連通路からマニホールドの塗料通路に開口する第2開口部を開閉自在な第2のニードル弁が設けられるとともに、少なくとも前記第1開口部は、前記塗料循環配管の内壁に近接した位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の塗料供給装置。
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