JP5235694B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両、船舶推進機等に用いて好適な電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置として、特許文献1に記載の如く、車両のステアリング系に対して補助操舵トルクを付与するために、モータを動力源とする電動パワーステアリング装置と、前記車両の車軸駆動源としての内燃機関を動力源とする油圧パワーステアリング装置と、を並列して設けているものがある。
特開2006-213094
本出願人は、特願2008-262317において、ステアリング軸に連結されているピニオンに噛み合うラック軸をハウジング内に直線動可能に設け、ステアリング軸を転舵するように入力された手動操舵トルクに応じて電動アシストモータを駆動し、電動アシストモータが出力する電動アシスト力によりラック軸の直線動をアシストして該ラック軸に連結される車輪を操舵するとともに、電動アシストポンプが圧送する油圧により油圧シリンダを作動し、油圧シリンダが出力する油圧アシスト力をラック軸に付与することにより、電動アシストモータが出力する電動アシスト力を補助する電動パワーステアリング装置を提案している。この電動パワーステアリング装置は、電動アシスト力により手動操舵トルクをアシストすることを基本とし、電動アシスト力だけではアシスト不足となる範囲を油圧アシスト力で補助する。従って、車庫入れ等の車速が停止又は一定値より低い低速時には、図7に実線で示すアシスト力Fのアシスト特性において、ステアリング軸の転舵角θが例えば0度〜360度の範囲(又はこの転舵角θの範囲でトルクセンサが検出する手動操舵トルクの範囲)では、電動アシスト力Aを用いる。そして、ステアリング軸の転舵角θが例えば360度を超える範囲(又はこの転舵角θの範囲でトルクセンサが検出する手動操舵トルクの範囲)では、電動アシスト力Aを維持したまま、油圧アシスト力Bを付加し、大きな転舵角で車両が要求する大きなアシスト力を発生させる。
しかしながら、図7に示したアシスト特性では、電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角でトルクセンサが検出する手動操舵トルク)で、油圧アシスト力Bが急激に付加される結果、手動操舵力が大きく変化し、操舵感に違和感(ステアリングハンドルが抜けるような感覚)を生ずる。
また、油圧源となる電動アシストポンプが上述の電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角でトルクセンサが検出する手動操舵トルク)で、急激にオンされて必要な油圧アシスト力Bに見合う油圧を急激に発生することを要求され、当該転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角でトルクセンサが検出する手動操舵トルク)における油圧アシスト力Bの応答性の向上に困難がある。
本発明の課題は、電動ステアリング力を油圧アシスト力によって補助する、車両、船舶推進機等のための電動パワーステアリング装置において、車庫入れ等における操舵感を向上するとともに、油圧アシスト力の応答性を向上することにある。
請求項1の発明は、ステアリング軸に連結されているピニオンに噛み合うラック軸をハウジング内に直線動可能に設け、ステアリング軸を転舵するように入力された手動操舵トルクに応じて電動アシストモータを駆動し、電動アシストモータが出力する電動アシスト力によりラック軸の直線動をアシストして該ラック軸に連結される車輪を操舵するとともに、電動アシストポンプが圧送する油圧により油圧シリンダを作動し、油圧シリンダが出力する油圧アシスト力をラック軸に付与することにより、電動アシストモータが出力する電動アシスト力を補助する電動パワーステアリング装置において、車速が停止又は一定値より低いときに、45度以下の所定の転舵角から増加する各転舵角に対して要求される理想的な理想総合アシスト力を予め定めるとともに、各転舵角において電動アシストモータが出力する電動アシスト力が上記理想総合アシスト力に対する差分を目標油圧アシスト力として予め定めるアシスト力設定部と、車速が停止又は一定値より低いとき、各転舵角において電動アシストモータが出力する電動アシスト力に上記目標油圧アシスト力を付与するように油圧シリンダを作動させる油圧アシスト制御回路とを有してなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記理想総合アシスト力が転舵角の増加に対して滑らかに増加するように設定されるようにしたものである。
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記油圧アシスト制御回路が、電動アシストポンプが圧送する油を油圧シリンダに供給する供給油路と、油圧シリンダの油を作動油タンクに戻す戻り油路と、供給油路と戻り油路をつなぐバイパス路と、バイパス路に挿入されてバイパス路の通路面積の絞り度合を可変調整する流量調整弁とを有し、この流量調整弁により油圧シリンダが出力する油圧アシスト力を目標油圧アシスト力になるように制御するようにしたものである。
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記油圧アシスト制御回路が、ステアリング軸と、ピニオンが設けられる出力軸とを連結するトーションバーにロータリバルブを設け、電動アシストポンプが圧送する油をロータリバルブの通路を介して油圧シリンダに供給し、トーションバーのねじれに起因するロータリバルブの通路面積の変化により油圧シリンダが出力する油圧アシスト力を目標油圧アシスト力になるように制御するようにしたものである。
(請求項
(a)電動パワーステアリング装置がアシスト力設定部と油圧アシスト制御回路とを有する。アシスト力設定部は、車速が停止又は一定値より低いときに電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角より小なる転舵角から増加する各転舵角に対して要求される理想的な理想総合アシスト力を予め定めるとともに、各転舵角において電動アシストモータが出力する電動アシスト力が上記理想総合アシスト力に対する差分を目標油圧アシスト力として予め定める。油圧アシスト制御回路は、車速が停止又は一定値より低いとき、各転舵角において電動アシストモータが出力する電動アシスト力に上記目標油圧アシスト力を付与するように油圧シリンダを作動させる。
従って、電動パワーステアリング装置は、電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)より小なる転舵角(例えば45度)から始まる広い転舵角範囲、理想総合アシスト力を発生するように制御される。理想総合アシスト力は、電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)より小なる転舵角(例えば45度)から増加する各転舵角電動アシスト力に目標油圧アシスト力を徐々に付加するものであり、電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)油圧アシスト力が急激に付加されて手動操舵力が大きく変化することがなく、車庫入れ等における操舵感に優れる。
(b)油圧源となる電動アシストポンプが電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)より小なる転舵角(例えば45度)から徐々に駆動されるものであり、電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)急激にオンされて必要な油圧アシスト力に見合う油圧を急激に発生することを要求されない。従って、電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)における油圧アシスト力の応答性が向上する。
(請求項
(c)前述(a)の理想総合アシスト力が転舵角増加に対して滑らかに増加するように設定されるから、電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)より小なる転舵角(例えば45度)から始まる広い転舵角範囲、電動アシスト力に油圧アシスト力を付加した総合アシスト力が滑らかに変化せしめられ、車庫入れ等における操舵感を一層向上する。
(請求項
(d)油圧アシスト制御回路が、電動アシストポンプが圧送する油を油圧シリンダに供給する供給油路と、油圧シリンダの油を作動油タンクに戻す戻り油路と、供給油路と戻り油路をつなぐバイパス路と、バイパス路に挿入されてバイパス路の通路面積の絞り度合を可変調整する流量調整弁とを有し、この流量調整弁により油圧シリンダが出力する油圧アシスト力を目標油圧アシスト力になるように制御する。これにより、電動パワーステアリング装置は、電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)より小なる転舵角(例えば45度)から始まる広い転舵角範囲、電動アシスト力に目標油圧アシスト力を付加し、理想総合アシスト力を発生させる。
(請求項
(e)油圧アシスト制御回路が、ステアリング軸と、ピニオンが設けられる出力軸とを連結するトーションバーにロータリバルブを設け、電動アシストポンプが圧送する油をロータリバルブの通路を介して油圧シリンダに供給し、トーションバーのねじれに起因するロータリバルブの通路面積の変化により油圧シリンダが出力する油圧アシスト力を目標油圧アシスト力になるように制御する。これにより、電動パワーステアリング装置は、電動アシスト力だけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)より小なる転舵角(例えば45度)から始まる広い転舵角範囲、電動アシスト力に目標油圧アシスト力を付加し、理想総合アシスト力を発生させる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す正面図である。 図2は電動パワーステアリング装置を示す制御ブロック図である。 図3は電動パワーステアリング装置の油圧回路を示す回路図である。 図4は電動パワーステアリング装置の流路切換弁と流量調整弁を示す断面図である。 図5は電動パワーステアリング装置の油圧回路の変形例を示す回路図である。 図6は電動パワーステアリング装置のアシスト特性を示す線図である。 図7は従来例のアシスト特性を示す線図である。
電動パワーステアリング装置10は、図1に示す如く、ハウジング11にステアリングホイールが連結されたステアリング軸12を支持し、ステアリング軸12にトーションバー13を介して出力軸(不図示)を連結し、この出力軸にピニオン(不図示)を設け、このピニオンと噛合うラック軸14をハウジング11内の左右方向に直線動可能に設ける。
電動パワーステアリング装置10は、ステアリング軸12と出力軸の間にトルクセンサ15を設けている。トルクセンサ15は、ステアリングホイールからステアリング軸12に入力された手動操舵トルクに起因するトーションバー13の弾性ねじり変形により、ステアリング軸12と出力軸の間に生ずる相対回転変位量に基づき、手動操舵トルク信号Tsを出力する。
電動パワーステアリング装置10は、ラック軸14の両端部をハウジング11の両側に突出し、それらの端部にタイロッド16A、16Bを連結し、ラック軸14の直線動に連動するタイロッド16A、16Bを介して、左右の車輪を転舵する。
電動パワーステアリング装置10は、ハウジング11に電動アシストモータ17を固定してある。電動アシストモータ17の回転軸(不図示)にはウォーム(不図示)が固定され、このウォームに噛合うウォームホイール(不図示)が前述の出力軸に固定されている。
電動パワーステアリング装置10は、図2に示す如く、電動アシスト制御回路20を有している。電動アシスト制御回路20は、電動アシスト力演算部21を有する。電動アシスト力演算部21は、トルクセンサ15が出力する手動操舵トルク信号Ts(手動操舵トルクとその操舵方向)と、車速センサ18が出力する車速信号Vsを受け、予めメモリに設定してある電動アシストのための目標電動アシスト力マップから、車速信号Vsをパラメータにした手動操舵トルク信号Tsに対するアシスト電流(電動アシストモータ17が目標電動アシスト力を発生する目標アシスト電流)を読み出し、このアシスト電流に基づいて電動アシストモータ17を駆動する。電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力により、ウォームとウォームホイール、ピニオンとラック軸14を介して、手動操舵トルクによるラック軸14の直線動をアシストし、ラック軸14に連結される車輪を転舵する。
尚、電動アシストモータ17は、トルクセンサ15が出力した手動操舵トルク信号PTsにより検出される操舵方向が左操舵方向に対しては正転され、ラック軸14を左転舵方向へ直線動させ、右操舵方向に対しては逆転され、ラック軸14を右転舵方向へ直線動させる。
しかるに、電動パワーステアリング装置10は、図1〜図3に示す如く、電動アシストポンプ31、作動油タンク32、油圧シリンダ33を有する。電動パワーステアリング装置10は、例えば車速が一定値より低いときに電動アシストポンプ31を駆動し、電動アシストポンプ31が圧送する油圧により油圧シリンダ33を作動し、油圧シリンダ33が出力する油圧アシスト力をラック軸14に付与することにより、前述の電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力を補助する。
尚、電動パワーステアリング装置10は、ハウジング11のラック軸14を収容する筒状部を油圧シリンダ33とし、ハウジング11内のラック軸14まわりに油圧シリンダ33の左右の油室34A、34Bを設ける。即ち、油圧シリンダ33を貫通するラック軸14にピストン35を設け、油圧シリンダ33の内部にピストン35によって仕切られる左油室34Aと右油室34Bを設ける。
電動パワーステアリング装置10は、図2に示す如く、油圧アシスト制御回路40を有している。油圧アシスト制御回路40は、油圧アシスト判断部41、電動アシストポンプ電流算出部42を有する。油圧アシスト判断部41は、車速センサ18が出力する車速信号Vsを受け、予めメモリに設定してあるアシスト車速を基準とし、現在の車速がアシスト車速より低い低速時に、油圧アシストの必要を判断する。電動アシストポンプ電流算出部42は、油圧アシスト判断部41が油圧アシストの必要を判断したことを受け、電動アシストポンプ31の駆動電流(電動アシストポンプ31が油圧アシストに必要十分な作動油を圧送する目標駆動電流)を算出し、電動アシストポンプ31を駆動する。このとき、電動アシストポンプ電流算出部42は、車速センサ18が検出した車速の低速度合に応じて電動アシストポンプ31の駆動電流を異なるものとし、例えば低速時に駆動電流を小電流、極低速時の駆動電流を中電流、停車時の駆動電流を大電流とすることができる。
油圧アシスト制御回路40は、操舵方向検出部43、流路切換弁44、45を有する。両流路切換弁44、45は、図4に示す如く、バルブボディ50に設けられるスプール弁からなり、ソレノイド44A、45Aのオン/オフにより駆動される。このとき、バルブボディ50は、電動アシストポンプ31の供給口31Aが連通する供給油路51と、作動油タンク32への戻り口32Aが開口する戻り油路52と、流路切換弁44の切換位置により供給油路51と戻り油路52を選択的に油圧シリンダ33の左油室34Aに連通する左油路53と、流路切換弁45の切換位置により供給油路51と戻り油路52を選択的に油圧シリンダ33の右油室34Bに連通する右油路54を有する。
従って、操舵方向検出部43が、トルクセンサ15が出力する手動操舵トルク信号Tsを受けて操舵方向を検出したとき、左操舵方向に対しては、ソレノイド44Aのオンにより流路切換弁44をばね44Bに抗して押し下げ、流路切換弁44の細径部Aにより供給油路51を左油路53に接続し、ソレノイド45Aのオフにより流路切換弁45をばね45Bにより押し上げ、流路切換弁45の細径部Aにより戻り油路52を右油路54に接続し、電動アシストポンプ31が圧送する作動油を供給油路51から左油路53を経由して油圧シリンダ33の左油室34Aに供給し、右油室34Bの作動油を右油路54から戻り油路52を経由して、戻り口32Aを介し、作動油タンク32に戻し(図3の1点鎖線矢印)、ラック軸14を左転舵方向へ直線動させる。他方、右操舵方向に対しては、ソレノイド45Aのオンにより流路切換弁45をばね45Bに抗して押し下げ、流路切換弁45の細径部Aにより供給油路51を右油路54に接続し、ソレノイド44Aのオフにより流路切換弁44をばね44Bにより押し上げ、流路切換弁44の細径部Aにより戻り油路52を左油路53に接続し、電動アシストポンプ31が圧送する作動油を供給油路51から右油路54を経由して油圧シリンダ33の右油室34Bに供給し、左油室34Aの作動油を左油路53から戻り油路52を経由して、戻り口32Aを介し、作動油タンク32に戻し(図3の2点鎖線矢印)、ラック軸14を右転舵方向へ直線動させる。
油圧アシスト制御回路40は、油圧アシスト力演算部46、流量調整弁47を有する。流量調整弁47は、図4に示す如く、バルブボディ50に設けられるスプール弁からなり、ソレノイド47Aのオン/オフにより駆動される。このとき、バルブボディ50は、供給油路51と戻り油路52をつなぐバイパス路55に流量調整弁47を挿入し、流量調整弁47の挿入位置の調整により、流量調整弁47の細径部Aの相対位置によりバイパス路55の通路面積の絞り度合を可変調整可能にする。
従って、油圧アシスト力演算部46が、トルクセンサ15が出力する手動操舵トルク信号Tsと、車速センサ18が出力する車速信号Vsを受け、予めメモリに設定してある油圧アシストのための目標油圧アシスト力マップから、車速信号Vsをパラメータとした手動操舵トルク信号Tsに対する油圧シリンダ33のアシスト力(電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力を補助するために、油圧シリンダ33が出力すべき油圧アシスト力)を読み出し、このアシスト力を実現するように流量調整弁47を駆動する。油圧シリンダ33が出力すべき油圧アシスト力を増加させるときには、ソレノイド47Aのオンにより流路調整弁47をばね47Bに抗して押し下げてバイパス路55を絞り、電動アシストポンプ31が圧送した作動油を供給油路51からバイパス路55経由で戻り油路52へバイパスさせ難くすることにより、供給油路51から左油路53又は右油路54経由で油圧シリンダ33の油室34A、34Bへ供給される作動油の圧力を増大化し、ひいては油圧シリンダ33がラック軸14に付与する油圧アシスト力を増加させる。
尚、流量調整弁47は、油圧シリンダ33が出力すべき油圧アシスト力の増減の程度により、バイパス路55の絞り度合を調整し、油圧シリンダ33がラック軸14に付与する油圧アシスト力を適度に調整できる。
しかるに、電動パワーステアリング装置10は、車庫入れ等の車速が停止又は一定値より低い微低速時における操舵感を向上するとともに、油圧アシスト力の応答性を向上するため、アシスト力設定部60を有し、電動アシスト制御回路20及び油圧アシスト制御回路40を以下の如くに制御する。アシスト力設定部60は、車庫入れ等の車速が停止又は微低速時に、電動アシストモータ17が出力すべき電動アシスト力Aと油圧シリンダ33が出力すべき油圧アシスト力Bを予め設定した総合アシスト力マップを保有する。尚、アシスト力設定部60は、電動アシスト制御回路20の電動アシスト力演算部21のメモリに設定される電動アシストのための前述の目標電動アシスト力マップと、油圧アシスト制御回路40の油圧アシスト力演算部46のメモリに設定される油圧アシストのための前述の目標油圧アシスト力マップをそれらの各メモリに設定する機能も備える。
アシスト力設定部60は、電動アシスト制御回路20が、車速の停止又は微低速時に、ステアリング軸12の各転舵角θで電動アシストモータ17が出力すべき電動アシスト力Aを総合アシスト力マップ(図6)内に予め定める。
そして、アシスト力設定部60は、総合アシスト力マップ(図6)において、車速の停止又は微低速時に、上述の電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角θb(例えば360度)より小なる転舵角θa(例えば45度)から増加する各転舵角θに対して要求される理想的な理想総合アシスト力M(電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力Aと油圧シリンダ33が出力する油圧アシスト力Bの総和)を予め定める。理想総合アシスト力Mは、転舵角θが上述のθaから転舵角θbを経由してより大きな据切り転舵角θc(例えば540度)にまで増加するに対し、滑らかに連結する曲線(直線でも可)を描いて増加するものとされる。
更に、アシスト力設定部60は、総合アシスト力マップ(図6)において、上述の各転舵角θにおいて電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力Aが上記理想総合アシスト力Mに対する差分(M−A)を目標油圧アシスト力Ba(図6)として予め定める。
電動アシスト制御回路20と油圧アシスト制御回路40は、車庫入れ等に際し、ラック軸14に上述の理想総合アシスト力Mを付与するように以下の如くに制御される。
(1)電動アシスト制御回路20の電動アシスト力演算部21は、車速センサ18が出力する車速信号Vsが停止又は微低速時に、舵角センサ19が出力する転舵角信号θsを受け、アシスト力設定部60に設定してある総合アシスト力マップから、各転舵角θにおいて電動アシストモータ17が出力すべき電動アシスト力Aを読み出し、この電動アシスト力Aを発生するアシスト電流を演算し、このアシスト電流に基づいて電動アシストモータ17を駆動する。
尚、電動アシストモータ17はトルクセンサ15が出力した手動操舵トルク信号Tsにより検出される操舵方向が左操舵方向に対しては正転され、ラック軸14を左転舵方向へ直線動させ、右操舵方向に対しては逆転され、ラック軸14を右転舵方向へ直線動させる。
(2)上述(1)の電動アシスト制御回路20の制御と同時に、油圧アシスト制御回路40の油圧アシスト力演算部46は、車速センサ18が出力する車速信号Vsが低速又は微低速時に、舵角センサ19が出力する転舵角信号θsを受け、アシスト力設定部60に設定してある総合アシスト力マップから、各転舵角θにおいて油圧シリンダ33が出力すべき目標油圧アシスト力Baを読み出し、この目標油圧アシスト力Baを実現するように流量調整弁47を駆動する。油圧シリンダ33が出力すべき油圧アシスト力を増加させるときには、ソレノイド47Aのオンにより流路調整弁47をばね47Bに抗して押し下げてバイパス路55を絞り、電動アシストポンプ31が圧送した作動油を供給油路51からバイパス路55経由で戻り油路52へバイパスさせ難くすることにより、供給油路51から左油路53又は右油路54経由で油圧シリンダ33の油室34A、34Bへ供給される作動油の圧力を増大化し、ひいては油圧シリンダ33がラック軸14に付与する油圧アシスト力を増加させる。流量調整弁47は、油圧シリンダ33が出力すべき油圧アシスト力の増減の程度により、バイパス路55の絞り度合を調整し、油圧シリンダ33がラック軸14に付与する油圧アシスト力を適度に調整できる。
これにより、油圧アシスト制御回路40は、各転舵角θにおいて、電動アシストモータ17が上述(1)の如くに出力する電動アシスト力Aに上記目標油圧アシスト力Baを付加するように油圧シリンダ33を作動させ、結果として図6に実線で示すように理想総合アシスト力Mに概ね合致するアシスト力Fのアシスト特性を得るものになる。
ここで、トルクセンサ15が出力した手動操舵トルク信号Tsにより検出される操舵方向が左操舵方向に対しては、ソレノイド44Aのオンにより流路切換弁44をばね44Bに抗して押し下げ、流路切換弁44の細径部Aにより供給油路51を左油路53に接続し、ソレノイド45Aのオフにより流路切換弁45をばね45Bにより押し上げ、流路切換弁45の細径部Aにより戻り油路52を右油路54に接続し、電動アシストポンプ31が圧送する作動油を供給油路51から左油路53を経由して油圧シリンダ33の左油室34Aに供給し、右油室34Bの作動油を右油路54から戻り油路52を経由して、戻り口32Aを介し、作動油タンク32に戻し(図3の1点鎖線矢印)、ラック軸14を左転舵方向へ直線動させる。他方、右操舵方向に対しては、ソレノイド45Aのオンにより流路切換弁45をばね45Bに抗して押し下げ、流路切換弁45の細径部Aにより供給油路51を右油路54に接続し、ソレノイド44Aのオフにより流路切換弁44をばね44Bにより押し上げ、流路切換弁44の細径部Aにより戻り油路52を左油路53に接続し、電動アシストポンプ31が圧送する作動油を供給油路51から右油路54を経由して油圧シリンダ33の右油室34Bに供給し、左油室34Aの作動油を左油路53から戻り油路52を経由して、戻り口32Aを介し、作動油タンク32に戻し(図3の2点鎖線矢印)、ラック軸14を右転舵方向へ直線動させる。
尚、電動パワーステアリング装置10にあっては、車庫入れ等の車速が停止又は微低速時に、電動アシストモータ17が出力すべき電動アシスト力Aと油圧シリンダ33が出力すべき油圧アシスト力Bは、ステアリング軸12の各転舵角θに対して図6の縦軸に示した如くに変化するものの、この各転舵角θに対応してトルクセンサ15が検出する手動操舵トルクTに対しても図6の縦軸に示した如くに変化する。転舵角θの増加に応じて手動操舵トルクTも増加する。従って、アシスト力設定部60は、車速が停止又は微低速時に電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる手動操舵トルクTbより小なる手動操舵トルクTaから増加する各手動操舵トルクTに対して要求される理想的な理想総合アシスト力M(電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力Aと油圧シリンダ33が出力する油圧アシスト力Bの総和)を予め定めるとともに、各手動操舵トルクTにおいて電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力Aが上記理想総合アシスト力Mに対する差分を目標油圧アシスト力Baとして予め定めることもできる。このとき、油圧アシスト制御回路40は、車速が停止又は微低速時に、各手動操舵トルクTにおいて電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力Aに上記目標油圧アシスト力Baを付加するように油圧シリンダ33を作動させるものになる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)電動パワーステアリング装置10がアシスト力設定部60と油圧アシスト制御回路40とを有する。アシスト力設定部60は、車速が停止又は一定値より低いときに電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)より小なる転舵角(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)から増加する各転舵角(又はこの各転舵角に対応する各手動操舵トルク)に対して要求される理想的な理想総合アシスト力Mを予め定めるとともに、各転舵角(又はこの各転舵角に対応する各手動操舵トルク)において電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力Aが上記理想総合アシスト力Mに対する差分を目標油圧アシスト力Baとして予め定める。油圧アシスト制御回路40は、車速が停止又は一定値より低いとき、各転舵角(又はこの各転舵角に対応する各手動操舵トルク)において電動アシストモータ17が出力する電動アシスト力Aに上記目標油圧アシスト力Baを付与するように油圧シリンダ33を作動させる。
従って、電動パワーステアリング装置10は、電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)より小なる転舵角(例えば45度)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)から始まる広い転舵角範囲(又は手動操舵トルク範囲)で、理想総合アシスト力Mを発生するように制御される。理想総合アシスト力Mは、電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)より小なる転舵角(例えば45度)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)から増加する各転舵角(又はこの転舵角に対応する各手動操舵トルク)で電動アシスト力Aに目標油圧アシスト力Baを徐々に付加するものであり、電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)で油圧アシスト力Bが急激に付加されて手動操舵力が大きく変化することがなく、車庫入れ等における操舵感に優れる。
(b)油圧源となる電動アシストポンプ31が電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)より小なる転舵角(例えば45度)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)から徐々に駆動されるものであり、電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)で急激にオンされて必要な油圧アシスト力Bに見合う油圧を急激に発生することを要求されない。従って、電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)における油圧アシスト力Bの応答性が向上する。
(c)前述(a)の理想総合アシスト力Mが転舵角(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)の増加に対して滑らかに増加するように設定されるから、電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)より小なる転舵角(例えば45度)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)から始まる広い転舵角範囲(又は手動操舵トルク範囲)で、電動アシスト力Aに油圧アシスト力Bを付加した総合アシスト力が滑らかに変化せしめられ、車庫入れ等における操舵感を一層向上する。
(d)油圧アシスト制御回路40が、電動アシストポンプ31が圧送する油を油圧シリンダ33に供給する供給油路51と、油圧シリンダ33の油を作動油タンク32に戻す戻り油路52と、供給油路51と戻り油路52をつなぐバイパス路55と、バイパス路55に挿入されてバイパス路55の通路面積の絞り度合を可変調整する流量調整弁47とを有し、この流量調整弁47により油圧シリンダ33が出力する油圧アシスト力Bを目標油圧アシスト力Baになるように制御する。これにより、電動パワーステアリング装置10は、電動アシスト力Aだけではアシスト不足になる転舵角(例えば360度超)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)より小なる転舵角(例えば45度)(又はこの転舵角に対応する手動操舵トルク)から始まる広い転舵角範囲(又は手動操舵トルク範囲)で、電動アシスト力Aに目標油圧アシスト力Baを付加し、理想総合アシスト力Mを発生させる。
尚、油圧アシスト制御回路40は、ステアリング軸12と、ピニオンが設けられる出力軸とを連結するトーションバー13にロータリバルブ(不図示)を設け、電動アシストポンプ31が圧送する油をロータリバルブの通路を介して油圧シリンダ33に供給するロータリバルブ式からなるものでも良い。このロータリバルブ式の油圧アシスト制御回路40では、トーションバー13のねじれに起因するロータリバルブの通路面積の変化により油圧シリンダ33が出力する油圧アシスト力Bを目標油圧アシスト力Baになるように制御することができる。
図5は、電動パワーステアリング装置10の油圧回路の変形例を示すものであり、図2の実施例と異なる点は、中立操舵判断部48、流路絞り弁49を付加したことにある。中立操舵判断部48は、舵角センサ19によるステアリング軸12やラック軸14等の位置検出に基づき、運転者により駆動操舵されたステアリング軸12が中立転舵状態にあることを判断する。流路絞り弁49は、ステアリング軸12が中立転舵状態にあるときに、電動アシストポンプ31が圧送する作動油を油圧シリンダ33の左右の油室34A、34Bに給排するための左右の油路53、54を絞る。本実施例では、流路絞り弁49として、流路切換弁44、45を用いることができ、左右の油路53、54に対する流路切換弁44、45の細径部Aの位置の調整により、左右の油路53、54を供給油路51又は戻り油路52に接続する通路面積を絞る。
即ち、ステアリング軸12が中立転舵状態にあるときに、油圧シリンダ33の左右の油室34A、34Bに作動油を供給するための左右の油路53、54を絞る流路絞り弁49(流路切換弁44、45)を設けた。車両の中立操舵時に、油圧シリンダ33がラック軸14の直線動に対するダンパとなってラック軸14を動きにくくし、車両の中立走行状態を安定化する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明によれば、電動ステアリング力を油圧アシスト力によって補助する、車両、船舶推進機等のための電動パワーステアリング装置において、車庫入れ等における操舵感を向上するとともに、油圧アシスト力の応答性を向上することができる。
10 電動パワーステアリング装置
11 ハウジング
12 ステアリング軸
14 ラック軸
17 電動アシストモータ
20 電動アシスト制御回路
31 電動アシストポンプ
32 作動油タンク
33 油圧シリンダ
34A、34B 油室
40 油圧アシスト制御回路
47 流量調整弁
49 流路絞り弁
51 供給油路
52 戻り油路
53、54 油路
55 バイパス路
60 アシスト力設定部

Claims (4)

  1. ステアリング軸に連結されているピニオンに噛み合うラック軸をハウジング内に直線動可能に設け、
    ステアリング軸を転舵するように入力された手動操舵トルクに応じて電動アシストモータを駆動し、
    電動アシストモータが出力する電動アシスト力によりラック軸の直線動をアシストして該ラック軸に連結される車輪を操舵するとともに、
    電動アシストポンプが圧送する油圧により油圧シリンダを作動し、油圧シリンダが出力する油圧アシスト力をラック軸に付与することにより、電動アシストモータが出力する電動アシスト力を補助する電動パワーステアリング装置において、
    車速が停止又は一定値より低いときに、45度以下の所定の転舵角から増加する各転舵角に対して要求される理想的な理想総合アシスト力を予め定めるとともに、各転舵角において電動アシストモータが出力する電動アシスト力が上記理想総合アシスト力に対する差分を目標油圧アシスト力として予め定めるアシスト力設定部と、
    車速が停止又は一定値より低いとき、各転舵角において電動アシストモータが出力する電動アシスト力に上記目標油圧アシスト力を付与するように油圧シリンダを作動させる油圧アシスト制御回路とを有してなることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記理想総合アシスト力が転舵角の増加に対して滑らかに増加するように設定される請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記油圧アシスト制御回路が、電動アシストポンプが圧送する油を油圧シリンダに供給する供給油路と、油圧シリンダの油を作動油タンクに戻す戻り油路と、供給油路と戻り油路をつなぐバイパス路と、バイパス路に挿入されてバイパス路の通路面積の絞り度合を可変調整する流量調整弁とを有し、この流量調整弁により油圧シリンダが出力する油圧アシスト力を目標油圧アシスト力になるように制御する請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記油圧アシスト制御回路が、ステアリング軸と、ピニオンが設けられる出力軸とを連結するトーションバーにロータリバルブを設け、電動アシストポンプが圧送する油をロータリバルブの通路を介して油圧シリンダに供給し、トーションバーのねじれに起因するロータリバルブの通路面積の変化により油圧シリンダが出力する油圧アシスト力を目標油圧アシスト力になるように制御する請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
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