JP5232070B2 - フェンス用継手座金 - Google Patents

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Description

この発明は、フェンス用継手座金、特に、支柱とパネルとの間に形成された隙間を確実に塞ぐことができるフェンス用継手座金に関するものである。
防音と目隠し効果を兼ねた防音目隠しフェンスは、図6の正面図、および、図6の部分拡大図である図7に示すように、上下の胴縁13間に取り付けられた鉄板等からなるパネル12を、支柱11間に継手14を介して固定したものからなっている。
従来、上記のような防音目隠しフェンスにおいては、パネル12の左右端部を補強するために、パネル12の端部の表裏両面にパネル端部押え金具15をボルト止めしていた。以下、このフェンス用パネル端部押え金具を従来押え金具という。従来押え金具15は、図8の平面図に示すように、鋼板等の平板の幅方向両端部に半円形状のリブを形成したものからなっている。
上述した従来押え金具15によれば、これをパネル12の端部の両面に固定することにより、パネル12の端部が補強されるので、パネル12の変形を防止することができる。
しかしながら、従来押え金具15は、単にパネル12の端部を挟み込んでパネル12を補強する機能のみであるので、図7に示すように、支柱11とパネル12の左右端部との間に生じた隙間(S)を塞ぐことはできなかった。隙間(S)は、支柱11間にパネル12を固定してフェンスを構築する関係上、ゼロにすることはできない。支柱11とパネル12の端部との間に隙間(S)が生じると、防音と目隠し機能とが損われるといった問題があった。
そこで、上記問題を解決するために、図9の斜視図に示すようなパネル端部押え金具16が提案された。以下、このパネル端部押え金具16を改良押え金具という。
この改良押え金具16は、平板を平面形状Z形に折り曲げて、一側片16A、中央片16Bおよび他側片16Cを形成したものからなっている。一側片16Aには、一側片16Aの長手方向に間隔をあけて複数個の長孔状のボルト孔17が形成されている。他側片16Cは、改良押え金具が取り付けられたフェンスの部分斜視図である図10、および、図10のA−A線断面図である図11に示すように、フェンスの支柱11に当接される。
上記改良押え金具16によれば、以下のようにして、支柱11とパネル12の端部との間の隙間(S)を塞ぐことができる。
先ず、図10および図11に示すように、パネル12の端部の表裏両面に押え金具固定用ボルト18により改良押え金具16を取り付ける。次いで、胴縁13と改良押え金具16とが取り付けられたパネル12を継手14によって支柱11に固定する。このようにして、パネル12を支柱11に固定したら押え金具固定用ボルト18を緩め、支柱11側に、他方片16Cが支柱11に当接するまで移動させる。改良押え金具16の支柱11側への移動は、一方片16Aに形成されたボルト孔17が長孔になっているので容易に行える。この後、押え金具固定用ボルト18を本締めして、改良押え金具16をパネル12に固定する。これによって、支柱11とパネル12の端部との間の隙間(S)は塞がれる。
しかしながら、改良押え金具16を使用しても、フェンスをフェンスの表側から見た図4に示すように、支柱11とパネル12の端部との間の隙間(S0)を塞ぐことはできなかった。なお、図4に示す隙間(S0)は、後述するように、この発明のフェンス用継手座金により塞がれている。改良押え金具16の長さが上下胴縁13間の間隔と等しければ、上記隙間(S0)は形成されないが、施工上、若干の隙間(S0)が形成される。
上記隙間(S0)が形成されると、上記隙間(S)が形成された場合と同様に、防音と目隠し機能とが損われるといった問題があった。
従って、この発明の目的は、継手の座金として機能すると共に、支柱とパネルの端部との間の隙間(S0)を確実に塞ぐことができる、フェンス用継手座金を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、防音目隠しフェンスの支柱に、端部にパネル押え金具が取り付けられているパネルの胴縁を固定するフェンス用継手座金において、座金本体と、前記座金本体の一端側に、前記座金本体と段差をつけて形成された隙間閉塞用片とからなり、前記座金本体には、水平孔と垂直孔とからなるL字状ボルト孔が上下に間隔をあけ、かつ、前記垂直孔が外側を向き、前記水平孔が互いに平行になるように形成され、前記隙間閉塞用片は、前記座金本体より長く形成され、前記隙間閉塞用片の上下端には、前記支柱と前記パネルとの間の隙間(S0)を塞ぐ突出部が形成されていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、支柱にパネルの胴縁を固定する継手の座金としての機能と、支柱とパネルの端部との間の隙間(S0)を塞ぐことができる機能と合わせ持つことができる。
この発明のフェンス用継手座金を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 この発明のフェンス用継手座金を使用して構築されたフェンスをフェンスの裏側から見た部分斜視図である。 この発明のフェンス用継手座金を使用して構築されたフェンスをフェンスの表側から見た部分斜視図である。 この発明のフェンス用継手座金の取り付け方法を示す正面図であり、(a)は、継手座金の最初の取り付け状態を示す図、(b)は、継手座金を90°回転させた状態を示す図である。 この発明のフェンス用継手座金の取り付け方法を示す正面図であり、(c)は、胴縁固定用ボルトが継手座金のボルト孔の水平孔に移動するように継手座金を下方に移動させた状態を示す図、(d)は、継手座金を支柱側に移動させた状態を示す図である。 防音目隠しフェンスを示す正面図である。 図6の部分拡大図である。 従来押え金具を示す平面図である。 改良押え金具を示す斜視図である。 改良押え金具が取り付けられたフェンスの部分斜視図である。 図10のA−A線断面図である。
この発明のフェンス用継手座金の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明のフェンス用継手座金を示す斜視図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、この発明のフェンス用継手座金を使用して構築されたフェンスをフェンスの裏側から見た部分斜視図である。
図1から図3に示すように、この発明のフェンス用継手座金1は、座金本体2と、座金本体2の一端側に段差(L)をつけて形成された隙間閉塞用片3とからなっている。段差(L)は、継手座金1を固定したときに、隙間閉塞用片3が座金本体2に対して外方に位置するように形成されている。段差(L)をつけることによって、図11に示すように、座金本体2と改良押え金具16の中央片16Bおよび他側片16Cとの干渉を防止することができる。座金本体2には、水平孔4Aと垂直孔4Bとからなる2個のL字状ボルト孔4が間隔をあけて、垂直孔4Bを外側に向けて互いに平行に形成されている。隙間閉塞用片3は、座金本体2より長く形成され、上下端に突出部3Aが形成されている。
この発明のフェンス用継手座金による支柱とパネルの端部との間の隙間(S0)の閉塞方法を、図面を参照しながら説明する。
図5は、この発明のフェンス用継手座金の取り付け方法を示す正面図であり、図5−1の(a)は、継手座金の最初の取り付け状態を示す図、(b)は、継手座金を90°回転させた状態を示す図、図5−2の(c)は、パネル固定用ボルトが継手座金のボルト孔の水平孔に移動するように継手座金を下方に移動させた状態を示す図、(d)は、継手座金を支柱側に移動させた状態を示す図である。
なお、この発明のフェンス用継手座金1は、図4に示すように、端部の支柱11にパネル12を固定するための継手14の座金であり、継手14は、継手固定用ボルト5により支柱11に固定されている。
先ず、図5−1の(a)に示すように、パネル固定用ボルト6がこの発明のフェンス用継手座金1の下部のボルト孔4の水平孔4Aの外側端に来るように、継手座金1を支持する。このとき継手座金1は、支柱11から離れているので、支柱11に接触することはない。次に、図5−1の(b)に示すように、パネル固定用ボルト6を中心として、継手座金1を90°支柱11方向に回転させる。このときも継手座金1は、支柱11から離れているので、支柱11に接触することはない。次に、図5−2の(d)に示すように、パネル固定用ボルト6がボルト孔4の水平孔4Aに移動するように、継手座金1を下方に移動させる。次に、図5−2の(c)に示すように、継手座金1を支柱11方向に移動させる。この後、継手座金1の上部のボルト孔4に別のパネル固定用ボルト6を通して、パネル固定用ボルト6を本締めする。
このようにして、この発明の継手座金1によれば、継手14の座金として機能すると共に、支柱11とパネル12の端部との間の隙間(S0)がフェンスの裏側から継手座金1の隙間閉塞用片3の突出部3Aによって塞がれる。なお、隙間閉塞用片3は、座金本体2に対して段差がついていて、突出部3Aは、隙間(S0)側に接近しているので、隙間(S0)は確実に閉塞される。
以上の説明は、端部の支柱11とパネル12との間の隙間(S0)を塞ぐ場合であるが、中間の支柱11とパネル12との間の隙間(S0)も同様にして塞ぐことができる。
1:この発明のフェンス用継手座金
2:座金本体
3:隙間閉塞用片
3A:突出部
4:ボルト孔
4A:水平孔
4B:垂直孔
5:継手固定用ボルト
6:パネル固定用ボルト
11:支柱
12:パネル
13:胴縁
14:継手
15:従来押え金具
16:改良押え金具
16A:一側片
16B:中央片
16C:他側片
17:ボルト孔
18:押え金具固定用ボルト

Claims (1)

  1. 防音目隠しフェンスの支柱に、端部にパネル押え金具が取り付けられているパネルの胴縁を固定するフェンス用継手座金において、
    座金本体と、前記座金本体の一端側に、前記座金本体と段差をつけて形成された隙間閉塞用片とからなり、前記座金本体には、水平孔と垂直孔とからなるL字状ボルト孔が上下に間隔をあけ、かつ、前記垂直孔が外側を向き、前記水平孔が互いに平行になるように形成され、前記隙間閉塞用片は、前記座金本体より長く形成され、前記隙間閉塞用片の上下端には、前記支柱と前記パネルとの間の隙間(S0)を塞ぐ突出部が形成されていることを特徴とするフェンス用継手座金。
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