JP5234493B2 - 電子楽器用鍵盤装置及び鍵ガイド - Google Patents

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本発明は、電子楽器のための鍵盤装置、及び該鍵盤装置に用いられる鍵ガイドに関する。
電子楽器用鍵盤装置においては、通常、鍵が、上壁と前壁と側壁とで囲まれた中空部を有し、後部を回動支点により支持され、鍵ガイドによりガイドされて、上下方向に回動するようになっている。鍵ガイドは、鍵フレームから鍵の中空部内に延び、鍵の側壁内面に接触するように配置され、鍵が左右方向に振れるのを防止して上下動をガイドする。
この鍵ガイドは、鍵の上下動を案内し得るように鍵の側壁内面間の距離よりと略同等の有効長を有することが要求される。この有効長が大きすぎると、鍵の側壁内面への接触圧が高くなり、摩擦の増大により鍵のタッチ感が重くなったり、最悪の場合は鍵が動かないスティック状態を生じたりする。一方、有効長が小さすぎると、鍵の側壁内面との隙間が大きくなり、鍵の動作が不安定になってタッチ感を損ねたり、隣り合う鍵が接触したり、或いは、鍵と鍵ガイドとの接触音が大きくなりノイズとして聞こえたりするという問題を生じる。
特に、鍵盤楽器の鍵は、図1に示すように、白鍵と黒鍵からなり、白鍵は黒鍵との位置関係によって平面形状が異なっている。すなわち、図1の下部に示した音名で示すと、D,G,Aの鍵は左右ほぼ対称形状、E,Bの鍵は左側に黒鍵配置用の凹部が形成される左右非対称形状、C,Fの鍵は右側に黒鍵配置用の凹部が形成される左右非対称形状となっている。これらの鍵を樹脂で射出成形すると、成形品は冷却固化する間に、各部分での収縮率の差から歪が生じる。白鍵の側壁内面間の距離は、鍵毎にバラツキを生じがちであり、黒鍵においても程度の差はあるものの製造時に側壁内面間の距離にバラツキを生じることがある。
その結果、鍵ガイドの有効長が鍵の側壁内面に対して適切なものとなっているという状態を確実に得ることは困難である。
これに対処すべく種々の手段が提案されている。特許文献1に記載の鍵ガイドは、各鍵に対応して鍵フレーム(鍵盤シャーシ)の前端からの突出片を上方へ折り曲げて差し込み部を形成し、これにガイド材を差し込んで鍵ガイドを構成するものであり、黒鍵には1つの鍵ガイド、白鍵には2つの鍵ガイドを設ける。白鍵に対する鍵ガイドの有効長は、2つの差し込み部を変形させて相互の間隔を変えることによって調整することができる。
特許文献2の鍵ガイドは、鍵の後端部に上下方向に延びる溝を形成し、鍵フレーム(鍵盤シャーシ)に該溝に遊嵌するガイドピンを鍵の後方から前方に向けて挿入し、ガイドピンの向きを変えることにより、鍵の幅方向の位置を調整するものである。
特許文献3に記載の鍵ガイドは、鍵フレームから起立するガイド片に、該ガイド片の受け入れ穴を有したキャップを被せ、このキャップで鍵の側壁内面をガイドするようにしたものであり、受け入れ穴を偏心させたキャップを用い、鍵の歪みに応じてキャップの向きを変えて装着したり、受け入れ穴を大きくしてキャップを左右方向に位置調整可能にすることにより、鍵の並びを整えるものである。
特開平8−179758号公報 実公平7−43757号公報 特許第3702874号公報
しかしながら、特許文献1の鍵ガイドは、板金の突出片を上方へ曲げて形成された差し込み部を塑性変形させて傾きの調整を行なうものであり、塑性変形は差し込み部の根元で行なう一方、鍵をガイドするのは差し込み部に差し込まれるガイド材の上端であるので、変形箇所とガイド箇所が離れており、正確な調整を行ない難い。また、材料が板金のものに限定される。特許文献2の鍵ガイドも、向きが相違するものの、ガイドピンの根元での変形でピン先端のガイド位置を変えるものなので、変形箇所とガイド箇所が離れており、正確な調整を行ない難い。また、ガイド位置を変えることは可能であるが、鍵の側壁内面の間隔が異なる場合にその間隔に応じてガイドピンの有効長を調整することはできない。この鍵ガイドも、ガイドピンは金属製のものに限定される。特許文献3の鍵ガイドは、ガイド片に対する受け入れ穴の位置で調整を行なうので、左右方向への位置調整しかできず、鍵の側壁内面の間隔が異なる場合にその間隔に応じてガイドピンの有効長を調整することはできない。このように、従来の鍵ガイドでは、鍵の側壁内面の間隔にバラツキがあるときに、鍵ガイドによる鍵の上下動の案内を適切化するのが困難であった。
本発明は、このような問題を解決し、鍵の側壁内面の間隔にバラツキがあっても、鍵ガイドによる鍵の上下動の案内を確実に適切化し、タッチ感のバラツキを防止し得る鍵ガイド、及び該鍵ガイドを備えた電子楽器用鍵盤装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、鍵長手方向に延びる2つの側壁に挟まれた中空部を有する鍵と、楽器本体に設置され該鍵を上下方向に回動可能に支持する鍵フレームと、鍵を上下方向に案内する鍵ガイドとを備え前記鍵ガイドは、前記鍵フレームに固定され前記鍵の中空部内に延びた支持体と、該支持体に支持され前記鍵の側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体と、前記支持体に支持された接触体の位置を保持する保持手段とを備え、前記接触体は、鍵幅方向の位置が前記保持手段によって保持されて鍵を案内すると共に、鍵の上下動を案内し得るように鍵の側壁内面間の距離と略同等の有効長を有しており、他の有効長を有する接触体との交換が可能なように、前記支持体に対して着脱可能とされていることを特徴とする電子楽器用鍵盤装置を提供するものである。
本発明はまた、前記目的を達成するため、鍵フレームに上下方向へ回動可能に設置された鍵の上下動を案内するために鍵フレームに取り付けられる鍵ガイドであって、鍵フレームに取り付けられたときに鍵の中空部内に延びる支持体と、該支持体に支持され前記鍵の側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体と、前記支持体に支持された接触体の位置を保持する保持手段とを備え、該接触体は、鍵幅方向の位置が前記保持手段によって保持されて鍵を案内すると共に、鍵の上下動を案内し得るように鍵の側壁内面間の距離と略同等の有効長を有しており、他の有効長を有する接触体との交換が可能なように、前記支持体に対して着脱可能とされていることを特徴とする鍵ガイドを提供するものである。
本明細書及び特許請求の範囲においては、電子楽器及びその鍵盤装置における演奏者に近い方を前方、遠い方を後方と称することとする。
(1)本発明に係る電子鍵盤楽器は、鍵を上下方向に案内する鍵ガイドが、鍵フレームに固定され鍵の中空部内に延びた支持体と、該支持体に支持され鍵の側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体とを備え、前記接触体は、鍵の上下動を案内し得るように鍵の側壁内面間の距離よりと略同等の有効長を有しており、他の有効長を有する接触体との交換が可能なように、前記支持体に対して着脱可能とされている。したがって、鍵の側壁内面の間隔にバラツキがあっても、その間隔に適合する接触体を選択して支持体に装着することにより、鍵ガイドによる鍵の上下動の案内を確実に適切化することができる。このようにして、鍵ガイドによる鍵の案内をきめ細かく調整することができるので、鍵ガイドと鍵との摩擦を最小限に抑え、タッチ感のバラツキを防止することができる。この調整は、鍵への接触箇所そのものの位置を変更して行なわれるので、調整を容易に且つ正確に行なうことができる。また、支持体に対して接触体を交換可能に支持すればよいので、材料は金属に限定されず、プラスチック等の種々のものを使用することができる。
(2)本発明に係る鍵ガイドは、上記(1)と同様に、支持体に支持された接触体が、鍵の上下動を案内し得るように鍵の側壁内面間の距離よりと略同等の有効長を有しており、他の有効長を有する接触体との交換が可能なように、前記支持体に対して着脱可能とされている。したがって、上記と同様に、鍵の側壁内面の間隔にバラツキがあっても、その間隔に適合する接触体を選択して支持体に装着することにより、鍵ガイドによる鍵の上下動の案内を確実に適切化することができる。そして、鍵ガイドによる鍵の案内のきめ細かい調整により、鍵ガイドと鍵との摩擦を最小限に抑え、タッチ感のバラツキを防止することができる。この調整は、鍵への接触箇所そのものの位置を変更して行なわれるので、調整を容易に且つ正確に行なうことができる。また、支持体に対して接触体を交換可能に支持すればよいので、材料は金属に限定されず、プラスチック等の種々のものを使用することができる。
(3)上記(2)の鍵ガイドは、有効長を異にする前記複数の接触体が、各々の有効長を判別可能とするために、相互に異なる色彩、異なる模様、及び異なる形状部分のいずれか又は2以上を備えたものとすることができる。こうすれば、接触体の有効長を色彩、模様、形状により容易に判別することができ、鍵ガイド調整の作業効率を高めることができる。なお、接触体に付与する模様は、文字、数字等の記号、図形、濃淡のグラデーション等のいずれか又はこれらの組合せを意味する。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図面中の同一又は同種の部分については、同じ番号を付して説明を省略することがある。
図2は、本発明の一実施形態に係る鍵ガイドを備えた電子楽器用鍵盤装置の一部を示す縦断側面図であり、図3はその平面図、図4は一部を断面で示す正面図である。これらの図は、鍵ガイドの構造を説明するための要部を抽出して示している。なお、図3では、図4に表された白鍵及び黒鍵の各1鍵のみを示している。
この実施形態に係る鍵盤装置は、鍵10と、楽器本体に設置され鍵10を支持する鍵フレーム20と、鍵の後端部を回動可能に支持する回動支点30と、鍵を上下方向に案内する鍵ガイド40とを備えている。鍵には、白鍵10Wと黒鍵10Bとがあるが、いずれも上壁11と前壁12と側壁13とで囲まれた中空部14を有している。
鍵10にはさらに、やや後方寄りに下方へ延びる突起17が設けられ、鍵フレーム20にはその下方にスイッチ71が取り付けられている。また、鍵10には、側壁13の前寄り部分から下方へ延びるフック部18が設けられており、鍵フレーム20には該フック部を通す開口部が形成されている。鍵フレーム20には、フック部先端の爪部180が当接する箇所に緩衝部材21、鍵が下降時に当接する箇所に緩衝部材22が取り付けられている。
以下では、白鍵10Wの鍵ガイドについて説明し、黒鍵10Bの鍵ガイドについては、白鍵のものと同様の構造であるので共通の事項については説明を省略する。
この実施形態では、1つの鍵に対して鍵長手方向の異なる位置に鍵ガイド40が設けられている。図5は、2つの鍵ガイド40を鍵の断面と共に示している。鍵ガイド40は、鍵フレーム20に固定され鍵の中空部内に延びた棒状の支持体41と、該支持体に支持された接触体42とを備えている。支持体41を鍵フレーム20に固定するには、ねじ止め、接着、溶接等の適宜の手段を用いることができ、或いは、板金、樹脂等により鍵フレームと支持体とを一体のものとして製造することもできる。接触体42は、円柱の両端部を半球面とした形状を有している。支持体41には左右方向(鍵の幅方向)に延びる貫通孔が形成され、接触体42がその貫通孔に挿入されている。接触体42の両端間の長さ(有効長)は、鍵側壁内面に近接してガイド機能を奏するように、白鍵10Wの側壁内面の離反距離と略同等になるように決められる。
鍵ガイド40によれば、鍵の側壁内面の間隔にバラツキがあっても、次のようにして鍵ガイドによる鍵の案内を適切化することができる。図5は、鍵及び鍵ガイドの縦断正面図である。図に示した鍵は、側壁内面の間隔が異なっており、図の(a) では小さく、(b) では大きくなっている。これらのバラツキは、この例では、側壁の肉厚が(a) では厚く、(b) では薄いため生じているが、これ以外にも、側壁そのものの位置が鍵幅方向の中心に対して近づいたり遠ざかったりすることによっても生じる。鍵ガイド40は、図5の(a) では短い有効長Laの接触体42aを用い、(b) では長い有効長Lbの接触体42bを用いている。これにより、接触体42は、鍵側壁内面に対して良好なガイド機能を奏し、鍵ガイドと鍵との摩擦を最小限に抑える。こうして、各鍵の接触体42を適正化することにより、鍵全体のタッチ感のバラツキを防止することができる。
この実施形態では、鍵ガイド40の支持体41の貫通孔と接触体42とはある程度緊く嵌合しており、支持体41の貫通孔に対して接触体42は着脱及び移動が可能であり、移動後の通常の楽器の使用時には位置が保持される。支持体41に対する接触体42の位置調整は、例えば、ペンチ型の2本の交差レバーを有した工具を用いて行なうことができる。
支持体41と接触体42との支持構造は、この他、種々の形態とすることができる。図6及び図7は、環状の凹部と凸部による支持構造の例を示している。接触体42には、長手方向中央部に環状凹部421が形成され、支持体41の貫通孔410の軸方向中央部には環状凹部421に対応した形状の弾性変形可能な環状凸部411が形成されている。図7は、支持体41と接触体42とを分離した状態を示しており、支持体41の貫通孔410に、図の矢印の方向へ接触体42を挿入すると、環状凸部411は挿入の際に弾性変形して径を小さくし、環状凹部421が到達すると径を拡大して該環状凸部411と嵌合する。これにより、接触体42の位置が保持される。
黒鍵10Bにも同様に鍵ガイド40’が設けられている。これらの鍵ガイドは、黒鍵10Bの側壁内面間の距離に応じて接触体の長さが決められている以外は、白鍵10Wのための鍵ガイド40と同じ構造であり、同様に機能する。
図8から図10は、本発明に係る鍵ガイドの種々の例を示している。これらの鍵ガイドは、図2から図5に示した鍵ガイド40の構造を基本とし、支持体41と、相互に異なる有効長を有する複数の接触体42とからなる。
図8の鍵ガイドでは、有効長の短い接触体42から順に「1」〜「5」の番号とその番号の数値に等しい数の○印が付与されている。したがって、これらの模様(番号又は○印)を見ることにより、接触体42の有効長を判別することができる。
図9の鍵ガイドでは、有効長の短い接触体42から順に濃くなる色彩が付与されているので、これらの色彩を見ることにより、接触体42の有効長を判別することができる。
図10の鍵ガイドでは、接触体42の端部に有効長によって異なる形状部分が付与されており、尤も短い接触体42(b) は環状の溝423、次に長い接触体42(c) は環状の凸部424、尤も長い接触体42(a) は環状の溝423及び凸部424の双方が付与されている。したがって、これらの形状部分を見、或いは触ることにより、接触体42の有効長を判別することができる。
上に述べた鍵ガイドを構成する支持体は金属、プラスチック等の材料、接触体は樹脂、エラストマー、ゴム等の材料というように、種々の材料で製作することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、異なる有効長の接触体に変更する場合は、予め用意した接触体との交換をする他、同一の接触体の寸法を変えるようにしてもよい。これは、例えば、接触体の研削又は肉付けにより行なうことができる。また、接触体を有効長方向に並ぶ2以上の部品を入れ子式に結合し、それらの部品を有効長方向に出し入れして有効長を調整することができる。この入れ子式結合は、結合する部品に雌ねじと雄ねじとを設けて螺合する構造を採用することができる。位置調節後の接触体の位置を保持するには、支持体の貫通孔との緊い嵌合のほか、支持体の側壁にねじ付きの貫通孔を設け、止めねじを螺合してその先端を接触体に当接させるなど、種々の保持手段を用いることができる。
配列された鍵盤の平面図である。 本発明の一実施形態に係る鍵ガイドを備えた電子楽器用鍵盤装置の要部を示す縦断側面図である。 図1に示した部分の平面図である。 図1に示した部分を一部断面で示す正面図である。 図1の鍵盤装置において鍵ガイドによる案内の適切化を説明するための鍵及び鍵ガイドの縦断正面図である。 本発明の他の実施形態に係る鍵ガイドを示す正面図である。 図6に示した鍵ガイドを分解して示す正面図である。 本発明に係る鍵ガイドの一実施形態を示す図である。 本発明に係る鍵ガイドの他の実施形態を示す図である。 本発明に係る鍵ガイドのさらに他の実施形態を示す図である。
符号の説明
10:鍵、 13:側壁、 14:中空部、 20:鍵フレーム、 40:鍵ガイド、 41:支持体、 42:接触体、 La,Lb:接触体の有効長

Claims (5)

  1. 鍵長手方向に延びる2つの側壁に挟まれた中空部を有する鍵と、楽器本体に設置され該鍵を上下方向に回動可能に支持する鍵フレームと、鍵を上下方向に案内する鍵ガイドとを備え
    前記鍵ガイドは、前記鍵フレームに固定され前記鍵の中空部内に延びた支持体と、該支持体に支持され前記鍵の側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体と、前記支持体に支持された接触体の位置を保持する保持手段とを備え、
    前記接触体は、鍵幅方向の位置が前記保持手段によって保持されて鍵を案内すると共に、鍵の上下動を案内し得るように鍵の側壁内面間の距離と略同等の有効長を有しており、他の有効長を有する接触体との交換が可能なように、前記支持体に対して着脱可能とされていることを特徴とする電子楽器用鍵盤装置。
  2. 鍵フレームに上下方向へ回動可能に設置された鍵の上下動を案内するために鍵フレームに取り付けられる鍵ガイドであって、
    鍵フレームに取り付けられたときに鍵の中空部内に延びる支持体と、該支持体に支持され前記鍵の側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体と、前記支持体に支持された接触体の位置を保持する保持手段とを備え、
    該接触体は、鍵幅方向の位置が前記保持手段によって保持されて鍵を案内すると共に、鍵の上下動を案内し得るように鍵の側壁内面間の距離と略同等の有効長を有しており、他の有効長を有する接触体との交換が可能なように、前記支持体に対して着脱可能とされていることを特徴とする鍵ガイド。
  3. 有効長を異にする前記複数の接触体が、各々の有効長を判別可能とするために相互に異なる色彩を付与されていることを特徴とする請求項2に記載の鍵ガイド。
  4. 有効長を異にする前記複数の接触体が、各々の有効長を判別可能とするために相互に異なる模様を付与されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の鍵ガイド。
  5. 有効長を異にする前記複数の接触体が、各々の有効長を判別可能とするために相互に異なる形状部分を有していることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の鍵ガイド。
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