JP5232417B2 - 外壁洗浄装置 - Google Patents
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Description
特に幹線道路沿いに立地する建物は汚れの付着もひどくなり、例えば飲食店等の清潔性が要求される商店では、建物の外壁を清浄に保つことが好ましい。
また、オフィスビルやレストラン、ホテルロビー廻り、空港等のガラス張りの外壁は、汚れの付着が目立ちやすく、清浄に保つ為には、頻繁に清掃を行うことが必要とされる。
しかし、手作業による清掃は、多大な労力を必要とし、また、外壁の上部を清掃する際には、危険な作業となる。
この特許文献1に記載のセルフクリーニング性外壁用建材によれば、降雨により自然と清掃がなされるので、労力を必要とせず、また、降雨を利用することで清掃費が不要となる利点がある。
しかしながら、降雨量が少ない地域、季節には清掃が十分になされず、あるいは散水を行う必要があり、また、外壁上端部から屋根の軒やけらばが延出している建物では、外壁上部の近傍部位は、降雨に晒されず、降雨のみでの汚れの除去が困難である。
この建築物の冷却装置は、ガラス面の上部に取付けられガラス面側に開放した略半円状の収容室と、該収容室に収容される多孔質素材からなるホースと、該ホースに並設されホースから浸出した水を含浸させて上記収容室の下部とガラス面との間に形成された間隙部から含浸させた水を流下させるためのスポンジ等からなる通水部材とを備えている。
このものでは、通水部材から流下する水は、ガラス面にコーティングされた光触媒の超親水性により、ガラス面の全面に薄く均一に広げられて流下するので、水が流下した部分と流下しない部分とに差が生じず、まだら模様が生じない、と説明されている。
また、前記吐水口を、前記外壁面と該外壁面に対向する外壁対向面との間に形成される隙間とすることが可能である。スリットの形状等は、泡洗浄液が壁面に広く且つ隈なく行き渡るように設計及び設定される。
この場合、前記泡洗浄液生成装置は、前記洗剤液導入部への洗剤液の導入を遮断する洗剤液導入遮断手段を更に備えている構成(請求項5)することもできる。
このため、流下の際に、外壁面に付着する汚れも除去でき、凹凸や目地等がある外壁面に対しても、上記のような泡洗浄液の外壁面に対する付着力が大きくなることで、凹凸の凹部や目地等にも泡洗浄液が行き渡り、洗浄効果が高まる。
外壁上部となる外壁1の上端部1bには、その上端部1bと軒天2aとの入り隅部に沿うように、全周に亙って後記する外壁洗浄装置10を構成する吐水用管路11aが取付けられている。
また、吐水用管路11aが配設される外壁上部とは、図例のような1階建の建物Aでは、軒天2aとの入り隅部とすることが好ましいが、多層階建の建物では、その建物の最上部のみならず、各階の外壁上部を、吐水用管路11aが配設される外壁上部としてもよい。
また、図1では、玄関や窓、玄関上方や窓上方に形成される庇等は図示省略しているが、庇等が形成されていない玄関や窓では、それらの洗浄も可能である。あるいは、庇等が形成されているものでは、庇の裏面基端部に吐水用管路11aを更に配設するようにしてもよい。
泡洗浄液生成装置13及び制御盤20は、建物Aの内部に配設され、泡洗浄液生成装置13の下流側に接続された給液管路11は、建物Aの内壁(不図示)と外壁1との間を配管されて外壁上端部1bから導出され、吐水用管路11aと連通接続される。このように、給液管路11を建物Aの内壁(不図示)と外壁1との間に配管することで、外部に露出せず美観性を損なうことがない。
尚、泡洗浄液生成装置13及び制御盤20を建物Aの外部に配設し、給液管路11を外壁1に沿わせて配設するようにしてもよい。
尚、上記構成とされた吐水用管路11aの外壁上端部1bへの取付けは、接着剤等により外壁上端部1b及び/又は軒天2aに固着させたり、L字金具等を用いてビス止めにより固着させたりしてもよい。
また、吐水用管路11aの空間11bに、所定間隔毎に多数の給液口を隙間11fに向けて斜めに開設した円筒状のパイプを内包し、該パイプを上記のように内壁と外壁1との間に配設された給液管路11と連通接続するようにしてもよい。
さらに、吐水用管路11aの外周あるいは上記パイプに凍結防止部材等を被覆させてもよい。
小孔12bの開口形状は、図例のような略半楕円形に限らず、長軸が外壁1の周方向に沿った半長円、長方形あるいは半円であっても良い。また、小孔12bの開口部に不図示の邪魔板部材を配したものであっても良い。これらの形状等は、小孔12bから吐出される泡洗浄液が外壁1の壁面1aに沿って幅広く広がって流下するよう設定される。
また、本実施形態では、給水源3として上水道を適用し、その水圧により外壁面1aへの吐水口12からの吐出圧が適切な吐出圧となるよう設定しているが、水圧を高めるためにさらにポンプ等を配設するようにしてもよい。
特に、建物Aが人通りの多い道路に面している場合等では、上記のような洗浄実行時間を設定することで、人通りの少ない時間帯等に洗浄を自動的に実行させることができる。
尚、上記実施形態とは、主に吐水用管路の取付構造が異なり、他の構成については、同様であるので説明を省略する。
また、軒天2aにも同様の軒天側係止具19が固着されており、この軒天側係止具19のL字下辺端部近傍上面に、上記係止突起18aと同様の係止突起19aが突設されている。
各係止具18及び軒天側係止具19のそれぞれ固着位置は、吐水用管路11Baが外壁上端部1bに取付けられた際に、側部短片部11cが外壁面1aに当接するよう適宜、設定される。
また、泡洗浄液生成装置の構成も上記したものに限られず、給水源から供給された供給水に気泡を含有させて泡洗浄液を生成可能なものであればよい。また、泡洗浄液に含有させる気泡は、ミクロンオーダーのマイクロバブルや、ナノオーダーのナノバブルとしてもよい。
1a 外壁面
3 給水源
10、10A 外壁洗浄装置
11 給液管路
11a、11Aa、11Ba 吐水用管路
12 吐水口
12a スリット開口(吐水口)
12b 小孔(吐水口)
13、13A 泡洗浄液生成装置
14A エジェクタ部
14B ベンチュリー管状部(微細気泡発生部)
14C 洗剤液導入部
15c ポンプ(洗剤液導入遮断手段)
15d 制御弁(洗剤液導入遮断手段)
A 建物
S 洗剤液
WA,WAS 泡洗浄液
Claims (5)
- 建物の外壁を洗浄するための外壁洗浄装置であって、
給水源に配管接続され、該給水源から供給された供給水に気泡を含有させた泡洗浄液を生成する泡洗浄液生成装置と、該泡洗浄液生成装置に接続され、前記泡洗浄液を給液する給液管路と、前記建物の外壁上部に沿うように配管され、前記給液管路に接続された吐水用管路と、該吐水用管路に形成され、前記泡洗浄液を前記建物の外壁面に沿わせて流下させる吐水口と、を備えており、
前記吐水口は、前記外壁の周方向に伸びる形状とされたスリット開口であることを特徴とする外壁洗浄装置。 - 請求項1において、
前記吐水口は、断面視で下方に向かうに従い先細り形状とされていることを特徴する外壁洗浄装置。 - 請求項1または2において、
前記吐水口は、前記外壁面と該外壁面に対向する外壁対向面との間に形成される隙間であることを特徴する外壁洗浄装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記泡洗浄液生成装置は、空気を導入するエジェクタ部と、洗剤液を導入するための洗剤液導入部と、該エジェクタ部及び該洗剤液導入部の下流側に配設された微細気泡発生部とを備え、前記給水源からの給水によって、前記洗剤液と水とを混合させると共に、外気を吸い込んで該混合水に微細な気泡を発生させる構成にしていることを特徴とする外壁洗浄装置。 - 請求項4において、
前記泡洗浄液生成装置は、前記洗剤液導入部への洗剤液の導入を遮断する洗剤液導入遮断手段を更に備えていることを特徴とする外壁洗浄装置。
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