JP5237108B2 - タンパク質キナーゼ阻害薬としての9員ヘテロ二環式化合物 - Google Patents

タンパク質キナーゼ阻害薬としての9員ヘテロ二環式化合物 Download PDF

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Description

本願は、2005年12月8日出願の米国暫定特許出願60/749074号に対する優先権を主張する。
本発明は、オーロラキナーゼなどのタンパク質キナーゼを阻害する化合物、その化合物を含む組成物、ならびにその化合物を用いる疾患の治療方法に関するものである。
有糸分裂は、複製されるゲノムの完全なコピーが、微小管紡錘体装置によって2つの娘細胞に分離されるプロセスである。ゲノム安定性に必要な重要な有糸分裂調節剤であるオーロラキナーゼが、ヒト腫瘍において過剰発現されることが見出されている。悪性腫瘍進行において有糸分裂が中心的な役割を果たすことを考慮すると、有糸分裂の阻害薬は、広範囲の腫瘍の治療に有用であることが期待される。従って、治療分野においては、現在もなおオーロラキナーゼ阻害薬が必要とされている。
従って、本発明の1実施形態は、オーロラキナーゼを阻害する化合物であって、下記式(I)を有する化合物に関するものである。
Figure 0005237108
式中、
は、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHC(O)NHR、NHC(O)N(R、NRC(O)NHR、NRC(O)N(R、SONHR、SON(R、NHSO、NRSO、OC(O)OR、NHC(O)OR、NRC(O)ORまたはRであり;
は、R、R、RまたはRであり;
は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR2Aと縮合しているフェニルであり;R2Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR3Aと縮合しているヘテロアリールであり;R3Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR4Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R4Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ独立に選択されるR、OR、SR、S(O)R、SO、NH、NHR、N(R、C(O)R、C(O)NH、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHSO、NRSO、NHC(O)OR、NRC(O)OR、SONH、SONHR、SON(R、NHC(O)NH、NHC(O)NHR、NHC(O)N(R、NRC(O)N(R、OH、(O)、C(O)OH、CN、NH、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrもしくはIのうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
は、R、RまたはRであり;
は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR7Aと縮合しているフェニルであり;R7Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR8Aと縮合しているヘテロアリールであり;R8Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR9Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R9Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
、R、R、R、RおよびRによって表される部分は独立に、独立に選択されるR10、OR10、SR10、S(O)R10、SO10、NH、NHR10、N(R10、C(O)R10、C(O)OR10、C(O)NHR10、C(O)N(R10、NHC(O)R10、NR10C(O)R10、NHC(O)NHR10、NHC(O)N(R10、NR10C(O)NHR10、NR10C(O)N(R10、SONHR10、SON(R10、NHSO10、NRSO10、OC(O)OR10、NHC(O)OR10もしくはNRC(O)OR10のうちの1個もしくは2個で置換されており;
10は、R11、R12、R13またはR14であり;
11は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR11Aと縮合しているフェニルであり;R11Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
12は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR12Aと縮合しているヘテロアリールであり;R12Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
13は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR13Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R13Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
14は、それぞれ未置換であるか独立に選択されるR15またはNHC(O)NHR15のうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
15は、R16、R17、R18であり;
16は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR16Aと縮合しているフェニルであり;R16Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
17は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR17Aと縮合しているヘテロアリールであり;R17Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
18は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR18Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R18Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、H、R19、C(O)NHR19、C(O)N(R19、NHC(O)R19、NRC(O)R19、NHC(O)NHR19、NHC(O)N(R19、NR19C(O)NHR19、NRC(O)N(R19、SONHR19、SON(R19、NHSO19、NR19SO19、OC(O)OR19、NHC(O)OR19またはNR19C(O)OR19であり;
19は、R20、R21、R22またはR23であり;
20は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR20Aと縮合しているフェニルであり;R20Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
21は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR21Aと縮合しているヘテロアリールであり;R21Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
22は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR22Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R22Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
23は、それぞれ未置換であるか独立に選択されるR24、OR24、SR24、S(O)R24、SO24、NH、NHR24、N(R24、C(O)R24、C(O)NH、C(O)NHR24、C(O)N(R24、NHC(O)R24、NR24C(O)R24、NHSO24、NR24SO24、NHC(O)OR24、NR24C(O)OR24、SONH、SONHR24、SON(R24、NHC(O)NH、NHC(O)NHR24、NHC(O)N(R24、NR24C(O)N(R24、OH、(O)、C(O)OH、CN、NH、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
24は、R25、R26、R27、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
25は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR25Aと縮合しているフェニルであり;R25Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
26は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR26Aと縮合しているヘテロアリールであり;R26Aはシクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
27は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR27Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R27Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、O、S、S(O)、SO、NHまたはN(C)であり;
は、R28、R29、R30またはR31であり;
28は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR28Aと縮合しているフェニルであり;R28Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
29は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR29Aと縮合しているヘテロアリールであり;R29Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
30は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR30Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R30Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
31は、それぞれ独立に選択されるR32、OR32、SR32、S(O)R32、SO32、NH、NHR32、N(R32、C(O)R32、C(O)NH、C(O)NHR32、C(O)N(R32、NHC(O)R32、NR32C(O)R32、NHSO32、NR32SO32、NHC(O)OR32、NR32C(O)OR32、SONH、SONHR32、SON(R32、NHC(O)NH、NHC(O)NHR32、NHC(O)N(R32、NR32C(O)N(R32、OH、(O)、C(O)OH、CN、NH、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
32は、R33、R34またはR35であり;
33は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR33Aと縮合しているフェニルであり;R33Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
34は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR34Aと縮合しているヘテロアリールであり;R34Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
35は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR35Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R35Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
は、N、CHまたはC(D)であり;
は、R36、R37、R38またはR39であり;
36は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR36Aと縮合しているフェニルであり;R36Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
37は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR37Aと縮合しているヘテロアリールであり;R37Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
38は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR38Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R38Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
39は、それぞれ独立に選択されるR40、OR40、SR40、S(O)R40、SO40、NH、NHR40、N(R40、C(O)R40、C(O)NH、C(O)NHR40、C(O)N(R40、NHC(O)R40、NR40C(O)R40、NHSO40、NR40SO40、NHC(O)OR40、NR40C(O)OR40、SONH、SONHR40、SON(R40、NHC(O)NH、NHC(O)NHR40、NHC(O)N(R40、NR40C(O)N(R40、OH、(O)、C(O)OH、CN、NH、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
40は、R41、R42またはR43であり;
41は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR41Aと縮合しているフェニルであり;R41Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
42は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR42Aと縮合しているヘテロアリールであり;R42Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
43は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR43Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R43Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
前記各環状部分は独立に、未置換であるか置換されているか、あるいはさらに未置換であるか独立に選択されるR44、OR44、SR44、S(O)R44、SO44、NH、NHR44、N(R44、C(O)R44、C(O)OR44、C(O)NH、C(O)NHR44、C(O)N(R44、NHC(O)R44、NR44C(O)R44、NHSO44、NR44SO44、NHC(O)OR44、NR44C(O)OR44、SONH、SONHR44、SON(R44、NHC(O)NH、NHC(O)NHR44、NHC(O)N(R44、NR44C(O)N(R44、C(N)NH、C(N)NHR44、C(N)N(R44、NHC(N)NH、NHC(N)NHR44、NHC(N)N(R44、OH、(O)、C(O)H、C(O)OH、NO、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1もしくは2もしくは3もしくは4個で置換されており;
44は、R45、R46、R47またはR48であり;
45は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR45Aと縮合しているフェニルであり;R45Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
46は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR46Aと縮合しているヘテロアリールであり;R46Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
47は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR47Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R47Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
48は、それぞれ独立に選択されるR49、OR49、SR49、S(O)R49、SO49、NH、NHR49、N(R49、C(O)R49、C(O)NH、C(O)NHR49、C(O)N(R49、NHC(O)R49、NR49C(O)R49、NHSO49、NR49SO49、NHC(O)OR49、NR49C(O)OR49、SONH、SONHR49、SON(R49、NHC(O)NH、NHC(O)NHR49、NHC(O)N(R49、NR49C(O)N(R49、OP(O)(OH)、OP(O)(OH)(OR44)、OP(O)(OR44、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
49は、R50、R51、R52、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
50は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR50Aと縮合しているフェニルであり;R50Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
51は、未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR51Aと縮合しているヘテロアリールであり;R51Aはシクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
52は、それぞれ未縮合であるかベンゼン、ヘテロアレーンまたはR52Aと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;R52Aは、シクロアルカン、シクロアルケン、複素環アルカンまたは複素環アルケンであり;
45、R46、R47およびR49によって表される部分は独立に、未置換であるか独立に選択されるアルキル、アルケニル、アルキニル、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1もしくは2もしくは3もしくは4個で置換されている。
別の実施形態は、Aが、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHC(O)NHR、NHC(O)N(R、NRC(O)NHR、NRC(O)N(R、SONHR、SON(R、NHSO、NRSO、OC(O)OR、NHC(O)OR、NRC(O)ORまたはRであり;
が、R、RまたはRであり;
が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
が、それぞれ独立に選択されるR、OR、SR、S(O)R、SO、NH、NHR、N(R、C(O)R、C(O)NH、C(O)NHR、C(O)N(R、NHC(O)R、NRC(O)R、NHC(O)NHR、OH、(O)、C(O)OH、CN、NH、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
が、R、RまたはRであり;
が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
、R、R、R、RおよびRによって表される部分が独立に、独立に選択されるR10、OR10、SR10、S(O)R10、SO10、NH、NHR10、N(R10、C(O)R10、C(O)OR10、C(O)NHR10、C(O)N(R10、NHC(O)R10、NR10C(O)R10またはNHC(O)NHR10のうちの1個もしくは2個で置換されており;
10が、R11、R12、R13またはR14であり;
11が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
12が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
13が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
14が、それぞれ未置換であるか独立に選択されるR15またはNHC(O)NHR15のうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
15が、R16、R1718であり;
16が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
17が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
18が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
がHまたはR19であり;
19が、R20、R21、R22またはR23であり;
20が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
21が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
22が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
23が、それぞれ未縮合であるか独立に選択されるR24、OR24、N(R24、C(O)N(R24、NHC(O)R24、NR24C(O)R24のうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
24が、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
が、O、S、S(O)、SO、NHまたはN(C)であり;
が、R28、R29またはR30であり;
28が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
29が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリール;
30が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
が、N、CHまたはC(D)であり;
が、R36、R37またはR38であり;
36が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
37が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
38が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
前記各環状部分が独立に、未置換であるか置換されているか、あるいはさらに未置換であるか独立に選択されるR44、OR44、SR44、S(O)R44、SO44、NH、NHR44、N(R44、C(O)R44、C(O)OR44、C(O)NH、C(O)NHR44、C(O)N(R44、NHC(O)R44、OH、(O)、C(O)H、C(O)OH、NO、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1もしくは2もしくは3もしくは4個で置換されており;
44が、R45、R46、R47またはR48であり;
45が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
46が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
47が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
48が、OP(O)(OH)で置換されたアルキルであり;
45、R46およびR47によって表される部分が独立に、未置換であるか独立に選択されるアルキル、アルケニル、アルキニル、OH、(O)、C(O)OH、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1もしくは2もしくは3もしくは4個で置換されている式(I)を有する化合物ならびにそれの治療上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩を含む。
さらに別の実施形態は、Aが、C(O)NHRまたはRであり;
が、R、RまたはRであり;
が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
が、それぞれ独立に選択されるR、NHC(O)NHRのうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
が、R、RまたはRであり;
が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
、R、R、R、RおよびRによって表される部分が独立に、独立に選択されるR10、OR10、SR10、S(O)R10、SO10、NH、NHC(O)R10、NHC(O)NHR10のうちの1個もしくは2個で置換されており;
10が、R11、R12、R13またはR14であり;
11が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
12が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
13が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
14が、それぞれ未置換であるか独立に選択されるR15またはNHC(O)NHR15のうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
15が、R16、R1718であり;
16が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
17が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
18が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
が、HまたはR19であり;
19が、R20、R21、R22またはR23であり;
20が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
21が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
22が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
23が、それぞれ未置換であるか独立に選択されるR24、OR24またはN(R24のうちの1個もしくは2個で置換されているアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
24が、アルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
が、O、S、S(O)、SO、NHまたはN(C)であり;
が、R28、R29またはR30であり;
28が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
29が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
30が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
が、N、CHまたはC(D)であり;
が、R36、R37またはR38であり;
36が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
37が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
38が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
前記各環状部分が独立に、未置換であるか置換されているか、あるいはさらに未置換であるか独立に選択されるR44、OR44、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1もしくは2もしくは3もしくは4個で置換されており;
44が、R45、R46、R47またはR48であり;
45が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているフェニルであり;
46が、未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているヘテロアリールであり;
47が、それぞれ未縮合であるかベンゼンまたはヘテロアレーンと縮合しているシクロアルキル、シクロアルケニル、複素環アルキルまたは複素環アルケニルであり;
48が、OP(O)(OH)で置換されたアルキルであり;
45、R46およびR47によって表される部分が独立に、未置換であるか独立に選択されるアルキルのうちの1もしくは2もしくは3もしくは4個で置換されている式(I)を有する化合物ならびにそれの治療上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩を含む。
さらに別の実施形態は、Aが、C(O)NHRまたはRであり;
が、R、RまたはRであり;
が、フェニルであり;
が、ヘテロアリールであり;
が、シクロアルキルまたは複素環アルキルであり;
が、それぞれR、NHC(O)NHRで置換されたアルキル、アルケニルまたはアルキニルであり;
が、RまたはRであり;
が、フェニルであり;
が、ヘテロアリールであり;
が、複素環アルキルであり;
、R、R、R、RおよびRによって表される部分が独立に、独立に選択されるR10、OR10、SR10、SO10、NH、NHC(O)R10、NHC(O)NHR10のうちの1個もしくは2個で置換されており;
10が、R11、R12、R13またはR14であり;
11が、フェニルであり;
12が、ヘテロアリールであり;
13が、シクロアルキルであり;
14が、未置換であるかR16またはNHC(O)NHR16によって置換されたアルキルであり;
16が、フェニルであり;
が、HまたはR19であり;
19が、R21、R22またはR23であり;
21が、ヘテロアリールであり;
22が、複素環アルキルであり;
23が、未置換であるかR24、OR24またはN(R24で置換されたアルキニルであり;
24が、アルキルであり;
が、SまたはN(C)であり;
が、R30であり;
30が、シクロアルキルであり;
が、N、CHまたはC(D)であり;
が、R37であり;
37が、ヘテロアリールであり;
前記各環状部分が独立に、未置換であるか置換されているか、あるいはさらに未置換であるか独立に選択されるR44、OR44、CN、CF、F、Cl、BrまたはIのうちの1もしくは2もしくは3もしくは4個で置換されており;
44が、R47またはR48であり;
47が、複素環アルキルであり;
48が、OP(O)(OH)で置換されたアルキルであり;
47が未置換であるかアルキルで置換されている式(I)を有する化合物ならびにそれの治療上許容される塩、プロドラッグおよびプロドラッグの塩を含む。
さらに別の実施形態は、賦形剤および治療上有効量の式(I)を有する化合物を含む組成物に関する。
さらに別の実施形態は、哺乳動物に治療上有効量の式(I)を有する化合物を投与する段階を有する、哺乳動物でのタンパク質キナーゼの過剰発現または未制御が関与する疾患の治療方法に関する。
さらに別の実施形態は、哺乳動物に対して治療上有効量の式(I)を有する化合物を投与する段階を有する、哺乳動物での癌の治療方法に関する。
さらに別の実施形態は、哺乳動物に対して治療上有効量の式(I)を有する化合物を投与する段階を有する、哺乳動物での膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮体癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌および甲状腺癌の治療方法に関する。
さらに別の実施形態は、賦形剤ならびに治療上有効量の式(I)を有する化合物および治療上有効量の一つの別の治療薬または複数の別の治療薬を含む組成物に関する。
さらに別の実施形態は、放射線と併用してまたはそれと併用せずに、哺乳動物に対して、治療上有効量の式(I)を有する化合物および治療上有効量の一つの別の治療薬または複数の別の治療薬を投与する段階を有する、哺乳動物でのタンパク質キナーゼの過剰発現または未制御が関与する疾患の治療方法に関するものである。
さらに別の実施形態は、哺乳動物に対して、治療上有効量の式(I)を有する化合物および治療上有効量の一つの別の治療薬または複数の別の治療薬を投与する段階を有する、哺乳動物での膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮体癌、食道癌、白血病、リンパ腫、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌または甲状腺癌の治療方法に関する。
さらに別の実施形態は、
4−アミノ−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−フルオロ−4−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((4−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−クロロ−4−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−エチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−クロロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−シアノアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−メトキシアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((5−フルオロ−2−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((4−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((2−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((4−メトキシアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3,5−ジメチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((3−クロロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−(((4−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(3−メチルフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(4−クロロフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(4−メチルフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(3−クロロフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−(フェニルスルファニル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(4−メチルフェノキシ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)−6−(1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)−6−(3−チエニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−6−(4−メチル−1−ピペラジニル)−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−メチル−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−ベンジルフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(3−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−ベンジルフェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−N−(4−フェノキシフェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−N−(3−フェノキシフェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((4−アミノフェニル)スルファニル)フェニル)−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−ベンジルフェニル)−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−N−(4−(フェニルスルホニル)フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−1−(4−(4−モルホリニル)シクロヘキシル)−1H−ピラゾロ(3,4−d)ピリミジン−3−カルボン酸、
4−アミノ−1−(4−(4−モルホリニル)シクロヘキシル)−N−(4−フェノキシフェニル)−1H−ピラゾロ(3,4−d)ピリミジン−3−カルボキサミド、
N−(4−((E)−2−(4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−イル)エテニル)フェニル)−N′−(3−メチルフェニル)尿素、
7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−((E)−2−(4−フェノキシフェニル)エテニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−4−アミン、
3−((E)−2−(1,1′−ビフェニル)−4−イルエテニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−4−アミン、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((シクロヘキシルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−(ベンゾイルアミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(1−(アニリノカルボニル)ピペリジン−4−イル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(1−ベンゾイルピペリジン−4−イル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
トランス4−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
トランス4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
トランス4−アミノ−N−(4−((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)ベンジル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((アニリノカルボニル)アミノ)ベンジル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−((1−(アニリノカルボニル)ピペリジン−4−イル)メチル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
シス−4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
シス−4−アミノ−N−((1S,3R)−3−((アニリノカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
シス−4−アミノ−N−((1S,3R)−3−(アニリノカルボニル)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−1−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
リン酸二水素2−(4−(4−アミノ−3−(((3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)アミノ)カルボニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−7−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エチル、
4−アミノ−N−(4−((((2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−チエン−3−イルチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−モルホリン−4−イルチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((チエン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((シクロペンチルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((シクロプロピルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((2,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((3−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((1,3−チアゾール−2−イル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−(((イソオキサゾール−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(1−(アニリノカルボニル)ピペリジン−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(3−メトキシプロプ−1−インイル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−エチニルチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(チエン−3−イルエチニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(3−(ジメチルアミノ)プロプ−1−インイル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((2−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((3−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((4−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((2−メチルベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((3−メチルベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((3−(ヒドロキシメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−(((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(3−(((((3−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(5−(2−((3−フルオロフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)−1,3−チアゾール−2−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
N−(4−(2−(4−アミノチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エチル)フェニル)−N′−フェニル尿素、
4−アミノ−N−(4−((((3−(3−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)ベンジル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)ベンジル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
4−アミノ−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)ベンジル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
ならびにこれらの治療上許容される塩、プロドラッグ、プロドラッグの塩および代謝物に関するものである。
本発明の化合物の可変部分は、識別表記(大文字と、それに数字および/またはアルファベットの上付文字を添付したもの)によって表され、具体的に示すことができる。
理解すべき点として、全ての部分およびそれの組み合わせについて適切な価数が維持され、複数個の原子を有する1価部分は、それの左端で結合している。
さらに理解すべき点として、可変部分の具体的な実施形態は、同じ識別表記を有する別の具体的な実施形態と同一でも異なっていても良い。
本明細書で使用される場合の「環状部分」という用語は、ベンゼン、シクロアルカン、シクロアルキル、シクロアルケン、シクロアルケニル、ヘテロアレーン、ヘテロアリール、複素環アルカン、複素環アルキル、複素環アルケン、複素環アルケニル、フェニル、スピロアルキル、スピロアルケニル、スピロヘテロアルキルおよびスピロヘテロアルケニルを意味する。
本明細書で使用される場合の「シクロアルカン」という用語は、C−シクロアルカン、C−シクロアルカン、C−シクロアルカンおよびC−シクロアルカンを意味する。
本明細書で使用される場合の「シクロアルキル」という用語は、C−シクロアルキル、C−シクロアルキル、C−シクロアルキルおよびC−シクロアルキルを意味する。
本明細書で使用される場合の「シクロアルケン」という用語は、C−シクロアルケン、C−シクロアルケンおよびC−シクロアルケンを意味する。
本明細書で使用される場合の「シクロアルケニル」という用語は、C−シクロアルケニル、C−シクロアルケニルおよびC−シクロアルケニルを意味する。
本明細書で使用される場合の「ヘテロアレーン」という用語は、フラン、イミダゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、1,2,3−オキサジアゾール、1,2,5−オキサジアゾール、オキサゾール、ピラジン、ピラゾール、ピリダジン、ピリジン、ピリミジン、ピロール、チアゾール、チオフェン、トリアジンおよび1,2,3−トリアゾールを意味する。
本明細書で使用される場合の「ヘテロアリール」という用語は、フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリル、テトラゾリル、チアゾリル、チオフェニル、トリアジニルおよび1,2,3−トリアゾリルを意味する。
本明細書で使用される場合の「複素環アルカン」という用語は、独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分および置き換わっていないかNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルカンを意味し、さらには置き換わっていないか独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分およびNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルカンも意味する。
本明細書で使用される場合の「複素環アルキル」という用語は、独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分および置き換わっていないかNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルキルを意味し、さらには置き換わっていないか独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分およびNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルキルを意味する。
本明細書で使用される場合の「複素環アルケン」という用語は、独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分および置き換わっていないかNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルケンを意味し、置き換わっていないか独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分およびNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルケンをも意味する。
本明細書で使用される場合の「複素環アルケニル」という用語は、独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分および置き換わっていないかNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルケニルを意味し、置き換わっていないか独立に選択されるO、S、S(O)、SOまたはNHで置き換わっている1または2または3個のCH部分およびNで置き換わっている1もしくは2個のCH部分を有するシクロアルケニルをも意味する。
本明細書で使用される場合の「アルケニル」という用語は、C−アルケニル、C−アルケニル、C−アルケニル、C−アルケニルおよびC−アルケニルを意味する。
本明細書で使用される場合の「アルキル」という用語は、C−アルキル、C−アルキル、C−アルキル、C−アルキル、C−アルキルおよびC−アルキルを意味する。
本明細書で使用される場合の「アルキニル」という用語は、C−アルキニル、C−アルキニル、C−アルキニル、C−アルキニルおよびC−アルキニルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルケニル」という用語は、エテニル(ビニル)を意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルケニル」という用語は、1−プロペン−1−イル、1−プロペン−2−イル(イソプロペニル)および1−プロペン−3−イル(アリル)を意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルケニル」という用語は、1−ブテン−1−イル、1−ブテン−2−イル、1,3−ブタジエン−1−イル、1,3−ブタジエン2−イル、2−ブテン−1−イル、2−ブテン−2−イル、3−ブテン−1−イル、3−ブテン−2−イル、2−メチル−1−プロペン−1−イルおよび2−メチル−2−プロペン−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルケニル」という用語は、2−メチレン−3−ブテン−1−イル、2−メチレンブト−1−イル、2−メチル−1−ブテン−1−イル、2−メチル−1,3−ブタジエン1−イル、2−メチル−2−ブテン−1−イル、2−メチル−3−ブテン−1−イル、2−メチル−3−ブテン−2−イル、3−メチル−1−ブテン−1−イル、3−メチル−1−ブテン−2−イル、3−メチル−1,3−ブタジエン1−イル、3−メチル−1,3−ブタジエン2−イル、3−メチル−2−ブテン−1−イル、3−メチル−2−ブテン−2−イル、3−メチル−3−ブテン−1−イル、3−メチル−3−ブテン−2−イル、1−ペンテン−1−イル、1−ペンテン−2−イル、1−ペンテン−3−イル、1,3−ペンタジエン−1−イル、1,3−ペンタジエン−2−イル、1,3−ペンタジエン−3−イル、1,4−ペンタジエン−1−イル、1,4−ペンタジエン−2−イル、1,4−ペンタジエン−3−イル、2−ペンテン−1−イル、2−ペンテン−2−イル、2−ペンテン−3−イル、2,4−ペンタジエン−1−イル、2,4−ペンタジエン−2−イル、3−ペンテン−1−イル、3−ペンテン−2−イル、4−ペンテン−1−イルおよび4−ペンテン−2−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルケニル」という用語は、2,2−ジメチル−3−ブテン−1−イル、2,3−ジメチル−1−ブテン−1−イル、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン−1−イル、2,3−ジメチル−2−ブテン−1−イル、2,3−ジメチル−3−ブテン−1−イル、2,3−ジメチル−3−ブテン−2−イル、3,3−ジメチル−1−ブテン−1−イル、3,3−ジメチル−1−ブテン−2−イル、2−エテニル−1,3−ブタジエン1−イル、2−エテニル−2−ブテン−1−イル、2−エチル−1−ブテン−1−イル、2−エチル−1,3−ブタジエン1−イル、2−エチル−2−ブテン−1−イル、2−エチル−3−ブテン−1−イル、1−ヘキセン−1−イル、1−ヘキセン−2−イル、1−ヘキセン−3−イル、1,3−ヘキサジエン−1−イル、1,3−ヘキサジエン−2−イル、1,3−ヘキサジエン−3−イル、1,3,5−ヘキサトリエン−1−イル、1,3,5−ヘキサトリエン−2−イル、1,3,5−ヘキサトリエン−3−イル、1,4−ヘキサジエン−1−イル、1,4−ヘキサジエン−2−イル、1,4−ヘキサジエン−3−イル、1,5−ヘキサジエン−1−イル、1,5−ヘキサジエン−2−イル、1,5−ヘキサジエン−3−イル、2−ヘキセン−1−イル、2−ヘキセン−2−イル、2−ヘキセン−3−イル、2,4−ヘキサジエン−1−イル、2,4−ヘキサジエン−2−イル、2,4−ヘキサジエン−3−イル、2,5−ヘキサジエン−1−イル、2,5−ヘキサジエン−2−イル、2,5−ヘキサジエン−3−イル、3−ヘキセン−1−イル、3−ヘキセン−2−イル、3−ヘキセン−3−イル、3,5−ヘキサジエン−1−イル、3,5−ヘキサジエン−2−イル、3,5−ヘキサジエン−3−イル、4−ヘキセン−1−イル、4−ヘキセン−2−イル、4−ヘキセン−3−イル、5−ヘキセン−1−イル、5−ヘキセン−2−イル、5−ヘキセン−3−イル、2−メチレン−3−メチル−3−ブテン−1−イル、2−メチレン−3−メチルブト−1−イル、2−メチレン−3−ペンテン−1−イル、2−メチレン−4−ペンテン−1−イル、2−メチレンペント−1−イル、2−メチレンペント−3−イル、3−メチレン−1−ペンテン−1−イル、3−メチレン−1−ペンテン−2−イル、3−メチレンペント−1−イル、3−メチレン−1,4−ペンタジエン−1−イル、3−メチレン−1,4−ペンタジエン−2−イル、3−メチレン−ペント−2−イル、2−メチル−1−ペンテン−1−イル、2−メチル−1−ペンテン−3−イル、2−メチル−1,3−ペンタジエン−1−イル、2−メチル−1,3−ペンタジエン−3−イル、2−メチル−1,4−ペンタジエン−1−イル、2−メチル−1,4−ペンタジエン−3−イル、2−メチル−2−ペンテン−1−イル、2−メチル−2−ペンテン−3−イル、2−メチル−2,4−ペンタジエン−1−イル、2−メチル−2,4−ペンタジエン−3−イル、2−メチル−3−ペンテン−1−イル、2−メチル−3−ペンテン−2−イル、2−メチル−3−ペンテン−3−イル、2−メチル−4−ペンテン−1−イル、2−メチル−4−ペンテン−2−イル、2−メチル−4−ペンテン−3−イル、3−メチル−1−ペンテン−1−イル、3−メチル−1−ペンテン−2−イル、3−メチル−1,3−ペンタジエン−1−イル、3−メチル−1,3−ペンタジエン−2−イル、3−メチル−1,4−ペンタジエン−1−イル、3−メチル−1,4−ペンタジエン−2−イル、3−メチル−2−ペンテン−1−イル、3−メチル−2−ペンテン−2−イル、3−メチル−2,4−ペンタジエン−1−イル、3−メチル−3−ペンテン−1−イル、3−メチル−3−ペンテン−2−イル、3−メチル−4−ペンテン−1−イル、3−メチル−4−ペンテン−2−イル、3−メチル−4−ペンテン−3−イル、4−メチル−1−ペンテン−1−イル、4−メチル−1−ペンテン−2−イル、4−メチル−1−ペンテン−3−イル、4−メチル−1,3−ペンタジエン−1−イル、4−メチル−1,3−ペンタジエン−2−イル、4−メチル−1,3−ペンタジエン−3−イル、4−メチル−1,4−ペンタジエン−1−イル、4−メチル−1,4−ペンタジエン−2−イル、4−メチル−1,4−ペンタジエン−3−イル、4−メチレン−2−ペンテン−3−イル、4−メチル−2−ペンテン−1−イル、4−メチル−2−ペンテン−2−イル、4−メチル−2−ペンテン−3−イル、4−メチル−2,4−ペンタジエン−1−イル、4−メチル−2,4−ペンタジエン−2−イル、4−メチル−3−ペンテン−1−イル、4−メチル−3−ペンテン−2−イル、4−メチル−3−ペンテン−3−イル、4−メチル−4−ペンテン−1−イルおよび4−メチル−4−ペンテン−2−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキル」という用語は、メチルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキル」という用語は、エチルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキル」という用語は、プロプ−1−イルおよびプロプ−2−イル(イソプロピル)を意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキル」という用語は、ブト−1−イル、ブト−2−イル、2−メチルプロプ−1−イルおよび2−メチルプロプ−2−イル(tert−ブチル)を意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキル」という用語は、2,2−ジメチルプロプ−1−イル(ネオ−ペンチル)、2−メチルブト−1−イル、2−メチルブト−2−イル、3−メチルブト−1−イル、3−メチルブト−2−イル、ペント−1−イル、ペント−2−イルおよびペント−3−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキル」という用語は、2,2−ジメチルブト−1−イル、2,3−ジメチルブト−1−イル、2,3−ジメチルブト−2−イル、3,3−ジメチルブト−1−イル、3,3−ジメチルブト−2−イル、2−エチルブト−1−イル、ヘキス−1−イル、ヘキス−2−イル、ヘキス−3−イル、2−メチルペント−1−イル、2−メチルペント−2−イル、2−メチルペント−3−イル、3−メチルペント−1−イル、3−メチルペント−2−イル、3−メチルペント−3−イル、4−メチルペント−1−イルおよび4−メチルペント−2−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキニル」という用語は、エチニル(アセチレニル)を意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキニル」という用語は、1−プロピン−1−イルおよび2−プロピン−1−イル(プロパルギル)を意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキニル」という用語は、1−ブチン−1−イル、1,3−ブタジイン−1−イル、2−ブチン−1−イル、3−ブチン−1−イルおよび3−ブチン−2−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキニル」という用語は、2−メチル−3−ブチン−1−イル、2−メチル−3−ブチン−2−イル、3−メチル−1−ブチン−1−イル、1,3−ペンタジイン−1−イル、1,4−ペンタジイン−1−イル、1,4−ペンタジイン−3−イル、2,4−ペンタジイン−1−イル、1−ペンチン−1−イル、1−ペンチン−3−イル、2−ペンチン−1−イル、3−ペンチン−1−イル、3−ペンチン−2−イル、4−ペンチン−1−イルおよび4−ペンチン−2−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−アルキニル」という用語は、2,2−ジメチル−3−ブチン−1−イル、3,3−ジメチル−1−ブチン−1−イル、2−エチル−3−ブチン−1−イル、2−エチニル−3−ブチン−1−イル51−ヘキシン−1−イル、1−ヘキシン−3−イル、1,3−ヘキサジイン−1−イル、1,3,5−ヘキサトリイン−1−イル、1,4−ヘキサジイン−1−イル、1,4−ヘキサジイン−3−イル、1,5−ヘキサジイン−1−イル、1,5−ヘキサジイン−3−イル、2−ヘキシン−1−イル、2,5−ヘキサジイン−1−イル、3−ヘキシン−1−イル、3−ヘキシン−2−イル、3,5−ヘキサジイン−2−イル、4−ヘキシン−1−イル、4−ヘキシン−2−イル、4−ヘキシン−3−イル、5−ヘキシン−1−イル、5−ヘキシン−2−イル、5−ヘキシン−3−イル、2−メチル−3−ペンチン−1−イル、2−メチル−3−ペンチン−2−イル、2−メチル−4−ペンチン−1−イル、2−メチル−4−:ペンチン−2−イル、2−メチル−4−ペンチン−3−イル、3−メチル−1−ペンチン−1−イル、3−メチル−4−ペンチン−1−イル、3−メチル−4−ペンチン−2−イル、3−メチル−1,4−ペンタジイン−1−イル、3−メチル−1,4−ペンタジイン−3−イル、3−メチル−4−ペンチン−1−イル、3−メチル−4−ペンチン−3−イル、4−メチル−1−ペンチン−1−イルおよび4−メチル−2−ペンチン−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルカン」という用語は、シクロブタンを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルカン」という用語は、シクロペンタンを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルカン」という用語は、シクロヘキサンを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルケン」という用語は、シクロブテンおよび1,3−シクロブタジエンを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルケン」という用語は、シクロペンテンおよび1,3−シクロペンタジエンを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルケン」という用語は、シクロヘキセン、1,3−シクロヘキサジエンおよび1,4−シクロヘキサジエンを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルケニル」という用語は、シクロプロプ−1−エン−1−イルおよびシクロプロプ−2−エン−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルケニル」という用語は、シクロブト−1−エン−1−イルおよびシクロブト−2−エン−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルケニル」という用語は、シクロペント−1−エン−1−イル、シクロペント−2−エン−1−イル、シクロペント−3−エン−1−イルおよびシクロペンタ−1,3−ジエン−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルケニル」という用語は、シクロヘキス−1−エン−1−イル、シクロヘキス−2−エン−1−イル、シクロヘキス−3−エン−1−イル、シクロヘキサ−1,3−ジエン−1−イル、シクロヘキサ−1,4−ジエン−1−イル、シクロヘキサ−1,5−ジエン−1−イル、シクロヘキサ−2,4−ジエン−1−イルおよびシクロヘキサ−2,5−ジエン−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルキル」という用語は、シクロプロプ−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルキル」という用語は、シクロブト−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルキル」という用語は、シクロペント−1−イルを意味する。
本明細書で使用される場合の「C−シクロアルキル」という用語は、シクロヘキス−1−イルを意味する。
本発明の化合物は、RまたはS配置で不斉置換炭素原子を含む場合があり、「R」および「S」という用語は、文献(Pure Appl. Chem. (1976) 45, 13−10)で定義の通りである。RおよびS配置を当量で含む不斉置換炭素原子を有する化合物は、それらの原子でラセミ体である。他方に対して一方の配置が過剰である原子は、過剰な配置に割り当てられ、好ましくは約85%〜90%の過剰、より好ましくは約95%〜99%の過剰、さらに好ましくは約99%超の過剰である。従って本発明は、ラセミ混合物ならびにその化合物の相対および絶対ジアステレオマーを包含するものである。
本発明の化合物は、ZまたはE配置で炭素−炭素二重結合または炭素−窒素二重結合を含むこともでき、「Z」という用語は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の同じ側に相対的に大きい2個の置換基があることを表し、「E」という用語は炭素−炭素または炭素−窒素二重結合の反対側に相対的に大きい2個の置換基があることを表す。本発明の化合物は、「Z」および「E」異性体の混合物として存在することもできる。
本発明の化合物は、化合物の1個のプロトンが、ある原子から別のものに移動する互変異体またはそれらの平衡混合物として存在することもできる。互変異体の例には、ケト−エノール、フェノール−ケト、オキシム−ニトロソ、ニトロ−アシ(aci)、イミン−エナミンなどがあるが、これらに限定されるものではない。
NH、C(O)OH、OHまたはSH部分を含む本発明の化合物は、それにプロドラッグ形成部分が結合していても良い。プロドラッグ形成部分は、代謝プロセスによって脱離され、イン・ビボで結合していないNH、C(O)OH、OHまたはSHを有する化合物を放出する。プロドラッグは、溶解度および/または疎水性、消化管での吸収、生物学的利用能、組織浸透およびクリアランス速度などの化合物の薬物動態特性を調節する上で有用である。
イン・ビトロまたはイン・ビボでの代謝プロセスによって産生される式(I)を有する化合物の代謝物も、タンパク質キナーゼの過剰発現または未制御に関連する疾患の治療において有用となり得る。
イン・ビトロまたはイン・ビボで代謝されて式(I)を有する化合物を形成し得るある種の前駆化合物も、タンパク質キナーゼの過剰発現または未制御に関連する疾患の治療において有用となり得る。
式(I)を有する化合物は、酸付加塩、塩基付加塩または両性イオンとして存在し得る。式(I)を有する化合物の塩は、単離時またはその後の精製時に製造される。酸付加塩は、式(I)を有する化合物と酸との反応から誘導されるものである。従って、式(I)を有する化合物の酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、重炭酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩(ベシル酸塩)、重硫酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、ジグルコン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グリセロリン酸塩、グルタミン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩化水素酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メシチレンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、ナフチレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トリクロロ酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、パラ−トルエンスルホン酸塩およびウンデカン酸塩などの塩は本発明に包含されるものである。化合物の塩基付加塩は、式(I)を有する化合物とリチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウムおよびマグネシウムなどのカチオンの重炭酸塩、炭酸塩水酸化物またはリン酸塩との反応から誘導されるものである。
式(I)を有する化合物は、例えば口腔投与、眼球投与、経口投与、浸透圧投与、非経口投与(筋肉投与、腹腔内投与、胸骨内投与、静脈投与、皮下投与)、直腸投与、局所投与、経皮投与、膣投与および動脈投与、ならびに動脈注射、注入および例えば欠陥などの身体への設置で投与することができる。
式(I)を有する化合物の治療上有効量は、治療対象者、治療される疾患およびそれの重度、それを含む組成物、投与時刻、投与経路、投与期間、効力、クリアランス速度および併用される別薬剤の有無によって決まる。単回投与または分割投与で患者に1日に投与される組成物を製造する上での式(I)を有する本発明の化合物の量は、約0.03〜約200mg/kgである。単一用量組成物は、これらの量またはその量の約数分の組み合わせを含む。
式(I)を有する化合物は、賦形剤とともにまたはそれを含まずに投与することができる。賦形剤には、カプセル化剤および吸収促進剤、酸化防止剤、結合剤、緩衝剤、コーティング剤、着色剤、希釈剤、崩壊剤、乳化剤、増量剤、充填剤、香味剤、保湿剤、潤滑剤、芳香剤、保存剤、推進剤、離型剤、滅菌剤、甘味剤、可溶化剤、湿展剤、これらの混合物などの添加剤などがあるが、これらに限定されるものではない。
固体で経口的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製造用の賦形剤には、寒天、アルギン酸、水酸化アルミニウム、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、1,3−ブチレングリコール、カルボマー類、ヒマシ油、セルロース、酢酸セルロース、カカオバター、コーンスターチ、トウモロコシ油、綿実油、クロス−ポビドン、ジグリセリド類、エタノール、エチルセルロース、ラウリン酸エチル、オレイン酸エチル、脂肪酸エステル、ゼラチン、胚芽油、グルコース、グリセリン、落花生油、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、イソプロパノール、等帳性生理食塩水、乳糖、水酸化マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、麦芽、マニトール、モノグリセリド類、オリーブ油、ピーナッツ油、リン酸カリウム塩類、ジャガイモデンプン、ポビドン、プロピレングリコール、リンゲル液、紅花油、ゴマ油、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、リン酸ナトリウム塩類、ラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムソルビトール、大豆油、ステアリン酸類、フマル酸ステアリル、ショ糖、界面活性剤、タルク、トラガカント、テトラヒドロフルフリルアルコール、トリグリセリド類、水、これらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。眼球投与または経口投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、1,3−ブチレングリコール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、エタノール、ソルビタンの脂肪酸エステル、胚芽油、落花生油、グリセリン、イソプロパノール、オリーブ油、ポリエチレングリコール類、プロピレングリコール、ゴマ油、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。浸透圧的に投与される式(I)を有する本発明の化合物を含む組成物を製造する上での賦形剤には、クロロフルオロカーボン類、エタノール、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。非経口的に投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、1,3−ブタンジオール、ヒマシ油、トウモロコシ油、綿実油、ブドウ糖、胚芽油、落花生油、リポソーム類、オレイン酸、オリーブ油、ピーナツ油、リンゲル液、紅花油、ゴマ油、大豆油、U.S.P.または等張性塩化ナトリウム溶液、水、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。直腸投与または膣投与される式(I)を有する化合物を含む組成物の製造における賦形剤には、カカオバター、ポリエチレングリコール、ロウ、それらの混合物などがあるが、これらに限定されるものではない。
式(I)を有する化合物は、アルキル化剤、血管新生阻害薬、抗生物質、代謝拮抗剤、有糸分裂阻害剤、抗増殖剤、オーロラキナーゼ阻害薬、Bcr−Ab1キナーゼ阻害薬、生物反応修飾物質、サイクリン依存型キナーゼ阻害薬、細胞周期阻害薬、シクロオキシゲナーゼ−2阻害薬、白血病ウィルス発癌遺伝子相同体(ErbB2)受容体阻害薬、増殖因子阻害薬、熱ショックタンパク質(HSP)−90阻害薬、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害薬、ホルモン療法薬、免疫剤、挿入(intercalating)抗生物質、キナーゼ阻害薬、ラパマイシン(rapomycin)阻害薬の哺乳動物標的、マイトジェン活性化細胞外シグナル調節キナーゼ阻害薬、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID類)、白金系化学療法薬、ポロ様キナーゼ阻害薬、プロテアソーム阻害薬、プリン類縁体、ピリミジン類縁体、受容体チロシンキナーゼ阻害薬、レチノイド類/デルトイド類、植物アルカロイド、トポイソメラーゼ阻害薬などと併用すると有用であることも期待される。
アルキル化剤には、アルトレタミン、AMD−473、AP−5280、アパジコオン(apaziquone)、ベンダムスチン、ブロスタリシン(brostallicin)、ブスルファン、カルボコン、カルムスチン(BCNU)、クロラムブシル、クロレタジン(Cloretazine;登録商標)(VNP40101M)、シクロホスファミド、デカルバジン、エストラムスチン、フォテムスチン、グルフォスファミド、イホスファミド、KW−2170、ロムスチン(CCNU)、マフォスファミド、メルファラン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ニムスチン、ナイトロジェンマスタードN−オキサイド、ラニムスチン、テモゾロマイド、チオテパ、トレオスルファン、トロフォスファミド(trofosfamide)などがある。
血管新生阻害薬には、内皮特異的受容体チロシンキナーゼ(Tie−2)阻害薬、上皮増殖因子受容体(EGFR)阻害薬、インシュリン増殖因子−2受容体(IGFR−2)阻害薬、マトリクスメタロプロテアーゼ−2(MMP−2)阻害薬、マトリクスメタロプロテアーゼ−9(MMP−9)阻害薬、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)阻害薬、トロンボスポンジン類縁体、血管上皮増殖因子受容体チロシンキナーゼ(VEGFR)阻害薬などがある。
オーロラキナーゼ阻害薬には、AZD−1152、MLN−8054、VX−680などがある。
Bcr−Ab1キナーゼ阻害薬には、DASATINTB(登録商標)(BMS−354825)、GLEEVEC(登録商標)(イマチニブ)などがある。
CDK阻害薬には、AZD−5438、BMI−1040、BMS−032、BMS−387、CVT−2584、フラボピリドール、GPC−286199、MCS−5A、PD0332991、PHA−690509、セリシクリブ(CYC−202、R−ロスコビチン)、ZK−304709などがある。
COX−2阻害薬には、ABT−963、ARCOXIA(登録商標)(エトリコキシブ)、BEXTRA(登録商標)(バルデコキシブ)、BMS347070、CELEBREX(商標名)(セレコキシブ)、COX−189(ルミラコキシブ)、CT−3、DERAMAXX(登録商標)(デラコキシブ)、JTE−522、4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル−1H−ピロール)、MK−663(エトリコキシブ)、NS−398、パレコキシブ、RS−57067、SC−58125、SD−8381、SVT−2016、S−2474、T−614、VIOXX(登録商標)(ロフェコキシブ)などがある。
EGFR阻害薬には、ABX−EGF、抗−EGFr免疫リポゾーム類、EGF−ワクチン、EMD−7200、ERB1TUX(登録商標)(セテュキマブ)、HR3、IgA抗体、IRESSA(登録商標)(ゲフィチニブ)、TARCEVA(登録商標)(エルロチニブまたはOSI−774)、TP−38、EGFR融合タンパク質、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)などがある。
ErbB2受容体阻害薬には、CP−724−714、CI−1033(カネルチニブ(canertinib))、ハーセプチン(登録商標)(トラスツズマブ)、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、OMNITARG(登録商標)(2C4、ペツズマブ(petuzumab))、TAK−165、GW−572016(イオナファミブ(ionafamib))、GW−282974、EKB−569、PI−166、dHER2(HER2ワクチン)、APC−8024(HER−2ワクチン)、抗HER/2neu二重特異性抗体、B7.her2IgG3、ASHER2三官能性二重特異性抗体、mABAR−209、mAB2B−1などがある。
ヒストンデアセチラーゼ阻害薬には、デプシペプチド、LAQ−824、MS−275、トラポキシン(trapoxin)、スベロイラニリド・ヒドロキサム酸(SAHA)、TSA、バルプロ酸などがある。
HSP−90阻害薬には、17−AAG−nab、17−AAG、CNF−101、CNF−1010、CNF−2024、17−DMAG、ゲルダナマイシン、IPI−504、KOS−953、MYCOGRAB(登録商標)、NCS−683664、PU24FC1、PU−3、ラジシコール(radicicol)、SNX−2112、STA−9090VER49009などがある。
MEK阻害薬には、ARRY−142886、ARRY−438162PD−325901、PD−98059などがある。
mTOR阻害薬には、AP−23573、CCI−779、エベロリムス、RAD−001、ラパマイシン、テムシロリムスなどがある。
非ステロイド系抗炎症薬には、AMIGESIC(登録商標)(サルサラート)、DOLOBID(登録商標)(ジフルニサル)、MOTRIN(登録商標)(イブプロフェン)、ORUDIS(登録商標)(ケトプロフェン)、RELAFEN(登録商標)(ナブメトン)、FELDENE(登録商標)(ピロキシカム)イブプロフェンクリーム、ALEVE(登録商標)およびNAPROSYN(登録商標)(ナプロキセン)、VOLTAREN(登録商標)(ジクロフェナク)、INDOCIN(登録商標)(インドメタシン)、CLINORIL(登録商標)(スリンダク)、TOLECTIN(登録商標)(トルメチン)、LODINE(登録商標)(エトドラク)、TORADOL(登録商標)(ケトロラク)、DAYPRO(登録商標)(オキサプロジン)などがある。
PDGFR阻害薬には、C−451、CP−673、CP−868596などがある。
白金系化学療法薬には、シスプラチン、ELOXATIN(登録商標)(オキサリプラチン)、エプタプラチン(eptaplatin)、ロバプラチン、ネダプラチン、PARAPLATIN(登録商標)(カルボプラチン)、サトラプラチンなどがある。
ポロ様キナーゼ阻害薬には、BI−2536などがある。
トロンボスポンジン類縁体には、ABT−510、ABT−567、ABT−898、TSP−Iなどがある。
VEGFR阻害薬には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、ABT−869、AEE−788、ANGIOZYME(商標名)、アキシチニブ(AG−13736)、AZD−2171、CP−547,632、IM−862、マクゲン(ペガプタミブ(pegaptamib))、NEXAVAR(登録商標)(ソラフェニブ(sorafenib)、BAY43−9006)、パゾパニブ(GW−786034)、(PTK−787、ZK−222584)、SUTENT(登録商標)(スニチニブ(sunitinib)、SU−11248)、VEGFトラップ、バタラニブ(vatalanib)、ZACTIMA(商標名)(バンデタニブ、ZD−6474)などがある。
代謝拮抗剤には、ALIMTA(登録商標)(ペメトレキセド(premetrexed)・2ナトリウム、LY231514、MTA)、5−アザシチジン、XELODA(登録商標)(カペシタビン)、カルモフール、LEUSTAT(登録商標)(クラドリビン(cladribine))、クロファラビン、シタラビン、シタラビンオクホスファート、シトシンアラビノシド、シタラビン、デフェロキサミン、ドキシフルリジン、エフロルニチン、EICAR、エノシタビン、エトニルシチジン(ethnylcytidine)、フルダラビン、ヒドロキシ尿素、5−フルオロウラシル(5−FU)単独もしくはロイコボリンとの併用、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、ヒドロキシ尿素、ALKERAN(登録商標)(メルファラン)、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、メトトレキセート、ミコフェノール酸、ネララビン(nelarabine)、ノラトレキセド、オクフォセート(ocfosate)、ペリトレキソール(pelitrexol)、ペントスタチン、ラルチトレキセド(raltitrexed)、リバビリン、トリアピン(triapine)、トリメトレキセート、S−1、チアゾフリン、テガフール、TS−1、ビダラビン、UFTなどがある。
抗生物質には、挿入抗生物質であるアクラルビシン、アクチノマイシンD、アムルビシン、アンナマイシン(annamycin)、アドリアマイシン、BLENOXANE(登録商標)(ブレオマイシン)、ダウノルビシン、CAELYX(登録商標)またはMYOCET(登録商標)(ドキソルビシン)、エルサミツルシン(elsamitrucin)、エピルビシン(epirbucin)、グラルブイシン(glarbuicin)、ZAVEDOS(登録商標)(イダルビシン)、マイトマイシンC、ネモルビシン(nemorubicin)、ネオカルチノスタチ、ペプロマイシン、ピラルビシン、レベッカマイシン、スチマラマー、ストレプトゾシン、VALSTAR(登録商標)(バルルビシン)、ジノスタチンなどがある。
トポイソメラーゼ阻害薬には、アクラルビシン、9−アミノカンプトセシン、アモナフィド(amonafide)、アムサクリン、ベカテカリン(becatecarin)、ベロテカン(belotecan)、BN−80915、CAMPTOSAR(登録商標)(イリノテカン塩酸塩)、カンプトセシン、CARDIOXANE(登録商標)(デクスラゾキシン(dexrazoxine))、ジフロモテカン(diflomotecan)、エドテカリン(edotecarin)、ELLENCE(登録商標)またはPHARMORUBICIN(登録商標)(エピルビシン)、エトポシド、エキサテカン(exatecan)、10−ヒドロキシカンプトセシン、ジマテカン、ルルトテカン(lurtotecan)、ミトキサントロン、オラテシン(orathecin)、ピラルビシン(pirarbucin)、ピキサントロン(pixantrone)、ルビテカン、ソブゾキサン、SN−38、タフルポシド(tafluposide)、トポテカンなどがある。
抗体には、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、CD40特異抗体、chTNT−1/B、デノスマブ、ERBITUX(登録商標)(セテュキマブ)、HUMAX−CD4(登録商標)(ザノリムマブ(zanolimumab))、IGF1R特異抗体、リンツズマブ(lintuzumab)、PANOREX(登録商標)(エドレコロマブ(edrecolomab))、RENCAREX(登録商標)(WXG250)、RITUXAN(登録商標)(リツキシマブ)、チシリムマブ(ticilimumab)、トラスツジマブ(trastuzimab)などがある。
ホルモン療法薬には、ARIMIDEX(登録商標)(アナストロゾール)、AROMASIN(登録商標)(エクセメスタン(exemestane))、アルゾキシフェン(arzoxifene)、CASODEX(登録商標)(ビカルタミド)、CETROTIDE(登録商標)(セトロレリクス)、デガレリクス、デスロレリン(deslorelin)、DESOPAN(登録商標)(トリロスタン)、デキサメタゾン、DROGENIL(登録商標)、(フルタミド)、EVISTA(登録商標)(ラロキシフェン)、ファドロゾール、FARESTON(登録商標)(トレミフェン)、FASLODEX(登録商標)(フルベストラント)、FEMARA(登録商標)、(レトロゾール)、フォルメスタン、糖質コルチコイド類、HECTOROL(登録商標)またはRENAGEL(登録商標)(ドキセルカルシフェロール)、ラソフォキシフェン、酢酸ロイプロリド、MEGACE(登録商標)(メゲステロール(megesterol))、MIFEPREX(登録商標)(ミフェプリストーン)、NILANDRONZ(商標名)(ニルタミド)、NOLVADEX(登録商標)(クエン酸タモキシフェン)、PLENAXIS(商標名)(アバレリクス)、プレジゾン(predisone)、PROPECIA(登録商標)(フィナステリド)、リロスタン(rilostane)、SUPREFACT(登録商標)(ブセレリン)、TRELSTAR(登録商標)(黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH))、バンタス(vantas)、VETORYL(登録商標)、(トリロスタンまたはモドラスタン(modrastane))、ZOLADEX(登録商標)(フォスレリン(fosrelin)、ゴセレリン(goserelin))などがある。
デルトイド類およびレチノイド類には、セオカルシトール(seocalcitol)(EB1089、CB1093)、レクサカルシトロール(lexacalcitrol)(KH1060)、フェンレチニド(fenretinide)、PANRETIN(登録商標)(アリレチノイン(aliretinoin))、ATRAGEN(登録商標)(リポソームトレチノイン)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、LGD−1550などがある。
植物アルカロイドには、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、ビノレルビンなどがあるが、これらに限定されるものではない。
プロテアソーム阻害薬には、VELCADE(登録商標)(ボルテゾミブ)、mg132、NPI−0052、PR−171などがある。
免疫剤の例には、インターフェロン類および他の免疫強化剤などがある。インターフェロン類には、インターフェロンα、インターフェロンα−2a、インターフェロンα−2b、インターフェロンβ、インターフェロンγ−1a、ACTIMMUNE(登録商標)(インターフェロンγ−1b)またはインターフェロンγ−n1、それらの組み合わせなどがある。他の薬剤には、ALFAFERONE(登録商標)、BAM−002、BEROMUN(登録商標)(タソネルミン(tasonermin))、BEXXAR(登録商標)(トシツモマブ)、CamPath(登録商標)(アレムツズマブ)、CTLA4(細胞傷害性リンパ球抗原4)、ダカルバジン(decarbazine)、デニロイキン、エプラツズマブ、GRANOCYTE(登録商標)(レノグラスチム)、レンチナン、白血球αインターフェロン、イミキモド、MDX−010、メラノーマワクチン、ミツモマブ(mitumomab)、モルグラモスチム(molgramostim)、MYLOTARG(商標名)(ゲムツズマブ・オゾガマイシン)、NEUPOGEN(登録商標)(フィルグラスチム)、OncoVAC−CL、OvaRex(登録商標)(オレゴポマブ)、ペムツモマブ(pemtumomab)(Y−muHMFG1)、PROVENGE(登録商標)、サルガラモスチム(sargaramostim)、シゾフィラン(sizofilan)、テセロイキン、TheraCys(登録商標)、ウベニメクス、VIRULIZIN(登録商標)、Z−100、WF−10、PROLEUKIN(登録商標)(アルデスロイキン)、ZADAXIN(登録商標)(サイマルファシン)、ZENAPAX(登録商標)(ダクリズマブ)、ZEVALIN(登録商標)(90Y−イブリツモマブ・チウキセタン)などがある。
生物反応修飾物質は、生きている生物の防衛機構または組織細胞の生存、増殖もしくは分化などの生体応答を変えて、それらが抗腫瘍活性を有するようにする薬剤であり、クレスチン(krestin)、レンチナン、シゾフィラン、ピシバニールPF−3512676(CpG−8954)、ウベニメクスなどがある。
ピリミジン類縁体には、シタラビン(araC)、シトシンアラビノシド、ドキシフルリジン、FLUDARA(登録商標)(フルダラビン)、5−FU(5−フルオロウラシル)、フロクスウリジン、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、TOMUDEX(登録商標)(ラチトレキセド(ratitrexed))、TROXATYL(商標名)(トリアセチルウリジン・トロキサシタビン(troxacitabine))などがある。
プリン類縁体には、LANVIS(登録商標)(チオグアニン)およびPURI−NETHOL(登録商標)(メルカプトプリン)などがある。
有糸分裂阻害剤には、バタブリン(batabulin)、エポチロン(epothilone)D(KOS−862)、N−(2−((4−ヒドロキシフェニル)アミノ)ピリジン−3−イル)−4−メトキシベンゼンスルホンアミド、イクサベピロン(BMS247550)、パクリタキセル、TAXOTERE(登録商標)(ドセタキセル)、PNU100940(109881)、パツピロン(patupilone)、XRP−9881、ビンフルニン(vinflunine)、ZK−EPOなどがある。
本発明の化合物は、放射線療法の効力を高める放射線増感剤として用いることも目的とするものである。放射線療法の例には、外照射放射線療法、遠隔療法、近接照射療法ならびに密封および非密封線源放射線療法などがあるが、これらに限定されるものではない。
さらに、式(I)を有する化合物は、ABRAXANE(商標名)(ABI−007)、ABT−100(ファルネシルトランスフェラーゼ阻害薬)、ADVEXIN(登録商標)、ALTOCOR(登録商標)またはMEVACOR(登録商標)(ロバスタチン)、AMPLIGEN(登録商標)(ポリI:ポリC12U、合成RNA)、APTOSYN(商標名)(エキシスリンド(exisulind))、AREDIA(登録商標)(パミドロン酸)、アルグラビン(arglabin)、1−アスパラギナーゼ、アタメスタン(atamestane)(1−メチル−3,17−ジオン−アンドロスタ−1,4−ジエン)、AVAGE(登録商標)(タザロトン(tazarotne))、AVE−8062、BEC2(ミツモマブ)、カケクチンまたはカケキシン(cachexin)(腫瘍壊死因子)、カンバキシン(canvaxin)(ワクチン)、CeaVac(商標名)(癌ワクチン)、CELEUK(登録商標)(セルモロイキン)、CEPLENE(登録商標)(ヒスタミン・2塩酸塩)、CERVARIX(商標名)(ヒトパピローマウイルスワクチン)、CHOP(登録商標)(C:CYTOXAN(登録商標)(シクロホスファミド);H:ADRIAMYCIN(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(ONCOVIN(登録商標));P:プレドニゾン)、CyPat(商標名)、コンブレスタチン(combrestatin)A4P、DAB(389)EGFまたはTransMID−107R(商標名)(ジフテリア毒素)、ダカルバジン、ダクチノマイシン、5,6−ジメチルキサンテノン−4−酢酸(DMXAA)、エニルウラシル、EVIZON(商標名)(乳酸スクワラミン)、DIMERICESTE(登録商標)(T4N5リポソームローション)、ディスコデルモライド、DX−8951f(エキサテカン(exatecan)メシレート)、エンザスタウリン、EPO906、GARDASIL(登録商標)(四価ヒトパピローマウイルス(6、11、16、18型)組換えワクチン)、ガストリミューン(gastrimmune)、ゲナセンス(genasense)、GMK(ガングリオシド接合体ワクチン)、GVAX(登録商標)(前立腺癌ワクチン)、ハロフジノン、ヒステレリン(histerelin)、ヒドロキシカルバミド、イバンドロン酸、IGN−101、IL−13−PE38、IL−13−PE38QQR(シントレデキン・ベスドトックス(cintredekin besudotox))、IL−13−シュードモナス・エキソトキシン、インターフェロン−α、インターフェロン−γ、JUNOVAN(商標名)またはMEPACT(商標名)(ミファムルチド(mifamurtide))、ロナファルニブ(lonafarnib)、5,10−メチレンテトラヒドロ葉酸塩、ミルテフォシン(miltefosine)(ヘキサデシルホスホコリン)、NEOVASTAT(登録商標)(AE−941)、NEUTREXIN(登録商標)(グルクロン酸トリメトレキセート)、NIPENT(登録商標)(ペントスタチン)、ONCONASE(登録商標)(リボヌクレアーゼ酵素)、ONCOPHAGE(登録商標)(メラノーマワクチン治療薬)、OncoVAX(IL−2ワクチン)、ORATHECIN(商標名)(ルビテカン)、OSIDEM(登録商標)(抗体系細胞薬)、OvaRex(登録商標)MAb(マウスモノクローナル抗体)、パジタキセル(paditaxel)、PANDIMEX(商標名)(20(S)プロトパナキサジオール(aPPD)および20(S)プロトパナキサトリオール(aPPT)を含む朝鮮人参からのアグリコンサポニン類)、パニツムマブ、PANVAC(登録商標)−VF(治験癌ワクチン)、ペグアスパラガーゼ、PEGインターフェロンA、フェノキソディオル、プロカルバジン、レビマスタット(rebimastat)、REMOVAB(登録商標)(カツマキソマブ(catumaxomab))、REVLIMID(登録商標)(レナリドマイド)、RSR13(エファプロキシラル(efaproxiral))、SOMATULENE(登録商標)LA(ランレオチド(lanreotide))、SORIATANE(登録商標)(アシトレチン)、スタウロスポリン(ストレプトミセス・スタウロスポレス(Streptomyces staurospores))、タラブロスタット(talabostat)(PT100)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、タキソプレキシン(Taxoprexin)(登録商標)(DHA−パクリタキセル)、TELCYTA(商標名)(TLK286)、テミリフェン(temilifene)、TEMODAR(登録商標)(テモゾロマイド)、テスミリフェン(tesmilifene)、サリドマイド、THERATOPE(登録商標)(STn−KLH)、チミタック(thymitaq)(2−アミノ−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−(4−ピリジルチオ)キナゾリン・2塩酸塩)、TNFerade(商標名)(アデノベクター:腫瘍壊死因子−αの遺伝子を含むDNAキャリア)、TRACLEER(登録商標)またはZAVESCA(登録商標)(ボセンタン)、トレチノイン(Retin−A)、テトランドリン(tetrandrine)、TRISENOX(登録商標)(三酸化ヒ素)、VIRULIZIN(登録商標)、ウクライン(クサノオウ植物からのアルカロイドの誘導体)、バイタクシン(抗αβ3抗体(anti−alphavbeta3 antibody))、XCYTRIN(登録商標)(モテクサフィン・ガドリニウム)、XINLAY(商標名)(アトラセンタン(atrasentan))、XYOTAX(商標名)(ポリグルタミン酸のパクリタキセル結合物)、YONDELIS(商標名)(トラベクテジン)、ZD−6126、ZINECARD(登録商標)(デクスラゾキサン)、ゾメタ(ゾレドロン酸)、ゾルビシンなどの他の化学療法薬と併用することができる。
式(I)を有する代表的化合物のタンパク質キナーゼに対する阻害薬活性を測定するため、下記のアッセイを用いた。
384ウェルのv字底ポリプロピレンプレート(Axygen#P−384−120SQC)中、組換えオーロラキナーゼ−A(AurA、Upstate#14−511、最終濃度1nM)10μLを、反応緩衝液(25mM HEPES、pH7.5、0.5mM DTT、10mM MgCl、100μM NaVO、0.075mg/mL TritonX−100)中で、ビオチン化ペプチド基質(Genemed、最終濃度2μM)10μLおよび各種濃度の代表的化合物(最終濃度2%DMSO)と混合した。[33P]−ATP(Perkin Elmer、最終濃度5μM、2mCi/umol)を加えることで反応を開始した。1時間後に、停止緩衝液(50mM EDTA、2M NaCl最終濃度)50μLを加えることで反応停止した。停止した反応液80μLを、384ウェルのストレプトアビジンでコーティングしたフラッシュプレート(FlashPlate)(Perkin Elmer、#SMP410A0001PK)に移し、室温で10分間インキュベートし、ELX−405自動プレート洗浄装置(BioTek)を用いて0.05%Tween−20/PBSで3回洗浄し、トップカウント(TopCount)シンチレーションプレート読取装置(Packard)でカウンティングした。IC50値を表1に示してある。
Figure 0005237108
これらのデータは、式(I)を有する化合物のオーロラキナーゼAの阻害薬としての有用性を示している。
本発明の他の代表的化合物の活性を確認するため、活性オーロラA酵素を、ビオチン化STK基質−2(Upstate)、1mM ATPおよび各種濃度の阻害薬とともに、MgCl、オルトバナジウム酸ナトリウムおよびTritonX−100を含むHepes緩衝液(pH7.4)中で384ウェルプレートのウェルにてインキュベートした。1時間後、EDTAで反応停止し、抗ホスホ−STK抗体ユーロピウム・クリプタート(Upstate)およびSA−XL665(Upstate)を加えて、リンペプチドを検出した。リン酸化の量を、665nmおよび615nmでのシグナルの時間分解蛍光比によって求めた。アッセイ・エクスプローラ(Assay Explorer)ソフトウェアを用いて阻害値の阻害薬濃度との指数適合によってIC50を計算した。
Figure 0005237108
式(I)を有する化合物は、オーロラキナーゼAの活性を阻害することから、例えばオーロラキナーゼBおよびオーロラキナーゼCなどのオーロラキナーゼAと非常に近い構造的相同性を有するタンパク質キナーゼの阻害薬としての有用性をも有し得ると期待される。
タンパク質キナーゼA、BおよびCの間の構造的相同性については、文献に報告がある(Nature Reviews/Cancer, Vol. 4 December, 2004)。
従って、式(I)を有する化合物は、いずれかまたは全てのオーロラキナーゼのファミリー構成員などのタンパク質キナーゼが発現されている疾患の治療において有用となることが期待される。
オーロラキナーゼファミリー構成員の過剰発現または未制御が関与する疾患には、聴神経腫、急性白血病、急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病(単球性、骨髄芽球性、腺癌、血管肉腫、星細胞腫、骨髄単球性および前骨髄球性)、急性T細胞白血病、基底細胞癌、胆管癌、膀胱癌、脳癌、乳癌、気管支癌、子宮頸癌、軟骨肉腫、脊索腫、絨毛癌、慢性白血病、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄性(顆粒球性)白血病、慢性骨髄性白血病、大腸癌、結腸直腸癌、頭蓋咽頭腫、嚢胞腺癌、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、増殖機能異常変化(異形成症および化生)、胚性癌腫、子宮体癌、上皮肉腫、上衣細胞腫、上皮癌、赤白血病、食道癌、エストロゲン受容体陽性乳癌、本態性血小板血症、ユーイング腫瘍、線維肉腫、濾胞性リンパ腫、胚細胞精巣癌、神経膠腫、重鎖病、血管芽細胞腫、血液癌(急性リンパ性白血病、慢性リンパ球性白血病および慢性骨髄性白血病などの白血病ならびにリンパ腫)、肝臓癌、肝細胞癌、ホルモン非感受性前立腺癌、平滑筋肉腫、脂肪肉腫、肺癌、リンパ管内皮肉腫、リンパ管肉腫、リンパ芽球性白血病、リンパ腫(ホジキンおよび非ホジキン)、悪性腫瘍および膀胱、乳房、結腸、肺、卵巣、膵臓、前立腺、皮膚および子宮の過剰増殖性障害、T細胞またはB細胞起源のリンパ性悪性疾患、白血病、リンパ腫、髄様癌、髄芽腫、メラノーマ、髄膜腫、中皮腫、多発性骨髄腫、骨髄性白血病、骨髄腫、粘液肉腫、神経芽細胞腫、非小細胞肺癌、乏突起細胞腫、口腔癌、骨原性肉腫、卵巣癌、膵臓癌、乳頭腺癌、乳頭癌、松果体腫、真性赤血球増加症、前立腺癌、直腸癌、腎細胞癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、肉腫、脂腺癌、精上皮腫、皮膚癌、小細胞肺癌、固形腫瘍(癌および肉腫)、小細胞肺癌、胃癌、扁平上皮癌、滑液腫瘍、汗腺癌、甲状腺癌、ヴァルデンストレームマクログロブリン血症、精巣腫瘍、子宮癌およびウィルムス腫瘍などがあるが、これらに限定されるものではない。
式(I)を有する化合物が、乳癌(エストロゲン受容体陽性乳癌など)、結腸直腸癌、子宮体癌、肺癌(小細胞肺癌など)、リンパ腫(濾胞性またはびまん性大細胞型B細胞型など)、リンパ腫(非ホジキンリンパ腫など)、神経芽細胞腫、卵巣癌、前立腺癌(ホルモン非感受性前立腺癌など)および精巣癌(胚細胞精巣癌など)などの癌または新生物由来の細胞の増殖を阻害することも期待される。
さらに、胎児性横紋筋肉腫、小児急性リンパ性白血病、小児急性骨髄性白血病、小児胞巣状横紋筋肉腫、小児未分化上衣腫、小児未分化大細胞リンパ腫、小児未分化髄芽腫、中枢神経系の小児非定型奇形腫様/横紋筋様腫瘍、小児混合型急性白血病、小児バーキットリンパ腫、原始神経外胚葉腫瘍などの腫瘍のユーイングファミリーの小児癌、小児びまん性未分化ウィルムス腫瘍、小児予後良好(favorable histology)ウィルムス腫瘍、小児神経膠芽腫、小児髄芽腫、小児神経芽細胞腫、小児神経芽細胞腫由来骨髄球腫症、小児前B細胞癌(白血病など)、小児骨肉腫(psteosarcoma)、小児桿状腎臓腫瘍ならびにリンパ腫および皮膚癌などの小児T細胞癌のような小児の癌または新生物由来の細胞増殖を阻害することも期待される。
例えば、膀胱癌、乳癌、子宮頸癌、大腸癌、子宮体癌、食道癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、直腸癌、皮膚癌、胃癌および甲状腺癌におけるオーロラキナーゼの関与が、文献に報告されている(Nature Reviews/Cancer, Vol. 4 December, 2004)。
式(I)を有する化合物は、下記に例を示した合成化学プロセスによって製造することができる。理解すべき点として、これらプロセスにおける段階の順序は変動し得るものであり、試薬、溶媒および反応条件は具体的に言及されているものと置き換えることが可能であり、弱い部分は必要に応じて保護および脱保護することが可能である。
C(O)OH部分の保護基には、アセトキシメチル、アリル、ベンゾイルメエチル、ベンジル、ベンジルオキシメチル、tert−ブチル、tert−ブチルジフェニルシリル、ジフェニルメチル、シクロブチル、シクロヘキシル、シクロペンチル、シクロプロピル、ジフェニルメチルシリル、エチル、パラ−メトキシベンジル、メトキシメチル、メトキシエトキシメチル、メチル、メチルチオメチル、ナフチル、パラ−ニトロベンジル、フェニル、n−プロピル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、2−(トリメチルシリル)エチル、2−(トリメチルシリル)エトキシメチル、トリフェニルメチルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
C(O)およびC(O)H部分の保護基には、1,3−ジオキシルケタール、ジエチルケタール、ジメチルケタール、1,3−ジチアニルケタール、O−メチルオキシム、O−フェニルオキシムなどがあるが、これらに限定されるものではない。
NH部分の保護基には、アセチル、アラニル、ベンゾイル、ベンジル(フェニルメチル)、ベンジリデン、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、tert−ブトキシカルボニル(Boc)、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、ジフェニルメチル、ジフェニルホスホリル、ホルミル、メタンスルホニル、パラ−メトキシベンジルオキシカルボニル、フェニルアセチル、フタロイル、スクシニル、トリクロロエトキシカルボニル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、トリメチルシリル、トリフェニルメチル、トリフェニルシリル、パラ−トルエンスルホニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
OHおよびSH部分の保護基には、アセチル、アリル、アリルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、ベンゾイル、ベンジル、tert−ブチル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、3,4−ジメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、ジフェニルメチル、ホルミル、メタンスルホニル、メトキシアセチル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、パラ−メトキシベンジル、メトキシカルボニル、メチル、パラ−トルエンスルホニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、2−(トリメチルシリル)エトキシカルボニル、2−トリメチルシリルエチル、トリフェニルメチル、2−(トリフェニルホスホニオ(phosphonio))エトキシカルボニルなどがあるが、これらに限定されるものではない。
下記の略称は、示した意味を有する。ADDPは1,1′−(アゾジカルボニル)ジピペリジンを意味し;AD−mix−βは、(DHQD)PHAL、KFe(CN)、KCOおよびKSOの混合物を意味する。AIBNは、2,2′−アゾビス(2−メチルプロピオニトリル)を意味する。9−BBNは、9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナンを意味する。Cpは、シクロペンタジエンを意味する。(DHQD)PHALは、ヒドロキニジン1,4−フタラジンジイルジエチルエーテルを意味する。DBUは、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エンを意味する。DIBALは、水素化ジイソブチルアルミニウムを意味する。DIEAは、ジイソプロピルエチルアミンを意味する。DMAPは、N,N−ジメチルアミノピリジンを意味する。DMEは、1,2−ジメトキシエタンを意味する。DMFは、N,N−ジメチルホルムアミドを意味する。dmpeは、1,2−ビス(ジメチルホスフィノ)エタンを意味する。DMSOは、ジメチルスルホキシドを意味する。dppaは、ジフェニルホスホリルアジドを意味する。dppbは、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタンを意味する。dppeは、1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンを意味する。dppfは、1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンを意味する。dppmは、1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)メタンを意味する。EDACは、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミドを意味する。Fmocは、フルオレニルメトキシカルボニルを意味する。HATUは、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N′N′N′−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェートを意味する。HMPAは、ヘキサメチルホスホルアミドを意味する。IPAは、イソプロピルアルコールを意味する。LDAは、リチウムジイソプロピルアミドを意味する。LHMDSは、リチウムビス(ヘキサメチルジシリルアミド)を意味する。MP−BHは、マクロ多孔性トリエチルアンモニウムメチルポリスチレンシアノボロハイドライドを意味する。LAHは、水素化リチウムアルミニウムを意味する。NCSは、N−クロロコハク酸イミドを意味する。PyBOPは、ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェートを意味する。TDA−1は、トリス(2−(2−メトキシエトキシ)エチル)アミンを意味する。TEAは、トリエチルアミンを意味する。TFAは、トリフルオロ酢酸を意味する。THFは、テトラヒドロフランを意味する。NCSは、N−クロロコハク酸イミドを意味する。NMMは、N−メチルモルホリンを意味する。NMPは、N−メチルピロリジンを意味する。PPhは、トリフェニルホスフィンを意味する。
Figure 0005237108
式(1)を有する化合物を、本明細書において記載することができ、それとDPPAそして次に生成物を水で加水分解することによって式(2)を有する化合物に変換することができる。それらの反応は、代表的にはベンゼン、トルエン、THF、それらの混合物などの溶媒中、約50℃〜110℃の温度で行う。
によって表される部分の導入は、DMAPを用いるか用いずに式(1)を有する化合物、式HNRまたはHN(Rを有する化合物、カップリング剤および塩基を反応させることで行うことができる。カップリング剤の例には、DCC、EDCIなどがある。塩基の例には、TEA、DIEA、ピリジンなどがある。それらの反応は代表的には、THF、ジクロロメタン、DMF、DMSO、クロロホルム、それらの混合物などの溶媒中、約0℃〜25℃の温度で行う。
によって表される部分の導入は、式(2)を有する化合物および適切なイソシアネート、カルボニルクロライド、スルホニルクロライド、カルバモイルクロライドを反応させることで行うこともできる。それらの反応は代表的には、THF、酢酸エチル、ジクロロメタン、DMF、DMSO、クロロホルム、それらの混合物などの溶媒中、原料の反応性に応じて約0℃〜110℃の温度で行う。
下記の実施例は、本発明の手順および概念的側面についての最も有用かつ容易に理解可能な説明であると考えられるものを提供するために示したものである。
(実施例1A)
5−アミノ−4−シアノ−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステル(2.4g、Annali. di Chmica, 64, 833, 1974に記載の方法に従って製造)のホルムアミド(45mL)中混合物を170℃で8時間攪拌し、濃縮した。濃縮物について、10%から50%酢酸エチル/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー精製を行った。
(実施例1B)
実施例1A(0.62g)およびLiOH・HO(0.54g)のTHF(54mL)、水(13mL)およびメタノール(13mL)中混合物を80℃で16時間攪拌し、冷却して室温とし、濃縮した。濃縮物を水に取り、氷浴で冷却し、30分間攪拌し、1N HClで酸性となるまで処理し、30分間攪拌し、濾過した。
(実施例1C)
1−イソシアナト−3−メチルベンゼン(0.6mL)の混合物を、(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステル(1g)の塩化メチレン(48mL)中混合物に0℃で加えた。混合物を30分間攪拌し、昇温させて室温とし、24時間攪拌し、濾過した。濾過物を塩化メチレン(80mL)に懸濁させ、氷浴で冷却し、TFA(5mL)で処理し、15分間攪拌し、昇温させて室温とし、18時間攪拌し、濃縮した。濃縮物を、メタノールおよびトルエンから2回濃縮した。
(実施例1D)
4−アミノ−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
ジイソプロピルエチルアミン(0.3mL)を、実施例1B(0.2g)、実施例1C(0.336g)およびHATU(0.452g)のDMF(5.7mL)中混合物に0℃で加えた。混合物を0.5時間攪拌し、昇温させて室温とし、20時間攪拌し、冷却して0℃とし、水(80mL)で希釈し、1時間攪拌し、濾過した。濾過物を水で洗浄し、脱水し、2:1塩化メチレン/メタノールで磨砕した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.63(s、1H)、8.66(s、1H)、8.55(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、7.98(brs、2H)、7.63(d、2H)、7.46(d、2H)、7.30(s、1H)、7.18(m、2H)、6.79(d、1H)、2.28(s、3H)。
(実施例2)
4−アミノ−N−(4−(((3−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、8.89(s、1H)、8.76(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、8.02(brs、2H)、7.64(d、2H)、7.51(s、1H)、7.47(d、2H)、7.30(m、1H)、7.12(d、1H)、6.78(m、1H)。
(実施例3)
4−アミノ−N−(4−(((3−フルオロ−4−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−3−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、01H)、8.76(s、1H)、8.72(s、1H)、8.39(s、1H)、8.34(s、1H)、7.93(s、2H)、7.64(d、2H)、7.45(m、3H)、7.16(m、1H)、7.03(d、1H)、2.17(s、3H)。
(実施例4)
4−アミノ−N−(4−((4−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.63(d、1H)、8.62(d、1H)、8.51(d、1H)、8.37(d、1H)8.32(d、1H)、8.00(brs、2H)、7.62(d、2H)、7.46(d、2H)、7.33(d、2H)、7.08(d、2H)、2.24(m、3H)。
(実施例5)
4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−4−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.66(s、1H)、8.68(s、2H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、7.92(brs、2H)、7.63(d、2H)、7.47(d、4H)、7.12(t、2H)。
(実施例6)
4−アミノ−N−(4−(((3−クロロ−4−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−クロロ−2−フルオロ−4−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、8.86(s、1H)、8.79(s、1H)、8.38(s、1H)、8.33(s、1H)、8.07(brs、2H)、7.81(d、1H)、7.64(d、2H)、7.47(d、2H)、7.32(m、2H)。
(実施例7)
4−アミノ−N−(4−(((3−エチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−エチル−3−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.64(s、1H)、8.65(s、1H)、8.57(s、1H)、8.38(s、1H)、8.33(s、1H)、7.63(d、2H)、7.46(d、2H)、7.24(m、5H)、6.82(d、1H)、2.58(m、2H)、1.18(t、3H)。
(実施例8)
4−アミノ−N−(4−(((3−クロロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−クロロ−3−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、8.87(s、1H)、8.78(s、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、7.72(s、1H)、7.64(d、2H)、7.68(brs、2H)、7.47(d、2H)、7.28(m、2H)、7.02(d、1H)。
(実施例9)
4−アミノ−N−(4−(((3−シアノアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−シアノ−3−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、9.00(s、1H)、8.86(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、7.98(m、1H)、7.99(brs、2H)、7.66(m、3H)、7.46(m、4H)。
(実施例10)
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−2−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMS0−d)δ10.68(s、1H)、9.11(s、1H)、8.54(s、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、8.16(t、1H)、7.83(brs、2H)、7.66(d、2H)、7.48(d、2H)、7.24(m、1H)、7.14(t、1H)、7.01(m、1H)。
(実施例11)
4−アミノ−N−(4−(((3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−イソシアナト−3−トリフルオロメチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMS0−d)δ10.67(s、1H)、9.02(s、1H)、8.81(s、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、8.03(s、1H)、8.00(brs、2H)、7.65(d、2H)、7.56(m、2H)、7.48(d、2H)、7.31(d、1H)。
(実施例12)
4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−4−イソシアナト−2−トリフルオロメチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、9.01(s、1H)、8.83(s、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、8.02(dd、2H)、7.98(brs、2H)、7.65(d、2H)、7.46(m、3H)。
(実施例13)
4−アミノ−N−(4−(((3−メトキシアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−イソシアナト−3−メトキシベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.64(s、1H)、8.66(s、1H)、8.64(s、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、8.02(brs、2H)、7.63(d、2H)、7.47(d、2H)、7.19(s、1H)、7.16(d、1H)、6.93(d、1H)、6.55(d、1H)、3.74(s、3H)。
(実施例14)
4−アミノ−N−(4−(((5−フルオロ−2−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−3−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.66(s、1H)、9.19(s、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、8.02(s、3H)、7.86(dd、1H)、7.66(d、2H)、7.49(d、2H)、7.19(t、1H)、6.74(m、1H)、2.23(s、3H)。
(実施例15)
4−アミノ−N−(4−(((4−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−イソシアナト−4−トリフルオロメチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.69(s、1H)、9.09(s、1H)、8.83(s、1H)、8.39(s、1H)、8.34(s、1H)、7.88(brs、2H)、7.65(m、6H)、7.49(d、2H)。
(実施例16)
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−2−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、9.09(s、1H)、8.47(s、1H)、8.39(s、1H)、8.33(s、1H)、8.00(d、1H)、7.81(brs、2H)、7.65(d、2H)、7.47(d、2H)、7.10(m、1H)、6.80(s、1H)、2.28(s、3H)。
(実施例17)
4−アミノ−N−(4−((2−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−イソシアナト−2−メチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.65(s、1H)、9.03(s、1H)、8.39(s、1H)、8.34(s、1H)、8.11(brs、2H)、7.89(s、1H)、7.84(d、1H)、7.64(d、2H)、7.48(d、2H)、7.15(m、2H)、6.94(t、1H)、2.25(s、3H)。
(実施例18)
4−アミノ−N−(4−(((4−メトキシアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−イソシアナト−4−メトキシベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.65(s、1H)、8.59(s、1H)、8.43(s、1H)、8.41(s、1H)、8.35(s、1H)、8.08(brs、2H)、7.62(d、2H)、7.46(d、2H)、7.35(d、2H)、6.87(d、2H)、3.72(s、3H)。
(実施例19)
4−アミノ−N−(4−(((3,5−ジメチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−イソシアナト−3,5−ジメチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.64(s、1H)、8.64(s、1H)、8.47(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、8.02(brs、2H)、7.63(d、2H)、7.46(d、2H)、7.07(s、2H)、6.61(m、1H)、2.23(s、6H)。
(実施例20)
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1−フルオロ−2−イソシアナト−4−トリフルオロメチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.69(s、1H)、9.21(s、1H)、8.88(d、1H)、8.64(dd、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、8.04(brs、2H)、7.68(d、2H)、7.50(m、3H)、7.39(m、1H)。
(実施例21)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてイソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.64(s、1H)、8.67(s、1H)、8.63(s、1H)、8.38(s、1H)、8.33(s、1H)、8.01(brs、2H)、7.63(d、2H)、7.46(m、4H)、7.28(m、2H)、6.97(m、1H)。
(実施例22A)
臭素(0.75mL)を、5−アミノ−4−シアノチオフェン−3−カルボン酸エチルエステル(2.9g)の塩化メチレン(150mL)中混合物に0℃で滴下した。混合物を1.5時間攪拌し、塩化メチレンで希釈し、10%NaHSOおよびブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。
(実施例22B)
スミス・シンセサイザー(Smith Synthesizer)マイクロ波オーブン(300W)中、実施例22A(0.2g)、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.368g)、NaCO(0.211g)、Pd(PPh(0.05g)のDME(4mL)および水(2mL)中混合物を120℃で、密閉バイアル中にて30分間にわたって攪拌し、冷却して室温とし、水と酢酸エチルとの間で分配した。抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物について、1%メタノール/塩化メチレンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー精製を行った。
(実施例22C)
本実施例は、実施例1Aおよび1Bにおいて5−アミノ−4−シアノ−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステルに代えて実施例22Bを用いることで製造した。
(実施例22D)
4−アミノ−N−(4−(((3−クロロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cおよび1Dそれぞれにおいて、実施例1Bおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて実施例22Cおよび1−クロロ−3−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.63(s、1H)、8.85(s、1H)、8.76(s、1H)、8.32(s、1H)、8.09(s、1H)、7.71(m、1H)、7.61(s、1H)、7.55(d、2H)、7.45(d、2H)、7.28(m、2H)、7.01(m、3H)、3.85(s、3H)。
(実施例23)
4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bに代えて実施例22Cを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.61(s、1H)、8.66(s、1H)、8.54(s、1H)、8.32(s、1H)、8.08(s、1H)、7.60(s、1H)、7.53(d、2H)、7.44(d、2H)、7.29(s、1H)、7.22(d、1H)、7.15(t、1H)、7.00(brs、2H)、6.78(d、1H)、3.84(s、3H)、2.27(s、3H)。
(実施例24)
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cおよび1Dそれぞれにおいて実施例1Bおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて実施例22Cおよび1−フルオロ−2−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.63(s、1H)、9.08(s、1H)、8.44(d、1H)、8.33(s、1H)、8.08(s、1H)、7.99(dd、1H)、7.60(m、1H)、7.55(m、2H)、7.45(m、2H)、7.09(dd、1H)、7.00(brs、2H)、6.80(m、1H)、3.85(s、3H)、2.27(s、3H)。
(実施例25)
4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cおよび1Dそれぞれにおいて実施例1Bおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて実施例22Cおよび1−フルオロ−4−イソシアナト−2−トリフルオロメチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.64(s、1H)、9.01(s、1H)、8.82(s、1H)、8.32(s、1H)、8.09(s、1H)、8.00(dd、1H)、7.64(m、1H)、7.60(s、1H)、7.55(d、2H)、7.44(m、3H)、7.00(brs、2H)、3.85(s、3H)。
(実施例26)
4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cおよび1Dそれぞれにおいて実施例1Bおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて実施例22Cおよび1−フルオロ−2−イソシアナト−4−トリフルオロメチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、9.21(s、1H)、8.87(d、1H)、8.63(dd、1H)、8.33(s、1H)、8.10(s、1H)、7.59(m、3H)、7.48(m、3H)、7.39(m、1H)、7.02(brs、2H)、3.85(s、3H)。
(実施例27)
4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−(((4−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cおよび1Dそれぞれにおいて実施例1Bおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて実施例22Cおよび1−イソシアナト−4−トリフルオロメチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、9.08(s、1H)、8.84(s、1H)、8.33(s、1H)、8.10(s、1H)、7.65(m、4H)、7.60(s、1H)、7.56(d、2H)、7.47(d、2H)、7.02(brs、2H)、3.85(s、3H)。
(実施例28)
4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例22Cおよび4−フェノキシフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.73(s、1H)、8.33(s、1H)、8.10(s、1H)、7.63(t、4H)、7.39(t、2H)、7.13(t、1H)、7.01(m、5H)、3.85(s、3H)。
(実施例29)
4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えて4−フェノキシフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.76(s、1H)、8.39(s、1H)、8.32(s、1H)、7.74(m、2H)、7.39(m、2H)、7.13(m、1H)、7.07(m、2H)、7.01(m、2H)。
(実施例30A)
1−フルオロ−4−ニトロベンゼン(0.5g)、3−メチルフェノール(0.383g)、37重量%KF−Al(0.4g)および18−クラウン−6(0.093g)のアセトニトリル(6mL)中混合物を、還流下にを24時間攪拌し、冷却し、水と酢酸エチルとの間で分配した。抽出液を水で洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物について、0%から10%酢酸エチル/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー精製を行った。
(実施例30B)
実施例30A(0.36g)、鉄粉(0.45g)およびNHCl(0.086mg)のエタノール(46mL)、THF(17mL)および水(6mL)中混合物を85℃で、7時間攪拌し、冷却して室温とし、18時間攪拌し、加熱し、熱いうちに珪藻土(セライト(登録商標))で濾過した。濾液を濃縮し、水と酢酸エチルとの間で分配した。有機層をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物について、10%酢酸エチル/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー精製を行った。
(実施例30C)
4−アミノ−N−(4−(3−メチルフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例22Cおよび30Bを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.73(s、1H)、8.33(s、1H)、8.10(s、1H)、7.63(m、3H)、7.26(t、1H)、7.03(m、2H)、6.99(brs、2H)、6.95(d、1H)、6.84(m、1H)、6.80(dd、1H)、3.85(s、3H)、2.29(s、3H)。
(実施例31)
4−アミノ−N−(4−(4−クロロフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例22Cおよび4−(4−クロロフェノキシ)−フェニルアミン(実施例30Bにおいて3−メチルフェノールに代えて4−クロロフェノールを用いることで製造)を用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.76(s、1H)、8.33(s、1H)、8.10(s、1H)、7.66(d、2H)、7.61(s、1H)、7,42(d、2H)、7.08(d、2H)、7.03(d、2H)、6.98(brs、2H)、3.85(s、3H)。
(実施例32)
4−アミノ−N−(4−(4−メチルフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例22Cおよび4−(4−メチル−フェノキシ)フェニルアミン(実施例30Bにおいて3−メチルフェノールに代えて4−メチルフェノールを用いることで製造)を用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.71(s、1H)、8.33(s、1H)、8.10(s、1H)、7.63(s、1H)、7.60(brs、2H)、7.19(d、2H)、6.96(m、6H)、3.85(s、3H)、2.29(s、3H)。
(実施例33)
4−アミノ−N−(4−(3−クロロフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例22Cおよび4−(3−クロロフェノキシ)−フェニルアミン(実施例30Bにおいて3−メチルフェノールに代えて3−クロロフェノールを用いることで製造)を用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.78(s、1H)、8.33(s、1H)、8.10(s、1H)、7.68(d、2H)、7.62(s、1H)、7.40(t、1H)、7.19(m、1H)、7.11(d、2H)、7.06(t、1H)、6.97(m、3H)、3.85(s、3H)。
(実施例34)
4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−(フェニルスルファニル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例22Cおよび4−フェニルスルファニルフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.84(s、1H)、8.33(s、1H)、8.09(s、1H)、7.67(m、2H)、7.59(d、1H)、7.38(m、4H)、7.28(m、3H)、6.96(brs、2H)、3.84(s、3H)。
(実施例35)
4−アミノ−N−(4−(4−メチルフェノキシ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えて4−(4−メチルフェノキシ)フェニルアミン(実施例30Bにおいて3−メチルフェノールに代えて4−メチルフェノールを用いることで製造)を用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.73(s、1H)、8.38(s、1H)、8.31(s、1H)、7.96(m、2H)、7.71(d、2H)、7.19(d、2H)、7.01(d、2H)、6.91(d、2H)、2.29(s、3H)。
(実施例36)
4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)−6−(1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例22Bにおいて1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて4−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールを用い、それからの生成物を、実施例1Cに代えて4−フェノキシフェニルアミンを用いて実施例1Dに記載の方法に従ってカップリングさせることで実施例22Bおよび22Cに記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.74(s、1H)、8.33(s、1H)、8.09(s、1H)、7.70(s、1H)、7.65(m、2H)、7.38(m、2H)、7.13(t、1H)、7.03(m、7H)。
(実施例37)
4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)−6−(3−チエニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例22Bにおいて1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル[1.3.2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて4,4,5,5−テトラメチル−2−チオフェン−3−イル[1,3,2]ジオキサボロランを用い、それからの生成物を、実施例1Cに代えて4−フェノキシフェニルアミンを用いて実施例1Dに記載の方法に従ってカップリングさせることで、実施例22Bおよび22Cに記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.71(s、1H)、8.37(s、1H)、7.85(m、1H)、7.68(m、1H)、7.58(d、2H)、7.39(t、2H)、7.28(d、1H)、7.13(t、2H)、7.01(t、5H)。
(実施例38A)
実施例22A(0.1g)および1−メチルピペラジン(1mL)の混合物を、130℃で8時間攪拌し、冷却し、水と酢酸エチルとの間で分配した。抽出液を水およびブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。
(実施例38B)
4−アミノ−6−(4−メチル−1−ピペラジニル)−N−(4−((3−(トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1A〜Dにおいて5−アミノ−4−シアノ−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステルに代えて実施例38Aを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.60(s、1H)、8.65(s、1H)、8.56(s、1H)、8.20(s、1H)、7.64(d、2H)、7.50(s、2H)、7.46(d、2H)、7.30(s、1H)、7.23(m、1H)、7.15(t、1H)、6.79(d、1H)、3.12(m、4H)、2.43(m、4H)、2.28(s、3H)、2.18(s、3H)。
(実施例39A)
1Mボラン・THFのTHF溶液(0.28mL)を、N−(4−(ホルミルアミノ)フェニル)−N′−(3−メチルフェニル)尿素(0.05g、実施例1Dにおいて実施例1Bに代えてギ酸を用いることで製造)のTHF(2mL)中混合物に0℃で加えた。混合物を室温で1.5時間攪拌し、冷却して0℃とし、メタノール性HCl(2mL)で処理し、還流下に1時間攪拌し、冷却して室温とし、濃縮した。濃縮物をメタノールから2回再濃縮し、5%メタノール/塩化メチレンを用いるシリカでのフラッシュクロマトグラフィーを行った。
(実施例39B)
4−アミノ−N−メチル−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えて実施例39Aを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ8.70(s、1H)、8.57(s、1H)、8.31(s、1H)、7.37(d、4H)、7.35(brs、2H)、7.26(s、2H)、7.20(d、1H)、7.14(m、1H)、7.09(d、3H)、6.78(d、1H)、3.42(s、3H)。
(実施例40A)
密閉管中CO(約0.41MPa(60psi))下にて、3−ブロモチエノ[3,2−c]ピリジン−4−イルアミン(2g、WO05/010009に記載の方法に従って製造)およびPdCl(dppf)・塩化メチレン(0.715g)のメタノール(60mL)およびトリエチルアミン(3.7mL)中混合物を100℃で16時間攪拌し、冷却して室温とし、濾過し、濃縮した。濃縮物を水で磨砕し、濾過した。
(実施例40B)
実施例40A(0.87g)の9M HCl(50mL)懸濁液を加熱して還流させ18時間、熱濾過し、濃縮した。
(実施例40C)
4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例40Bおよび4−フェノキシフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.79(s、1H)、8.28(s、1H)、7.87(d、1H)、7.77(d、2H)、7.39(m、2H)、7.25(d、1H)、7.13(t、1H)、7.07(d、2H)、7.01(d、2H)、6.80(brs、2H)。
(実施例41)
4−アミノ−N−(3−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例40Bおよび3−フェノキシフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.82(s、1H)、8.28(s、1H)、7.86(d、1H)、7.56(d、1H)、7.40(m、4H)、7.24(d、1H)、7.17(t、1H)、7.07(d、2H)、6.81(d、1H)、6.73(brs、2H)。
(実施例42)
4−アミノ−N−(4−ベンジルフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例40Bおよび4−ベンジルフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.69(s、1H)、8.25(s、1H)、7.86(d、1H)、7.66(d、2H)、7.24(m、8H)、6.78(brs、2H)、3.93(s、2H)。
(実施例43)
4−アミノ−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bに代えて実施例40Bを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.67(s、1H)、8.67(s、1H)、8.57(s、1H)、8.26(s、1H)、7.87(d、1H)、7.67(d、2H)、7.47(d、2H)、7.30(s、1H)、7.23(m、2H)、7.15(t、1H)、6.83(s、2H)、6.80(d、1H)、2.28(s、3H)。
(実施例44)
4−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例40BおよびN−(4−アミノフェニル)ベンズアミドを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.76(s、1H)、10.28(s、1H)、8.29(s、1H)、7.98(d、2H)、7.88(d、1H)、7.81(d、2H)、7.74(d、2H)、7.56(m、3H)、7.26(d、1H)、6.83(brs、2H)。
(実施例45A)
実施例40B(0.73g)のDMF(30mL)混合物を室温にて、NTS(1.42g)で処理し、18時間攪拌し、水で希釈し、10%Na水溶液で処理し、濾過した。
(実施例45B)
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例45Aおよび(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルを用いることで製造した。それからの生成物を実施例1Cに記載の方法に従ってTFAで処理することで、Boc保護基を脱離させた。
(実施例45C)
実施例45B(1.93g)、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(1.08g)、PdCl(dppf)(0.19g)およびNaCO(1.3g)のDME(30mL)および水(10mL)中混合物を80℃で、18時間攪拌し、冷却し、水および酢酸エチルで処理し、濾過した。
(実施例45D)
4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−((3−(トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
実施例45C(0.03g)のDMF(0.5mL)中混合物を−20℃にて、1−イソシアナト−3−メチルベンゼン(0.1mL)で処理し、昇温させて室温とし、18時間攪拌し、濾過した。濾過物について、0%から8%メタノール/塩化メチレンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー精製を行った。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.70(s、1H)、8.67(s、1H)、8.57(s、1H)、8.33(s、1H)、8.14(d、1H)、8.06(s、1H)、7;86(d、1H)、7.67(d、2H)、7.47(d、2H)、7.30(s、1H)、7.23(d、1H)、7.15(t、1H)、6.82(s、2H)、6.79(d、1H)、3.93(s、3H)、2.28(s、3H)。
(実施例46)
4−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例45BおよびN−(4−アミノフェニル)ベンズアミドを用い、次に実施例45Cにおいて実施例45Bに代えてそれからの生成物を用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.80(s、1H)、10.29(s、1H)、8.36(s、1H)、8.14(s、1H)、8.06(s、1H)、7.97(d、2H)、7.87(s、1H)、7.77(m、4H)、7.56(m、3H)、6.83(brs、2H)、3.93(s、3H)。
(実施例47)
4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例45Bおよび4−フェノキシフェニルアミンを用い、次に実施例45Cにおいて実施例45Bに代えてそれからの生成物を用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.84(s、1H)、8.36(s、1H)、8.14(s、1H)、8.06(s、1H)、7.87(s、1H)、7.80(d、2H)、7.39(m、2H)、7.13(t、1H)、7.09(d、2H)、7.03(d、2H)、6.81(brs、2H)、3.93(s、3H)。
(実施例48)
4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(3−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例45Bおよび3−フェノキシフェニルアミンを用い、次に実施例45Cにおいて実施例45Bに代えてそれからの生成物を用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.85(s、1H)、8.35(s、1H)、8.13(s、1H)、8.05(s、1H)、7.85(s、1H)、7.58(d、1H)、7.46(m、2H)、7.42(d、2H)、7.17(t、1H)、7.08(d、2H)、6.81(m、1H)、6.73(brs、2H)、3.92(s、3H)。
(実施例49)
4−アミノ−N−(4−ベンジルフェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例45Bおよび4−ベンジルフェニルアミンを用い、次に実施例45Cにおいて実施例45Bに代えてそれからの生成物を用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.75(s、1H)、8.32(s、1H)、8.13(s、1H)、8.05(s、1H)、7.86(s、1H)、7.67(d、2H)、7.32〜7.18(m、7H)、6.79(brs、2H)、3.94(s、2H)、3.93(s、3H)。
(実施例50A)
本実施例は、実施例40Aにおいて3−ブロモ−チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イルアミンに代えて5−ヨード−7−(4−(4−メチル−ピペラジン−1−イル)シクロヘキシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−イルアミン(WO2005/74603)を用いた以外は、実施例40Aおよび実施例40Bに記載の方法に従って製造した。
(実施例50B)
4−アミノ−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−N−(4−フェノキシフェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例50Aおよび4−フェノキシフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.13(s、1H)、8.30(s、1H)、8.12(s、1H)、7.93(brs、2H)、7.70〜7.74(m、1H)、7.66〜7.70(m、1H)、7.36〜7.44(m、2H)、7.08〜7.17(m、1H)、6.98〜7.07(m、4H)、4.60〜4.72(m、1H)、3.32(隠れたピーク、1H)、2.48〜2.59(m、4H)、2.33〜2.48(m、4H)、2.15〜2.23(m、4H)、1.96〜2.15(m、3H)、1.74〜1.85(m、2H)、1.53〜1.68(m、2H)。
(実施例51)
4−アミノ−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−N−(3−フェノキシフェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例50Aおよび3−フェノキシフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.12(s、1H)、8.28(s、1H)、8.11(s、1H)、7.87(bs、2H)、7.49〜7.56(m、1H)、7.33〜7.46(m、4H)、7.13〜7.21(m、1H)、7.06〜7.10(m、1H)、7.03〜7.06(m、1H)、6.74〜6.81(m、1H)、4.58〜4.71(m、1H)、2.32〜2.60(m、8H)、2.25〜2.30(m、1H)、1.93〜2.24(m、7H)、1.73〜1.85(m、2H)、1.52〜1.68(m、2H)。
(実施例52)
4−アミノ−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−N−(3−フェノキシフェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bに代えて実施例50Aを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.03(s、1H)、8.64(s、49H)、8.56(s、1H)、8.30(s、1H)、8.11(s、1H)、7.99(bs、2H)、7.59〜7.63(m、1H)、7.56〜7.59(m、1H)、7.45〜7.48(m、1H)、7.42〜7.45(m、1H)、7.31(s、1H)、7.20〜7.26(m、1H)、7.15(t、1H)、6.79(d、1H)、4.59〜4.72(m、1H)、2.37〜2.51(m、9H)、2.28(s、3H)、2.20(s、3H)、1.96〜2.16(m、4H)、1.74〜1.86(m、2H)、1.53〜1.68(m、2H)。
(実施例53)
4−アミノ−N−(4−((4−アミノフェニル)スルファニル)フェニル)−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例50Aおよび4−(4−アミノフェニルスルファニル)フェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.09(s、1H)、8.29(s、1H)、8.11(s、1H)、7.88(bs、2H)、7.59〜7.63(m、1H)、7.56〜7.59(m、1H)、7.17〜7.21(m、1H)、7.14〜7.17(m、1H)、7.08〜7.11(m、1H)、7.05〜7.08(m、1H)、6.81〜6.83(m、1H)、6.79〜6.81(m、1H)、5.47(s、2H)、4.58〜4.71(m、1H)、2.56〜2.70(m、9H)、2.20(s、3H)、1.94〜2.16(m、4H)、1.73〜1.85(m、2H)、1.52〜1.67(m、2H)。
(実施例54)
4−アミノ−N−(4−ベンジルフェニル)−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例50Aおよび4−ベンジルフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.04(s、1H)、8.29(s、1H)、8.11(s、1H)、7.92(bs、2H)、7.60〜7.63(m、1H)、7.57〜7.60(m、1H)、7.15〜7.34(m、7H)、4.59〜4.72(m、1H)、3.93(s、2H)、2.37〜2.59(m、8H)、2.25〜2.29(m、1H)、2.22(s、3H)、1.94〜2.15(m、4H)、1.74〜1.85(m、2H)、1.53〜1.68(m、2H)。
(実施例55)
4−アミノ−7−(4−(4−メチル−1−ピペラジニル)シクロヘキシル)−N−(4−(フェニルスルホニル)フェニル)−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例50Aおよび4−ベンゼンスルホニルフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.41(s、1H)、8.34(s、1H)、8.13(s、1H)、7.96(s、5H)、7.92〜7.94(m、1H)、7.87(bs、2H)、7.59〜7.73(m、3H)、4,59〜4.72(m、1H)、2.36〜2.48(m、8H)、2.16〜2.22(m、4H)、1.94〜2.16(m、4H)、1.75〜1.85(m、2H)、1.53〜1.69(m、2H)。
(実施例56A)
本実施例は、実施例40Aにおいて3−ブロモチエノ[3,2−c]ピリジン−4−イルアミンに代えて3−ヨード−1−(4−モルホリン−4−イルシクロヘキシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−4−イルアミン(WO05/74603に記載の方法に従って製造)を用いて、実施例40Aおよび40Bに記載の方法に従って製造した。
(実施例56B)
4−アミノ−1−(4−(4−モルホリニル)シクロヘキシル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−カルボン酸
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび1Cに代えてそれぞれ、実施例56Aおよび4−フェノキシフェニルアミンを用いることで製造した。H NMR(DMSO−d、300MHz)δ10.41(s、1H)、8.53(s、1H)、8.25(s、1H)、8.06(bs、1H)、7.83〜7.87(m、1H)、7.79〜7.83(m、1H)、7.36〜7.45(m、2H)、7.10〜7.17(m、1H)、6.99〜7.09(m、4H)、4.83〜4.96(m、1H)、3.55〜3.63(m、4H)、2.47〜2.57(m、4H)、2.29〜2.42(m、1H)、2.09〜2.29(m、2H)、1.96〜2.09(m、4H)、1.40〜1.57(m、2H)。
(実施例57A)
本実施例は、実施例45Cにおいて実施例45Bに代えて3−ブロモ−7−ヨード−チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イルアミン(WO05/10009に記載の方法に従って製造)を用いることで製造した。
(実施例57B)
4−エチニルフェニルアミン(0.3g)、4,4,5、5−テトラメチル[1,3,2]−ジオキサボロラン(0.56mL)およびZrCpClH(0.083g)のTHF(6mL)中混合物を、50℃で1.5時間攪拌し、濃縮した。濃縮物について、30%酢酸エチル/ヘキサンを用いるシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィー精製を行った。
(実施例57C)
4−アミノ−1−(4−(4−モルホリニル)シクロヘキシル)−N−(4−フェノキシフェニル)−1H−ピラゾロ[3,4−d]ピリミジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例45Cにおいて実施例45Bおよび1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えてそれぞれ、実施例57Aおよび57Bを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ3.92(s、3H)5.32(s、2H)6.01(s、2H)6.57(d、2H)6.86(d、1H)7.27〜7.42(m、3H)7.60(s、1H)7.85(s、1H)7.99(s、1H)8.11(s、1H)。
(実施例58A)
本実施例は、実施例45Dにおいて実施例45Cに代えて実施例57Bを用いることで製造した。
(実施例58B)
N−(4−((E)−2−(4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−イル)エテニル)フェニル)−N’−(3−メチルフェニル)尿素
本実施例は、実施例45Cにおいて実施例45Bおよび1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えてそれぞれ、実施例57Aおよび58Aを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ2.28(s、3H)、3.93(s、3H)6.08(s、2H)6.80(d、1H)7.00(d、1H)7.16(t、1H)7.20〜7.27(m、1H)7.31(s、1H)7.44〜7.54(m、2H)7.54〜7.68(m、3H)7.73(s、1H)7.86(s、1H)8.01(s、1H)8.12(s、1H)8.62(s、1H)8.79(s、1H)。
(実施例59)
7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−3−((E)−2−(4−フェノキシフェニル)エテニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−4−アミン
本実施例は、実施例57Bにおいて4−エチニルフェニルアミンに代えて1−エチニル−4−フェノキシベンゼンを用い、実施例45Cにおいて1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールおよび実施例45Bに代えてそれぞれ、前記からの生成物および実施例57Aを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ3.93(s、3H)6.10(s、2H)6.99〜7.11(m、5H)7.16(t、1H)7.36〜7.47(m、2H)7.61〜7.78(m、4H)7.86(s、1H)8.02(s、1H)8.12(s、1H)。
(実施例60)
3−((E)−2−(1,1’−ビフェニル)−4−イルエテニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−4−アミン
本実施例は、実施例45Cにおいて実施例45Bおよび1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えてそれぞれ、実施例57Aおよび2−(2−ビフェニル−4−イル−ビニル)−4,4,5,5−テトラメチル[1,3,2]ジオキサボロランを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ3.93(s、3H)6.11(s、2H)7.13(d、1H)7.33〜7.42(m、1H)7.48(t、2H)7.68〜7.85(m、8H)7.87(s、1H)8.03(s、1H)8.13(s、1H)。
実施例45Dの手順に従い、1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて適切なイソシアネート(X)を用いることで、実施例61〜65を製造した。
(実施例61)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
X=1−イソシアナトベンゼン。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.72(s、1H)、8.70(s、1H)、8.66(s、1H)、8.33(s、1H)、8.14(s、1H)、8.06(s、1H)77.87(s、1H)、7.67(d、J=8.8Hz、2H)、7.43〜7.50(m、4H)、7.25〜7.31(m、2H)、6.97(t、J=7.3Hz、1H)、6.83(s、2H)、3.93(s、3H)。
(実施例62)
4−アミノ−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
X=1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼン。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.73(s、1H)、8.88(s、1H)、8.75(s、1H)、8.34(s、1H)、8.14(s、1H)、8.06(s、1H)、7.87(s、1H)、7.68(d、J=8.8Hz、2H)、7.44〜7.53(m、3H)、7.31(td、J=8.1、6.8Hz、1H)、7.12(ddd、J=8.1、2.0、0.7Hz、1H)、6.83(s、2H)、6.74〜6.82(m、1H)、3.93(s、3H)。
(実施例63)
4−アミノ−N−(4−(((シクロヘキシルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
X=イソシアナトシクロヘキサン。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.65(s、1H)、8.35(s、1H)、8.31(s、1H)、8.13(s、1H)、8.05(s、1H)、7.86(s、1H)、7.59(d、J=9.2Hz、2H)、7.38(d、J=9.2Hz、2H)、6.82(s、2H)、6.08(d、J=8.1Hz、1H)、3.93(s、3H)、1.75〜1.85(m、2H)、1.60〜1.72(m、2H)、1.47〜1.59(m、1H)、1.08〜1.40(m、5H)。
(実施例64)
4−アミノ−N−(4−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
X=1−イソシアナト−4−メチルベンゼン。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.71(s、1H)、8.67(s、1H)、8.57(s、1H)、8.33(s、1H)、8.14(d、J=0.7Hz、1H)、8.06(s、1H)、7.87(d、J=1.0Hz、1H)、7.66(d、J=9.2Hz、2H)、7.46(d、J=9.2Hz、2H)、7.34(d、J=8.5Hz、2H)、7.08(d、J=8.5Hz、2H)、6.83(s、2H)、3.93(s、3H)、2.24(s、3H)。
(実施例65)
4−アミノ−N−(4−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
X=1−イソシアナト−2−メチルベンゼン。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.72(s、1H)、9.05(s、1H)、8.33(s、1H)、8.14(s、1H)、8.06(s、1H)1.7.91(s、1H)、7.83〜7.87(m、2H)、7.68(d、J=8.8Hz、2H)、7.48(d、J=8.8Hz、2H)、7.11〜7.20(m、2H)、6.94(td、J=7.4、1.2Hz、1H)、6.83(s、2H)、3.93(s、3H)、2.25(s、3H)。
(実施例66A)
本実施例は、実施例45Bにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルに代えて(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルを用いることで製造した。
(実施例66B)
4−アミノ−N−(3−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例45Dにおいて実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、実施例66Aおよびイソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.79(s、1H)、8.77(s、1H)、8.60(s、1H)、8.36(s、1H)、8.14(s、1H)、8.07(s、1H)、7.99(s、1H)、7.87(s、1H)、7.43〜7.49(m、2H)、7.24〜7.38(m、5H)、6.97(t、J=7.3Hz、1H)、6.80(s、2H)、3.93(s、3H)。
(実施例67)
4−アミノ−N−(3−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例45Dにおいて実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、実施例66Aおよび1−イソシアナト−2−メチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.81(s、1H)、9.15(s、1H)、8.37(s、1H)、8.14(s、1H)、8.07(s、1H)、8.00〜8.03(m、1H)、7.86〜7.90(m、3H)、7.31〜7.38(m、1H)、7.25〜7.31(m、2H)、7.11〜7.20(m、2H)、6.94(td、J=7.4、1.2Hz、1H)、6.80(s、2H)、3.93(s、3H)、2.26(s、3H)。
(実施例68)
4−アミノ−N−(3−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例45Dにおいて実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、実施例66Aおよび1−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.78(s、1H)、8.73、(s、1H)、8.49(s、1H)、8.36(s、1H)、8.14(s、1H)、8.06(s、1H)、7.96〜7.98(m、1H)、7.87(d、J=0.7Hz、1H)、7.26〜7.37(m、5H)、7.09(d、J=8.5Hz、2H)、6.80(s、2H)、3.93(s、3H)、2.24(s、3H)。
(実施例69)
4−アミノ−N−(3−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例45Dにおいて実施例45Cに代えて実施例66Aを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.79(s、1H)、8.80(s、1H)、8.55(s、1H)、8.36(s、1H)、8.14(s、1H)、8.06(s、1H)、7.99(s、1H)、7.87(s、1H)、7.26〜7.38(m、4H)、7.20〜7.26(m、1H)、7.15(t、J=7.6Hz、1H)、6.76〜6.82(m、3H)、3.93(s、3H)、2.28(s、3H)。
(実施例70)
4−アミノ−N−(3−(ベンゾイルアミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Bおよび実施例1Cに代えてそれぞれ、実施例45AおよびN−(3−アミノフェニル)ベンズアミドを用い、そして実施例45Cにおいて実施例45Bに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.86(s、1H)、10.35(s、1H)、8.36〜8.39(m、2H)、8.14(s、1H)、8.07(s、1H)、7.98(dd、J=8.3、1.5Hz、2H)、7.87(d、J=1.0Hz、1H)、7.50〜7.63(m、4H)、7.44〜7.48(m、1H)、7.35(t、J=8.0Hz、1H)、6.82(s、2H)、3.93(s、3H)。
(実施例71A)
本実施例は、実施例1Bおよび実施例1Cに代えてそれぞれ、実施例45Aおよび4−アミノピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルを用いることで実施例1Dに記載の方法に従って、そして実施例45Cにおいて実施例45Bに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。実施例1Cに記載の方法に従って、TFAを用いてBoc基を脱離させえた。
(実施例71B)
4−アミノ−N−[1−(アニリノカルボニル)ピペリジン−4−イル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例45Dにおいて45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、実施例71Aおよびイソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.84(d、J=7.5Hz、1H)、8.54(s、1H)、8.12(s、1H)、8.11(s、1H)、8.02(s、1H)、7.84(d、J=1.0Hz、1H)、7.46(d、J=7.8Hz、2H)、7.23(t、J=8.0Hz、2H)、6.97(s、2H)、6.93(t、J=7.3Hz、1H)、3.98〜4.17(m、3H)、3.92(s、3H)、2.97(t、J=11.5Hz、2H)、1.89(dd、J=12.7、3.2Hz、2H)、1.44〜1.59(m、2H)。
(実施例72)
4−アミノ−N−(1−ベンゾイルピペリジン−4−イル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
実施例71A(75mg)、安息香酸(26mg)、HOBT(57mg)およびNMM(0.23mL)のDMF(2mL)中混合物を0℃で、EDCI(80mg)で処理し、昇温させて室温とし、5時間攪拌し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を塩化メチレンで磨砕し、濾過し、風乾した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.86(d、J=7.5Hz、1H)、8.12(s、1H)、8.11(d、J=0.7Hz、1H)、8.02(s、1H)、7.84(d、J=1.0Hz、1H)、7.44〜7.49(m、3H)、7.36〜7.41(m、2H)、6.95(s、2H)、4.33〜4.52(brm、1H)、4.04〜4.17(brm、1H)、3.92(s、3H)、3.52〜3.71(brm、1H)、2.94〜3.27(brm、2H)、1.77〜2.03(brm、2H)、1.39〜1.64(brm、2H)。
(実施例73A)
本実施例は、実施例72において実施例71Aに代えてtert−ブチルトランス−4−アミノシクロヘキシルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAでBocを脱離させることで製造した。
(実施例73B)
トランス−4−アミノ−N−[4−(ベンゾイルアミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例72に記載の方法に従って実施例45Aおよび73Aをカップリングさせ、実施例45Cにおいて実施例45Bに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.80(d、J=7.8Hz、1H)、8.27(d、J=8.1Hz、1H)、8.11(s、1H)、8.09(s、1H)、8.02(s、1H)、7.82〜7.88(m、3H)、7.42〜7.55(m、3H)、6.97(s、2H)、3.92(s、3H)、3.73〜3.85(brm、2H)、1.89〜2.01(brm、4H)、1.39〜1.57(m、4H)。
(実施例74A)
tert−ブチルトランス−4−アミノシクロヘキシルカーバメート(250mg)およびイソシアナトベンゼン(0.11mL)のDMF(5mL)溶液を氷冷し、それをNMM(0.22mL)で処理し、室温で5時間攪拌し、水で希釈し、濾過した。濾液を塩化メチレン(10mL)に溶かし、TFA(1mL)で処理した。混合物を室温で3時間攪拌し、濃縮した。
(実施例74B)
トランス−4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例72に記載の方法に従って実施例45Aおよび74Aをカップリングさせ、実施例45Cにおいて実施例45Bに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.77(d、J=7.8Hz、1H)、8.32(s、1H)、8.11(s、1H)、8.08(s、1H)、8.02(s、1H)、7.83(s、1H)、7.37(d、J=7.5Hz、2H)、7.17〜7.25(m、2H)、6.96(s、2H)、6.88(t、J=7.3Hz、1H)、6.10(d、J=7.5Hz、1H)、3.92(s、3H)、3.74〜3.87(brm、1H)、3.38〜3.49(brm、1H)、1.89〜1.99(brm、4H)、1.21〜1.54(m、4H)。
(実施例75)
トランス−4−アミノ−N−(4−((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例74Aと次に実施例74Bにおいてイソシアナトベンゼンに代えて1−フルオロ−2−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.77(d、J=7.8Hz、1H)、8.09〜8.17(m、3H)、8.08(s、1H)、8.02(s、1H)、7.83(s、1H)、7.16(ddd、J=11.8、8.1、1.5Hz、1H)、7.07(t、J=7.1Hz、1H)、6.96(s、2H)、6.87〜6.95(m、1H)、6.62(d、J=7.5Hz、1H)、3.92(s、3H)、3.75〜3.88(m、1H)、3.39〜3.51(m、1H)、1.88〜2.02(m、4H)、1.37〜1.56(m、2H)、1.20〜1.36(m、2H)。
(実施例76)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)ベンジル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例74Aおよび74Bにおいてtert−ブチルトランス−4−アミノシクロヘキシルカーバメートに代えてtert−ブチル4−アミノベンジルカーバメートを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ9.42(t、J=5.8Hz、1H)、8.71(s、1H)、8.70(s、1H)、8.16(s、1H)、8.11(d、J=0.7Hz、1H)、8.02(s、1H)、7.84(d、J=0.7Hz、1H)、7.41〜7.47(m、4H)、7.24〜7.31(m、4H)、7.02(s、2H)、6.92〜6.99(m、1H)、4.45(d、J=5.8Hz、2H)、3.92(s、3H)。
(実施例77)
4−アミノ−N−(3−((アニリノカルボニル)アミノ)ベンジル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例74Aおよび74Bにおいてtert−ブチルトランス−4−アミノシクロヘキシルカーバメートに代えてtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ9.48(t、J=5.9Hz、1H)、8.68(s、1H)、8.62(s、1H)、8.19(s、1H)、8.11(s、1H)、8.02(s、1H)、7.84(s、1H)、7.36〜7.47(m、4H)、7.23〜7.30(m、3H)、7.03(s、2H)、6.93〜7.01(m、2H)、4.49(d、J=5.8Hz、2H)、3.92(s、3H)。
(実施例78A)
本実施例は、実施例45Cにおいて実施例45Bに代えて3−ブロモ−7−ヨードチエノ[3,2−c]ピリジン−4−アミンを用い、実施例40Aおよび40Bにおいて3−ブロモ−チエノ[3,2−c]ピリジン−4−イルアミンに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。
(実施例78B)
4−アミノ−N−((1−(アニリノカルボニル)ピペリジン−4−イル)メチル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例72に記載の方法に従って実施例78Aおよび4−(アミノメチル)−N−フェニルピペリジン−1−カルボキサミド(実施例74Aにおいてtert−ブチルトランス−4−アミノシクロヘキシルカーバメートに代えてtert−ブチルピペリジン−4−イルメチルカーバメートを用いて製造)をカップリングさせることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.97(t、J=5.6Hz、1H)、8.45(s、1H)、8.12(s、1H)、8.11(s、1H)、8.02(s、1H)、7.84(s、1H)、7.45(d、J=7.8Hz、2H)、7.18〜7.25(m、2H)、6.99(s、2H)、6.91(t、J=7.3Hz、1H)、4.14(d、J=12.9Hz、2H)、3.92(s、3H)、3.23(t、J=5.9Hz、2H)、2.79(t、J=11.9Hz、2H)、1.72〜1.86(m、3H)、1.08〜1.24(m、2H)。
(実施例79)
4−アミノ−N−(4−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例72において安息香酸および71Aに代えてそれぞれ、78Aおよびtert−ブチル4−アミノベンジルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAによってBoc基を脱離させ、実施例74Aにおいてtert−ブチルトランス−4−アミノシクロヘキシルカーバメートに代えて前記からの精製物を用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.78(s、1H)、8.53(s、1H)、8.35(s、1H)、8.14(s、1H)、8.06(s、1H)、7.86(s、1H)、7.71(d、J=7.8Hz、2H)、7.39〜7.43(m、2H)、7.32(d、J=8.1Hz、2H)、7.19〜7.25(m、2H)、6.87〜6.93(m、1H)、6.80(s、2H)、6.59(t、J=6.4Hz、1H)、4.29(d、J=5.8Hz、2H)、3.93(s、3H)。
(実施例80)
4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例72において安息香酸および実施例71Aに代えてそれぞれ実施例78Aおよびtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAでBoc基を脱離させ、実施例74Aにおいてtert−ブチルトランス−4−アミノシクロヘキシルカーバメートに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.81(s、1H)、8.56(s、1H)、8.34(s、1H)、8.13(d、J=0.7Hz、01H)、8.06(s、1H)、7.86(d、J=0.7Hz、1H)、7.72〜7.74(m、1H)、7.62〜7.66(m、1H)、7.39〜7.43(m、2H)、7.35(t、J=8.0Hz、1H)、7.18〜7.25(m、2H)、7.10(d、J=7.8Hz、1H)、6.89(t、J=7.3Hz、1H)、6.78(s、2H)、6.64(t、J=5.9Hz、1H)、4.32(d、J=6.4Hz、2H)、3.93(s、3H)。
(実施例81A)
(1S,4S)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(245mg)のトルエン(10mL)中混合物を、トリエチルアミン(0.14mL)およびDPPA(0.22mL)で処理し、70℃で45分間加熱し、冷却して室温とし、アニリン(0.18mL)で処理した。混合物を室温で終夜攪拌し、エーテルで希釈し、0.5N HCl、飽和NaHCO、水およびブラインで洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル(1S,4S)−4−(3−フェニルウレイド)シクロヘキシルカーバメートを得て、それを塩化メチレン(2mL)およびTFA(2mL)に溶かし、室温で12時間攪拌し、濃縮した。
(実施例81B)
シス−4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例72において安息香酸および実施例71Aに代えてそれぞれ、実施例78Aおよび実施例81Aを用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.78(d、J=6.8Hz、1H)、8.41(s、1H)、8.11(s、1H)、8.07(s、1H)、8.02(s、1H)、7.84(s、1H)、7.37(d、J=7.5Hz、2H)、7.21(t、J=7.8Hz、2H)、6.85〜6.93(m、3H)、6.17(d、J=6.8Hz、1H)、3.92(s、3H)、3.83〜3.90(m、1H)、3.66〜3.73(m、1H)、1.62〜1.79(m、8H)。
(実施例82)
シス−4−アミノ−N−((1S,3R)−3−((アニリノカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例81Aおよび81Bにおいてシス−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸に代えてラセミ体のシス−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸を用いることで製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ8.81(d、J=7.8Hz、1H)、8.30(s、1H)、8.11(s、1H)、8.07(s、1H)、8.02(s、1H)、7.83(s、1H)、7.37(d、J=7.8Hz、2H)、7.21(t、J=7.8Hz、2H)、6.93(s、2H)、6.88(t、J=7.1Hz、1H)、6.16(d、J=7.8Hz、1H)、3.91(s、3H)、3.78〜3.94(m、1H)、3.47〜3.62(m、1H)、2.11〜2.20(m、1H)、1.73〜1.92(m、3H)、1.00〜1.48(m、4H)。
(実施例83A)
(±)(1R,3S)−3−アミノ−N−フェニルシクロヘキサンカルボキサミド
本実施例は、実施例72において安息香酸および実施例71Aに代えてそれぞれ(±)−(1R,3S)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸およびアニリンを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAでBocを脱離させることで製造した。
(実施例83B)
シス−4−アミノ−N−((1S,3R)−3−(アニリノカルボニル)シクロヘキシル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
本実施例は、実施例72において安息香酸および実施例71Aに代えてそれぞれ、実施例78Aおよび実施例83Aを用いることで製造した。H NMR(300MHz、50.DMSO−d)δ9.91(s、1H)、8.85(d、J=7.8Hz、1H)、8.11(s、1H)、8.09(s、1H)、8.01(s、1H)、7.83(s、1H)、7.60(d、J=7.8Hz、2H)、7.28(t、J=8.0Hz、2H)、7.02(t、J=7.3Hz、1H)、6.95(s、2H)、3.91(s、3H)、3.83〜3.97(m、1H)、2.00〜2.09(m、1H)、1.77〜1.96(m、3H)、1.13〜1.61(m、4H)。
(実施例84A)
NaH(280mg)のDMF(25mL)中の懸濁液を氷冷したものに、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(2g)を少量ずつ加えた。混合物を0℃で30分間攪拌し、(2−ブロモエトキシ)(tert−ブチル)ジフェニルシラン(4.16g)で処理し、昇温させて50℃として2時間経過させ、水で反応停止し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮し、濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例84B)
本実施例は、実施例72において安息香酸および実施例71Aに代えてそれぞれ、実施例78Aおよびtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用いることで製造した。
(実施例84C)
本実施例は、実施例45Cにおいて実施例45Bおよび1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて実施例84Bおよび実施例84Aを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAでBocを脱離させ、実施例74Aにおいてtert−ブチル(1R,4R)−4−アミノシクロヘキシルカーバメートに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。
(実施例84D)
4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド
実施例84C(0.71g)および1M TBAFのTHF溶液(1.8mL)のTHF(10mL)溶液を室温で4時間攪拌し、水で希釈し、塩化メチレンおよびメタノールで抽出した。層界面に固体を有する抽出液を合わせ、濃縮し、シリカゲルでクロマトグラフィー精製した。生成物を、DMF/水/メタノールで磨砕することでさらに精製した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.85(s、1H)、8.57(s、1H)、8.39(s、1H)、8.16(d、J=0.7Hz、1H)、8.08(s、1H)、7.90(d、J=0.7Hz、1H)、7.71〜7.74(m、1H)、7.64(d、J=7.5Hz、1H)、7.41(dd、J=8.6、1.2Hz、2H)、7.35(t、J=8.0Hz、1H)、7.18〜7.25(m、2H)、7.11(d、J=7.8Hz、1H)、6.94(s、2H)、6.89(t、J=7.3Hz、1H)、6.64(t、J=6.1Hz、1H)、4.95(t、J=5.3Hz、1H)、4.32(d、J=6.1Hz、2H)、4.23(t、J=5.6Hz、2H)、3.80(q、J=5.1Hz、2H)。
(実施例85A)
実施例84D(164mg)のジメチルアセトアミド(2.5mL)中混合物を、(BuO)PNEt(0.31mL)およびテトラゾール(132mg)で処理し、室温で2時間攪拌し、冷却して−10℃とし、30%H(0.1mL)で処理した。混合物を室温で2.5時間攪拌し、30%H(0.3mL)で処理し、3時間攪拌し、10%Naと酢酸エチルとの間で分配した。抽出液を脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮し、濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例85B)
リン酸二水素2−(4−(4−アミノ−3−(((3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)アミノ)カルボニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−7−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エチル
実施例85A(90mg)のメタノール(5mL)中混合物を4M HClのジオキサン溶液(0.2mL)で処理し、1時間攪拌し、ジエチルエーテルで希釈し、濾過した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ11.09(s、1H)、8.90(s、1H)、8.90(s、2H)、8.76(s、1H)、8.33(d、J=0.7Hz、1H)、8.07(s、1H)、8.01(d、J=1.0OHz、1H)、7.63〜7.68(m、2H)、7.35〜7.47(m、3H)、7.13〜7.28(m、3H)、6.89(t、J=7.3Hz、1H)、6.74〜6.81(m、1H)、4.46(t、J=5.1Hz、2H)、4.33(d、J=4.1Hz、2H)、4.20〜4.27(m、2H)。
(実施例86)
4−アミノ−N−(4−((((2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cおよび1Dそれぞれにおいて実施例1Bおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、実施例22Cおよび2−フルオロ−1−イソシアナト−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.65(s、1H)9.18(s、1H)、8.82(d、J=2.46Hz、1H)、8.45(m、1H)、8.33(s、1H)、8.09(s、1H)、7.60(m、1H)、7.57(d、J=8.90Hz、2H),7.47(d、J=9.21Hz、2H)、7.35(m、2H)、7.00(brs、2H)3.85(s、3H)。
(実施例87)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cおよび1Dそれぞれにおいて実施例1Bおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、実施例22Cおよびイソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.64(s、1H)、8.69(s、1H)、8.64(s、1H)、8.33(s、1H)、8.09(s、1H)、7.60(s、1H)、7.54(d、J=9.15Hz、2H)、7.45(m、4H)、7.28(m、2H)、7.02(brs、2H)、6.96(t、J=7.32Hz、1H)、3.85(s、3H)。
(実施例88)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−チエン−3−イルチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例22Bにおいて1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−[1,3,2]ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールに代えて4,4,5,5−テトラメチル−2−チオフェン−3−イル−[1,3,2]ジオキサボロランを用い、実施例1Dに記載の方法に従うが、実施例1Cに代えて1−(4−アミノフェニル)−3−フェニル尿素を用いてカップリングを行うことで、実施例22B〜Cに記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.58(s、1H)、8.66(s、1H)、8.61(s、1H)、8.36(s、1H)、7.83(m、1H)、7.67(m、2H)、7.45(m、5H)、7.27(m、3H)、7.07(brs、2H)、6.96(t、J=7.36Hz、1H)。
(実施例89)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−モルホリン−4−イルチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例38Aにおいて1−メチルピペラジンに代えてモルホリンを用い、実施例1の手順に従うが、実施例1Aにおいて5−アミノ−4−シアノ−チオフェン−3−カルボン酸エチルエステルに代えて前記からの生成物を用い、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてイソシアナトベンゼンを用いて製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.64(s、1H)、8.68(s、1H)、8.64(s、1H)、8.22(s、1H)、7.67(d、J=8.85Hz、2H)、7.50(brs、2H)、7.46(t、J=9.15Hz、4H)、7.28(m、2H)、6.97(t、J=7.32Hz、1H)、3.70(m、4H)、3.10(m、4H)。
(実施例90)
4−アミノ−N−(4−(((チエン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて3−イソシアナトチオフェンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.63(s、1H)、8.89(s、1H)、8.63(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、7.98(brs、2H)、7.63(d、J=8.90Hz、2H)、7.47(d、J=8.90Hz、2H)、7.43(m、1H)、7.28(dd、J=3.07、1.23Hz、1H)、7.05(dd、J=4.91、1.23Hz、1H)。
(実施例91)
4−アミノ−N−(4−(((シクロペンチルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてイソシアナトシクロペンタンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.57(s、1H)、8.35(s、1H)、8.31(s、1H)、8.25(s、1H)、7.92(brs、2H)、7.56(d、J=8.90Hz、2H)、7.38(d、J=9.21Hz、2H)、6.11(d、J=7.06Hz、1H)、3.94(m、1H)、1.84(m、2H)、1.63(m、2H)、1.53(m、2H)、1.36(m、2H)。
(実施例92)
4−アミノ−N−(4−(((ピリジン−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて3−イソシアナトピリジンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.65(s、1H)、8.83(s、2H)、8.62(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、8.19(d、J=3.38Hz、1H)、7.95(m、1H)、7.96(brs、2H)、7.65(d、J=8.90Hz、2H)、7.48(d、J=8.90Hz、2H)、7.32(m、1H)。
(実施例93A)
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンおよび(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルに代えてそれぞれ、1−イソシアナト−4−ニトロベンゼンおよび5−メチルイソオキサゾール−3−アミンを用いることで、実施例1Cに記載の方法に従って製造した。
(実施例93B)
実施例93A(700mg)、鉄粉(830mg)、NHCl(155mg)のエタノール(25mL)、THF(28mL)および水(11mL)の混合物を85℃で9時間攪拌し、冷却して室温とし、エタノールを用いて珪藻土(セライト)で濾過した。濾液を濃縮し、濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例93C)
4−アミノ−N−(4−((((5−メチルイソオキサゾール−3−イル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えて実施例93Bを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.71(s、1H)、9.44(s、1H)、8.87(s、1H)、8.46(s、1H)、8.39(s、1H)、8.28(brs、2H)、7.65(d、J=8.90Hz、2H)、7.47(d、J=9.21Hz、2H)、6.53(s、1H)、2.37(s、3H)。
(実施例94)
4−アミノ−N−(4−(((シクロプロピルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてイソシアナトシクロプロパンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.62(s、1H)、8.39(s、1H)、8.34(s、1H)、8.31(s、1H)、7.92(brs、2H)、7.56(d、J=9.16Hz、2H)、7.41(d、J=9.16Hz、2H)、6.37(s、1H)、2.54(m、1H)、0.63(m、2H)、0.40(m、2H)。
(実施例95)
4−アミノ−N−(4−((((2,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて2,4−ジフルオロ−1−イソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、9.05(s、1H)、8.49(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、8.10(m、1H)、7.65(d、J=8.54Hz、4H)、7.47(d、J=8.54Hz、2H)、7.31(t、J=8.85Hz、1H)、7.05(t、J=7.93Hz、1H)。
(実施例96)
4−アミノ−N−(4−((((3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えて1,2−ジフルオロ−4−イソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、8.87(s、1H)、8.77.(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、7.95(brs、2H)、7.68(m、1H)、7.64(d、J=8.85Hz、2H)、7.47(d、J=8.85Hz、2H)、7.34(m、1H)、7.12(d、J=9.15Hz、1H)。
(実施例97A)
3−(モルホリノメチル)アニリン(0.46g)、トリエチルアミン(0.37mL)および4−ニトロフェニルカルボノクロリデート(0.53g)の混合物を室温で2時間攪拌し、トリエチルアミン(0.37mL)およびtert−ブチル4−アミノフェニルカーバメート(0.5g)で処理し、18時間攪拌し、水と酢酸エチルとの間で分配した。抽出液を水およびブラインで洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製して、tert−ブチル4−(3−(3−(モルホリノメチル)フェニル)ウレイド)フェニルカーバメートを得て、それを塩化メチレン(30mL)に溶かし、氷浴で冷却し、TFA(1.8mL)で処理し、30分間攪拌し、昇温させて室温とし、18時間攪拌し、トルエン/メタノール共沸で濃縮した。
(実施例97B)
4−アミノ−N−(4−((((3−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えて実施例97Aを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.63(s、1H)、8.65(s、1H)、8.63(s、1H)、8.37(s、1H)、8.32(s、1H)、7.96(brs、2H)、7.63(d、J=8.90Hz、2H)、7.47(d、J=8.90Hz、3H)、7.34(d、J=8.90Hz、1H)、7.23(t、J=7.67Hz、1H)、6.92(d、J=7.36Hz、1H)、3.59(m、4H)、3.47(s、2H)、2.40(s、4H)。
(実施例98)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えて実施例74Aを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ9.34(brs、1H)、8.83(d、J=7.67Hz、1H)、8.37(s、1H)、8.30(s、1H)、8.28(s、1H)、8.04(brs、2H)、7.37(m、2H)、7.21(m、2H)、6.88(m、1H)、6.08(d、J=6.44Hz、1H)、3.44(brs、1H)、1.94(m、4H)、1.47(m、2H)、1.28(m、2H)。
(実施例99)
4−アミノ−N−(4−((((3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、5−メチルイソオキサゾール−3−アミンに代えて3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−アミンを用いることで、実施例93に記載の方法に従って製造した。H NMR(300MHz、DMSO−d)δ10.66(s、1H)、8.84(s、1H)、8.40(s、1H)、8.34(s、1H)、8.01(brs、2H)、7.70(s、1H)、7.61(d、J=9.16Hz、2H)、7.46(d、J=8.82Hz、2H)、2.29(s、3H)、2.13(s、3H)。
(実施例100)
4−アミノ−N−(4−(((1,3−チアゾール−2−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、5−メチルイソオキサゾール−3−アミンに代えてチアゾール−2−アミンを用いることで、実施例93に記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.67(s、1H)、10.46(s、1H)、8.98(s、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、7.98(brs、2H)、7.67(d、J=8.90Hz、2H)、7.50(d、J=8.90Hz、2H)、7.37(d、J=3.68Hz、1H)、7.11(d、J=3.07Hz、1H)。
(実施例101)
4−アミノ−N−(4−(((イソオキサゾール−3−イルアミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、5−メチルイソオキサゾール−3−アミンに代えてイソオキサゾール−3−アミンを用いることで、実施例93に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.69(s、1H)、9.58(s、1H)、8.86(s、1H)、8.74(s、1H)、8.38(s、1H)、8.32(s、1H)、7.83(brs、2H)、7.67(d、J=8.24Hz、2H)、7.48.(d、J=8.54Hz、2H)、6.85(s、1H)。
(実施例102)
4−アミノ−N−(1−(アニリノカルボニル)ピペリジン−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、tert−ブチルピペリジン−4−イルカーバメートおよびイソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ9.10(brs、1H)、8.85(d、J=7.67Hz、1H)、8.53(s、1H)、8.34(s、1H)、8.26(s、1H)、7.94(brs、1H)、7.46(d、J=7.67Hz、2H)、7.22(m、2H)、6.93(t、J=7.36Hz、1H)、4.14(d、J=13.50Hz、2H)、4.06(m、1H)、2.95(t、J=11.66Hz、2H)、1.88(d、J=12.27Hz、2H)、1.53(m、2H)。
(実施例103)
4−アミノ−N−(3−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Bにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよびイソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.74(s、1H)、8.78(s、1H)、8.61(s、1H)、8.41(s、1H)、8.32(s、1H)、8.12(brs、1H)、7.97(m、1H)、7.46(d、J=7.63Hz、2H)、7.34(m、1H)、7.29(t、J=8.24Hz、5H)、6.98(t、J=7.32Hz、1H)。
(実施例104A)
実施例1A(750mg)のTHF(34mL)溶液を−78℃で、2M LDAのTHF溶液(5.1mL)で処理し、2時間攪拌し、ヨウ素(855mg)のTHF(6mL)溶液で処理し、1時間攪拌し、昇温させて0℃とし、2時間攪拌し、飽和NHClで反応停止し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を10%NaSOおよびブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例104B)
実施例104A(50mg)、3−メトキシプロプ−1−イン(0.015mL)、ClPd(PPh(5mg)、CuI(0.8mg)、トリエチルアミン(0.36mL)およびDMF(0.18mL)を窒素で脱気し、スミス・シンセサイザーマイクロ波オーブン(200W)で攪拌しながら封管中にて60℃で40分間加熱した。混合物を水と塩化メチレンとの間で分配し、抽出液をブラインで洗浄し、脱水し(MgSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物を、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製した。
(実施例104C)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(3−メトキシプロパ−1−イニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Bにおいて実施例1Aに代えて実施例104Bを用い、実施例1Cにおいて1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてイソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.87(s、1H)、8.70(s、1H)、8.64(s、1H)、8.39(s、1H)、7.47(m、10H)、6.97(s、1H)、4.38(s、2H)、3.22(s、3H)。
(実施例105)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−エチニルチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、3−メトキシプロプ−1−インに代えてエチニルトリメチルシランを用いることで、実施例104に記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.84(s、1H)、8.71(s、1H)、8.64(s、1H)、8.40(s、1H)、7.65(d、J=8.90Hz、2H)、7.47(t、J=8.90Hz、6H)、7.28(t、J=8.59,Hz、2H)、6.97(t、J=7.36Hz、1H)、5.08(s、1H)。
(実施例106)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(チエン−3−イルエチニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、3−メトキシプロプ−1−インに代えて3−エチニルチオフェンを用いることで、実施例104に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.94(s、1H)、8.71(s、1H)、8.65(s、1H)、8.40(s、1H)、7.89(m、1H)、7.70(d、J=8.85Hz、2H)、7.66(m、1H)、7.47(m、6H)、7.28(t、J=7.63Hz、2H)、7.10(d、J=5.19Hz、1H)、6.97(t、J=7.32Hz、1H)。
(実施例107)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(3−(ジメチルアミノ)プロパ−1−イニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、3−メトキシプロプ−1−インに代えてN,N−ジメチルプロプ−2−イン−1−アミンを用いることで、実施例104に記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.84(s、1H)、8.69(s、1H)、8.64(s、1H)、8.38(s、1H)、7.65(d、J=9.21Hz、2H)、7.46(m、6H)、7.27(t、J=8.59Hz、2H)、6.97(t、J=7.36Hz、1H)、3.54(s、2H)、2.12(s、6H)。
(実施例108)
4−アミノ−N−(4−((2−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cに代えてN−(4−アミノフェニル)−2−フルオロベンズアミドを用いることで、実施例1Dに記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.74(s、1H)、10.45(s、1H)、8.40(s、1H)、8.34(s、1H)、8.02(brs、2H)、7.71(m、5H)、7.58(m、1H)、7.35(m、2H)。
(実施例109)
4−アミノ−N−(4−((3−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cに代えてN−(4−アミノフェニル)−3−フルオロベンズアミドを用いることで、実施例1Dに記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.75(s、1H)、10.36(s、1H)、8.40(s、1H)、8.33(s、1H)、7.78(m、8H)、7.60(s、1H)、7.46(s、1H)。
(実施例110)
4−アミノ−N−(4−((4−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cに代えてN−(4−アミノフェニル)−4−フルオロベンズアミドを用いることで、実施例1Dに記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.74(s、1H)、10.30(s、1H)、8.41(s、1H)、8.34(s、1H)、8.05(m、2H)、7.90(brs、2H)、7.78(d、J=8.24Hz、2H)、7.71(d、J=8.24Hz、2H)、7.37(t、J=8.85、8.24Hz、1H)。
(実施例111)
4−アミノ−N−(4−((2−メチルベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cに代えてN−(4−アミノフェニル)−2−メチルベンズアミドを用いることで、実施例1Dに記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.70(s、1H)、10:30(s、1H)、8.40(s、1H)、8.32(s、1H)、8.01(brs、2H)、7.76(d、J=8.90Hz、2H)、7.68(d、J=8.90Hz、2H)、7.46(d、J=7.67Hz、1H)、7,39(m、1H)、7.30(m、2H)、2.40(s、3H)。
(実施例112)
4−アミノ−N−(4−((3−メチルベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cに代えてN−(4−アミノフェニル)−3−メチルベンズアミドを用いることで、実施例1Dに記載の方法に従って製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ10.71(s、1H)、10.22(s、1H)、8.40(s、1H)、8.33(s、1H)、8.03(brs、2H)、7.77(m、4H)、7.70(d、J=9.21Hz、2H)、7.40(m、2H)、2.41(s、3H)。
(実施例113A)
CaCl(104mg)のエタノール(2.3mL)溶液を、3−(3−(4−アミノフェニル)ウレイド)安息香酸メチル(150mg)のTHF(2.3mL)溶液およびNaBH(71mg)で処理し、混合物を還流下に18時間攪拌し、NaBH(280mg)を8時間かけて4回に分けて加え、冷却して室温とし、濃縮した。濃縮物を水で処理し、塩化メチレンで洗浄した。不均一水層を濾過し、固体を回収し、水で洗浄し、風乾した。
(実施例113B)
4−アミノ−N−(4−((((3−(ヒドロキシメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Cに代えて実施例113Aを用いることで実施例1Dに記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.69(s、1H)、8.69(s、1H)、8.66(s、1H)、8.43(s、1H)、8.36(s、1H)、7.96(brs、2H)、7.63(d、J=8.85Hz、2H)、7.48(d、J=8.85Hz、2H)、7.43(s、1H)、7.32(d、J=8.24Hz、1H)、7.22(t、J=7.93Hz、1H)、6.92(d、J=7.63Hz、1H)、4.47(s、2H)、3.70(brs、1H)。
(実施例114)
4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えてtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAによってBocを脱離させ、実施例45Dにおいて実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、前記からの生成物およびイソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.75(s、1H)、8.57(s、1H)、8.39(s、1H)、8.32(s、1H)、7.97(brs、2H)、7.69(s、1H)、7.62(d、J=7.32Hz、1H)、7.41(d、J=7.63Hz、2H)、7.35(t、J=7.63Hz、1H)、7.22(t、J=7.32Hz、2H)、7.11(d、J=7.32Hz、1H)、6.89(t、J=6.71Hz、1H)、6.64(s、1H)、4.32(d、J=5.19Hz、2H)。
(実施例115)
4−アミノ−N−(3−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Bにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−2−メチルベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.74(s、1H)、9.15(s、1H)、8.41(s、1H)、8.33(s、1H)、8.00(s、1H)、7.88(m、4H)、7.30(m、3H)、7.16(m、2H)、6.95(t、J=7.32Hz、1H)、2.26(s、3H)。
(実施例116)
4−アミノ−N−(3−(((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えてtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAによってBocを脱離させ、実施例45Dにおいて実施例45Cに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.75(s、1H)、8.48(s、1H)、8.39(s、1H)、8.33(s、1H)、7.90(brs、2H)、7.68(s、1H)、7.62(d、J=7.93Hz、1H)、7.35(t、J=7.93Hz、1H)、7.25(s、1H)、7.18(d、J=7.93Hz、1H)、7.10(m、2H)、6.71(d、J=7.32Hz、1H)、6.62(t、J=5.80Hz、1H)、4.32(d、J=5.80Hz、2H)、2.24(s、3H)。
(実施例117)
4−アミノ−N−(3−(((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えてtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAによってBocを脱離させ、実施例45Dにおいて実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、前記からの生成物および1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンに代えてを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.75(m、1H)、8.84(m、1H)、8.39(m、1H)、8.32(m、1H)、7.98(m、2H)、7.68(m、1H)、7.62(d、J=8.24Hz、1H)、7.47(d、J=12.21Hz、1H)、7.35(t、J=7.93Hz、1H)、7.24(m、1H)、7.11(d、J=7.63Hz、1H)、7.05(d、J=9.15Hz、1H)、6.72(m、2H)、4.32(d、J=6.10Hz、2H)。
(実施例118)
4−アミノ−N−(3−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Bにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルに代えて(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.74(m、1H)、8.77(m、1H)、8.55(m、1H)、8.41(m、1H)、8.33(m、1H)、7.97(m、1H)、7.75(m、2H)、7.29(m、5H)、7.16(t、J=7.63Hz、101H)、6.80(d、J=7.32Hz、1H)、2.28(s、3H)。
(実施例119)
4−アミノ−N−(3−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Bにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−4−メチルベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.73(s、1H)、8.74(s、1H)、8.51(s、1H)、8.41(s、1H)、8.33(s、1H)、7.96(s、1H)、7.77(brs、2H)、7.30(m、5H)、7.09(m、2H)、2.24(s、3H)。
(実施例120)
4−アミノ−N−(3−((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Bにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−2−イソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.75(s、1H)、9.21(s、1H)、8.54(d、J=2.14Hz、1H)、8.41(s、1H)8.33(s、1H)、8.17(t、J=8.24Hz、1H)、7.98(s、1H)、7.73(brs、2H)、7.35(m、1H)、7.30(m、2H)、7.24(m、1H)、7.15(t、J=7.32Hz、1H)、7.01(m、1H)。
(実施例121)
4−アミノ−N−(3−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Bにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.75(s、1H)、8.85(s、2H)、8.41(s、1H)、8.32(s、1H)、7.97(s、1H)、7.96(brs、2H)、7.50(d、J=11.90Hz、1H)、7.36(m、1H)、7.29(m、3H)、7.12(d、J=7.93Hz、1H)、6.79(t、J=6.10Hz、1H)。
(実施例122)
4−アミノ−N−(3−((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Bにおいて(4−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、(3−アミノフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステルおよび1−フルオロ−4−イソシアナトベンゼンを用いることで、実施例1に記載の方法に従って製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.73(m、1H)、8.78(m、1H)、8.65(m、1H)、8.40(m、1H)、8.33(m、1H)、7.97(m、1H)、7.78(m、2H)、7.47(m、2H)、7.33(m、1H)、7.28(m、2H)、7.13(t、J=8.85Hz、2H)。
(実施例123)
4−アミノ−N−(3−(((((3−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えてtert−ブチル3−アミノベンジルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAによってBocを脱離させ、実施例45Dにおいて実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ前記からの生成物および1−イソシアナト−3−(トリフルオロメチル)ベンゼンを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.75(s、1H)、9.04(s、1H)、8.39(s、1H)、8.32(s、1H)、7.97(brs、2H)、7.63(m、6H)、7.35(s、1H)、7.11(s、1H)、6.82(s、TH)、4.34(s、2H)。
(実施例124)
4−アミノ−N−(5−(2−((3−フルオロフェニル)アミノ)−2−オキソエチル)−1,3−チアゾール−2−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えて2−(2−アミノチアゾール−5−イル)−N−(3−フルオロフェニル)アセトアミドを用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ12.95(brs、1H)、10.47(s、1H)、8.61(s、1H)、8.32(s、1H)、7.97(brs、2H)、7.61(d、J=11.90Hz、1H)、7.44(s、1H)、7.34(m、2H)、6.90(t、J=6.41Hz、1H)、3.91(s、2H)。
(実施例125A)
4−アミノ−N−メトキシチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド(3mmol)(実施例1Dにおいて実施例1Cに代えてO−メチルヒドロキシルアミンを用いることで製造)のTHF(12mL)溶液を、LAH(235mg)のTHF(12mL)懸濁液に−78℃で加えた。混合物を30分間攪拌し、水(0.24mL)、1M NaOH(0.24mL)および水(0.72mL)の順で処理し、珪藻土(セライト(登録商標))で濾過し、濃縮した。
(実施例125B)
(4−ニトロベンジル)トリフェニルホスホニウムブロマイド(1.66g)のTHF(20mL)溶液を0℃で、1.6M n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(2.2mL)で処理し、40分間攪拌し、実施例125AのTHF(20mL)溶液で処理し、0℃で3時間、室温で18時間攪拌し、5%メタノール/塩化メチレンで処理し、水で洗浄し、脱水し(NaSO)、濾過し、濃縮した。濃縮物をメタノールで磨砕し、風乾した。
(実施例125C)
本実施例は、実施例93Bについて記載の方法に従い、実施例93Aに代えて実施例125Bを用いることで製造した。
(実施例125D)
実施例125C(110mg)および5%Pd/炭素(50mg)のメタノール(10mL)中混合物を、水素(約0.41MPa(60psi))下に50℃にて40時間振盪し、濾過し、濃縮した。
(実施例125E)
N−(4−(2−(4−アミノチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−イル)エチル)フェニル)−N’−フェニル尿素
本実施例は、実施例45Dについて記載の方法に従い、実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、実施例125Dおよびイソシアナトベンゼンを用いて製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ8.65(s、1H)、8.61(s、1H)、8.25(s、1H)、7.44(d、J=7.98Hz、2H)、7.35(d、J=8.59Hz、2H)、7.27(t、J=7.98Hz、2H)、7.15(d、J=8.29Hz、2H)、7.10(s、1H)、6.99(s、2H)、6.95(m、1H)、3.22(t、J=8.29Hz、2H)、2.90(t、J=8.29Hz、2H)。
(実施例126)
4−アミノ−N−(4−((((3−(3−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えて1−(4−アミノフェニル)−3−(3−(3−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)尿素を用いることで製造した。H NMR(500MHz、DMSO−d)δ10.68(s、1H)、8.70(s、1H)、8.66(s、1H)、8.48(brs、1H)、8.41(s、1H)、8.36(s、1H)、7.95(brs、1H)、7.63(d、J=8.85Hz、2H)、7.47(d、J=8.85Hz、2H)、7.22(m、1H)、7.16(t、J=8.24Hz、1H)、6.89(d、J=7.93Hz、1H)、6.54(m、1H)、4.00(t、J=6.41Hz.2H)、3.56(t、J=6.41Hz、2H)、1.86(m、2H)。
(実施例127)
4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)ベンジル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えてtert−ブチル4−(アミノメチル)フェニルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAによってBocを脱離させ、実施例45Dにおいて実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、前記からの生成物およびイソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ9.50(t、J=6.14Hz、1H)、9.06(s、1H)、8.68(s、1H)、8.66(s、1H)、8.31(s、1H)、8.27(s、1H)、7.81(brs、1H)、7.43(m、4H)、7.27(m、4H)、6.96(t、J=7.36Hz、1H)、4.44(d、J=5.83Hz、2H)。
(実施例128)
4−アミノ−N−[4−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)ベンジル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えてtert−ブチル4−(アミノメチル)フェニルカーバメートを用い、実施例1Cに記載の方法に従ってTFAによってBocを脱離させ、実施例45Dにおいて実施例45Cに代えて前記からの生成物を用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ9.52(t、J=5.83Hz、1H)、9.21(brs、1H)、8.67(s、1H)8.59(s、1H)、8.34(s、1H)、8.30(s、1H)、7.92(brs、1H)、7.43(d、J=8.59Hz、2H)、7.29(d、J=5.83Hz、2H)、7.25(s、1H)、7.21(d、J=8.59Hz、1H)、7.14(m、1H)、6.78(d、J=7.98Hz、1H)、4.44(d、J=5.83Hz、2H)、2.27(s、3H)。
(実施例129)
4−アミノ−N−[4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)ベンジル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド
本実施例は、実施例1Dにおいて実施例1Cに代えてtert−ブチル4−(アミノメチル)フェニルカーバメートを用い実施例1Cに記載の方法に従ってTFAによってBocを脱離させ、実施例45Dにおいて実施例45Cおよび1−イソシアナト−3−メチルベンゼンに代えてそれぞれ、前記からの生成物および1−フルオロ−3−イソシアナトベンゼンを用いることで製造した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ9.52(t、J=5.83Hz、1H)、9.18(brs、1H)、8.95(s、1H)、8.80(s、1H)、8.34(s、1H)、8.30(s、1H)、7.91(brs、1H)、7.49(m、1H)、7.43(d、J=8.59Hz、2H)、7.29(m、3H)、7.11(m、1H)、6.77(s、1H)、4.45(d、J=5.83Hz、2H)。
以上の内容は、本発明を説明するためのものであって、それを限定するものではない。当業者には明らかである変形形態および変更は、特許請求の範囲で定義の本発明の範囲に含まれるものとする。

Claims (3)

  1. 下記式(I)を有する化合物または該化合物の治療上許容される塩。
    Figure 0005237108
    [式中、
    は、C(O)NHR あり;
    は、R あり;
    、フェニルであり、R は、1個のOR 10 、SR 10 、C(O)NHR 10 、NHC(O)R 10 またはNHC(O)R 10 で置換されており;
    10は、R あり;
    11、フェニルであり;
    は、Hまたは あり
    21、ヘテロアリールであり、ここで、ヘテロアリールは、フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリル、テトラゾリル、チアゾリル、チオフェニル、トリアジニルおよび1,2,3−トリアゾリルから成る群から選択され;
    、Sであり
    は、N、CHまたはC(D)であり;
    、R あり
    37、ヘテロアリールであり、ここで、ヘテロアリールは、フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、1,2,3−オキサジアゾリル、1,2,5−オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピラジニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピロリル、テトラゾリル、チアゾリル、チオフェニル、トリアジニルおよび1,2,3−トリアゾリルから成る群から選択され;
    各R 11 、R 21 又はR 37 は独立に、未置換であるか、または独立に選択されるR44、OR44、SR44 、N、NHR44、N(R44 、OH、NO、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1もしくは2もしくは3もしくは4個で置換されており;
    44、R 48であり
    48、独立に選択されるN 、O、CN、CF、OCF、CFCF、F、Cl、BrまたはIのうちの1個もしくは2個で置換されているアルキルである。]
  2. Hであり
    が、Nである請求項1に記載の化合物または該化合物の治療上許容される塩。
  3. 以下の群から選択される、請求項1に記載の化合物:
    4−アミノ−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−フルオロ−4−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((4−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−クロロ−4−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−エチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−クロロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−シアノアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−メトキシアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((5−フルオロ−2−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((4−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((2−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((4−メトキシアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3,5−ジメチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((3−クロロアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−((3−トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−メチルアニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−(((4−(トリフルオロメチル)アニリノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(3−メチルフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(4−クロロフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(4−メチルフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(3−クロロフェノキシ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−(フェニルスルファニル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(4−メチルフェノキシ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)−6−(1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)−6−(3−チエニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−6−(4−メチル−1−ピペラジニル)−N−(4−((3−(トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((3−(トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−((3−(トルイジノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(ベンゾイルアミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(4−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−N−(3−フェノキシフェニル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−(ベンゾイルアミノ)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)−7−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((((2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)−6−チエン−3−イルチエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((((2,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((((3,4−ジフルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((((3−(モルホリン−4−イルメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((アニリノカルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((2−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((3−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((4−フルオロベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((2−メチルベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((3−メチルベンゾイル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(4−((((3−(ヒドロキシメチル)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−(((アニリノカルボニル)アミノ)メチル)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((2−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((3−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((4−メチルフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((2−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((3−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、
    4−アミノ−N−(3−((((4−フルオロフェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド、及び
    4−アミノ−N−(4−((((3−(3−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)アミノ)カルボニル)アミノ)フェニル)チエノ[2,3−d]ピリミジン−5−カルボキサミド。
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