JP5235606B2 - 過圧安全装置を備えた圧力調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、調理用容器タイプの台所道具の一般的な技術分野に関し、特に、圧力調理器のような、加圧蒸気により内部の食品を調理するための家庭用圧力調理器具の分野に関する。
本発明は特に、加圧により食品を調理するための家庭用器具に関し、この家庭用器具は、
−底と、底から立ち上がる側壁を備えた鍋と、
−鍋に対応し、共に調理チャンバを形成するよう構成された蓋と、
−側壁と蓋との間に設けられ、チャンバ内の圧力が所定の安全値を超えない場合は、側壁に接して調理チャンバを実質的に漏れ止めするよう設計された封止用パッキンとを備えており、
上記器具は、チャンバ内の圧力が所定の安全値に達すると、パッキンが側壁に対して少なくとも部分的に所定の安全位置まで上がるよう設計されている。
圧力調理器の類の家庭用圧力調理器具はよく知られている。
通常、これらの器具は底と底から立ち上がる側壁とを有する鍋を備えている。底と側壁は共に上部が開口した容器を構成し、そこに調理する食品を収容する。これら公知の器具は、鍋の上部において鍋にロックする蓋をさらに備えている。
また、鍋と蓋との接合面の形に一致した形状の円形弾性体よりなる封止用パッキンにより、調理チャンバは実質的に漏れ止めされる。つまり調理チャンバは、内部の圧力が上昇するように封止される一方、圧力調整弁等の制御用部材を介して制御された方法でのみ外部と連通している。
一般に、これら公知の器具は高い内圧で使用され、かなりの破壊力を生じやすい。このため、これらの器具は通常、制御弁が万一故障した場合(例えば、制御弁が遮断されたり詰まったりした場合)にチャンバを減圧し、内圧が過度に上昇することによりチャンバが破裂するのを防ぐよう構成された過圧安全弁を備えている。
使用者の安全を最大限に確保するためには、安全手段を余分に設けることが好ましい。つまりこれらの加圧調理器具に、過圧安全弁だけでなく、制御弁と過圧安全弁の両方が故障した場合にチャンバを減圧する補助過圧安全手段も設けることが好ましい。
とりわけ、使用者の安全を危険にさらす異常レベルに圧力が達すると、パッキン部分から蒸気が排出することが知られている。
そのため例えば、いわゆる「パッキン押し出し」装置が知られている。この装置では、封止用パッキンと対向する部分の蓋に窓が設けられ、過圧時にはパッキンが窓を通り抜け(パッキンの「押し出し」)、それにより気密性が低下しチャンバが減圧する。また、圧力調理器では、蓋に設けられた穴と強度が弱い箇所を部分的に設けた封止用パッキンとが対応付けられており、チャンバの内圧が所定の安全値よりも低い場合はパッキンが穴を覆い、圧力が所定の安全値を超えると直ちにパッキンが部分的に変形して穴を露出し、その穴を介して排出することでチャンバを減圧することが知られている。
これら構成上の配置は使用者の安全性という観点からは確かに十分であるが、特に以下の点において問題がある。
まず、上述した従来の解決策は、封止用パッキンを構成する弾性体の特定の動きに本質的に基づいている。このことは特に、十分に高い信頼性を繰り返し得るためには、パッキンを構成する弾性体の物理化学的特性を精密に制御しつつ、圧力調理器を構成する様々な部品の製造耐性も精密に制御することを含意している。また、これら様々な部品は、調理器の形状や目的に応じて限定的である特定の幾何学的特性をさらに有する必要がある。
この公知の、過圧に対する安全性を最大限に確保する方法では、各種圧力調理器は特殊で比較的複雑な調整が最終的に必要である。換言すれば、上記従来技術の配置は、調整が複雑で、工業化はむしろ困難でコストがかかる。
さらに、上述の過圧安全方法は、ある種の圧力調理器、特に凹部を設けた蓋を備えた圧力調理器には直接には適用できない。凹部を設けた蓋を備えた圧力調理器の特徴として、鍋の側壁の内面と対向して鍋に挿入される立下り環状端部を有する蓋を備えている。これらの圧力調理器において、封止用パッキンは立下り端部を把持し、側壁と立下り端部の間に介在する。より具体的には、凹部を設けた蓋を備えた圧力調理器では、上向きに広がる、つまり封止用パッキンを保持する領域を構成するよう上部が実質的に先細りしている側壁が知られている。これら公知の器具のパッキンは、蓋の立下り端部を把持し、側壁の先細り部分の内面に押し付けられることにより調理チャンバを漏れ止めする。この公知の圧力調理器は、過圧効果により蓋が上向きに変形し鍋の底から離れるよう設計される。したがって、過圧効果により蓋は鍋から離れやすくなり、立下り端部を取り囲む封止用パッキンを共に引っ張る。圧力が所定の安全値になると、蓋は変形しパッキンと側壁との接触を外す。接触が外れることにより、蒸気がチャンバの内部から外部へと排出され、チャンバ内部の圧力レベルが安定し制限される。
この技術的配置は、使用者の安全という点からは満足のいくものではあるが、なお、パッキンの動き、特にその物理化学的特性の制御に本質的に基づいており、前述の問題が生じる。
また、高い信頼性と反復性を得るためには、この過圧安全方法において、弾性パッキンの変形が不正確で信頼性が低く繰り返しに耐えられない性質を補償するために蓋が著しく変形することが必要である。しかし、このように信頼性が十分に高い過圧安全機能を得るために蓋が著しく変形すると、通常使用時において無視できない問題が生じる。実際、蓋が高い変形性を有すると、通常の圧力でもかなり変形する。つまり、どんな場合でも使用者が気付く程度にまで変形する。このような通常使用時における変形は、技術的には十分容認できるが、使用者に不安感を与え、消費財であることを考慮するとこのことは当然遺憾であるため、深刻な問題である。
蓋が高い変形性を持つためには、蓋を鍋に固定する手段を特に備え、鍋と蓋を連結するのに十分な柔軟性を構成するよう器具を特別に設計する必要がある。したがって、上記過圧に対する安全手段を最大限に実現するには、設計にかなりの制約があり、特に従来よりも強固な連結をする蓋固定手段を設けることができない。
したがって本発明は、様々な上記問題を解決し、使用時に全体として優れた安全性を発揮し、簡素な設計で信頼性が高く工業化しやすい低価格な新規な家庭用圧力調理器具を提供することを目的とする。
さらに本発明は、とりわけ精密で反復性のある過圧に対する最大限の安全機能を備えた新規な家庭用圧力調理器具を提供することを目的とする。
さらに本発明は、全体の設計が簡素で実証済みの原則に基づくものである新規な家庭用圧力調理器具を提供することを目的とする。
さらに本発明は、特に簡素で強固かつ低コストで設計された新規な家庭用圧力調理器具を提供することを目的とする。
さらに本発明は、使用者に不安を抱かせない新規な家庭用圧力調理器具を提供することを目的とする。
本発明のこれらの目的を達成するため、家庭用圧力調理器具は、
‐底と前記底から立ち上がる側壁とを備えた鍋と、
‐前記鍋に対応し、共に調理チャンバを形成するよう構成された蓋と
‐前記側壁と前記蓋との間に設けられ、前記調理チャンバ内の圧力が所定の安全値を超えない場合は、前記側壁と接して前記調理チャンバを実質的に漏れ止めするよう設計された封止用パッキンとを備えており、
‐前記器具は、前記調理チャンバ内の圧力が前記所定の安全値に達すると、前記パッキンが前記側壁に対して少なくとも部分的に所定の安全位置まで上がるよう設計されており、一方では、前記蓋(3)は前記蓋(3)自身及び前記蓋(3)の周囲から伸びる立下り端部(3B)を有する主要本体(3A)を備えており、前記立下り端部(3B)は、前記蓋(3)が前記鍋(2)に嵌合している場合は前記鍋(2)の内部で前記側壁(2B)に取り囲まれるよう設計されており、他方では、前記側壁は、前記パッキンが前記所定の安全位置にある場合には前記パッキンと連動するよう構成された少なくとも1つの凹凸形状部を備え、前記凹凸形状部の近くで前記パッキンと前記側壁との接触を中断し前記調理チャンバの内部から外部へ蒸気を排出することを特徴とする。
本発明の他の特徴や効果を、図面を参照して以下に詳しく述べる。ただし、本発明は図面により限定されない。
本発明は、家庭環境において食品(例えば野菜、果物、肉又は魚)を圧力をかけて調理するための圧力調理器具1に関する。家庭用圧力調理器具1は、好ましくは圧力調理器からなる。
本発明によれば、器具1は、調理容器を構成し軸X−X’に対して実質的に回転対称である鍋2を備えていると有利である。これ以降の説明において、「軸方向」という用語はこの対称軸X−X’の方向、つまり器具の通常使用状態における垂直方向と類似した方向を意味する。鍋2は、例えば、また古典的な方法で、アルミニウムやステンレス鋼のようなシート状の未完成金属片を絞り加工することで製造される。
鍋2は底2Aを備えており、好ましくは実質的に平坦で、例えば調理プレート等の加熱手段の上に載せられる。鍋2はさらに、底2Aの周辺部から立ち上がる側壁2Bを備えている。
好ましくは、図示するように、側壁2Bは、底2Aに取り付けた下端と鍋2の内部へ食品を特に入れるための上側開口部2Cに外接する開口した上端との間で、底2Aから概して垂直に伸びる。側壁2Bは、軸X−X’に平行な軸に主に沿って伸びていると有利である。換言すれば、側壁2Aは実質的に垂直であり、軸X−X’に対して平行である。図示される例において、底2Aは円盤状であり、側壁2Bは実質的に回転環状であって、鍋2の内部に面した内面20Bと器具1の外部に面した外面21Bとを備えている。
本発明による家庭用器具1は、鍋2と対応し共に調理チャンバを形成するよう構成された蓋3をさらに備えている。そのため、蓋3は、鍋2に取り付けられたときに側壁2Bの開口した上端に外接された上側開口部2Cを覆うよう設計されている。
蓋3は、アルミニウムやステンレス鋼のような金属材料からなることが好ましい。図に示す好ましい例では、蓋3の全体的な形状は、鍋2の形状と相補する円盤状である。
本発明による家庭用調理器具1は、さらに封止用パッキン4を備える。図示するように、封止用パッキン4は、対称軸としてX−X’を有する環状であり、鍋2の側壁2と蓋3との間に介在すると有利である。
封止用パッキン4は、好ましくは弾性材料で形成され、柔軟で弾性であれば有利である。
封止用パッキン4は、鍋2と蓋3とで構成されるチャンバ内の圧力が所定の安全値を超えていなければ側壁2Bと接し、調理チャンバを実質的に漏れ止めする、つまり、内部の圧力が上昇して保持されるようチャンバを封止するように設計されている。
所定の安全値とは、それを超えると調理器具1の動作が異常になり使用者を危険にさらす圧力レベルである。調理チャンバ内の圧力がこの所定の安全値より低ければ、封止用パッキン4は一方では側壁2Bと他方では蓋3と封止接触し、チャンバ内の圧力が大気圧よりもかなり高く、例えば大気圧より10kPa以上、好ましくは20kPa以上高くなる。素早く効率的に調理にするためには、チャンバ内の圧力が大気圧より40〜110kPa実質的に高くなるよう、好ましくは実質的に50〜100kPa高くなるよう、チャンバを設計することも十分考えられる。
本発明による家庭用器具1は、チャンバ内の相対圧力が「使用圧力」と呼ばれる実質的に一定の所定の値に保たれるよう配置された、弁等の圧力制御手段を備えていることが有利である。器具1は、制御弁が故障した場合に器具1の内圧を確実に安定し制限するための安全弁をさらに備えることが好ましい。
蓋3は鍋2にロック可能で、圧力により不用意に蓋3が外れることなくチャンバ内で圧力を上昇することができる。このため、器具1は、蓋3を鍋2に固定するよう設計された、蓋3を鍋2にロックするための手段5を備えることが有利である。
蓋3を鍋2にロックするための手段5は、当業者に周知のいかなる種類であってもよく、好ましくは、複数の固定領域6で蓋3を鍋2に部分的に固定するよう設計されている。この領域6は局在している、つまり上側開口部2Cの周囲全体にわたっては設けられていないことが好ましい。好ましくは、ロック手段5は使用者が係合/非係合できるロック手段、つまり、蓋3が鍋2に対して一体化してロックされているロック状態(図3)と手動で蓋3を鍋2から自由に取り外すことのできるロック解除状態(特に図4)とを切り替えることのできる手段である。
好ましくは、ロック手段5は、図3に示す連結ロック位置と図4に示す連結ロック解除位置との間で対称軸X−X’に対して実質的に放射状に平行移動するよう蓋3に移動可能に取り付けられた、少なくとも1つのロック要素5A、5B、5C、5Dを備えている。図示された好ましい実施形態によれば、ロック要素5A、5B、5C、5Dはそれぞれ結合したロック用ボルト対からなる。図に示すように、これらのボルト対は、概して器具1の対称軸X−X’に対して互いに正反対の位置に設けられている。
ボルト5A、5B、5C、5Dと相補的なロック開口部50A、50B、50C、50Dは側壁2Bを貫通して鍋2に設けられており、ストライク・ボルトロックシステムと同様、蓋3をロックするときには、ボルト5A、5B、5C、5Dが対応するロック開口部50A、50B、50C、50D(例えば図3)にそれぞれ掛止し、蓋3が鍋2に対して動くことを実質的に防止する。一方、蓋3をロック解除するときには、対応する開口部50A、50B、50C、50Dを構成する穴からボルト5A、5B、5C、5Dを取り出して掛止を外すことで、これらのボルト5A、5B、5C、5Dが穴50A、50B、50C、50Dと協動しなくなる。
特に、ロック部材(ボルト)を鍋に設けた対応する開口部に掛止する動作に基づいた上述のようなロック手段は、操作が容易でありながら、蓋3を鍋2へ強固に、かつ信頼性高く取り付けることができるため、機械的観点から興味深い。
しかし、蓋3を鍋2にロックするための手段5はそのような部材を用いたシステムに限らず、本発明の範囲を逸脱しない範囲で別の原理に基づいてもよい。例えば、蓋3を鍋2にロックするための手段5は、バヨネット、あご又はクランプシステムに基づいたものであってもよい。
特に図2及び図5から分かるように、封止用パッキン4は通常使用時には側壁2Bの内面20Bに接触するよう構成される。すなわち、チャンバ内の圧力が所定の安全値を超えない場合は蓋3が鍋2に嵌合するよう構成される。
好ましくは、図に示すように、封止用パッキン4は蓋3に取り付けられる。すなわち、単体のサブシステムを構成するよう蓋3に取り付けられる。
蓋3は、それ自身やその周囲から立下り端部3Bが伸びて封止用パッキン4に把持される、全体として実質的に円盤状の主要本体3Aを備えることが有利である。換言すれば、好ましい実施形態(図示)によると、パッキン4は弾性により立下り端部3Bを取り囲む。図に示すように、蓋3が鍋2に嵌合している場合には蓋3の主要本体3Aは全体として鍋2の底2Aに対して平行であり立下り端部3Bは垂直に下へ伸びている、すなわち全体として器具1の概対称軸X−X’と平行であることが好ましい。封止用パッキン4は、立下り端部3Bを取り囲み、側壁2Bと立下り端部3Bとの間に介在することが好ましい。
器具1は凹部を設けた蓋を備えた器具、すなわち図5及び図6に示すように蓋3が鍋2に嵌合している場合には立下り端部3Bが鍋2の内部に位置し、側壁2Bに取り囲まれる構成であると有利である。換言すれば、器具1を閉じる際には、立下り端部3Bが鍋2に導入され、鍋2の側壁2Bの内面20Bに面するよう配置される。当然ながら、本発明は凹部を設けた蓋に限定されるものではなく、他の種類の蓋(従来の被覆用の蓋、マンホール用の蓋等)であってもよい。
図に示す例において、上側開口部2Cにおける鍋2の直径は蓋3よりもわずかに大きく、蓋3を鍋2に完全に入れることができる。パッキン4の封止用支持面を形成するために、鍋2には、側壁2Bが断面図において先細りの形状を有する等の制約がある。
したがって、図に示す例において、側壁2Bは、側壁2Bの開口端部から垂直に伸びる第1の直線部7を有し、この第1の直線部7は、鍋2の内部に向けて収束する先細り部8まで下向きに伸びる。
この先細り部は封止用パッキン4を止め、このパッキン4は先細り部8に当接し密封軸受けに支持される。そして、この先細り部8自身が、鍋2の底2Aに向かって垂直に伸びる第2の実質的に直線の部分9まで下向きに伸びる。
当然ながら、本発明はラッパ状の鍋2の構成に限定されない。例えば鍋2は直線状、つまり、側壁2Bが底2Aに対して実質的に一直線で垂直に立ち上がる構成であることも十分考えられる。この場合(図示せず)、パッキン4の保持面は、例えば、側壁2Bの円周の部分的な変形により形成され、求心性の放射状の円形突起が設けられる。
図に示すように、封止用パッキン4はU字型の断面を有し、その脚部はそれぞれ第1、第2の口縁4A、4Bを構成し、その腹部はパッキンの踵部4Cを構成することが有利である。図に示す実施形態において、第1の口縁4Aは先細り部8において側壁2B、より正確には側壁2Bの内面20Bと接触し、第2の口縁4Bは蓋3に接触し、より好ましくは立下り端部3Bを把持する。蓋3に対してパッキン4を所定の位置で適切に保持するためには、立下り端部3Bは以下のように設けられたパッキン4を収容する構造を有することが有利である:
‐立下り端部3Bは、第1の実質的に垂直な部分30Bに沿って主要本体3Aの周囲から伸びる;
‐第1の垂直部30Bは水平方向に凹んだ端部31Bまで伸び、その外面においてパッキン4の踵部4Cを保持する;
‐水平方向に凹んだ端部31Bは終端部32Bまで伸び、終端部32Bは実質的に下向きで斜めに外側へ伸びてパッキン4の第2の口縁4Bを保持する領域を構成する。
本発明によると、図6に示すように、器具1は、チャンバ内の圧力が所定の安全値に達するとパッキン4が側壁2Bに対して少なくとも部分的に所定の安全位置まで移動するよう設計される。換言すれば、圧力調理器1は、チャンバ内の圧力による原動力の影響下で、制御安全弁の故障等による器具1の異常動作を示す所定の安全値へ圧力が達するとすぐ、パッキン4が鍋2と蓋3とが接触封止されている通常使用位置(図5)から離れ所定の安全位置へ動くよう設計される。もちろん、パッキン4の動きは部分的であってもよい。その場合、パッキン4は、全体的な移動ではなく変形により図5に示す状態から図6に示す状態へ移る。
図に示す実施形態において、蓋3はチャンバ内で上昇する圧力の影響下で、この圧力が所定の安全値に達した場合に少なくとも部分的に移動しパッキン4を所定の安全位置まで共に引き出すよう設計される。換言すれば、チャンバ内で上昇する圧力の影響下で蓋3が側壁2Bに対して動き、好ましくは対称軸X−X’に実質的に並行に動き、それに嵌合している封止用パッキン4を共に引き出す。
この蓋3の動きは部分的、すなわち変形であることが好ましい。例えば、図に示す実施形態において、蓋3における固定領域6の近くに位置する部分は動かず、蓋3における固定領域6から最も遠い領域が上向きに曲がり、この蓋3の部分的な屈曲動作によりパッキン4を部分的に上向きに引き出す。換言すれば、図示する実施形態において、通常使用時には、パッキン4は側壁2Bに対して第1の口縁4Aで保持され、全体的として円形の封止線に沿っている。上昇圧力の影響下では、蓋3における固定領域6から最も遠い領域が上向きに曲がり、パッキン4を部分的に上向き(つまり、底2Aから離れる方向)に引き出す。
したがって、図に示す例において、パッキン4の所定の安全位置は蓋3の機械的屈曲特性、さらには蓋3を構成する材料の物理化学的特性によって必然的に決まる。熱機械的強度の理由から、蓋を構成する材料は金属であり、その変形動作は信頼性が非常に高く高精度に反復可能であることが好ましい。
本発明によると、側壁2Bは、パッキン4が所定の安全位置(図6)にあるときにパッキン4と連動するよう設計された少なくとも1つの凹凸形状部10を有し、この凹凸形状部10の近くでパッキン4と側壁2Bとの接触を中断することでチャンバの内部から外部へ蒸気を排出する。このように蒸気を排出することは、少なくともチャンバ内部の圧力値を制限するには十分であり、好ましくは該圧力値を安定させるのに十分であり、使用者に危険な現象を引き起こす圧力に達することを防ぐ。
側壁2Bに設けた凹凸形状部と鍋2の内側に位置する立下り端部3Bを有する蓋3を組み合わせることは、使用者に危険を伴う方向(水平及び/又は下向き)でなく上向きに直接蒸気を排出するため、特に興味深い。側壁2Bの内面20B及び立下り端部3Bの外面30C、32Cは、実際、蒸気を排出するための垂直経路40を構成する。
凹凸形状部10は側壁2B上において鍋2の開口部2Cから離れた、つまり側壁2Bの開口した上端からゼロ以外の距離を隔てて設けられていることが好ましい。換言すれば、凹凸形状部10は、側壁2Bの上部を構成する第1の直線部7の好ましくは実質的に垂直な部分7Aだけ鍋2の開口部2Cから離れるよう設計されることが好ましい。さらに、凹凸形状部10は、側壁2Bにおける実質的に垂直に伸びる部分に設けられると有利で、好ましくは側壁2Bの第1の直線部7等に設けられる。
凹凸部10を側壁2B上における鍋2の開口部2Cから離れた位置に配置することは、凹んだ端部を有する蓋3Bと組み合わせるという点でとりわけ興味深い。その理由は、側壁2Bと蓋3の立下り端部2Bとの間の蒸気排出用の実質的に垂直な限られた経路を構成することで、激しくなり得る蒸気の直接的な排出や使用者の危険を防ぐからである。
より具体的には、凹んだ端部3Bを有する蓋3を開口部2Cから離れた位置に設けられた凹凸形状部10を有する鍋2に取り付けると、直接的にではなく、立下り端部3の外面30C、32Cと側壁2Bの内面20Bとの間に設けられた垂直経路40を通じて、鍋2の内側が外部と連通することができる。
したがって、本発明によると、加圧により食品を調理するための家庭用器具1であって、
‐底2Aと、底2Aから立ち上がり開口部2Cに外接する側壁2Bとを備えた鍋2と、
‐鍋2に対応し、共に調理チャンバを形成するよう構成された蓋3と、
‐側壁2Bと蓋3との間に設けられ、チャンバ内の圧力が所定の安全値を超えない場合は、側壁2Bと接して調理チャンバを実質的に漏れ止めするよう設計された封止用パッキン4とを備えており、
器具1は、チャンバ内の圧力が所定の安全値に達すると、パッキン4が側壁2Bに対して少なくとも部分的に所定の安全位置まで上がるよう設計されており、側壁2Bは、側壁2B上において鍋2の開口部2Cから離れた位置に配置されパッキン4が所定の安全位置にある場合にはパッキン4と連動するよう構成された少なくとも1つの凹凸形状部10、12を備え、凹凸形状部10、12の近くでパッキン4と側壁2Bとの接触を中断しチャンバの内部から外部へ蒸気を排出することを特徴とする。
本発明の一般的な原理は、パッキン4と鍋2の側壁2Bの一体的な構造との間の協動によって得られる過圧に対する最大限の安全性に基づいており、この協動において、パッキン4と側壁2Bとの間で少なくとも部分的に接触が中断される。
このように接触が中断されることにより、チャンバの内部は外部と連通し、図6の矢印11で示すように蒸気を外部へ排出する。
したがって、図に示す例において、チャンバ内の圧力が所定の安全値に達すると、パッキン4が少なくとも部分的に鍋2の底2Aから離れることにより少なくとも一部が底2Aから所定の距離だけ離れる。凹凸形状部10は、側壁2B上、好ましくは側壁2Bにおける大部分が垂直である第1の直線部7上に、前記所定の距離と実質的に対応する距離を隔てた位置に設けられている。また凹凸形状部10は、部分7Aの高さに実質的に対応する距離だけ開口部2Cから離れた位置に設けられていることが好ましい。換言すれば、チャンバ内の上昇圧力により凹凸形状部10に面する位置までパッキン4が上向きに引き出され、パッキン4と凹凸形状部10が対向することで調理チャンバ内の蒸気を外へ排出する経路を形成し、器具1を減圧する。
図に示す実施形態において、器具1は、全体的な対称軸X−X’の周りに正反対の位置で互いに対向するよう側壁2B上に設けられた2つの凹凸形状部10、12を有する。好ましくは、凹凸形状部10、12はそれぞれ固定領域6からできるだけ離れ、蓋3において圧力により著しく変形しやすい部分と対向するよう設けられる。
例えば、図に示すように、それら2つの凹凸形状部10、12は、固定領域6に対して90°の角度で設けられ、著しく変形しやすい蓋3の部分と対向するよう設けられることが好ましい。
好ましくは、凹凸形状部10、12は側壁2Bに設けられた少なくとも1つの凹部10Aをそれぞれ備えている。凹部10Aは、深く形成され、かつ、パッキンが凹部10Aに対向しているときはパッキンの第1の口縁4Aが少なくとも部分的に凹部10Aの底に当たらない、つまり凹部10の断面のどこにも一致せず、それによって図5及び図6に示すように封止接触を中断し蒸気を部分的に流出させるよう配置されることが有利である。図に示す、正反対の位置で互いに対向する2つの凹凸形状部を備えた器具1の例において、封止接触を2重に解除してもよく、それにより2箇所で蒸気を流出させることができる。
図に示すように、凹部10Aは、鍋2の内側から外側へ側壁2Bを部分的に変形することより形成されると有利である。凹部10Aは、例えば、鍋2の側壁2Bの内面20Bから圧搾により形成され、側壁2Bを外側へ陥没させる。このような構成は、鍋2を製造する工業的環境では圧搾動作が特に簡単で速く安価であるため、工業的及び商業的に当然関心が高い。
当然ながら、本発明は凹凸形状を構成する凹部に限定されるものではなく、例えば、凹凸形状部10が側壁の内面20B上に設けた小さな凸部よりなることも十分考えられる。この小さな凸部は輪郭と完全には一致せず、密閉状態が部分的に解除される。
凹凸形状部10はまた、付属の部品により構成されてもよく、側壁2Bを貫通する穴であってもよい。後者の場合、この穴は側壁を貫通するよう形成され、圧力が所定の安全値よりも低い場合はまず調理チャンバの外側(パッキン4の封止線の上方又は封止線上)に位置し、パッキン4の一部が所定の安全位置に対応する高さに到達した場合は、調理チャンバの内部と連通するよう配置される。本実施形態において、使用者を保護するために蒸気そらせ板を備えた貫通孔を設けることが好ましい。
最後に、本発明は特に、部品を追加したり特定の部品を基本的に用いることなく器具1の構成に必須の部品により目的を達成するため、過圧に対する安全手段を低コストで最大限に提供できる。
さらに本発明は、加圧下で変形する金属部品の特定の機械的動きに基づいている。現在では金属部品の変形は、弾性パッキンに比べるときわめて正確で、反復性があり、予測可能である。したがって、変形による排出が生じる所定の圧力値は、パッキン4を構成する弾性材料の特定の特性と厳密には関連していないので、正確かつ確実に制御することができる。
凹凸形状部10の位置決めは設計により制御できるので、圧力の影響下における蓋3の部分的変形を制限できる。実際、パッキン4が凹部10Aに対向する位置にくると直ちに蒸気が排出されて圧力が低下し、それにより蓋3が図5に示す通常使用位置に戻る。
したがって、鍋2の開口部2Cから離れたところで、かつ上昇時において側壁2B上でパッキン4を通常保持する領域に十分近い位置に凹部10Aを配置することで、蓋3の変形が制限され、その結果、その蓋3の変形は使用者に多少気付かれるか、又は全く気付かれない。
本発明による家庭用圧力調理器を示す全体斜視図である。 図1に示す圧力調理器を、実質的に垂直である2つの切断面に従って部分的に切り欠いた全体斜視図である。 蓋を鍋にロックした状態の図1〜3に示す圧力調理器を、一部断面化した平面図である。 蓋を鍋にロックしていない状態の図1及び図2に示す圧力調理器を、一部断面化した平面図である。 チャンバ内の圧力が通常使用範囲内であるときの、鍋と蓋に対するパッキンの位置を示す断面模式図である。 圧力が所定の安全値に達したときの、パッキンと側壁に設けた凹凸形状との相互作用を示す断面模式図である。
符号の説明
1 器具
2 鍋
2A 底
2B 側壁
2C 開口部
3 蓋
3A 主要本体
3B 立ち下がり端部
4 封止用パッキン
4A 第1の口縁
4B 第2の口縁
4C 踵部
5 ロック手段
5A、5B、5C、5D ロック要素
50A、50B、50C、50D ロック開口部
6 固定領域
7 第1の直線部
8 先細り部
9 実質的に直線の部分
10 凹凸形状部
10A 凹部
11 矢印
12 凹凸形状部
20B 内面
30B 第1の垂直部
30C 端部の外面
31 端部
32B 終端部
32C 端部の外面
40 垂直径路

Claims (13)

  1. 加圧により食品を調理するための家庭用の器具(1)であって、
    底(2A)と、前記底(2A)から立ち上がる側壁(2B)とを備えた鍋(2)と、
    前記鍋(2)に対応しており、前記鍋(2)と共に調理チャンバを形成するよう構成された蓋(3)と、
    前記側壁(2B)と前記蓋(3)との間に設けられ、前記調理チャンバ内の圧力が所定の安全値を超えない場合は、前記側壁(2B)と接して前記調理チャンバを実質的に漏れ止めするよう設計された封止用パッキン(4)とを備えており、
    前記器具(1)は、前記調理チャンバ内の圧力が前記所定の安全値に達すると、前記パッキン(4)が前記側壁(2B)に対して少なくとも部分的に所定の安全位置まで上がるよう設計されており、一方では、前記蓋(3)は前記蓋(3)自身及び前記蓋(3)の周囲からから伸びる立下り端部(3B)を有する主要本体(3A)を備えており、前記立下り端部(3B)は、前記蓋(3)が前記鍋(2)に嵌合している場合は前記鍋(2)の内部で前記側壁(2B)に取り囲まれるよう設計されており、他方では、前記側壁(2B)は、前記パッキン(4)が前記所定の安全位置にある場合には前記パッキン(4)と連動するよう構成された少なくとも1つの凹凸形状部(10、12)を備え、前記凹凸形状部(10、12)の近くで前記パッキン(4)と前記側壁(2B)との接触を中断し前記調理チャンバの内部から外部へ蒸気を排出することを特徴とする、家庭用器具(1)。
  2. 前記側壁(2B)は前記鍋(2)の内部に対向する内面(20B)を有し、前記封止用パッキン(4)は前記内面(20B)と接するように設計されていることを特徴とする、請求項1に記載の器具(1)。
  3. 前記封止用パッキン(4)は前記蓋(3)に取り付けられていることを特徴とする、請求項2に記載の器具(1)。
  4. 前記蓋(3)は、前記調理チャンバ内で上昇する圧力の影響下で少なくとも部分的に移動し前記パッキン(4)を共に引き出すことで、前記圧力が前記所定の安全値に達した場合に前記パッキン(4)を前記所定の安全位置に動かすよう設計されていることを特徴とする、請求項3に記載の器具(1)。
  5. 前記パッキン(4)は前記立下り端部(3B)を把持することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の器具(1)。
  6. 前記封止用パッキン(4)はU字型の断面を有し、その脚部はそれぞれ第1、第2の口縁(4A、4B)を構成し、その腹部は前記パッキン(4)の踵部(4C)を構成し、前記第1の口縁(4A)は前記側壁(2B)と接し、前記第2の口縁(4B)は前記蓋(3)と接するように構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の器具(1)。
  7. 前記第2の口縁(4B)は前記立下り端部(3B)を把持することを特徴とする、請求項6に記載の器具(1)。
  8. 前記調理チャンバ内の圧力が前記所定の安全値に達すると、前記パッキン(4)が前記鍋(2)の底(2A)から少なくとも部分的に離れることにより前記パッキン(4)の少なくとも一部が前記底(2A)から所定の距離を隔てたところに位置し、前記凹凸形状部(10、12)は前記所定の距離に対応する距離を隔てて前記側壁(2B)上に配置されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の器具(1)。
  9. 前記凹凸形状部(10、12)のそれぞれは前記側壁(2B)に設けた少なくとも1つの凹部(10A)を備えていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の器具(1)。
  10. 前記凹部(10A)は、前記側壁(2B)の部分的な変形により前記鍋(2)の内部から外部に向けて形成されていることを特徴とする、請求項2及び9に記載の器具(1)。
  11. 複数の固定領域(6)において前記蓋(3)を前記鍋(2)に固定するよう設計されたロック手段(5)を備えており、前記凹凸形状部(10、12)のそれぞれは前記固定領域(6)からできるだけ離れた位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の器具(1)。
  12. 前記凹凸形状部(10、12)は前記鍋(2)の開口部(2C)から離れた位置で前記側壁(2B)上に配置されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の器具(1)。
  13. 前記器具(1)は圧力調理器からなることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載の器具(1)。
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