JP5239290B2 - サーマルヘッドドライバ、サーマルヘッド、電子機器および印刷システム - Google Patents

サーマルヘッドドライバ、サーマルヘッド、電子機器および印刷システム Download PDF

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Description

本発明は、サーマルヘッドドライバ、サーマルヘッド、電子機器および印刷システムに関する。
幾つかの電子機器は、ドライバ回路(たとえば、サーマルヘッドドライバ(たとえば、特許文献1))を備えることができる。
図1は、従来のサーマルヘッドドライバの概略構成図の1例を示す。図1に示されるサーマルヘッドドライバ10は、M個の単位回路12と、M個の出力ドライバ14と、複数の電源パッド16と、少なくとも1つの入力出回路18と、を備える。
M個の単位回路12のそれぞれは、フリップフロップを含み、M個のフリップフロップは、シリアルデータを受け取るシフトレジスタを構成し、シフトレジスタにおいて、シリアルデータは、第1の方向(SDR)に転送される。M個の単位回路12のそれぞれは、フリップフロップからの信号に基づく制御信号を出力ドライバ14に出力する。従来のサーマルヘッドドライバにおいて、M個の単位回路12のすべてが、すなわち、M個のフリップフロップのすべてが、第1の方向(SDR)と平行な第1の列(R1)に、配置される。
M個の出力ドライバ14のそれぞれは、複数の電源パッド16の1つと接続され、かつ、対応する単位回路12からの制御信号によって制御される。複数の電源パッド16は、M個の単位回路12が配置される第1の列に配置される。入出力回路18は、入力パッドを介して、少なくともシリアルデータを入力し、M個の単位回路12を制御するとともに、シリアルデータを出力パッドを介して出力する。
M個の単位回路12中の各1つの単位回路12と、各1つの単位回路に対応する各1つの出力ドライバ14とは、それぞれ、1つの信号線で接続される。図1の矢印19で示されるように、信号線は、3つのL字コーナを有する。
なお、M個の単位回路12のすべてが第1の方向(SDR)と平行な第1の列(R1)に配置されるので、電源パッド16の数を多く配置する必要がある場合、信号線は、より多くのL字コーナを有することもあり得る。
特開2001−301211号公報
一般に、電子機器又はそれに含まれる回路(たとえば、サーマルヘッドドライバ)は、小さいサイズを有することが望ましい。しかしながら、小さいサイズを有する回路を設計することは、当業者にとって困難である。
本発明に従う複数の形態のうち少なくとも1つの形態において、小さいサイズを有する回路が提供される。当業者は、(必要に応じて、本明細書およびそれに添付される図面(および、場合によって技術常識)を参照することによって、)本発明に従う各形態によって提供される少なくとも1つのさらなる利点を容易に理解することができるであろう。
以下に、本発明に従う複数の形態を例示する。以下に例示される複数の形態において、添付の図面で示される参照符号は、本発明を容易に理解するために用いられている。したがって、当業者は、本発明が、参照符号によって不当に限定されないことを留意すべきである。
本発明に従う第1の形態は、シリアルデータ(SI)を受け取るシフトレジスタ(22)を含む多出力回路(22)と、M個の出力ドライバ(14)と、を備えるドライバ回路(20)に関係する。たとえば、シフトレジスタ(22)は、シリアルデータ(SI)を第1の方向(SDR、DR1)の一端より他端に転送するN(3≦N、N<M)個のフリップフロップ(DFF1〜DFFN)を含む。N個のフリップフロップ(DFF1〜DFFN)のそれぞれは、対応する1つの単位回路(22−1、22−2)に含まれる。
N個の単位回路(22−1、22−2)のそれぞれの第1の方向(DR1)の長さは、W1である。N個の単位回路(22−1、22−2)のそれぞれの第1の方向(DR1)と直交する第2の方向(DR2)の長さは、L1である。
N個の単位回路(22−1、22−2)のうち、L(N/2≦L≦N−1)個の単位回路(22−1)は、第1の方向(DR1)にて隣接する第1の列(R1)に配置される。(N−L)個の単位回路は、第1の列に平行な第2列(R2)に配置される。
第1の列(R1)にて隣接して配置されるL個の単位回路(22−1)の第2の方向(DR2)の総長さは、L×W1である。
L×W1の範囲で、N個の単位回路(12;22−1、22−2)が互いに隣接して配置されることを想定したとき、想定される単位回路(12)の第1および第2の方向(DR1、DR2)の長さは、それぞれ、W0およびL0である。
L1<L0およびW1>W0の関係式が満たされる。
第1の列(R1)に配置されるL個の単位回路(22−1)および第2列(R2)に配置される(N−L)個の単位回路(22−2)中の各1つの単位回路(22−1、22−2)と、各1つの単位回路に対応する各1つの出力ドライバ(14)とは、それぞれ、1つの信号線で接続される。
N個の信号線のそれぞれは、各1つの信号線を含む方形の領域(202)内に配置される。N個の方形の領域(202)は、互いに重ならない。
N個の単位回路(22−1、22−2)は、2つの列に配置されるので、各単位回路(22−1、22−2)と対応する出力ドライバ(14)との間の第1の方向(DR1)の位置ずれを小さくすることができる。したがって、各単位回路(22−1、22−2)と対応する出力ドライバ(14)とを接続する各1つの信号線を占有する領域は、互いに重ならないように配置することが可能となる。その結果、各信号線を占有する領域の面積は、小さくすることができる。このように、本発明の第1の形態において、ドライバ回路(20)は、小さいサイズを有することが可能になる。
本発明の第1の形態において、たとえば、N個の方形の領域(202)は、M個の出力ドライバ(14)とL個の単位回路(22−1)との間に存在する。
本発明の第1の形態において、たとえば、N個の方形の領域(202)のそれぞれにおいて、N個の信号線のそれぞれは、曲部を有しない、または、2つの曲部を有する。
本発明の第1の形態において、たとえば、M個の出力ドライバ(14)は、第1の列(R1)と平行であって、かつ、第1の列(22−1)に対して第2の方向(DR2)にて配置される第2の列(R2)とは反対側に配置される第3の列(R3)にて、互いに隣接して配置される。
本発明の第1の形態において、たとえば、ドライバ回路(20)は、それぞれ(16)が、第1の列(R1)に配置され、かつ、互いに接続される複数の電源パッド(16)を、さらに備える。複数の電源パッド(16)のそれぞれは、M個の出力ドライバ(14)の少なくとも1つに接続される。
本発明の第1の形態において、たとえば、複数の電源パッド(16)の中の1つの電源パッドは、L個の単位回路(22−1)の一端に配置される。
本発明の第1の形態において、たとえば、第1の列(R1)にて隣接して配置されるL個の単位回路(22−1)の一端に配置される電源パッド(16)の第2の方向(DR2)の長さは、LGであり、L1≧LGの関係式を満たすことができる。
本発明の第1の形態において、たとえば、ドライバ回路(20)は、(N−L)個の単位回路(22−2)とともに、第2の列(R2)に配置される入力パッドおよび出力パッド(18)を、さらに備える。
入力パッドおよび出力パッド(18)が(N−L)個の単位回路と一緒に配置されることで、ドライバ回路(20)の第2の方向の長さ(L20)が長くなることを防ぐことができる。
本発明の第1の形態において、たとえば、ドライバ回路(20)は、(N−L)個の単位回路(22−2)とともに、第2の列(R2)に配置される入出力回路(18)を、さらに備える。入出力回路(18)は、外部からの信号(SI)に基づいて、M個の単位回路(22−1、22−2)を制御し、信号(SI)を外部に出力する。
入出力回路(18)が(N−L)個の単位回路と一緒に配置されることで、ドライバ回路(20)の第2の方向の長さ(L20)が長くなることを防ぐことができる。
本発明の第1の形態において、たとえば、電源パッド(16)および入出力回路(18)が第2の方向(DR2)に占める長さは、L2である。
L個の単位回路(22−1)および(N−L)個の単位回路(22−2)が第2の方向(DR2)に占める長さは、L3である。
L2≧L3の関係式が満たされることにより、ドライバ回路(20)の第2の方向の長さ(L20)が長くなることを防ぐことができる。
本発明の第1の形態において、たとえば、L個の単位回路(22−1)の中の少なくとも1つの単位回路(22−1)と、該少なくとも1つの単位回路に対して第2の方向(DR2)にて隣接する、(N−L)個の単位回路(22−2)中の少なくとも1つの単位回路(22−2)は、第1の方向(SDR)に平行な軸に対して、ミラー配置される。また、L個の単位回路(22−1)の中の少なくとも1つの単位回路(22−1)が形成される第1の不純物拡散領域は、第1の第1導電型不純物領域と第1の第2導電型不純物領域とを含み、該少なくとも1つの単位回路に対して第2の方向(DR2)にて隣接する、(N−L)個の単位回路(22−2)中の少なくとも1つの単位回路(22−2)が形成される第2の不純物拡散領域は、第2の第1導電型不純物領域と第2の第2導電型不純物領域とを含み、第1および第2の不純物拡散領域に関して、第1の方向(SDR)に平行な軸を基準として、同一の導電型不純物領域が、素子分離領域を介さず連続形成されている。
第1の列の少なくとも1つの単位回路(22−1)、および、第2の列の少なくとも1つの単位回路(22−2)は、共有する構成を有する、あるいは、素子分離領域を介さず配置することが可能になるので、ドライバ回路(20)は、さらに小さいサイズを有することが可能になる。
本発明に従う第1の形態のドライバ回路(20)は、たとえば、サーマルヘッドドライバ(90)、サーマルヘッド(80)、電子機器(170、184)、および、印刷システム(180)に適用することができる。
したがって、サーマルヘッドドライバ(90)、サーマルヘッド(80)、電子機器(170、184)、および、印刷システム(180)を低コストで提供することができる。
当業者は、上述した本発明に従う各形態が、本発明の精神を逸脱することなく、変形され得ることを容易に理解できるであろう。たとえば、本発明に従うある形態を構成する少なくとも1つの要素は、本発明に従う他の形態に加えることができる。代替的に、本発明に従うある形態を構成する少なくとも1つの要素は、本発明に従う他の形態を構成する少なくとも1つの要素に組み替えることができる。
以下に、添付の図面を参照しながら、本発明に従う複数の実施形態を説明する。以下に説明する各実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられている。したがって、当業者は、本発明が、以下に説明される各実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
1.ドライバ回路、多出力回路
図2は、本発明に従うドライバ回路の概略ブロック図の1例を示す。
図2に示されるドライバ回路20は、M個の単位回路22を備える。M個の単位回路22のそれぞれは、1つのフリップフロップ22を含む。M個のフリップフロップは、1つのシフトレジスタ22を構成し、シフトレジスタ22において、シリアルデータは、シフトレジスタ22の一端から他端に、第1の方向(SDR)に転送される。シフトレジスタ22の一部の領域は、N個のフリップフロップ22−1、22−2から構成される。N個のフリップフロップ22−1、22−2は、互いに隣接する。なお、図2において、N個の単位回路22−1、22−2のみが示され、その他のM−N個の単位回路は、図示されていない。
第1の列(R1)に配置されるL個(図2において、L=5)の単位回路22−1および第2列(R2)に配置される(N−L)個(図2において、N=6)の単位回路22−2中の各1つの単位回路と、各1つの単位回路に対応する各1つの出力ドライバ14とは、それぞれ、1つの信号線28で接続される。なお、その他のM−N個の単位回路の信号線も、対応する出力ドライバ14と接続されている。
図2の矢印29で示されるように、信号線28は、2つのL字コーナを有する。
図20は、図2に示されるドライバ回路20の信号線28の構造を説明するための図である。
図20において、N個の信号線28のそれぞれは、各1つの信号線28を含む方形の領域202内に配置され、N個の方形の領域202は、互いに重ならない。N個の方形の領域202は、M個の出力ドライバ14とL個の単位回路22−1との間に存在する。N個の方形の領域202のそれぞれにおいて、N個の信号線28のそれぞれは、曲部を有しない、または、2つの曲部(図20において、2つのL字コーナ204)を有する。
信号線28を占有する領域202は、互いに重ならないように配置される。その結果、各信号線28を占有する領域202の面積は、小さくすることができる。したがって、ドライバ回路20は、小さいサイズを有することが可能になる。言い換えれば、ドライバ回路20は、M個の出力ドライバ14とL個の単位回路22−1との間に、2つのL字コーナが収まる領域を確保すればよい。
図21は、図1に示される従来のドライバ回路10の信号線の構造を説明するための図である。なお、
図21において、N個の信号線のそれぞれは、各1つの信号線を含む方形の領域212内に配置され、N個の方形の領域212は、互いに重なる。より詳細には、N=4の出力ドライバ14に対応する信号線を占有する方形の領域212は、N=5の出力ドライバ14に対応する信号線を占有する方形の領域212と重なる。また、N=5の出力ドライバ14に対応する信号線を占有する方形の領域212は、N=4の出力ドライバ14に対応する信号線を占有する方形の領域212と、N=6の出力ドライバ14に対応する信号線を占有する方形の領域212とに重なる。その結果、N=4、5、6に対応する信号線のそれぞれは、3つの曲部(3つのL字コーナ)を有する。したがって、ドライバ回路10は、ドライバ回路20のように、小さいサイズを有することができない。言い換えれば、ドライバ回路10は、M個の出力ドライバ14とM個の単位回路12との間に、3つのL字コーナが収まる領域を確保する必要がある。
図3は、図2に示されるN個のフリップフロップ22−1、22−2におけるデータ転送方向を説明するための図である。
図3において、1番目(N=1)のフリップフロップ22−1(DFF1)は、クロック信号(CLK)の変化タイミングに同期して、図示されない前段のフリップフロップの出力(シリアルデータ(SI))を受け取るとともに、1番目のフリップフロップ22−1(DFF1)内で保持するデータを後段のフリップフロップ(2番目(N=2)のフリップフロップ22−1(DFF2))に出力する。1番目のフリップフロップ22−1(DFF1)のデータ転送方向32は、第1の方向(SDR、DR1)である。
2番目(N=2)のフリップフロップ22−1(DFF2)は、1番目のフリップフロップ22−1(DFF1)のデータ転送方向32に、1番目のフリップフロップ22−1(DFF1)に隣接する。2番目のフリップフロップ22−1(DFF2)のデータ転送方向32も、第1の方向(DR1)である。
3、4および5番目(N=3、4、5)のフリップフロップ22−1(DFF3、DFF4、DFF5)は、それぞれ、2、3および4番目のフリップフロップ22−1(DFF2、DFF3、DFF4)のデータ転送方向32に、2、3および4番目のフリップフロップ22−1(DFF2、DFF3、DFF4)に隣接する。3および4番目のフリップフロップ22−1(DFF3、DFF4)のデータ転送方向32も、第1の方向(DR1)である。他方、5番目のフリップフロップ22−1(DFF5)のデータ転送方向34は、第1の方向(DR1)と直交する第2の方向(DR2)である。
6番目(N=6)のフリップフロップ22−2(DFF6)は、5番目のフリップフロップ22−1(DFF5)のデータ転送方向34に、5番目のフリップフロップ22−1(DFF5)に隣接する。6番目(N=6)のフリップフロップ22−2(DFF6)は、6番目のフリップフロップ22−2(DFF6)内で保持するデータを、図示されない後段のフリップフロップに出力する。
シフトレジスタ22の一部の領域において、5個のフリップフロップ22−1は、第1の方向(DR1)と平行な第1の列(R1)に、互いに隣接して配置される。1個のフリップフロップ22−2は、第1の列(R1)と平行な第2の列(R2)に、配置される。
図2において、M個の単位回路22−1、22−2のそれぞれは、1つのフリップフロップ22−1、22−2を含み、1つのフリップフロップ22−1、22−2からの信号に基づく制御信号を、対応する出力ドライバ14に出力する。言い換えれば、M個のフリップフロップ22−1、22−2から構成されるシフトレジスタ22は、M個の制御信号を出力する多出力回路である。
図2に示されるドライバ回路20は、M個の出力ドライバ14を備える。M個の出力ドライバ14のそれぞれは、対応する単位回路22−1、22−2からの制御信号によって、制御される。M個の出力ドライバ14は、第1の方向(DR1)と平行な第3の列(R3)に、互いに隣接して配置される。さらに、M個の出力ドライバ14は、第1の列(R1)に互いに隣接して配置される単位回路22−1に対して、第1の列(R1)に配置されない第2の列(R2)の単位回路22−2とは反対側にて、第2の方向(DR2)に、配置される。
図2に示されるドライバ回路20はさらに、複数の電源パッド16を備える。複数の電源パッド16のそれぞれは、第1の方向(DR1)と平行な第1の列(R1)に、配置される。複数の電源パッド16のそれぞれは、複数の出力ドライバ14と対応するように、配置される。言い換えれば、M個の出力ドライバを電源パッド16の総数の領域に分け、それぞれの領域に配置される複数の出力ドライバ14と、1つの電源パッドとが接続される。また、複数の電源パッド16のそれぞれは、互いに接続される。このように、M個の出力ドライバ14のそれぞれが、複数の電源パッド16のいずれかと接続され、電源パッド16の電位に接続される。
図4は、図2に示されるドライバ回路20の構造を説明するための図の1例である。
図4に示されるドライバ回路20は、第1の方向(DR1)と平行な第1の列(R1)に配列される単位回路22−1および複数の電源パッド16と、第1の方向(DR1)と平行な第3の列(R3)に配置されるM個の出力ドライバ14と、を備える。
図4に示されるように、複数の電源パッド16のそれぞれは、たとえば、ほぼ所定の間隔で配置され、また、電源パッド16の間には、第1の列(R1)に互いに隣接して配置される単位回路22−1が、配置される。第1の列(R1)に互いに隣接して配置される単位回路22−1の例は、たとえば、図2および図3に示される。
図4において、第1の列(R1)に隣接して配置される単位回路22−1群のいずれの両端にも、電源パッド16が配置されている。図2は、図4に示される第1の列(R1)に隣接して配置されるある1つの群の単位回路22−1(すなわち、第1の列(R1)に隣接して配置されるL個の単位回路22−1)を示し、図2において、第1の列(R1)に隣接して配置されるL個の単位回路22−1の一端に、1つの電源パッド16が配置される。
図5は、本発明に従うドライバ回路の概略ブロック図のもう1つの例である。
図4を参酌すると、図2に示される第1の列(R1)に隣接して配置されるL個の単位回路(22−1)の他端にも、図2に図示されない1つの電源パッド16が配置される。しかしながら、図2の電源パッド16の配置を変更することによって、図5において、第1の列(R1)に隣接して配置されるL個の単位回路(22−1)の他端には、電源パッド16を配置しなくてもよい。
図6は、図2に示されるドライバ回路20の大きさを説明するための図である。
図6に示されるように、シフトレジスタ22の一部の領域において、N個の単位回路22−1、22−2のそれぞれの第1および第2の方向(DR1、DR2)の長さは、それぞれ、W1およびL1である。したがって、N個の単位回路22−1、22−2のそれぞれの面積は、L1×W1である。なお、図6に示されていない、その他のM−N個の単位回路22−1、22−2のそれぞれの第1および第2の方向(DR1、DR2)の長さも、それぞれ、L1およびW1である。
図6において、第1の列(R1)に隣接して配置されるL個の単位回路22−1の第1の方向(DR1)の総長さは、L×W1である。これに対し、図1の従来の単位回路12の配置を考慮すれば、M個の単位回路12のすべてが、第1の列(R1)に配置される。したがって、従来の配置において、L×W1の範囲に、N個の単位回路12が、配置されていた。
図7は、図1に示される従来のドライバ回路10の大きさを説明するための図である。
図7に示されるように、シフトレジスタ12の一部の領域において、L×W1の範囲に、N個の単位回路12が、配置される。また、N個の単位回路12のそれぞれの第1および第2の方向(DR1、DR2)の長さは、それぞれ、W0およびL0である。したがって、単位回路12の第1の方向(DR1)の長さW0は、L×W1/Nである。
ところで、図6に示される単位回路22−1、22−2は、図7に示される単位回路12と同等の機能を有し、各単位回路12、22−1、22−2は、複数のトランジスタで構築される。言い換えれば、各単位回路12、22−1、22−2は、同じ数のトランジスタで構成される。したがって、図6に示される単位回路22−1、22−2の各面積は、図7に示される単位回路12の各面積と、ほぼ等しい。すなわち、L1×W1≒L0×W0が、経験的に、成り立つ。
したがって、図7において、単位回路12の第2の方向(DR2)の長さL0は、L0≒L1×W1/W0である。ここで、前述のとおり、単位回路12の第1の方向(DR1)の長さW0は、L×W1/Nである。よって、図7において、L0≒L1×N/Lである。なお、図6において、少なくとも1つの単位回路22−2が第1の列(R1)に配置されていないので、L<Nの関係式が成り立つ。その結果、図7において、L0>L1の関係式が成り立ち、図6において、L1<L0の関係式が成り立つ。このように、本発明に従うドライバ回路20の第2の方向(DR2)の長さL20は、従来のドライバ回路10の第2の方向(DR2)の長さL10と比べて、短くなり得る。すなわち、本発明に従うドライバ回路20は、小さいサイズを有することが可能になる。
なお、単位回路22−1、22−2の第2の方向(DR2)の長さL1をさらに小さくすることが可能であるが、たとえば、L1≧LGの関係式を満たす範囲で、L1を小さくしてもよい。
図2を再び参照すると、図2に示されるドライバ回路20はさらに、入出力回路18を備える。
入出力回路18は、外部から、シリアルデータ(SI)を受け取り、M個の単位回路22−1、22−2から構成されるシフトレジスタ22に渡す。入出力回路18は、外部から、クロック信号(CLK)を受け取り、M個の単位回路22−1、22−2に渡すことができる。入出力回路18は、シリアルデータ(SI)を入力するためのパッドを含む。入出力回路18は、クロック信号(CLK)を入力するためのパッドを含むことができる。入出力回路18は、ドライバ回路20の電源を入力するためのパッドを含むことができる。入出力回路18は、シリアルデータ(SI)を出力するためのパッドを含む。これらの入力パッドおよび出力パッド、したがって、入出力回路18は、第1の列(R1)に配置されない単位回路22−2とともに、第2の列(R2)に、配置される。入出力回路18が単位回路22−2と一緒に配置されることで、ドライバ回路20の第2の方向(DR2)の長さL20が長くなることを防ぐことができる。
図4を再び参照すると、図4に示されるドライバ回路20はさらに、第1の方向(DR1)と平行な第2の列(R2)に配置される単位回路22−2および入出力回路18を備える。
図4において、第1の列(R1)の電源パッド16および第2の列(R2)の入力回路18が第2の方向(DR2)に占める長さは、L2である。また、第1の列(R1)の単位回路22−1および第2の列(R2)の単位回路22−2が第2の方向(DR2)に占める長さは、L3である。
L2≧L3の関係式を満たすことで、ドライバ回路20の第2の方向(DR2)の長さL20が長くなることを防ぐことができる。
2. サーマルヘッドドライバ、サーマルヘッド、電子機器、および印刷システム
2.1 サーマルヘッド
図8は、本発明に従うサーマルヘッドの概略ブロック図を示す。
図8に示されるサーマルヘッド80は、セラミック板82の上に、複数のサーマル抵抗素子(広義には発熱素子、発熱抵抗体)が形成されている。図8において、セラミック板82の長辺の1つの縁部に、画素の間隔に合わせて複数のサーマル抵抗素子が配列されている。複数のサーマル抵抗素子の一端には、電源電圧VHが供給されている。この電源電圧は、サーマルヘッド80(セラミック板82)の外部から供給される、例えば24Vや18Vといった高電圧である。また、サーマルヘッド80は、第1〜第P(Pは2以上の整数)のサーマルヘッドドライバ90−1、90−2、…、90−Pを含む。複数のサーマル抵抗素子の他端には、第1〜第Pのサーマルヘッドドライバ90−1、90−2、…、90−Pの出力が電気的に接続される。
第1〜第Pのサーマルヘッドドライバ90−1、90−2、…、90−Pの各サーマルヘッドドライバは、サーマル抵抗素子に接続される出力ドライバの出力を例えば接地電源電圧に設定することで、該サーマル抵抗素子に電流を流す(駆動する)ことができる。
2.2 サーマルヘッドドライバ
図9は、図8に示される各サーマルヘッドドライバ90の具体例を示す。
図9に示されるサーマルヘッドドライバ90は、上述の出力ドライバ回路、たとえば、図2に示される出力ドライバ回路20の適用例である。出力ドライバ回路20は、小さいチップサイズを有することが可能であり、したがって、小型なサーマルヘッドドライバを低コストで提供することができる。
図9において、サーマルヘッドドライバ90の単位回路22〜22は、1つの列に配置されているように示されているが、実際には、図2又は図5に示したように、M個の単位回路22〜22は、2つの列(R1、R2)に配置される。また、図9に示されるM個の単位回路22〜22のそれぞれは、ラッチLTと、出力制御回路OCと、をさらに備える。加えて、図9に示される入出力回路18は、さらに、ラッチ信号LATおよび反転ストローブ信号XSTBを、入力パッドを介して入力する。図9に示される入出力回路18は、シリアルデータ(SI)を、出力パッドを介して出力することができる。図9において、入力パッドおよび出力パッドを含む入出力回路18は、M個の単位回路22〜22とともに、1つの列に配置されているように示されているが、実際には、図2又は図5に示したように、入出力回路18は、第1の列(R1)に配置されない単位回路22−2とともに、配置される。
サーマルヘッドドライバ90は、複数のドライバブロックDB〜DB(Mは2以上の整数)で構成される。ドライバブロックDB(1≦j≦M、jは整数)は、出力トランジスタOD(出力ドライバ14)と、単位回路22と、を含む。
サーマルヘッドドライバ90には、クロック信号CLK、シリアルデータSI、ラッチ信号LATおよび反転ストローブ信号XSTBが、入力される。画素データは、シリアルデータSIとして、クロック信号CLKに同期してシリアルに入力される。ラッチ信号LATは、ラッチLT〜LTに1ライン分の画素データを取り込むための信号である。反転ストローブ信号XSTBは、負論理の信号であり、たとえば、正論理のストローブ信号STBが、順次ドライバブロックDB〜DBに供給される。
ドライバブロックDB〜DBのフリップフロップDFF〜DFFは、シリアルデータSIとして入力される画素データがシフト方向SDRにシフトされるシフトレジスタを構成する。シフトレジスタを構成する各フリップフロップは、クロック信号CLKの変化タイミングに同期して、前段のフリップフロップの出力を取り込むと共に、フリップフロップに取り込んだデータを出力する。
ラッチLTは、ラッチ信号LATが例えばHレベルのとき、フリップフロップDFFに取り込んだデータをラッチ(保持)する。ラッチLTにラッチされたデータは、出力制御回路OCに入力される。出力制御回路OCは、出力トランジスタOD(出力ドライバ14)の出力制御を行う出力制御信号cntを生成する。
出力トランジスタOD(出力ドライバ14)は、N型金属酸化膜半導体(Metal Oxide Semiconductor:MOS)トランジスタ(以下、単にMOSトランジスタと略す)により構成される。このMOSトランジスタのドレインが、ドライバ出力DOjとなる。ドライバブロックDB〜DBの出力トランジスタOD〜OD(出力ドライバ14〜14)を構成するMOSトランジスタのソースには、複数の電源GNDパッド16を介して、接地電源電圧GNDが供給される。出力トランジスタOD(出力ドライバ14)を構成するMOSトランジスタのゲートには、出力制御回路OCからの出力制御信号cntが供給される。図9では、出力制御信号cntにより、出力トランジスタOD(出力ドライバ14)を構成するMOSトランジスタのソース・ドレイン間が電気的に導通することで、ドライバ出力DOjが接地電源電圧GNDに設定される。
出力制御回路OCは、ストローブ信号STBと、ドライバブロックDBに対応した画素データ(ラッチLTにラッチされた画素データ)とに基づいて、出力制御信号cntを生成する。
図10は、図9に示されるフリップフロップDFFの具体例を示す。
図10に示されるように、フリップフロップDFFは、たとえば、10個のN型のトランジスタN1〜N10と、10個のP型のトランジスタP1〜P10とで、構成される。トランジスタP2、N2のゲートは、シリアルデータ(SI)または前段のフリップフロップDFFj−1に保持されるデータを受け取る。トランジスタP2、N2のドレインは、クロック信号(CLK)または反転クロック信号(XCLK)の変化タイミングに同期して、フリップフロップDFF内で保持するデータを後段のフリップフロップDFFj+1に出力し、または、シリアルデータ(SI)として出力パッドに出力する。
図11は、図9に示されるラッチLTの具体例を示す。
図11に示されるように、ラッチLTは、たとえば、5個のN型のトランジスタN11〜N15と、5個のP型のトランジスタP11〜P15とで、構成される。トランジスタP12、N12のゲートは、フリップフロップDFF内で保持するデータを受け取る。トランジスタP13、N13のドレインは、ラッチ信号(LAT)または反転ラッチ信号(XLAT)の変化タイミングに同期して、ラッチLT内で保持するデータを出力制御回路OCに出力する。
図12は、図9に示される出力制御回路OCの具体例を示す。
図12に示されるように、出力制御回路OCは、たとえば、2個のN型のトランジスタN21〜N22と、2個のP型のトランジスタP21〜P22とで、構成される。なお、図9に示される出力制御回路OCは、AND回路であるが、図12に示すように、NOR回路で構成することもできる。代替的に、出力制御回路OCは、NAND回路とインバータ回路との組み合わせで構成することもできる。
トランジスタP21、N21のゲートは、ラッチLT内で保持するデータを受け取る。トランジスタP22、N21のゲートは、反転ストローブ信号XSTBを受け取る。トランジスタP22、N21、N22のドレインは、論理演算結果を出力トランジスタODに出力する。
図13は、図10〜図12の具体例から構成される単位回路22の拡散層の1例を示す。
図13は、2つの単位回路(たとえば図2で示される2つの列(R1、R2)に配置される2つの単位回路22−1、22−2)を示す。図13において、単位回路22−2は、第1の方向(SDR、DR1)に平行なミラー反転基準線に対して、単位回路22−1をミラー配置したものである。2つの単位回路22−1、22−2は、互いにミラー配置されるので、同じ型(たとえば、P型)の拡散層を共有することができる。言い換えれば、2つの単位回路22−1、22−2が形成される不純物拡散領域は、それぞれ、P型の不純物領域とN型の不純物領域とを含み、第1の方向(SDR、DR1)に平行なミラー反転基準線を基準として、同じ型(たとえば、P型)の不純物領域が、素子分離領域を介さず連続形成されている。その結果、本発明に従うドライバ回路20は、さらに小さいサイズを有することが可能になる。
なお、図13中のN1〜N10、N11〜N15、N21〜N22、P1〜P10、P11〜P15、P21〜N22は、図10〜図12中の参照符号に対応する。
図14は、図10〜図12の具体例から構成される単位回路22のポリシリコン層の1例を示す。
図15は、図10〜図12の具体例から構成される単位回路22のアルミニウム層の1例を示す。
図15は、2つの単位回路を示す。2つの単位回路は、第1の方向(SDR)の方向に平行な軸(たとえば、電源電圧VDDのラインによって形成される軸)に対して、ミラー配置される。2つの単位回路は、電源電圧VDDを構成するアルミニウム層を共有することができるので、本発明に従うドライバ回路20は、さらに小さいサイズを有することが可能になる。
図16は、図13〜図15の各層を重ね合わせた図を示す。なお、実際の単位回路22は、図示されない拡散層を貫くビアホール、およびポリシリコン層を貫くビアホール等を含み、図10〜図12に示されるフリップフロップDFF、ラッチLTおよび出力制御回路OCが実現される。
2.3 電子機器
図17は、図8に示されるサーマルヘッド80を備えるサーマルプリンタの具体例の主要部分のみの縦断面図を示す。
プリンタ装置170内には、感熱紙がロール紙172としてセットされる様に構成されている。ロール紙172の印刷対象部分は、所与の紙送り機構(紙送り手段)により1ラインずつ紙送り方向173の方向に送り出される。そして、この印刷対象部分は、ハウジング174内で印刷ヘッド175の方に導かれる。印刷ヘッド175は、図8のサーマルヘッド80を搭載する。ロール紙172の印刷対象部分が、印刷ヘッド175およびプラテン176の間を通過する際に、印刷ヘッド175により該印刷対象部分に所定の印刷が行われる。
紙送り機構は、印刷対象部分を更に紙送り方向173に送り出し、カッター177によりロール紙172が切断されて、切断後の用紙がレシート178として取り出し可能となる。
またハウジング174内には、印刷ヘッド175の前段に、用紙エンドセンサ179が設けられており、ロール紙172が紙送り方向173に送られる際にロール紙172の端を検知できる。
なお、サーマルプリンタ170以外の電子機器(たとえば、液晶装置)も、上述の出力ドライバ回路を備えることができる。
2.4 印刷システム
図18は、図8に示されるサーマルヘッド80を含む印刷システムの具体例を示す。
図18に示される印刷システム180は、ホストコンピュータ182(広義には制御部)と、レシート178等を発行するプリンタ装置184とを含む。ホストコンピュータ182は、本体185と、表示装置186と、キーボード187と、ポインティングデバイスとしてのマウス188とを含む。
プリンタ装置184は、たとえば、図17に示されるプリンタ装置170で構成される。
図19は、図18に示されるホストコンピュータ182の概略ブロック図を示す。
ホストコンピュータ182では、CPU(Central Processing Unit)191に、バスライン192を介して、プログラムデータ等が格納されたROM(Read Only Memory)193、データ処理の作業エリアや印刷データがバッファリングされるRAM(Random Access Memory)194、プリンタ装置184に印刷データや印刷コマンド等を送信する通信インタフェース195、表示装置186を駆動制御して表示データに対応する文字等を表示させるディスプレイコントローラ196、キーボード187から入力キーに対応するキー信号を取り込むキーボードコントローラ197、マウス188とのデータ等のやり取りを制御するマウスコントローラ198が接続されている。また、プリンタ装置184は、通信インタフェース195からの印刷データ等を受信する通信インタフェース199を含む。
CPU191は、ROM193又はRAM194に格納されたプログラムに従って所定の印刷処理を実行し、印刷データをRAM194に展開したり、RAM194の印刷データを、通信インタフェース195を介してプリンタ装置184に転送したりすることができる。
当業者は、上述した本発明に従う各実施形態が、本発明の精神を逸脱することなく、(場合によって技術常識を参照することによって、)変形され得ることを容易に理解できるであろう。
従来のサーマルヘッドドライバの概略構成図の1例。 本発明に従うドライバ回路の概略ブロック図の1例。 図2に示されるN個のフリップフロップ22−1、22−2におけるデータ転送方向を説明するための図。 図2に示されるドライバ回路20の構造を説明するための図の1例。 本発明に従うドライバ回路の概略ブロック図のもう1つの例。 図2に示されるドライバ回路20の大きさを説明するための図。 図1に示される従来のドライバ回路10の大きさを説明するための図 本発明に従うサーマルヘッドの概略ブロック図。 図8に示される各サーマルヘッドドライバ90の具体例。 図9に示されるフリップフロップDFFの具体例。 図9に示されるラッチLTの具体例。 図9に示される出力制御回路OCの具体例。 図10〜図12の具体例から構成される単位回路22の拡散層の1例。 図10〜図12の具体例から構成される単位回路22のポリシリコン層の1例。 図10〜図12の具体例から構成される単位回路22のアルミニウム層の1例。 図13〜図15の各層を重ね合わせた図。 図8に示されるサーマルヘッド80を備えるサーマルプリンタの具体例の主要部分のみの縦断面図。 図8に示されるサーマルヘッド80を含む印刷システムの具体例。 図18に示されるホストコンピュータ182の概略ブロック図。 図2に示されるドライバ回路20の信号線の構造を説明するための図。 図1に示される従来のドライバ回路10の信号線の構造を説明するための図。
符号の説明
10 サーマルヘッドドライバ、 12、22−1、22−2 単位回路、
14 出力ドライバ、 16 電源GNDパッド 、 18 入出力回路、
19、28、29 信号線、 20 ドライバ回路、 32 第1の方向、
34 第2の方向、 80 サーマルヘッド、 82 セラミック板、
90 サーマルヘッドドライバ、 170 プリンタ装置、 172 ロール紙、
173 紙送り方向、 174 ハウジング、 175 印刷ヘッド、
176 プラテン、 177 カッター、 178 レシート、
179 用紙エンドセンサ、 180 印刷システム、 182 ホストコンピュータ、
184 プリンタ装置、 185 本体、 186 表示装置、 187 キーボード、
188 マウス 、202、212 方形の領域、 204 L字コーナ、
CLK クロック信号、 DB ドライバブロック、 DFF フリップフロップ、
DO ドライバ出力、 DR1 第1の方向、 DR2 第2の方向、
GND 接地電源電圧、 L0、L1 単位回路の縦の長さ、
L10、L20 ドライバ回路の縦の長さ、
L2 電源GNDパッドおよび入出力回路の縦の長さ、
L3 第1の列の単位回路および第2の列の単位回路の縦の長さ、
LAT ラッチ信号、 LG 電源GNDパッドの縦の長さ、 LT ラッチ、
N1〜N10、N11〜N15、N21〜N22 N型トランジスタ、
P1〜P10、P11〜P15、P21〜P22 P型トランジスタ
SDR シフトレジスタ内のシリアルデータの流れ方向、 SI シリアルデータ、
STB ストローブ信号、 OC 出力制御回路、 R1 第1の列、
R2 第2の列、 R3 第3の列、 VDD、VH、VSS 電源電圧、
W0、W1 単位回路の横の長さ、 W10 ドライバ回路の横の長さ、
XCLK 反転クロック信号、 XLAT 反転ラッチ信号、
XSTB 反転ストローブ信号

Claims (15)

  1. シリアルデータを受け取るシフトレジスタを含む多出力回路と、M個の出力ドライバと、を備えるサーマルヘッドドライバであって、
    前記シフトレジスタは、前記シリアルデータを第1の方向の一端より他端に転送するN(3≦N、N<M)個のフリップフロップを含み、前記N個のフリップフロップのそれぞれは、対応する1つの単位回路に含まれ、
    前記N個の単位回路のそれぞれの前記第1の方向の長さは、W1であり、前記N個の単位回路のそれぞれの前記第1の方向と直交する第2の方向の長さは、L1であり、
    前記N個の単位回路のうち、L(N/2≦L≦N−1)個の単位回路は、前記第1の方向にて隣接する第1の列上の所与の領域に配置され、(N−L)個の単位回路は、前記第1の列に平行な第2列に配置され、
    前記所与の領域で、N個の単位回路が互いに隣接して配置されることを想定したとき、前記想定される単位回路の前記第1および第2の方向の長さは、それぞれ、W0およびL0であり、
    L1<L0およびW1>W0の関係式が満たされ、
    さらに、前記第1の列に配置される前記L個の単位回路および前記第2列に配置される前記(N−L)個の単位回路中の各1つの単位回路と、前記各1つの単位回路に対応する各1つの出力ドライバとは、それぞれ、1つの信号線で接続され、
    前記N個の信号線のそれぞれは、各1つの信号線を含む方形の領域内に配置され、前記N個の方形の領域は、互いに重ならない、サーマルヘッドドライバ
  2. 請求項1において、
    前記M個の出力ドライバは、前記第1の列と平行であって、かつ、前記第1の列に対して前記第2の方向にて配置される前記第2の列とは反対側に配置される第3の列にて、互いに隣接して配置される、サーマルヘッドドライバ
  3. 請求項2において、
    それぞれが、前記第1の列に配置され、かつ、互いに接続される複数の電源パッドを、
    さらに備え、
    前記複数の電源パッドのそれぞれは、前記M個の出力ドライバの少なくとも1つに接続される、サーマルヘッドドライバ
  4. 請求項3において、
    前記複数の電源パッドの中の1つの電源パッドは、前記L個の単位回路の一端に配置される、サーマルヘッドドライバ
  5. 請求項4において、
    前記第1の列にて隣接して配置される前記L個の前記単位回路の一端に配置される前記電源パッドの前記第2の方向の長さは、LGであり、L1≧LGの関係式を満たすサーマルヘッドドライバ
  6. 請求項5において、
    前記(N−L)個の単位回路とともに、前記第2の列に配置される入出力回路を、
    さらに備え、
    前記入出力回路は、外部からの信号に基づいて、前記M個の単位回路を制御し、前記信号を外部に出力する、サーマルヘッドドライバ
  7. 請求項6において、
    前記電源パッドおよび前記入出力回路が前記第2の方向に占める長さは、L2であり、
    前記L個の単位回路および前記(N−L)個の単位回路が前記第2の方向に占める長さは、L3であり、
    L2≧L3の関係式を満たすサーマルヘッドドライバ
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記N個の方形の領域は、前記M個の出力ドライバと前記L個の単位回路との間に存在する、サーマルヘッドドライバ
  9. 請求項8において、
    前記N個の方形の領域のそれぞれにおいて、前記N個の信号線のそれぞれは、曲部を有しない、または、2つの曲部を有する、サーマルヘッドドライバ
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記(N−L)個の単位回路とともに、前記第2の列に配置される入力パッドおよび出力パッドを、
    さらに備えるサーマルヘッドドライバ
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記L個の単位回路の中の少なくとも1つの単位回路と、前記少なくとも1つの単位回路に対して前記第2の方向にて隣接する、前記(N−L)個の単位回路中の少なくとも1つの単位回路は、前記第1の方向に平行なミラー反転基準線に対して、ミラー配置される、サーマルヘッドドライバ
  12. 請求項11において、
    前記L個の単位回路の中の少なくとも1つの単位回路が形成される第1の不純物拡散領域は、第1の第1導電型不純物領域と第1の第2導電型不純物領域とを含み、
    前記少なくとも1つの単位回路に対して前記第2の方向にて隣接する、前記(N−L)個の単位回路中の少なくとも1つの単位回路が形成される第2の不純物拡散領域は、第2の第1導電型不純物領域と第2の第2導電型不純物領域とを含み、
    前記第1および第2の不純物拡散領域に関して、前記第1の方向の方向に平行な前記軸を基準として、同一の導電型不純物領域が、素子分離領域を介さず連続形成されている、
    サーマルヘッドドライバ
  13. 請求項1乃至12のいずれかのサーマルヘッドドライバを備えるサーマルヘッド。
  14. 請求項1乃至12のいずれかのサーマルヘッドドライバを備える電子機器。
  15. 請求項1乃至12のいずれかのサーマルヘッドドライバを含むプリンタ装置を備える印刷システム。
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