JP5239956B2 - 光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
特開平10−3048号公報(特許文献2)には、2本の光ビームを合成して単一の回転多面鏡で偏向走査した後に分離し、それぞれ異なる感光体を照射するようにした光走査装置が記載されている。
また、前記第一のビーム分離手段の被走査面側出射面が該出射面を通過する光をfθ補正するレンズパワーを有し、前記第二のビーム分離手段の光ビーム出射面が該出射面を通過する光をfθ補正するレンズパワーを有し、前記第二のビーム分離手段はその入射面において前記各光ビームを分離し、前記第一のビーム分離手段の被走査面側出射面と前記第二のビーム分離手段の出射面の曲率半径の比率が2:1であり、各面を通過する光を等速度の走査にfθ補正すると好ましい。
また、前記第二のビーム分離手段は、前記各光源から各被走査面までの光路長が等しくなるように配置されると好ましい。
また、請求項1〜11のいずれか1項に記載の光書込装置が備える光学素子のうち前記偏向器を共通の1つの偏向器として用いるとともに、前記偏向器以外の光学素子を、前記偏向器の両側に略対称に配置し、4つの光源からの光ビームにより4つの被走査面を走査するよう構成されていると好ましい。
また、前記光書込装置により走査される走査対象としての像担持体を4つ備えたタンデム型のフルカラー装置であると好ましい。
請求項3の構成により、第二のビーム分離手段の反射面と出射面で等速度の走査にfθ補正することができる。
請求項5の構成により、出射面に曲面形状のレンズ面を有する第一のビーム分離手段および第二のビーム分離手段でfθ補正することができる。
請求項7の構成により、第一のビーム分離手段および第二のビーム分離手段の一方の出射面に曲面形状のレンズ面を設け、他方の出射面に回折格子を設けることで、第一のビーム分離手段および第二のビーム分離手段でfθ補正手段を構成することができる。
請求項9の構成により、光書込装置の筐体に設けた防塵レンズによってfθ補正手段を構成することができる。そのため、筐体内のレイアウトの自由度が高まる。
請求項11の構成により、各被走査面を光書込装置に対して段違いに配置させる必要がなく、光書込装置の配置に関わるスペースを薄型化することができる。
請求項13の構成により、部品点数の増加を抑制してフルカラーの走査に対応することができる。
図1は、本発明に係る光書込装置の一例における要部構成を示す断面図である。また、図2は、その一部を示す平面図である。なお、本例の光書込装置10は、偏向手段としてのポリゴンミラー5を共通として、図2におけるポリゴンミラー5以外の構成要素を略対称に2セット配置した構成であり、図1に示すように走査対象としての4つの感光体を走査するものである。
W0=λf/πWa
とあらわされ、焦点距離fが短いほどビームウェスト位置でのビーム径W0は絞られることがわかる。
図4において、それぞれ入射光のスポットサイズWa=4mm,レーザビームの波長λ=780mmで、fθレンズ6(本実施例ではfθ機能を有するダイクロイックミラー9)からの焦点距離を、fa=150mm(従来例),fb=105mm(実施例)とすると、簡易的に感光体位置でのビーム径はそれぞれ、W0a=93μm(従来例),W0b=65μm(実施例)となり、本実施例では従来の書込み装置に比べて約70%にビーム径を小さくできる。
図5は第2実施形態の光書込装置の要部構成を示す断面図であり、図6はその一部を示す平面図である。本第2実施形態の光書込装置10Bの基本的構成は第1実施形態の光書込装置10と同様であるため、重複する説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
図8は第3実施形態の光書込装置の要部構成を示す断面図である。この図ではポリゴンミラー5の片側のみを図示しているが、反対側(図の右側)にも同様構成を備えるものである。本第3実施形態の光書込装置10Cの基本的構成は第1実施形態の光書込装置10と同様であるため、重複する説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
図10は第4実施形態の光書込装置の要部構成を示す断面図である。この図ではポリゴンミラー5の片側のみを図示しているが、反対側(図の右側)にも同様構成を備えるものである。本第4実施形態の光書込装置10Dの基本的構成は第1実施形態の光書込装置10と同様であるため、重複する説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
本第5実施形態の光書込装置は図示をしておらず、上記第2実施形態及び上記第4実施形態との相違点のみについて説明する。
上記作像ユニット100の感光体ドラム101が図示しない駆動手段によって図中時計方向に回転駆動され、その感光体ドラム101の表面が帯電手段102によって所定の極性に一様に帯電される。帯電された感光体表面には、光書込装置10からのレーザ光が照射され、これによって感光体ドラム101表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体ドラム101に露光される画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー,マゼンタ,シアン及び黒の色情報に分解した単色の画像情報である。このように形成された静電潜像に現像装置103から各色トナーが付与され、トナー像として可視化される。
2 コリメートレンズ
3 アパーチャ
4 シリンドリカルレンズ
5 ポリゴンミラー(偏向器)
7,17,37 偏光ビームスプリッタ(第一のビーム分離手段)
8 1/4波長板
9,19,29,39 ダイクロイックミラー(第二のビーム分離手段)
10 光書込装置
11 反射鏡(ミラー)
14 防塵ガラス
24 防塵レンズ
100 作像ユニット
101 感光体
Claims (15)
- 光源からの光を偏向器により偏向して被走査面を走査する光書込装置において、
それぞれ波長の異なる光ビームを出射する複数の光源を備え、該複数の光源から出射した各光ビームを副走査方向に同一軸に合成して前記偏向器により偏向させるとともに、
前記偏向器により偏向された前記各光ビームが進入するよう配置されビーム進入方向により光ビームを透過もしくは反射させる第一のビーム分離手段と、該第一のビーム分離手段透過後の前記各光ビームをその波長により透過もしくは反射させる第二のビーム分離手段とを有し、
前記第二のビーム分離手段を透過した光ビームにより一つの被走査面を走査し、前記第二のビーム分離手段を反射した光ビームを前記第一のビーム分離手段に反射させて他の一つの被走査面を走査するよう構成し、
前記第二のビーム分離手段で各光ビームをfθ補正することを特徴とする光書込装置。 - 前記第二のビーム分離手段は、光ビーム入射側反射面と出射面のそれぞれに前記光ビームの反射光と透過光を等速度の走査にfθ補正するレンズパワーを有することを特徴とする、請求項1に記載の光書込装置。
- 前記第二のビーム分離手段の前記入射側反射面と前記出射面の曲率半径の比率が2:1であることを特徴とする、請求項2に記載の光書込装置。
- 前記第一のビーム分離手段の被走査面側出射面が該出射面を通過する光をfθ補正するレンズパワーを有し、
前記第二のビーム分離手段はその入射面において前記各光ビームを分離し、
前記第二のビーム分離手段の光ビーム出射面が該出射面を通過する光をfθ補正するレンズパワーを有し、
前記第一のビーム分離手段の被走査面側出射面と前記第二のビーム分離手段の出射面の曲率半径の比率が2:1であり、各面を通過する光を等速度の走査にfθ補正することを特徴とする、請求項1に記載の光書込装置。 - 前記第一のビーム分離手段の被走査面側出射面および前記第二のビーム分離手段の光ビーム出射面が、通過する光ビームをfθ補正できるレンズパワーを有する曲面形状を有することを特徴とする、請求項4に記載の光書込装置。
- 前記第一のビーム分離手段の被走査面側出射面および前記第二のビーム分離手段の光ビーム出射面に、通過する光ビームをfθ補正できるレンズパワーを有する回折格子が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の光書込装置。
- 前記第一のビーム分離手段の被走査面側出射面および前記第二のビーム分離手段の光ビーム出射面のいずれか一方が通過光をfθ補正できるレンズパワーを有する曲面形状に設けられ、他方の出射面に通過光をfθ補正できるレンズパワーを有する回折格子が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の光書込装置。
- 前記第一のビーム分離手段の被走査面側出射面および前記第二のビーム分離手段の光ビーム出射面が、光ビームを副走査方向に絞る機能を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光書込装置。
- 前記第二のビーム分離手段によって分離後の各光ビームが当該光書込装置の筐体から出る部分に防塵ガラスが設けられ、該防塵ガラスが前記第二のビーム分離手段によって分離後の各光ビームをfθ補正できるレンズパワーを有する防塵レンズとして設けられることを特徴とする、請求項1に記載の光書込装置。
- 前記第一のビーム分離手段が偏光ビームスプリッタであり、該第一のビーム分離手段と前記第二のビーム分離手段の間に1/4波長板が配置されることを特徴とする、請求項1に記載の光書込装置。
- 前記第二のビーム分離手段は、前記各光源から各被走査面までの光路長が等しくなるように配置されることを特徴とする、請求項1に記載の光書込装置。
- 前記各被走査面への光ビームの入射角度が同一の角度であることを特徴とする、請求項1に記載の光書込装置。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の光書込装置が備える光学素子のうち前記偏向器を共通の1つの偏向器として用いるとともに、前記偏向器以外の光学素子を、前記偏向器の両側に略対称に配置し、4つの光源からの光ビームにより4つの被走査面を走査するよう構成されていることを特徴とする光書込装置。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の光書込装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 前記光書込装置により走査される走査対象としての像担持体を4つ備えたタンデム型のフルカラー装置であることを特徴とする、請求項13に記載の画像形成装置。
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