JP5242267B2 - 逆行列演算回路及び逆行列演算方法 - Google Patents

逆行列演算回路及び逆行列演算方法 Download PDF

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Description

この発明は、N(Nは2以上の整数)本の素子アンテナより構成されるアレーアンテナにより信号を受信する装置に用いられる逆行列演算回路及び逆行列演算方法に関する。
近年、無線通信機器の伝送データの高速化に伴い、特に無線LAN(Local Area Network)を中心として、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)に関する研究が盛んに行われている。このMIMOシステムでは伝搬路の推定などにおいてアレーアンテナの相関行列の逆行列の演算が必要となる。しかしながら、上記無線通信機器の高速化及び小型化に伴って、高速かつ小さな回路規模で逆行列を求めることが困難である。
そこで、従来では、高速かつ電力消費の低い逆行列演算回路が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−11706公報。
しかし、上記技術は、逆行列生成時に複素数の逆数計算が必要となり、計算結果の出力までの時間が短いとは言えず、各ステップ演算部での行の入れ替え操作に対しても、ステップ毎で異なっており、回路規模を削減することが困難である。
そこで、本発明の目的は、高速かつ小さな回路規模で逆行列を演算し得る逆行列演算回路及び逆行列演算方法を提供することにある。
本発明に係る逆行列演算回路は、N(Nは2以上の整数)本の素子アンテナより構成されるアレーアンテナを有し、N本の素子アンテナにより信号を受信する装置に用いられる逆行列演算回路において、N本の素子アンテナで得られる受信信号をN行N列の相関行列とし、各行ごとの信号を入力するN個の入力端と各行ごとの信号を出力するN個の出力端と、このN行N列の相関行列の1行N列の行列要素を入力して1行1列の行列要素を抽出し、当該1行1列の行列要素の逆数を求めて出力する逆数計算部と、この逆数計算部の出力を入力すると共に相関行列の1行目を入力し、相関行列の1行目の行列要素に逆数計算部の出力を乗算し、相関行列の1行目の計算結果を出力する第1の演算実行部と、第1の演算実行部から1行目の計算結果を入力すると共に相関行列の2行目以降を入力し、ガウスの消去法に基づいて2〜N行目を計算して2〜N行目の計算結果を出力する第2の演算実行部とをそれぞれ有するN個のステップ演算部を具備し、N個のステップ演算部のうち第1のステップ演算部の1行目の計算結果を後段の第2のステップ演算部のN番目の入力端に入力し、第1のステップ演算部の2〜N行目の計算結果を第2のステップ演算部の1番目の入力端からN−1番目の入力端にそれぞれ入力するようにしたものである。
この構成によれば、各ステップ演算部間で行入れ替え操作を共通化することで、ステップ演算と行入れ替え操作を1組の回路で構成することが可能となり、ステップ演算単位でのパイプライン処理を行うことで処理の高速化及び回路規模の低減が可能となる。
第1のステップ演算部の前段に接続され、行列の対角成分に雑音を付加する雑音付加回路をさらに備える。
この構成によれば、相関行列の対角成分に微少の雑音を付加することで、逆行列生成過程における逆行列演算結果の発散を防止できる。
さらに、相関行列の対角成分に付加される微小雑音電力を可変とすることができる。
この構成によれば、付加できる雑音電力をできるだけ小さく制御することが可能であり、逆行列の精度を落とすことなく、付加される雑音電力量の影響を最小限に抑えながら逆行列の演算結果の発散を防ぐことが可能となる。
以上詳述したように本発明によれば、高速かつ小さな回路規模で逆行列を演算し得る逆行列演算回路及び逆行列演算方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明に係る実施形態を説明するに先立ち、逆行列の演算処理の原理について説明する。
図1は、逆行列演算回路が用いられる無線通信機器を示すブロック図である。
図1において、符号100はN(Nは2以上の整数)個の素子アンテナANT1〜ANTNより構成されるアレーアンテナ400を備える無線通信機器である。
素子アンテナANT1〜ANTNの受信信号を
Figure 0005242267
とすると、素子アンテナANT1〜ANTNの自己相関行列Rxxは、
Figure 0005242267
となる。ここで、Hは複素共役転置、Eは期待値である。一般に期待値は、自己相関行列の移動平均をとることで算出している。
実際に、アレーアンテナ400の素子数Nが4素子の場合には、
Figure 0005242267
なお、*は共役複素数を示す。
但し、xは複素数となるので、
Figure 0005242267
となる。
このうち、対角要素は、
Figure 0005242267
となる。実際の受信信号は、
Figure 0005242267
となる。雑音の主たる要因が、熱雑音であると仮定すると、
Figure 0005242267
となる。よって、対角要素は、平均受信電力と平均雑音電力の和で表すことができる。
一方、非対角要素では、各ブランチにより雑音の相関はゼロであることより、
Figure 0005242267
となり、純粋に受信信号の相関となる。以上より、相関行列は、
Figure 0005242267
と表すことができる。
また、相関行列の対角要素は上記議論より実数、非対角要素は複素数であり、
Figure 0005242267
の関係にある(相関行列のユニタリ性)。
(ガウスの消去法による4行4列の具体的計算)
行列Aを逆行列を求めるべき4行4列とする。Aの行列式が0でないと仮定すると、ガウスの消去法により、
Figure 0005242267
を考える。1行目をa11で割り出し、a21〜a41を消去するように行単位で基本演算を行うことにより、下記のようになる。
Figure 0005242267
なお、a11は相関行列の場合、平均受信電力と平均雑音電力の和となることより、実数となる。また、b11についても相関行列のユニタリ性より、
Figure 0005242267
となり、これも実数である。
上式の最上位行を最下位行に移動し、最上位行以外を1行上に入れ替えて、STEP1と同様の基本演算を行うと、
Figure 0005242267
ここで、c11=b22−b12b21/b11である。b11は実数であり、
Figure 0005242267
より、いずれも実数となる。よって、c11も実数である。
上式の最上位行を最下位行に移動し、最上位行以外を1行上に入れ替えて、STEP1,2と同様の基本演算を行うと、
Figure 0005242267
ここで、
Figure 0005242267
より、c22は実数である。
Figure 0005242267
よって、c12・c41も実数となる。c11も実数であることより、d11も実数である。
上式の最上位行を最下位行に移動し、最上位行以外を1行上に入れ替えて、STEP1,2,3と同様の基本演算を行うと、
Figure 0005242267
Figure 0005242267
上記の原理に基づき、以下にこの発明の実施形態について説明する。
図2は、この発明に係る逆行列演算回路の構成を示すブロック図である。ここでは、4個の素子アンテナANT1〜ANT4により構成されるアレーアンテナ400の受信信号に対する信号処理について説明する。逆行列演算回路は、4個のステップ演算部110〜140を直列に接続している。このうち、ステップ演算部110の前段には、4個の素子アンテナANT1〜ANT4により受信される信号の相関行列を生成する相関行列生成回路200が接続されている。
4個の素子アンテナANT1〜ANT4により受信された信号は、相関行列生成回路200で信号処理が施された後、ステップ演算部110に入力される。
図3は、各ステップ演算部110〜140の機能ブロック図である。ここでは、ステップ演算部110を代表して説明する。
相関行列生成回路200で計算された相関行列のうち1行4列の行列要素a11〜a14は、逆数演算部111に入力される。逆数演算部111は、行列要素a11〜a14の中から行列要素a11を抽出し、このa11の逆数1/a11を演算する。この演算結果は、演算部112に入力される。演算部112は、1行4列の行列要素a11〜a14を入力し、この行列要素a11〜a14と逆数1/a11とを乗算して、この乗算結果をメモリ回路113に格納するとともに、各演算部114〜116に出力する。
演算部114は、上記演算部112の演算結果を入力すると共に、2行4列の行列要素a21〜a24を入力し、ガウスの消去法に基づいて、2行1列の行列要素a21を0にするように演算して、この演算結果をメモリ回路117に格納する。
演算部115は、上記演算部112の演算結果を入力すると共に、3行4列の行列要素a31〜a34を入力し、ガウスの消去法に基づいて、3行1列の行列要素a31を0にするように演算して、この演算結果をメモリ回路118に格納する。
演算部116は、上記演算部112の演算結果を入力すると共に、4行4列の行列要素a41〜a44を入力し、ガウスの消去法に基づいて、4行1列の行列要素a41を0にするように演算して、この演算結果をメモリ回路119に格納する。
上記メモリ回路113,117,118,119に格納された演算結果は、適宜出力される。
次に、上記構成における動作について説明する。
逆行列演算回路のステップ演算部110は行列要素a11〜a44を入力し、ガウスの消去法に従って行列要素b11〜b44を計算し、これを出力する。ステップ演算部120は、ステップ演算部110から行列要素b11〜b44を入力し、ガウスの消去法に従って行列要素c11〜c44を計算し、これを出力する。
ステップ演算部130は、ステップ演算部120から行列要素c11〜c44を入力し、ガウスの消去法に従って行列要素d11〜d44を計算し、これを出力する。ステップ演算部140は、ステップ演算部130から行列要素d11〜d44を入力し、ガウスの消去法に従って求める逆行列の行列要素e11〜e44を計算し、これを出力する。
各ステップ演算部110〜140間において行入れ替え操作を実行する。行入れ替え操作は、最上位行を最下位行に移動し、最上位行以外を1行上に移動する。
各ステップ演算部110〜140内はガウスの消去法に従う。ガウスの消去法では、1行1列要素a11,b11,c11,d11を1にするために1行1列要素a11,b11,c11,d11の逆数計算が行われる。
本発明による演算過程においては、逆行列演算の対象をアレーアンテナ400出力の相関行列に限定しており、相関行列の性質上、対角成分要素(例えば、a11,a22,a33,a44)は受信信号の平均受信電力と平均雑音電力の和となることより、実数となる。また行入れ替え後の対角成分要素に対しても、相関行列のユニタリ性より、実数となることから、各ステップ演算過程において対角成分要素は常に実数となる。このことより、逆数計算は常に実数に対して行われるため、複素数による逆数計算と比較し処理遅延が小さく、回路規模を低減させることができる。
以上のように上記実施形態によれば、各ステップ演算部110〜140はすべて同じ演算処理を行っているため、1ステップ演算回路と行入れ替え操作回路を1組のみ構成し、パイプライン処理を行うことにより信号処理回路規模の低減が可能となる。
また、各ステップ演算部110〜140内の逆数演算部111において、複素数による逆数計算は不要となり、実数による逆数計算に限定されるために、ステップ演算部110〜140全体で計算結果の出力までの時間が短縮される。
図4は本発明の第2の実施形態に係る逆行列演算回路を示すブロックである。
図4では図1と同じ構成要素については、同一符号を付与するものとし、その説明は省略する。
図4に示す本発明の第2の実施形態に係る逆行列演算回路と図1に示す本発明の実施形態に係る逆行列演算回路との差異は、逆行列演算のステップ演算部110の前段にノイズ付加回路300を設けている点である。
ノイズ付加回路300は、あらかじめ相関行列の対角成分要素に微少の雑音電力を付加する処理を行う。
例えば、a11の要素、つまり素子アンテナANT1への入力信号が他の素子アンテナANT2〜ANTNに比べて著しく小さい場合、逆数が非常に大きな値となり、オーバーフローや0での割り算を起こす可能性が考えられる。加えて、上述以外の例においても例えば、非常にアンテナで受信する信号のS/N(Signal-to-Noise Ratio 信号対雑音比)がよく、すべての素子アンテナに同相で同じ信号が1波入力した場合には、相関行列Rxxの各要素の値はほぼ同じとなるために、逆行列が求まらなくなる。
そこで、相関行列に微小の雑音電力(つまり単位行列に微小雑音電力をかけた行列)を相関行列に加算することにより、各ステップにおいて対角要素が0となることを防ぐことが可能となる。よって、これにより、演算過程における逆行列の発散を防止することができる。
図5は本発明の第3の実施形態に係る逆行列演算回路を示すブロックである。
図5では図1、図4と同じ構成要素については、同一符号を付与するものとし、その説明は省略する。
図5に示す本発明の他の実施形態に係る逆行列演算回路と図4に示す本発明の実施形態に係る逆行列演算回路との差異は、逆行列演算のステップ演算部110、120,130、140に接続される逆行列発散監視回路500とこの逆行列発散監視回路500の出力により、ノイズ付加回路300にて付加する雑音量を制御する付加ノイズ制御回路510を設けている点である。
例えば、図4に示すように固定の雑音電力を相関行列に付加した場合、逆行列の演算が発散し、答えが出なくなることは回避できるが、雑音電力が信号電力に比べてある程度大きくなると、逆行列はほとんど単位行列となってしまい、本来必要とされる受信信号の到来方向の推定や干渉波・妨害波といった抑圧すべき電波を十分に妨害しきれないという可能性がある。
そのため、図5に示す本発明の第3の実施形態においては、できるだけ付加される雑音電力を小さく抑え、本来の信号処理に影響を与えないようにするものである。具体的には逆行列演算のステップ演算部110、120、130、140において逆数を求めるa11〜d11の大きさを逆行列発散監視回路500にて監視する。a11〜d11の逆数が逆行列を計算可能なしきい値以下であるかどうかを判断し、a11〜d11の逆数が逆行列を計算不可能な場合(発散する場合)には、付加する雑音量を増やすように、付加ノイズ制御回路510に出力する。付加ノイズ制御回路510では逆行列発散監視回路500の指示に従い、付加する雑音量を制御する。
この方法によれば、付加される雑音量を一定にした場合より、信号のダイナミックレンジを取ることができるので、フェージングなどで受信電力が大きく変動する受信装置での使用が可能となる。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明に係わる逆行列演算回路が用いられる無線通信機器を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態に係わる逆行列演算回路の構成を示すブロック図。 上記図2に示したステップ演算部の機能ブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る逆行列演算回路の構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態に係る逆行列演算回路の構成を示すブロック図。
符号の説明
100…無線通信機器、110〜140…ステップ演算部、111…逆数演算部、112…演算部、113…メモリ回路、114〜115…演算部、117〜119…メモリ回路、200…相関行列生成回路、300…ノイズ付加回路、400…アレーアンテナ、500…逆行列発散監視回路、510…付加ノイズ制御回路、ANT1〜ANTN…素子アンテナ。

Claims (4)

  1. N(Nは2以上の整数)本の素子アンテナより構成されるアレーアンテナを有し、これらN本の素子アンテナより構成されるアレーアンテナにより信号を受信する装置に用いられる逆行列演算回路において、
    前記N本の素子アンテナで得られる受信信号をN行N列の相関行列とし、各行ごとの信号を入力するN個の入力端と各行ごとの信号を出力するN個の出力端と、このN行N列の相関行列の1行N列の行列要素を入力して1行1列の行列要素を抽出し、当該1行1列の行列要素の逆数を求めて出力する逆数計算部と、この逆数計算部の出力を入力すると共に前記相関行列の1行目を入力し、前記相関行列の1行目の行列要素に前記逆数計算部の出力を乗算し、前記相関行列の1行目の計算結果を出力する第1の演算実行部と、前記第1の演算実行部から1行目の計算結果を入力すると共に前記行列の2行目以降を入力し、ガウスの消去法に基づいて2〜N行目を計算して2〜N行目の計算結果を出力する第2の演算実行部とをそれぞれ有するN個のステップ演算部を具備し、
    前記N個のステップ演算部のうち第1のステップ演算部の1行目の計算結果を後段の第2のステップ演算部のN番目の入力端に入力し、前記第1のステップ演算部の2〜N行目の計算結果を前記第2のステップ演算部の1番目の入力端からN−1番目の入力端にそれぞれ入力することを特徴とする逆行列演算回路。
  2. 前記第1のステップ演算部の前段に接続され、前記相関行列の対角成分に雑音を付加する雑音付加回路をさらに備える請求項1記載の逆行列演算回路。
  3. 前記雑音付加回路にて付加される雑音の電力を可変できることを特徴とする請求項2記載の逆行列演算回路。
  4. N(Nは2以上の整数)本の素子アンテナより構成されるアレーアンテナを有し、これらN本の素子アンテナより構成されるアレーアンテナにより信号を受信する装置に用いられる逆行列演算方法において、
    前記N本の素子アンテナで得られる受信信号をN行N列の相関行列とし、各行ごとの信号を入力するN個の入力端と各行ごとの信号を出力するN個の出力端と、このN行N列の相関行列の1行N列の行列要素を入力して1行1列の行列要素を抽出し、当該1行1列の行列要素の逆数を求めて出力する逆数計算部と、この逆数計算部の出力を入力すると共に前記相関行列の1行目を入力し、前記相関行列の1行目の1行N列以外の行列要素に前記逆数計算部の出力を乗算し、前記相関行列の1行目の計算結果を出力する第1の演算実行部と、前記第1の演算実行部から1行目の計算結果を入力すると共に前記相関行列の2行目以降を入力し、ガウスの消去法に基づいて2〜N行目を計算して2〜N行目の計算結果を出力する第2の演算実行部とをそれぞれ有するN個のステップ演算部を備える場合に、
    前記N個のステップ演算部のうち第1のステップ演算部の1行目の計算結果を後段の第2のステップ演算部のN番目の入力端に入力し、前記第1のステップ演算部の2〜N行目の計算結果を前記第2のステップ演算部の1番目の入力端からN−1番目の入力端にそれぞれ入力することを特徴とする逆行列演算方法。
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