JP5236963B2 - 内装材の取付工法 - Google Patents

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Description

本発明は、内装材の取付工法に関する。
従来、建物等の壁面には、スタッド材等からなる内装下地を形成して、これに内装材を張り付ける二重壁構造が採用されている。この内装材の取付け工法として、特許文献1には、壁面へのスタッド材の固定に弾性接着剤を用いたものが開示されている。
この工法は図6(a)(b)に示すように、壁面50近傍の天井及び床スラブ52にそれぞれ取付けけたランナー材53間に、所定の間隔をおいてスタッド材54を架設立設し、これらスタッド材54の注入孔55から弾性接着剤56を注入し、これを注入孔55の裏面に装着されたスポンジ状の保持材57を介して保持する一方、別の注入孔58から発泡ウレタン剤59を注入し、この発泡ウレタン剤59が硬化して内装材の取り付けが可能な時点で、弾性接着剤56の硬化を待たずにスタッド材54に内装材を取付けるものである。
また、特許文献2には、壁板取付部材及びその固定方法の記載がある。この壁板取付部材は、土台部材とレベル調整材からなり、基礎壁面上に固定してその頭頂部に表側壁板を取付けるために用いられる。
特開2004−263418号公報 特許第3949971号公報
しかしながら、上記引用文献1の弾性接着剤及び発泡ウレタン剤を用いた工法では、発泡ウレタンの硬化が速いことから比較的迅速に後続の施工が行えるが、発泡ウレタンが硬化するまでは次の内装材の施工作業を待つ必要があり、連続的に施工が行えないという問題がある。また、発泡ウレタンは、地震等における層間変位の追随性が悪く、このような変位に対して壁面などから発泡ウレタン剤が剥離し易く、また発泡ウレタンは二次発泡し、内装材を取り付けた後でも発泡ウレタン材の内部が膨れ、ふかし幅の寸法を変えるおそれがあり、内装仕上げ面に凹凸ができる不具合が生ずるという問題がある。
また引用文献2の壁板取付部材を用いた固定方法は、多くの壁板取付部材を使用することからコストが高くなり、また地震等における層間変位の追随性が悪いという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、施工が連続的に行えて施工性に優れまた耐震性にも優れた内装材の取付工法を提供することを目的とする。
以上の技術的課題を解決するため、本発明に係る内装材の取付工法は、図1に示すように、壁面に近接して天井面及び床スラブにそれぞれランナー材2を取付け、上記ランナー材間に、スタッド材4を所定の間隔をおいて架設立設し、上記スタッド材4と壁面5との間にふかし幅調整具6を介在させ、所定のふかし幅を設けて上記スタッド材4を壁面5に固定するとともにスタッド材4と壁面5との間隔を調整し、この後、上記スタッド材4と壁面5との間に弾性体保持材8を介在させ、この弾性体保持材8の上部もしくは弾性体保持材8同士の間に弾性接着剤10を注入してスタッド材4と壁面5との間に充填し、上記弾性接着剤10の硬化を待たずに上記スタッド材4に内装材を取付ける構成である。
本発明に係る内装材の取付工法は、壁面に近接して天井面及び床スラブにそれぞれランナー材2を取付け、予め所定間隔をおいてふかし幅調整具6及び弾性体保持材8を介在させたスタッド材4を、上記ランナー材2間に所定の間隔をおいて架設立設し、上記ふかし幅調整具6により、所定のふかし幅を設けて上記スタッド材4を壁面5に固定するとともにスタッド材4と壁面5との間隔を調整し、この後、上記弾性体保持材8の上部もしくは弾性体保持材8同士の間に弾性接着剤10を注入してスタッド材4と壁面5との間に充填し、上記弾性接着剤10の硬化を待たずに上記スタッド材4に内装材を取付ける構成である。
本発明に係る内装材の取付工法において、上記ふかし幅調整具6は、その上部を断面Cの字形の上記スタッド材4の内部空間部に嵌入してこのスタッド材4を保持する構成である。
本発明に係る内装材の取付工法において、上記スタッド材4に上記弾性接着剤10の注入孔17を設け、この注入孔17から弾性接着剤10を注入する構成である。
本発明に係る内装材の取付工法において、上記スタッド材4に上記ふかし幅調整具6用の調整孔16を設け、この調整孔16を介してスタッド材4と壁面5との間隔を調整する構成である。
本発明に係る内装材の取付工法によれば、ランナー材間に、スタッド材を所定の間隔をおいて架設立設し、スタッド材と壁面との間にふかし幅調整具を介在させてスタッド材を壁面に固定し、この後、スタッド材と壁面との間に弾性体保持材を介在させ弾性接着剤を注入してスタッド材と壁面との間に充填し、弾性接着剤の硬化を待たずにスタッド材に内装材を取付ける構成を採用したから、弾性接着剤の注入後は直ちに次の工程に移れ、スタッド材に内装仕上げ材を張付することができるのでタイムラグなしに内装材の施工が完了し、施工が連続的かつ迅速に行えて施工性が大幅に改善されるという効果を奏する。さらに、スタッド材と壁面との間に弾性接着剤が介在されているので、地震等による層間変位の追随の良い弾性接着剤の接着固定によりスタッド材の壁面からの剥離や落下が防止できるという効果がある。
本発明に係る内装材の取付工法によれば、予め所定間隔をおいてふかし幅調整具及び弾性体保持材を介在させたスタッド材を、ランナー材間に架設立設し、ふかし幅調整具によりスタッド材を壁面に固定し、この後、弾性体保持材間に弾性接着剤を注入してスタッド材と壁面との間に充填し、弾性接着剤の硬化を待たずにスタッド材に内装材を取付ける構成を採用したから、上記と同様な効果が得られまた施工性にも優れるという効果がある。
本発明に係る内装材の取付工法によれば、ふかし幅調整具は、その上部を断面Cの字形のスタッド材の内部空間部に嵌入してこのスタッド材を保持する構成としたから、ふかし幅調整具によるスタッド材の係合保持が容易に行え、作業が効率的に行なえるという効果がある。
本発明に係る内装材の取付工法によれば、スタッド材に弾性接着剤の注入孔を設け、この注入孔から弾性接着剤を注入する構成としたから、弾性接着剤の注入充填が容易に行なえかつ弾性体保持材の位置決めにも役立つという効果がある。
本発明に係る内装材の取付工法によれば、スタッド材にふかし幅調整具用の調整孔を設け、この調整孔を介してスタッド材と壁面との間隔を調整する構成としたから、ふかし幅調整具の高さ調整が工具を用いて容易に行なえかつふかし幅調整具の位置決めにも役立つという効果がある。
以下、本発明の実施の形態に係る内装材の取付工法及び取付構造を図面に基づいて説明する。図1は、上記内装材の取付工法による構造図を示したものである。この取付構造は、部屋の壁面近傍に配置したランナー材2間にスタッド材4を架設し、このスタッド材4をふかし幅調整具6で保持固定した状態で、スタッド材4と壁面5間にスタッド材4を固定する弾性接着剤10を弾性体保持材8を介在して充填し、スタッド材4に内装材44を取付けたものである。
図2に示すように、上記ランナー材2は断面コの字状の溝部7を有する長尺状軽量鋼材である。また、上記スタッド材4は、底板12、側板13,13、両側板の端部からそれぞれ内向きに屈曲したフランジ部14,14からなる断面Cの字状の長尺状軽量鋼材であり、これら底板12、側板13,13及びフランジ部14,14により左右の両側に溝部15,15が形成されている。
また、上記スタッド材4の底板12には、所定の間隔をおいて上記ふかし幅調整具6の調整孔16と上記弾性接着剤10の注入孔17とが交互にそれぞれ複数設けられている。なお、ここでは調整孔16と注入孔17とを交互に設ける配置形態としているが、スタッド材4の固定に支障のない範囲であれば、種々の配置形態の採用が可能である。
上記ふかし幅調整具6は、図3(a)(b)(c)及び(d)に示すように座板18、スペーサ20及び係合キャップ22からなり、材質はABS樹脂材或いはPP材(ポリプロピレン)が用いられる。図3(a)に示す座板18には、長方形状の板体19の中央部に内周部に螺子が刻設された円筒状の螺子孔24が突設されている。また、この板体19の裏面部の左右部位にはそれぞれ両面接着テープ41の一面側が貼着されている。
上記スペーサ20は図3(b)に示すように、中央から下部は小径、上部は大径と径が異なる円筒状に形成され、下部側の小径筒部25の外周面及び上部側の大径筒部21の内周面にはそれぞれ螺子が刻設されて雄ネジ部26、及び雌ネジ部28が形成されている。また、スペーサ20の中央には軸方向に六角孔27が形成されている。ここで、上記雄ネジ部26の径は上記雌ネジ部28に螺入できる寸法としている。
上記係合キャップ22は図3(c)に示すように、円板状の基部30の周囲から係合部32が筒状に突出形成される一方中心には筒状の支持部36が形成され、この支持部36の外周にはネジ溝37が刻設されている。上記係合部32の幅は、上記スタッド材4の溝部15の幅と同じ程度の寸法としており、係合部32が両溝部15,15にわたって嵌入できるようにしている。上記基部30の中心には、この基部30から支持部36にかけて工具操作用の六角孔27が形成されている。また、上記基部30の中央部には六角孔38が形成され、この基部30の上面部には同一中心の円周上に所定間隔をおいて複数の凸部40が設けられている。
図3(d)は、他の形態に係る係合キャップ23を示したものである。この係合キャップ23は、上記係合キャップ23の外周の上下部位を平坦にして所定幅の平行な平坦面29,29を有する小判状の形態としている。この係合キャップ23の幅は、スタッド材4の両フランジ部14,14間の開口部から係合キャップ23の介入が可能なように、この開口部の間隔より少し狭い程度としている。
上記係合キャップ22を取り付けたふかし幅調整具6は、この係合キャップ22を上記スタッド材4の端部から溝部15,15に嵌め込んで介在させる。また、上記係合キャップ23を取り付けたふかし幅調整具6は、この係合キャップ22を上記スタッド材4の両フランジ部14,14間の開口部から嵌め込んで所定角度回転した状態で介在させる。
そして、ふかし幅調整具6は、上記座板18の螺子孔24にスペーサ20の雄ネジ部26を螺入し、さらにスペーサ20の雌ネジ部28に上記係合キャップ22の支持部36を螺入して組み立てる。この場合、スタッド材4を配置するふかし幅が狭い場合には、上記スペーサ20を用いないで、上記座板18の螺子孔24に直接上記係合キャップ22の支持部36を螺入したものをふかし幅調整具6として使用し、ふかし幅に応じて使い分けられるようにしている。
上記弾性体保持材8は直方体形状をなし、スポンジ材等の海綿状の合成樹脂弾性材からなる。この弾性体保持材8は、一対のものを弾性接着材の充填が可能な間隔をおいて注入孔17の裏面の上下部に配置する。他に、この弾性体保持材8を注入孔17の裏面の下部側のみに配置する形態があり、また弾性体保持材8の形態として、注入孔17から壁面5に至る中空部が設けられたもの等がある。
上記弾性接着剤10としては、硬化後、弾性力を有する樹脂系からなる接着材が用いられるが、好ましくは、プライマーの処理の必要性がなく、無溶剤型で耐久性、接着性に優れる変性シリコーン樹脂接着材が良い。
施工に際しては、図1及び図2に示すように、部屋の壁面5に近接して天井面1及び床スラブ3にそれぞれランナー材2を配置し、アンカーボルト等の止着具42を用いて固定する。そして、両ランナー材2間に、予め必要な個数のふかし幅調整具6を介在させたスタッド材4を所定間隔をおいて上下向きに配置し、その上下端部をそれぞれランナー材2の溝部7に嵌入して固定する。上記ふかし幅調整具6は、その係合キャップ22をスタッド材4の溝部15,15に嵌め込み、フランジ部14,14のバネ力により係合キャップ22が挟まれた状態で介在させる。
なお、上記係合キャップ23を取付けたふかし幅調整具6を用いることもでき、このときには、スタッド材4を両ランナー材2間に架設した後においてもスタッド材4への介在が可能である。この場合、ふかし幅調整具6の小判状の係合キャップ23を、上記スタッド材4の両フランジ部14,14間の開口部から嵌め込んで所定角度回転した状態で介在させる。
そして、スタッド材4の各調整孔16とふかし幅調整具6の六角孔27とが一致した位置において、ふかし幅調整具6の座板18に固着した両面接着テープ41によりふかし幅調整具6を壁面5に固定する。
この状態で、図4に示すように、スタッド材4と係合するふかし幅調整具6の係合キャップ22,23は、その係合部32がスタッド材4の両溝部15,15に係合し、フランジ部14,14に係合部32が挟まれた状態で、係合キャップ22,23の表面の凸部40はスタッド材4の底板12に軽く当接している。
各スタッド材4にふかし幅調整具6を配置しスタッド材4を固定した後は、各ふかし幅調整具6のレベル(高さ)調整を行なう。このときには、スタッド材4の調整孔16から工具を介在させてふかし幅調整具6の係合キャップ22,23を回転操作し必要な高さに調整する。この状態で、各スタッド材4はふかし幅調整具6により壁面5に一定のふかし幅間隔で固定される。
次に、上記スタッド材4の弾性接着剤の注入孔17の裏面側に弾性体保持材8を装着する。この弾性体保持材8は、スタッド材4の裏面のフランジ部14,14同士に挟まれる形態で取付ける。弾性体保持材8は、スタッド材4の注入孔17の上部及び下部にそれぞれ装着し、この注入孔17から注入される弾性接着剤10が垂れないように保持し、かつスタッド材4から壁面間にかけて弾性接着剤10が充填され一定の空間部を確保する状態で取付ける。これにより、上記空間部の弾性接着剤10によるスタッド材4の壁面5への連結強度が一定になり施工品質の均一化が図れる。
この後、図5に示すように、注入器具45を用いて各スタッド材4の弾性接着剤の注入孔17から弾性接着剤10を注入する。この弾性接着剤10は、上下の弾性体保持材8及びスタッド材4と壁面5間に充填され、その硬化には通常1〜3日を要する。
しかしこの実施の形態においては、上記スタッド材4はふかし幅調整具6によって壁面5に保持固定されているため、ここでは弾性接着剤10の硬化を待たずに直ちに次の施工工程に移る。そして、弾性接着剤10が未硬化の状態のまま、壁面5に仮止めされたスタッド材4の表面に石膏ボード及び表面材等の内装材44を取付けて施工を終える。ふかし幅調整具6はそのまま壁面5に残しておく。やがて、弾性接着剤10が硬化すると、内装材44は弾性接着剤10により弾性支持され、壁面5の変形に対しても有効に追従する。
なお、上記スタッド材4には、予め必要な個数のふかし幅調整具6を嵌め込み、併せて弾性体保持材8を装着しておくことで作業の便宜を図ることができる。このふかし幅調整具6は、その係合キャップ22をスタッド材4のフランジ部14,14に囲まれた溝部15,15に係合させた状態で嵌め込んでおく。また弾性体保持材8は、スタッド材4の裏面のフランジ部14,14同士に挟まれる形態で、スタッド材4の注入孔17の裏面側の上部及び下部にそれぞれ装着する。
そして、上記スタッド材4の各調整孔16の位置にそれぞれ上記ふかし幅調整具6を移動させ、その六角孔27が一致した位置でふかし幅調整具6の座板18に固着した両面接着テープ41によりふかし幅調整具6を壁面5に固定する。この状態では、スタッド材4と係合するふかし幅調整具6の係合キャップ22は、その係合部32がスタッド材4の両溝部15,15に係合し、その表面の凸部40はスタッド材4の底板12に軽く当接した状態である。
上記ふかし幅調整具6を壁面5に固定した後、スタッド材4の調整孔16から工具を介在させてふかし幅調整具6の係合キャップ22を回転操作し必要な高さに加減して、スタッド材4のレベル調整を行なう。これにより、各スタッド材4はふかし幅調整具6により壁面5に一定間隔で固定される。
次に、注入器具45を用いて各スタッド材4の弾性接着剤の注入孔17から弾性接着剤10を注入する。そして、弾性接着剤10が未硬化の状態のまま、壁面5に仮止めされたスタッド材4の表面に内装材44を取付けて施工を終える。
また、上記工法では、スタッド材4に弾性接着剤10の注入孔17を設けることとしているが、この注入孔17を設けないで、例えばスタッド材4と壁面との間に装着した弾性体保持材8の上面部に、スタッド材4と壁面5との間の隙間から弾性接着剤10を注入してスタッド材4と壁面5との間に充填する形態を採用することもできる。
従って上記実施の形態によれば、スタッド材の固定に弾性接着剤とふかし幅調整具とを併用し、ふかし幅調整具をスタッド材の仮り止め固定用として使用することにより、弾性接着剤の注入後は直ちに次の工程に移れ、スタッド材に内装仕上げ材を張付することができるので、弾性接着剤の硬化を待たずタイムラグなしに内装材の施工が完了し、施工が連続的かつ迅速に行えて施工性が大幅に改善される。さらに、スタッド材と壁面との間に硬化後弾性特性を有する弾性接着剤が介在されているので、地震等による層間変位の追随の良い弾性接着剤の接着固定によりスタッド材の壁面からの剥離や落下が防止できる。
本発明の実施の形態に係る内装材の取付工法を説明する構造図である。 実施の形態に係るランナー材及びスタッド材を示す図である。 実施の形態に係るふかし幅調整具を示す図(a)(b)(c)(d)である。 実施の形態に係り、ふかし幅調整具を用いてスタッド材を壁面に固定した状態を示す図である。 実施の形態に係り、スタッド材裏面の弾性体保持材に弾性接着剤を注入する状態を示す図である。 従来例に係る内装材の取付工法を示す図(a)(b)である。
符号の説明
2 ランナー材
4 スタッド材
6 ふかし幅調整具
8 弾性体保持材
10 弾性接着剤
16 調整孔
17 注入孔

Claims (3)

  1. 左右に溝部が形成された断面C字状のスタッド材、並びに、壁面に固定される座板及びこの座板の螺子部と螺合する係合キャップを有するふかし幅調整具を用い、
    壁面に近接して天井面及び床スラブにそれぞれランナー材を取付け、
    上記ランナー材間に、上記スタッド材を所定の間隔をおいて架設立設し、
    上記ふかし幅調整具の係合キャップを、上記スタッド材の内部空間部に嵌入してその両溝部に係合させるとともに、この係合キャップの表面を上記スタッド材の底板に当接させ、
    上記スタッド材と壁面との間に上記ふかし幅調整具を介在させ、所定のふかし幅を設けて上記スタッド材を壁面に固定するとともに、上記スタッド材に設けられた上記ふかし幅調整具用の調整孔を介して上記係合キャップを回転操作し、このスタッド材と壁面との間隔を調整し、
    この後、上記スタッド材と壁面との間に弾性体保持材を介在させ、この弾性体保持材の上部もしくは弾性体保持材同士の間に弾性接着剤を注入してスタッド材と壁面との間に充填し、
    上記弾性接着剤の硬化を待たずに上記スタッド材に内装材を取付けることを特徴とする内装材の取付工法。
  2. 左右に溝部が形成された断面C字状のスタッド材、並びに、壁面に固定される座板及びこの座板の螺子部と螺合し、上記スタッド材の内部空間部に嵌入してその両溝部に係合する係合キャップを有し、この係合キャップの表面が上記スタッド材の底板に当接するふかし幅調整具を用い、
    壁面に近接して天井面及び床スラブにそれぞれランナー材を取付け、
    予め所定間隔をおいて上記ふかし幅調整具及び弾性体保持材を介在させた上記スタッド材を、上記ランナー材間に所定の間隔をおいて架設立設し、
    上記ふかし幅調整具により、所定のふかし幅を設けて上記スタッド材を壁面に固定するとともに、上記スタッド材に設けられた上記ふかし幅調整具用の調整孔を介して上記係合キャップを回転操作し、このスタッド材と壁面との間隔を調整し、
    この後、上記弾性体保持材の上部もしくは弾性体保持材同士の間に弾性接着剤を注入してスタッド材と壁面との間に充填し、
    上記弾性接着剤の硬化を待たずに上記スタッド材に内装材を取付けることを特徴とする内装材の取付工法。
  3. 上記スタッド材に上記弾性接着剤の注入孔を設け、この注入孔から弾性接着剤を注入することを特徴とする請求項1又は2記載の内装材の取付工法。
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