JP5244578B2 - 非接触電力伝送システム - Google Patents

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本発明は非接触電力伝送システムに係り、特に磁気共振現象を利用した非接触電力伝送システムに関するものである。
電力を非接触で伝送する方法として、電磁誘導方式、電磁波による電力伝送方式、及び磁気共振現象を用いる電力伝送方式などが研究・製品化されている。電磁誘導方式は極めて近い距離でしか送電できない反面高い伝送効率をもち、電磁波による電力伝送方式は、伝送距離は長いが伝送効率は低い、などの特徴をもっている。磁気共振現象を用いる電力伝送方式に関しては、数mの伝送距離をもつことが非特許文献1で実証され、家電製品などへの応用が期待されている。
また、特許文献1のように、異なるアンテナコイルをもつ複数のICカードでも同時に非接触通信を行えるようにする技術が存在する。しかし、電磁誘導を用いた非接触電力伝送では、電力の伝送距離が数mmから数cmの範囲に限られているため、広範囲に配置された複数の電力受信装置に対し同時に電力を伝送するような状況は考えられていない。
特開2000−99655公報 Andre Kurs, et al. "Wireless Power Transfer via Strongly Coupled Magnetic Resonances," SCIENCE, VOL 317, pp.83-85, 6 JULY 2007
磁気共振現象を用いた非接触電力伝送方式では、伝送損失が極めて少ないために電磁誘導方式に比べ長い距離を伝送することができるが、電力送信装置の伝送距離に比べ広い領域に複数の電力受信装置を配置する場合、電力送信装置を複数個設置することになり、設置面積・コストが大きくなってしまうという問題が生じる。
本発明の目的は前記した問題に鑑み、複数の電力受信装置を配置する場合においても、電力送信装置の設置台数を低減することのできる非接触電力伝送システムを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は電力送信装置と少なくも二つの電力受信装置を備え、電磁波を用いて非接触電力伝送を行う非接触電力伝送システムであって、電磁波を用いた非接触電力伝送により電力を送信する電力送信装置と、該電力送信装置からの電磁波到達範囲内にあり、前記電力送信装置からの電磁波を磁気共振を用いて受信してこれを中継する第1の電力受信装置と、該第1の電力受信装置からの電磁波到達範囲内にあり、かつ前記電力送信装置からの電磁波到達範囲外にあって、前記第1の電力受信装置が中継した電磁波を磁気共振を用いて受信する第2の電力受信装置とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、複数の電力受信装置を配置する場合においても、電力送信装置の設置台数を低減することのできる非接触電力伝送システムを提供できるという効果がある。さらには必要に応じて、それぞれの電力受信装置に任意の割合で電力を分配するよう制御することが可能であり、多段に電力受信装置を接続した場合に、末端の電力受信装置へ伝送される電力の低下を抑える効果もある。
以下、本発明の一実施例につき図面を用いて説明する。
本発明の非接触電力電送システムにおける第1の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施例による磁気共振現象を用いた非接触電力システムの全体構成を示すブロック図である。本実施例では、一つの電力送信装置から3つの電力受信装置に電力を送信する場合について説明する。
電力送信装置200は、送信電力を所定の周波数で発振させる交流電源部30、磁気共振現象によって電力を送信するための電力送信用コイル40、電力送信用コイル40を励振するための励振コイル50を備える。
第1の電力受信装置201は、磁気共振現象によって電力を受信するための電力受信用コイル61、電力受信用コイル61と結合し、負荷へ電力を取り出す結合コイル71、負荷81を備える。第2、第3の電力受信装置202、203も同様に、電力受信用コイル62、63、結合コイル72、73、負荷82、83を備える。
第1の電力受信装置201は、電力受信用コイル61が、電力送信装置200から送信される電力の到達範囲300の範囲内に位置するよう設置され、電力送信装置200から直接電力を受信する。ここで電力受信用コイル61は、電力送信装置200に備えられる電力送信用コイル40と共振し、電力を中継する電力送信コイルとしても動作する。このため、第2の電力受信装置202の電力受信用コイル62は、電力受信装置201に備えられる電力受信用コイル61からの電力到達範囲301の範囲内に設置されていれば、電力送信装置からの電力到達範囲300の範囲外であっても電力を受信することができる。さらに第3の電力受信装置203も同様に、電力受信装置202に備えられる電力受信用コイル62からの電力到達範囲302の範囲内に設置されていれば、電力送信装置200からの電力到達範囲300、及び電力受信装置201からの電力到達範囲301の範囲外であっても電力を受信することができる。
本実施例の非接触電力電送システムによれば、複数の電力受信装置に電力を送信する場合に電力受信用コイルの共振による電力伝送を利用することにより、送信装置から送信される電力到達範囲外にも電力受信装置を設置することができる。これによりユーザにとって電力送信装置及び電力受信装置の配置の自由度が増し、広範囲に電力受信装置を設置する場合には電力送信装置の設置台数を低減することもできる。
本発明の非接触電力伝送システムにおける第2の実施例を図面に基づき説明する。
図2は、本発明の一実施例による磁気共振現象を用いた非接触電力システムの全体構成を示すブロック図である。本実施例では、一つの電力送信装置から3つの電力受信装置に電力を送信する場合について説明する。
電力送信装置210は、実施例1に示した電力送信装置200に、電力受信装置と通信するための通信部110、電力受信装置211〜213に備えられる負荷制御部を制御する制御部100をさらに備えたものである。第1〜第3の電力受信装置211〜213は、実施例1に示した第1〜第3の電力送信装置201〜203に、それぞれ負荷81〜83の接続及び切断を制御する負荷制御部91〜93、電力送信装置210と通信するための通信部111〜113をさらに備えたものである。
電力送信装置210に備えられる通信部110とそれぞれの電力受信装置211〜213に備えられる通信部111〜113の間の通信は、互いに制御信号を送受信できるものであれば良く、例えば有線のLAN接続であっても良いし、無線LANなどの無線通信手段であっても良い。
また、それぞれの電力受信装置に備えられる通信部111〜113へ供給される電力は、電力受信用コイルから受信される電力であっても良いし、図3に示す一実施例のように、それぞれの電力受信装置211〜213が二次電池161〜163を備えていて、この二次電池から通信部111〜113へ電力が供給されても良い。
電力送信装置210に備えられる制御部100は、それぞれの電力受信装置211〜213に備えられる負荷制御部91〜93へ制御信号を送り、任意のタイミングでそれぞれの負荷81〜83を結合コイル71〜73へ接続または切断するよう動作する。
先の実施例1において、複数の電力受信装置に電力を送信する場合に電力受信用コイルの共振による電力伝送を利用することにより、送信装置から送信される電力到達範囲外にも電力受信装置を設置する例を示した。実施例1の第1の電力受信装置201から第2の電力受信装置202に伝送される電力は、電力送信装置200から送信される電力から第1の電力受信装置201に備わる負荷81で消費される電力を差し引いたものとなり、末端の電力受信装置に伝送される電力は電力受信用コイルを介するごとに低くなってしまう。また、各電力受信装置の配置により、それぞれの電力受信用コイル間の伝送効率が異なる為、各装置へ伝送される電力の比率は、各コイルの位置関係に依存することになる。
本実施例の非接触電力電送システムによれば、例えば第1の電力受信装置211に備わる負荷81を結合コイル71から切断することにより第2の電力受信装置212へ伝送される電力を増加させることができる。さらに電力受信装置211〜213の負荷81〜83の接続を時分割で制御することにより、これらの電力受信機器へ均等に、または任意の比率で電力を送信することができる。
また、制御部100が、それぞれの電力受信装置の負荷を切断及び接続するタイミングで、前記交流電源部30の出力電力を任意の値に制御するよう動作してもよい。この場合には、それぞれの電力受信装置211〜213に備えられる負荷の許容するピーク電力値が異なる場合でも、許容値を超えないよう送信電力をコントロールできる。
本発明の非接触電力伝送システムにおける第3の実施例を図面に基づき説明する。
図4は、本発明の一実施例による磁気共振現象を用いた非接触電力システムの全体構成の一実施例を示すブロック図である。本実施例では、一つの電力送信装置から3つの電力受信装置に電力を送信する場合について説明する。
第1〜第3の電力受信装置221〜223は、実施例2に示した第1〜第3の電力受信装置211〜213に、さらに電力検出部121〜123を備えたものである。
第1〜第3の電力受信装置221〜223に備えられる電力検出部121〜123は、それぞれの負荷81〜83へ供給される受信電力値を検出し、通信部111〜113を介して、定期的に電力送信装置220へ送信する。電力送信装置220に備えられる制御部100は、それぞれの電力受信装置211〜213より送信される受信電力値に応じて、各電力受信装置の受信電力が予め定められた比率で伝送されるよう、電力受信装置221〜223に備えられる負荷81〜83の接続を時分割で制御する。
本実施例の非接触電力電送システムによれば、電力送信装置220や第1〜第3の電力受信装置221〜223の位置が変化して、各コイル間の電力伝送効率が変化した場合や、故障などによる負荷の変動が起きた場合にも、各電力受信装置へ送信する電力を一定に保つことができる。
また、制御部100が、それぞれの電力受信装置の受信電力値に応じて、上記交流電源部30の出力電力を任意の値に制御するよう動作してもよい。この場合には、それぞれの電力受信装置に備えられる負荷の許容するピーク電力値が異なる場合でも、許容値を超えないよう送信電力をコントロールできる。また、各コイル間の電力伝送効率が変化し、それぞれの電力受信装置に電力送信装置が送信する電力値の総量が変動した場合にも、その変化に送信電力量を追従させることができる。
ここで、電力検出部121〜123が受信電力を検出し、電力送信装置220へ受信電力値を送信するタイミングは、上記のように定期的であっても良いし、予め定められた任意のタイミングで検出と送信を行っても良いし、電力送信装置220に備えられる制御部100からの制御信号に応じて検出と送信を行っても良い。また、繰り返し受信電力の検出を行い、受信電力値が予め定められた閾値を超えた場合にのみ送信しても良く、この場合、通信部110〜113による制御信号送受信の頻度を減らすことができ、例えば通信部110〜113が、電力送信装置220や電力受信装置221〜223の間で、画像などのデータを送受信する通信経路を兼ねている場合に、データ通信に与える影響を軽減することができる。
本発明による非接触電力伝送システムの第4の実施例を図面に基づき説明する。
図5は、本発明の一実施例による磁気共振現象を用いた非接触電力システムにおける電力送信装置の一実施例を示すブロック図である。
電力送信装置230は、図4で示した実施例3の電力送信装置220に、表示部130、入力部140を備えたものである。表示部130は例えば液晶ディスプレイのような、制御部100から入力された情報を映像として表示することが出来るものである。入力部140は、例えばキーパッドのような、ユーザからの入力信号を制御部100に伝えることができるものである。
実施例3では、それぞれの電力受信装置へ送信される電力を予め定められたものとしたが、本実施例の電力送信装置によれば、各電力受信装置から送信される受信電力量や負荷の状態を表示部130に表示することができ、また、ユーザからの入力により各電力受信装置へ送信する電力の比率を変更することができ、利便性が増す。
また、図6は、本発明の一実施例による磁気共振現象を用いた非接触電力システムにおける電力受信装置の一実施例を示した図である。電力受信装置231は、図4で示した実施例3の電力受信装置221〜223に、制御部101、表示部131、入力部141を備えたものであり、上記の例と同様の効果を得ることができる。たとえば受信した受信電力量を表示部131に表示でき、入力部141からのユーザの入力に応じて電力送信装置230は受信する電力を変更することができる。
本実施例では、表示部130、131及び入力部140、141を電力送信装置230及び電力受信装置231の内部に備える構成としたが、外部装置を用いても良く、例えば電力受信装置が一般的なPCであって、表示部であるディスプレイ、入力部であるキーボードが外部装置として接続されるような構成であっても良い。
本発明による非接触電力伝送システムの第5の実施例を図面に基づき説明する。
図7は、本発明の一実施例による磁気共振現象を用いた非接触電力システムの一実施例を示すブロック図である。本実施例では、一つの電力送信装置から3つの電力受信装置に電力を送信する場合について説明する。
電力送信装置240は、実施例3に示した電力送信装置220に制御信号重畳部150を備えたものである。
制御信号重畳部150は、例えばミキサにより構成され、送信部110から電力受信装置へ送信する交流信号源30からの交流信号に制御信号を重畳するとともに、電力受信装置241から電力受信用コイル61を介して送信される受信電力値を抽出するもので、励振コイル50に接続される。
第1〜第3の電力受信装置241〜243は、実施例3に示した第1〜第3の電力受信装置221〜223に交流電源部31〜33と、制御信号重畳部151〜153を備えたものである。
制御信号重畳部151〜153は、例えばミキサにより構成され、交流電源部31〜33からの交流信号に、送信部111〜113からの受信電力値を重畳し、また受信した電力に重畳されている前記制御信号を抽出するもので、結合コイル71〜73に接続される。
第1〜第3の電力受信装置241〜243に備えられる電力検出部121〜123は、それぞれの負荷81〜83へ供給される受信電力値を、制御信号重畳部151〜153を介して、定期的に電力送信装置240へ送信する。電力送信装置240に備えられる制御部100は、それぞれの電力受信装置241〜243より送信される受信電力値に応じて、各電力受信装置の受信電力が予め定められた比率で伝送されるよう、電力受信装置241〜243に備えられる負荷81〜83の接続を時分割で制御するための制御信号を生成し、制御信号重畳部150を介して、電力受信装置241〜243へ送信する。
本実施例の非接触電力電送システムによれば、電力送信装置240や第1〜第3の電力受信装置241〜243の間の通信を、電力送信用コイル40及び電力受信用コイル61〜63を介して行うことができる。これにより、実施例2及び3のような、各装置間の電力伝送経路以外の通信経路が不要となり、装置の低コスト化、小型化に寄与する。
また、本実施例では電力を受信する側から受信電力値を送信する際に、受信装置内部の交流信号源を用いて送信したが、電力送信側から送信する電力の反射を用いて、受信側の持つ受信電力値を電力送信側へ伝達する方法を用いても良い。この場合、第1〜第3の電力受信装置241〜243に備わる交流信号源31〜33が不要となり、装置の小型化、低コスト化に寄与する。
制御信号重畳部150〜153は、例えばミキサを用いて情報を重畳する例を示したが、他の方法であっても良い。例えば制御信号重畳部150では、送信する電磁波を位相変調し、制御信号重畳部151〜153では前記電力の反射波を振幅変調するなど、変調を用いることも可能である。
これまでの説明において電力送信装置が一つ、電力受信装置が三つの場合を用いているが、当然ながらこれは一例であって、限定条件ではない。一つの電力送信装置に対して二つ、ないし四つ以上の電力受信装置がある場合も本実施例に含まれる。そのほか本発明の変形例が考えられるが、いずれもその範疇にある。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された非接触電力伝送システムの実施例に限定されるものではなく、他の非接触電力伝送システムにも広く適用できることは言うまでもない。
本発明の実施例1における非接触電力システムの全体構成の一実施例を示すブロック図である。 本発明の実施例2における非接触電力システムの全体構成の一実施例を示すブロック図である。 本発明の実施例2における非接触電力システムの全体構成の別な一実施例を示すブロック図である。 本発明の実施例3における非接触電力システムの全体構成の一実施例を示すブロック図である。 本発明の実施例4における非接触電力システムの電力送信装置の一実施例を示すブロック図である。 本発明の実施例4における非接触電力システムの電力受信装置の一実施例を示すブロック図である。 本発明の実施例5における非接触電力システムの全体構成の一実施例を示すブロック図である。
符号の説明
30〜33:交流信号源、40:電力送信用コイル、50:励振コイル、61〜63:電力受信用コイル、71〜73:結合コイル、81〜83:負荷、91〜93:負荷制御部、100,101:制御部、110〜113:通信部、121〜123:電力検出部、131:表示部、141:入力部、151〜153:制御信号重畳部、161〜163:二次電池、200,210,220,230,240:電力送信装置、201〜203,211〜213,221〜223,231〜233,241〜243:電力受信装置。

Claims (5)

  1. 電力送信装置と少なくも二つの電力受信装置を備え、電磁波を用いて非接触電力伝送を行う非接触電力伝送システムであって、
    電磁波を用いた非接触電力伝送により電力を送信する電力送信装置と、
    該電力送信装置からの電磁波到達範囲内にあり、前記電力送信装置からの電磁波を磁気共振を用いて受信してこれを中継する第1の電力受信装置と、
    該第1の電力受信装置からの電磁波到達範囲内にあり、かつ前記電力送信装置からの電磁波到達範囲外にあって、前記第1の電力受信装置が中継した電磁波を磁気共振を用いて受信する第2の電力受信装置と
    を備え
    前記複数の電力受信装置は受信した電力を消費する負荷を各々が備え、
    前記電力送信装置は、
    磁気共振を用いて前記電力を送信する送電コイルと、
    該送電コイルに電力を供給する交流電源部と、
    前記複数の電力受信装置と通信を行う第1の通信部と、
    該第1の通信部を介して制御信号を送信し前記複数の電力受信装置の前記負荷の接続及び切断の指示をする第1の制御部と
    を備え、
    前記複数の電力受信装置は、
    磁気共振を用いて電力を受信し前記負荷に与える受電コイルと、
    前記電力送信装置の第1の通信部と通信を行う第2の通信部と、
    該第2の通信部で受信した前記電力送信装置の第1の制御部からの前記指示に応じて、前記受電コイルと前記負荷の接続及び切断の制御を行う第2の制御部と
    を備えたことを特徴とする非接触電力伝送システム。
  2. 請求項1に記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記複数の電力受信装置は、受信した電力の電力値を検出する電力検出部を備え、前記第2の通信部は前記電力検出部が検出した受信電力値を前記電力送信装置に送信し、
    上記電力送信装置の第1の制御部は、前記複数の電力受信装置の各々から送信される前記受信電力値に応じて、前記電力受信装置各々の前記負荷の接続及び切断を指示する
    ことを特徴とする非接触電力伝送システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記電力送信装置の有する第1の制御部は、前記交流電源部の出力する電力の電力値を制御することにより、前記複数の電力受信装置各々で受信される電力の電力値を制御することを特徴とする非接触電力伝送システム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記電力送信装置の有する第1の制御部からの制御信号は、前記非接触電力伝送を行う電磁波に重畳、またはこれを変調して、前記複数の電力受信装置へ送信されることを特徴とする非接触電力伝送システム。
  5. 請求項2に記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記電力送信装置の有する第1の制御部からの制御信号は、前記非接触電力伝送を行う電磁波に重畳、またはこれを変調して、前記複数の電力受信装置へ送信され、前記複数の電力受信装置の有する電力検出部が検出した前記受信電力値は、前記非接触電力伝送を行う電磁波の反射波に重畳、またはこれを変調して、前記電力送信装置へ送信されることを特徴とする非接触電力伝送システム。
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