JP5244432B2 - 蒸気発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蒸気発生装置に係り、更に詳しくは、住宅等の浴室内の温度を高めつつ多湿な状態にすることができる蒸気発生装置に関する。
従来より、浴室内に蒸気を放出することで、当該浴室内の湿度を極めて高くしつつ適度な温度とし、利用者に心地良さを感じさせることができる蒸気発生装置が利用されている。このような装置は、例えば、特許文献1に開示されている。同文献の装置は、熱交換器で気化した湯水を粒径約1〜3μmの霧として放出し、浴室内をいわゆるミストサウナ状態とすることができる。
ところで、浴室内を多湿とする他の装置として、ノズルから霧状の湯水が放出される装置が知られている。同装置で放出される霧の粒径は、約100〜300μmとなり、特許文献1の装置から放出される霧の粒径より大きくなる。
特開2006−71143号公報
前述のように霧の粒径が相違すると、入浴中のユーザが異なった入浴感や霧の感触を得るようになる。ところが、前記二つの装置は、別個独立したものであるため、それぞれ単一の装置として前記異なる感触の両方を得ることができない。このため、近時、多様化するユーザのニーズに対して十分な対応が行えなくなる、という不都合がある。ここで、一の浴室ユニットに前記二つの装置の両方を設置する場合、異なる装置がそれぞれ一つずつ必要となるため、大掛かりとなって構造が複雑となる他、装置を設置する作業負担が大きくなる、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に基づいて案出されたものであり、その目的は、構造の簡略化を図ることができ、ユーザの多様なニーズへの対応を行い易くすることができる蒸気発生装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、熱交換器で湯水を気化し、当該気化した湯水を浴室内へ放出する蒸気発生装置において、
前記浴室内に向けて湯水を噴霧可能に設けられたノズルを有し、
前記ノズルへの湯水供給配管は、前記熱交換器に噴霧して湯水を気化する温水を貯める容器の内部を通過する、という構成を採っている。
また、前記ノズルへの湯水供給配管は、前記熱交換器の近傍を通過する、という構成を採用してもよい。
本発明によれば、粒径約1〜3μmの霧と、粒径約100〜300μmの霧との両方を放出することができる。これにより、ミストサウナ状態と、当該ミストサウナとは異なる感触の霧を肌で感じ得る状態とを選択して利用可能となる。しかも、両方の霧を同時に放出したり、それら霧の温度や体感温度を適度に相違させて噴霧したりすることもできる。このように、本発明では、種々のバリエーションを有するサウナ状態とすることができ、ユーザの様々なニーズに柔軟に対応することが可能となる。更に、一つの蒸気発生装置により両方の霧を放出可能となるので、前述したように異なる二つの装置を用いる場合に比べ、全体的な構造の簡略化を図ることができ、且つ、設置作業の負担も軽減することが可能となる。
また、湯水を気化する熱交換器の近傍や、前述の容器の内部に、ノズルへの湯水供給配管を通過させた場合、ノズルから温水を噴霧するため、熱交換器の設置数を一体としてノズルへの湯水供給配管だけの加熱手段を省略でき、これによっても、構造の簡略化を図ることが可能となる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、実施形態に係る蒸気発生装置の基本構造を示す概略構成図が示されている。この図において、蒸気発生装置10は、本実施形態では、浴室ユニットを構成する天井パネルに取付けられ、下方の浴室内に蒸気を放出する。蒸気発生装置10は、吸込口11A及び吹出口11Bを下部に備えた外装体11と、前記吸込口11A及び吹出口11Bの間の通風路11Cに設けられた熱交換器12と、この熱交換器12に吐水可能に設けられた湯水循環手段13と、前記通風路11Cに設けられたファン15と、浴室内に向けて湯水を噴霧可能なノズル16とを備えて構成されている。
前記熱交換器12は、連結配管18を介して所定間隔毎に並設された多数枚のフィン19を備えている。連結配管18は、給湯器20に接続された温水供給配管21及び湯水回収配管22に連通している。フィン19は、温水供給配管21を通じて連結配管18に温水を供給することで加熱される。連結配管18を通過した温水は、湯水回収配管22を通じて給湯器20に戻される。
前記湯水循環手段13は、前記フィン19の上部に向かって水を吐出する吐水部24Aを先端に備えた吐出配管24と、フィン19に吐出して流れ落ちた湯水を受け入れる、換言すれば、熱交換器12に噴霧して湯水を気化する温水を貯める容器としてのドレンパン25と、このドレンパン25内の水を吐出配管24に供給するポンプ26とを備えて構成されている。ドレンパン25内には、給水配管29により水が供給され、この給水配管29は、後述する湯水供給配管31から分岐し、給水源28に連通している。また、給水配管29には、電磁弁30が設けられ、ドレンパン25内への給水量をその開弁時間で調整できるようになっている。
前記ファン15は、図示しないモータに連結され、作動することで、前記吸込口11Aから吸い込んだ浴室内の空気を、通風路11Cを経て吹出口11Bから吹出し可能に設けられている。
前記ノズル16は、下方の浴室内に向かって粒径約100〜300μmの霧を噴出可能に設けられている。ノズル16は、前記外装体11の内側を通過する湯水供給配管31に接続され、この湯水供給配管31は、前記給水源28に連通している。また、湯水供給配管31には、電磁弁32が設けられ、ノズル16からの噴霧量や噴霧の有無を制御できるようになっている。なお、湯水供給配管31の一部については、図1に換えて図3に示されるように、ドレンパン25内部の湯水を通過するように設けられる。ノズル16は、噴霧粒径を可変できるタイプのものを用いてもよい。
本実施形態において、蒸気発生装置10は、前記熱交換器12以外の加熱手段を備えていない。また、前記湯水供給配管31は、前記通風路11Cの外側に位置し、湯水供給配管31内を流れる水が熱交換器12により加熱されないようになっている。
以上の構成において、浴室内をサウナ状態とする場合、吐水部24Aから吐水して加熱したフィン19に水を掛けることで、当該水を粒径約1〜3μmの霧からなる蒸気とする。この蒸気は、前記ファン15の作動により通風路11Cを流れて吹出口11Bから浴室内に放出される。これと同時に、給水源28から湯水供給配管31を通じてノズル16に水を供給し、粒径約100〜300μmの霧を浴室内に向けて噴出する。
これにより、一つの蒸気発生装置10から粒径が約100倍相違する霧を両方とも放出可能となり、また、ノズル16から噴霧するための水は加熱していないので、ノズル16からの霧の温度を前記蒸気に比べて低く設定し、温度が異なる霧を有するサウナ状態とすることができる。
従って、このような実施形態によれば、前述の両方の霧を同時に体感することができ、心地良い入浴感が得られることが期待できる。また、粒径の異なる霧を放出するために前記蒸気発生装置10以外の装置が不要となり、構造の簡略化を図ることが可能となる。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特定の実施の形態に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施形態に対し、形状、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、図2に示されるように、前記湯水供給配管31の一部を迂回し、前記熱交換器12の近傍を通過するように設けてもよい。同図において、湯水供給配管31は、通風路11C内に部分的に位置するとともに、前記フィン19に隣り合う領域を有するように形成されている。これによれば、ノズル16から噴出する湯水が加熱されたものとなり、図1の構成に比べ、前述した両方の霧の温度差を小さく設定することが可能となる
また、前記吸込口11Aの近傍に温度センサを設けて浴室内の温度を検出可能とし、浴室内が所定範囲の温度であるときに、前記電磁弁32を開弁してノズル16から噴霧を行ってもよい。更に、ノズル16からの噴霧をON/OFFするタイミングに複数のパターンを設定してもよい。これにより、様々な感触のサウナ状態とすることができ、多様化するニーズに対応し易くすることができる。
また、蒸気発生装置10の取付け位置は、特に限定されるものでなく、浴室の壁パネルに取付けたり、浴室内のエプロン下部に組み込んでもよい。
実施形態に係る蒸気発生装置の基本構造を示す概略構成図。 変形例に係る蒸気発生装置の図1と同様の概略構成図。 実施形態に係る蒸気発生装置の図1と同様の概略構成図。
符号の説明
10・・・蒸気発生装置、12・・・熱交換器、16・・・ノズル、25・・・ドレンパン(容器)、31・・・湯水供給管

Claims (2)

  1. 熱交換器で湯水を気化し、当該気化した湯水を浴室内へ放出する蒸気発生装置において、
    前記浴室内に向けて湯水を噴霧可能に設けられたノズルを有し、
    前記ノズルへの湯水供給配管は、前記熱交換器に噴霧して湯水を気化する温水を貯める容器の内部を通過することを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 前記ノズルへの湯水供給配管は、前記熱交換器の近傍を通過することを特徴とする請求項1記載の蒸気発生装置。
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