JP5190770B2 - 電子楽器用鍵盤装置と鍵ガイドの調整方法 - Google Patents

電子楽器用鍵盤装置と鍵ガイドの調整方法 Download PDF

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本発明は、電子楽器のための鍵盤装置と鍵ガイドの調整方法に関する。
電子楽器用鍵盤装置の鍵は通常、図1に示すように、通常、上壁11と前壁12と側壁13とで囲まれた中空部を有し、前寄り部分を鍵ガイド2によりガイドされ、後部を中心に上下方向に回動するようになっている。鍵ガイド2は、鍵フレームから鍵の中空部内に延び、鍵の側壁内面に接触するように配置され、鍵を鍵並び方向に位置決めすると共に、左右方向に振れるのを防止して上下動をガイドする。
ところで、鍵は樹脂成形されることが多く、成形時の製造誤差によって同じ鍵でも形状が微妙に異なる場合がある。特に、鍵盤楽器の白鍵10Wは、図2に示すように、黒鍵10Bとの位置関係によって平面形状が異なっている。すなわち、図2の下部に示した音名で示すと、D,G,Aの鍵は左右ほぼ対称形状、E,Bの鍵は左側に黒鍵配置用の凹部が形成される左右非対称形状、C,Fの鍵は右側に黒鍵配置用の凹部が形成される左右非対称形状となっている。これらの鍵を樹脂で射出成形すると、成形品は冷却固化する間に、各部分での収縮率の差から歪が生じる。その結果、白鍵10Wを音名順に並べると、鍵の配列間隔が不均一になってしまう。図3は、白鍵10W及び黒鍵10Bの一部を取り出した平面図であり、白鍵10Wの配列間隔d1,d2が不均一となり白鍵間の間隙に大小の差ができている様子を示している。従来の鍵ガイドは、鍵フレームに固定されているので、このような不均一な配列間隔の調整をすることができなかった。
これに対処すべく種々の手段が提案されている。特許文献1に記載の鍵ガイドは、各鍵に対応して鍵フレーム(鍵盤シャーシ)の前端からの突出片を上方へ折り曲げて差し込み部を形成し、これにガイド材を差し込んで鍵ガイドを構成するものであり、黒鍵には1つの鍵ガイド、白鍵には2つの鍵ガイドを設ける。鍵の配列間隔の調整は、2つの差し込み部を変形させて傾斜を変えることにより行なわれる。
特許文献2の鍵ガイドは、鍵の後端部に上下方向に延びる溝を形成し、鍵フレーム(鍵盤シャーシ)に該溝に遊嵌するガイドピンを鍵の後方から前方に向けて挿入し、ガイドピンの向きを変えることにより、鍵の左右方向の位置を調整するものである。
特許文献3に記載の鍵ガイドは、鍵フレームから起立するガイド片に、該ガイド片の受け入れ穴を有したキャップを被せ、このキャップで鍵の側壁内面をガイドするようにしたものであり、受け入れ穴を偏心させたキャップを用意して鍵の歪みに適合したキャップを選択したり、受け入れ穴とガイド片との間に間隙を形成し左右方向に位置調整可能にすることにより、鍵の配列間隔を調整するものである。
特開平8−179758号公報 実公平7−43757号公報 特許第3702874号公報
しかしながら、特許文献1の鍵ガイドは、板金の突出片を上方へ曲げて形成された差し込み部を塑性変形させて傾きの調整を行なうものであり、塑性変形は差し込み部の根元で行なう一方、鍵をガイドするのは差し込み部に差し込まれるガイド材の上端であるので、変形箇所とガイド箇所が離れており、正確な位置調整を行ない難い。特許文献2の鍵ガイドも、向きが相違するものの、ガイドピンの根元での変形でピン先端のガイド位置を変えるものなので、変形箇所とガイド箇所が離れており、正確な調整を行ない難い。特許文献3の鍵ガイド中、ガイド片に対するキャップの穴位置で調整を行なうものは、穴位置の異なるキャップを多種類用意しなければならず、きめ細かい調整をするのは困難であった。特許文献3の鍵ガイド中、キャップの受け入れ穴とガイド片との間に間隙を形成して左右方向への位置調整を行なうものは、寸法が制限される受け入れ穴の内壁と、さらに径の小さいガイド片とに、係止用の突起と複数の溝とを設ける必要があるので、微小な突起と溝との係合のみによる位置保持は、十分に行なわれず調整が維持されないおそれがある。
本発明は、このような問題を解決し、鍵の配列間隔の調整をきめ細かく行なうことができる鍵ガイドを備えた電子楽器用鍵盤装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、鍵長手方向に延びる2つの側壁に挟まれた中空部を有する鍵と、楽器本体に設置され該鍵を上下方向に回動可能に支持する鍵フレームと、鍵を上下方向に案内する鍵ガイドとを備え、前記鍵ガイドは、前記鍵フレームに固定され前記鍵の中空部内に延びた支持体と、該支持体に鍵幅方向で形成された貫通孔に位置調整可能に挿入されて支持され前記中空部内で前記鍵の側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体と、前記接触体を貫通孔内で所望の位置に調節した後に当該位置に保持するための保持手段とを備えていることを特徴とする電子楽器用鍵盤装置を提供するものである。
また、本発明は、鍵長手方向に延びる2つの側壁に挟まれた中空部を有する鍵と、楽器本体に設置され該鍵を上下方向に回動可能に支持する鍵フレームと、鍵を上下方向に案内する鍵ガイドとを備え、前記鍵ガイドは、前記鍵フレームに固定され前記鍵の中空部内に延びた支持体と、該支持体に鍵幅方向で形成された貫通孔に位置調整可能に挿入されて支持され前記中空部内で前記鍵の両側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体とを備えた鍵盤装置における鍵ガイドの調整方法であって、前記支持体の貫通孔に前記接触体が支持された状態で、前記接触体を鍵幅方向に移動して位置調整し、当該位置に前記接触体を保持手段で保持するようにしたことを特徴とする鍵ガイドの調整方法を提供するものである。
本明細書及び特許請求の範囲においては、電子楽器及びその鍵盤装置における演奏者に近い方を前方、遠い方を後方と称することとする。
(1)本発明の第1の形態に係る電子鍵盤楽器は、鍵を上下方向に案内する鍵ガイドが、鍵フレームに固定され鍵の中空部内に延びた支持体と、該支持体に支持され鍵の側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体とを備え、前記接触体は、前記支持体に対して鍵幅方向に位置調節可能に支持されている。したがって、接触体を鍵幅方向に位置調整することにより、鍵を接触体の位置に追随させ、鍵の配列間隔を調整することができる。この調整は、鍵への接触箇所そのものの位置を変更して行なわれるので、調整を容易に且つ正確に行なうことができる。なお、接触体を支持体に対して鍵幅方向に位置調節するには、接触体を直線的に移動させること、接触体を回動させて鍵幅方向の最外位置を移動させること等、種々の動作に基づく移動を採用することができる。
(2)上記(1)の電子鍵盤楽器は、前記鍵ガイドの保持手段が、前記接触体を調節後に位置に保持するためのロック機構を備えたものとすることができる。このように、ロック機構を備えて、調整後の位置を保持することにより、通常の使用状態での外力が作用しても、均等化された配列間隔を安定的に維持することができる。
(3)上記(1)または(2)の電子鍵盤楽器において、前記接触体は、前記支持体に対して移動方向に多段的な位置調節が可能なものとすることができる。このように、多段的な位置調節を可能とすることにより、異なる鍵盤装置に対し、共通の段階表示で調整状態を特定するようにして正規化を図ることができる。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの電子鍵盤楽器は、前記支持体及び接触体の少なくとも一方に、相互の位置関係を示すマーキングが設けられたものとすることができる。これにより、調整状態が明確に目視されるので、調整を容易且つ正確に行なうことができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図面中の同一又は同種の部分については、同じ番号を付して説明を省略することがある。
図4は、本発明の一実施形態に係る電子楽器用鍵盤装置の一部を示す縦断側面図であり、図5はその平面図、図6は一部を断面で示す正面図である。これらの図は、鍵ガイドの構造を説明するための要部を抽出して示している。なお、図5では、図6に表された白鍵及び黒鍵の各1鍵のみを示している。
この実施形態に係る鍵盤装置は、鍵10と、楽器本体に設置され鍵10を支持する鍵フレーム20と、鍵の後端部を回動可能に支持する回動支点30と、鍵を上下方向に案内する鍵ガイド40とを備えている。鍵には、白鍵10Wと黒鍵10Bとがあるが、いずれも上壁と前壁と側壁とで囲まれた中空部を有している。
鍵10にはさらに、やや後方寄りに下方へ延びる突起17が設けられ、鍵フレーム20にはその下方にスイッチ23が取り付けられている。また、鍵10には、側壁13の前寄り部分から下方へ延びるフック部18が設けられており、鍵フレーム20には該フック部を通す開口部が形成されている。鍵フレーム20には、フック部先端の爪部180が当接する箇所に緩衝部材21、鍵が下降時に当接する箇所に緩衝部材22が取り付けられている。
以下では、白鍵10Wの鍵ガイドについて説明し、黒鍵10Bの鍵ガイドについては、白鍵のものと同様の構造であるので共通の事項については説明を省略する。
鍵ガイド40は、鍵フレーム20に固定され鍵の中空部内に延びた棒状の支持体41と、該支持体に支持された接触体42とを備えている。支持体41を鍵フレーム20に固定するには、ねじ止め、接着、溶接等の適宜の手段を用いることができ、或いは、板金、樹脂等により鍵フレームと支持体とを一体のものとして製造することもできる。接触体42は、円柱の両端部を半球面とした形状を有している。支持体41には左右方向(鍵の幅方向)に延びる貫通孔が形成され、接触体42がその貫通孔に挿入されている。接触体42の長さは、鍵側壁内面に近接してガイド機能を奏するように、白鍵10Wの側壁内面の離反距離より僅かに小さくなるように決められる。支持体41の貫通孔と接触体42とは緊く嵌合しており、支持体41の貫通孔に対して接触体42は移動可能であるが、移動後の通常の楽器の使用時には保持手段によって位置が保持される。支持体41に対する接触体42の位置調整は、例えば、ペンチ型の2本の交差レバーを有した工具を用いて行なうことができる。鍵ガイド40は、押鍵時に鍵10の上壁11に接触しないように高さが決められる。
鍵ガイド40によれば、次のようにして鍵の配列間隔を調整することができる。図7は、隣り合う白鍵の側壁13(一点鎖線で示す)と、各白鍵の側壁に接触している鍵ガイド部40を正面から見た状態を拡大して示している。図は白鍵間の間隔が小さすぎる場合の調整後の状態を示しており、図7(a) では接触体42が支持体41中央の位置から左方へ移動され、これにより側壁13は左方へ移動している。図7(b) では接触体42が支持体41中央の位置から右方へ移動され、これにより側壁13は右方へ移動している。その結果、隣り合う白鍵間の間隙が拡大されて適正な配列間隔となっている。鍵の間隔が大きすぎる場合は、これと逆向きの調整を行なうこととなる。尤も、鍵の配置状態によっては、配列間隔調整のために、隣り合う一方の鍵の接触体のみを移動すればよい場合や、隣り合う複数の鍵の接触体を同じ方向に移動する場合もあり得る。
図8は、接触体を調節後の位置に保持するための保持手段がロック機構60を備えた鍵ガイドの例を縦断面で示しており、図9はその平面図、図10は図9の要部の拡大図である。この鍵ガイド部40の支持体41には、接触体42を通すための貫通孔に加えて、軸方向に沿う縦穴411が形成されている。縦穴411は、支持体41の上端面に開いており、そこにスライダ61が上下動可能に挿入され、上端部は縦穴411から上方へ突出している。スライダ61の中央部には、鍵幅方向に貫通する開口部611が形成され、そこに接触体42が通されている。開口部611の上下方向の寸法は、接触体42の上下寸法より大きくされ、その差分でスライダ61が上下方向に摺動可能となっている。縦穴411内において、スライダ61の下方には、圧縮コイルばね612が挿入され、スライダ61を上方へ向けて押圧している。
図10に示すように、接触体42の下面には鍵幅方向に並ぶ多数の凹凸部421が波状に形成されており、スライダ61には、開口部611の下部内面に突出した突起613が形成されている。スライダ61に作用するばね612の力により、突起613は、凹凸部421に押し付けられた状態で係合している。このように、接触体42の凹凸部421、及び支持体41内で動くスライダ61は、相互に係合する係合部を構成している。
このロック機構60は、次のように作動する。常時は、図8(a) 及び図10に示すように、ばね612がスライダ61を押し上げ、突起613が凹凸部421に係合しているので、接触体42は鍵幅方向への移動が阻止されている。鍵の配列間隔を調整する際には、ばね612の力に抗してスライダ61を上方から押し下げる。その結果、図8(b) に示すように、スライダ61は下降し、突起613は凹凸部421から離脱する。これにより、接触体42は鍵幅方向に移動可能となるので、適切な位置まで移動した後、スライダ61の押し下げを解けばよい。これで、スライダ61はばね612により再び押し上げられ、突起613が凹凸部421に係合して接触体42の移動が阻止され、適正な鍵の配列間隔が維持される。
なお、波状に並ぶ凹凸部421は三角波状、台形波、サインカーブ状等、傾斜を持った形状とし、突起613は先細に傾斜させて形成するのが望ましい。こうすれば、スライダ61の押し下げを解除した時に、上記傾斜に基づき、突起613は凹凸部421における凹部に自動的に進入する。これにより、移動方向に多段的な調整位置容易に行なわれる。例えば、図10に示すように、凹凸部421をピッチpで形成すれば、長さpを単位として、位置調整が多段的に行なわれる。このように、多段的な位置調節を可能とすることにより、異なる鍵盤装置に対し、共通の段階表示で調整状態を特定するようにして正規化を図ることができる。
図11は、接触体42による調整位置を示すマーキングが設けられた鍵ガイド部40の例を示している。図の左上に示されたマーキング423は、鍵幅方向に並ぶ目盛として接触体42に設けられ、支持体41からの突出量を目視し得るようになっている。また、図の中央に示されたマーキング424は、鍵幅方向に並ぶ目盛として接触体42の中央部に設けられ、支持体41にはマーキングが424が見えるように窓412が形成され、該窓に臨む位置に三角形の指標413が設けられている。これにより、接触体42が中央位置から離反した量を目視することができる。このように、マーキングを設けることにより、調整状態が明確に目視されるので、調整を容易且つ正確に行なうことができる。
これらのマーキング423,424は、凹凸部421のピッチpと同じピッチで設けるのが望ましい。こうすれば、凹凸部421により多段的に行なわれる位置調整に一致して、マーキングによる移動量の読みとりができるので、調整をより容易且つ正確に行なうことができる。
なお、図11におけるマーキング423,424はいずれか一方を設ければよい。また、設けるマーキング424及び指標413を、各々支持体41及び接触体42に設けるというように、配置対象を逆にすることもできる。
上に述べた鍵ガイドを構成する支持体は金属、プラスチック等の材料、接触体は樹脂、エラストマー、ゴム等の材料というように、種々の材料で製作することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、接触体を鍵幅方向に位置調節するには、前述のように、接触体の直線的な移動や回動等、種々の動作を採用することができる。直線的な移動の場合は、直線に沿う摺動のほか、接触体周面にねじを形成し接触体を回転させてねじ軸方向に移動させる等の移動を採用することができる。また、回動の場合は、接触体は、偏心した円の一部(円弧状部分)を支持体との接触面としていればよく、回動軸線は、前述の例のように上下方向に延びる軸線のほか、水平方向に延びる軸線とすることもできる。
保持手段のロック機構としては、配列間隔調整のために移動可能とされた接触体を支持体に対する所定位置に固定し得る種々の形態とすることができ、支持体と接触体との嵌合を緊くして摩擦により保持するもの、支持体と接触体との間に楔を押し込んで固定するもの、接触体の移動方向に沿って設けられた複数の孔と該孔に挿入可能な止めピンとを支持体及び接触体の一方及び他方に設け止めピンの挿入で位置を固定するもの等とすることができる。また、ロック機構を設けない場合は、位置調整後に接触体を支持体に対して接着、溶着等により固定してもよい。前記マーキングは、支持体と接触体との位置の比較で接触体の移動量を目視可能とするほか、鍵フレームに固定されている他の箇所と接触体との位置の比較で接触体の移動量を目視可能とすることもできる。またマーキングとしては、印刷、刻印、突起、溝、孔、窓、目盛、線幅や色彩等を移動方向に変化させた模様などとすることができる。位置調節後の接触体の位置を保持するには、支持体の貫通孔との緊い嵌合のほか、支持体の側壁にねじ付きの貫通孔を設け、止めねじを螺合してその先端を接触体に当接させるなど、種々の保持手段を用いることができる。
従来の鍵盤装置を概略的に示す縦断側面図である。 配列された鍵盤の平面図である。 図1に示した部分の平面図である。 本発明の一実施形態に係る電子楽器用鍵盤装置の要部を示す縦断側面図である。 図4に示した部分の平面図である。 図4に示した部分を一部断面で示す正面図である。 鍵配列間隔の調整を説明するための鍵ガイドの縦断正面図である。 本発明の他の実施形態に係る電子楽器用鍵盤装置における鍵ガイドを示す縦断正面図である。 図8に示した部分の平面図である。 図8に示した部分の要部拡大図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る電子楽器用鍵盤装置における鍵ガイドを示す縦断正面図である。
10:鍵、 11:上壁、 12:前壁、 13:側壁、 14:中空部、 20:鍵フレーム、 30:回動支点、 40:鍵ガイド、 41:支持体、 42:接触体、 60:ロック機構、 423,424:マーキング

Claims (2)

  1. 鍵長手方向に延びる2つの側壁に挟まれた中空部を有する鍵と、楽器本体に設置され該鍵を上下方向に回動可能に支持する鍵フレームと、鍵を上下方向に案内する鍵ガイドとを備え、
    前記鍵ガイドは、前記鍵フレームに固定され前記鍵の中空部内に延びた支持体と、該支持体に鍵幅方向で形成された貫通孔に位置調整可能に挿入されて支持され前記中空部内で前記鍵の側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体と、前記接触体を貫通孔内で所望の位置に調節した後に当該位置に保持するための保持手段とを備えていることを特徴とする電子楽器用鍵盤装置。
  2. 鍵長手方向に延びる2つの側壁に挟まれた中空部を有する鍵と、楽器本体に設置され該鍵を上下方向に回動可能に支持する鍵フレームと、鍵を上下方向に案内する鍵ガイドとを備え、前記鍵ガイドは、前記鍵フレームに固定され前記鍵の中空部内に延びた支持体と、該支持体に鍵幅方向で形成された貫通孔に位置調整可能に挿入されて支持され前記中空部内で前記鍵の両側壁内面に接触して鍵の上下動を案内する接触体とを備えた鍵盤装置における鍵ガイドの調整方法であって、
    前記支持体の貫通孔に前記接触体が支持された状態で、前記接触体を鍵幅方向に移動して位置調整し、当該位置に前記接触体を保持手段で保持するようにしたことを特徴とする鍵ガイドの調整方法。
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