JP5237903B2 - リニアアクチュエータ - Google Patents
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Description
図2に示すように、ストローク調整機構15は、支持板30の先端たる前端(一端)に接合された支持体としてのブロック体41を備えている。ブロック体41におけるピストンロッド24の軸線L1上(ピストンロッド24からの推力の中心軸線上)に位置する部位には雌ねじ孔M1が形成されている。
図2に示すように、ピストン20が蓋部18側に位置する状態において、第2圧力作用室19bに圧力エアが供給されるとともに、第1圧力作用室19aから圧力エアが排出されると、ピストン20が突出方向(連結用ブロック17側)へ移動する。このピストン20の移動に伴いピストンロッド24が突出方向へ移動して、このピストンロッド24からの推力がフローティング部材25及びエンドプレート27を介してスライドテーブル14に伝わり、スライドテーブル14は、係合レール33がガイドレール31によってガイドされながら突出方向へ移動する。
(1)リニアガイド13の前端側にストローク調整機構15が設けられるとともに、ストローク調整機構15は、リニアガイド13の前端部に連結されたブロック体41と、このブロック体41の雌ねじ孔M1に螺合された外側ボルト43と、この外側ボルト43の雌ねじM3に螺合された内側ボルト44とを備えている。そして、スライドテーブル14が突出方向側へ移動するとスライドテーブル14に一体化された当接プレート34の前端面34aが外側ボルト43の後端面43aに当接するとともに、スライドテーブル14が没入方向へ移動すると当接プレート34の後端面34bがフランジ部45に当接する。このスライドテーブル14の突出方向及び没入方向での当接により、スライドテーブル14の移動範囲が規制され、スライドテーブル14のストローク長が決定される。ここで、雌ねじ孔M1、外側ボルト43及び内側ボルト44は、ピストンロッド24からの推力の中心軸線上(ピストンロッド24の軸線L1上)に位置しているため、ピストンロッド24からの推力は、その中心軸線上の延長線上にある外側ボルト43の後端面43a、又はフランジ部45に集中して作用する。よって、背景技術のようにスライドテーブル14のストローク調整ストッパがシリンダチューブ12の側面に設けられ、ピストンロッド24からの推力が、その推力の中心軸線から外れた位置に作用する場合と異なり、ピストンロッド24からの推力がスライドテーブル14からガイドレール31に偏荷重として作用することが防止できる。その結果として、スライドテーブル14のストローク長の精度が悪化してしまうことを防止することができる。
○ 実施形態では、リニアアクチュエータ11を、ピストンロッド24を一本だけ備えるタイプとしたが、これに限らず、ピストンロッド24を複数本備えたタイプとしてもよい。この場合、雌ねじ孔M1、外側ボルト43及び内側ボルト44は、複数本のピストンロッド24からの推力の中心軸線上に位置するように配置する必要がある。
○ 実施形態において、第1圧力作用室19a及び第2圧力作用室19bには圧力エアが供給されたが、これに限らず、例えば、エア以外の気体、又は油等の液体であってもよい。
(イ)前記スライドテーブルには、前記第1当接部及び前記第2当接部の双方を有する当接部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のリニアアクチュエータ。
Claims (4)
- シリンダチューブから出没するピストンロッドからの推力により前記ピストンロッドの軸線方向に沿って往復動するスライドテーブルが、前記シリンダチューブに対して前記ピストンロッドの軸線方向に直列に連結されたリニアガイド上のガイドによって往復動可能に支持されたリニアアクチュエータであって、
前記リニアガイドの先端部には、前記ピストンロッドからの推力の中心軸線上に位置し該中心軸線に沿って移動可能であるとともに前記スライドテーブルにおける前記ピストンロッドの突出方向側への移動を規制する第1ストッパ部と、前記中心軸線上に位置し該中心軸線に沿って移動可能であるとともに前記スライドテーブルにおける前記ピストンロッドの没入方向側への移動を規制する第2ストッパ部と、前記第1ストッパ部及び第2ストッパ部を支持する支持体と、を備えたストローク調整機構が設けられるとともに、
前記スライドテーブルには、前記第1ストッパ部と当接可能な第1当接部と、前記第2ストッパ部と当接可能な第2当接部とが設けられていることを特徴とするリニアアクチュエータ。 - 前記ストローク調整機構は、前記リニアガイドの先端に前記ピストンロッドの軸線方向に沿って直列に連結された前記支持体としてのブロック体と、
前記ブロック体の前記中心軸線上の位置に該中心軸線に沿って移動可能に支持されるとともに前記第1ストッパ部を有する第1ストローク調整部材と、
前記第1ストローク調整部材に対し前記中心軸線に沿って移動可能に支持されるとともに前記第2ストッパ部を有する第2ストローク調整部材とから構成されることを特徴とする請求項1に記載のリニアアクチュエータ。 - 前記ブロック体において前記中心軸線上の位置には雌ねじ孔が形成されるとともに、前記第1ストローク調整部材は円筒状をなし、前記第1ストローク調整部材の外周面には前記雌ねじ孔と螺合可能な雄ねじが形成されるとともに、前記第1ストローク調整部材の内周面には雌ねじが形成され、前記第2ストローク調整部材は円柱状をなし、第2ストローク調整部材の周面には前記第1ストローク調整部材の雌ねじと螺合可能な雄ねじが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のリニアアクチュエータ。
- 前記ピストンロッドが一本設けられるとともに、前記第1ストッパ部及び前記第2ストッパ部は前記ピストンロッドの軸線上に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のリニアアクチュエータ。
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JP2009196813A JP5237903B2 (ja) | 2009-08-27 | 2009-08-27 | リニアアクチュエータ |
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