JP5236420B2 - アークスポット溶接装置 - Google Patents
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Description
複数枚の被溶接材を重ねて形成されるワークと電極との間にアークを発生させ、このアークに所定の溶接電流を所定の溶接時間だけ通電して溶接するアークスポット溶接装置において、
前記ワークを形成する前記被溶接材のそれぞれの板厚の合算値である板厚を設定する板厚設定部と、
前記ワークの裏面ナゲット径を設定する裏面ナゲット径設定部と、
前記板厚及び前記裏面ナゲット径と前記溶接電流値及び前記溶接時間との関係を予め設定した条件テーブルと、
前記設定された板厚及び前記設定された裏面ナゲット径を入力として前記条件テーブルから前記溶接電流値及び前記溶接時間を出力し、これら両値に前記ワークを形成する被溶接材の枚数に応じた係数を乗じて前記溶接電流及び前記溶接時間を補正して設定する条件設定部と、
を備えたことを特徴とするアークスポット溶接装置である。
前記条件設定部によって設定された前記溶接時間に、前記設定された電極・ワーク間距離に応じた係数を乗じて補正する補正部と、
をさらに備えたことを特徴とする第1の発明記載のアークスポット溶接装置である。
前記条件設定部によって設定された前記溶接電流値に、前記設定された電極・ワーク間距離に応じた係数を乗じて補正する補正部と、
をさらに備えたことを特徴とする第1の発明記載のアークスポット溶接装置である。
溶接電圧を検出して溶接電圧検出値を出力する電圧検出部を備え、
前記電極・ワーク間距離設定部は、前記溶接電圧検出値に基づいて電極・ワーク間距離を算出して自動的に設定する、
ことを特徴とする第2又は第3の発明記載のアークスポット溶接装置である。
図1は、本発明の実施の形態1に係るアークスポット溶接装置のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
本発明の実施の形態2に係るアークスポット溶接装置は、上述した条件テーブルの構造が異なるものである。したがって、ブロック図は上述した図1と同一である。但し、条件設定回路CSに内蔵されている条件テーブルの構造が異なっている。また、本実施の形態では、板厚設定回路ASで設定されるのは、ワーク2を形成する複数の被溶接材の板厚の合算値である。すなわち、板厚設定信号Asは、板厚合算値を設定する。
図5は、本発明の実施の形態3に係るアークスポット溶接装置のブロック図である。同図は上述した図1と対応しており、同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は省略する。同図は破線で示す枚数設定回路NS及び補正回路HCを追加したものである。以下、同図を参照して図1とは異なる点について説明する。
図6は、本発明の実施の形態4に係るアークスポット溶接装置のブロック図である。同図は上述した図1と対応しており、同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は省略する。同図は、破線で示す電極・ワーク間距離設定回路LR及び破線で示す時間補正回路THCを追加したものである。以下、同図を参照して図1とは異なる点について説明する。
図8は、本発明の実施の形態5に係るアークスポット溶接装置のブロック図である。同図は上述した図6と対応しており、同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は省略する。同図は、図6の時間補正回路THCを破線で示す電流補正回路IHCに置換したものである。以下、同図を参照して図6とは異なる点について説明する。
図10は、本発明の実施の形態6に係るアークスポット溶接装置のブロック図である。同図は上述した図6と対応しており、同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は省略する。同図は、図6の電極・ワーク間距離設定回路LRを破線で示す第2電極・ワーク間距離設定回路LR2に置換し、破線で示す溶接電圧検出回路VDを追加したものである。以下、同図を参照して図6とは異なる点について説明する。
2 ワーク
3 アーク
4 溶接トーチ
5 ノズル
AS 板厚設定回路
As 板厚設定信号
CS 条件設定回路
D 裏面ナゲット径
DS裏面ナゲット径設定回路
DS 裏面ナゲット径設定信号
DV 駆動回路
Dv 駆動信号
EI 電流誤差増幅回路
Ei 電流誤差増幅信号
HC 補正回路
I1〜I3 溶接電流
ID 溶接電流検出回路
Id 溶接電流検出信号
IHC 電流補正回路
Ihr 溶接電流補正設定信号
Ir 溶接電流設定信号
Iw 溶接電流
K 係数
Ki 電流補正係数
Kt 時間補正係数
LR 電極・ワーク間距離設定回路
Lr 電極・ワーク間距離設定信号
LR2 第2電極・ワーク間距離設定回路
MS 材質設定回路
Ms 材質設定信号
NS 枚数設定回路
Ns 枚数設定信号
ON 起動回路
On 起動信号
PM 電源主回路
PS 溶接電源
St 溶接開始信号
T1〜T3 溶接時間
THC 時間補正回路
Thr 溶接時間補正設定信号
Tr 溶接時間設定信号
Tw 溶接時間
VD 溶接電圧検出回路
Vd 溶接電圧検出信号
Vw 溶接電圧
Claims (4)
- 複数枚の被溶接材を重ねて形成されるワークと電極との間にアークを発生させ、このアークに所定の溶接電流を所定の溶接時間だけ通電して溶接するアークスポット溶接装置において、
前記ワークを形成する前記被溶接材のそれぞれの板厚の合算値である板厚を設定する板厚設定部と、
前記ワークの裏面ナゲット径を設定する裏面ナゲット径設定部と、
前記板厚及び前記裏面ナゲット径と前記溶接電流値及び前記溶接時間との関係を予め設定した条件テーブルと、
前記設定された板厚及び前記設定された裏面ナゲット径を入力として前記条件テーブルから前記溶接電流値及び前記溶接時間を出力し、これら両値に前記ワークを形成する被溶接材の枚数に応じた係数を乗じて前記溶接電流及び前記溶接時間を補正して設定する条件設定部と、
を備えたことを特徴とするアークスポット溶接装置。 - 前記電極と前記ワークとの距離を設定する電極・ワーク間距離設定部と、
前記条件設定部によって設定された前記溶接時間に、前記設定された電極・ワーク間距離に応じた係数を乗じて補正する補正部と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のアークスポット溶接装置。 - 前記電極と前記ワークとの距離を設定する電極・ワーク間距離設定部と、
前記条件設定部によって設定された前記溶接電流値に、前記設定された電極・ワーク間距離に応じた係数を乗じて補正する補正部と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のアークスポット溶接装置。 - 溶接電圧を検出して溶接電圧検出値を出力する電圧検出部を備え、
前記電極・ワーク間距離設定部は、前記溶接電圧検出値に基づいて電極・ワーク間距離を算出して自動的に設定する、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のアークスポット溶接装置。
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