JP5239326B2 - 画像信号処理装置、画像信号処理方法、画像投影システム、画像投影方法及びプログラム - Google Patents
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Description
或いは、強誘電性液晶を利用した裸眼立体ディスプレイなどが開発されている。
記憶部は、スクリーン上の各投影位置における、第1の観察位置から観察した際の、2つのプロジェクタからの投影光の強度比と、第1の観察位置とは異なる第2の観察位置から観察した際の、2つのプロジェクタからの投影光の強度比とを記憶する。
強度補正部は、第1の入力画像信号と第2の入力画像信号とを加算して、第1の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、ぞれぞれの投影位置ごとに記憶部が記憶した強度比により設定して加算する。さらに強度補正部は、第1の入力画像信号と第2の入力画像信号とを加算して、第2の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、ぞれぞれの投影位置ごとに記憶部が記憶した強度比により設定して加算する。
そして、強度補正部で加算して生成された第1の投射用画像信号を第1のプロジェクタに供給し、強度補正部で加算して生成された第2の投射用画像信号を第2のプロジェクタに供給する。
まず、本実施の形態において画像を表示するシステム構成について、図2を参照して説明する。本実施の形態においては、図2に示すように、第1プロジェクタ20aと第2プロジェクタ20bの2台のプロジェクタを用意する。その2台のプロジェクタ20a,20bの投射レンズ21a,21bから1つのスクリーン19の背面に画像を投射し、スクリーン19の表面側からユーザが投射画像を見るようにして、いわゆるリアプロジェクション方式のプロジェクタとして構成してある。スクリーン19に投射する範囲は、同じ位置となるようにしてある。このため、第1プロジェクタ20aからスクリーン19に投射する角度位置と、第2プロジェクタ20bからスクリーン19に投射する角度位置は、異なる位置としてあり、スクリーン19と直交する方向からずれた角度位置から投射する構成としてある。このため、それぞれのプロジェクタ20a,20bから投射される画像は、補正をしない場合には、図2にスクリーン上に破線で示した範囲19a,19bのように台形に歪んだ画像となるが、本例においてはこの歪みを補正して、スクリーン上に2台のプロジェクタ20a,20bからの投射光が正しく重なって表示されるようにしてある。
次に、このように2台のプロジェクタを使用してスクリーンに投影させて、2つの異なる画像を表示させることができる原理について、図3〜図10を参照して順に説明する。
スクリーン上のある点が、どのような輝度と色で観察されるかは、その点とプロジェクタの射出瞳との位置関係、及び、その点と観察者の視点との位置関係によって決まるため、図3(b)に示すように、2台のプロジェクタ1,2の光軸が平行に配置されている場合でも、図3(a)の場合と同様に、方向によって同一の点(又は領域)が異なる輝度で観察される。なお、スクリーン上の各点や領域は、輝度と色が観察されるが、色は光の各帯域ごとの輝度の総和として観察され、以後は色を含めて輝度と表現する。
dI=dθdφf(θ,φ)g(θ,φ,β,δ) ・・・(1)
このとき、方向(β,δ)から観察したときのスクリーン上の輝度は、次の(2)式に示すようになる。
I=∫dθdφf(θ,φ)g(θ,φ,β,δ) ・・・(2)
図6は、実際の見え方の例を示したものである。この図6の例は、入射角0度の場合の例を示してあり、この入射角0度の光は、観察角度が0度のときが光の強度が最大になっている。
例えばプロジェクタ1からの入射角度0度の光L1を、観察角度0度で観察した場合、その光L1の強度は最も高くなるが、プロジェクタ2からの光L2については、別の観察角度のときの方が、強度が高くなる。その変化特性は、図7に示すように入射角度ごとにそれぞれ異なる。なお、図5及び図7に示されているグラフは、方向の経度成分は0度としてあるので、上述した(1)式,(2)式のg(θ,φ,β,δ)はg(θ,0,β,0)となる。
図7の例では、水平方向に2台のプロジェクタ1,2を並べた例であるが、スクリーンへの入射方向を垂直方向に変えた構成としても、同様なことが言える。
まず、座標系と各点とを図8に示すように定義する。図8に示すように、スクリーンの水平方向をx軸、垂直方向をy方向とした場合、観察対象点はP(x、y)とし、プロジェクタの射出瞳はS(X,Y,−L)とする。また、プロジェクタの射出瞳の面積をdSSとし、観察者の視点位置(観察眼)をD(u,v,w)とし、観察眼の瞳面積をdSDとする。Lはプロジェクタとスクリーンとの距離である。
このように定義した場合に、点Sに位置するプロジェクタによる観察対象点の輝度の内、観察者に届く光の強度は次の(3)式に示すようになる。
他方、点Tに位置するプロジェクタによる観察対象点の輝度は、次のようになる。
ここでは簡単のために、輝度の比αが、注目している領域の全ての箇所に亘って同じ値であるとして、2台のプロジェクタによって重畳された状態で所望の画像が観察できる条件を考える。入射方向と観察方向は、それぞれの和が180°となるようにしておく。和が180°と言うことは、スクリーンの法線を含む面に対して、プロジェクタや観察方向が線対称の関係である。
なお、実際にスクリーンに2台のプロジェクタから重ねて投影する場合には、画像の重畳は物理的に足し算になり、引き算は不可能である。つまり、(8)式及び(9)式における輝度a,bは、プロジェクタの出力値であるから正の値(負でない値)であることが求められる。この条件を満たすためには、(10)式、または(11)式であることが必要である。なお、それぞれの存在範囲の例については後述する(図10)。
図1の構成は、画像処理装置10を用意し、その画像処理装置10で生成された第1プロジェクタ20a用の画像信号と、第2プロジェクタ20b用の画像信号とを、それぞれのプロジェクタ20a,20bに供給し、両プロジェクタ20a,20bから1つのスクリーン19に投射範囲を重ねて投射させるものである。
p・q調整部15でそれぞれの調整が行われた両画像信号を、強度補正部16に供給し、演算処理で、それぞれのプロジェクタ20a,20bに供給する画像信号を生成させる。この強度補正部16での演算処理が、上述した数式での演算処理である。強度補正部16での補正演算時に必要な、それぞれの表示位置での2つのプロジェクタの強度比αは、α設定部17に予め記憶させてあり、そのα設定部17に記憶された比αを使用して、強度補正部16での演算処理を行う。この演算処理が、それぞれの表示位置(画素位置)ごとに行われ、視点Aから観察する画像と視点Bから観察する画像を生成させるための、各プロジェクタに供給する画像信号が生成される。
第1プロジェクタ20aでは、供給された画像信号により投射させる像光を生成させ、その像光を投射レンズ21aからスクリーン19の背面に投射させる。第2プロジェクタ20bでは、供給された画像信号により投射させる像光を生成させ、その像光を投射レンズ21bからスクリーン19の背面に投射させる。スクリーン19に投射させる位置は、両プロジェクタ20a,20bで一致させてある。
この図11のフローチャートは1フレーム(1枚)の画像の処理を示したものである。まず、垂直方向の画素位置を始点に設定し(ステップS11)、水平方向の画素位置についても始点に設定する(ステップS12)。
そして、その水平・垂直の位置の画素について、上述した数式に基づいた演算処理を行う(ステップS13)。具体的には、第1プロジェクタの出力が、観察点O1と観察点O2のそれぞれの位置で、どれだけのゲインを持って観察されるかを、それぞれi,jとしたとき、次式の演算を行う。
そして、水平方向の画素位置を示す画素値を1つ加算して、その加算値が水平方向の画素数を越えたか否か判断し(ステップS14)、越えていない場合に、新たに設定された画素位置の信号に対して、ステップS13の処理を行う。
ステップS14で、水平方向の画素位置を示す加算値が、このとき処理する画像信号の水平方向の画素数を越えた場合には、ステップS15に移って、垂直方向の画素位置を示す画素値を1つ加算して、別の水平ラインの処理に移る。このときには、その加算値が垂直方向の画素数(水平ライン数)を越えたか否か判断し、越えていない場合に、ステップS12に移って、水平方向の画素位置を初期化し、新たに設定された水平ラインの画素位置の信号に対して、ステップS13の処理を行う。
図12(a),(b)は、図1の入力端子11,12に得られる2つの画像信号による2枚の画像の例を示したものである。即ち、例えば、図12(a)に示す画像を表示させる画像信号(映像信号)が、入力端子11に得られ、図12(b)に示す画像を表示させる画像信号(映像信号)が、入力端子12に得られるとする。
このとき、強度補正部16での補正処理で生成される、第1プロジェクタ20aに供給する画像信号は、図13(a)に示す画像を表示させる信号となり、第2プロジェクタ20bに供給する画像信号は、図13(b)に示す画像を表示させる信号となり、それぞれの画像が投射光としてスクリーン19に投影される。
この図13(a)に示す画像と、図13(b)に示す画像を、投射範囲を重ねた状態でスクリーンに投射することで、図14に示すように、例えば、斜め右からスクリーンを見た場合には、図12(a)に示す画像が観察され、斜め左からスクリーンを見た場合には、図12(b)に示す画像が観察され、それぞれの観察位置で、2つの画像の内の一方だけが見えるようになる。但し、ステップS13の処理を行う際には、予め、一方の観察位置が斜め右に設定してあり、他方の観察位置が斜め左に設定してある必要がある。それぞれの視点位置を変える場合には、α設定部17に対応した視点位置の比αを設定する必要がある。
算出する上で必要な既に説明した各パラメータp,q,γ,αの値が決まることで、2つのプロジェクタ20a,20bの投射光の許容できる画素の輝度値A,Bが決まる。
図10(a)は、オフセット量pが128、輝度のダイナミックレンジqが1、γが2.5の例である。この値が設定されて、強度比αが0.1の場合には、図示のように、最大値Bmaxと最小値Bminの間の範囲が比較的広く設定可能となる。これに対して、強度比αが1に近づくに従って(図10(a)では比α=0.9まで示す)、最大値Bmaxと最小値Bminの間の許容可能な範囲が順に狭くなっていく。
本実施の形態の場合、プロジェクタからスクリーンまでの機構としては、2台のプロジェクタ20a,20bを用意する点だけが、従来のリアープロジェクタの構成と異なるだけであり、それぞれのプロジェクタ20a,20bそのものは、既存のリアープロジェクタと全く同じものでよい。2台のプロジェクタに供給する画像信号を生成処理する画像処理装置10を設ける点が構成的に新規なものであり、画像処理装置10を用意すれば、それ以外は既存の構成を適用して比較的簡単に実現可能である。
また、スクリーンに表示される画像は、画素数などに制限がなく、2画像の同時表示を行うために解像度が犠牲になることがない。但し図10で説明したように、2つの画像の強度比に応じて、取り得る輝度範囲に若干の制限が加わるため、画像の画素位置によっては色再現性が合成しない場合に比べて若干劣ることになるが、2つの画像をそれぞれの位置から観察する上ではそれ程問題にはならない。
なお、図15の構成で、例えば観察者が一人だけ検出された場合には、その観察者に提示する映像だけを表示させ(即ち合成処理を行わず)、観察者として二人検出された場合に、実施の形態で説明した合成処理を行って、それぞれの観察者に個別の画像を提示させるようにしてもよい。
Claims (11)
- 第1の入力画像信号と第2の入力画像信号とが入力されて、第1及び第2のプロジェクタからスクリーンに投影範囲を重ねて投影させるための第1及び第2の投射用画像信号を生成させる画像信号処理装置であって、
前記スクリーン上の各投影位置における、第1の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比と、前記第1の観察位置とは異なる第2の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比とを記憶する記憶部と、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第1の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶部が記憶した強度比により設定して加算すると共に、前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第2の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶部が記憶した強度比により設定して加算する強度補正部と、
前記強度補正部で加算して生成された前記第1の投射用画像信号を前記第1のプロジェクタに供給し、前記強度補正部で加算して生成された前記第2の投射用画像信号を前記第2のプロジェクタに供給する出力部とを備えたことを特徴とする
画像信号処理装置。 - 請求項1記載の画像信号処理装置において、
前記第1及び第2の入力画像信号に対して、それぞれの入力画像信号のグレーレベルに対応した定数を加算すると共に、それぞれの入力画像信号の輝度方向のスケールに対応した値を乗算する調整部を備えたことを特徴とする
画像信号処理装置。 - 請求項1記載の画像信号処理装置において、
前記第1及び第2の入力画像信号に対して、前記第1及び第2のプロジェクタが前記スクリーンに投影する射影形状の歪みを補正する射影変換処理部を備えたことを特徴とする
画像信号処理装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項記載の画像信号処理装置において、
前記出力部が出力する第1の投射用画像信号を前記スクリーンに投射する第1のプロジェクタと、前記出力部が出力する第2の投射用画像信号を前記スクリーンに投射する第2のプロジェクタとを備えたことを特徴とする
画像信号処理装置。 - 入力した第1の入力画像信号と第2の入力画像信号とから、第1及び第2のプロジェクタからスクリーンに投影範囲を重ねて投影させるための第1及び第2の投射用画像信号を生成させる画像信号処理方法であって、
前記スクリーン上の各投影位置における、第1の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比と、前記第1の観察位置とは異なる第2の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比とを記憶し、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第1の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶した強度比により設定して加算し、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第2の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶した強度比により設定して加算し、
前記加算で生成された前記第1の投射用画像信号を前記第1のプロジェクタに供給し、前記加算で生成された前記第2の投射用画像信号を前記第2のプロジェクタに供給することを特徴とする
画像信号処理方法。 - 入力した第1の入力画像信号と第2の入力画像信号とから、第1及び第2のプロジェクタからスクリーンに投影範囲を重ねて投影させるための第1及び第2の投射用画像信号を生成させる画像信号処理を演算処理装置に実装して実行させるプログラムであって、
前記スクリーン上の各投影位置における、第1の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比と、前記第1の観察位置とは異なる第2の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比とを記憶する処理と、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第1の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶した強度比により設定して加算し、前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第2の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶した強度比により設定して加算する強度補正処理と、
前記強度補正処理での加算で生成された前記第1の投射用画像信号を前記第1のプロジェクタに供給し、前記加算で生成された前記第2の投射用画像信号を前記第2のプロジェクタに供給する出力処理とを実行することを特徴とする
プログラム。 - 第1の入力画像信号と第2の入力画像信号とが入力されて、第1及び第2のプロジェクタからスクリーンに投影範囲を重ねて投影させるための第1及び第2の投射用画像信号を生成させ、前記第1及び第2のプロジェクタに供給して、前記スクリーンに投影させる画像投影システムであって、
前記スクリーン上の各投影位置における、第1の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比と、前記第1の観察位置とは異なる第2の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比とを記憶する記憶部と、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第1の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶部が記憶した強度比により設定して加算すると共に、前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第2の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶部が記憶した強度比により設定して加算する強度補正部と、
前記強度補正部で加算して生成された前記第1の投射用画像信号による投影光を、前記スクリーンに出力させる前記第1のプロジェクタと、
前記強度補正部で加算して生成された第2の投影用画像信号による投影光を、前記スクリーンに出力させる前記第2のプロジェクタとを備えたことを特徴とする
画像投影システム。 - 請求項7記載の画像投影システムにおいて、
前記第1及び第2の入力画像信号に対して、それぞれの入力画像信号のグレーレベルに対応した定数を加算すると共に、それぞれの入力画像信号の輝度方向のスケールに対応した値を乗算する調整部を備えたことを特徴とする
画像投影システム。 - 請求項7記載の画像投影システムにおいて、
前記第1及び第2の入力画像信号に対して、前記第1及び第2のプロジェクタが前記スクリーンに投影する射影形状の歪みを補正する射影変換処理部を備えたことを特徴とする
画像投影システム。 - 第1の入力画像信号と第2の入力画像信号とが入力されて、第1及び第2のプロジェクタからスクリーンに投影範囲を重ねて投影させるための第1及び第2の投射用画像信号を生成させ、前記第1及び第2のプロジェクタに供給して、前記スクリーンに投影させる画像投影方法であって、
前記スクリーン上の各投影位置における、第1の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比と、前記第1の観察位置とは異なる第2の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比とを記憶し、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第1の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶した強度比により設定して加算し、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第2の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶した強度比により設定して加算し、
前記加算で生成された前記第1の投射用画像信号による投影光を、前記第1のプロジェクタから前記スクリーンに出力させ、前記加算で生成された第2の投影用画像信号による投影光を、前記第2のプロジェクタから前記スクリーンに出力させることを特徴とする
画像投影方法。 - 第1の入力画像信号と第2の入力画像信号とが入力されて、第1及び第2のプロジェクタからスクリーンに投影範囲を重ねて投影させるための第1及び第2の投射用画像信号を生成させ、前記第1及び第2のプロジェクタに供給して、前記スクリーンに投影させる処理を演算処理装置に実装して実行させるプログラムであって、
前記スクリーン上の各投影位置における、第1の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比と、前記第1の観察位置とは異なる第2の観察位置から観察した際の、前記2つのプロジェクタからの投影光の強度比とを記憶し、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第1の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶した強度比により設定して加算し、
前記第1の入力画像信号と前記第2の入力画像信号とを加算して、前記第2の投射用画像信号を生成させる際の加算する比率を、スクリーン上のぞれぞれの投影位置ごとに前記記憶した強度比により設定して加算し、
前記加算で生成された前記第1の投射用画像信号による投影光を、前記第1のプロジェクタから前記スクリーンに出力させ、前記加算で生成された第2の投影用画像信号による投影光を、前記第2のプロジェクタから前記スクリーンに出力させることを特徴とする
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