JP5245180B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、特に、エピタキシャル成長法によって半導体基板にエピタキシャル層を形成する工程を備えた半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体装置には、トランジスタ等の素子が、半導体基板の表面に成長させたエピタキシャル層に形成された半導体装置がある。ここで、そのような半導体装置の一例として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)と称される絶縁ゲート型バイポーラトランジスタについて説明する。
p型の半導体基板の一方の表面上に、エピタキシャル成長によってnバッファ層とn-層が形成されている。n-層にはpベース領域が形成されている。そのpベース領域にはn+エミッタ領域が形成されている。n-層とn+エミッタ領域とによって挟まれたpベース領域の部分をチャネル領域として、そのpベース領域の部分の上にゲート絶縁膜を介在させてゲート電極が形成されている。pベース領域とn+エミッタ領域に接触するようにエミッタ電極が形成されている。半導体基板の他方の表面上に接触するようにコレクタ電極が形成されている。
IGBTでは、半導体基板の表面上に、nバッファ層とn-層がそれぞれエピタキシャル成長される。この半導体基板、nバッファ層およびn-層のそれぞれの抵抗率(比抵抗)は、以下のように選択される。
まず、半導体基板は、コレクタ電極との間で十分に低抵抗なオーミック接触を図る必要がある。このため、半導体基板の抵抗率は10〜20mΩ・cm程度とされ、ボロンをドープしたCZ(Czochralski)単結晶基板が選ばれる。また、nバッファ層は、IGBTのスイッチングを高速化するために高濃度化する必要がある。このため、nバッファ層の抵抗率は数十〜数百mΩ・cm程度とされる。
一方、n-層は、耐圧を保持するために低濃度化し厚膜化する必要がある。このため、n-層の抵抗率は、数十〜数百Ω・cm程度とされる。また、n-層の厚さは、600V(耐圧)クラスの製品では60μm程度とされ、1200V(耐圧)程度の製品では120μm程度とされる。なお、半導体基板の厚みは、たとえば500〜650μm程度とされる。
ここで、ボロンをドープした低抵抗の半導体基板に、高抵抗のエピタキシャル層を成長させる場合の問題点について説明する。その問題点とは、オートドープと称される現象である。この現象は、エピタキシャル成長装置内において、低抵抗の半導体基板から放出されたB(ボロン)原子が、トリクロルシラン等のSi(シリコン)のソースガスとともにエピタキシャル層中に混入する現象である。
これを防止するために、通常、エピタキシャル成長させる前の半導体基板(ウェハ)の裏面に、オートドープ防止膜としてCVD(Chemical Vapor Deposition)法による酸化膜が形成される。この酸化膜がない場合には、n型の高抵抗のn-層をエピタキシャル成長させる際に、オートドープにより、半導体基板中のボロンがn-層に混入して、n-層の抵抗率が高くなる方向にずれてしまうことになる。また、不純物濃度の深さ方向のプロファイルもずれてしまうことにもなる。
ところで、エピタキシャル成長の工程では、エピタキシャル層が成長するのは半導体基板(ウェハ)の表面に限られない。エピタキシャル成長させる炉内の温度がある程度の高温に保たれており、そして、ソースガスの供給があれば、半導体基板の裏面や側面においてもエピタキシャル層は成長する。
オートドープ防止膜としてCVD法による酸化膜を用いる場合には、半導体基板の側面には厚く緻密な酸化膜が形成されないことが問題になる。CVD法による酸化膜が緻密に形成されず側面が部分的に露出した領域では、エピタキシャル層が成長することになる。このとき、供給されるソースガスは、露出している微小な領域において消費されるため、半導体基板の側面には、高さの高い突起状のエピタキシャル層が成長することになる。このような突起状のエピタキシャル層は、シリコンノジュールと称される。シリコンノジュールは半導体装置の製造工程において発塵源となったり、また、クラックの起点となることがあり、シリコンノジュールはできる限りなくすことが望ましい。
このようなシリコンノジュールを成長させないために、CVD法による酸化膜を形成した後、あらかじめ、半導体基板の側面を含む所定の領域に位置する酸化膜の部分を一定の幅で除去する処理が施される。最小の幅をもって酸化膜を除去することで、オートドープによってn-層の抵抗率が高くなるのを抑えながら、シリコンノジュールの発生も防止することができる。
しかしながら、この場合も半導体基板の側面や裏面でのエピタキシャル層の成長が完全になくなるわけではなく、エピタキシャル成長装置の構造によっては、半導体基板の側面や裏面にエピタキシャル層が成長することがある。たとえば、誘導加熱炉の場合には、半導体基板をセットするポケットのあるサセプターを誘導加熱により加熱するため、半導体基板の裏面側が比較的高温度になりやすく、エピタキシャル層が成長しやすくなる。また、半導体基板をハンドリングする機構としてベルヌーイチャックを用いたサセプタの場合には、半導体基板のポケットの周辺部に大きな座ぐりが形成されているため、ソースガスの供給が多い場合等には、半導体基板の側面や裏面にエピタキシャル層が成長しやすくなる。
これらの場合、半導体基板の側面に位置する部分を含むように一定の幅をもってCVD法による酸化膜が除去されているために、半導体基板の側面等が露出する領域がより広くなる。このため、供給されるソースガスは、そのような広い領域において消費されることになり、半導体基板の側面等には、高さの低いエピタキシャル層が成長することになる。エピタキシャル成長は面方位によってその成長速度に差違があり、特に、半導体基板の裏面の周辺部には小高い丘状の成長が生じることが多い。このような高さの低いエピタキシャル層は裏面クラウンと称される。突起状のシリコンノジュールとは異なり、裏面クラウンはなだらかな丘状であるため、割れや欠けによる発塵源となったり、クラックの起点となることはほとんどないとされる。
しかしながら、裏面クラウンは写真製版の際にデフォーカスを生じさせることがある。すなわち、ステッパー等のアライナーのステージに載置された半導体基板を、真空吸着等によりステージに吸着させた場合、裏面クラウンの高さの分だけ半導体基板の表面側が押し上げられてしまい、フォーカスが合わなくなる。このため、マスクパターンが部分的にレジストに転写されなくなってしまう。
半導体基板の表面に成長させるエピタキシャル層の厚さが厚くなればなるほど、裏面クラウンの高さも高くなる。このため、IGBTにおけるn-層のように、60〜120μm程度のエピタキシャル層を成長させる場合には、その影響は深刻なものとなり、近年パターンの微細化が進んできているIGBTにおいても大きな問題となっている。
このような問題を解消する方策の一つとして、ステッパーなどのアライナーのステージに改良を加えることが提案されている。すなわち、ステージとして、半導体基板が押し上げられないように、裏面クラウンが発生しうる位置に対応する部分に凹部を設けたステージを適用することが提案されている。
特開平01−246822号公報
しかしながら、上述したステージを適用した手法では、次のような問題点があった。凹部として比較的幅の広い凹部が形成されているステージでは、載置された半導体基板の周辺部が反ってしまい、半導体基板を水平面に保持するというステージ本来の意味がなくなる。一方、幅の狭い凹部が形成されているステージでは、その凹部に裏面クラウンが完全に収容されず、このため、半導体基板がステージの上に持ち上げられてしまい、デフォーカスを起こすことになる。
半導体基板において裏面クラウンが発生する領域(位置)は、半導体基板の面取寸法の精度(精度A)と酸化膜を除去する位置精度(精度B)の影響を受ける。精度Aと精度Bは、精度としては高いものではなく、±数mm程度の誤差を考慮する必要がある。さらに、半導体基板がステージに載置される際の載置精度(誤差)も考慮する必要がある。これらを考慮すると、ステージの改良だけでは裏面クラウンに起因する問題を完全に解消することが難しいとされる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、の目的は、裏面クラウンのステージへの接触が阻止される半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明に係る半導体装置の製造方法は以下の工程を備えている。互いに対向する第1主表面および第2主表面を有する半導体基板を用意する。半導体基板の第2主表面を覆うようにオートドープ防止膜を形成する。オートドープ防止膜のうち、所定の領域に位置する部分を除去する。半導体基板の第1主表面に、所定の導電型のエピタキシャル層を形成する。半導体基板を用意する工程では、半導体基板として、半導体基板の外周端に沿って第2主表面側に面取り部が設けられた半導体基板が用意される。オートドープ防止膜を除去する工程では、所定の領域に位置する部分として、外周端から面取り部における径方向の所定の位置までの領域に位置する部分が除去される。
本発明に係る他の半導体装置の製造方法は以下の工程を備えている。互いに対向する第1主表面および第2主表面を有する半導体基板を用意する。半導体基板の第2主表面を覆うようにオートドープ防止膜を形成する。オートドープ防止膜のうち、所定の領域に位置する部分を除去する。半導体基板の第1主表面に、所定の導電型のエピタキシャル層を形成する。半導体基板を用意する工程では、半導体基板として、第2主表面側では、半導体基板の外周端に沿って、第1主表面側に向かって凹んだ切欠き状の段差部が設けられた半導体基板が用意される。オートドープ防止膜を除去する工程では、所定の領域に位置する部分として、段差部に位置する部分が除去される。
本発明に係る半導体装置の製造方法では、半導体基板として、半導体基板の外周端に沿って第2主表面側に面取り部が設けられた半導体基板が用意され、オートドープ防止膜を除去する所定の領域に位置する部分として、外周端から面取り部における径方向の所定の位置までの領域に位置する部分が除去される。これにより、オートドープ防止膜が除去されて露出した面取り部の部分において成長する裏面クラウンが、ステージに接触して半導体基板を持ち上げるのを阻止することができる。その結果、写真製版工程においてデフォーカスが生じるのを防止することができる。
本発明に係る他の半導体装置の製造方法では、半導体基板として、第2主表面側では、半導体基板の外周端に沿って、第1主表面側に向かって凹んだ切欠き状の段差部が設けられた半導体基板が用意され、オートドープ防止膜を除去する、所定の領域に位置する部分として、段差部に位置する部分が除去される。これにより、オートドープ防止膜が除去されて露出した段差部の部分において成長する裏面クラウンが、ステージに接触して半導体基板を持ち上げるのを阻止することができる。その結果、写真製版工程においてデフォーカスが生じるのを防止することができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図1に示す点線枠A内の部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図1に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図3に示す点線枠A内の部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図3に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図5に示す工程の変形例を示す断面図である。 同実施の形態において、図5に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図7に示す点線枠A内の部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図7に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図9に示す点線枠A内の部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図9に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図11に示す点線枠A内の部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図11に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図11に示す工程において、ステージに載置された半導体基板の外周部を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図13に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図15に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図16に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図17に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図18に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 同実施の形態において、図19に示す工程の後に行われる工程を示す断面図である。 第1の比較例に係る半導体装置の製造方法の問題点を説明するための半導体基板の外周部を示す部分拡大断面図である。 第2の比較例に係る半導体装置の製造方法の問題点を説明するための半導体基板の外周部を示す部分拡大断面図である。 第3の比較例に係る半導体装置の製造方法の問題点を説明するための半導体基板の外周部を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図24に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図25に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図26に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図27に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図28に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の製造方法の一工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図30に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図31に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。
実施の形態1
ここでは、裏面に面取り部が形成された半導体基板を用いたIGBTの製造方法について説明する。
図1に示すように、まず、互いに対向する表面1aと裏面1cを有する半導体基板1を用意する。図2に示すように、半導体基板1の外周部には、外周端に向かって半導体基板の厚みが薄くなる態様で面取り部1d、1gが設けられている。特に、この半導体基板1では、裏面1cの面取り部1dの長さ(領域)が、表面1aの面取り部1gの長さ(領域)よりも長く(広く)なるように形成されている。
次に、図3および図4に示すように、CVD法により、半導体基板1の裏面1cを覆うように、オートドープ防止膜として酸化膜13が形成される。次に、図5に示すように、半導体基板1の裏面1cに形成された酸化膜13のうち、外周部における所定の領域に位置する酸化膜13の部分を露出させ、それ以外の部分を覆う態様で保護膜31が形成される。なお、酸化膜31を露出させるべき所定の領域については、後で説明する。
次に、保護膜31が形成された状態で半導体基板1を、たとえばフッ酸(HF)等の薬液(図示せず)に浸漬することにより、保護膜31によって覆われず露出した酸化膜13の部分が除去される。その後、保護膜31が除去される。こうして、図7および図8に示すように、半導体基板1の裏面1cの面取り部1dを覆っていた保護膜13の部分が除される。
なお、外周部における所定の領域に位置する酸化膜13の部分を除去するのに、上述した保護膜31をマスクとして除去する他に、たとえば、図6に示すように、保護カップ32を用いて酸化膜13の部分を除去するようにしてもよい。この場合には、半導体基板1を、表面1aを下方にしてステージ33に真空吸着させるとともに、所定の領域に位置する酸化膜13の部分を露出させるように保護カップ32を押し付けた状態で、保護カップ32の外側の露出した酸化膜13の部分にフッ酸(HF)等の薬液を吹き付けることによって除去される。
次に、図9に示すように、エピタキシャル成長法によって、半導体基板1の表面1a上にnバッファ層2が形成される。このとき、図10に示すように、半導体基板1の裏面1cの面取り部1dにおける酸化膜13の端部近傍では、エピタキシャル成長速度に起因して小高い丘状の突出部2aが形成される。エピタキシャル成長の条件の一例として、たとえば、温度は1000〜1150℃程度とされ、圧力は大気圧(常圧)とされる。また、n型の不純物ソースとしてホスフィン(PH3)が用いられ、シランソースとしてトリクロロシラン(SiHCl3)が用いられる。
次に、図11に示すように、エピタキシャル成長法によって、nバッファ層2の表面上にn-層3が形成される。このとき、図12に示すように、半導体基板1の裏面1cの面取り部1dにおける酸化膜13の端部近傍では、エピタキシャル成長速度に起因して小高い丘状の突出部3aが形成される。こうして形成される突出部2aと突出部3aとが裏面クラウン20となる。
ここで、裏面クラウン20が後の写真製版工程においてデフォーカスの原因とならないようにするには、次の条件が求められる。図12に示すように、半導体基板1をステージ(図示せず)に載置した場合における、半導体基板1の載置面(酸化膜13の表面)の位置P1と裏面クラウンが成長する部分(酸化膜13の端部)の位置P2との高低差をLとすると、最終的に裏面クラウン20が成長する高さが高低差Lを越えないようにする必要がある。すなわち、裏面クラウン20の頂部が位置P1よりも下方に位置しないように、酸化膜13の端部の位置P2を設定することが求められる。言い換えると、位置P2を、露出した面取り部の部分から成長する裏面クラウン20が半導体基板1の載置面の位置を越えて成長しない位置とすることが求められる。エピタキシャル成長させるnバッファ層2およびn-層3の膜厚との関係では、高低差Lは、経験的にその膜厚の10%以上にすることが望ましい。
次に、図13に示すように、n-層3の表面に、pベース層を形成するための所定のレジストパターン37が形成される。このとき、図14に示すように、裏面クラウン20が成長する高さが高低差Lを越えないように、酸化膜13の端部の位置P2が設定されていることで、アライナのステージ51に載置された半導体基板1が裏面クラウンによって持ち上げられて、デフォーカスが生じるのを防止することができる。
次に、レジストパターン37をマスクとして、イオン注入法によりn-層3にp型の不純物イオンを注入することでpベース層が形成される。その後、レジストパターン37が除去される。こうして、図15に示すように、n-層3の所定の領域に、表面から所定の深さにわたりpベース層4が形成される。次に、n-層3を覆うようにゲート絶縁膜となる絶縁膜(図示せず)が形成される。その絶縁膜上に、ゲート電極となる導電層(図示せず)が形成される。その導電層に、pベース層4を露出する開口部を形成するための所定のレジストパターン(図示せず)が形成される。このレジストパターンを形成する工程においても、裏面クラウン20の頂部が位置P1よりも下方に位置していないことで、デフォーカスが生じるのを防止することができる。
次に、そのレジストパターンをマスクとして導電層等に異方性エッチングを施すことにより、pベース層4の表面を露出する開口部(図示せず)が形成される。その後、レジストパターンが除去される。こうして、図16に示すように、pベース層4の表面を露出する開口部7aが形成される。残された絶縁膜はゲート絶縁膜7となり、導電層はゲート電極7となる。次に、開口部7aの底に露出するpベース層4に、n+エミッタ層を形成するための所定のレジストパターン38が形成される。このレジストパターン38を形成する工程においても、裏面クラウン20の頂部が位置P1よりも下方に位置していないことで、デフォーカスが生じるのを防止することができる。
次に、レジストパターン38をマスクとして、イオン注入法によりpベース層4にn型の不純物イオンを注入することでn+エミッタ層が形成される。その後、レジストパターン38が除去される。こうして、図17に示すように、pベース層4の所定の領域に、表面から所定の深さにわたりn+エミッタ層5が形成される。次に、図18に示すように、露出したpベース層4を覆うように、絶縁膜8が形成される。次に、その絶縁膜8に、pベース層4の所定の領域を露出する開口部を形成するためのレジストパターン39が形成される。このレジストパターン39を形成する工程においても、裏面クラウン20の頂部が位置P1よりも下方に位置していないことで、デフォーカスが生じるのを防止することができる。
次に、レジストパターン39をマスクとして絶縁膜8に異方性エッチングを施すことにより、開口部(図示せず)が形成される。その後、レジストパターン39が除去される。こうして、図19に示すように、pベース層4とn+エミッタ層5を露出する開口部8aが形成される。次に、図20に示すように、開口部8aを充填するように所定の導電層を形成することにより、エミッタ電極9が形成される。その後、半導体基板1の裏面に形成された酸化膜13が除去されて、コレクタ電極10が形成される。こうしてIGBTが完成する。
上述した製造方法では、半導体基板の裏面における面取り部の所定の領域を覆うように、オートドープ防止膜としての酸化膜を形成することで、異物の発生やデフォーカス等を防止することができる。このことについて、比較例との関係で説明する。
すでに説明したように、オートドープ防止膜としてCVD法による酸化膜を用いる場合には、半導体基板の側面には厚く緻密な酸化膜が形成されない。この場合には、図21に示すように、nバッファ層102およびn-層103を形成する際に供給されるソースガスは、半導体基板101の側面101bでは、酸化膜113が緻密に形成されず側面101bが露出した微小な領域において消費される。このため、側面101bには、高さの高い突起状のエピタキシャル層(シリコンノジュール115)が形成されることになる。シリコンノジュール115は、半導体装置の製造工程において半導体基板をハンドリングする際に発塵源となることがある。また、クラックの起点となることがある。
そこで、このようなシリコンノジュールを成長させないように、半導体基板の側面に位置する酸化膜の部分を除去する手法がある。ところが、この場合には、面方位によるエピタキシャル成長速度の差違に起因して、図22に示すように、半導体基板101の裏面101cにおける酸化膜113の端部には小高い丘状の裏面クラウン120が成長することがある。この裏面クラウン120は、写真製版の際に半導体基板101をステージから持ち上げることになりデフォーカスを生じさせる原因となる。
さらに、このようなデフォーカスを抑制するために、図23に示すように、裏面クラウン120を収容する凹部151aをステージ151に設ける手法がある。ところが、裏面クラウンが発生する領域(位置)は、半導体基板の面取寸法の精度と酸化膜を除去する位置精度の影響を受けることになる。また、半導体基板がステージに載置される際の載置精度(誤差)も考慮する必要がある。このため、ステージの改良だけでは裏面クラウンに起因する問題を解消することは困難である。
これに対して、上述した方法では、まず、図1に示すように、半導体基板1の裏面1cには、より広い面取り部1dが形成されている。その面取り部1dが形成された半導体基板1では、図12に示すように、半導体基板1の載置面(酸化膜13の表面)の位置P1と裏面クラウンが成長する部分(酸化膜13の端部)の位置P2との高低差をLとすると、酸化膜13の端部の位置P2が、最終的に裏面クラウン20が成長する高さが高低差Lを越えない所定の位置に位置するように、酸化膜13の外周部の所定の部分が除去されている。具体的には、半導体基板1の裏面1cおよび側面1bに形成された酸化膜13のうち、側面1bに位置する部分と、裏面1cの面取り部1dにおける一定の領域に位置する部分が除去されている。
そうすると、まず、半導体基板1の側面1bに位置する酸化膜13の部分が除去されることで、半導体基板1の側面1bにシリコンノジュールが成長するのを防止することができる。そして、酸化膜13の端部の位置P2が、裏面クラウン20が成長する高さが高低差Lを越えない所定の位置に位置するように、酸化膜13の外周部の所定の部分が除去されることで、裏面クラウンがステージに接触して半導体基板がステージ上に持ち上げられることがなくなる。これにより、写真製版工程において、ステージに何ら改良を加えることなく、裏面クラウンに起因するデフォーカスを阻止することができる。
実施の形態2
ここでは、裏面側の外周部に段差部が形成された半導体基板を用いたIGBTの製造方法について説明する。
まず、互いに対向する表面と裏面を有する半導体基板を用意する。次に、図24に示すように、半導体基板1の側面1bを含む外周部を、グラインダーの砥石41のテーパ部41aに接触させて研削することにより、半導体基板1の外周部に面取り部が形成される。次に、図25に示すように、グラインダーの砥石として、たとえば突出部42aを有する砥石42を用い、面取り部が形成された半導体基板の外周部を、砥石42の突出部42aに接触させて研削することにより、図26に示すように、半導体基板1の裏面1cに切欠き状の段差部1eが形成される。なお、段差部1eの位置については、後で説明する。
次に、図27に示すように、CVD法により、半導体基板1の裏面1cを覆うように、オートドープ防止膜として酸化膜13が形成される。次に、半導体基板1の裏面1cに形成された酸化膜13のうち、段差部1eに位置する酸化膜13の部分を露出させ、それ以外の部分を覆う態様で保護膜(図示せず)が形成される。次に、その保護膜が形成された状態で半導体基板1を、フッ酸等の薬液(図示せず)に浸漬することにより、保護膜によって覆われず露出した酸化膜の部分が除去される。その後、保護膜が除去される。こうして、図28に示すように、半導体基板1の裏面1cの段差部1eを覆っていた保護膜13の部分が除される。
次に、前述した図9および図11に示す工程と同様に、所定のエピタキシャル成長法によって、図29に示すように、半導体基板1の表面1a上にnバッファ層2およびn‐層3がそれぞれ形成される。このとき、半導体基板1の裏面1cの段差部1e(凹部あるいは切欠きの底)では、エピタキシャル成長速度に起因して裏面クラウン20が形成されることになる。
ここで、裏面クラウン20が後の写真製版工程においてデフォーカスの原因とならないようにするには、次の条件が求められる。図29に示すように、半導体基板1をステージ(図示せず)に載置した場合における、半導体基板1の載置面(酸化膜13の表面)の位置P1と、裏面クラウンが成長する段差部1eの面の部分の位置P2との高低差をLとすると、最終的に裏面クラウン20が成長する高さが高低差Lを越えないようにする必要がある。すなわち、裏面クラウン20の頂部が位置P1よりも下方に位置しないように、裏面クラウンが成長する段差部1eの面の部分の位置P2を設定することが求められる。エピタキシャル成長させるnバッファ層2およびn-層3の膜厚との関係では、高低差Lは、経験的にその膜厚の10%以上にすることが望ましい。
nバッファ層2およびn‐層3が形成された後、前述した図13〜図20に示す工程と同様の工程を経て、半導体基板1にIGBTが形成される(図20参照)。
上述した方法では、図29に示すように、半導体基板1の載置面(酸化膜13の表面)の位置P1と、裏面クラウンが成長する段差部1eの面の部分の位置P2との高低差をLとすると、段差部1eの面の部分の位置P2が、最終的に裏面クラウン20が成長する高さが高低差Lを越えない所定の位置に位置するように、段差部1eが所定の位置に形成されている。つまり、段差部1eにおいて成長する裏面クラウン20が、最終的に裏面側の載置面を超えて成長しない所定の位置に段差部1eが形成されている。
これにより、裏面クラウンがステージに接触して半導体基板がステージ上に持ち上げられることがなくなり、写真製版工程において、ステージに何ら改良を加えることなく、裏面クラウンに起因するデフォーカスを阻止することができる。また、段差部1eに位置する酸化膜13の部分を除去する際に、半導体基板1の側面1bに位置する酸化膜13の部分も除去されて、半導体基板1の側面1bにシリコンノジュールが成長するのも防止することができる。
実施の形態3
前述した手法では、裏面1c側の外周部に切欠き状の1つの段差部1eを形成した半導体基板を例に挙げて説明した(図26参照)。ここでは、複数の段差部の一例として2つの段差部を形成した半導体基板を例に挙げて説明する。
まず、互いに対向する表面と裏面を有する半導体基板を用意する。次に、図24に示す工程と同様の工程を経て、半導体基板の側面を含む外周部に面取り部が形成される。次に、面取り部が形成された半導体基板の外周部を所定の砥石にて研削することにより、図30に示すように、半導体基板1の裏面1c側の外周部に、切欠き状の2つの段差部1e、1fが形成される。このとき、グラインダーの砥石として、図25に示すように、1つの突出部42aを有する砥石42を用いて研削を行ってもよいし、また、2つの突出部を有する砥石(図示せず)を用いて研削を行ってもよい。なお、段差部1e、1fの位置については、後で説明する。
次に、CVD法により、半導体基板1の裏面1cを覆うように、オートドープ防止膜として酸化膜(図示せず)が形成される。次に、半導体基板1の裏面1cに形成された酸化膜のうち、段差部1e、1fに位置する酸化膜の部分を露出させ、それ以外の部分を覆う態様で保護膜(図示せず)が形成される。次に、その保護膜が形成された状態で半導体基板1を、フッ酸等の薬液(図示せず)に浸漬することにより、保護膜によって覆われず露出した酸化膜の部分が除去される。その後、保護膜が除去される。こうして、図31に示すように、半導体基板1の裏面1cを覆う酸化膜13のうち、段差部1e、1fに位置する部分が除去される。
次に、前述した図9および図11に示す工程と同様に、所定のエピタキシャル成長法によって、図32に示すように、半導体基板1の表面1a上にnバッファ層2およびn‐層3がそれぞれ形成される。このとき、半導体基板1の裏面1cの段差部1f(凹部あるいは切欠きの底)等では、エピタキシャル成長速度に起因して裏面クラウン20が形成されることになる。
ここで、裏面クラウン20が後の写真製版工程においてデフォーカスの原因とならないようにするには、次の条件が求められる。図32に示すように、半導体基板1をステージ(図示せず)に載置した場合における、半導体基板1の載置面(酸化膜13の表面)の位置P1と、段差部1e,1fのうち裏面クラウンが実質的に成長する段差部1fの面の部分の位置P2との高低差をLとすると、最終的に裏面クラウン20が成長する高さが高低差Lを越えないようにする必要がある。すなわち、裏面クラウン20の頂部が位置P1よりも下方に位置しないように、裏面クラウンが成長する段差部1fの面の部分の位置P2を設定することが求められる。エピタキシャル成長させるnバッファ層2およびn-層3の膜厚との関係では、高低差Lは、経験的にその膜厚の10%以上にすることが望ましい。
nバッファ層2およびn‐層3が形成された後、前述した図13〜図20に示す工程と同様の工程を経て、半導体基板1にIGBTが形成される(図20参照)。
上述した方法では、図32に示すように、半導体基板1の載置面(酸化膜13の表面)の位置P1と、裏面クラウンが実質的に成長する段差部1fの面の部分の位置P2との高低差をLとすると、段差部1eの面の部分の位置P2が、最終的に裏面クラウン20が成長する高さが高低差Lを越えない所定の位置に位置するように、段差部1eが所定の位置に形成されている。つまり、段差部1fにおいて成長する裏面クラウン20が、最終的に裏面側の載置面を超えて成長しない所定の位置に段差部1fが形成されている。
これにより、裏面クラウンがステージに接触して半導体基板がステージ上に持ち上げられることがなくなり、写真製版工程において、ステージに何ら改良を加えることなく、裏面クラウンに起因するデフォーカスを阻止することができる。また、段差部1e、1fに位置する酸化膜13の部分を除去する際に、半導体基板1の側面1bに位置する酸化膜13の部分も除去されて、半導体基板1の側面1bにシリコンノジュールが成長するのも防止することができる。
さらに、段差部として、複数の段差部1e,1fが形成されていることで、個々の段差部はより小さくなり、段差部に起因する半導体基板の割れや欠けが生じるのを抑制することができる。
なお、上述した手法では、2つの段差部を形成した半導体基板を例に挙げて説明したが、3つ以上の段差部を形成した半導体基板を用いてもよい。また、上述した各実施の形態では、半導体装置としてIGBTを例に挙げて説明した。上述した製造方法および半導体基板はIGBTの製造に限られず、半導体基板上にエピタキシャル成長させる工程を備えた製造方法に広く適用することが可能である。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、エピタキシャル成長法によって半導体装置を製造する方法に有効に利用される。
1 半導体基板、1a 表面、1b 側面、1c 裏面、1d 面取り部、1e 段差部、1f 段差部、1g 面取り部、2 nバッファ層、2a 突出部、3 n-層、3a 突出部、4 pベース層、5 n+エミッタ層、6 ゲート絶縁膜、7 ゲート電極、8 絶縁膜、8a 開口部、9 エミッタ電極、10 コレクタ電極、11 チャネル領域、13 酸化膜、20 裏面クラウン、31 保護フィルム、32 保護カップ、33 ステージ、37,38,39 フォトレジスト、41 砥石、41a テーパ部、42 砥石、42a 突出部、51 ステージ。

Claims (5)

  1. 互いに対向する第1主表面および第2主表面を有する半導体基板を用意する工程と、
    前記半導体基板の前記第2主表面を覆うようにオートドープ防止膜を形成する工程と、
    前記オートドープ防止膜のうち、所定の領域に位置する部分を除去する工程と、
    前記半導体基板の前記第1主表面に、所定の導電型のエピタキシャル層を形成する工程と
    を備え、
    前記半導体基板を用意する工程では、前記半導体基板として、前記半導体基板の外周端に沿って前記第2主表面側に面取り部が設けられた半導体基板が用意され、
    前記オートドープ防止膜を除去する工程では、前記所定の領域に位置する部分として、前記外周端から前記面取り部における径方向の所定の位置までの領域に位置する部分が除去される、半導体装置の製造方法。
  2. 前記オートドープ防止膜を除去する工程では、前記径方向の所定の位置として、前記オートドープ防止膜を除去することにより露出する前記面取り部の部分において成長する裏面クラウンが、最終的に、前記第2主表面側の表面の位置を越えて成長しない所定の位置に設定された、請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 互いに対向する第1主表面および第2主表面を有する半導体基板を用意する工程と、
    前記半導体基板の前記第2主表面を覆うようにオートドープ防止膜を形成する工程と、
    前記オートドープ防止膜のうち、所定の領域に位置する部分を除去する工程と、
    前記半導体基板の前記第1主表面に、所定の導電型のエピタキシャル層を形成する工程と
    を備え、
    前記半導体基板を用意する工程では、前記半導体基板として、前記第2主表面側では、前記半導体基板の外周端に沿って、前記第1主表面側に向かって凹んだ切欠き状の段差部が設けられた半導体基板が用意され、
    前記オートドープ防止膜を除去する工程では、前記所定の領域に位置する部分として、前記段差部に位置する部分が除去される、半導体装置の製造方法。
  4. 前記半導体基板を用意する工程では、前記半導体基板として、前記段差部は前記第1主表面側に向かって階段状に複数設けられた半導体基板が用意される、請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記半導体基板を用意する工程では、前記段差部は、前記オートドープ防止膜を除去することにより露出する前記段差部において成長する裏面クラウンが、最終的に、前記第2主表面側の表面の位置を越えて成長しない所定の位置に形成された、請求項3または4に記載の半導体装置の製造方法。
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