JP5236314B2 - 芳香剤容器 - Google Patents

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本発明は、芳香剤容器、とくに容器の蓋として、剥離貼着可能なシール材を用いた芳香剤容器に関するものである。
容器内部に芳香剤、防臭剤等の揮散性物質を収納した容器を、吊下げ式、載置式にできるようにした容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−239255
しかしながら、上記特許文献1記載の容器は、容器本体(2)と、フック(19)を取着し窓孔(17)を穿孔した蓋体(3)とから構成されており、容器本体(2)に揮散性物質を収納した後に、シール材(11)で容器本体(2)の開口(a)を閉塞し、その上に窓孔(17)を設けた蓋体(3)を被蓋し、揮散物収納容器としている。
そのため、容器本体(2)とともに、蓋体(3)を別途成形しなければならず、またフック(19)の成形は簡単ではなく、生産コストがかかるという問題があった。
使用にあたって、蓋体(3)を外してシール材(11)を取り外し、再び蓋体(3)を被蓋するため、取扱いが面倒であった。
また、シール材(11)を剥がすと、全ての窓孔(17)が開き、揮散の調整ができないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、貼着剥離可能なシール材を用いて、芳香剤等の揮散面を調節可能とするとともに、外側から芳香剤の残量を観察できるようにした芳香剤容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、芳香剤容器として、容器本体が、側周壁と底壁を具え、側周壁の開口端にフランジを突設し、フランジに横方向に伸びる複数段の揮散孔を穿設した揮散板を接着し、揮散板の上面に、シール材を剥離貼着可能として貼着し、容器本体の底壁を、吊下げ具を設けた台紙に装着したことを特徴とする構成を採用する。
芳香剤容器の別実施例として、容器本体が、側周壁と覆壁とを具え、側周壁の開口端と覆壁の周縁にフランジを突設し、覆壁に多数の揮散孔を穿設し、その上面にシール材を剥離貼着可能として貼着し、容器本体の開口端に設けたフランジに吊下げ具を設けた台紙を装着したことを特徴とする構成を採用する。
シール材の実施例として、シール材の表面に目盛り線、または切れ目線を設け、所望する広さのシール材を、揮散板または覆壁から剥離して揮散孔を開くようにしたことを特徴とする構成を採用する。
容器の他の実施例として、揮散板または覆壁を、少なくとも半透明として、芳香剤の残量を外側から見ることができるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
台紙の別実施例として、台紙が、開口端のフランジに装着されるシール材と、該シール材に貼着し、吊下げ具を設けたシール材とからなっていることを特徴とする構成を採用する。
シール材の別実施例として、開口端のフランジに装着したシール材に、揮散孔を穿設したことを特徴とする構成を採用し、台紙の別実施例として、台紙の裏面に貼着剤を塗布し、その上面に貼着剥離可能なシートを貼着したことを特徴とする構成を採用する。
容器本体の側周壁開口端に、フランジを設けて、該フランジに、多数の揮散孔を設けた揮散板の上面にシール材を剥離自在として貼着しているので、必要量の芳香を放散できるようになった。
また、容器本体を台紙に取着しているので、壁面への吊下げ、卓上への載置など、使い方が多様化できるようになった。
次に本発明の実施形態について実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1、2において、1は容器本体、2は容器本体1を取着する台紙、3は芳香剤の揮散板、4は揮散板3のシール材である。
容器本体1は、上下左右の側周壁5a、5b、5c、5dと、底壁6とからなり、側壁5a、5b、5c、5dの開口端には、フランジ7a、7b、7c、7dが突設され、底壁6の周縁には、側周壁5a、5b、5c、5dの周縁から突出したフランジ8a、8b、8c、8dが形成されている。
台紙2は、厚紙またはプラスチックシート等を素材として成形され、上辺に吊下げ孔9が穿設され、下方の所定の位置には、フランジ8b、8cに係止し、容器本体1を挟持する複数の取付片10が設けられており、台紙の表面には、商品名、内容物aの種類、使用方法等の表示、模様が施されている。
取付片10に換え、底壁6を接着剤等で接着してもよい。
また、台紙裏面に貼着剤を塗布し、その上から貼着剥離可能なシートを貼り付け、使用時に剥がして、壁面、卓上等に貼着してもよい。
さらにまた、吊下げ孔に替え、台紙表面上端に係止具を取着してもよい。
側周壁5の開口端は、開口11となっており、フランジ7a、7b、7c、7dには、開口11を覆うように、揮散板3が接着されている。
揮散板3には、複数段にわたって横方向に伸びる揮散孔12が穿孔されており、その表面には、粘着剤が塗布され、シール材4が貼着されるようになっている。
実施例では、揮散孔12は、横方向に伸びる長孔となっているが、その形状は、円形、楕円形でもよく、形状、配列は、実施例に限定されない。
シール材4は、プラスチック、布などを素材とした剥離可能なシート状に形成され、上端にはタブ13が突設され、表面には模様が施され、所定の位置に目盛り線14、または切れ目線14aが設けられている。
シール材4、或いは揮散板3が半透明の場合には、揮散板3の裏面に模様を施してもよく、また、シール材4、揮散板3、容器本体1が透明、または半透明の場合には、台紙2の表面に模様を施し、内容物の減少に応じて、該模様をシール材4を透して見ることもできる。
次に、本発明芳香剤容器の使用態様と、作用効果について説明する。
容器本体1には、内容物aとして、芳香剤、脱臭剤等が収納され、壁面に吊下げたり、台紙を卓上に載置したり、或いは壁等に立てかけたりして使用することができる。
使用にあたっては、図3に示すように、シール材4のタブ13を引張り、所要の目盛り線14まで揮散板3から引剥がすと、一定数の揮散孔12が開口され、芳香剤が放散し、芳香を楽しむことができる。
多くの芳香が必要な場合には、次の目盛り線14まで引剥がすと、多量の芳香を放散させることができる。
芳香剤の放散をやめたい場合には、シール材4を元に戻すと、揮散板3に貼着させることができ、揮散孔12を閉じることができる。
また、シール材4と揮散板3が透明であると、残っている芳香剤の量を外側から知ることかできる。
次に、容器の構成を変更した第2実施例について説明する。
第1実施例と同一の構成を有するものについては簡単に説明する。
図4、5において、20は容器本体、21は容器本体20に接合された台紙、22は容器本体20の揮散孔を覆うシール材である。
容器本体20は、覆壁23と側周壁24とからなり、覆壁23の周縁、側周壁24の開口端25周縁には、それぞれ外方に突出するフランジ26,27が突設されている。
覆壁23には、多数の揮散孔28が穿設されており、覆壁23の表面には、剥離貼着自在とし、所定の位置にタブ29を設けたシール材22が貼着されている。
台紙21は、二枚のシール材30、31とからなり、シール材30は、開口端25のフランジ27に取着されており、その表面には、貼着剤が塗布されている。
シール材の取着は、接着剤による接着、溶着その他適宜の手段によることができる。
シール材31は、上部に吊下げ孔32が穿設され、所定の位置に、商品名等の表示、模様が施されている。
シール材31に取付片を設け、シール材30を接着した容器本体20を装着するようにしてもよい。
また、シール材30、31を同形として、使用時に、シール材31を内側のシール材30から剥離してもよい。
さらにまた、シール材31の上面に貼着剤を塗布し、その上から貼着剥離可能なシートを貼り付け、使用時にシートを剥がして壁面、卓上等に貼着してもよい。
上記実施例では、揮散孔を覆壁に設けたが、シール材30に揮散孔を設けるようにしてもよい。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
使用にあたっては、台紙21のシール材22を覆壁23から剥がして、所望する揮散孔28を開孔すると、必要な芳香を放散することができる。
その他第1実施例と同一の効果を得ることができる。
また、容器本体を透明、または半透明として、シール材30の表面の模様を施すと、内容物aが放散によって減少するときには、模様をみることによって、残量を知ることができる。
本発明の芳香剤容器は、容器本体の側周壁開口端にフランジを設け、揮散孔を穿孔した揮散板を接着し、その上面にシール材を剥離自在として貼着したので、必要とする芳香を得ることができ、構造も簡単であるので、各種の芳香剤、脱臭剤等の収納容器として、広く利用することができる。
本発明第1実施例の容器の分解斜視図である。 容器の断面立面図である。 容器使用時の説明斜視図である。 第2実施例の容器の斜視図である。 容器の断面立面図である。
符号の説明
1、20 容器本体
2、21 台紙
3 揮散板
4、22、30、31 シール材
5a、5b、5c、5d、24 側周壁
6 底壁
7a、7b、7c、7d、26 フランジ
8a、8b、8c、8d、27 フランジ
9、32 吊下げ孔
10 取付片
11 開口
12、28 揮散孔
13、29 タブ
14 目盛り線
14a 切れ目線
23 覆壁
25 開口端
a 内容物

Claims (7)

  1. 容器本体が、側周壁と底壁を具え、
    側周壁の開口端にフランジを突設し、
    フランジに横方向に伸びる複数段の揮散孔を穿設した揮散板を接着し、
    揮散板の上面に、シール材を剥離貼着可能として貼着し、
    容器本体の底壁を、吊下げ具を設けた台紙に装着したことを特徴とする芳香剤容器。
  2. 容器本体が、側周壁と覆壁とを具え、
    側周壁の開口端と覆壁の周縁にフランジを突設し、
    覆壁に多数の揮散孔を穿設し、その上面にシール材を剥離貼着可能として貼着し、
    容器本体の開口端に設けたフランジに吊下げ具を設けた台紙を装着したことを特徴とする芳香剤容器。
  3. シール材の表面に目盛り線、または切れ目線を設け、所望する広さのシール材を、揮散板または覆壁から剥離して揮散孔を開くようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の芳香剤容器。
  4. 揮散板または覆壁を、少なくとも半透明として、芳香剤の残量を外側から見ることができるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の芳香剤容器。
  5. 台紙が、開口端のフランジに装着されるシール材と、該シール材に貼着し、吊下げ具を設けたシール材とからなっていることを特徴とする請求項2記載の芳香剤容器。
  6. 開口端のフランジに装着したシール材に、揮散孔を穿設したことを特徴とする請求項5記載の芳香剤容器。
  7. 台紙の裏面に貼着剤を塗布し、その上面に貼着剥離可能なシートを貼着したことを特徴とする請求項1または2、5のいずれかに記載の芳香剤容器。
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